JP3329688B2 - レンジフード - Google Patents

レンジフード

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JP3329688B2
JP3329688B2 JP09877697A JP9877697A JP3329688B2 JP 3329688 B2 JP3329688 B2 JP 3329688B2 JP 09877697 A JP09877697 A JP 09877697A JP 9877697 A JP9877697 A JP 9877697A JP 3329688 B2 JP3329688 B2 JP 3329688B2
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昌彦 河崎
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松下精工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送風機の運転制御
を制御スイッチ等に非接触状態で可能とした調理台上方
に設置されるレンジフードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭において調理する機会が多く
なるに伴い調理時に発生する湯煙を屋外に排出するレン
ジフードが普及されるようになってきており、更に使い
勝手を良くするために制御スイッチに非接触状態でもっ
て簡単に運転を制御できるレンジフードの要求が高まっ
てきている。
【0003】従来、押しボタンスイッチを操作しなくて
も、運転を制御する換気扇として、人感センサーを換気
扇の設置される壁部に設け、使用者の手が人感センサー
により検知されたときに、人感センサーからの入力信号
が基準電圧と比較して大きいときに、手の移動があった
と判断し、制御装置を作動して換気扇の運転を制御する
ものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の換気
扇の構成では、1つの人感センサーを用いて検知するた
め、調理中の手や人体が検知されても、運転を制御する
ためにかざした手と判断してしまい、誤動作を生じ、使
い勝手が悪いという課題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、2つ
のセンサー部を用いて誤検知を防止してスイッチ操作部
に非接触状態で正確に運転を制御できるレンジフードを
提供できる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のレンジフードに
おいては、レンジフード本体の下方にかざした使用者の
手を検知する第1のセンサー部と、手が移動したところ
で検知するように前記第1のセンサー部と所定間隔をあ
けて設けられる第2のセンサー部と、前記第1のセンサ
ー部と第2のセンサー部からの2つの検知信号の入力に
よりレンジフードの運転を制御する制御部を備えたもの
である。
【0007】この本発明によれば、2つのセンサー部を
用いて誤検知を防止して、スイッチ操作部に非接触状態
で正確に運転を制御できるレンジフードを提供できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、下面と前面を開口し、内部に送風機を設け、調理台
の上方に配設されるフードおよび、フードの前面開口を
覆う形状で下面が開口されたフロントフードにより形成
されたレンジフード本体の下方にかざした使用者の手を
検知する第1のセンサー部と、手が移動したところで検
知するように前記第1のセンサー部と所定間隔をあけて
設けられる第2のセンサー部と、検知信号の入力により
前記送風機の運転を制御する制御部と、前記送風機の風
量設定手段とを備え、前記第1のセンサー部と第2のセ
ンサー部からの2つの検知信号が入力されたときに前記
制御部が制御動作を行う構成としたレンジフードの構成
としたものであり、第1のセンサー部と第2のセンサー
部を用いて検知することで、第1のセンサー部から第2
のセンサー部の方へ手が動いたことが検知されることと
なり、運転を制御するために意識してかざした手の動き
であることが確認され、誤検知が防止され、正確に運転
が制御されるという作用を有する。
【0009】以下、本発明の実施の形態について図1〜
図11を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1〜図5に示すように、下面と前面
を開口し、内部に送風機1を設けたフード2およびフー
ド2の前面を覆う形状で下面が開口されたフロントフー
ド3によりレンジフード本体4を形成し、運転を制御す
るためにレンジフード本体4の下方にかざした使用者の
手5を検知する第1のセンサー部6と所定の範囲手5が
移動したところで検知するように第1のセンサー部6と
所定間隔をあけて設けられる第2のセンサー部7を有
し、第1のセンサー部6と第2のセンサー部7からの2
つの検知信号が入力されたことを判定する入力判断手段
8により判定して送風機1の運転を制御する制御部9
と、送風機1の風量をあらかじめ強、中、弱と設定する
風量設定手段10および、レンジフード本体4の下方の
調理台11を照射するランプ(図示せず)のスイッチ1
2を設けた制御盤13をフロントフード3に設け構成す
る。
【0010】上記構成において、レンジフードを運転す
るときには、レンジフード本体4の下方に使用者が手5
をかざし一定の範囲移動させることにより、かざした手
5が第1のセンサー部6で検知され、かざした手を移動
させることにより第2のセンサー部7が移動した手を検
知し、第1のセンサー部6と第2のセンサー部7からの
2つの検知信号が入力されたことを制御部9の入力判定
手段8により判定したのち、あらかじめ風量設定手段1
0で設定された風量でもって送風機1が運転されるよう
に制御部9が動作してレンジフードが運転される。
【0011】そして、レンジフードの運転を停止すると
きには、レンジフード本体4の下方に再度手5をかざ
し、手5を移動することにより、第1のセンサー部6と
第2のセンサー部7からの2つの検知信号が制御部9に
入力され、入力判定手段8により判定したのち、制御部
9の動作が運転から停止に切り替わり、送風機1の運転
が停止されることとなる。
【0012】このように本発明の実施の形態1のレンジ
フードによれば、第1のセンサー部6により検知される
物体が大きい場合には、同時に第2のセンサー部7によ
っても検知されるとともに、検知時間が長くなるので、
制御部9の入力判定手段8により判定がなされず、レン
ジフードの運転が制御されないので、制御するためにか
ざした手5の動きを第1のセンサー部6と第2のセンサ
ー部7により正確に検知することができ、誤検知が防止
され、正確にレンジフードの運転を制御することができ
る。
【0013】なお、実施の形態1においては、第1のセ
ンサー部6に手5をかざし、第2のセンサー部7側に手
を移動させることにより制御できるという構成で説明し
たが、第2のセンサー部7に手5をかざし、第1のセン
サー部6側に手5を移動しても制御することができるこ
とはいうまでもない。
【0014】(実施の形態2)図6および図7に示すよ
うに、制御部9Aを、第1のセンサー部6の検知信号t
2と第2のセンサー部7の検知信号t3の発生の時間差t
1を判定する時間差判定手段8Aを設け、時間差判定手
段8Aの判定により制御動作を行う構成とする。
【0015】上記構成において、レンジフードを運転す
るときには、使用者が手5をかざし、一定の範囲手5を
移動させることにより、かざした手5が第1のセンサー
部6で検知され、かざした手5を移動させることによ
り、第2のセンサー部7が移動した手5を検知する。
【0016】そして、第1のセンサー部6の検知信号と
第2のセンサー部7の検知信号の発生の時間差t1を時
間差判定手段8Aにより判定し、制御部9Aが動作して
送風機1を駆動し、レンジフードが運転される。
【0017】また、レンジフードの運転を停止するとき
には、再度手5をかざし移動することにより、運転時と
同様に作用し、制御部9Aの動作が運転から停止に切り
替わり送風機1の運転が停止される。
【0018】このように本発明の実施の形態2のレンジ
フードによれば、第1のセンサー部6と第2のセンサー
部7の検知信号の発生の時間差t1を時間差判定手段8
Aで判定することにより、なべを移動させるときの動作
や、調理作業時の動作と手かざしの動作とを区別するこ
とができ、制御部9Aにより的確にレンジフードの運転
を制御することができる。
【0019】(実施の形態3)図8および図9に示すよ
うに、制御部9Bを第1のセンサー部6が検知した信号
2の発生が所定時間P1内に消滅したことを判定する消
滅時間判定手段8Bを設け、消滅時間判定手段8Bの判
定により制御動作を行う構成とする。
【0020】上記構成において、レンジフードを運転す
るときには、使用者が手5をかざし、一定の範囲手5を
移動させることにより、かざした手5を第1のセンサー
部6で検知した信号t2の発生が手5を第2のセンサー
部7側に移動することにより消滅するので、消滅したこ
とを消滅時間判定手段8Bにより判定し、制御部9Bが
動作して送風機1が駆動し、レンジフードが運転され
る。
【0021】また、レンジフードの運転を停止するとき
には、再度手5をかざし移動することにより、運転時と
同様に作用し、制御部9Bの動作が運転から停止に切り
替わり送風機1の駆動が停止し、レンジフードの運転が
停止される。
【0022】このように本発明の実施の形態3のレンジ
フードによれば、第1のセンサー部6で検知した信号t
2が手5の移動により消滅することで手5の移動を検知
することができ、調理作業による手の動きや、頭や人体
の一部と手かざし動作による手の移動が区別でき、的確
にレンジフードの運転を制御することができる。
【0023】(実施の形態4)図10および図11に示
すように、制御部9Cを、第1のセンサー部6の検知信
号t2および第2のセンサー部7の検知信号t3が発生し
て消滅するまでの所定の時間t0以上であるかどうかを
判定する所定時間判定手段8Cを設け、所定時間判定手
段8Cの判定により制御動作を行う構成とする。
【0024】上記構成において、レンジフードを運転す
るときには、使用者が手をかざし、一定の範囲手5を移
動させることにより、かざした手が第1のセンサー部6
で検知され検知信号t2が発生し、手5が移動し、第2
のセンサー部7で検知された検知信号t3が発生するの
で、第1のセンサー部6の検知信号t2および第2のセ
ンサー部7で検知された検知信号t3を所定の時間t0
の関係が、t2>t0、t 3>t0であるかどうかを所定時
間判定手段8Cで判定し、所定の時間t0以上であると
判定したときには制御部9Cが動作して送風機1が駆動
しレンジフードが運転される。
【0025】また、レンジフードの運転を止するとき
には、再度手をかざし移動することにより、運転時と同
様に作用し、制御部9Cの動作が運転から停止に切り替
わり送風機1の駆動が停止し、レンジフードの運転が停
止される。
【0026】このように本発明の実施の形態4のレンジ
フードによれば、第1のセンサー部6および第2のセン
サー部7により検知される検知信号の持続時間を所定時
間以上とすることにより、調理時のすばやい動作と手か
ざし動作を区別することができる。また、調理の際に使
用する小物の器具を通過と手かざし動作を区別すること
ができ、的確にレンジフードの運転を制御することがで
きる。
【0027】
【発明の効果】以上の実施の形態から明らかなように、
本発明によればレンジフード本体の下方にかざした使用
者の手を検知する第1のセンサー部と、手が移動したと
ころで検知するように前記第1のセンサー部と所定間隔
をあけて設けられた第2のセンサー部からの2つの検知
信号の入力によりレンジフードの運転を制御する制御部
を設けているので、誤検知を防止して、スイッチ操作部
に非接触状態で正確に運転を制御できるレンジフードを
提供することができる。
【0028】また、制御部を、第1のセンサー部の検知
信号と第2のセンサー部の検知信号の発生の時間差によ
り制御動作をする構成としたので、制御するためにかざ
した手の動きを正確に検知することができ、正確にレン
ジフードの運転が制御される。
【0029】また、制御部を、第1のセンサー部で検知
した信号の発生が所定時間内に消滅する場合に制御動作
をする構成としたので、なべを移動させるときの動作
や、調理作業の動作と手かざしの動作を区別して的確に
運転を制御できる。
【0030】また、制御部を、第1のセンサー部および
第2のセンサー部が検知した信号が発生して消滅するま
での時間が所定以上であるとき動作をする構成としたの
で、調理時のすばやい動作と手かざし動作を区別するこ
とができ、的確に運転を制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のレンジフードの制御の
構成を示すブロック図
【図2】同レンジフードの設置の制御の構成を示す側面
【図3】同レンジフードの制御盤の構成を示す斜面図
【図4】同レンジフードに制御盤を設置した状態を示す
断面図
【図5】同レンジフードのセンサー部における検知状態
を示す正面図
【図6】本発明の実施の形態2のレンジフードの制御の
構成を示すブロック図
【図7】同レンジフードの検知信号の発生の時間差を示
すタイムチャート
【図8】本発明の実施の形態3のレンジフードの制御の
構成を示すブロック図
【図9】同レンジフードの検知信号の発生と消滅の時間
を示すタイムチャート
【図10】本発明の実施の形態4のレンジフードの制御
の構成を示すブロック図
【図11】同レンジフードの検知信号が発生して消滅す
るまでの時間と所定時間を示すタイムチャート
【符号の説明】
1 送風機 2 フード 3 フロントフード 4 レンジフード本体 5 手 6 第1のセンサー部 7 第2のセンサー部 9 制御部 9A 制御部 9B 制御部 9C 制御部 10 風量設定手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面と前面を開口し、内部に送風機を設
    け、調理台の上方に配設されるフードおよび、フードの
    前面開口を覆う形状で下面が開口されたフロントフード
    により形成されたレンジフード本体の下方にかざした使
    用者の手を検知する第1のセンサー部と、手が移動した
    ところで検知するように前記第1のセンサー部と所定間
    隔をあけて設けられる第2のセンサー部と、検知信号の
    入力により前記送風機の運転を制御する制御部と、前記
    送風機の風量設定手段とを備え、前記第1のセンサー部
    と第2のセンサー部からの2つの検知信号が入力された
    ときに前記制御部が制御動作を行う構成としたレンジフ
    ード。
  2. 【請求項2】 制御部を、第1のセンサー部の検知信号
    と第2のセンサー部の検知信号の発生の時間差により制
    御動作をする構成とした請求項1記載のレンジフード。
  3. 【請求項3】 制御部を、第1のセンサー部で検知した
    信号の発生が所定時間内に消滅する場合に制御動作をす
    る構成とした請求項1記載のレンジフード。
  4. 【請求項4】 制御部を、第1のセンサー部および第2
    のセンサー部が検知した信号が発生して消滅するまでの
    時間が所定以上であることを判定して制御動作をする構
    成とした請求項1記載のレンジフード。
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