JPH09259550A - 磁気ヘッド装置の配線構造、配線方法およびフレクチャ - Google Patents

磁気ヘッド装置の配線構造、配線方法およびフレクチャ

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JPH09259550A
JPH09259550A JP9194396A JP9194396A JPH09259550A JP H09259550 A JPH09259550 A JP H09259550A JP 9194396 A JP9194396 A JP 9194396A JP 9194396 A JP9194396 A JP 9194396A JP H09259550 A JPH09259550 A JP H09259550A
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JP
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flexure
magnetic head
slider
load beam
head element
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Yoshiki Kasahara
芳樹 笠原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リード線をプリント配線する場合に、フレク
チャのねじれ剛性の増大を防止する。 【解決手段】 リード線116,118,120,12
2がプリント配線されたプリント配線基板114をフレ
クチャ92に固定配設する。フレクチャ92のスライダ
固定部100にスライダ10を固定する。スライダ10
のロール方向およびピッチ方向の動きを許容する撓み部
102,104の位置では、プリント配線基板114を
撓み部102,104から離して側方空間上に宙吊り状
態に配設する。プリント配線基板114が固定配設され
たフレクチャ92はロードビーム90に固定配設され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気ヘッド素子
を形成したスライダをサスペンションに支持する構造を
有する磁気ヘッド装置において、磁気ヘッド素子に書き
込み信号を供給しあるいは当該磁気ヘッド素子で検出さ
れる読み取り信号を取り出すためのリード線をプリント
配線するための配線構造、配線方法およびフレクチャの
構造に関し、プリント配線のためにサスペンションのね
じれ剛性が増加して、ディスク面に対するスライダの追
随性が悪化するのを防止したものである。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク装置等のディスク状磁気
記録媒体記録・再生装置における磁気ヘッド装置は、磁
気ヘッド素子を形成したスライダをサスペンションで支
持した構造を有し、サスペンションを駆動機構で移動さ
せることにより、磁気ヘッド素子をディスク状磁気記録
媒体上の任意の位置に位置決めして、情報の記録あるい
は再生を行なう。
【0003】磁気ヘッド装置においては、磁気ヘッド素
子から引き出された配線の端子(ヘッド端子)がスライ
ダの端面に固定形成され、サスペンションに配線された
リード線をヘッド端子に接続することにより、このリー
ド線を通して磁気ヘッド素子に記録信号を供給し、ある
いは磁気ヘッド素子で検出された再生信号をリード線を
通して外部に取り出す。
【0004】従来の磁気ヘッド装置においては、リード
線を独立した被覆ケーブルで構成し、これをサスペンシ
ョンに沿って配設してヘッド端子に接続したものが一般
的であったが、リード線の引き回しによる浮上特性の悪
化を防止する等の目的で、リード線をサスペンションに
プリント配線したものが提案されている。
【0005】従来におけるプリント配線によるリード線
の配線構造の一例を図2に示す。図2(1)はスライダ
10をサスペンション18に連結する前の状態で、スラ
イダ10の端面12には、MR(磁気抵抗)型・誘導型
複合薄膜磁気ヘッド等の磁気ヘッド素子14が配設され
ている。磁気ヘッド素子14の先端部14aはスライダ
10の記録媒体対向面の左右一方のレール面16に臨ん
でいる。磁気ヘッド素子14からは薄膜で形成された配
線20,22,24,26(MR型ヘッドおよび誘導型
ヘッドから2本ずつ)が引き出されている。配線20,
22,24,26の端部はスライダ端面12の記録媒体
対向面と反対側のエッジ28に沿って直線状に並べら
れ、これにより外部に露出したヘッド端子30,32,
34,36を固定形成している。
【0006】サスペンション18の表面18aには絶縁
膜が被覆され、その上にリード線38,40,42,4
4がプリント配線されている。リード線38,40,4
2,44の一端部はサスペンション18の先端部近傍の
スライダ取付位置の近くでヘッド端子30,32,3
4,36と対面する位置に沿って一直線上に並べられ、
これにより外部に露出したサスペンション端子46,4
8,50,52を固定形成している。リード線38,4
0,42,44の上面は、先端のサスペンション端子4
6,48,50,52の部分を除き保護用の絶縁膜で被
覆されている。リード線38,40,42,44の他端
部は、サスペンション18に沿ってその基端(サスペン
ション18の付け根)近くまで導かれ、そこで他端部の
端子を形成し、この端子に別のリード線が接続されて、
回路部に接続される。
【0007】サスペンション18にスライダ10を取付
ける手順は、まずスライダ10のヘッド端子30,3
2,34,36とサスペンション端子46,48,5
0,52とがそれぞれ直角に突き合わさるようにサスペ
ンション18上にスライダ10を正確に位置決めし、そ
の状態を保持して接着剤を用いてサスペンション18に
スライダを接着する。次いで、図2(2)のようにヘッ
ド端子30,32,34,36とサスペンション端子4
6,48,50,52との突き合わせ隅部に金ボール5
4,56,58,60をそれぞれ溶着して両端子間を電
気的に接続して取付けを完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】磁気ヘッド装置のサス
ペンションは、ディスク面にうねりや反りがあっても、
またサスペンションを構成するロードビームに変形やね
じれがあっても、スライダがディスク面に対し常に所定
の姿勢を保持して追随できるように、ロール方向(左右
方向)あるいはピッチ方向(前後方向)に容易に撓める
ことが必要である。ところが、前記従来のリード線の配
線構造によれば、図2のI−I矢視断面図である図3に
示すように、サスペンション18の幅W0 が広くなるた
め、サスペンション18のねじれ剛性(Roll St
iffness)が大きくなり、スライダ10のロール
動作あるいはピッチ動作を妨げて、ディスク面に対する
追随性を悪化させる欠点があった。
【0009】この発明は、前記従来の技術における問題
点を解決して、リード線をサスペンションにプリント配
線することによるサスペンションのねじれ剛性の増加を
防止し、これによりディスク面に対するスライダの追随
性を良好にした磁気ヘッド装置の配線構造、配線方法お
よびフレクチャを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、リード線を
プリント配線基板にプリント配線した状態でフレクチャ
に取り付け、かつこのプリント配線基板がフレクチャの
撓み部(スライダのロール方向あるいはピッチ方向の動
作を実現するために撓む部分)を通る位置で、当該プリ
ント配線基板を当該撓み部を避けて空間上に配設したも
のである。
【0011】これによれば、リード線を配設したプリン
ト配線基板とフレクチャの撓み部とは分離されているの
で、フレクチャのねじれ剛性の増加を防ぐことができ、
これによりスライダのロール動作あるいはピッチ動作が
容易になり、ディスク面に対するスライダの追随性を良
好にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を以下説明
する。図4はこの発明によるフレクチャの構成の一例を
示したものである。(1)は分解して示した図、(2)
は組立状態を示す図である。フレクチャ62は薄い金属
板で構成されたもので、ロードビームに連結支持される
ロードビーム連結部64と、スライダ10を固定するス
ライダ固定部66と、ロードビーム連結部64とスライ
ダ固定部66との間にあってスライダ10に加わる外力
によってロール方向の撓みを生じる撓み部68とを有し
ている。
【0013】プリント配線基板70は樹脂フィルムで構
成されている。プリント配線基板70の上面には、リー
ド線72,74,76,78がプリント配線されてい
る。リード線72,74,76,78のスライダ10側
寄りの端部はサスペンション端子80,82,84,8
6を構成している。
【0014】スライダ10の端面12には、MR(磁気
抵抗)型・誘導型複合薄膜磁気ヘッド等の磁気ヘッド素
子14が配設されている。磁気ヘッド素子14の先端部
14aはスライダ10の記録媒体対向面の左右一方のレ
ール面16に臨んでいる。磁気ヘッド素子14からは薄
膜で形成された配線20,22,24,26(MR型ヘ
ッドおよび誘導型ヘッドから2本ずつ)が引き出されて
いる。配線20,22,24,26の端部はスライダ端
面12の記録媒体対向面と反対側のエッジ28に沿って
直線状に並べられ、これにより外部に露出したヘッド端
子30,32,34,36を固定形成している。
【0015】フレクチャ62には図4(2)に示すよう
に、プリント配線基板70が固定配設され、さらにスラ
イダ10がヘッド端子30,32,34,36とサスペ
ンション端子80,82,84,86とを突き合わせた
状態でフレクチャ62に固定配設される。ヘッド端子3
0,32,34,36とサスペンション端子80,8
2,84,86とは、金ボール88,90,92,94
を溶着して接続される。
【0016】以上の構成によれば、図4(b)のII−II
矢視断面図である図5に示すように、フレクチャ62の
幅W1 を小さくすることができるので、ねじれ剛性が小
さくなり、これによりスライダ10のロール動作あるい
はピッチ動作が容易になり、ディスク面に対するスライ
ダ10の追随性が良好になる。
【0017】
【実施例】この発明のより詳細な実施例を図1に示す。
また、この磁気ヘッド装置88のロードビーム90とフ
レクチャ92の接合前の状態を図6に示す。ロードビー
ム90はステンレス等の金属板で構成され、基端部のベ
ースプレート94がボイスコイルモータ等の駆動機構に
連結支持される。ロードビーム90の先端部近くにはデ
ィンプル96が突出形成されている。
【0018】フレクチャ92は板厚が25〜32μm程
度の薄板状ステレンス板等の可撓性を有する金属板で構
成されている。フレクチャ92の後端部はロードビーム
90に連結されるロードビーム連結部98を構成してい
る。フレクチャ92の先端部は、中央帯100とその両
側方の側方体102,104に分割されている。中央帯
100はスライダ固定部を構成するもので、スライダ1
0がエポキシ系接着剤等で取付固定される。側方帯10
2,104はロードビーム連結部98からスライダ固定
部100に至る途中に形成されて撓み部を構成し、スラ
イダ10に加わる外力によってロール方向(左右方向)
およびピッチ方向(前後方向)の撓みを生じて、スライ
ダ10をディスクの表面に対し所定の姿勢に保つ働きを
する。
【0019】撓み部102,104には上下方向の曲げ
剛さを弱めるために小孔106が形成されている。スラ
イダ固定部100と撓み部102,104とをつなぐ連
結部108,110は、図1のIII −III 矢視断面図で
ある図7に示すように傾斜面に形成され、スライダ10
がロール動作をする際の「逃げ」として機能する。
【0020】フレクチャ92とロードビーム90は、点
P1,P2においてレーザ溶接によって相互に連結され
てサスペンションを構成する。フレクチャ92とロード
ビーム90が連結された状態でディンプル96は図7に
示すように、スライダ固定部100に押圧当接し、スラ
イダ10はこの当接位置を支点として撓み部102,1
04の弾性力に抗してロール方向およびピッチ方向に動
作する。フレクチャ92の先端部には、スライダ固定部
100に延在してサスペンション端子固定部112が形
成されている。
【0021】プリント配線基板114は、厚さが20μ
m程度のポリイミド、エポキシ等の樹脂フィルムで構成
されている。プリント配線基板114は、ロードビーム
92の基端部付近を起点としてロードビーム90に沿っ
て配設され、途中2方向(114−1,114−2)に
分岐してフレクチャ92のロードビーム連結部98の両
側部上に沿って固定配設され、撓み部102,104を
通る位置では、撓み部102,104を避けてその側方
空間上に宙吊り状態に配設され、フレクチャ92の先端
部で分岐部分114−1,114−2が合流して、フレ
クチャ92のサスペンション端子固定部112上に固定
配設されている。プリント配線基板114は、フレクチ
ャ92の撓み能にあまり影響を与えず、かつ撓み部10
2,104の側方で平坦面状態を保持してリード線11
6,118,120,122を宙吊り状態に保持できる
程度の比較的小さな剛性を有していればよい。
【0022】プリント配線基板114には、4本のリー
ド線116,118,120,122が銅メッキ等で1
7μm程度の膜厚でプリント配線されている。リード線
116,118,120,122は、ロードビーム92
の基端側で、回路部との接続用端子124,126,1
28,130を構成している。リード線116,118
はプリント配線基板114の分岐部分114−1に配線
され、リード線120,122は分岐部分114−2に
配線されている(図1のIV−IV矢視断面図を図8に示
す。)。リード線116,118,120,122はス
ライダ10側で磁気ヘッド素子の端子と接続するサスペ
ンション端子132,134,136,138を構成し
ている。
【0023】尚、フレクチャ92とプリント配線基板1
14とは、これらが重なり合う面全体で接合されてアッ
センブリ140を構成している。このアッセンブリ14
0とロードビーム90とは、前述のように、図1の点P
1、P2において、フレクチャ92とロードビーム90
とをレーザ溶接で接合することにより連結される。な
お、プリント配線基板114とロードビーム90とが重
なり合う部分142,144は接着されていない。
【0024】ここで、図1のスライダ取付部付近の詳細
構成を図9に示す。スライダ10の端面12には、MR
(磁気抵抗)型・誘導型複合薄膜磁気ヘッド等の磁気ヘ
ッド素子14が配設されている。磁気ヘッド素子14の
先端部14aはスライダ10の記録媒体対向面の左右一
方のレール面16に臨んでいる。磁気ヘッド素子14か
らは薄膜で形成されたリード線20,22,24,26
(MR型ヘッドおよび誘導型ヘッドから2本ずつ)が引
き出されている。リード線20,22,24,26の端
部はスライダ端面12に直線状に並べられ、これにより
外部に露出したヘッド端子30,32,34,36を固
定形成している。スライダ10のヘッド端子30,3
2,34,36とフレクチャ92のサスペンション端子
132,134,136,138とは金線等のボンディ
ングワイヤ154,156,158,160によって接
続されている。
【0025】以上の構成の図1の磁気ヘッド装置88に
よれば、フレクチャ92の撓み部102,104の位置
でプリント配線基板114−1,114−2を撓み部1
02,104から離して空間上に配置したので、撓み部
102,104の幅W2 (図7)を小さく構成できる。
したがって、撓み部102,104のねじれ剛性が小さ
くなり、これによりスライダ10のロール動作あるいは
ピッチ動作が容易になり、ディスク面に対する追随性が
良好になる。
【0026】図1の磁気ヘッド装置88の製造方法の一
例を説明する。 (1)フレクチャ92とプリント配線基板114とを接
合したアッセンブリ140を作るために、まずフレクチ
ャ92を構成するステンレス等の薄板金属製のフレクチ
ャ素材にポリイミド等の樹脂フィルム層を成膜する。 (2)樹脂フィルム層の上に、リード線を構成する銅等
の金属層をメッキ等で成膜する。 (3)金属層の不要部をエッチングで除去して、リード
線116,118,120,122に分離する。 (4)フレクチャ素材の不要部をエッチングで除去し
て、フレクチャ92の形状に形成する。 (5)リード線116,118,120,122、フレ
クチャ92のいずれも積層されていない部分の樹脂フィ
ルム層をエッチングで除去して、アッセンブリ140を
完成する。 (6)アッセンブリ140とロードビーム90とを点P
1,P2(図1)においてレーザ溶接して接合する。接
合後、プリント配線基板114とロードビーム90が重
なり合う部分142,144を接着する。 (7)フレクチャ92のスライダ固定部100にスライ
ダ10を接着し、さらにスライダ10のヘッド端子3
0,32,34,36とフレクチャ92のサスペンショ
ン端子132,134,136,138とをワイヤ15
6,154,158,160をボンディングして接続し
て完成する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
サスペンションのねじれ剛性が増加するのを防止して、
スライダのディスク面に対する追随性を良好にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】 従来装置を示す斜視図である。
【図3】 図2のI−I矢視断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態を示す分解斜視図およ
び組立状態を示す斜視図である。
【図5】 図4(b)のII−II矢視断面図である。
【図6】 図1の磁気ヘッド装置の分解斜視図である。
【図7】 図1のIII −III 矢視断面図ある。
【図8】 図1のIV−IV矢視断面図ある。
【図9】 図1の磁気ヘッド装置のスライダ取付位置周
辺の拡大図である。
【符号の説明】
10 スライダ 14 磁気ヘッド素子 30,32,34,36 磁気ヘッド素子の端子 88 磁気ヘッド装置 90 ロードビーム 92 フレクチャ 98 ロードビーム連結部 100 スライダ固定部 102,104 撓み部 112 サスペンション端子固定部(磁気ヘッド素子の
端子との接続位置) 114 プリント配線基板 116,118,120,122 リード線 132,134,136,138 サスペンション端子 140 アッセンブリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッド装置の駆動機構に連結支持され
    るロードビームと、このロードビームの先端部に連結支
    持されるフレクチャとで構成されるサスペンションを有
    し、かつ前記フレクチャは前記ロードビームに連結され
    るロードビーム連結部と、磁気ヘッド素子を形成したス
    ライダを取付固定するスライダ固定部と、これらロード
    ビーム連結部とスライダ固定部との間にあって前記スラ
    イダに加わる外力によって撓みを生じて当該スライダを
    磁気記録媒体の表面に対し所定の姿勢に保持する撓み部
    とを有する磁気ヘッド装置において、 前記磁気ヘッド素子に書き込み信号を供給しあるいは当
    該磁気ヘッド素子で検出される読み取り信号を取り出す
    ためのリード線を、フィルム状のプリント配線基板に薄
    膜状の導線をプリント配線して構成し、 前記リード線が配線されたプリント配線基板を前記ロー
    ドビームおよび前記フレクチャに沿って前記磁気ヘッド
    素子の端子との接続位置まで配設して固定し、かつ当該
    プリント配線基板が前記フレクチャの前記撓み部を通る
    位置では、当該プリント配線基板を当該撓み部を避けて
    空間上に配設し、 さらに前記リード線の前記スライダ寄りの端子と前記磁
    気ヘッド素子の端子とを接続してなる磁気ヘッド装置の
    配線構造。
  2. 【請求項2】磁気ヘッド装置の駆動機構に連結支持され
    るロードビームと、このロードビームの先端部に連結支
    持されたフレクチャとを有し、かつ前記フレクチャは前
    記ロードビームに連結されるロードビーム連結部と、磁
    気ヘッド素子を形成したスライダを取付固定するスライ
    ダ固定部と、これらロードビーム連結部とスライダ固定
    部との間にあって前記スライダに加わる外力によって撓
    みを生じて当該スライダを磁気記録媒体の表面に対し所
    定の姿勢に保持する撓み部とを有する磁気ヘッド装置に
    おいて、前記磁気ヘッド素子に書き込み信号を供給しあ
    るいは当該磁気ヘッド素子で検出される読み取り信号を
    取り出すためのリード線を前記ロードビームおよび前記
    フレクチャに沿って前記磁気ヘッド素子の端子との接続
    位置まで配線する方法であって、 前記フレクチャを構成する薄板金属性のフレクチャ素材
    にプリント配線基板を構成する非導電性のフィルム材を
    積層し、かつ当該フィルム材に前記リード線を構成する
    導電性のリード線素材を積層し、 前記リード線素材を所定のリード線パターンにエッチン
    グし、かつ前記フレクチャ素材を所定のフレクチャパタ
    ーンにエッチングして、前記リード線が配線されたプリ
    ント配線基板を、前記撓み部を通る位置では当該撓み部
    を避けて空間上に配設した状態で前記フレクチャに固定
    配設したアッセンブリを作り、 その後前記フレクチャのスライダ固定部にスライダを取
    付固定し、かつ当該フレクチャの前記ロードビーム連結
    部を前記ロードビームに連結して前記アッセンブリを前
    記ロードビームに取り付け、さらに前記リード線の前記
    スライダ寄りの端子と前記磁気ヘッド素子の端子とを接
    続してなる磁気ヘッド装置の配線方法。
  3. 【請求項3】磁気ヘッド装置のロードビームの先端部に
    取付支持されるフレクチャであって、前記ロードビーム
    に連結されるロードビーム連結部と、磁気ヘッド素子を
    形成したスライダを取付固定するスライダ固定部と、こ
    れらロードビーム連結部とスライダ固定部との間にあっ
    て前記スライダに加わる外力によって撓みを生じて当該
    スライダを磁気記録媒体の表面に対し所定の姿勢に保持
    する撓み部とを有し、 前記磁気ヘッド素子に書き込み信号を供給しあるいは当
    該磁気ヘッド素子で検出される読み取り信号を取り出す
    ためのリード線を、フィルム状のプリント配線基板に薄
    膜状の導線をプリント配線して構成し、このプリント配
    線基板を前記ロードビーム連結部から前記磁気ヘッド素
    子の端子との接続位置まで固定配設し、かつ当該プリン
    ト配線基板が前記フレクチャの前記撓み部を通る位置で
    は、当該プリント配線基板を当該撓み部を避けて空間上
    に配設してなる磁気ヘッド装置のフレクチャ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6618220B2 (en) 2000-07-04 2003-09-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Head actuator and hard disc drive including the same

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6618220B2 (en) 2000-07-04 2003-09-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Head actuator and hard disc drive including the same

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