JPH09259528A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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Publication number
JPH09259528A
JPH09259528A JP6662196A JP6662196A JPH09259528A JP H09259528 A JPH09259528 A JP H09259528A JP 6662196 A JP6662196 A JP 6662196A JP 6662196 A JP6662196 A JP 6662196A JP H09259528 A JPH09259528 A JP H09259528A
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JP
Japan
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data
magnetic
magnetic disk
write
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Application number
JP6662196A
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English (en)
Inventor
Jiyunsaku Ueda
順筰 上田
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気ディスクに対する記録再生速度を容易に高
速化する。 【解決手段】書き込みデータWDをデータ分配回路20
9で2系列のデータWDa,WDbに分配し、夫々のデ
ータWDa,WDbに対してデータ処理回路210a,
210bで誤り訂正符号の付加処理、ディジタル変調処
理等を施した後に、書き込み補償回路211a,211
bを介して記録アンプ212a,212bに供給する。
これにより、書き込みデータWDを、磁気ディスク20
1の隣接した2本のトラックに磁気ヘッド202a,2
02bで並行して書き込む。また、磁気ディスク201
の隣接した2本のトラックより磁気ヘッド202a,2
02で並行してデータを再生する。そして、夫々の再生
データに対してデータ処理回路217a,217bでデ
ィジタル復調処理、誤り訂正処理等を施してデータRD
a,RDbを得、それらをデータ合成回路218で合成
して読み出しデータRDを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータシ
ステム等の外部記憶装置として使用されるハードディス
ク装置等に適用して好適な磁気ディスク装置に関する。
詳しくは、磁気ディスクの隣接した複数のトラックに対
して複数の磁気ヘッドで並行して記録再生することによ
って、記録再生速度を高速化しようとした磁気ディスク
装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のハードディスク装置10
0の一例を示している。
【0003】ハードディスク装置100は、磁気ディス
ク101のトラックにデータを書き込むと共に、そのト
ラックよりデータを読み出すための磁気ヘッド102を
有している。ここで、磁気ディスク101には、図5A
に示すように、回転方向にサーボ領域SARおよびデー
タ領域DARが交互に設けられている。
【0004】サーボ領域SARには、サーボ情報が予め
記録される。サーボ情報は、磁気ディスク101の回転
に同期したクロック信号を得るためのクロックマーク、
トラックアドレス情報を得るためのパターン、磁気ヘッ
ドのトラッキング情報を得るためのパターン等で構成さ
れる。
【0005】データ領域DARには、512バイト等の
セクターと呼ばれる単位でデータが記録される。そし
て、各セクターのデータにはセクターID(Sector Ide
ntification Code)やECC(誤り訂正符号)等が付加
されて記録される。セクターIDは、ヘッド番号、トラ
ック番号、セクター番号等の他に、そのセクターがディ
フェクト等により使用不能であることを示す情報等も持
っている。なお、磁気ディスク101の各トラックの間
には、図5Bに示すように、隣接トラックからのクロス
トークを防止するためのガードバンドGBが設けられて
いる。
【0006】また、図4に戻って、ハードディスク装置
100は、ホストコンピュータと接続するためのインタ
フェース部105と、装置全体の動作を制御するための
マイクロプロセッサ(MPU)106と、このマイクロ
プロセッサ106の動作プログラム等を格納したROM
(read only memory)107とを有している。この場
合、ホストコンピュータより送られてくるライトコマン
ドやリードコマンドは、インタフェース部105を介し
てマイクロプロセッサ106に供給される。
【0007】また、ハードディスク装置100は、ホス
トコンピュータよりインタフェース部105を介して送
られてくる書き込みデータWDを一時的に記憶する書き
込みデータバッファ108と、このバッファ108より
書き込みタイミングで読み出された書き込みデータWD
に対して誤り訂正符号の付加処理、ディジタル変調処理
等を施す書き込みデータ処理回路109とを有してい
る。ディジタル変調方式としては、例えばMFM(Modi
fied Frequency Modulation)方式やRLL(RunLength
Limited)方式等が使用されている。
【0008】また、ハードディスク装置100は、 デ
ータ処理回路109より出力される記録データに対して
書き込み補償をする書き込み補償回路110と、この書
き込み補償回路110の出力データに対応した記録電流
信号を得る記録アンプ111とを有している。書き込み
補償回路110では、高密度記録の際に発生する磁化反
転干渉による読み出し信号のピークシフトに対して書き
込み時の磁化反転タイミングの微少補正が行われる。
【0009】また、ハードディスク装置100は、読み
出し時に磁気ディスク101より磁気ヘッド102で再
生される信号を増幅するための再生アンプ112と、書
き込み時には記録アンプ111より出力される記録電流
信号を磁気ヘッド102に供給すると共に、読み出し時
には磁気ディスク101より磁気ヘッド102で再生さ
れる信号を再生アンプ112に供給する切換スイッチ1
13とを有している。この場合、切換スイッチ113の
W側の固定端子は記録アンプ111の出力側に接続さ
れ、そのR側の固定端子は再生アンプ112の入力側に
接続され、その可動端子は磁気ヘッド102に接続され
る。そして、切換スイッチ113の切り換えは、マイク
ロプロセッサ106によって制御される。
【0010】また、ハードディスク装置100は、再生
アンプ112の出力信号に対して読み出し補償をする読
み出し補償回路114と、この読み出し補償回路114
の出力信号より検出パルスを得る信号検出回路115と
を有している。読み出し補償回路114では、波形等化
によってピークシフトの減少化が行われる。また、信号
検出回路115では、再生波形のピークを検出すること
で検出パルスが得られる。
【0011】また、ハードディスク装置100は、信号
検出回路115より出力される検出パルスに対してディ
ジタル復調処理、誤り訂正処理等をして読み出しデータ
RDを得る読み出しデータ処理回路116と、このデー
タ処理回路116より出力される読み出しデータRDを
一時的に格納する読み出しデータバッファ117とを有
している。データ処理回路116では、上述したセクタ
ーIDの抽出も行われる。そして、このセクターIDは
マイクロプロセッサ106に供給される。
【0012】また、ハードディスク装置100は、磁気
ヘッド102を磁気ディスク101上の目標トラックに
位置決めするための位置制御回路121と、再生アンプ
112より出力されるサーボ領域SARの再生信号より
トラックアドレス情報TADやトラッキング情報TRA
を得て位置制御回路121に供給するための位置情報検
出器122とを有している。
【0013】上述せずも、磁気ヘッド102は回転自在
のピボットに保持されたアームの一端に取り付けられ、
その他端に駆動モータとしてのボイスコイルモータ(V
CM)123が取り付けられている。上述した位置制御
回路121によってボイスコイルモータ123の動作が
制御されて磁気ヘッド102の位置決めが行われる。な
お、位置制御回路121には、書き込み時や読み出し時
にマイクロプロセッサ106より目標トラックアドレス
情報ADOが与えられる。
【0014】また、ハードディスク装置100は、磁気
ディスク101の回転に同期したクロック信号CLKを
生成するクロック生成回路124を有している。クロッ
ク生成回路124で生成されるクロック信号CLKは、
記録再生系やサーボ系の回路に供給されて使用される。
【0015】図4に示すハードディスク装置100の動
作を説明する。
【0016】電源投入直後または同期はずれ後に、以下
の初期同期の確立動作が行われる。この場合、切換スイ
ッチ113はR側に接続され、磁気ディスク101より
磁気ヘッド102で再生される信号は、切換スイッチ1
13のR側を通じて再生アンプ112に供給されて増幅
される。そして、クロック生成回路124では、磁気デ
ィスク101の再生信号よりクロックマークの再生孤立
波形を抽出し、それに基づいて内部に持つPLL(Phas
e-Looked Loop)の位相を更新し、磁気ディスク101
の回転に同期したクロック信号CLKを得る。
【0017】上述した初期同期の確立後に、書き込み/
読み出しの動作が行われる。まず、書き込み動作を説明
する。マイクロプロセッサ106は、ホストコンピュー
タより送られてくるライトコマンドを受信すると、RO
M107に記憶されている変換テーブルを利用してコマ
ンド中の論理ブロック番号を磁気ディスク101の物理
位置(ヘッド番号、トラック番号、セクター番号)に変
換する。これにより、目標トラックアドレスや書き込み
開始セクターを認識する。
【0018】そして、マイクロプロセッサ106は、サ
ーボ領域およびデータ領域のセクターID記録部に対応
してR側に接続し、データ領域(セクターID記録部を
除く)に対応してW側に接続するように切換スイッチ1
13を制御すると共に、位置制御回路121に目標トラ
ックアドレス(トラック番号)をセットしてトラックシ
ークの動作を開始させる。トラックシーク動作は、以下
のように行われる。
【0019】すなわち、位置制御回路121は、位置情
報検出器122で得られるトラックアドレス情報TAD
による現在地のトラックアドレスと目標トラックアドレ
スを比較し、現在地のトラックアドレスが目標トラック
アドレスと一致するようにボイスコイルモータ123を
制御する。また、現在地のトラックアドレスが目標トラ
ックアドレスと一致した後、位置制御回路121は、位
置情報検出器122で得られるトラッキング情報TRA
に基づき、磁気ヘッド102が目標トラックの中心に位
置するようにボイスコイルモータ123を制御する。磁
気ヘッド102が目標トラックの中心に位置する状態と
なることでトラックシークが完了する。
【0020】トラックシークが完了した後に、マイクロ
プロセッサ106は、読み出しデータ処理回路116で
抽出されるセクターIDを参照して、書き込みの開始セ
クターにアクセスし、ホストコンピュータより転送され
てきて書き込みデータバッファ108に一時的に記憶さ
れていた書き込みデータWDの読み出しを開始する。そ
して、書き込みデータ処理回路109では書き込みデー
タバッファ108より読み出された書き込みデータWD
に対して誤り訂正符号の付加処理、ディジタル変調処理
等が施されて記録データが形成され、この記録データは
書き込み補償回路110で書き込み補償されて記録アン
プ111に供給される。
【0021】そして、記録アンプ111より書き込みデ
ータWDに対応した記録電流信号が出力され、この記録
電流信号が切換スイッチ113のW側を介して磁気ヘッ
ド102に供給される。これにより、ホストコンピュー
タより転送されてきた書き込みデータWDが、ライトコ
マンドで指定された磁気ディスク101の所定セクター
に書き込まれる。なお、磁気ディスク101のデータ領
域のセクターID記録部へのセクターIDの記録はフォ
ーマット時に行われる。
【0022】次に、読み出し動作を説明する。マイクロ
プロセッサ106は、ホストコンピュータより送られて
きたリードコマンドを受信すると、ROM107に記憶
されている変換テーブルを利用してコマンド中の論理ブ
ロック番号を磁気ディスク101の物理位置(ヘッド番
号、トラック番号、セクター番号)に変換する。これに
より、目標トラックアドレスや読み出し開始セクターを
認識する。
【0023】そして、マイクロプロセッサ106は、切
換スイッチ113をR側に接続するように制御すると共
に、位置制御回路121に目標トラックアドレス(トラ
ック番号)をセットしてトラックシークの動作を開始さ
せる。トラックシーク動作は、上述した書き込み時と同
様に行われる。
【0024】読み出し時には、磁気ディスク101のデ
ータ領域より磁気ヘッド102で再生される信号が切換
スイッチ113のR側を介して再生アンプ112に供給
されて増幅され、その後に読み出し補償回路114で読
み出し補償されて信号検出回路115に供給される。そ
して、読み出しデータ処理回路116では、信号検出回
路115より出力される検出パルスに対してディジタル
復調処理、誤り訂正処理等が施されて読み出しデータR
Dが得られる。
【0025】トラックシークが完了した後に、マイクロ
プロセッサ106は、読み出しデータ処理回路116で
抽出されるセクターIDを参照して、読み出し開始セク
ターにアクセスする。そして、マイクロプロセッサ10
6は、読み出し開始セクターにアクセスした後に、読み
出しデータ処理回路116より出力される読み出しデー
タRDを、読み出しデータバッファ117を介してホス
トコンピュータに転送する。これにより、リードコマン
ドで指定された磁気ディスク101の所定セクターより
読み出しデータRDが得られ、この読み出しデータRD
がホストコンピュータに転送される。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4に示す
ハードディスク装置100において、磁気ディスク10
1に対するデータの記録再生は1個の磁気ヘッド102
によって1トラックずつ順に行われるものであり、記録
再生速度の高速化し、従ってホストコンピュータとの間
のデータ転送レートを上げることには限度があった。
【0027】そこで、この発明では、磁気ディスクに対
する記録再生速度を容易に高速化し得る磁気ディスク装
置を提供するものである。
【0028】
【課題を解決するための手段】この発明に係る磁気ディ
スク装置は、書き込みデータを複数系列のデータに分配
するデータ分配手段と、このデータ分配手段で分配され
た複数系列のデータをそれぞれ磁気ディスクの隣接した
複数のトラックに並行して記録する共に、この隣接した
複数のトラックよりそれぞれ複数系列のデータを並行し
て再生するための複数の磁気ヘッドと、この複数の磁気
ヘッドで再生された上記複数系列のデータを合成して読
み出しデータを得るデータ合成手段とを備えるものであ
る。
【0029】書き込み時において、書き込みデータは複
数系列、例えば2系列のデータに分配される。そして、
分配された複数系列のデータが、それぞれ複数の磁気ヘ
ッドによって磁気ディスクの隣接した複数のトラックに
並行して記録される。また、読み出し時において、隣接
した複数のトラックよりそれぞれ複数の磁気ヘッドによ
って複数系列のデータが並行して再生される。そして、
再生された複数系列のデータが合成されて読み出しデー
タが得られる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としてのハードディスク装置200を示している。
【0031】ハードディスク装置200は、磁気ディス
ク201のトラックにデータを書き込むと共に、そのト
ラックよりデータを読み出すための磁気ヘッド202
a,202bを有している。
【0032】ここで、磁気ディスク201には、図2A
に示すように、回転方向にサーボ領域SARおよびデー
タ領域DARが交互に設けられている。
【0033】サーボ領域SARには、サーボ情報が予め
記録される。サーボ情報は、磁気ディスク201の回転
に同期したクロック信号を得るためのクロックマーク、
トラックアドレス情報を得るためのパターン、磁気ヘッ
ドのトラッキング情報を得るためのパターン等で構成さ
れる。
【0034】データ領域DARには、512バイト等の
セクターと呼ばれる単位でデータが記録される。そし
て、各セクターのデータにはセクターIDやECC(誤
り訂正符号)等が付加されて記録される。セクターID
は、ヘッド番号、トラック番号、セクター番号等の他
に、そのセクターがディフェクト等により使用不能であ
ることを示す情報等も持っている。なお、データ領域D
ARの各トラックの間には、図2Bに示すように、ガー
ドバンドは設けられていない。
【0035】また、図2Bに示すように、磁気ヘッド2
02a(ギャップGa)および磁気ヘッド202b(ギ
ャップGb)のアジマス角は互いに異なるように構成さ
れている。例えば、磁気ヘッド202aのアジマス角が
+αであるとき、磁気ヘッド202bのアジマス角は−
αとされる。これら磁気ヘッド202a,202bは、
それぞれ薄膜磁気ヘッドであって一体的に形成されてい
る。
【0036】そして、書き込み時には、磁気ヘッド20
2a,202bによって磁気ディスク201の隣接する
2本のトラックに並行してデータが記録される。また、
読み出し時には、磁気ヘッド202a,202bによっ
て磁気ディスク201の隣接する2本のトラックより並
行してデータが再生される。この場合、磁気ヘッド20
2a,202bのアジマス角が互いに異なるようにされ
ているので、上述したように各トラック間にガードバン
ドが設けられていなくても、隣接トラックからのクロス
トークを良好に防止できる。
【0037】また、図1に戻って、ハードディスク装置
200は、ホストコンピュータと接続するためのインタ
フェース部205と、装置全体の動作を制御するための
マイクロプロセッサ(MPU)206と、このマイクロ
プロセッサ206の動作プログラム等を格納したROM
207とを有している。この場合、ホストコンピュータ
より送られてくるライトコマンドやリードコマンドは、
インタフェース部205を介してマイクロプロセッサ2
06に供給される。
【0038】また、ハードディスク装置200は、ホス
トコンピュータよりインタフェース部205を介して送
られてくる書き込みデータWDを一時的に記憶する書き
込みデータバッファ208と、このバッファ208より
書き込みタイミングで読み出された書き込みデータWD
を2系列のデータWDa,WDbに分配するためのデー
タ分配回路209と、このデータ分配回路209で分配
されたデータWDa,WDbに対してそれぞれ誤り訂正
符号の付加処理、ディジタル変調処理等を施して記録デ
ータを得る書き込みデータ処理回路210a,210b
とを有している。ディジタル変調方式としては、例えば
MFM方式やRLL方式等が使用されている。
【0039】また、ハードディスク装置200は、 デ
ータ処理回路210a,210bより出力される記録デ
ータに対してそれぞれ書き込み補償をする書き込み補償
回路211a,211bと、この書き込み補償回路21
1a,211bの出力データに対応した記録電流信号を
それぞれ得て磁気ヘッド202a,202bに供給する
記録アンプ212a,212bとを有している。書き込
み補償回路211a,211bでは、それぞれ高密度記
録の際に発生する磁化反転干渉による読み出し信号のピ
ークシフトに対して書き込み時の磁化反転タイミングの
微少補正が行われる。
【0040】また、ハードディスク装置200は、読み
出し時に磁気ディスク201より磁気ヘッド202a,
202bで再生される信号をそれぞれ増幅するための再
生アンプ213a,213bと、書き込み時には記録ア
ンプ212a,212bより出力される記録電流信号を
それぞれ磁気ヘッド202a,202bに供給すると共
に、読み出し時には磁気ディスク201より磁気ヘッド
202a,202bで再生される信号をそれぞれ再生ア
ンプ213a,213bに供給する切換スイッチ214
a,214bとを有している。
【0041】この場合、切換スイッチ214a,214
bのW側の固定端子はそれぞれ記録アンプ212a,2
12bの出力側に接続され、そのR側の固定端子それぞ
れは再生アンプ213a,213bの入力側に接続さ
れ、その可動端子はそれぞれ磁気ヘッド202a,20
2bに接続される。切換スイッチ214a,214bは
連動して切り換えられる。そして、この切換スイッチ2
14a,214bの切り換えは、マイクロプロセッサ2
06によって制御される。
【0042】また、ハードディスク装置200は、再生
アンプ213a,213bの出力信号に対してそれぞれ
読み出し補償をする読み出し補償回路215a,215
bと、この読み出し補償回路215a,215bの出力
信号よりそれぞれ検出パルスを得る信号検出回路216
a,216bとを有している。読み出し補償回路215
a,215bでは、波形等化によってピークシフトの減
少化が行われる。また、信号検出回路216a,216
bでは、それぞれ再生波形のピークを検出することで検
出パルスが得られる。
【0043】また、ハードディスク装置200は、信号
検出回路216a,216bより出力される検出パルス
に対してそれぞれディジタル復調処理、誤り訂正処理等
をしてデータRDa,RDbを得る読み出しデータ処理
回路217a,217bと、このデータ処理回路217
a,217bより出力されるデータRDa,RDbを合
成して読み出しデータRDを得るデータ合成回路218
と、このデータ合成回路218より出力される読み出し
データRDを一時的に格納する読み出しデータバッファ
219とを有している。データ処理回路217aでは、
上述したセクターIDの抽出も行われる。そして、この
セクターIDはマイクロプロセッサ206に供給され
る。
【0044】また、ハードディスク装置200は、磁気
ヘッド202a,202bを磁気ディスク201上の目
標トラックに位置決めするための位置制御回路221
と、再生アンプ213aより出力されるサーボ領域SA
Rの再生信号よりトラックアドレス情報TADやトラッ
キング情報TRAを得て位置制御回路221に供給する
ための位置情報検出器222とを有している。
【0045】上述せずも、磁気ヘッド202a,202
bは回転自在のピボットに保持されたアームの一端に取
り付けられ、その他端に駆動モータとしてのボイスコイ
ルモータ(VCM)223が取り付けられている。上述
した位置制御回路221によってボイスコイルモータ2
23の動作が制御されて磁気ヘッド202a,202b
の位置決めが行われる。なお、位置制御回路221に
は、書き込み時や読み出し時にマイクロプロセッサ20
6より目標トラックアドレス情報ADOが与えられる。
ここで、目標トラックアドレスは、磁気ヘッド202a
に対するものである。
【0046】また、ハードディスク装置200は、磁気
ディスク201の回転に同期したクロック信号CLKを
生成するクロック生成回路224を有している。クロッ
ク生成回路224で生成されるクロック信号CLKは、
記録再生系やサーボ系の回路に供給されて使用される。
【0047】図1に示すハードディスク装置200の動
作を説明する。
【0048】電源投入直後または同期はずれ後に、以下
の初期同期の確立動作が行われる。この場合、切換スイ
ッチ214a,214bはR側に接続され、磁気ディス
ク201より磁気ヘッド202aで再生される信号は、
切換スイッチ214aのR側を通じて再生アンプ213
aに供給されて増幅される。そして、クロック生成回路
224では、磁気ディスク201の再生信号よりクロッ
クマークの再生孤立波形を抽出し、それに基づいて内部
に持つPLLの位相を更新し、磁気ディスク201の回
転に同期したクロック信号CLKを得る。
【0049】上述した初期同期の確立後に、書き込み/
読み出しの動作が行われる。まず、書き込み動作を説明
する。マイクロプロセッサ206は、ホストコンピュー
タより送られてくるライトコマンドを受信すると、RO
M207に記憶されている変換テーブルを利用してコマ
ンド中の論理ブロック番号を磁気ディスク201の物理
位置(ヘッド番号、トラック番号、セクター番号)に変
換する。これにより、目標トラックアドレスや書き込み
開始セクターを認識する。
【0050】そして、マイクロプロセッサ206は、サ
ーボ領域およびデータ領域のセクターID記録部に対応
してR側に接続し、データ領域(セクターID記録部を
除く)に対応してW側に接続するように切換スイッチ2
14a,214bを制御すると共に、位置制御回路22
1に目標トラックアドレス(トラック番号)をセットし
てトラックシークの動作を開始させる。トラックシーク
動作は、以下のように行われる。
【0051】すなわち、位置制御回路221は、位置情
報検出器222で得られるトラックアドレス情報TAD
による磁気ヘッド202aの現在地のトラックアドレス
と目標トラックアドレスを比較し、現在地のトラックア
ドレスが目標トラックアドレスと一致するようにボイス
コイルモータ223を制御する。また、現在地のトラッ
クアドレスが目標トラックアドレスと一致した後、位置
制御回路221は、位置情報検出器222で得られるト
ラッキング情報TRAに基づき、磁気ヘッド202aが
目標トラックの中心に位置するようにボイスコイルモー
タ223を制御する。磁気ヘッド202aが目標トラッ
クの中心に位置する状態となることでトラックシークが
完了する。この場合、磁気ヘッド202bは、磁気ヘッ
ド202aが位置する目標トラックに隣接したトラック
の中心に位置する状態となる。
【0052】トラックシークが完了した後に、マイクロ
プロセッサ206は、読み出しデータ処理回路217a
で抽出されるセクターIDを参照して、書き込みの開始
セクターにアクセスし、ホストコンピュータより転送さ
れてきて書き込みデータバッファ208に一時的に記憶
されていた書き込みデータWDの読み出しを開始する。
書き込みデータバッファ208より読み出された書き込
みデータWDは、データ分配回路209によって2系列
のデータWDa,WDbに分配される。
【0053】そして、書き込みデータ処理回路210
a,210bではそれぞれデータWDa,WDbに対し
て誤り訂正符号の付加処理、ディジタル変調処理等が施
されて記録データが形成され、それぞれの記録データは
書き込み補償回路211a,211bで書き込み補償さ
れて記録アンプ212a,212bに供給される。そし
て、記録アンプ212a,212bよりそれぞれデータ
WDa,WDbに対応した記録電流信号が出力され、そ
れぞれの記録電流信号が切換スイッチ214a,214
bのW側を介して磁気ヘッド202a,202bに供給
される。
【0054】これにより、ホストコンピュータより転送
されてきた書き込みデータWDが、ライトコマンドで指
定された磁気ディスク201の隣接した2本のトラック
の所定セクターに、磁気ヘッド202a,202bによ
って並行して書き込まれる。
【0055】次に、読み出し動作を説明する。マイクロ
プロセッサ206は、ホストコンピュータより送られて
きたリードコマンドを受信すると、ROM207に記憶
されている変換テーブルを利用してコマンド中の論理ブ
ロック番号を磁気ディスク201の物理位置(ヘッド番
号、トラック番号、セクター番号)に変換する。これに
より、目標トラックアドレスや読み出し開始セクターを
認識する。
【0056】そして、マイクロプロセッサ206は、切
換スイッチ214a,214bをR側に接続するように
制御すると共に、位置制御回路221に目標トラックア
ドレス(トラック番号)をセットしてトラックシークの
動作を開始させる。トラックシーク動作は、上述した書
き込み時と同様に行われる。
【0057】読み出し時には、磁気ディスク201の隣
接した2本のトラックのデータ領域DARより磁気ヘッ
ド202a,202bでそれぞれ再生される信号が切換
スイッチ214a,214bのR側を介して再生アンプ
213a,213bに供給されて増幅され、その後に読
み出し補償回路215a,215bで読み出し補償され
て信号検出回路216a,216bに供給される。そし
て、読み出しデータ処理回路217a,217bでは、
それぞれ信号検出回路216a,216bより出力され
る検出パルスに対してディジタル復調処理、誤り訂正処
理等が施されてデータRDa,RDbが得られる。そし
て、これらのデータRDa,RDbがデータ合成回路2
18で合成されて読み出しデータRDが得られる。
【0058】トラックシークが完了した後に、マイクロ
プロセッサ206は、読み出しデータ処理回路217a
で抽出されるセクターIDを参照して、読み出し開始セ
クターにアクセスする。そして、マイクロプロセッサ2
06は、読み出し開始セクターにアクセスした後に、デ
ータ合成回路218より出力される読み出しデータRD
を、読み出しデータバッファ219を介してホストコン
ピュータに転送する。
【0059】これにより、リードコマンドで指定された
磁気ディスク201の隣接した2本のトラックの所定セ
クターより磁気ヘッド202a,202bで並行してデ
ータの読み出しが行われて読み出しデータRDが得ら
れ、この読み出しデータRDがホストコンピュータに転
送される。
【0060】このように本実施の形態においては、書き
込み時には磁気ディスク201の隣接した2本のトラッ
クの所定セクターに磁気ヘッド202a,202bで並
行してデータの記録が行われ、一方読み出し時には磁気
ディスク201の隣接した2本のトラックの所定セクタ
ーより磁気ヘッド202a,202bで並行してデータ
の再生が行われる。したがって、磁気ディスク201に
対する記録再生速度を容易に高速化でき、ホストコンピ
ュータとの間のデータ転送レートを上げることができ
る。また、磁気ヘッド202a,202bのアジマス角
を互いに異ならせることで隣接トラックからのクロスト
ークを防止しており、磁気ディスク201の各トラック
間にガードバンドを設ける必要がなく、磁気ディスク2
01に対するデータの記録密度を高めることができる。
【0061】なお、上述実施の形態においては、書き込
みデータWDをデータ分配回路209で2系列のデータ
WDa,WDbに分配した後に、書き込みデータ処理回
路210a,210bでそれぞれのデータWDa,WD
bに対して誤り訂正符号を付加するようにしているが、
書き込みデータWDに誤り訂正符号を付加した後に2系
列のデータに分配するようにしてもよい。その場合、再
生系では、2系列の再生データを合成した後に誤り訂正
処理をして読み出しデータRDを得ることになる。
【0062】また、上述実施の形態においては、磁気ヘ
ッド202a,202bのアジマス角を互いに異ならせ
ることで、隣接トラックからのクロストークを防止して
いるが、図3に示すように磁気ディスク201の各トラ
ックの間にガードバンドGBを設けて隣接トラックから
のクロストークを防止するようにしてもよい。その場合
には、磁気ヘッド202a,202bのアジマス角は同
じくされると共に、磁気ヘッド202a,202bは、
ガードバンドGBに対応した間隔だけ径方向に離して配
置される。
【0063】また、上述実施の形態においては、2個の
磁気ヘッド202a,202bで並行して記録再生する
ようにしたものであるが、さらに3個以上の磁気ヘッド
で並行して記録再生することも考えられる。その場合に
は、書き込みデータWDは3以上の系列のデータに分配
されて記録されると共に、3以上の系列の再生データが
合成されて読み出しデータRDが得られることになる。
またその場合、磁気ディスク201上で隣接する磁気ヘ
ッドのアジマス角を異なるようにすることで、磁気ディ
スク201の複数のトラックの間にガードバンドを設け
ないようにできる。例えば、第1〜第4の磁気ヘッドを
使用する場合、第1,第3の磁気ヘッドと第2,第4の
磁気ヘッドとのアジマス角が異なるようにすればよい。
【0064】また、上述実施の形態は、この発明をハー
ドディスク装置に適用したものであるが、この発明はフ
ロッピーディスク装置等、その他の磁気ディスク装置に
も同様に適用できることは勿論である。
【0065】
【発明の効果】この発明によれば、磁気ディスクの複数
のトラックに対して複数の磁気ヘッドで並行して記録再
生するものであり、データの記録再生速度を容易に高速
化できる。したがって、ホストコンピュータの外部記憶
装置に適用する場合には、ホストコンピュータとの間の
データ転送レートを高めることができる。また、複数の
磁気ヘッドのうち少なくとも磁気ディスク上で隣接する
磁気ヘッドのアジマス角を異なるようにすることで、磁
気ディスクの複数のトラックの間にクロストークを防止
するためのガードバンドを設けなくてもよくなり、磁気
ディスクに対するデータ記録密度を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのハードディスク装置を示す
ブロック図である。
【図2】実施の形態における磁気ディスクおよびトラッ
クの構成を示す図である。
【図3】トラックの他の構成を示す図である。
【図4】従来のハードディスク装置の一例を示すブロッ
ク図である。
【図5】従来のハードディスク装置における磁気ディス
クおよびトラックの構成を示す図である。
【符号の説明】
200 ハードディスク装置 201 磁気ディスク 202a,202b 磁気ヘッド 205 インタフェース部 206 マイクロプロセッサ 208 書き込みデータバッファ 209 データ分配回路 210a,210b 書き込みデータ処理回路 211a,211b 書き込み補償回路 212a,212b 記録アンプ 213a,213b 再生アンプ 214a,214b 切換スイッチ 215a,215b 読み出し補償回路 216a,216b 信号検出回路 217a,217b 読み出しデータ処理回路 218 データ合成回路 219 読み出しデータバッファ 221 位置制御回路 222 位置情報検出器 223 ボイスコイルモータ(VCM) 224 クロック生成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/18 572 G11B 20/18 572F

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き込みデータを複数系列のデータに分
    配するデータ分配手段と、 上記データ分配手段で分配された上記複数系列のデータ
    をそれぞれ磁気ディスクの隣接した複数のトラックに並
    行して記録する共に、上記隣接した複数のトラックより
    それぞれ上記複数系列のデータを並行して再生するため
    の複数の磁気ヘッドと、 上記複数の磁気ヘッドで再生された上記複数系列のデー
    タを合成して読み出しデータを得るデータ合成手段とを
    備えることを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 上記複数の磁気ヘッドはそれぞれ薄膜磁
    気ヘッドであって、一体的に形成されることを特徴とす
    る請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 上記複数の磁気ヘッドのアジマス角は同
    一であり、上記複数のトラックの間にガードバンドを設
    けることを特徴とする請求項1に記載の磁気ディスク装
    置。
  4. 【請求項4】 上記複数の磁気ヘッドのうち少なくとも
    上記磁気ディスク上で隣接する磁気ヘッドのアジマス角
    は異なり、上記複数のトラックの間にはガードバンドを
    設けないことを特徴とする請求項1に記載の磁気ディス
    ク装置。
  5. 【請求項5】 上記複数の磁気ヘッドは第1および第2
    の磁気ヘッドで構成されることを特徴とする請求項1に
    記載の磁気ディスク装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6662303B1 (en) * 2000-01-10 2003-12-09 Infineon Technologies North America Corp. Write precompensation circuit and read channel with write precompensation circuit that generates output signals by interpolating between selected phases
US7389038B1 (en) 1998-09-09 2008-06-17 Sharp Kabushiki Kaisha Multimedia information recording device and method for recording multimedia information file on recording medium

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