JPH09259368A - 盗難防止タグ、指示信号発信装置、親指示信号発信装置及び盗難防止装置 - Google Patents
盗難防止タグ、指示信号発信装置、親指示信号発信装置及び盗難防止装置Info
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- JPH09259368A JPH09259368A JP6497896A JP6497896A JPH09259368A JP H09259368 A JPH09259368 A JP H09259368A JP 6497896 A JP6497896 A JP 6497896A JP 6497896 A JP6497896 A JP 6497896A JP H09259368 A JPH09259368 A JP H09259368A
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Abstract
な盗難防止タグの提供。 【解決手段】 取り付け取り外し状態を検出する検出手
段4と、非接触で信号を受信する受信手段3と、検出手
段4が取り外し状態を検出したとき及び受信手段3が所
定信号を受信したときに、警報出力する警報出力手段8
とを備えた盗難防止タグ。受信手段3は、警報出力手段
8が作動可能である状態及び警報出力状態の解除を指示
する、暗号コードを含む解除指示信号を受信することを
可能とする一方、受信手段3が受信した所定信号及び解
除指示信号を識別する識別手段7aと、暗号コードを記
憶する暗号記憶手段9と、解除指示信号に含まれる暗号
コード及び暗号記憶手段9が記憶する暗号コードが一致
するかを判定する一致判定手段5と、一致判定手段5が
一致すると判定したときは、警報出力手段8が作動可能
である状態及び警報出力状態を解除する解除手段5とを
備える構成である。
Description
対する取り付け状態及び取り外し状態を検出し、取り外
し状態を検出したとき及び非接触で所定信号が与えられ
たときに、警報を出力する盗難防止タグと、盗難防止タ
グに指示信号を与える指示信号発信装置と盗難防止タグ
及び指示信号発信装置に指示信号を与える親指示信号発
信装置と、これらで構成される盗難防止装置の改良に関
するものである。
た盗難防止タグの実施の形態の1例の要部構成を示すブ
ロック図である。この盗難防止タグは、IC1とそれに
外付けされる外付け回路とから構成されており、コンパ
クトディスクのような盗難防止対象物に取り付けられた
状態で、押圧された釦に連動してスイッチVSが開放さ
れている。スイッチVSは、手動操作自動復帰b接点で
ある。
ち出そうとすると、盗難防止タグは、販売店の出口に設
置された発信装置(図示せず)から所定信号を受信して
警報を出力する。また、何者かが、これをさけようとし
て、盗難防止対象物から盗難防止タグを取り外すと、盗
難防止タグは、釦が復帰してスイッチVSが短絡し、こ
の場合にも警報を出力する。
受信すると信号を出力する入力部4と、リセットスイッ
チRSからのリセット信号を受信すると信号を出力する
リセット入力部2と、共振回路(アンテナ回路)から信
号を受け入れ、コード信号に変換して出力するアンテナ
入力部3と、アンテナ入力部3から与えられたコード信
号を識別してその識別結果信号を出力するコード識別部
7とを備えている。また、IC1は、入力部4、リセッ
ト入力部2及びコード識別部7から信号及びコード(の
識別結果信号)を受け入れ、受け入れた信号及びコード
に応じて処理を行う信号処理部5と、信号処理部5から
警報信号を受けて、発光ダイオードLED及びブザーB
UZを駆動させる駆動部8と、アンテナ入力部3及び信
号処理部5等に所定周波数の発振パルスを与える発振回
路6とを備えている。
止タグに使用される場合は、VSタイプの場合とは異な
る信号を出力するが、その場合は、信号処理部5がそれ
を入力部4からの信号として認識する。IC1の電源電
圧は、外付け回路の電池BATの陽極に接続された電源
端子VTを介して、IC1内の各部へ与えられ、接地電
位は、電池BATの陰極に接続された接地端子GTを介
して、IC1内の各部へ与えられている。
イッチVSの一方の端子が接続され、スイッチVSの他
方の端子は接地されている。リセット入力部2の入力端
子には、外付け回路のリセットスイッチRSの一方の端
子が接続され、リセットスイッチRSの他方の端子は接
地されている。リセットスイッチRSには、コンデンサ
C4 が並列接続されている。リセットスイッチRSは、
盗難防止タグの表面に設けられた鍵穴の内部に設けら
れ、鍵が差し込まれることにより短絡される。
に、外付け回路の抵抗R1 が2端子間に、外付け回路の
コンデンサC1 がその1端子にそれぞれ接続されてい
る。アンテナ入力部3の入力端子には、npnトランジ
スタTR1 のコレクタが接続され、トランジスタTR1
のエミッタは接地されている。トランジスタTR1のベ
ースには、他方が電池BATの陽極に接続された抵抗R
6 と、他方が接地された抵抗R5 と、コンデンサC5 の
一方の端子とが接続されている。コンデンサC5 の他方
の端子は、抵抗R2 を介して、コンデンサC2 及びコイ
ルL1 の並列回路に接続され、この並列回路の他方は接
地されている。コンデンサC2 及びコイルL1 は共振回
路を構成している。
て、発光ダイオードLEDのカソードが接続され、発光
ダイオードLEDのアノードは電池BATの陽極に接続
されている。また、駆動部8の出力端子には、他方がp
npトランジスタTR2 のベースに接続された抵抗R3
が接続され、トランジスタTR2 のエミッタは電池BA
Tの陽極に接続され、コレクタは、他方の端子が電池B
ATの陽極に接続されたブザーBUZの一方の端子に接
続されている。ブザーBUZの一方の端子には、ダイオ
ードD1 のアノードが接続され、ダイオードD1 のカソ
ードは、他方が接地されたコイルL2 に接続されてい
る。電池BATには、コンデンサC3 が並列接続されて
いる。
トコントロールキー(図示せず)から、セットコード、
リセットコード、動作モードの変更を指示するコード及
び盗難防止対象物に対する取り付け取り外し状態を検出
する方法によって分類される盗難防止タグのタイプの変
更を指示するコードに変調された、非接触で与えられる
信号の例である電波を、コンデンサC2 及びコイルL1
で構成される共振回路で受信する。
盗難防止対象物に取り付けられると作動状態(セットモ
ード=警報出力が可能な状態)になる第1動作モード
と、盗難防止対象物に取り付けられた状態で、セットコ
ードを与えられることにより作動状態になる第2動作モ
ードとの2種類がある。この盗難防止タグは、リセット
コードを与えられると、リセットモード(盗難防止対象
物に取り付けられた状態で、取り外されても又発信装置
から所定信号を受信しても、警報出力しない状態)にな
る。但し、第1動作モードになっている場合は、盗難防
止タグが盗難防止対象物から取り外されるための解除時
間(例えば32秒間)を計時し、解除時間経過時に取り
外されていなければ(スイッチVSが開放されていれ
ば)、セットモードに戻る。
ードは、動作モードの変更を指示するコードと組み合わ
されて、それぞれ盗難防止タグのモードを指示する信号
として与えられる。また、この盗難防止タグは、セット
コードが与えられた後は、例えば2秒間、リモートコン
トロールキーからのコードを受け付けない。
タTR1 を駆動することにより、アンテナ入力部3に入
力されコード信号に復調される。この復調されたコード
信号はコード識別部7で識別され、そのコード(の識別
結果信号)は信号処理部5に与えられる。信号処理部5
は、与えられたコード(の識別結果信号)に従って、こ
の盗難防止タグをそれぞれのモードに設定し、駆動部8
にその設定確認信号を出力させ、発光ダイオードLED
を点滅させる。このとき、駆動部8は、トランジスタT
R2 を駆動させ、ブザーBUZを鳴動させる。ブザーB
UZは、その鳴動信号の電流がコイルL1 に流れること
により、鳴動に最適な電圧が与えられるようになってい
る。
に、何者かが、この盗難防止タグが取り付けられた盗難
防止対象物を、その設置された区域の出入口から出そう
とすると、出入口に設置された発信装置から発信されて
いる所定信号の電波により、コンデンサC2 及びコイル
L1 の共振回路が共振する。この共振電圧は、トランジ
スタTR1 を駆動することにより、アンテナ入力部3に
入力され、発報入力のコード信号に復調される。この復
調された発報入力のコード信号はコード識別部7で識別
され、その識別結果は信号処理部5に与えられる。
のときに、何者かが、上述のようなことを避けようとし
て、盗難防止対象物から盗難防止タグを取り外すと、釦
が復帰してスイッチVSが短絡し、信号処理部5が、入
力部4を通じてその信号を認識し、駆動部8に警報信号
を出力させ、この盗難防止タグを発報モードに設定す
る。警報信号は、駆動部8の出力端子が例えば8Hzで
Lレベルになることにより、発光ダイオードLEDを点
滅させる。このとき、駆動部8は、鳴動信号によりトラ
ンジスタTR2 を駆動させ、ブザーBUZを鳴動させ
る。
果により発報入力を認識し、駆動部8に警報信号を出力
させ、この盗難防止タグを発報モードに設定する。警報
信号は、駆動部8の出力端子が例えば8HzでLレベル
になることにより、発光ダイオードLEDを点滅させ
る。このとき、駆動部8は、鳴動信号によりトランジス
タTR2 を駆動させ、ブザーBUZを鳴動させる。
トモードの場合に、ブザーBUZの鳴動を停止させると
き又は盗難防止対象物が顧客に買われて盗難防止タグを
外すためにその動作を停止させるとき等に、スイッチV
Sが開放され、鍵によりリセットスイッチRSが短絡さ
れれば、信号処理部5が、リセット入力部2を通じてそ
の信号を認識し、この盗難防止タグをリセットモードに
リセットして、その設定確認信号を出力する。また、上
述したように、リセットコードを与えられることによっ
ても、リセットモードになり、その設定確認信号を出力
する。
信号によりタイプ及び動作モードを変更できるので、あ
る程度まとまった個数の商品にそれぞれ盗難防止タグを
取り付けた後に、一括してこれらの盗難防止タグを作動
状態にする方法、また、ある程度まとまった個数の商品
のそれぞれの盗難防止タグを取り外すことなく、一括し
て作動状態にしたり作動状態を解除したりする方法、ま
た、個々の商品に盗難防止タグの取り付け/取り外しを
するだけで、その盗難防止タグを作動状態/非作動状態
にする方法等、1種類の盗難防止タグにより種々の使用
方法が可能となり便利である。
信号以外に、非接触で盗難防止タグに信号を与える例と
しては、特公平3−45436号公報に記載された電子
監視システムがある。この電子監視システムの非接触で
与える信号は、1種類の盗難防止タグにおける、セッ
ト、リセット等の一連の動作指示情報と在庫管理情報と
であり、盗難防止タグの製造組立後に、動作方式(動作
モード)と検出方法(VSタイプ、WTタイプ)とを変
更設定するものではない。
難防止タグを使用する盗難防止装置を導入した店舗の間
では、上述したリセットモードにするためのリセットコ
ードが共通になる。そのため、例えば、互いに隣接する
店舗に同じ盗難防止装置が導入されると、A店のリモー
トコントロールキーでその隣のB店の盗難防止タグをリ
セットモードにすることができるようになり、盗難防止
に役立たない虞がある。また、一旦、ある店舗のリモー
トコントロールキーが盗まれたり、リセットコードが知
られたりしてしまうと、その店舗は勿論のこと、その店
舗と同じ盗難防止装置を導入した店舗全てにおいて、盗
難防止装置がその機能を果たせなくなる問題がある。
されたものであり、第1発明、第4発明及び第8発明で
は、店舗毎に異なるリセットコードを設定することがで
きる盗難防止タグ、指示信号発信装置及び盗難防止装置
を提供することを目的とする。第2発明、第4発明及び
第8発明では、異なるリセットコードを受信すると、警
告を出力することができる盗難防止タグ、指示信号発信
装置及び盗難防止装置を提供することを目的とする。第
3発明、第6発明、第7発明及び第9発明では、リセッ
トコードを容易に変更できる盗難防止タグ、親指示信号
発信装置、指示信号発信装置及び盗難防止装置を提供す
ることを目的とする。第5発明では、盗難防止機能を有
する指示信号発信装置を提供することを目的とする。
盗難防止タグは、盗難防止対象物に対する取り付け状態
及び取り外し状態を検出する検出手段と、非接触で信号
を受信する受信手段と、前記検出手段が取り外し状態を
検出したとき及び前記受信手段が所定信号を受信したと
きに、警報を出力する警報出力手段とを備えた盗難防止
タグにおいて、前記受信手段は、前記警報出力手段が作
動可能である状態及び警報出力状態の解除を指示する、
暗号コードを含む解除指示信号を受信することを可能と
する一方、前記受信手段が受信した前記所定信号及び前
記解除指示信号を識別する識別手段と、暗号コードを予
め記憶する暗号記憶手段と、前記識別手段が識別した解
除指示信号に含まれる暗号コード及び前記暗号記憶手段
が記憶する暗号コードが一致するか否かを判定する一致
判定手段と、該一致判定手段が一致すると判定したとき
は、前記警報出力手段が作動可能である状態及び警報出
力状態を解除する解除手段とを備えることを特徴とす
る。
出力手段が作動可能である状態及び警報出力状態の解除
を指示する、暗号コードを含む解除指示信号を受信す
る。一方、識別手段は、受信手段が受信した所定信号及
び解除指示信号を識別する。そして、一致判定手段は、
識別手段が識別した解除指示信号に含まれる暗号コード
及び暗号記憶手段が記憶する暗号コードが一致するか否
かを判定し、この一致判定手段が一致すると判定したと
きは、解除手段は、警報出力手段が作動可能である状態
及び警報出力状態を解除する。これにより、この盗難防
止タグは、店舗毎に異なる解除指示信号を設定すること
ができ、より確実に盗難を防止することができる。
判定手段が一致しないと判定したときに、警告を出力す
る警告出力手段を備えることを特徴とする。この盗難防
止タグでは、一致判定手段が一致しないと判定したとき
に、警告出力手段が警告を出力するので、例えば、他の
店舗から盗んで来た、解除指示信号を発信する指示信号
発信装置を使用してリセットしようとしても、すぐに露
見する。また、思考錯誤により解除指示信号の暗号コー
ドを知ることは困難であるので、より確実に盗難を防止
することができる。
記憶手段は、前記受信手段が受信する、新暗号コードへ
の変更を指示する暗号変更指示信号により、その記憶内
容を前記新暗号コードに更新することを特徴とする。こ
の盗難防止タグでは、暗号記憶手段は、受信手段が受信
する暗号変更指示信号により、その記憶内容を新暗号コ
ードに更新することができるので、解除指示信号を発信
する指示信号発信装置が盗まれたり、解除指示信号の暗
号コードが知られたりしても、暗号コードを容易に変更
でき、より確実に盗難を防止することができる。
項1〜3の何れかに記載の盗難防止タグが備える受信手
段が受信すべき解除指示信号に含めるための暗号コード
を記憶する暗号記憶手段と、前記解除指示信号を、該暗
号記憶手段が記憶する暗号コードを含めて発信する発信
手段とを備えることを特徴とする。
が、解除指示信号に含めるための暗号コードを記憶す
る。そして、発信手段は、暗号記憶手段が記憶する暗号
コードを含めて、解除指示信号を発信する。これによ
り、この指示信号発信装置は、店舗毎に異なる解除指示
信号を発信することができ、より確実に盗難を防止する
ことができる。
触で信号を受信する受信手段と、該受信手段が所定信号
を受信したときに、警報を出力する警報出力手段とを備
えることを特徴とする。この指示信号発信装置では、受
信手段が所定信号を受信したときに、警報出力手段が警
報を出力する。これにより、この指示信号発信装置は、
盗まれたり店舗から無断で持ち出されたりすることを防
止できる。
求項3記載の盗難防止タグが備える暗号記憶手段が記憶
すべき新暗号コードを設定する暗号設定手段と、盗難防
止タグが備える受信手段が受信すべき暗号変更指示信号
を、前記暗号設定手段が設定した新暗号コードを含めて
発信する発信手段とを備えることを特徴とする。
段が、盗難防止タグが備える暗号記憶手段が記憶すべき
新暗号コードを設定する。そして、発信手段は、暗号設
定手段が設定した新暗号コードを含めて、暗号変更指示
信号を発信する。これにより、この親指示信号発信装置
は、解除指示信号を発信する指示信号発信装置が盗まれ
たり、解除指示信号の暗号コードが知られたりしても、
暗号コードを容易に変更でき、より確実に盗難を防止す
ることができる。
項6記載の親指示信号発信装置が発信する暗号変更指示
信号を受信する受信手段を備え、前記暗号記憶手段は、
該受信手段が受信した暗号変更指示信号に含まれる新暗
号コードにより記憶内容を更新することを特徴とする。
親指示信号発信装置が発信する暗号変更指示信号を受信
する。そして、暗号記憶手段は、受信手段が受信した暗
号変更指示信号に含まれる新暗号コードにより記憶内容
を新する。これにより、この指示信号発信装置は、解除
指示信号を発信する他の指示信号発信装置が盗まれた
り、解除指示信号の暗号コードが知られたりしても、暗
号コードを容易に変更でき、より確実に盗難を防止する
ことができる。
又は2記載の盗難防止タグと、盗難防止タグが備える受
信手段が受信すべき所定信号を発信する発信装置と、請
求項4又は5記載の指示信号発信装置とを備えることを
特徴とする。この盗難防止装置では、発信装置は、盗難
防止タグの受信手段が受信すべき所定信号を発信する。
また、指示信号発信装置は、盗難防止タグの受信手段が
受信すべき解除指示信号を発信する。これにより、この
盗難防止装置は、店舗毎に異なる、盗難防止タグのリセ
ットコードを設定することができ、より確実に盗難を防
止することができる。
記載の盗難防止タグと、盗難防止タグが備える受信手段
が受信すべき所定信号を発信する発信装置と、請求項6
記載の親指示信号発信装置と、請求項7記載の指示信号
発信装置とを備えることを特徴とする。
防止タグの受信手段が受信すべき所定信号を発信する。
また、指示信号発信装置は、盗難防止タグの受信手段が
受信すべき解除指示信号を発信する。そして、親指示信
号発信装置は、盗難防止タグの暗号記憶手段及び指示信
号発信装置の暗号記憶手段が記憶すべき新暗号コードを
設定し、盗難防止タグの受信手段及び指示信号発信装置
の受信手段が受信すべき暗号変更指示信号に含ませて発
信する。これにより、この盗難防止装置は、指示信号発
信装置が盗まれたり、解除指示信号の暗号コードが知ら
れたりしても、暗号コードを容易に変更でき、より確実
に盗難を防止することができる。
グ、指示信号発信装置、親指示信号発信装置及び盗難防
止装置の実施の形態を、それを示す図面を参照しながら
説明する。図1は、本発明に係る盗難防止タグの実施の
形態の1例の要部構成を示すブロック図である。この盗
難防止タグは、IC1とそれに外付けされる外付け回路
とから構成されており、コンパクトディスクのような盗
難防止対象物に取り付けられた状態で、押圧された釦に
連動してスイッチVSが開放されている。スイッチVS
は、手動操作自動復帰b接点である。
ち出そうとすると、盗難防止タグは、販売店の出口に設
置された発信装置(図8,TX)から所定信号を受信し
て警報を出力する。また、何者かが、これを避けようと
して、盗難防止対象物から盗難防止タグを取り外すと、
盗難防止タグは、釦が復帰してスイッチVSが短絡し、
この場合にも警報を出力する。このように、釦に連動す
るスイッチVSにより、盗難防止対象物に対する取り付
け取り外し状態を検出する盗難防止タグのタイプをVS
タイプとする。
受信すると信号を出力する入力部4と、リセットスイッ
チRSからのリセット信号を受信すると信号を出力する
リセット入力部2と、共振回路(アンテナ回路)から信
号を受け入れ、コード信号に変換して出力するアンテナ
入力部3と、アンテナ入力部3から与えられたコード信
号を識別してその識別結果信号を出力するコード識別部
7aとを備えている。
部2及びコード識別部7aから信号及びコード(の識別
結果信号)を受け入れ、受け入れた信号及びコードに応
じて処理を行う信号処理部5と、信号処理部5が受け入
れるコードのリセットコードに含まれる暗号コードを記
憶する暗号コード記憶部9と、信号処理部5から警報信
号を受けて、発光ダイオードLED及びブザーBUZを
駆動させる駆動部8と、アンテナ入力部3及び信号処理
部5等に所定周波数の発振パルスを与える発振回路6と
を備えている。
止タグに使用される場合は、VSタイプの場合とは異な
る信号を出力するが、その場合は、信号処理部5がそれ
を入力部4からの信号として認識する。IC1の電源電
圧は、外付け回路の電池BATの陽極に接続された電源
端子VTを介して、IC1内の各部へ与えられ、接地電
位は、電池BATの陰極に接続された接地端子GTを介
して、IC1内の各部へ与えられている。
イッチVSの一方の端子が接続され、スイッチVSの他
方の端子は接地されている。リセット入力部2の入力端
子には、外付け回路のリセットスイッチRSの一方の端
子が接続され、リセットスイッチRSの他方の端子は接
地されている。リセットスイッチRSには、コンデンサ
C4 が並列接続されている。リセットスイッチRSは、
盗難防止タグの表面に設けられた鍵穴の内部に設けら
れ、鍵が差し込まれることにより短絡される。
に、外付け回路の抵抗R1 が2端子間に、外付け回路の
コンデンサC1 がその1端子にそれぞれ接続されてい
る。アンテナ入力部3の入力端子には、npnトランジ
スタTR1 のコレクタが接続され、トランジスタTR1
のエミッタは接地されている。トランジスタTR1のベ
ースには、他方が電池BATの陽極に接続された抵抗R
6 と、他方が接地された抵抗R5 と、コンデンサC5 の
一方の端子とが接続されている。コンデンサC5 の他方
の端子は、抵抗R2 を介して、コンデンサC2 及びコイ
ルL1 の並列回路に接続され、この並列回路の他方は接
地されている。抵抗R2、コンデンサC2 及びコイルL1
は共振回路を構成している。
て、発光ダイオードLEDのカソードが接続され、発光
ダイオードLEDのアノードは電池BATの陽極に接続
されている。また、駆動部8の出力端子には、他方がp
npトランジスタTR2 のベースに接続された抵抗R3
が接続され、トランジスタTR2 のエミッタは電池BA
Tの陽極に接続され、コレクタは、他方の端子が電池B
ATの陽極に接続されたブザーBUZの一方の端子に接
続されている。ブザーBUZの一方の端子には、ダイオ
ードD1 のアノードが接続され、ダイオードD1 のカソ
ードは、他方が接地されたコイルL2 に接続されてい
る。電池BATには、コンデンサC3 が並列接続されて
いる。
の形態の他の例の要部構成を示すブロック図である。こ
の盗難防止タグは、IC1とそれに外付けされる外付け
回路とから構成されており、衣類のような盗難防止対象
物の釦穴等に絡めて取り付けられた状態で接続される導
通ワイヤWにより、回路の一部分が短絡されている。こ
の状態で、何者かが盗難防止対象物を持ち出そうとする
と、盗難防止タグは、販売店の出口に設置された発信装
置(図8,TX)から所定信号を受信して警報を出力す
る。
盗難防止対象物から盗難防止タグを取り外すために、導
通ワイヤWを盗難防止タグから外すと、回路の一部分が
開放され、盗難防止タグはこの場合にも警報を出力す
る。このように、導通ワイヤWの脱着により、盗難防止
対象物に対する取り付け取り外し状態を検出する盗難防
止タグのタイプをWTタイプとする。
上述したVSタイプの盗難防止タグと異なるところは、
スイッチVSの位置に、スイッチVSに代わって、導通
ワイヤWが接続され、容易に外れないようにロックされ
ていることと、盗難防止タグの表面に設けられた鍵穴に
鍵が差し込まれることにより、導通ワイヤWのロックが
解除されることと、ロックの解除に連動して、リセット
スイッチRSが短絡されることとである。その他の構成
は、上述したVSタイプの盗難防止タグの構成と同様で
あるので、説明を省略する。
絡したときと、発信装置から所定信号を受信したときと
に、警報を出力するVSタイプの盗難防止タグは、後述
するリモートコントロールキーから、セットコード、リ
セットコード、動作モードの変更を指示するコード及び
VSタイプ/WTタイプの変更を指示するコードに変調
された電波を、抵抗R2 、コンデンサC2 及びコイルL
1 で構成される共振回路で受信する。
盗難防止対象物に取り付けられると作動状態(セットモ
ード=警報出力が可能な状態)になる第1動作モード
と、盗難防止対象物に取り付けられた状態で、セットコ
ードを与えられることにより作動状態になる第2動作モ
ードとの2種類がある。この盗難防止タグは、リセット
コード(解除指示信号)を与えられると、リセットモー
ド(盗難防止対象物に取り付けられた状態で、取り外さ
れても又発信装置から所定信号を受信しても、警報出力
しない状態)になる。但し、第1動作モードになってい
る場合は、盗難防止タグが盗難防止対象物から取り外さ
れるための解除時間(例えば32秒間)を計時し、解除
時間経過時に取り外されていなければ(スイッチVSが
開放されていれば)、セットモードに戻る。解除時間の
間は、リセットコード以外のコードを受け付けない解除
モードになる。
コードは、動作モードの変更を指示するコードと組み合
わされ、それぞれVSNコード(VSタイプ・第2動作
モード)、VSOコード(VSタイプ・第1動作モー
ド)、WTNコード(WTタイプ・第2動作モード)、
WTOコード(WTタイプ・第1動作モード)として与
えられる。この盗難防止タグは、VSNコード、VSO
コード、WTNコード及びWTOコードを与えられる
と、それぞれ、そのタイプの検出方法で検出する状態と
その動作モードとになるVSNモード、VSOモード、
WTNモード及びWTOモードになる。また、この盗難
防止タグは、セットコードが与えられた後は、例えば2
秒間、リモートコントロールキーからのコードを受け付
けない。
タTR1 を駆動することにより、アンテナ入力部3に入
力されコード信号に復調される。この復調されたコード
信号はコード識別部7で識別され、そのコード(の識別
結果信号)は信号処理部5に与えられる。信号処理部5
は、与えられたコード(の識別結果信号)に従って、こ
の盗難防止タグをそれぞれのモードに設定し、駆動部8
にその設定確認信号を出力させる。設定確認信号は、駆
動部8の出力端子が例えば8HzでLレベルになること
により、発光ダイオードLEDを点滅させる。
定されたときは、8HzのLレベル信号の1周期分に4
kHzの鳴動信号を重畳させ、リセットモード及び解除
モードに設定されたときは(但し、解除モードからリセ
ットモードに遷移したときは除く)、8HzのLレベル
信号の2周期分に4kHzの鳴動信号を重畳させて、ト
ランジスタTR2 を駆動させ、ブザーBUZを鳴動させ
る。ブザーBUZは、その鳴動信号の電流がコイルL1
に流れることにより、鳴動に最適な電圧が与えられるよ
うになっている。
ットコードであるときは、暗号コード記憶部9に記憶し
てある暗号コードと、リセットコードに含まれる暗号コ
ードとが一致するか否かを判定する。そして、一致する
と判定したときは、この盗難防止タグをリセットモード
に設定し、一致しないと判定したときは、この盗難防止
タグを警告モードに設定し、駆動部8に警告信号を出力
させる。警告信号は、駆動部8の出力端子が例えば8H
zの2周期連続1周期休止のリズムでLレベルになっ
て、発光ダイオードLEDを点滅させる。このとき、駆
動部8は、8Hzの2周期連続1周期休止のリズムのL
レベル信号に4kHzの鳴動信号を重畳させて、トラン
ジスタTR2 を駆動させ、ブザーBUZを鳴動させる。
モードのときに、何者かが、この盗難防止タグが取り付
けられた盗難防止対象物を、その設置された区域の出入
口から出そうとすると、出入口に設置された発信装置か
ら発信されている所定信号の電波により、抵抗R2 、コ
ンデンサC2 及びコイルL1 の共振回路が共振する。こ
の共振電圧は、トランジスタTR1 を駆動することによ
り、アンテナ入力部3に入力され、発報入力のコード信
号に復調される。この復調された発報入力のコード信号
はコード識別部7で識別され、その識別結果は信号処理
部5に与えられる。
セットモードのときに、何者かが、上述のようなことを
避けようとして、盗難防止対象物から盗難防止タグを取
り外すと、釦が復帰してスイッチVSが短絡し、信号処
理部5が、入力部4を通じてその信号を認識し、駆動部
8に警報信号を出力させ、この盗難防止タグを発報モー
ドに設定する。警報信号は、駆動部8の出力端子が例え
ば8HzでLレベルになることにより、発光ダイオード
LEDを点滅させる。このとき、駆動部8は、8Hzの
Lレベル信号に4kHzの鳴動信号を重畳させて、トラ
ンジスタTR2 を駆動させ、ブザーBUZを鳴動させ
る。
果により発報入力を認識し、駆動部8に警報信号を出力
させ、この盗難防止タグを発報モードに設定する。警報
信号は、駆動部8の出力端子が例えば8HzでLレベル
になることにより、発光ダイオードLEDを点滅させ
る。このとき、駆動部8は、8HzのLレベル信号に4
kHzの鳴動信号を重畳させて、トランジスタTR2 を
駆動させ、ブザーBUZを鳴動させる。
ード又はセットモードの場合に、ブザーBUZの鳴動を
停止させるとき又は盗難防止対象物が顧客に買われて盗
難防止タグを外すためにその動作を停止させるとき等
に、スイッチVSが開放され、鍵によりリセットスイッ
チRSが短絡されれば、信号処理部5が、リセット入力
部2を通じてその信号を認識し、この盗難防止タグをW
TOモードのリセットモードにリセットして、その設定
確認信号を出力する。
き又は盗難防止タグの動作を停止させるとき等に、リセ
ットコードを与えられれば、信号処理部5が、暗号コー
ド記憶部9に記憶してある暗号コードと、リセットコー
ドに含まれる暗号コードとが一致するか否かを判定す
る。そして、一致すると判定したときは、この盗難防止
タグをリセットモードに設定し、一致しないと判定した
ときは、この盗難防止タグを警告モードに設定し、駆動
部8に警告信号を出力させる。警告信号は、駆動部8の
出力端子が例えば8Hzの2周期連続1周期休止のリズ
ムでLレベルになって、発光ダイオードLEDを点滅さ
せる。このとき、駆動部8は、8Hzの2周期連続1周
期休止のリズムのLレベル信号に4kHzの鳴動信号を
重畳させて、トランジスタTR2 を駆動させ、ブザーB
UZを鳴動させる。
り短絡される回路の一部分が開放されたときと、発信装
置から所定信号を受信したときとに、警報を出力するW
Tタイプの盗難防止タグは、後述するリモートコントロ
ールキーから、セットコード、リセットコード、動作モ
ードの変更を指示するコード及びVSタイプ/WTタイ
プの変更を指示するコードに変調された電波を、抵抗R
2 、コンデンサC2 及びコイルL1 で構成される共振回
路で受信する。
えられると、リセットモード(盗難防止対象物に取り付
けられた状態で、取り外されても又発信装置から所定信
号を受信しても、警報出力しない状態)になる。但し、
第1動作モードになっている場合は、盗難防止タグが盗
難防止対象物から取り外されるための解除時間(例えば
32秒間)を計時し、解除時間経過時に取り外されてい
なければ(導通ワイヤWが接続されていれば)、セット
モードに戻る。
モードのときに、何者かが、この盗難防止タグが取り付
けられた盗難防止対象物を、その設置された区域の出入
口から出そうとすると、出入口に設置された発信装置か
ら発信されている所定信号の電波により、抵抗R2 、コ
ンデンサC2 及びコイルL1 の共振回路が共振する。こ
の共振電圧は、トランジスタTR1 を駆動することによ
り、アンテナ入力部3に入力され、発報入力のコード信
号に復調される。この復調された発報入力のコード信号
はコード識別部7で識別され、その識別結果は信号処理
部5に与えられる。
セットモードのときに、何者かが、上述のようなことを
避けようとして、導通ワイヤWを切断し、盗難防止対象
物から取り外すと、信号処理部5が、入力部4を通じて
その信号を認識し、駆動部8に警報信号を出力させ、こ
の盗難防止タグを発報モードに設定する。警報信号は、
駆動部8の出力端子が例えば8HzでLレベルになるこ
とにより、発光ダイオードLEDを点滅させる。このと
き、駆動部8は、8HzのLレベル信号に4kHzの鳴
動信号を重畳させて、トランジスタTR2 を駆動させ、
ブザーBUZを鳴動させる。
果により発報入力を認識し、駆動部8に警報信号を出力
させ、この盗難防止タグを発報モードに設定する。警報
信号は、駆動部8の出力端子が例えば8HzでLレベル
になることにより、発光ダイオードLEDを点滅させ
る。このとき、駆動部8は、8HzのLレベル信号に4
kHzの鳴動信号を重畳させて、トランジスタTR2 を
駆動させ、ブザーBUZを鳴動させる。
ード又はセットモードの場合に、ブザーBUZの鳴動を
停止させるとき又は盗難防止対象物が顧客に買われて盗
難防止タグを外すためにその動作を停止させるとき等
に、鍵により導通ワイヤWのロックが解除されてその接
続が開放される。これに連動して、リセットスイッチR
Sが短絡されると、信号処理部5が、リセット入力部2
を通じてその信号を認識し、この盗難防止タグをWTO
モードのリセットモードにリセットして、その設定確認
信号を出力する。その他の動作は、上述したVSタイプ
の盗難防止タグの動作と同様であるので、説明を省略す
る。
プの盗難防止タグへ、セットコードと、リセットコード
と、動作モードの変更を指示するコードと、VSタイプ
/WTタイプの変更を指示するコードと、リセットコー
ドに含まれる暗号コードの変更を指示する暗号コード変
更コードとを電波で発信するマスタリモートコントロー
ルキーMRK(親指示信号発信装置)の構成を示すブロ
ック図である。このマスタリモートコントロールキーM
RKは、セットモード及びリセットモードを指示するた
めのセット釦SB及びリセット釦RSBと、第1動作モ
ードへの設定を指示するための第1動作モード釦ONE
と、第2動作モードへの設定を指示するための第2動作
モード釦NORと、VSNモードへの設定を指示するた
めのVSNモード釦VSNとが、4ビットマイクロコン
ピュータ10に接続されている。
SOモードへの設定を指示するためのVSOモード釦V
SOと、WTNモードへの設定を指示するためのWTN
モード釦WTNと、WTOモードへの設定を指示するた
めのWTOモード釦WTOと、クロック生成のための発
振回路12と、発光ダイオード11と、LC共振回路1
3(アンテナ回路)と、リセットコードに含まれる暗号
コードを変更設定するための暗号スイッチCRSと、暗
号コードの変更を指示するための暗号変更釦CRBと、
マスタリモートコントロールキーMRK及び後述するリ
モートコントロールキーの切り換えを行うための切り換
えスイッチXSとが接続されている。マスタリモートコ
ントロールキーMRK及びリモートコントロールキーは
回路構成を共通化し、組立時に切り換えスイッチXSで
それぞれに設定する。
ールキーMRKは、釦SB,RSB,NOR,ONE,
VSN,VSO,WTN,WTOの何れかが操作された
ときは、マイクロコンピュータ10が、操作された釦に
応じたセットコード、リセットコード、第2動作コー
ド、第1動作コード、VSN設定コード、VSO設定コ
ード、WTN設定コード、WTO設定コードの何れか
を、LC共振回路13を通じて変調し発信する。マイク
ロコンピュータ10は、コードを発信しているときは、
発光ダイオード11を点灯する。
きは、マイクロコンピュータ10が、この操作に応じ
て、リセットコードに含まれる暗号コードを新暗号コー
ドに変更設定する。暗号変更釦CRBが操作されたとき
は、マイクロコンピュータ10が、設定されている暗号
コードへの変更を指示するための暗号変更コードを、L
C共振回路13を通じて変調し発信する。
プの盗難防止タグへ、セットコード及びリセットコード
のみを電波で発信するリモートコントロールキーRK
(指示信号発信装置)の構成を示すブロック図である。
このリモートコントロールキーRKは、セットモード及
びリセットモードを指示するためのセット釦SB及びリ
セット釦RSBと、クロック生成のための発振回路12
と、発光ダイオード11と、電波を発信するためのLC
共振回路13(アンテナ回路)と、マスタリモートコン
トロールキーMRKからの、暗号コードの変更を指示す
る暗号変更コード信号及び販売店の出口に設置された発
信装置(図8,TX)からの所定信号を受信するための
LC共振回路14と、マスタリモートコントロールキー
MRK及びリモートコントロールキーRKの切り換えを
行うための切り換えスイッチXSとが、4ビットマイク
ロコンピュータ10に接続されている。
したときに鳴動するブザーBUZが4ビットマイクロコ
ンピュータ10に接続されている。4ビットマイクロコ
ンピュータ10は、リセットコードに含めるべき暗号コ
ードを記憶しており、LC共振回路14が暗号変更コー
ド信号を受信したときは、新暗号コードに更新する。L
C共振回路14には、マスタリモートコントロールキー
MRKからの暗号変更コード信号を受信するときのみ、
LC共振回路14を作動状態にするためのスイッチRC
Sが接続されている。スイッチRCSは手動操作自動復
帰a接点である。リモートコントロールキーRKは、個
別の盗難防止タグに信号を与えるためのハンディタイプ
に形成して使用する。
ーRKは、釦SB,RSBの何れかが操作されたとき
は、マイクロコンピュータ10が、操作された釦に応じ
たセットコード、リセットコードの何れかを、LC共振
回路13を通じて変調し発信する。マイクロコンピュー
タ10は、コードを発信しているときは、発光ダイオー
ド11を点灯する。また、スイッチRCSが操作されて
いるときに、LC共振回路14を通じて暗号変更コード
信号を受信したならば、マイクロコンピュータ10は、
リセットコードに含むべく記憶している暗号コードを、
暗号変更コードに含まれる新暗号コードにより更新す
る。また、LC共振回路14が所定信号を受信したとき
は、ブザーBUZを鳴動させ、発光ダイオード11を点
滅させる。
は、個別の盗難防止タグ及びリモートコントロールキー
RKに信号を与えるためのハンディタイプと、ある程度
まとまった個数の盗難防止タグをその上に置いて信号を
与えるための、例えば30cm×30cm程度の大きさ
の板状の卓上タイプとに形成して使用する。但し、卓上
タイプには、暗号コードを設定するための暗号スイッチ
CRSと、暗号コードの変更を指示するための暗号変更
釦CRBとは設けず、暗号変更コード信号を受信するた
めのLC共振回路14とスイッチRCSとを設け、ハン
ディタイプのマスタリモートコントロールキーMRKか
らの暗号変更コード信号を受信して、リセットコードの
暗号コードを変更できるように構成する。
MRK及びリモートコントロールキーRKが発信するコ
ード信号の構成を説明するための説明図である。コード
信号の先頭にあるスタートビットは、20msecの長
さであり、立ち上がりから15msecがHレベルであ
る(a)。データビット“0”は、8msecの長さで
あり、立ち上がりから2msecがHレベルである
(b)。データビット“1”は、12msecの長さで
あり、立ち上がりから8msecがHレベルである
(c)。
それに続くデータビットD0 〜D11とで構成されてい
る。データビットD0 〜D11の内、データビットD0 〜
D5 がデータコードであり、これらは、インタリーブさ
れて、D2 D3 D4 D5 D0 D1 の順に発信される
(c)。データビットD6 〜D11は、図6に示すよう
に、データコードD0 〜D5 のビット反転したものであ
り、受信側でさらに反転されて、D0 〜D5 =D6 〜D
11バーであれば、正確に受信したものと確認するための
ものである。例えば、データコードD0 〜D5 が“01
0101”であれば、コード信号は“S0 010101
101010”となる(図5(d))。
のセットコード、リセットコード、暗号変更コード、W
TN設定コード、WTO設定コード、VSN設定コー
ド、VSO設定コード、第1動作コード、第2動作コー
ドの各例“010101”,“00「暗号」”,“11
「暗号」”,“100101”,“100110”,
“101001”,“101010”,“01101
1”,“011000”を示した図表である。尚、「暗
号」は4桁の暗号コードである。
の形態の要部構成例を示す概念図である。この盗難防止
装置は、店舗内の売り場において、盗難防止タグTが衣
類のような盗難防止対象物(商品)の釦穴等に絡めて取
り付けられている(A)。この店舗の出口付近にあるレ
ジには、卓上タイプのマスタリモートコントロールキー
TRKが設置され、その上に商品を置くだけで、盗難防
止タグTがセットモードからリセットモードになるよう
になっている。盗難防止タグTは、リセットモードにな
った後、商品から取り外される。何者かが、セットモー
ドにある盗難防止タグTが取り付けられた商品を、店舗
の出口から持ち出そうとすると、出口に設置された発信
装置TXからの所定信号を、盗難防止タグTが受信して
警報を発報する(B)。
更するときは、責任者が、通常は金庫に厳重に保管して
ある、ハンディタイプのマスタリモートコントロールキ
ーMRKを金庫から取り出し、新暗号コードを設定し
て、暗号変更コード信号を発信させる。リモートコント
ロールキーRK及び盗難防止タグTは、この暗号変更コ
ード信号を受信し、それぞれの暗号記憶手段に記憶して
いる暗号コードを更新する(C)。盗難防止タグTの動
作モード及びVSタイプ/WTタイプの切り換えは、ハ
ンディタイプのマスタリモートコントロールキーMRK
又は卓上タイプのマスタリモートコントロールキーTR
Kにより行う(C,B)。
グのアンテナ入力部3及びコード識別部7aの動作を示
すフローチャートである。以下に、このフローチャート
に基づき、アンテナ入力部3及びコード識別部7aの動
作を説明する。アンテナ入力部3は、盗難防止タグが設
置された区域の出入口等に設置された発信装置から搬送
波を受信している間のみ、HレベルのLFIN信号LF
IN(H)を作成することにより復調する。
号LFIN(H)の長さが、立ち上がりから例えば5秒
毎のレベルを検出することにより、12msecより長
いか否かを比較し(S10)、長くなければ無意味な信
号として無視する。長ければ、次に、同様にして、LF
IN信号LFIN(H)の長さが100msecより長
いか否かを比較し(S12)、長ければ、このLFIN
信号LFIN(H)を発信装置からの、警報を発報する
ための所定信号のコード(発報入力コード)として、コ
ード識別部7aへ与える。長くなければ、このLFIN
信号LFIN(H)をスタートビットS0 として、デー
タビットの読み込みを開始する(S14)。アンテナ入
力部3は、復調したLFIN信号LFIN(H)の長さ
を、例えば立ち上がりから5秒毎のレベルを検出するこ
とにより比較する。
ットのLFIN信号LFIN(H)の長さが20mse
cより長いか否かを比較し(S16)、長ければ、無意
味な信号として、以下の読み込みを中止する。また、読
み込んだデータビットのLレベルのLFIN信号LFI
N(L)の長さ(搬送波を受信していない時間)が20
msecより長いか否かを比較し(S18)、長けれ
ば、無意味な信号として、以下の読み込みを中止する。
アンテナ入力部3は、また、データビットの読み込み中
に、新たなスタートビットS0 を確認したときは、すで
に読み込んだデータビットを廃棄して、新たにデータビ
ットの読み込みを開始する。
ビット読み込むと、データビットの読み込みを完了する
(S20)。次に、アンテナ入力部3は、読み込んだデ
ータビットのD0 〜D5 とD6 〜D11バーとが一致する
かを調べ(S22)、一致しなければ、正確に受信でき
なかったとして、読み込んだデータビットを廃棄する。
一致すれば、読み込んだデータビットのLFIN信号L
FIN(H)の列を、コードとしてコード識別部7aへ
与える。コード識別部7aは、与えられたコードを識別
し(S24)、その識別結果を信号処理部5へ与える。
信号処理部5の、コード識別部7aからコード(の識別
結果)を与えられたときの動作を示すフローチャートで
ある。 図12は、信号処理部5の、リセットコードに
含まれる暗号コードが変更設定されるときの動作を示す
フローチャートである。図13は、本発明に係る盗難防
止タグの、VSNモード、VSOモード、WTNモード
又はWTOモードのリセットモードから、VSNモー
ド、VSOモード、WTNモード又はWTOモードのリ
セットモードへのモード遷移図である。図14は、本発
明に係る盗難防止タグの、VSNモード又はVSOモー
ドのリセットモードから、VSNモードのリセットモー
ドへのモード遷移図(a)であり、WTNモード又はW
TOモードのリセットモードから、WTNモードのリセ
ットモードへのモード遷移図(b)である。
VSNモード又はVSOモードのリセットモードから、
VSOモードのリセットモードへのモード遷移図(a)
であり、WTNモード又はWTOモードのリセットモー
ドから、WTOモードのリセットモードへのモード遷移
図(b)である。図16、図17、図18及び図19
は、VSNモード、VSOモード、WTNモード及びW
TOモードの各リセットモードからのそれぞれのモード
遷移図である。
ド遷移図に基づき、信号処理部5の動作を説明する。信
号処理部5は、コード識別部7aからのコード(の識別
結果)を読み込み(S30)、そのコードが発報入力コ
ードであり(S32)、この盗難防止タグがセットモー
ドであれば(S52)、この発報入力コードを受け付け
(図16S108、図17S126、図18S146、
図19S164)、この盗難防止タグを発報モードに設
定する(図16S110、図17S128、図18S1
48、図19S166)。信号処理部5は、この盗難防
止タグがセットモードでなければ(S52)、この発報
入力コードを無視する。
コードがセットコードであり(S34)、この盗難防止
タグがセットモード又はリセットモードであれば(S5
4)、このセットコードを受け付ける(図16S10
0、図17S118、図18S138、図19S15
6)。この盗難防止タグがセットモード又はリセットモ
ードでなければ(S54)、このセットコードを無視す
る。
コードがリセットコードであり(S36)、この盗難防
止タグがセットモード又は発報モードであれば(S5
6)、このリセットコードを受け付ける(図16S11
4、図17S132、図18S152、図19S17
0)。この盗難防止タグがセットモード又は発報モード
でなければ(S56)、このリセットコードを無視す
る。信号処理部5は、この盗難防止タグがリセットモー
ドでなければ(S38)、その他の暗号変更コード、V
SN設定コード、VSO設定コード、WTN設定コー
ド、WTO設定コード、第2動作コード及び第1動作コ
ードを無視する。
ットモードであり(S38)、コード識別部7aからの
コードが暗号変更コードであれば(S39)、この暗号
変更コードを受け付ける(図12S41)。信号処理部
5は、この盗難防止タグがリセットモードであり(S3
8)、コード識別部7aからのコードがVSN設定コー
ドであれば(S40)、このVSN設定コードを受け付
ける(図13S60)。信号処理部5は、この盗難防止
タグがリセットモードであり(S38)、コード識別部
7aからのコードがVSO設定コードであれば(S4
2)、このVSO設定コードを受け付ける(図13S6
6)。
ットモードであり(S38)、コード識別部7aからの
コードがWTN設定コードであれば(S44)、このW
TN設定コードを受け付ける(図13S72)。信号処
理部5は、この盗難防止タグがリセットモードであり
(S38)、コード識別部7aからのコードがWTO設
定コードであれば(S46)、このWTO設定コードを
受け付ける(図13S78)。
ットモードであり(S38)、コード識別部7aからの
コードが第2動作コードであれば(S48)、この第2
動作コードを受け付ける(図14S84,S88)。信
号処理部5は、この盗難防止タグがリセットモードであ
り(S38)、コード識別部7aからのコードが第1動
作コードであれば(S50)、この第1動作コードを受
け付ける(図15S92,S96)。
Nモード、VSOモード、WTNモード及びWTOモー
ドの何れかのリセットモードであるとき(図12S6
4,S70,S76,S82)、暗号変更コードを受け
付けると(図12S41)、暗号コードの変更確認信号
を駆動部8から出力させて(図12S43)、暗号コー
ド記憶部9に記憶してある暗号コードを、暗号変更コー
ドに含まれる新暗号コードに変更する(図12S4
5)。このとき、盗難防止タグのモードは変化しない
(図12S64,S70,S76,S82)。
Nモード、VSOモード、WTNモード及びWTOモー
ドの何れかのリセットモードであるとき(図13S6
4,S70,S76,S82)、VSN設定コード、V
SO設定コード、WTN設定コード及びWTO設定コー
ドの何れかを受け付けると(図13S60,S66,S
72,S78)、リセットモードの設定確認信号を駆動
部8から出力させて(図13S62,S68,S74,
S80)、この盗難防止タグを受け付けた設定コードの
リセットモードに設定する。このとき、暗号コード記憶
部9に記憶してある暗号コードは変化しない(図13S
64,S70,S76,S82)。
Nモード及びVSOモードの何れかのリセットモードで
あるとき(図14S64,S70)、第2動作コードを
受け付けると(図14S84)、リセットモードの設定
確認信号を駆動部8から出力させて(図14S86)、
この盗難防止タグをVSNモードのリセットモードに設
定する。このとき、暗号コード記憶部9に記憶してある
暗号コードは変化しない(図14S64)。
Nモード及びWTOモードの何れかのリセットモードで
あるとき(図14S76,S82)、第2動作コードを
受け付けると(図14S88)、リセットモードの設定
確認信号を駆動部8から出力させて(図14S90)、
この盗難防止タグをWTNモードのリセットモードに設
定する。このとき、暗号コード記憶部9に記憶してある
暗号コードは変化しない(図14S76)。
Nモード及びVSOモードの何れかのリセットモードで
あるとき(図15S64,S70)、第1動作モードを
受け付けると(図15S92)、リセットモードの設定
確認信号を駆動部8から出力させて(図15S94)、
この盗難防止タグをVSOモードのリセットモードに設
定する。このとき、暗号コード記憶部9に記憶してある
暗号コードは変化しない(図15S70)。
Nモード及びWTOモードの何れかのリセットモードで
あるとき(図15S76,S82)、第1動作コードを
受け付けると(図15S96)、リセットモードの設定
確認信号を駆動部8から出力させて(図15S98)、
この盗難防止タグをWTOモードのリセットモードに設
定する。このとき、暗号コード記憶部9に記憶してある
暗号コードは変化しない(図15S82)。
Nモードのリセットモードであり(図16S64)、セ
ットコードを受け付けたとき(図16S100)、スイ
ッチVSが開放されていれば(この盗難防止タグが盗難
防止対象物に取り付けられていれば)(図16S10
2)、セットモードの設定確認信号を駆動部8から出力
させて、この盗難防止タグをVSNモードのセットモー
ドに設定する(図16S104)。スイッチVSが短絡
されていれば(図16S102)、このセットコードを
無視する。
Nモードのセットモードであり(図16S104)、発
報入力コードを受け付けたとき(図16S108)又は
スイッチVSが短絡されたとき(この盗難防止タグが盗
難防止対象物から取り外されたとき)(図16S10
6)、この盗難防止タグを発報モードに設定して(図1
6S110)、警報信号を駆動部8から出力させる。
Nモードのセットモードであるとき(図16S104)
又は発報モードであるとき(図16S110)、リセッ
トコードを受け付けると(図16S114)、リセット
コードの暗号コードと暗号コード記憶部9に記憶してあ
る暗号コードとが一致するか否かを判定し、一致すると
判定したときは(図16S103)、この盗難防止タグ
をVSNモードのリセットモードに設定する(図16S
64)。一致しないと判定したときは(図16S10
3)、この盗難防止タグを警告モードに設定し(図16
S105)、警告信号を駆動部8から出力させる。
モードであるとき(図16S105)、暗号コード記憶
部9に記憶してある暗号コードと一致する暗号コードを
有するリセットコードを受け付けると(図16S10
7,109)、この盗難防止タグをVSNモードのリセ
ットモードに設定する(図16S64)。
がVSNモードのセットモードであるとき(図16S1
04)、発報モードであるとき(図16S110)又は
警告モードであるとき(図16S105)、スイッチV
Sが開放され、鍵によりリセットスイッチRSが短絡さ
れると(図16S112)、リセットモードの設定確認
信号を駆動部8から出力させて、この盗難防止タグをW
TOモードのリセットモードに設定する(図16S8
2)。
Oモードのリセットモードであり(図17S70)、セ
ットコードを受け付けたとき(図17S118)、スイ
ッチVSが開放されていれば(この盗難防止タグが盗難
防止対象物に取り付けられていれば)(図17S12
0)、セットモードの設定確認信号を駆動部8から出力
させて、この盗難防止タグをVSOモードのセットモー
ドに設定する(図17S122)。スイッチVSが短絡
されていれば(図17S120)、このセットコードを
無視する。
がVSOモードのリセットモードであり(図17S7
0)、スイッチVSが開放されたとき(この盗難防止タ
グが盗難防止対象物に取り付けられたとき)(図17S
116)、セットモードの設定確認信号を駆動部8から
出力させて、この盗難防止タグをVSOモードのセット
モードに設定する(図17S122)。
Oモードのセットモードであり(図17S122)、発
報入力コードを受け付けたとき(図17S126)又は
スイッチVSが短絡されたとき(この盗難防止タグが盗
難防止対象物から取り外されたとき)(図17S12
4)、警報信号を駆動部8から出力させて、この盗難防
止タグを発報モードに設定する(図17S128)。
Oモードのセットモードであるとき(図17S122)
又は発報モードであるとき(図17S128)、リセッ
トコードを受け付けると(図17S132)、リセット
コードの暗号コードと暗号コード記憶部9に記憶してあ
る暗号コードとが一致するか否かを判定し、一致すると
判定したときは(図17S121)、この盗難防止タグ
をVSOモードの解除モードに設定し(図17S13
4)、解除モードの設定確認信号を駆動部8から出力さ
せる。そして、解除モードで32秒経過すると(図17
S136)、この盗難防止タグをVSOモードのリセッ
トモードに設定する(図17S70)。
が開放されていれば(この盗難防止タグが盗難防止対象
物に取り付けられていれば)(図17S116)、この
盗難防止タグをVSOモードのセットモードに設定して
(図17S122)、セットモードの設定確認信号を駆
動部8から出力させる。一致しないと判定したときは
(図17S121)、この盗難防止タグを警告モードに
設定し(図17S123)、警告信号を駆動部8から出
力させる。
モードであるとき(図17S123)、暗号コード記憶
部9に記憶してある暗号コードと一致する暗号コードを
有するリセットコードを受け付けると(図17S12
5,127)、この盗難防止タグをVSOモードの解除
モードに設定し(図17S134)、解除モードの設定
確認信号を駆動部8から出力させる。解除モードの設定
(図17S134)以降は上述と同様である。
Oモードのセットモードであるとき(図17S12
2)、発報モードであるとき(図17S128)又は警
告モードであるとき(図17S123)、スイッチVS
が開放され、鍵によりリセットスイッチRSが短絡され
ると(図17S130)、リセットモードの設定確認信
号を駆動部8から出力させて、この盗難防止タグをWT
Oモードのリセットモードに設定する(図17S8
2)。
Nモードのリセットモードであり(図18S76)、セ
ットコードを受け付けたとき(図18S138)、導通
ワイヤWが接続されていれば(この盗難防止タグが盗難
防止対象物に取り付けられていれば)(図18S14
0)、セットモードの設定確認信号を駆動部8から出力
させて、この盗難防止タグをWTNモードのセットモー
ドに設定する(図18S142)。導通ワイヤWが接続
されていなければ(図18S140)、このセットコー
ドを無視する。
Nモードのセットモードであり(図18S142)、発
報入力コードを受け付けたとき(図18S146)又は
導通ワイヤWが切断されたとき(この盗難防止タグが盗
難防止対象物から取り外されたとき)(図18S14
4)、警報信号を駆動部8から出力させて、この盗難防
止タグを発報モードに設定する(図18S148)。
Nモードのセットモードであるとき(図18S142)
又は発報モードであるとき(図18S148)、リセッ
トコードを受け付けると(図18S152)、リセット
コードの暗号コードと暗号コード記憶部9に記憶してあ
る暗号コードとが一致するか否かを判定し、一致すると
判定したときは(図18S141)、この盗難防止タグ
をWTNモードのリセットモードに設定する(図18S
76)。一致しないと判定したときは(図18S14
1)、この盗難防止タグを警告モードに設定し(図18
S143)、警告信号を駆動部8から出力させる。
モードであるとき(図18S143)、暗号コード記憶
部9に記憶してある暗号コードと一致する暗号コードを
有するリセットコードを受け付けると(図18S14
5,147)、この盗難防止タグをWTNモードのリセ
ットモードに設定する(図18S76)。
がWTNモードのセットモードであるとき(図18S1
42)、発報モードであるとき(図18S148)又は
警告モードであるとき(図18S143)、鍵により導
通ワイヤWのロックが解除されてその接続が開放され、
それに連動して、リセットスイッチRSが短絡されると
(図18S150)、この盗難防止タグをWTOモード
のリセットモードに設定して(図18S82)、リセッ
トモードの設定確認信号を駆動部8から出力させる。
Oモードのリセットモードであり(図19S82)、セ
ットコードを受け付けたとき(図19S156)、導通
ワイヤWが接続されていれば(この盗難防止タグが盗難
防止対象物に取り付けられていれば)(図19S15
8)、セットモードの設定確認信号を駆動部8から出力
させて、この盗難防止タグをWTOモードのセットモー
ドに設定する(図19S160)。導通ワイヤWが接続
されていなければ(図19S158)、このセットコー
ドを無視する。
がWTOモードのリセットモードであり(図19S8
2)、導通ワイヤWが接続されたとき(この盗難防止タ
グが盗難防止対象物に取り付けられたとき)(図19S
154)、セットモードの設定確認信号を駆動部8から
出力させて、この盗難防止タグをWTOモードのセット
モードに設定する(図19S160)。
Oモードのセットモードであり(図19S160)、発
報入力コードを受け付けたとき(図19S164)又は
導通ワイヤWが切断されたとき(この盗難防止タグが盗
難防止対象物から取り外されたとき)(図19S16
2)、この盗難防止タグを発報モードに設定して(図1
9S166)、警報信号を駆動部8から出力させる。
Oモードのセットモードであるとき(図19S160)
又は発報モードであるとき(図19S166)、リセッ
トコードを受け付けると(図19S170)、リセット
コードの暗号コードと暗号コード記憶部9に記憶してあ
る暗号コードとが一致するか否かを判定し、一致すると
判定したときは(図19S161)、解除モードの設定
確認信号を駆動部8から出力させて、この盗難防止タグ
をWTOモードの解除モードに設定し(図19S17
2)、解除モードの設定確認信号を駆動部8から出力さ
せる。そして、解除モードで32秒経過すると(図19
S174)、この盗難防止タグをWTOモードのリセッ
トモードに設定する(図19S82)。
が接続されていれば(この盗難防止タグが盗難防止対象
物に取り付けられていれば)(図19S154)、この
盗難防止タグをWTOモードのセットモードに設定して
(図19S160)、セットモードの設定確認信号を駆
動部8から出力させる。一致しないと判定したときは
(図19S161)、この盗難防止タグを警告モードに
設定し(図19S163)、警告信号を駆動部8から出
力させる。
モードであるとき(図19S163)、暗号コード記憶
部9に記憶してある暗号コードと一致する暗号コードを
有するリセットコードを受け付けると(図19S16
5,167)、この盗難防止タグをWTOモードの解除
モードに設定し(図19S172)、解除モードの設定
確認信号を駆動部8から出力させる。解除モードの設定
(図19S172)以降は上述と同様である。
Oモードのセットモードであるとき(図19S16
0)、発報モードであるとき(図20S166)又は警
告モードであるとき(図19S163)、鍵により導通
ワイヤWのロックが解除されてその接続が開放され、そ
れに連動して、リセットスイッチRSが短絡されると、
リセットモードの設定確認信号を駆動部8から出力させ
て、この盗難防止タグをWTOモードの解除モードに設
定する(図19S82)。尚、上述した発明の実施の形
態では電波信号を使用しているが、電波以外の赤外線、
超音波等の非接触で送受信できる信号の使用も可能であ
ることは言うまでもない。
よれば、店舗毎に異なるリセットコードを設定すること
ができ、より確実に盗難を防止することができる。
えば、他の店舗から盗んで来た指示信号発信装置を使用
してリセットしようとしても、すぐに露見する。また、
思考錯誤によりリセットコードを知ることは困難である
ので、より確実に盗難を防止することができる。
示信号発信装置が盗まれたり、リセットコードが知られ
たりしても、リセットコードを容易に変更できるので、
より確実に盗難を防止することができる。
ば、店舗毎に異なる解除指示信号を発信することがで
き、より確実に盗難を防止することができる。
ば、指示信号発信装置自体が盗まれたり店舗から無断で
持ち出されたりすることを防止できる。
ば、解除指示信号を発信する指示信号発信装置が盗まれ
たり、解除指示信号の暗号コードが知られたりしても、
暗号コードを容易に変更でき、より確実に盗難を防止す
ることができる。
ば、解除指示信号を発信する他の指示信号発信装置が盗
まれたり、解除指示信号の暗号コードが知られたりして
も、暗号コードを容易に変更でき、より確実に盗難を防
止することができる。
舗毎に異なる、盗難防止タグのリセットコードを設定す
ることができ、より確実に盗難を防止することができ
る。
示信号発信装置が盗まれたり、解除指示信号の暗号コー
ドが知られたりしても、暗号コードを容易に変更でき、
より確実に盗難を防止することができる。
の要部構成を示すブロック図である。
例の要部構成を示すブロック図である。
ブロック図である。
ク図である。
コントロールキーが発信するコード信号の構成例を説明
するための説明図である。
コントロールキーが発信するコード信号の構成例を説明
するための説明図である。
コントロールキーが発信するデータコードの例を示した
図表である。
構成例を示す概念図である。
フローチャートである。
えられたときの動作を示すフローチャートである。
えられたときの動作を示すフローチャートである。
号コードが変更設定されるときの動作を示すフローチャ
ートである。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
る。
段) 13 LC共振回路(発信手段) 14 LC共振回路(受信手段) CRB 暗号変更釦 CRS 暗号スイッチ LED 発光ダイオード(警報出力手段) BUZ ブザー(警報出力手段) MRK マスタリモートコントロールキー(親指示信号
発信装置) RK リモートコントロールキー(指示信号発信装置) RS リセットスイッチ RSB リセット釦 VS スイッチ W 導通ワイヤ C2 ,L1 ,R2 共振回路(盗難防止タグの受信手
段) T 盗難防止タグ TX 発信装置 TRK 卓上型マスタリモートコントロールキー
Claims (9)
- 【請求項1】 盗難防止対象物に対する取り付け状態及
び取り外し状態を検出する検出手段と、非接触で信号を
受信する受信手段と、前記検出手段が取り外し状態を検
出したとき及び前記受信手段が所定信号を受信したとき
に、警報を出力する警報出力手段とを備えた盗難防止タ
グにおいて、 前記受信手段は、前記警報出力手段が作動可能である状
態及び警報出力状態の解除を指示する、暗号コードを含
む解除指示信号を受信することを可能とする一方、 前記受信手段が受信した前記所定信号及び前記解除指示
信号を識別する識別手段と、暗号コードを予め記憶する
暗号記憶手段と、前記識別手段が識別した解除指示信号
に含まれる暗号コード及び前記暗号記憶手段が記憶する
暗号コードが一致するか否かを判定する一致判定手段
と、該一致判定手段が一致すると判定したときは、前記
警報出力手段が作動可能である状態及び警報出力状態を
解除する解除手段とを備えることを特徴とする盗難防止
タグ。 - 【請求項2】 前記一致判定手段が一致しないと判定し
たときに、警告を出力する警告出力手段を備える請求項
1記載の盗難防止タグ。 - 【請求項3】 前記暗号記憶手段は、前記受信手段が受
信する、新暗号コードへの変更を指示する暗号変更指示
信号により、その記憶内容を前記新暗号コードに更新す
る請求項1又は2記載の盗難防止タグ。 - 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載の盗難防止
タグが備える受信手段が受信すべき解除指示信号に含め
るための暗号コードを記憶する暗号記憶手段と、前記解
除指示信号を、該暗号記憶手段が記憶する暗号コードを
含めて発信する発信手段とを備えることを特徴とする指
示信号発信装置。 - 【請求項5】 非接触で信号を受信する受信手段と、該
受信手段が所定信号を受信したときに、警報を出力する
警報出力手段とを備える請求項4記載の指示信号発信装
置。 - 【請求項6】 請求項3記載の盗難防止タグが備える暗
号記憶手段が記憶すべき新暗号コードを設定する暗号設
定手段と、盗難防止タグが備える受信手段が受信すべき
暗号変更指示信号を、前記暗号設定手段が設定した新暗
号コードを含めて発信する発信手段とを備えることを特
徴とする親指示信号発信装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の親指示信号発信装置が発
信する暗号変更指示信号を受信する受信手段を備え、前
記暗号記憶手段は、該受信手段が受信した暗号変更指示
信号に含まれる新暗号コードにより記憶内容を更新する
請求項4又は5記載の指示信号発信装置。 - 【請求項8】 請求項1又は2記載の盗難防止タグと、
盗難防止タグが備える受信手段が受信すべき所定信号を
発信する発信装置と、請求項4又は5記載の指示信号発
信装置とを備えることを特徴とする盗難防止装置。 - 【請求項9】 請求項3記載の盗難防止タグと、盗難防
止タグが備える受信手段が受信すべき所定信号を発信す
る発信装置と、請求項6記載の親指示信号発信装置と、
請求項7記載の指示信号発信装置とを備えることを特徴
とする盗難防止装置。
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ID=13273660
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