JPH09259005A - テストシミュレータのテストデータ作成方法 - Google Patents

テストシミュレータのテストデータ作成方法

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JPH09259005A
JPH09259005A JP8063519A JP6351996A JPH09259005A JP H09259005 A JPH09259005 A JP H09259005A JP 8063519 A JP8063519 A JP 8063519A JP 6351996 A JP6351996 A JP 6351996A JP H09259005 A JPH09259005 A JP H09259005A
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JP
Japan
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test
data
simulator
application
file
Prior art date
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Application number
JP8063519A
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English (en)
Inventor
Kentaro Takashima
健太郎 高嶋
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP8063519A priority Critical patent/JPH09259005A/ja
Publication of JPH09259005A publication Critical patent/JPH09259005A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションのテストシミュレータに使
用するテストデータを、従来よりも簡単にしかも適確な
内容で作成できる手段を提供することである。 【解決手段】 テストシミュレータに、テスト対象アプ
リケーションが発行した命令を受付け、その命令に対す
る応答データを生成して、生成した応答データをファイ
ルへ出力するとともに、テスト対象アプリケーションへ
の応答を行う機能をもたせ、該テストシミュレータにテ
スト対象アプリケーションを結合して動作させ、動作中
にテストシミュレータが生成した応答データをファイル
へ出力させ、テスト対象アプリケーションの終了時のフ
ァイルの内容をテストデータとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムのテス
トに関するものであり、特にオイラインによるトランザ
クション処理を行うアプリケーションをテストするため
のテストシミュレータに用いる、応答用のテストデータ
を効率的に作成する方法に関する。
【0002】オンラインによりトランザクション処理を
行う型のクライアントやサーバのアプリケーションプロ
グラムは、回線を介して相手システムとの接触関係を確
立してから、トランザクション処理を行う要求命令の発
行あるいは受け付けを行い、その処理が終ると接続関係
を切る動作を行うので、プログラムのテストを行う場
合、回線と相手システムが必要となる。しかしプログラ
ム開発中のテストでこれらを用意するのは困難である場
合が多いので、シミュレータを用いてこれらの機能を擬
似的に代行させることが行われている。ところでシミュ
レータでプログラムをテストする場合には、テスト対象
プログラムの発行命令順にテストデータが必要となる。
本発明は、このようなテストシミュレータがプログラム
をテストするために使用するテストデータの作成技術に
係わるものである。
【0003】
【従来の技術】テストシミュレータを用いてアプリケー
ションをテストする場合の、テスト形態とテストデータ
について説明する。
【0004】アプリケーションには、トランザクション
処理を要求する側のプログラムであるクライアントアプ
リケーションと、トランザクション処理の要求を受け付
ける側のプログラムであるサーバアプリケーションとが
ある。
【0005】図5はクライアントアプリケーションのテ
スト形態のテスト擬似システムを示す。図5において、
クライアントアプリケーション4はテストシミュレータ
5と結合されて動作し、テストシミュレータ5は、サー
バアプリケションの役割を擬似的に実行する。テストシ
ミュレータ5がこの擬似的な動作を行うためには、擬似
する(シミュレート)サーバアプリケーションのシステ
ムを規定する情報をもつ動作環境ファイル10と定義フ
ァイル11、および動作時の応答に必要なデータを供給
する入力ファイル12、実行結果を出力する出力ファイ
ル13が必要である。これらのクライアントアプリケー
ション4、動作環境ファイル10、定義ファイル11、
入力ファイル12、出力ファイル13の具体例を、図8
および図9に示す。なお図中の,,(1)〜(7)
は、各ファイル内の情報の関連付けを行ったもので、た
とえば図9の(a)の入力ファイルは、の命令で図8
のクライアントアプリケーションのの関数から呼び出
しを受信し、の命令で応答をクライアントアプリケー
ションに送信する。
【0006】図6は、サーバアプリケーションのテスト
形態のテスト擬似システムを示す。図6におけるテスト
シミュレータ5′は、テスト対象のサーバアプリケーシ
ョン8に対して、クライアントアプリケーションの役割
りを擬似的に実行し、トランザクションの処理要求を行
う。図6のテストシミュレータ5′の動作に必要な動作
環境ファイル10′、定義ファイル11′、入力ファイ
ル12′、出力ファイル13′の具体例を、図10〜図
12に示す。例えば、図12(a)の入力ファイルにお
いて、テストシミュレータは図12(a)の入力ファイ
ルのの命令で図10のサーバアプリケーションにデー
タを送信し、サバアプリケーションはの関数でこのデ
ータを受信する。次にサーバアプリケーションがの関
数で受信応答を送信すると、テストシミュレータはの
命令でこれを受信する。以下、とも同様である。
【0007】このように、テストシミュレータでアプリ
ケーションをテストする場合には、入力ファイルにテス
ト用のデータが必要であり、テストに先立って作成して
おかなければならない。従来のテストデータの作成で
は、テスト対象アプリケーションの仕様をよく理解し、
図7(a)に示すようにアプリケーションが発行する命
令(関数)の発行順序、種別にあわせて、テスト用のデ
ータ(シミュレート命令)をエディタあるいはGUI
(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)画面等で作
成していかなければならなかった。
【0008】この従来方法の問題点を解消するには、図
7(b)に示すように、テスト対象アプリケーションの
ソースファイルを解析して、アプリケーションが発行す
る命令(関数)に対するテスト用のデータ(シミュレー
ト命令)を自動的に出力する方法がある。
【0009】しかし、この方法では、アプリケーション
が発行する命令の種別は特定できても、分岐やループで
条件判定の結果により処理の流れが変わるような場合に
は、解析段階でその流れを特定することができないた
め、アプリケーションが発行するものとした命令の順序
が正しいかどうかは判らないという問題が残った。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来、アプリケーショ
ンのテストシミュレータで使用するテストデータは、テ
スト対象となるアプリケーションの動作を熟知したうえ
で、アプリケーションの動作に合わせて、エディタやそ
の他作成ツール類で作成された。しかし、この場合、テ
スト対象のアプリケーションの構造や動作仕様などを知
っていないとデータの作成はできなかった。また、テス
ト対象ではないが、付随して動作する部分などは、その
動作順序などを熟知していないのが普通であり、テスト
データの作成に手間取ってしまうという問題があった。
さらに、テスト工程が進み、システムテストなどになる
と、アプリケーション開発者全員でテスト作業にあたる
のではなく、開発者の中の数人に集約して行う場合が多
い。そのような時には、開発担当でない部分のテストも
担当することになり、アプリケーションの動作仕様を熟
知していないため、テストデータの作成に手間取るとい
う問題が生じた。
【0011】本発明は、アプリケーションのテストシミ
ュレータに使用するテストデータを、従来よりも簡単に
しかも適確な内容で作成できる手段を提供することを目
的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、テスト対象ア
プリケーションを、テストデータ取得のためだけにシミ
ュレータ上で単純な形で動作させるものである。このと
き、テスト対象アプリケーションから発行される命令に
特定のデータをあたえて正常終了の応答を通知すると同
時に、その応答を通知するために生成したテスト用命令
をファイルに出力し、テストデータとする。
【0013】この結果、得られるテストデータは、応答
に特定データが固定的に用いられているため実際のテス
トには修正が必要となる場合もあるが、テストデータの
基本パターンとして有用なものであり、また修正も容易
である。この方法により、テスト対象アプリケーション
の動作仕様を理解していなくてもテスト用データの基本
パターンの作成が容易に可能となる。しかも、アプリケ
ーションが動作しているので、命令の発行順序も正しい
ものが出力できる。
【0014】図1は本発明の原理説明図である。図中、
1はテスト対象アプリケーション、2はテストシミュレ
ータ、3はテストデータを格納するファイルである。テ
ストシミュレータ2は、テスト対象アプリケーション1
の動作によって逐次発行される命令1、命令2、命令
3、…命令nの各々毎に、命令を受け付けて()、命
令の種別に応じた応答データを生成し()、その応答
データをファイル3へ出力する()とともに、テスト
対象アプリケーション1へ応答として返す()。
【0015】これによりファイル3には、テスト対象ア
プリケーション1が動作時に実際に発行した命令1〜命
令nの順序で対応する応答データが格納されるので、次
のテスト時にファイル3を入力ファイルとしてテストシ
ミュレータ2に与えることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図2は、本発明をクライアントア
プリケーションのテストデータ作成に適用した実施の形
態を示す。この場合は、テスト対象のクライアントアプ
リケーション4が発行する全ての命令に対してテストシ
ミュレータ5は正常終了の復帰通知を行うので、クライ
アントアプリケーション4を起動した後は、テスト者が
介入することなく一括実行される。テストシミュレータ
5が動作時に使用する入力ファイル7には、応答用デー
タとして固定データあるいはテスト者が予め指定した特
定データが格納されており、テストシミュレータ5はこ
の入力ファイル7のデータを用いて応答データを作成
し、テストデータ6を作成する。
【0017】この形態では、テスト者はクライアントア
プリケーション4の起動だけを行うことで、アプリケー
ションの終了と同時にテストデータ6が出力される。し
かし、通知データが固定なので、あくまで基本パターン
のデータであり、詳細なテスト時は多少のチューニング
(修正)が必要となる。
【0018】図3は、本発明を、サーバアプリケーショ
ンのテストデータ作成に適用した実施の形態を示す。こ
の場合は、まずテストシミュレータ5からサーバアプリ
ケーション8に対して呼び出しを行い、サーバアプリケ
ーション8の実行を起動して、命令を逐次発行させる。
これらの命令に対して、テストシミュレータ5は、図2
の場合と同様に入力ファイル7の固定データあるいはテ
スト者が予め指定した特定のデータにより応答データを
作成してテストデータとして格納するとともに、各命令
ごとに、正常終了であったとしてその応答データをサー
バアプリケーション8に返す。このようにして一括実行
され、テストデータ6のファイルが作成される。アプリ
ケーションの終了とともに出力される。
【0019】図4は、図2、図3のような一括実行によ
るのではなく、対話によりテストデータ作成を行う実施
の形態を示す。テスト対象のクライアントアプリケーシ
ョン4が発行した各命令について、命令を受け付けると
それを画面9に表示し、テスト者にテストデータの指示
を行わせる。ここでテスト者は必要な場合変更データを
入力する。テストシミュレータ5は、その指示されたデ
ータに基づき応答データを作成し、テストデータとして
ファイルに格納するとともに、クライアントアプリケー
ション4に応答する。このようにして、テスト者はシミ
ュレータの表示するアプリケーション発行の各命令に応
答データを指定することで、アプリケーションの終了と
同時にテストデータが出力される。この方法は、一括実
行型と違い、作成されたデータがすでにテストデータと
して完成したものとなるのが特徴である。このデータを
種々のデータ作成の基本パターンとして使用すること
で、データバリエーションを容易に増やすことが可能と
なる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によればテスト対
象のアプリケーションをシミュレータとリンクして動作
させるだけで、アプリケーションが発行する命令の順序
に合ったテストデータの基本パターンが自動的に作成さ
れ、テストデータを部分的に修正するだけで種々のテス
トパターンのデータが作成でき、テストデータの作業効
率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】クライアントアプリケーショのテストデータ作
成に適用した実施の形態の説明図である。
【図3】サーバアプリケーションのテストデータ作成に
適用した実施の形態の説明図である。
【図4】対話型によるテストデータ作成の実施の形態の
説明図である。
【図5】クライアントアプリケーションのテスト形態の
説明図である。
【図6】サーバアプリケーションのテスト形態の説明図
である。
【図7】従来のテストデータ作成方法の説明図である。
【図8】クライアントアプリケーションテストのデータ
の具体例(アプリケーション,動作環境ファイル,定義
ファイル)の説明図である。
【図9】クライアントアプリケーションテストのデータ
の具体例(入力ファイル,出力ファイル)の説明図であ
る。
【図10】サーバアプリケーションテストのデータの具
体例(サーバアプリケーション)の説明図である。
【図11】サーバアプリケーションテストのデータの具
体例(動作環境ファイル定義ファイル)の説明図であ
る。
【図12】サーバアプリケーションテストのデータの具
体例(入力ファイル)の説明図である。
【図13】サーバアプリケーションテストのデータの具
体例(出力ファイル)の説明図である。
【符号の説明】
1:テスト対象アプリケーション 2:テストシミュレータ 3:ファイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オンライントランザクション処理型のア
    プリケーションをテストするテストシミュレータのテス
    トデータ作成方法において、 テストシミュレータに、テスト対象アプリケーションが
    発行した命令を受け付け、その命令に対する応答データ
    を生成して、生成した応答データをファイルへ出力する
    とともに、テスト対象アプリケーションへの応答を行う
    機能をもたせ、 該テストシミュレータにテスト対象アプリケーションを
    結合して動作させ、動作中にテストシミュレータが生成
    した応答データをファイルへ出力させ、テスト対象アプ
    リケーションの終了時のファイルの内容をテストデータ
    とすることを特徴とするテストシミュレータのテストデ
    ータ作成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、テストシミュレータ
    は、テスト対象アプリケーションが発行した全ての命令
    に対して正常終了の復帰通知を行い、その際通知データ
    が必要であるときは固定データあるいはテスト者が指定
    した特定データを通知することを特徴とするテストシミ
    ュレータのテストデータ作成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、テストシミュレータ
    は、テスト対象アプリケーションが応答データを必要と
    する命令を発行するたびに、該命令への応答データの指
    定をテスト者に要求し対話により応答データを指定させ
    ることを特徴とするテストシミュレータのテストデータ
    作成方法。
JP8063519A 1996-03-19 1996-03-19 テストシミュレータのテストデータ作成方法 Pending JPH09259005A (ja)

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