JPH09258965A - プログラム更新方式 - Google Patents
プログラム更新方式Info
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- JPH09258965A JPH09258965A JP8069880A JP6988096A JPH09258965A JP H09258965 A JPH09258965 A JP H09258965A JP 8069880 A JP8069880 A JP 8069880A JP 6988096 A JP6988096 A JP 6988096A JP H09258965 A JPH09258965 A JP H09258965A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】変更した運用プログラムを記憶させたＲＯＭを
予め作成し基地局に運び人手により差し替えて設定する
必要がない。 【解決手段】上位局１は、運用プログラムを予め変更し
た更新プログラムとこのプログラムのバージョンとを基
地局２へ送る。基地局２は、この更新プログラムとこの
プログラムのバージョンとを受け、このバージョンと基
地局２内の運用プログラムのバージョンとが異なると
き、基地局２内の書き換えができるフラッシュＲＯＭ等
のＲＯＭで構成された記憶部７に格納された運用プログ
ラムをこの更新プログラムに書き換えこの書き換えたプ
ログラムを実行して運用する。
予め作成し基地局に運び人手により差し替えて設定する
必要がない。 【解決手段】上位局１は、運用プログラムを予め変更し
た更新プログラムとこのプログラムのバージョンとを基
地局２へ送る。基地局２は、この更新プログラムとこの
プログラムのバージョンとを受け、このバージョンと基
地局２内の運用プログラムのバージョンとが異なると
き、基地局２内の書き換えができるフラッシュＲＯＭ等
のＲＯＭで構成された記憶部７に格納された運用プログ
ラムをこの更新プログラムに書き換えこの書き換えたプ
ログラムを実行して運用する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はプログラム更新方式
に関し、特に基地局が上位局の送ったプログラムを受け
基地局内の運用プログラムをこのプログラムに更新する
プログラム更新方式に関する。
に関し、特に基地局が上位局の送ったプログラムを受け
基地局内の運用プログラムをこのプログラムに更新する
プログラム更新方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のプログラム更新方式は、
ディジタル移動通信システム等の基地局に配備された異
なる機能を有する複数の制御装置の運用プログラムを変
更するために用いられている。
ディジタル移動通信システム等の基地局に配備された異
なる機能を有する複数の制御装置の運用プログラムを変
更するために用いられている。
【０００３】従来の方式は、基地局に配備された制御装
置の運用プログラムを変更するときに、書き換えが不能
なＲＯＭ又は紫外線照射で記憶情報を消してから電気的
に書き換えるＥＰＲＯＭ等のＲＯＭに予め変更した運用
プログラムを記憶させこれらのＲＯＭを必要数作成し、
この作成したＲＯＭをそれぞれの基地局に運び人手によ
り差し替えていた。
置の運用プログラムを変更するときに、書き換えが不能
なＲＯＭ又は紫外線照射で記憶情報を消してから電気的
に書き換えるＥＰＲＯＭ等のＲＯＭに予め変更した運用
プログラムを記憶させこれらのＲＯＭを必要数作成し、
この作成したＲＯＭをそれぞれの基地局に運び人手によ
り差し替えていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のプログ
ラム更新方式は、基地局に配備された制御装置の運用プ
ログラムを変更するときに、書き換えが不能なＲＯＭ又
はＥＰＲＯＭ等のＲＯＭに予め変更したプログラムを記
憶させこれらのＲＯＭを必要数作成していたため、これ
らのＲＯＭを作成するのに非常に時間が掛かった。又、
基地局には機能の異なる複数の制御装置が配備されるた
め、複数の制御装置の運用プログラムの更新を同時に行
う場合は、機能の異なる運用プログラムを記憶させた複
数のＲＯＭを予め用意する必要があるため、用意するＲ
ＯＭの種類や個数の管理に時間が非常に掛かった。又、
変更した運用プログラムを記憶させて作成したＲＯＭを
各地に点在するそれぞれの基地局に運んでいたため、基
地局に到着するまでに時間が掛かった。さらに、作成し
たＲＯＭを人手で差し替えて基地局に設定していたた
め、差し替えるときにＲＯＭの足を曲げてしまう等の失
敗や例えうまく入ったとしても接触不良等のため誤動作
する恐れがあった。
ラム更新方式は、基地局に配備された制御装置の運用プ
ログラムを変更するときに、書き換えが不能なＲＯＭ又
はＥＰＲＯＭ等のＲＯＭに予め変更したプログラムを記
憶させこれらのＲＯＭを必要数作成していたため、これ
らのＲＯＭを作成するのに非常に時間が掛かった。又、
基地局には機能の異なる複数の制御装置が配備されるた
め、複数の制御装置の運用プログラムの更新を同時に行
う場合は、機能の異なる運用プログラムを記憶させた複
数のＲＯＭを予め用意する必要があるため、用意するＲ
ＯＭの種類や個数の管理に時間が非常に掛かった。又、
変更した運用プログラムを記憶させて作成したＲＯＭを
各地に点在するそれぞれの基地局に運んでいたため、基
地局に到着するまでに時間が掛かった。さらに、作成し
たＲＯＭを人手で差し替えて基地局に設定していたた
め、差し替えるときにＲＯＭの足を曲げてしまう等の失
敗や例えうまく入ったとしても接触不良等のため誤動作
する恐れがあった。
【０００５】本発明の目的はこのような従来の欠点を除
去するため、変更した運用プログラムを記憶させたＲＯ
Ｍを予め作成する必要がなく、これらのＲＯＭを基地局
に運び人手により差し替えて設定する必要のないプログ
ラム更新方式を提供することにある。
去するため、変更した運用プログラムを記憶させたＲＯ
Ｍを予め作成する必要がなく、これらのＲＯＭを基地局
に運び人手により差し替えて設定する必要のないプログ
ラム更新方式を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のプログラム更新
方式は、更新プログラムとこのプログラムのバージョン
とを送信する上位局と、前記更新プログラムと前記バー
ジョンとを受け前記更新プログラムにより運用する基地
局とを備え、前記基地局は前記上位局から受けた前記更
新プログラムとこのプログラムのバージョンとを格納す
る中央記憶装置と、前記中央記憶装置に格納された前記
更新プログラムとこのプログラムのバージョンとを受け
前記更新プログラムにより運用する複数の制御装置と、
前記上位局から前記更新プログラムとこのプログラムの
バージョンとを受け前記中央記憶装置に格納させ前記複
数の制御装置のうちこれらの制御装置の内部に予め格納
したこれらの制御装置を運用するプログラムのバージョ
ンが前記中央記憶装置に格納した前記更新プログラムの
バージョンと異なる制御装置に前記更新プログラムとこ
のプログラムのバージョンとを送る中央制御装置と、を
備えて構成されている。
方式は、更新プログラムとこのプログラムのバージョン
とを送信する上位局と、前記更新プログラムと前記バー
ジョンとを受け前記更新プログラムにより運用する基地
局とを備え、前記基地局は前記上位局から受けた前記更
新プログラムとこのプログラムのバージョンとを格納す
る中央記憶装置と、前記中央記憶装置に格納された前記
更新プログラムとこのプログラムのバージョンとを受け
前記更新プログラムにより運用する複数の制御装置と、
前記上位局から前記更新プログラムとこのプログラムの
バージョンとを受け前記中央記憶装置に格納させ前記複
数の制御装置のうちこれらの制御装置の内部に予め格納
したこれらの制御装置を運用するプログラムのバージョ
ンが前記中央記憶装置に格納した前記更新プログラムの
バージョンと異なる制御装置に前記更新プログラムとこ
のプログラムのバージョンとを送る中央制御装置と、を
備えて構成されている。
【０００７】また、本発明のプログラム更新方式の前記
複数の制御装置のそれぞれの制御装置は、前記中央制御
装置とデータの送受信を行うデータ送受信部と、前記制
御装置の立ち上げ処理を行う立ち上げ処理プログラムと
この制御装置を運用するアプリケーションプログラムお
よびこのアプリケーションプログラムのバージョンとを
格納する記憶部と、前記立ち上げ処理プログラムを実行
し前記データ送受信部が前記中央制御装置から前記更新
プログラムとこのプログラムのバージョンとを受けたと
きに前記記憶部に予め格納されたアプリケーションプロ
グラムとこのプログラムのバージョンとを前記データ送
受信部が受けた前記更新プログラムとこの更新プログラ
ムのバージョンとに書き換えこの書き換えたプログラム
を実行して前記制御装置を運用する制御部と、を備えて
構成されている。
複数の制御装置のそれぞれの制御装置は、前記中央制御
装置とデータの送受信を行うデータ送受信部と、前記制
御装置の立ち上げ処理を行う立ち上げ処理プログラムと
この制御装置を運用するアプリケーションプログラムお
よびこのアプリケーションプログラムのバージョンとを
格納する記憶部と、前記立ち上げ処理プログラムを実行
し前記データ送受信部が前記中央制御装置から前記更新
プログラムとこのプログラムのバージョンとを受けたと
きに前記記憶部に予め格納されたアプリケーションプロ
グラムとこのプログラムのバージョンとを前記データ送
受信部が受けた前記更新プログラムとこの更新プログラ
ムのバージョンとに書き換えこの書き換えたプログラム
を実行して前記制御装置を運用する制御部と、を備えて
構成されている。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【０００９】図１は、本発明のプログラム更新方式の一
つの実施の形態を示すブロック図である。
つの実施の形態を示すブロック図である。
【００１０】図１に示す本実施の形態は、更新プログラ
ムとこのプログラムのバージョンとを送信する上位局１
と、前記更新プログラムと前記バージョンとを受け前記
更新プログラムにより運用する基地局２とを備え、前記
基地局２は前記上位局１から受けた前記更新プログラム
とこのプログラムのバージョンとを格納する中央記憶装
置５と、前記中央記憶装置５に格納された前記更新プロ
グラムとこのプログラムのバージョンとを受け前記更新
プログラムにより運用する複数の制御装置３（第１の制
御装置３１から第ｎの制御装置３ｎ。ここで、通常ｎ＝
１３であるが、この数にこだわることはなくシステムの
総合的な処理スピード等によりこの数を設定すれば良
い）と、前記上位局１から前記更新プログラムとこのプ
ログラムのバージョンとを受け前記中央記憶装置５に格
納させ前記複数の制御装置３のうちこれらの制御装置３
の内部に予め格納したこれらの制御装置３を運用するプ
ログラムのバージョンが前記中央記憶装置５に格納した
前記更新プログラムのバージョンと異なる制御装置３に
前記更新プログラムとこのプログラムのバージョンとを
送る中央制御装置４と、により構成されている。
ムとこのプログラムのバージョンとを送信する上位局１
と、前記更新プログラムと前記バージョンとを受け前記
更新プログラムにより運用する基地局２とを備え、前記
基地局２は前記上位局１から受けた前記更新プログラム
とこのプログラムのバージョンとを格納する中央記憶装
置５と、前記中央記憶装置５に格納された前記更新プロ
グラムとこのプログラムのバージョンとを受け前記更新
プログラムにより運用する複数の制御装置３（第１の制
御装置３１から第ｎの制御装置３ｎ。ここで、通常ｎ＝
１３であるが、この数にこだわることはなくシステムの
総合的な処理スピード等によりこの数を設定すれば良
い）と、前記上位局１から前記更新プログラムとこのプ
ログラムのバージョンとを受け前記中央記憶装置５に格
納させ前記複数の制御装置３のうちこれらの制御装置３
の内部に予め格納したこれらの制御装置３を運用するプ
ログラムのバージョンが前記中央記憶装置５に格納した
前記更新プログラムのバージョンと異なる制御装置３に
前記更新プログラムとこのプログラムのバージョンとを
送る中央制御装置４と、により構成されている。
【００１１】前記複数の制御装置３のそれぞれの制御装
置３は、前記制御装置３の内部と前記中央制御装置４と
の双方から読み書き可能なたとえばＤＰＲＡＭ等で構成
した前記中央制御装置４とデータの送受信を行うデータ
送受信部８（以後ＤＰＲＡＭ８と記載する）と、前記制
御装置３の立ち上げ処理を行う立ち上げ処理プログラム
とこの制御装置３を運用するアプリケーションプログラ
ムおよびこのアプリケーションプログラムのバージョン
とを予め格納する電気的に書き換え可能なたとえばフラ
ッシュＲＯＭ等のＲＯＭで構成した記憶部７と、前記立
ち上げ処理プログラムを実行し前記データ送受信部８が
前記中央制御装置４から前記更新プログラムとこのプロ
グラムのバージョンとを受けたときに前記記憶部７に予
め格納されたアプリケーションプログラムとこのプログ
ラムのバージョンとを前記ＤＰＲＡＭ８が受けた前記更
新プログラムとこの更新プログラムのバージョンとに書
き換えこの書き換えたプログラムを実行して前記制御装
置３を運用する制御部６と、により構成されている。
置３は、前記制御装置３の内部と前記中央制御装置４と
の双方から読み書き可能なたとえばＤＰＲＡＭ等で構成
した前記中央制御装置４とデータの送受信を行うデータ
送受信部８（以後ＤＰＲＡＭ８と記載する）と、前記制
御装置３の立ち上げ処理を行う立ち上げ処理プログラム
とこの制御装置３を運用するアプリケーションプログラ
ムおよびこのアプリケーションプログラムのバージョン
とを予め格納する電気的に書き換え可能なたとえばフラ
ッシュＲＯＭ等のＲＯＭで構成した記憶部７と、前記立
ち上げ処理プログラムを実行し前記データ送受信部８が
前記中央制御装置４から前記更新プログラムとこのプロ
グラムのバージョンとを受けたときに前記記憶部７に予
め格納されたアプリケーションプログラムとこのプログ
ラムのバージョンとを前記ＤＰＲＡＭ８が受けた前記更
新プログラムとこの更新プログラムのバージョンとに書
き換えこの書き換えたプログラムを実行して前記制御装
置３を運用する制御部６と、により構成されている。
【００１２】次に、本発明のプログラム更新方式の動作
を図２を参照して詳細に説明する。
を図２を参照して詳細に説明する。
【００１３】図１において、上位局１は、基地局２内の
アプリケーションプログラムを更新して運用する必要の
ある制御装置３（ここでは、第ｍの制御装置３ｍとして
説明する。ただしｍ＝１からｎ）のためにアプリケーシ
ョンプログラムを更新した更新プログラムとこの更新プ
ログラムのバージョンとを基地局２へ送る（Ｓ１）。
アプリケーションプログラムを更新して運用する必要の
ある制御装置３（ここでは、第ｍの制御装置３ｍとして
説明する。ただしｍ＝１からｎ）のためにアプリケーシ
ョンプログラムを更新した更新プログラムとこの更新プ
ログラムのバージョンとを基地局２へ送る（Ｓ１）。
【００１４】基地局２内の中央制御装置４は、この更新
プログラムとこのプログラムのバージョンとを受け、基
地局２内の複数の制御装置３を運用するためにそれぞれ
の制御装置３に予め格納されたアプリケーションプログ
ラムとこのプログラムのバージョンとをこれらの制御装
置３に対応させた複数の格納エリア９に予め格納した中
央記憶装置５の第ｍの格納エリア９ｍにコピーし、第ｍ
の格納エリア９ｍの内容を更新し（Ｓ２）、信号線にリ
セット信号を出力して基地局２内のすべての制御装置３
をリセットする（Ｓ３）。
プログラムとこのプログラムのバージョンとを受け、基
地局２内の複数の制御装置３を運用するためにそれぞれ
の制御装置３に予め格納されたアプリケーションプログ
ラムとこのプログラムのバージョンとをこれらの制御装
置３に対応させた複数の格納エリア９に予め格納した中
央記憶装置５の第ｍの格納エリア９ｍにコピーし、第ｍ
の格納エリア９ｍの内容を更新し（Ｓ２）、信号線にリ
セット信号を出力して基地局２内のすべての制御装置３
をリセットする（Ｓ３）。
【００１５】リセットされたすべての制御装置３のそれ
ぞれの制御装置３内に設けられた複数の制御部６のそれ
ぞれの制御部６は、自制御部６を有す制御装置３内の記
憶部７に予め格納されている立ち上げ処理プログラムを
実行してこの制御装置３の初期設定や記憶装置７の検査
等の初期処理を行い、中央制御装置４にこの制御装置３
の運用の立ち上げを要求するためにこの制御装置３のＤ
ＰＲＡＭ８に「立ち上げ要求」コマンドとこの制御装置
３内の記憶部７に格納されたアプリケーションプログラ
ムのバージョンとをそれぞれ書き込む（Ｓ４、Ｓ５）。
ぞれの制御装置３内に設けられた複数の制御部６のそれ
ぞれの制御部６は、自制御部６を有す制御装置３内の記
憶部７に予め格納されている立ち上げ処理プログラムを
実行してこの制御装置３の初期設定や記憶装置７の検査
等の初期処理を行い、中央制御装置４にこの制御装置３
の運用の立ち上げを要求するためにこの制御装置３のＤ
ＰＲＡＭ８に「立ち上げ要求」コマンドとこの制御装置
３内の記憶部７に格納されたアプリケーションプログラ
ムのバージョンとをそれぞれ書き込む（Ｓ４、Ｓ５）。
【００１６】中央制御装置４は、複数の制御装置３のＤ
ＰＲＡＭ８をサーチして「立ち上げ要求」コマンドを書
き込んだ制御装置３を検出し、このうちの１つの制御装
置３を選出しこの選出した制御装置３のＤＰＲＡＭ８に
書かれたアプリケーションプログラムのバージョンとこ
の選出した制御装置３に対応する中央記憶装置５内の格
納エリア９に格納されたプログラムのバージョンとを読
み出し（Ｓ６）、これらのバージョンを比較する（Ｓ
７）。この比較した結果が不一致を示す場合は前記ステ
ップ６（Ｓ６）で選出した制御装置（ここでは、第ｍの
制御装置３ｍとして説明する。）に対応する中央記憶装
置５内の第ｍの格納エリア９ｍに格納されたプログラム
およびこのプログラムのバージョンとこれらのプログラ
ムおよびバージョンとを書き込むための「書き込み指
示」コマンドとを第ｍの制御装置３ｍ内の第ｍのＤＰＲ
ＡＭ８ｍに書き込み（Ｓ８）、ステップ１３（Ｓ１３）
へ続き制御を続行する。
ＰＲＡＭ８をサーチして「立ち上げ要求」コマンドを書
き込んだ制御装置３を検出し、このうちの１つの制御装
置３を選出しこの選出した制御装置３のＤＰＲＡＭ８に
書かれたアプリケーションプログラムのバージョンとこ
の選出した制御装置３に対応する中央記憶装置５内の格
納エリア９に格納されたプログラムのバージョンとを読
み出し（Ｓ６）、これらのバージョンを比較する（Ｓ
７）。この比較した結果が不一致を示す場合は前記ステ
ップ６（Ｓ６）で選出した制御装置（ここでは、第ｍの
制御装置３ｍとして説明する。）に対応する中央記憶装
置５内の第ｍの格納エリア９ｍに格納されたプログラム
およびこのプログラムのバージョンとこれらのプログラ
ムおよびバージョンとを書き込むための「書き込み指
示」コマンドとを第ｍの制御装置３ｍ内の第ｍのＤＰＲ
ＡＭ８ｍに書き込み（Ｓ８）、ステップ１３（Ｓ１３）
へ続き制御を続行する。
【００１７】つぎに、第ｍの制御装置３ｍの第ｍの制御
部６ｍは、前記ステップ８（Ｓ８）で書き込まれた「書
き込み指示」コマンドを第ｍのＤＰＲＡＭ８ｍから検出
しこの第ｍのＤＰＲＡＭ８ｍに書き込まれたプログラム
とこのプログラムのバージョンとを第ｍの記憶部７ｍに
コピーしてアプリケーションプログラムとこのプログラ
ムのバージョンとを更新し（Ｓ９）、このアプリケーシ
ョンプログラムを実行してこの第ｍの制御装置３ｍの運
用を開始する（Ｓ１０）。
部６ｍは、前記ステップ８（Ｓ８）で書き込まれた「書
き込み指示」コマンドを第ｍのＤＰＲＡＭ８ｍから検出
しこの第ｍのＤＰＲＡＭ８ｍに書き込まれたプログラム
とこのプログラムのバージョンとを第ｍの記憶部７ｍに
コピーしてアプリケーションプログラムとこのプログラ
ムのバージョンとを更新し（Ｓ９）、このアプリケーシ
ョンプログラムを実行してこの第ｍの制御装置３ｍの運
用を開始する（Ｓ１０）。
【００１８】つぎに、中央制御装置４は、前記ステップ
７（Ｓ７）で比較した結果が一致を示す場合は前記ステ
ップ６（Ｓ６）で選出した制御装置（第ｍの制御装置３
ｍ以外の制御装置であり、ここでは仮に第ｐの制御装置
として説明する。）へこの制御装置の第ｐの記憶部に格
納されたアプリケーションプログラムを実行するための
「実行指示」コマンドをこの制御装置の第ｐのＤＰＲＡ
Ｍに書き込み（Ｓ１１）、ステップ１３（Ｓ１３）へ続
き制御を続行する。
７（Ｓ７）で比較した結果が一致を示す場合は前記ステ
ップ６（Ｓ６）で選出した制御装置（第ｍの制御装置３
ｍ以外の制御装置であり、ここでは仮に第ｐの制御装置
として説明する。）へこの制御装置の第ｐの記憶部に格
納されたアプリケーションプログラムを実行するための
「実行指示」コマンドをこの制御装置の第ｐのＤＰＲＡ
Ｍに書き込み（Ｓ１１）、ステップ１３（Ｓ１３）へ続
き制御を続行する。
【００１９】つぎに、第ｐの制御装置の制御部は、前記
ステップ１１（Ｓ１１）で書き込まれた第ｐのＤＰＲＡ
Ｍから「実行指示」コマンドを検出し第ｐの記憶部に格
納されたアプリケーションプログラムを実行してこの第
ｐの制御装置の運用を開始する（Ｓ１２）。
ステップ１１（Ｓ１１）で書き込まれた第ｐのＤＰＲＡ
Ｍから「実行指示」コマンドを検出し第ｐの記憶部に格
納されたアプリケーションプログラムを実行してこの第
ｐの制御装置の運用を開始する（Ｓ１２）。
【００２０】つぎに、中央制御装置４は、すべての制御
装置３に対して「立ち上げ要求」コマンドの処理を終了
したか否かを調査し（Ｓ１３）、この調査した結果が終
了を示さない場合は前記ステップ６（Ｓ６）へ続き制御
を続行する。また、前記調査した結果が終了を示す場合
はプログラムの更新を終了する。
装置３に対して「立ち上げ要求」コマンドの処理を終了
したか否かを調査し（Ｓ１３）、この調査した結果が終
了を示さない場合は前記ステップ６（Ｓ６）へ続き制御
を続行する。また、前記調査した結果が終了を示す場合
はプログラムの更新を終了する。
【００２１】以上の説明では、アプリケーションプログ
ラムを更新すべき制御装置３が１つの場合を想定して述
べたが、更新すべき制御装置３が複数の場合は、上位局
１から更新すべきそれぞれの制御装置３に対応するそれ
ぞれの更新プログラムとこのプログラムのバージョンと
を基地局２に送り、基地局２内の中央制御装置４はこれ
らの更新プログラムとこのプログラムのバージョンとを
受けそれぞれの制御装置３に対応する中央記憶装置５内
のそれぞれの格納エリア９に格納してから基地局２内の
すべての制御装置３をリセットすれば良い。
ラムを更新すべき制御装置３が１つの場合を想定して述
べたが、更新すべき制御装置３が複数の場合は、上位局
１から更新すべきそれぞれの制御装置３に対応するそれ
ぞれの更新プログラムとこのプログラムのバージョンと
を基地局２に送り、基地局２内の中央制御装置４はこれ
らの更新プログラムとこのプログラムのバージョンとを
受けそれぞれの制御装置３に対応する中央記憶装置５内
のそれぞれの格納エリア９に格納してから基地局２内の
すべての制御装置３をリセットすれば良い。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプログラ
ム更新方式によれば、基地局２は、上位局１が送った運
用プログラムを予め変更した更新プログラムとこのプロ
グラムのバージョンとを受け、このバージョンと基地局
２内の運用プログラムのバージョンとが異なるとき、基
地局２内の書き換えができるフラッシュＲＯＭ等のＲＯ
Ｍに格納された運用プログラムをこの更新プログラムに
書き換えこの書き換えたプログラムを実行して運用する
ため、変更したプログラムを記憶させたＲＯＭを予め作
成しＲＯＭの種類や個数の管理をする必要がないので、
ＲＯＭの作成や管理をする時間がいらない。又、人手に
よらないで更新プログラムを基地局２に設定できるの
で、更新プログラムを基地局２に設定する時間が掛から
ず、接触不良等のため誤動作する恐れがない。
ム更新方式によれば、基地局２は、上位局１が送った運
用プログラムを予め変更した更新プログラムとこのプロ
グラムのバージョンとを受け、このバージョンと基地局
２内の運用プログラムのバージョンとが異なるとき、基
地局２内の書き換えができるフラッシュＲＯＭ等のＲＯ
Ｍに格納された運用プログラムをこの更新プログラムに
書き換えこの書き換えたプログラムを実行して運用する
ため、変更したプログラムを記憶させたＲＯＭを予め作
成しＲＯＭの種類や個数の管理をする必要がないので、
ＲＯＭの作成や管理をする時間がいらない。又、人手に
よらないで更新プログラムを基地局２に設定できるの
で、更新プログラムを基地局２に設定する時間が掛から
ず、接触不良等のため誤動作する恐れがない。
【図１】本発明のプログラム更新方式の一つの実施の形
態を示すブロック図である。
態を示すブロック図である。
【図２】本実施の形態の動作の一例を示す流れ図であ
る。
る。
１ 上位局 ２ 基地局 ３ 制御装置 ４ 中央制御装置 ５ 中央記憶装置 ６ 制御部 ７ 記憶部 ８ データ送受信部（ＤＰＲＡＭ） ３１ 第１の制御装置 ３ｍ 第ｍの制御装置 ３ｎ 第ｎの制御装置 ６１ 第１の制御部 ６ｍ 第ｍの制御部 ６ｎ 第ｎの制御部 ７１ 第１の記憶部 ７ｍ 第ｍの記憶部 ７ｎ 第ｎの記憶部 ８１ 第１のデータ送受信部（第１のＤＰＲＡＭ） ８ｍ 第ｍのデータ送受信部（第ｍのＤＰＲＡＭ） ８ｎ 第ｎのデータ送受信部（第ｎのＤＰＲＡＭ） ９１ 第１の格納エリア ９ｍ 第ｍの格納エリア ９ｎ 第ｎの格納エリア
Claims (4)
- 【請求項１】 更新プログラムとこのプログラムのバー
ジョンとを送信する上位局と、 前記更新プログラムと前記バージョンとを受け前記更新
プログラムにより運用する基地局とを備え、 前記基地局は前記上位局から受けた前記更新プログラム
とこのプログラムのバージョンとを格納する中央記憶装
置と、 前記中央記憶装置に格納された前記更新プログラムとこ
のプログラムのバージョンとを受け前記更新プログラム
により運用する複数の制御装置と、 前記上位局から前記更新プログラムとこのプログラムの
バージョンとを受け前記中央記憶装置に格納させ前記複
数の制御装置のうちこれらの制御装置の内部に予め格納
したこれらの制御装置を運用するプログラムのバージョ
ンが前記中央記憶装置に格納した前記更新プログラムの
バージョンと異なる制御装置に前記更新プログラムとこ
のプログラムのバージョンとを送る中央制御装置と、 を備えたことを特徴とするプログラム更新方式。 - 【請求項２】 前記複数の制御装置のそれぞれの制御装
置は、前記中央制御装置とデータの送受信を行うデータ
送受信部と、 前記制御装置の立ち上げ処理を行う立ち上げ処理プログ
ラムとこの制御装置を運用するアプリケーションプログ
ラムおよびこのアプリケーションプログラムのバージョ
ンとを格納する記憶部と、 前記立ち上げ処理プログラムを実行し前記データ送受信
部が前記中央制御装置から前記更新プログラムとこのプ
ログラムのバージョンとを受けたときに前記記憶部に予
め格納されたアプリケーションプログラムとこのプログ
ラムのバージョンとを前記データ送受信部が受けた前記
更新プログラムとこの更新プログラムのバージョンとに
書き換えこの書き換えたプログラムを実行して前記制御
装置を運用する制御部と、 を備えたことを特徴とする請求項１記載のプログラム更
新方式。 - 【請求項３】 前記記憶部は、書き換え可能なＲＯＭで
あることを特徴とする請求項１又は２記載のプログラム
更新方式。 - 【請求項４】 前記データ送受信部は、前記制御部と前
記中央処理装置との双方から読み書き可能なＲＡＭであ
ることを特徴とする請求項１又は２記載のプログラム更
新方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8069880A JPH09258965A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | プログラム更新方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8069880A JPH09258965A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | プログラム更新方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09258965A true JPH09258965A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13415533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8069880A Pending JPH09258965A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | プログラム更新方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09258965A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11346382A (ja) * | 1998-06-02 | 1999-12-14 | Fujitsu Ltd | 無線システム |
-
1996
- 1996-03-26 JP JP8069880A patent/JPH09258965A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11346382A (ja) * | 1998-06-02 | 1999-12-14 | Fujitsu Ltd | 無線システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990525 |