JPH06139215A - 二重化eepromを持つ制御装置 - Google Patents

二重化eepromを持つ制御装置

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JPH06139215A
JPH06139215A JP29063292A JP29063292A JPH06139215A JP H06139215 A JPH06139215 A JP H06139215A JP 29063292 A JP29063292 A JP 29063292A JP 29063292 A JP29063292 A JP 29063292A JP H06139215 A JPH06139215 A JP H06139215A
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JP
Japan
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eeprom
control
microprogram
download
duplicated
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JP29063292A
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English (en)
Inventor
Toshibumi Fujisaki
俊文 藤崎
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二重化EEPROMを持つ制御装置に関し、
マイクロプログラムのダウンロード中の電源断による中
断の再開を目的とする。 【構成】 電源を切断しても記憶内容が失われない不揮
発メモリ上に二重化EEPROMマイクロプログラムメ
モリの何れにダウンロードが実行中であることを示すダ
ウンロード実行フラグと、どちらのEEPROMを使用
するかを示すカレントEEPROMフラグを設け、該カ
レントEEPROMフラグで指定されていないEEPR
OMにダウンロードを行うとき該ダウンロード実行フラ
グを用いてダウンロード中であることを記憶し、電源投
入再開後、該フラグにより正常なEEPROMを判定し
てそのEEPROM内のマイクロプログラムをコントロ
ールメモリに転送するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二重化EEPROMを持
つ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年マイクロプロセッサの普及に伴い各
種の制御装置の構成においても、複雑な動作を分解して
複数のマイクロプロセッサで実現する手法が採用されて
いる。
【0003】そして、それらマイクロプロセッサはおの
おのを制御するマイクロプログラムに従って動作する。
図14は従来の磁気ディスク制御装置の構成図である。
図において、1は上位装置であって、磁気ディスク制御
装置20に対し、マイクロプログラムをダウンロードする
ものである。20は磁気ディスク制御装置であって、第
一及び第二の制御部3a,3b 、第一及び第二のコントロー
ルメモリ4a,4b 、第一及び第二のコントロールメモリ4
a,4b に対応する二重化されたEEPROMA0,A1,B0,B1
、操作パネル10、サービスアダプタ(以下SAと略す
る)11、不揮発メモリ5 等により構成されるものであ
る。
【0004】A0,A1,B0,B1は二重化されたE
EPROMであって、A0とA1は第一の制御部3aのた
めのマイクロプログラムを二重化して格納するものであ
り、B0とB1は第二の制御部3bのためのマイクロプロ
グラムを二重化して格納するものである。
【0005】ともに高信頼性システムにするため設けら
れたものであり、一方が使用できなくなったときもう一
方を使用することでシステムの可用性を高めることを目
的としている。
【0006】3aは第一の制御部であって、上位装置1
とのインタフェースを処理するものである。3bは第二
の制御部であって、下位に接続される磁気ディスク装置
8 とのインタフェースを処理するものである。
【0007】4aは第一のコントロールメモリ(以下C
Sと略する)であって、第一の制御部3aを制御するマイ
クロプログラムを格納するところである。4bは第二の
CSであって、第二の制御部3bを制御するマイクロプロ
グラムを格納するところである。8は磁気ディスク装置
であって、磁気ディスク制御装置20によって制御される
外部記憶装置である。
【0008】10は操作パネルであって、オペレータが
磁気ディスク制御装置20に指令を入力する入力機能と磁
気ディスク制御装置20がオペレータに情報を表示する出
力機能を有するものである。11はサービスアダプタ
(以下SAと略する)であって、EEPROMからCS
4a,4b へIMPL時にマイクロプログラムを読み出して
転送するものである。
【0009】電源投入時の動作を説明する。まず、SA
11はEEPROMA0から第一のCS4aへ、及びEEPR
OMB0から第二のCS4bへマイクロプログラムを読み出
して転送する。これをイニシャルマイクロプログラムロ
ーディング(以下IMPLと略する)と呼ぶ。
【0010】マイクロプログラムの先頭にはマイクロプ
ログラムの機能版数が記入されている。SA11は第一の
CS4aにマイクロプログラムを転送するとき、最初の1
ブロックを空けておき、第二のCS4bへマイクロプログ
ラムを転送するとき、そのマイクロプログラムの機能版
数を第一のCS4aに設けた空白ブロックに記入する。ま
た同様に第二のCS4bの空けた第一ブロックにも第一の
CS4aに転送したマイクロプログラムの機能版数を記入
する。転送が完了すると第一の制御部3a及び第二の制御
部3bは起動される。
【0011】各制御部は最初に相互の機能版数が所定の
範囲に入っているか否かをチェックする。この場合にマ
イクロプログラムの相互の機能版数が所定の範囲に入っ
ていないとIMPLエラーとする。マイクロプログラム
の相互の機能版数が所定の範囲に入っていないとインタ
フェース上でエラーが生じて動作異常が発生するためで
ある。
【0012】機能版数が所定の範囲に入っている場合は
正常な動作を開始する。ここで、上位装置1 がマイクロ
プログラムのダウンロードを行う旨の指令を出して新た
な機能を持つマイクロプログラムをEEPROMに格納
させる必要が生じることがある。
【0013】EEPROMはマイクロプログラムを格納
してから回路に組み込まれるが、EEPROMにマイク
ロプログラムを書き込んでから後に仕様の変更が生じて
マイクロプログラムを変更する必要が生じることがあ
る。
【0014】このような場合には、上位装置1 からマイ
クロプログラムを磁気ディスク制御装置20にダウンロー
ドしてEEPROMの内容を変更すれば、マイクロプロ
グラムの変更が容易に可能となる。
【0015】このようなダウンロードは第一の制御部3a
又は第二の制御部3bがマイクロプログラムの制御の下で
上位装置1 と連携しながら行う。上位装置1 とのインタ
フェースを処理する第一の制御部3aが上位装置1 からマ
イクロプログラムを受け取り、自己の使用するマイクロ
プログラムの場合は自己のマイクロプログラムにより第
一のCS4aに対応するEEPROMA0及びEEPROM
A1へ格納し、第二の制御部3bが使用するマイクロプログ
ラムであれば、第一の制御部3aから第二の制御部3bへマ
イクロプログラムが渡され、第二の制御部3bが同様に第
二のCS4bに対応するEEPROMB0及びEEPROM
B1へ格納していた。
【0016】マイクロプログラムのダウンロードが第一
のCS4aに対応したEEPROMA0,A1 に対して行われ
正常終了すると、第二のCS4bに対応したEEPROM
B0,B1 に対してもダウンロードが行われる。
【0017】このように従来は二重化したEEPROM
に両方同一内容を書き込んでいた。マイクロプログラム
の内容が変更されると、マイクロプログラム同士の整合
性を問題とするためにマイクロプログラムの機能版数の
チェックを確実にする必要が生じる。
【0018】図15は従来のダウンロード時の状態の遷
移を説明する図である。先ずEEPROMA0のマイクロ
プログラムが版数がV10 であり(1行目)、版数がV20
のマイクロプログラムをダウンロードする(2行目)。
この時は正常動作してそのまま格納される。次にEEP
ROMA1にも同一の機能版数V20 を同様にダウンロード
する(3行目)。
【0019】次にEEPROMB0にも機能版数がV20 の
マイクロプログラムのダウンロードを行っている途中で
電源が切断され、ダウンロードが中断した後、再度電源
が投入されると、磁気ディスク制御装置20は第一の制御
部3aのマイクロプログラムはEEPROMA0から機能版
数がV20 のマイクロプログラムをIMPLし、第二の制
御部3bはEEPROMB0から機能版数がV20 のマイクロ
プログラムをIMPLする。
【0020】ところが、EEPROMB0から読み出した
機能版数がV20 のマイクロプログラムは書込みが途中で
中断されており、そこで予備のEEPROMB1から読み
出したマイクロプログラムは機能版数がV10 であるた
め、第一と第二のCS4a,4b のマイクロプログラムとは
機能版数が許容範囲にないため、IMPLエラーとして
処理され、磁気ディスク制御装置20自体の立ち上げがで
きなくなる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】片側の制御部のダウン
ロードが正常終了し、もう片側の制御部のダウンロード
を行っている最中に制御装置が電源が切断され、再び電
源が投入された際には片側の制御部のマイクロプログラ
ムは機能版数が更新されており、もう一方の制御部のマ
イクロプログラムが更新されていないため、機能版数が
合わない事態が生じIMPL時のエラーとして処理され
てしまい制御装置が起動できなくなり、マイクロプログ
ラムのダウンロード自体もできないという問題が生じて
いた。
【0022】本発明はこのような点にかんがみて、二つ
の制御部を有する制御装置のマイクロプログラムのダウ
ンロードに関して、片側の制御部のダウンロードが正常
終了し、もう片側の制御部のダウンロードを行っている
最中に制御装置が電源が切断され、再び電源が投入され
た際に二つの制御部のマイクロプログラムの機能版数が
合わないときにも、制御装置を起動する手段を提供する
ことを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の如く
に構成された二重化EEPROMを持つ制御装置によっ
て解決される。
【0024】図1は、本発明の原理図である。 (1) 分担した制御を行う第一及び第二の制御部3a,3b
と、該第一の制御部3aと該第二の制御部3bの制御を行う
マイクロプログラムを実行するため格納する第一及び第
二のコントロールメモリ4a,4b と、該マイクロプログラ
ムを第一及び第二のコントロールメモリ4a,4b にIMP
Lするため格納する二重化EEPROMA0,A1,B0,B1 と
を有し、電源投入時に該二重化EEPROMA0,A1,B0,B
1 から第一及び第二の該コントロールメモリ4a,4b へマ
イクロプログラムを転送し、第一及び第二の制御部3a,3
b で相互にマイクロプログラムのレベルを比較して所定
のレベルにある時起動する制御装置において、電源を切
断しても記憶内容が失われない不揮発メモリ5 と、該不
揮発メモリ5上に二重化EEPROMA0,A1,B0,B1 の何
れを使用するかを示すカレントEEPROMフラグ6a,6
b と、二重化EEPROMA0,A1,B0,B1 の何れにマイク
ロプログラムをダウンロードする上位装置からのダウン
ロードが実行中であることを示すダウンロード実行フラ
グ7a,7b と、を設け、該上位装置からマイクロプログラ
ムを該二重化EEPROMA0,A1,B0,B1 の双方に逐次ダ
ウンロードする際、該ダウンロード実行フラグ7a,7b を
セットしてダウンロード中であることを記憶することに
より、ダウンロード実行中に電源が切断されダウンロー
ドが完了しなかった後の電源投入の際に、カレントEE
PROMフラグ6a,6b の指定する該二重化EEPROM
A0,A1,B0,B1 からIMPL後第一及び第二の制御部3a,3
b で相互にマイクロプログラムのレベルを比較して所定
のレベルにないことを検出した場合に、該カレントEE
PROMフラグ6a,6b で指定されているEEPROMを
使用して再度IMPLを行い、該ダウンロード実行フラ
グ7a,7b で指定されるEEPROMに前記上位装置から
のダウンロードを再度実行するように構成する。 (2) 分担した制御を行う第一及び第二の制御部3a,3b
と、該第一の制御部a と該第二の制御部3bの制御を行う
マイクロプログラムを実行するため格納する第一及び第
二のコントロールメモリ4a,4b と、該マイクロプログラ
ムを第一及び第二のコントロールメモリ4a,4b にIMP
Lするため格納する二重化EEPROMA0,A1,B0,B1 と
を有し、電源投入時に該二重化EEPROMA0,A1,B0,B
1 から第一及び第二の該コントロールメモリ4a,4b へマ
イクロプログラムを転送し、第一及び第二の制御部3a,3
b で相互にマイクロプログラムのレベルを比較して所定
のレベルにある時起動する制御装置において、該二重化
EEPROMの一組をダウンロードを受ける専用のEE
PROMA0,B0 とし、もう一組をダウンロード動作が可
能なマイクロプログラムを格納した非常用EEPROM
A1,B1 とし、ダウンロードを受ける専用のEEPROM
A0,B0から電源投入の際にIMPLし、ダウンロードを
受ける専用のEEPROMA0,B0 へのダウンロード実行
中に電源が切断されダウンロードが完了しなかった後の
電源投入の際に、ダウンロードを受ける専用のEEPR
OMA0,B0 からIMPL後第一及び第二の制御部3a,3b
で相互にマイクロプログラムのレベルを比較して所定の
レベルにないことを検出した場合に、ダウンロード動作
が可能なマイクロプログラムを格納した前記非常用EE
PROMA1,B1 から第一及び第二の該コントロールメモ
リ4a,4b へIMPLすることにより、ダウンロードを受
ける専用のEEPROMに再度ダウンロードを実行する
ように構成する。 (3) 分担した制御を行う第一及び第二の制御部3a,3b
と、該第一の制御部3aと該第二の制御部3bの制御を行う
マイクロプログラムを実行するため格納する第一及び第
二のコントロールメモリ4a,4b と、該マイクロプログラ
ムを第一及び第二のコントロールメモリ4a,4b にIMP
Lするため格納する二重化EEPROMA0,A1,B0,B1 と
を有し、電源投入時に該二重化EEPROMA0,A1,B0,B
1 から第一及び第二の該コントロールメモリ4a,4b へマ
イクロプログラムを転送し、第一及び第二の制御部3a,3
b で相互にマイクロプログラムのレベルを比較して所定
のレベルにある時起動する制御装置において、二重化E
EPROMの一組をマイクロプログラムのダウンロード
を受ける専用のEEPROMA0,B0 とし、IMPLが正
常に終了後該EEPROMA0,B0 から他の一組A1,B1 へ
マイクロプログラムを複写するように構成する。 (4) 分担した制御を行う第一及び第二の制御部3a,3b
と、該第一の制御部3aと該第二の制御部3bの制御を行う
マイクロプログラムを実行するため格納する第一及び第
二のコントロールメモリ4a,4b と、該マイクロプログラ
ムを第一及び第二のコントロールメモリ4a,4b にIMP
Lするため格納する二重化EEPROMA0,A1,B0,B1
と、電源投入時に該二重化EEPROMA0,A1,B0,B1 の
各一方から第一及び第二の該コントロールメモリ4a,4b
へマイクロプログラムを転送し、第一及び第二の制御部
3a,3b で相互にマイクロプログラムのレベルを比較して
所定のレベルにある時起動する制御装置において、該二
重化EEPROMの一組を上位装置からダウンロードさ
れたマイクロプログラムを最初に格納するEEPROM
A0,B0 とし、その内容を上位装置からのダウンロード実
行前にもう一組A1,B1 に複写しておくように構成する。
【0025】
【作用】
(1) 電源を切断しても記憶内容が失われない不揮発メ
モリ5 を設け、その中にカレントEEPROMフラグ6
a,6b と、ダウンロード実行フラグ7a,7b とを設ける。
【0026】カレントEEPROMフラグ6a,6b は二重
化EEPROMの何れをIMPLの対象として使用する
かを示す。また、ダウンロード実行フラグ7a,7b は 二
重化EEPROMマイクロプログラムメモリの何れにマ
イクロプログラムをダウンロードする上位装置1 からの
ダウンロードが実行中であることを示す。
【0027】該カレントEEPROMフラグ6a,6b で指
定されていないEEPROMにダウンロードを行うとき
該ダウンロード実行フラグ7a,7b を用いてダウンロード
中であることを記憶する。
【0028】このとき、ダウンロード実行中に電源が切
断されダウンロードが完了しなかった後の電源投入の際
に、カレントEEPROMフラグ6a,6b の指定する該二
重化EEPROMA0,A1,B0,B1 からIMPL後第一及び
第二の制御部3a,3b で相互にマイクロプログラムのレベ
ルを比較して所定のレベルにないことを検出した場合
に、該カレントEEPROMフラグ6a,6b で指定されて
いるEEPROMを使用してIMPLを行えば、指定さ
れている側のEEPROMは内容が中断されていないた
め正確に動作し、再度該ダウンロード実行フラグ7a,7b
で指定されるEEPROMに上位装置からのダウンロー
ドを実行することができる。 (2) 該二重化EEPROMの一組をダウンロードを受
ける専用のEEPROMA0,B0 とし、もう一組をダウン
ロード動作が可能なマイクロプログラムを格納した非常
用EEPROMA1,B1 とする。
【0029】ダウンロード実行中に電源が切断されダウ
ンロードが完了しなかった後の電源投入の際に、該二重
化EEPROMA0,A1,B0,B1 からIMPLを行うとダウ
ンロード途中のEEPROMからのIMPLはエラーを
発生する。そこで、ダウンロード動作が可能なマイクロ
プログラムを格納した前記非常用EEPROMA1,B1か
ら第一及び第二の該コントロールメモリ4a,4b へマイク
ロプログラムを転送することにより、ダウンロードを受
ける専用のEEPROMに再度ダウンロードを実行する
ことができる。 (3) 二重化EEPROMの一組をマイクロプログラム
のダウンロードを受ける専用のEEPROMA0,B0 と
し、IMPLが正常に終了後該EEPROMA0,B0から
他の一組A1,B1 へマイクロプログラムを複写する。
【0030】そこで、他の一組A1,B1 にも同一のマイク
ロプログラムが格納されるので、上位装置1 から直接ダ
ウンロードする必要がなく、ダウンロード途中に電源が
切断されることも発生しない。 (4) 該二重化EEPROMの一組をダウンロードされた
マイクロプログラムを最初に格納するEEPROMA0,B
0 とし、その内容をダウンロード実行前にもう一組A1,B
1 に複写する。そこで、他の一組A1,B1 に現在EEPR
OMA0,B0 で使用しているマイクロプログラムが保存さ
れるので、EEPROMA0,B0 にマイクロプログラムを
ダウンロード実行途中で電源が切断された場合にも、他
の一組A1,B1 に保存したマイクロプログラムをIMPL
することによって再度ダウンロードの試行ができる。
【0031】
【実施例】図2は第一の発明の一実施例の磁気ディスク
制御装置の構成図である。図において、5は不揮発メモ
リであって、電源を切断しても記憶内容を消失しないよ
うに電池等で電力を供給してあるメモリである。6aは
第一のカレントEEPROMフラグであって、EEPR
OMA0,A1 のいずれをの際に、第一のCS4aに転送する
かを示すフラグである。
【0032】6bも第二のカレントEEPROMフラグ
であり、EEPROMB0,B1 のいずれを第二のCS4bに
転送するかを示すフラグである。7aは第一のダウンロ
ード実行フラグであって、第一の制御部3aが自己のマイ
クロプログラムをダウンロード実行中であることを示す
フラグである。
【0033】7bは第二のダウンロード実行フラグであ
って、第二の制御部3bが自己のマイクロプログラムをダ
ウンロード実行中であることを示すフラグである。14
aは第一のレジスタであって、不揮発メモリ5 内の第一
のカレントEEPROMフラグ6aを複写して第一の制御
部3aが使用するためのレジスタである。14bは第二の
レジスタであって、不揮発メモリ5 内の第二のカレント
EEPROMフラグ6bを複写して第二の制御部3bが使用
するためのレジスタである。その他、図14と同一符号
の物は同一物である。
【0034】図3は第一の発明の一実施例のフローチャ
ートである。図はダウンロード時の第一及び第二の制御
部3a,3b の動作を示す。ステップ101 で磁気ディスク制
御装置20は上位装置1 から磁気ディスク制御装置20へマ
イクロプログラムを転送する指令を受ける。
【0035】次いでステップ102 でEEPROMのIM
PL時の優先順位を示す不揮発メモリ5 内の第一のカレ
ントEEPROMフラグ6a( 及び第二のカレントEEP
ROMフラグ6b 以下省略する) を参照し、第一のカレ
ントEEPROMフラグ6aが指定していない側のEEP
ROMをダウンロードの対象として選択する。
【0036】現在、指定しているEEPROMでないE
EPROMに対してダウンロードを行う事により、指定
しているEEPROMは破壊されない。ステップ103 で
不揮発メモリ5 上の第一のダウンロード実行フラグ7a(
又は第二のダウンロード実行フラグ7b 以下省略する)
をセットする。
【0037】ステップ104 で選択したEEPROMの記
憶内容を消去する。上位装置1 から転送されたマイクロ
プログラムを格納するためである。ステップ105 で上位
装置から転送されたマイクロプログラムを選択した当該
EEPROMに書き込む。
【0038】ステップ106 で書込みが終了すると不揮発
メモリ5 上の第一のカレントEEPROMフラグ6aを反
転して指定をダウンロードが行われて最新となった相手
側のEEPROMに移す。もし、マイクロプログラムの
上位装置1 からのダウンロード実行中に磁気ディスク制
御装置20の電源が切断されて再度電源が投入された場合
の処理を図4に示す。図4はIMPL動作のフローチャ
ート(その1)であり、第一及び第二の制御部3a,3b の
動作を示す。
【0039】まず、ステップ107 で、再び電源が投入さ
れた際に、不揮発メモリ5 から第一のカレントEEPR
OMフラグ6aを読み出して、第一及び第二の制御部3a,3
b に設けられた第一及び第二のレジスタ14a,14b に格納
する。
【0040】ステップ108 で、第一及び第二のレジスタ
14a,14b に格納した第一のカレントEEPROMフラグ
6aを参照してEEPROMのどちらからIMPLを行う
かを選択し、IMPLを行う。
【0041】ステップ109 で、IMPLエラーが発生し
たか否かを判定し、否であればステップ111 へ、エラー
が発生すればステップ110 へ進む。ステップ110 では第
一又は第二のカレントEEPROMフラグ6a,6b が第一
又は第二のレジスタ14a,14b と不揮発メモリ5 とで食い
違ったか否かを判定し、同じであればステップ112 へ、
異なっていればステップ113 へ進む。
【0042】ステップ111 ではIMPLができたので、
不揮発メモリ5 内の第一及び第二のダウンロード実行フ
ラグ7a,7b をリセットしてIMPLを終了する。ステッ
プ112 では第一又は第二のダウンロード実行フラグ7a,7
b がオンであるか否かを判定してオンであれば、ステッ
プ114 へ、オフであればステップ113 へ進む。
【0043】ステップ113 ではIMPLエラーであるの
で操作パネル10にエラー表示をして停止する。ステップ
114 ではそのEEPROMはダウンロードされている途
中であるので、第一及び第二のカレントEEPROMフ
ラグ6a,6b の指定を相手方に移してステップ108 に戻
る。
【0044】これにより、退避しておいた旧マイクロプ
ログラムでIMPLが行われ、磁気ディスク制御装置20
が正常に起動できるので、マイクロプログラムの上位装
置からのダウンロードの再試行が可能となる。
【0045】図5は第一の発明の実施例の動作の遷移を
説明する図である。図に従って、説明する。先ずEEP
ROMA0のマイクロプログラムが版数がV10 であり、カ
レントEEPROMフラグ6aはEEPROMA0を指定
し、カレントEEPROMフラグ6bはEEPROMB0を
指定している(1行目: 図内で(C) はカレントEEPR
OMフラグが指定するEEPROMであることを示
す)。そこで版数がV20 のマイクロプログラムをダウン
ロードする。この時ダウンロードされたマイクロプログ
ラムはEEPROMA1に格納され、カレントEEPRO
Mフラグ6aはEEPROMA1を指定するよう変更される
(2行目)。
【0046】次にEEPROMB0にも機能版数がV20 の
マイクロプログラムのダウンロードを行っている途中で
電源が切断され、ダウンロードが中断した後、再度電源
が投入されると、磁気ディスク制御装置20は第一の制御
部3aのマイクロプログラムはEEPROMA1から機能版
数がV20 のマイクロプログラムをIMPLし、第二の制
御部3bはEEPROMB0から機能版数がV10 のマイクロ
プログラムをIMPLする。
【0047】ところが、機能版数がV20 のマイクロプロ
グラムと機能版数がV10 のマイクロプログラムとは機能
版数が許容範囲にないため、IMPLエラーとして処理
され、第一の制御部3aは第二のCS4bがダウンロード実
行フラグ7bガオンであれば、自己の対応する古いEEP
ROMA0から再度マイクロプログラムをIMPLする。
【0048】古いEEPROMA0には古い機能版数V10
のマイクロプログラムがあり、第二の制御部3bがIMP
LしたEEPROMB0からの機能版数がV10 のマイクロ
プログラムと機能版数が一致するので、磁気ディスク制
御装置20自体の立ち上げができる。
【0049】第二の発明の実施例について説明する。ハ
ードウェアの構成図は図14に示す従来の構成図と同一
であり、EEPROMA0,B0 をダウンロードされたマイ
クロプログラムの格納専用とし、EEPROMA1,B1 を
ダウンロード機能のみを持つマイクロプログラムを格納
するものとする。
【0050】図6はダウンロード動作のフローチャート
(その2)であって、第二の発明の実施例での動作を示
す。先ず、ステップ115 で磁気ディスク制御装置20は上
位装置1 から転送されたマイクロプログラムを受け取
る。
【0051】ステップ116 でEEPROMA0,B0 の内容
消去を行う。次いでステップ117 でEEPROMA0,B0
へマイクロプログラムの書き込みを行う。
【0052】ステップ118 でマイクロプログラムの全デ
ータ書込みが終了したかを判定し、終了するまでステッ
プ117 へ戻り、全データ書込みが終了すればダウンロー
ドの処理が終了する。
【0053】図7はIMPL動作のフローチャート(そ
の2)であり、電源が投入された時磁気ディスク制御装
置20の各制御部のIMPL動作を示す。電源が投入され
た際に先ずステップ119 でEEPROMA0,B0 からマイ
クロプログラムを第一及び第二のCS4a,4b へIMPL
する。
【0054】ステップ120 でIMPL時にエラーがあっ
たか否かを判定し、エラーがなければIMPLを終了
し、エラーがあればステップ121 に進む。ステップ121
では非常用EEPROMA1,B1 からダウンロード機能の
みを持つマイクロプログラムのIMPLをやり直す。
【0055】ステップ122 で非常用EEPROMA1,B1
からのIMPLがエラーしたか否かを判定し、エラーが
生じていればステップ123 へ、エラーがなければIMP
Lを終了する。
【0056】ステップ123 ではIMPLエラーを表示し
て停止する。本発明ではダウンロード機能のみを持つマ
イクロプログラムを予備のEEPROMに格納しておく
ことにより、ダウンロード途中で電源が切断され再度電
源が投入された場合でも、ダウンロード機能のみを持つ
マイクロプログラムをIMPLすることができ、上位装
置1 からのダウンロードの再試行が可能となる。
【0057】図8は第二の発明の実施例の動作の遷移を
説明する図であり、図に従って説明する。EEPROM
A0,B0 には機能版数がV10 のマイクロプログラムが格納
されている( 第1行目)。最初にEEPROMA0に機能
版数がV20 のマイクロプログラムがダウンロードされる
( 第2行目)。
【0058】次にEEPROMB0に機能版数がV20 のマ
イクロプログラムがダウンロードされる実行途中に電源
が切断された( 第3行目)。ここで電源が投入されると
EEPROMA0,B0 からIMPLを行うが、EEPRO
MB0には途中までしか新しいマイクロプログラムが入っ
ていないのでIMPLエラーが生じる。
【0059】そこでEEPROMを切り替えてEEPR
OMA1,B1 からIMPLするとダウンロード機能のみを
持つマイクロプログラムが読み出されて正常に磁気ディ
スク制御装置20が立ち上がる。
【0060】第三の発明の実施例について説明する。ハ
ードウェアの構成図は図14に示す従来の構成図と同一
であり、二重化EEPROMの一組をマイクロプログラ
ムのダウンロードを受ける専用のEEPROMA0,B0 と
し、ダウンロード終了後該EEPROMA0,B0 から他の
一組A1,B1 へマイクロプログラムを複写するように構成
する。
【0061】第三の発明の実施例におけるダウンロード
動作は第二の発明( 図6に示す)と同様であり説明を省
略する。図9はIMPL動作のフローチャート(その
3)であり、第三の発明の実施例の動作を示す。
【0062】ステップ124 で正常な側のEEPROMA
0,B0 からIMPLを実行する。ステップ125 でIMP
Lでエラーが発生したか否かを判定し、発生すればステ
ップ126 へ、否であればステップ129 へ進む。
【0063】ステップ126 では反対側、即ちA1,B1 側か
ら再度IMPLを行う。ステップ127 でそのときIMP
Lエラーが発生したか否かを判定し、発生すればステッ
プ128 へ進み、発生しなければIMPLが終了する。
【0064】ステップ128 ではいずれの側のEEPRO
MでもIMPLエラーとなったのでIMPLエラーを操
作パネル10に表示して停止する。ステップ129 ではEE
PROMA0とEEPROMA1を読みそのの機能版数を比
較して同一であればステップ131 へ異なっていればステ
ップ130 へ進む。
【0065】ステップ130 ではEEPROMA0から、E
EPROMA1へマイクロプログラムを複写する。ステッ
プ131 ではEEPROMB0とEEPROMB1とを比較し
て、一致しなければステップ132 でEEPROMB0か
ら、EEPROMB1へ複写する。
【0066】こうすることにより、ダウンロード実行
後、IMPLが正常に終了すると、両方のマイクロプロ
グラムが正常になる。そこで、次回のダウンロードの途
中で電源が切断してダウンロードが中断しても、EEP
ROMの反対側にも正しいマイクロプログラムが格納さ
れているのでそのマイクロプログラムをIMPLするこ
とによって磁気ディスク制御装置20は正常に立ち上がり
上位装置1 からのダウンロードの再試行が可能となる。
【0067】図10は第三の発明の実施例の動作を説明
する図であり、状態の遷移を図に従って説明する。EE
PROMA0,A1,B0,B1 には機能版数がV10 のマイクロプ
ログラムが格納されている( 第1行目)。最初にEEP
ROMA0に機能版数がV20 のマイクロプログラムがダウ
ンロードされる( 第2行目)。
【0068】次にEEPROMB0に機能版数がV20 のマ
イクロプログラムがダウンロードされる実行途中に電源
が切断された( 第3行目)。ここで電源が投入されると
EEPROMA0,B0 からIMPLを行うが、EEPRO
MB0には途中までしか新しいマイクロプログラムが入っ
ていないのでIMPLエラーが生じる。そこでEEPR
OMを切り替えてEEPROMA1,B1 からIMPLする
と、複写されていた正常なマイクロプログラムが読み出
されて正常に磁気ディスク制御装置20が立ち上がる。
【0069】第四の発明の実施例について説明する。ハ
ードウェアの構成図は図14に示す従来の構成図と同一
であり、二重化EEPROMの一組をダウンロードされ
たマイクロプログラムを最初に格納するEEPROMA
0,B0 とし、その内容をダウンロード実行前にもう一組A
1,B1 に複写しておくように構成する。
【0070】図11はダウンロード動作のフローチャー
ト(その3)であり、第四の発明の実施例におけるダウ
ンロード動作を図に従って説明する。第一及び第二の制
御部3a,3b の動作である。
【0071】ステップ133 で正常な側のEEPROMA
0,B0 から反対側のEEPROMA1,B1 を複写する。次
いでステップ134 で上位装置1 から磁気ディスク制御装
置20にマイクロプログラムを転送する。
【0072】ステップ135 でマイクロプログラムを格納
すべきEEPROMA0,B0 の内容消去を行う。ステップ
136 でダウンロードされたマイクロプログラムをEEP
ROMA0,B0に書き込む。
【0073】ステップ137 で書込み終了を監視し終了し
なければステップ136 に戻り書込みの終了でダウンロー
ド動作を終了する。図12はIMPL動作のフローチャ
ート(その4)であり、第四の発明の実施例の動作を示
す。
【0074】ステップ138 で正常な側のEEPROMA
0,B0 からIMPLを実行する。ステップ139 でIMP
Lでエラーが発生したか否かを判定し、発生すればステ
ップ140 へ、否であればIMPLを終了する。
【0075】ステップ140 では反対側、即ちA1,B1 側か
ら再度IMPLを行う。ステップ141 でそのときIMP
Lエラーが発生したか否かを判定し、発生すればステッ
プ142 へ進み、発生しなければIMPLが終了する。
【0076】ステップ142 ではいずれの側のEEPRO
MでもIMPLエラーとなったのでIMPLエラーを操
作パネル10に表示して停止する。上記説明のように再び
電源が投入された際にIMPLエラーが発生した場合に
は、反対側のEEPROMA0,A1 に退避しておいたマイ
クロプログラムからIMPLすることにより、磁気ディ
スク制御装置20が立ち上がり、上位装置1 からのマイク
ロプログラムのダウンロードの再試行が可能となる。
【0077】図13は第四の発明の実施例の動作を説明
する図であり、状態の遷移を図に従って説明する。EE
PROMA0,B0 には機能版数がV10 のマイクロプログラ
ムが格納され、EEPROMA1,B1 にはなにも格納され
てない状態であるとする( 第1行目)。最初にEEPR
OMA1にEEPROMA0のマイクロプログラムが複写さ
れる( 第2行目)。
【0078】次にEEPROMA0に機能版数がV20 のマ
イクロプログラムがダウンロードされる( 第3行目)。
次にEEPROMB1にEEPROMB0のマイクロプログ
ラムが複写される( 第4行目)。次にEEPROMA0に
機能版数がV20 のマイクロプログラムがダウンロードさ
れる実行途中に電源が切断された( 第5行目)。ここで
電源が投入されるとEEPROMA0,B0 からIMPLを
行うが、EEPROMB0には途中までしか新しいマイク
ロプログラムが入っていないのでIMPLエラーが生じ
る。
【0079】そこでEEPROMを切り替えてEEPR
OMA1,B1 からIMPLすると、複写されていた正常な
マイクロプログラムが読み出されて正常に磁気ディスク
制御装置20が立ち上がり、上位装置1 からのダウンロー
ドの再試行が可能となる。
【0080】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よればマイクロプログラムの上位装置からのダウンロー
ド実行中に制御装置が電源切断後に再び電源が投入され
た際、ダウンロード実行前に退避しておいたEEPRO
M内のマイクロプログラムをIMPLすることによりマ
イクロプログラムのダウンロードの再試行を行うことが
可能となるという工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 第一の発明の一実施例の磁気ディスク制御装
置の構成図
【図3】 ダウンロード動作のフローチャート(その
1)
【図4】 IMPL動作のフローチャート(その1)
【図5】 第一の発明の実施例の動作の遷移を説明する
【図6】 ダウンロード動作のフローチャート(その
2)
【図7】 IMPL動作のフローチャート(その2)
【図8】 第二の発明の実施例の動作の遷移を説明する
【図9】 IMPL動作のフローチャート(その3)
【図10】 第三の発明の実施例の動作の遷移を説明す
る図
【図11】 ダウンロード動作のフローチャート(その
3)
【図12】 IMPL動作のフローチャート(その4)
【図13】 第四の発明の実施例の動作の遷移を説明す
る図
【図14】 従来の磁気ディスク制御装置の構成図
【図15】 従来のダウンロード時の状態の遷移を説明
する図
【符号の説明】
1 上位装置 2 制御装置 3a 第一の制御部 3b 第二の制御
部 4a 第一のCS 4b 第二のCS 5 不揮発メモリ 6a 第一のカレントEEPROMフラグ 6b 第二のカレントEEPROMフラグ 7a 第一のダウンロード実行フラグ 7b 第二のダウンロード実行フラグ 8 磁気ディスク装置 10 操作パネル 11 SA 14a 第一のレジスタ 14b 第二のレ
ジスタ 20 磁気ディスク制御装置 101〜142 動作ステップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分担した制御を行う第一及び第二の制御
    部(3a,3b) と、該第一の制御部(3a)と該第二の制御部(3
    b)の制御を行うマイクロプログラムがロードされる第一
    及び第二のコントロールメモリ(4a,4b) と、前記第一及
    び第二のコントロールメモリ(4a,4b) にロードされる該
    マイクロプログラムが二重化して格納される二重化EE
    PROM(A0,A1,B0,B1) とを有し、電源投入時に該二重
    化EEPROM(A0,A1,B0,B1) から第一及び第二の該コ
    ントロールメモリ(4a,4b) へマイクロプログラムを転送
    し、第一及び第二の制御部(3a,3b) で相互にマイクロプ
    ログラムのレベルを比較して所定のレベルにある時起動
    する制御装置において、 電源を切断しても記憶内容が失われない不揮発メモリ
    (5) と、該不揮発メモリ(5) 上に二重化EEPROM(A
    0,A1,B0,B1) の何れを使用するかを示すカレントEEP
    ROMフラグ(6a,6b) と、二重化EEPROM(A0,A1,B
    0,B1) の何れにマイクロプログラムをダウンロードする
    上位装置からのダウンロードが実行中であることを示す
    ダウンロード実行フラグ(7a,7b) と、を設け、該上位装
    置からマイクロプログラムを該二重化EEPROM(A0,
    A1,B0,B1) の双方に逐次ダウンロードする際、該ダウン
    ロード実行フラグ(7a,7b) をセットしてダウンロード中
    であることを記憶することにより、 ダウンロード実行中に電源が切断されダウンロードが完
    了しなかった後の電源投入の際に、カレントEEPRO
    Mフラグ(6a,6b) の指定する該二重化EEPROM(A0,
    A1,B0,B1) からIMPL後第一及び第二の制御部(3a,3
    b) で相互にマイクロプログラムのレベルを比較して所
    定のレベルにないことを検出した場合に、該カレントE
    EPROMフラグ(6a,6b) で指定されているEEPRO
    Mを使用して再度IMPLを行い、該ダウンロード実行
    フラグ(7a,7b) で指定されるEEPROMに前記上位装
    置からのダウンロードを再度実行することを特徴とする
    二重化EEPROMを持つ制御装置。
  2. 【請求項2】 分担した制御を行う第一及び第二の制御
    部(3a,3b) と、該第一の制御部(3a)と該第二の制御部(3
    b)の制御を行うマイクロプログラムがロードされる第一
    及び第二のコントロールメモリ(4a,4b) と、前記第一及
    び第二のコントロールメモリ(4a,4b) にロードされる該
    マイクロプログラムが二重化して格納される二重化EE
    PROM(A0,A1,B0,B1) とを有し、電源投入時に該二重
    化EEPROM(A0,A1,B0,B1) から第一及び第二の該コ
    ントロールメモリ(4a,4b) へマイクロプログラムを転送
    し、第一及び第二の制御部(3a,3b) で相互にマイクロプ
    ログラムのレベルを比較して所定のレベルにある時起動
    する制御装置において、 該二重化EEPROMの一組をダウンロードを受ける専
    用のEEPROM(A0,B0) とし、もう一組をダウンロー
    ド動作が可能なマイクロプログラムを格納した非常用E
    EPROM(A1,B1) とし、ダウンロードを受ける専用の
    EEPROM(A0,B0) から電源投入の際にIMPLし、 ダウンロードを受ける専用のEEPROM(A0,B0) への
    ダウンロード実行中に電源が切断されダウンロードが完
    了しなかった後の電源投入の際に、ダウンロードを受け
    る専用のEEPROM(A0,B0) からIMPL後第一及び
    第二の制御部(3a,3b) で相互にマイクロプログラムのレ
    ベルを比較して所定のレベルにないことを検出した場合
    に、ダウンロード動作が可能なマイクロプログラムを格
    納した前記非常用EEPROM(A1,B1) から第一及び第
    二の該コントロールメモリ(4a,4b) へIMPLすること
    により、 ダウンロードを受ける専用のEEPROMに再度ダウン
    ロードを実行することを特徴とする二重化EEPROM
    を持つ制御装置。
  3. 【請求項3】 分担した制御を行う第一及び第二の制御
    部(3a,3b) と、該第一の制御部(3a)と該第二の制御部(3
    b)の制御を行うマイクロプログラムがロードされる第一
    及び第二のコントロールメモリ(4a,4b) と、前記第一及
    び第二のコントロールメモリ(4a,4b) にロードされる該
    マイクロプログラムが二重化して格納される二重化EE
    PROM(A0,A1,B0,B1) とを有し、電源投入時に該二重
    化EEPROM(A0,A1,B0,B1) から第一及び第二の該コ
    ントロールメモリ(4a,4b) へマイクロプログラムを転送
    し、第一及び第二の制御部(3a,3b) で相互にマイクロプ
    ログラムのレベルを比較して所定のレベルにある時起動
    する制御装置において、 二重化EEPROMの一組をマイクロプログラムのダウ
    ンロードを受ける専用のEEPROM(A0,B0) とし、I
    MPLが正常に終了後該EEPROM(A0,B0)から他の
    一組(A1,B1) へマイクロプログラムを複写することを特
    徴とする二重化EEPROMを持つ制御装置。
  4. 【請求項4】 分担した制御を行う第一及び第二の制御
    部(3a,3b) と、該第一の制御部(3a)と該第二の制御部(3
    b)の制御を行うマイクロプログラムがロードされる第一
    及び第二のコントロールメモリ(4a,4b) と、前記第一及
    び第二のコントロールメモリ(4a,4b) にロードされる該
    マイクロプログラムが二重化して格納される二重化EE
    PROM(A0,A1,B0,B1) とを有し、電源投入時に該二重
    化EEPROM(A0,A1,B0,B1) の各一方から第一及び第
    二の該コントロールメモリ(4a,4b) へマイクロプログラ
    ムを転送し、第一及び第二の制御部(3a,3b) で相互にマ
    イクロプログラムのレベルを比較して所定のレベルにあ
    る時起動する制御装置において、 該二重化EEPROMの一組を上位装置からダウンロー
    ドされたマイクロプログラムを最初に格納するEEPR
    OM(A0,B0) とし、その内容を上位装置からのダウンロ
    ード実行前にもう一組(A1,B1) に複写しておくことを特
    徴とする二重化EEPROMを持つ制御装置。
JP29063292A 1992-10-29 1992-10-29 二重化eepromを持つ制御装置 Withdrawn JPH06139215A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29063292A JPH06139215A (ja) 1992-10-29 1992-10-29 二重化eepromを持つ制御装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020067311A (ko) * 2001-02-16 2002-08-22 주식회사 리더컴 플래시 롬 다운로드를 통한 시스템 프로그램 업그레이드방법
JP2007272496A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Fujitsu Ltd ストレージ装置、ストレージ制御ファームウェアの活性プログラム交換方法及びストレージ制御プログラム活性交換のためのプログラム

Cited By (2)

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KR20020067311A (ko) * 2001-02-16 2002-08-22 주식회사 리더컴 플래시 롬 다운로드를 통한 시스템 프로그램 업그레이드방법
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