JPH09258866A - Scsiターミネータ - Google Patents

Scsiターミネータ

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JPH09258866A
JPH09258866A JP6601996A JP6601996A JPH09258866A JP H09258866 A JPH09258866 A JP H09258866A JP 6601996 A JP6601996 A JP 6601996A JP 6601996 A JP6601996 A JP 6601996A JP H09258866 A JPH09258866 A JP H09258866A
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JP
Japan
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terminator
scsi
voltage
terminal
bus
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JP6601996A
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English (en)
Inventor
Satoshi Aoki
聡 青木
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ターミネータの無効/有効の切り換えを自動
的に行うことができ、誤動作を防止することができるS
CSIターミネータ、SCSIインタフェースを提供す
る。 【解決手段】 外付けHDD4を接続しないときは、検
出端子9aに何も接続されず、プルアップ抵抗6により
ターミネータのイネーブル入力端子ENの電圧がハイレ
ベルとなってターミネータ5が有効となりSCSIバス
が終端される。外付けHDD4を接続するときは、検出
端子9aが接地端子10a、接地信号線13を介して接
地され、イネーブル入力端子ENの電圧がローレベルと
なってターミネータ5が無効とされ、SCSIバスはS
CSIインタフェース2では終端されず、外付けHDD
4のターミネータ12によって終端される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナル・コン
ピュータ、ワークステーション等の情報処理機器に設け
られているSCSI(Small computer system lnterfac
e )インタフェースにおいて終端処理を行うSCSIタ
ーミネータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パーソナルコンピュータ(P
C)、ワークステーション(WS)等の情報処理機器に
は、ハードディスク装置、光学ディスク装置等のストレ
ージデバイスあるいはイメージスキャナ装置等を接続す
る際には、SCSI(Small Computer System Interfan
e 、ANSI X3.131(1986) )インタフェースが用いられ
る。
【0003】このようなSCSIインタフェースでは、
8ビット幅のバス(SCSIバス)によりPC、WS等
に設けられたイニシエータ側のインタフェース(SCS
Iインタフェース)とターゲット側の機器(ターゲット
装置)を接続し、このSCSIバスを介して各々の機器
が制御コマンド、データ等の送受信を行うようになって
いる。このようなSCSIバスは、SCSIインタフェ
ースと各々のターゲット装置をケーブルによって接続す
ることにより形成され、このSCSIバスの両端には、
制御コマンド、データ等の信号の反射を防止するため
に、一連の終端抵抗(ターミネータ)を接続するように
なっている。
【0004】PC、WS等の情報処理機器にSCSIイ
ンタフェースを設ける場合には、図2に示すように、タ
ーゲット側のハードディスク装置(HDD)等の機器を
情報処理機器21に内蔵する場合(内蔵HDD23)
と、ターゲット側の機器を外部に接続する場合(外付け
HDD24)とが考えられる。内蔵HDD23、外付け
HDD24の一方のみをSCSIインタフェース22に
接続する場合には、SCSIインタフェース21がSC
SIバスの終端となるため、SCSIインタフェース2
2のターミネータ25を有効とし、内蔵及び外付けのH
DD23、24を共に接続する場合には、これらのHD
D23、24においてターミネータ28、31が接続さ
れているため、SCSIインタフェース22のターミネ
ータ25を無効とする必要がある。このようなターミネ
ータの設定の変更を容易に行うために、このようなSC
SIインタフェース22には、ターミネータ25の無効
/有効を設定するためのターミネータ無効/有効スイッ
チ26が設けられている。
【0005】外付けHDD24を接続しない場合には、
ターミネータ無効/有効スイッチ26は有効に設定さ
れ、内蔵HDD23のターミネータ28とSCSIイン
タフェース22のターミネータ25によりSCSIバス
の両端が終端される。また、外付けHDD24を接続す
る場合には、ターミネータ無効/有効スイッチ26を無
効に設定し、SCSIケーブル30をSCSIインタフ
ェース22のコネクタ29に接続し、外付けHDD24
をSCSIバスに接続する。これにより、SCSIバス
は内蔵HDD23のターミネータ28と外付けHDD2
4のターミネータ31により両端が終端される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
SCSIインタフェース22では、情報処理機器21に
外付けHDD24を接続する場合に、ターミネータ無効
/有効スイッチ26の設定を間違えて、ターミネータ2
5を有効としてしまうと、SCSIバスが3個所(ター
ミネータ25、28、31)で終端されてしまうため、
不要な信号の反射が生じて誤動作してしまう。また、外
付けHDD24を接続しない場合に、ターミネータ25
を無効としてしまうと、SCSIバスの一端が終端され
ず、3個所で終端した場合と同様に信号の反射が生じて
誤動作してしまう。
【0007】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
されたものであり、ターミネータの無効/有効の切り換
えを自動的に行うことができ、誤動作を防止することが
できるSCSIターミネータ、SCSIインタフェース
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るSCSIタ
ーミネータは、外部の機器とのデータの入出力を行うた
めの入出力端子の一部であり、入出力端子に接続される
機器において所定の電圧が印加される電圧印加端子が接
続される検出端子の電圧を検出する電圧検出手段と、電
圧検出手段の検出出力に基づいて、所定の電圧が検出さ
れたときにはSCSIバスの終端処理を行わず、所定の
電圧が検出されないときにはSCSIバスの終端処理を
行う終端切り換え手段とを備える。
【0009】また、入出力端子、検出端子及び電圧検出
手段を各々2つ備え、終端切り換え手段が、2つの電圧
検出手段が共に所定の電圧を検出したときにはSCSI
バスの終端処理を行わず、少なくとも1つの電圧検出手
段が所定の電圧を検出しないときにはSCSIバスの終
端処理を行う構成としてもよい。
【0010】また、入出力端子に接続される機器が所定
の電圧としてローレベル又はハイレベルの電圧を電圧印
加端子に供給する構成とし、各電圧検出手段が一端にハ
イレベル又はローレベルの電圧が供給され、各検出端子
に接続されたプルアップ又はプルダウン用の抵抗を備え
る構成としてもよい。
【0011】また、本発明に係るSCSIインタフェー
スは、本発明に係るSCSIターミネータを備えてい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態は、情報
処理装置においてハードディスク装置(HDD)、光学
ディスク装置等のストレージデバイスあるいはイメージ
スキャナ等の機器を接続するためのSCSIインタフェ
ースに本発明を適用したものである。このSCSIイン
タフェースは、図1に示すように、情報処理装置1に内
蔵HDD3と外付けHDD4を接続し得るように構成さ
れている。
【0013】SCSIインタフェース2は、SCSIバ
スの終端を行うためのターミネータ5と、該ターミネー
タ5の動作を制御するためのイネーブル入力端子ENを
プルアップする(開放時にハイレベルとする)ためのプ
ルアップ抵抗6と、情報処理装置の外部にSCSI機器
を接続するためのコネクタ9とを備えている。
【0014】内蔵HDD3はSCSIケーブル7によっ
てSCSIインタフェース2に接続されており、SCS
Iバスを終端するためのターミネータ8を備えている。
また、外付けHDD4はSCSIインタフェース2のコ
ネクタ9に接続するためのコネクタ10と、このコネク
タ10に接続されたケーブル11と、ケーブル11を終
端するターミネータ12とを備えている。
【0015】各コネクタ9、10は、いわゆるアンフェ
ノール型あるいはD−SUB型のコネクタ等からなる。
米国規格協会によるANSI X3.131 (SCSIインタフェ
ースの規格)では、SCSIインタフェースにおけるデ
ータ伝送用のデータ線、制御用の信号を伝送するための
制御線等を定義しており、これらのコネクタ9、10に
おける各信号線の配置はこの規格に準拠している。この
ANSI X3.131 では、合計で50本分の信号線を定義して
おり、上述のデータ線、制御線の他に各信号用の接地電
位を供給するための接地信号線が定義されている。これ
らの信号線は、不平衡型あるいは平衡型の伝送路を用い
る場合についてそれぞれ定義されており、これらの間で
各信号線の配置が若干異なるが、例えばピン番号22、
24、28の信号線は不平衡型、平衡型用の各信号線の
定義において共通に接地信号線として定義されている。
これらのピン番号22、24、28の接地信号線は、図
1に示すケーブル11中の接地信号線13に対応してい
る。コネクタ10には、この接地信号線13に対応する
接地端子10aが設けられており、コネクタ9には、接
地端子10aに対応する検出端子9aが設けられてい
る。
【0016】ところで、上述の各信号線の定義において
は、ピン番号22、24、28の信号線以外にも接地信
号線が定義されていることから、ピン番号22、24、
28以外の接地信号線がSCSIインタフェース2及び
外付けHDD4において接地されていれば、ピン番号2
2、24、28の接地信号線の内の1本あるいはこれら
の3本の接地信号線をSCSIインタフェース2側にお
いて接地しなくても、ケーブル11を用いたデータの伝
送に支障はない。このため、このSCSIインタフェー
ス2では、ピン番号22、24、28の接地信号線の内
の1本乃至3本に対応する検出端子9aが接地されてい
るか否かに基づいて外付けHDD4が接続されたか否か
の判定を行うようになっている。
【0017】すなわち、このSCSIインタフェース2
では、検出端子9aを介して入力される電圧をターミネ
ータ5のイネーブル入力端子ENに供給し、このイネー
ブル入力端子ENと電源電圧Vcc(例えば+5v)の
間に上述のプルアップ抵抗6を接続している。
【0018】外付けHDD4を接続しない場合には、コ
ネクタ9にコネクタ10が接続されず、検出端子9aに
何も接続されないため、プルアップ抵抗6によりイネー
ブル入力端子ENの電圧がハイレベルとなってターミネ
ータ5が有効となり、ターミネータ5によってSCSI
バスが終端される。
【0019】外付けHDD4を接続する場合には、コネ
クタ9にコネクタ10を介してSCSIケーブル11が
接続されるため、検出端子9aが接地端子10a、接地
信号線13を介して接地され、イネーブル入力端子EN
の電圧がローレベルとなってターミネータ5が無効とさ
れ、SCSIバスはSCSIインタフェース2では終端
されず、外付けHDD4のターミネータ12によって終
端される。
【0020】これにより、このSCSIインタフェース
2では、外付けHDD4の有無を検出してターミネータ
5の無効/有効を自動的に切り換えることができる。従
って、このようなSCSIインタフェースを用いること
により、外付けHDD等の機器を接続する際にターミネ
ータの設定を手動で切り換える必要を無くすことがで
き、外付けHDDの接続、切り離しを頻繁に行う場合等
の利便性を向上させることができる。また、ターミネー
タの設定を自動的に行うことができるため、ターミネー
タの設定を間違えて誤動作を引き起こすことを防止する
ことができる。
【0021】また、このSCSIインタフェースでは、
接地端子に接続される検出端子をターミネータのイネー
ブル入力端子に接続し、イネーブル入力端子をプルアッ
プするプルアップ抵抗を設けるという、最小限の部品点
数の増加によってターミネータの設定の自動化を実現し
ている。このため、SCSIインタフェースの低コスト
化に寄与することができる。また、このSCSIインタ
フェースでは、ターミネータの無効/有効を電気的に切
り換えることができるため、スイッチ、ジャンパーピン
等によりターミネータの無効/有効を切り換える構成と
した場合等のように、経年変化による接点の接触不良、
機械的な疲労等により、動作不良を引き起こすことを防
止することができる。
【0022】ところで、上述のANSI X3.131 における各
信号線の定義では、ターミネータの動作電圧を供給する
ための終端動作電圧供給線(26ピン:TERMPW
R)が定義されている。例えばこのターミネータの動作
電圧を外付けHDD4が供給する場合においては、この
終端動作電圧に基づいて外付けHDD4の接続の有無を
検出する構成としてもよい。この場合、上述の図1に示
すプルダウン抵抗6の代わりに、図3に示すように、終
端動作電圧供給線11bが接続されている端子10bに
対応するコネクタ9の端子9bの電圧を反転させてター
ミネータ5のイネーブル入力端子ENに供給するインバ
ータ14aと、このインバータ14aの入力をプルダウ
ンするプルダウン抵抗14bを設ける。
【0023】外付けHDD4を接続していないときは、
端子9bに終端動作電圧供給線11bが接続されないた
め、プルダウン抵抗14bによりインバータ14aの入
力電圧がローレベルとなり、イネーブル入力端子ENに
はインバータ14aで反転されたハイレベルの電圧が供
給され、ターミネータ5が有効とされ、ターミネータ5
によってSCSIバスが終端される。外付けHDD4を
接続すると、端子9bに端子10bを介して終端動作電
圧供給線11bが接続され、端子9bを介してインバー
タ14bの入力にハイレベルの終端動作電圧が供給さ
れ、イネーブル入力端子ENにはインバータ14bで反
転されたローレベルの電圧が供給され、ターミネータ5
が無効とされ、SCSIバスはSCSIインタフェース
2では終端されず、外付けHDD4のターミネータ12
によって終端される。
【0024】また、上述のSCSIインタフェース2に
おけるターミネータ5及びプルアップ抵抗6を外付けH
DD4に内蔵してもよく、あるいは単体のターミネータ
装置として構成してもよい。ターミネータ5及びプルア
ップ抵抗6を設けた外付けHDD4aは、図4に示すよ
うに、上述のターミネータ12の代わりにターミネータ
5及びプルアップ抵抗6を備えており、さらにSCSI
バスを延長するためのコネクタ10cを備えている。こ
のコネクタ10cは外付けHDD4等に設けられている
コネクタ10の接地端子10aが接続される検出端子1
0dを備えており、この検出端子10dがプルアップ抵
抗6の一端及びターミネータ5のイネーブル入力端子E
Nに接続されている。
【0025】外付けHDD4が接続されていないとき
は、外付けHDD4のコネクタ10の接地端子10aが
検出端子10dに接続されないため、検出端子10dは
接地されず、プルアップ抵抗6によってイネーブル入力
端子ENの電圧がハイレベルとなってターミネータ5が
有効となり、SCSIバスが終端される。
【0026】外付けHDD4が接続されると、コネクタ
10の接地端子10aが検出端子10dに接続され、検
出端子10dが接地され、イネーブル入力端子ENの電
圧がローレベルとなってターミネータ5が無効となり、
SCSIバスは外付けHDD4のターミネータ12によ
って終端される。
【0027】このように外付けHDD4aにターミネー
タ5及びプルアップ抵抗6を設けることにより、外付け
HDDのターミネータの有効/無効を自動的に切り換え
ることが可能となる。従って、ターミネータ5の切り換
えを意識することなく容易に外付けHDDの増設を行う
ことが可能となる。
【0028】また、ターミネータ5及びプルアップ抵抗
6で単体のターミネータを構成する場合には、このよう
なターミネータ装置を外付けHDD、SCSIインタフ
ェース等に接続するためのコネクタ及びSCSIバスを
延長するためのコネクタを設ける。この場合は、例えば
SCSIインタフェース2あるいは外付けHDD4から
の終端動作電圧供給線TERMPWRから供給される電
圧によりターミネータ5のイネーブル入力端子ENのプ
ルアップ、ターミネータの切り換え等の動作を行うよう
に構成する。
【0029】このようなターミネータ装置は、ターミネ
ータを備えないSCSIインタフェース、外付けHDD
等のSCSIバス延長側のコネクタに接続する。このよ
うなターミネータ装置がSCSIバスの終端であるとき
は、上述の図3の説明等と同様に、プルアップ抵抗6に
よりターミネータ5のイネーブル入力端子ENの電圧が
ハイレベルとなり、ターミネータ5が有効となってSC
SIバスが終端される。また、このようなターミネータ
の先にさらにSCSIバスを延長する際に、このような
ターミネータ装置のSCSIバスを延長するためのコネ
クタに外付けHDD等の機器からのケーブルを接続する
と、ターミネータ5のイネーブル入力端子ENの電圧が
ローレベルとなってターミネータ装置においてはSCS
Iバスが終端されず、延長されたSCSIバスの先端の
機器において終端される。
【0030】上述の第1の実施形態のSCSIインタフ
ェース2では、外付けHDD4の有無に応じてターミネ
ータ5の無効/有効を切り換える構成としていたが、内
蔵HDD3を設けないことがある場合には、内蔵HDD
3の有無をも考慮してターミネータ5の無効/有効を切
り換えることが望ましい。
【0031】このため、図5に示す第2の実施形態のS
CSIインタフェース42では、図1に示すSCSIイ
ンタフェース2の構成に加えて、接続されるコネクタ1
5の内の内蔵HDD3からのSCSIケーブル7中の接
地信号線40に接続される検出端子15aをプルアップ
するプルアップ抵抗43と、このプルアップ抵抗43の
電源電圧に接続されていない一端の電圧と上述のプルア
ップ抵抗6の電源電圧に接続されていない一端の電圧の
論理輪を求めるORゲート44を備えている。上述のS
CSIインタフェース2では、プルアップ抵抗6の電源
電圧に接続されていない一端の電圧は直接ターミネータ
5のイネーブル入力端子ENに供給されていたが、この
図5に示すSCSIインタフェース42では、この電圧
はORゲート44を介してイネーブル入力端子ENに供
給されている。
【0032】このような構成のSCSIインタフェース
42では、内蔵HDD3及び外付けHDD4を接続しな
い場合には、各コネクタ9、15にはSCSIケーブル
7、11が接続されない。このため、各検出端子9a、
15aには何も接続されず、各プルアップ抵抗6、43
によってORゲート44の入力が共にハイレベルとな
り、ORゲート44の出力がハイレベルとなってターミ
ネータ5が有効とされ、SCSIバスが終端される。
【0033】内蔵HDD3のみを接続した場合には、コ
ネクタ15にコネクタ16を介してSCSIケーブル7
が接続され、検出端子15aが接地端子16a、接地信
号線40を介して接地されるため、ORゲート44の一
方の入力がローレベルとなり、他方の入力はプルアップ
抵抗6によってプルアップされてハイレベルとなる。こ
れにより、ORゲート44の出力がハイレベルとなって
ターミネータ5が有効とされ、SCSIバスが終端され
る。また、外付けHDD4を接続した場合には、コネク
タ9にコネクタ10を介してSCSIケーブル11が接
続され、検出端子9aが接地端子10a、接地信号線1
3を介して接地されるため、ORゲート44の一方の入
力がローレベルとなり、他方の入力はプルアップ抵抗4
3によってプルアップされてハイレベルとなる。従っ
て、内蔵HDD3のみを接続した場合と同様に、ORゲ
ート44の出力がハイレベルとなってターミネータ5が
有効とされ、SCSIバスが終端される。
【0034】内蔵HDD3と外付けHDD4を共に接続
する場合には、コネクタ15にコネクタ16を介してS
CSIケーブル7が接続され、検出端子15aが接地端
子16a、接地信号線40を介して接地され、また、コ
ネクタ9にコネクタ10を介してSCSIケーブル11
が供給されるため検出端子9aが接地端子10a、接地
信号線13を介して接地されるため、ORゲート44の
入力が共にローレベルとなる。従って、ORゲート44
の出力がローレベルとなってターミネータ5が無効とさ
れる。この場合、SCSIバスはターミネータ5によっ
ては終端されず、内蔵HDD3及び外付けHDD4のタ
ーミネータ8、12によって終端される。
【0035】これにより、このSCSIインタフェース
42では、内蔵HDD3及び外付けHDD4の有無を検
出してターミネータ5の無効/有効を自動的に切り換え
ることができる。従って、このようなSCSIインタフ
ェースを用いることにより、内蔵、外付けに関わらず、
SCSIインタフェースに接続されている機器の有無を
検出してターミネータを自動的に切り換えることができ
るため、機器の構成を変更する際等にターミネータの設
定を行う必要が無く、さらに利便性を向上させることが
できる。
【0036】
【発明の効果】本発明では、入出力端子に機器が接続さ
れていないときは、電圧印加端子が検出端子に接続され
ないため、電圧検出手段は所定の電圧を検出せず、終端
切り換え手段はSCSIバスの終端処理を行わない。入
出力端子に機器が接続されているときは、電圧印加端子
が検出端子に接続され、検出端子に所定の電圧が印加さ
れるため、電圧検出手段はこの所定の電圧を検出し、終
端切り換え手段はSCSIバスの終端処理を行う。この
ため、このSCSIターミネータでは外部の機器が接続
されているか否かを検出して終端処理を行うか否かを自
動的に切り換えることができる。従って、使用者がター
ミネータの設定の切り換えを行う必要を無くすことがで
き、利便性を向上させることができる。また、ターミネ
ータの設定を行う必要が無いため、設定を間違えて誤動
作を引き起こすことを防止することができる。
【0037】また、入出力端子、検出端子及び電圧検出
手段を各々2つ備え、終端切り換え手段が2つの電圧検
出手段が共に所定の電圧を検出したときにはSCSIバ
スの終端処理を行わず、少なくとも1つの電圧検出手段
が所定の電圧を検出しないときにはSCSIバスの終端
処理を行うことにより、2つの入出力端子に接続された
機器の有無を検出してターミネータの設定を切り換える
ことができ、さらに利便性を向上させることができる。
【0038】また、外部の機器が所定の電圧としてロー
レベル又はハイレベルの電圧を電圧印加端子に供給する
構成とし、各電圧検出手段が一端にハイレベル又はロー
レベルの電圧が供給され、各検出端子に接続されたプル
アップ又はプルダウン用の抵抗を備える構成とすること
により、検出端子の電圧を検出するための構成部品の追
加を最小限にすることができ、低コスト化に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るSCSIイン
タフェースの要部の構成を示すブロック図である。
【図2】 従来のSCSIインタフェースの要部の構成
を示すブロック図である。
【図3】 上記第1の実施形態に係るSCSIインタフ
ェースを構成するターミネータの他の構成例を示すブロ
ック図である。
【図4】 上記ターミネータを備えたハードディスク装
置の要部の構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態に係るSCSIイン
タフェースの要部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、41 情報処理機器、2、42 SCSIインタフ
ェース、3 内蔵HDD、4 外付けHDD、5、8、
12 ターミネータ、6、43 プルアップ抵抗、7、
11 SCSIケーブル、9、10、15、16 コネ
クタ、9a、10d、15a 検出端子、10a、16
a 接地端子、11b 終端動作電圧供給線、13、4
0 接地信号線、14a インバータ、14b プルダ
ウン抵抗、44 ORゲート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SCSIバスの終端処理を行うSCSI
    ターミネータであって、 外部の機器とのデータの入出力を行うための入出力端子
    の一部であり、入出力端子に接続される機器において所
    定の電圧が印加される電圧印加端子が接続される検出端
    子の電圧を検出する電圧検出手段と、 該電圧検出手段の検出出力に基づいて、上記所定の電圧
    が検出されたときにはSCSIバスの終端処理を行わ
    ず、所定の電圧が検出されないときにはSCSIバスの
    終端処理を行う終端切り換え手段とを備えることを特徴
    とするSCSIターミネータ。
  2. 【請求項2】 上記入出力端子、検出端子及び電圧検出
    手段を各々2つ備え、 上記終端切り換え手段は、2つの電圧検出手段が共に上
    記所定の電圧を検出したときにはSCSIバスの終端処
    理を行わず、少なくとも1つの電圧検出手段が所定の電
    圧を検出しないときにはSCSIバスの終端処理を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のSCSIターミネー
    タ。
  3. 【請求項3】 上記入出力端子に接続される機器は所定
    の電圧としてローレベル又はハイレベルの電圧を上記電
    圧印加端子に供給し、 上記各検出手段は、一端にハイレベル又はローレベル用
    の電圧が供給され、上記各検出端子に接続されたプルア
    ップ又はプルダウン用の抵抗を備えることを特徴とする
    請求項2に記載のSCSIターミネータ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載のSCSIターミネータを備えることを特徴とする
    SCSIインタフェース。
JP6601996A 1996-03-22 1996-03-22 Scsiターミネータ Pending JPH09258866A (ja)

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JP6601996A JPH09258866A (ja) 1996-03-22 1996-03-22 Scsiターミネータ

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JPH09258866A true JPH09258866A (ja) 1997-10-03

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0964255A1 (en) * 1998-06-08 1999-12-15 Hewlett-Packard Company Method and circuit for detecting the presence of a connector in a socket

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0964255A1 (en) * 1998-06-08 1999-12-15 Hewlett-Packard Company Method and circuit for detecting the presence of a connector in a socket

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