JPH05265616A - バス接続方法 - Google Patents

バス接続方法

Info

Publication number
JPH05265616A
JPH05265616A JP5840992A JP5840992A JPH05265616A JP H05265616 A JPH05265616 A JP H05265616A JP 5840992 A JP5840992 A JP 5840992A JP 5840992 A JP5840992 A JP 5840992A JP H05265616 A JPH05265616 A JP H05265616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
connection
electric circuit
resistor
electric circuits
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5840992A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Matsushita
雅和 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5840992A priority Critical patent/JPH05265616A/ja
Publication of JPH05265616A publication Critical patent/JPH05265616A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 いくつかの電気回路を組み合わせて構成され
る情報処理装置において、バス伝送路の長さに係らず、
最終段電気回路のみの終端抵抗を有効にすること。 【構成】 複数の電気回路が、次段の電気回路とバス接
続したことを検出したときに自己の終端抵抗機能を無効
にすることによって、最終段の電気回路の終端抵抗のみ
を有効とする。 【効果】 電気回路の接続状態に関わらず、伝送路の最
終段にて自動的に終端抵抗処理を行なうため、常に安定
かつ確実なデ−タ転送が行なわれる。また電気回路の組
合せが自由になるため、デザイン、レイアウト上の自由
度が増す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の電気回路群を接
続して構成される情報処理装置等のバス接続方法に関す
るものである
【0002】
【従来の技術】一般に、情報処理装置は中央処理回路,
表示制御回路等と言った複数の機能別のブロック(電気
回路群)により構成され、各々の電気回路群がバスによ
り接続されることで各ブロック間での情報の伝達が行わ
れて動作する様に構成されている。
【0003】例えば従来技術による情報処理装置は、図
2に示す如く、各周辺機器の制御及び情報処理等を行な
う中央処理回路(以下CPU)101と、該CPU10
1の指示によりテキストデータのCRT(画像表示装
置:図示せず)への表示を制御するCRT表示制御回路
(以下CRTC)102と、同様にCRTへのグラフッ
クデータの表示を制御するグラフィック制御回路(以下
GRC)103と、これらCPU101,CRTC10
2,GRC103とをバス接続するバス接続機構204
とから成り、バス接続機構204がCPU101のパス
プルアップ抵抗109によって予めH(ハイ)の状態に
維持されたバス伝送路205にバスドラスバ106によ
ってバス信号が印加されることにより、該バス信号をバ
ス伝送路205を介してCRTC102のバスレシーバ
107とGRC103のバスレシーバ108とに伝送す
る様に構成されている。また前記バス伝送路205の終
端には、バス信号の反射等による誤動作を防止するため
の終端抵抗210が接続されている。
【0004】この様に従来技術による情報処理装置は、
CPU101、CRTC102、GRC103にバス接
続用のコネクタ206を設け、バス接続機構204に接
続することで各々のコネクタ間のバス伝送路を形成して
いる。実際8bitCPUを用いたマイコンシステムの
場合は、アドレス/データ/コントロール信号を合わせ
るとこのバス伝送路は計30本程度になるが、本従来説
明中では理解を容易にするためバス信号線群を一本の信
号線205に代表させて説明する。
【0005】さて、前記CPU101より出力されたア
ドレス/データ/コントロール信号から成るバス信号
は、バス接続機構204の伝送路205を経由してCR
TC102及びGRC103に伝送されることによっ
て、CRTC102及びGRC103が動作状態とな
る。
【0006】本例においては、バス伝送路205が各回
路の接続状態に依らず固定長であることから、バス伝送
路205の終端にバス終端抵抗210を設けてバスライ
ン終端の信号反射等を防止しているが、バス伝送路の長
さが長くない場合/バス信号の周波数が高くない場合/
バスインピーダンスが高くない場合等の条件下では各ブ
ロック間でのバス信号の歪が少なく、終端抵抗210を
省略することもできる。
【0007】しかし前記情報処理装置は、CPUに接続
される回路群が限定される固定長の構成の場合は有効で
あるものの、更に他の機能ブロック回路を増設するには
バス接続機構204自体を交換しなければならない不具
合があった。
【0008】この不具合を解決するため従来技術は図3
に示す情報処理装置を提案している。本情報処理装置
は、基本筐体と増設筐体の二つに分割できるものであ
り、CPU101,CRTC102,GRC103と、
CPU101とCRTC102とを接続する基本バス接
続機構304と、CRTC102とGRC103とを接
続する拡張バス接続機構305とから成り、基本バス接
続機構304が基本終端抵抗110及びこの抵抗110
を接地する終端スイッチ310とを持ち、拡張バス接続
機構305が拡張終端抵抗114及びこの抵抗114を
接地する終端スイッチ308を持つ様に構成されてい
る。
【0009】本情報処理装置は、CPU101,CRT
C102及びGRC103を接続する場合、基本バス接
続機構304の終端スイッチ310をオフ,拡張バス接
続機構305のスイッチ308をオンとした状態で接続
することにより前記図2に示した情報処理装置と同様に
バス信号の反射等による各回路での信号の忠実度が低下
することを防止している。また本装置は、機能ブロック
(電気回路)を追加増設する場合、前記拡張バス接続機
構305の拡張終端スイッチ114をオフとしてその追
加用の終端抵抗をオンとした拡張バス接続機構を接続す
るとにより回路を増設することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術による
情報処理装置は、終端抵抗をオン/オフ可能なバス接続
機構を使用することによって任意数の機能ブロック回路
を増設することができるものの、基本バス拡張機構及び
増設する複数の拡張バス接続機構の終端抵抗のオン/オ
フを人手により設定しなければならないため、接続作業
が繁雑になると言う不具合があった。特に8bitCP
Uを用いたマイコンシステムでも1つの接続機構のバス
伝送路は前述した様に計30本程度であるため、この接
続作業は非常に繁雑であった。またこの終端抵抗スイッ
チ数が膨大になるため人手による接続ミスが発生する可
能性が高いものであった。
【0011】本発明の目的は前記従来技術の不具合を除
去することであり、不定長のバス接続を行なう情報処理
装置において容易にバス接続を行なうことができるバス
接続方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明によるバス接続方法は、終端抵抗を持つ複数の電
気回路をバス伝送路を介して接続すると共に、最下段の
電気回路のバス伝送路の終端抵抗を有効にする情報処理
装置において、複数の電気回路が、次段の電気回路とバ
ス接続したことを検出したときに自己の終端抵抗機能を
無効にすることを第1の特徴とする。
【0013】また本発明によるバス接続方法は、終端抵
抗を持つ複数の電気回路をバス伝送路を介して接続する
と共に、最下段の電気回路のバス伝送路の終端抵抗を有
効にする情報処理装置において、複数の電気回路に、次
段電気回路がバス接続されたことを検出する検出手段
と、該検出手段により次段電気回路接続を検出したとき
に自己の終端抵抗を無効とする無効手段とを設け、複数
の電気回路をバス接続した際に最終段の電気回路のみが
自己の終端抵抗を有効に保持することを第2の特徴とす
る。
【0014】更に本発明によるバス接続方法は、前記検
出手段が、自己の電気回路が次段電気回路とバス接続し
たことを、次段電気回路と電気的導通又は機械的に連結
したことを検出することを第3の特徴とし、前記検出手
段が、自己の電気回路が次段電気回路とバス接続したこ
とを、光学的に検出することを第4の特徴とする。
【0015】
【作用】前記第1特徴によるバス接続方法は、複数の電
気回路が次段電気回路と接続したことを検出したときに
自己の終端抵抗機能を無効にすることによって、最終段
の電気回路ののみの終端抵抗を有効とし、不定長のバス
接続を行なう情報処理装置においてバス接続を容易に行
なうことができる。
【0016】前記第2特徴によるバス接続方法は、複数
の電気回路の検出手段が次段電気回路接続を検出したと
きに無効手段によって自己の終端抵抗を無効とすること
により、最終段の電気回路ののみの終端抵抗を有効と
し、不定長のバス接続を行なう情報処理装置において容
易にバス接続を行なうことができる。
【0017】更に前記第3特徴によるバス接続方法は、
電気的又は機械的に次段電気回路接続を検出することに
より、簡素な構成で次段電気回路を検出いることができ
る。
【0018】前記第4特徴によるバス接続方法は、光学
的に次段電気回路接続を検出することにより、非接触で
次段電気回路を検出いることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明によるバス接続方法を適用した
情報処理装置の一実施例を図1及び図4を用いて詳細に
説明する。図1に示した情報処理装置の基本構成は、前
述の基本/拡張システムであり、各周辺機器の制御及び
情報処理等を行なう中央処理回路(以下CPU)401
と、該CPU401の指示によりテキストデータのCR
Tへの表示を制御するCRT表示制御回路(以下CRT
C)402と、同様にCRTへのグラフックデータの表
示を制御するグラフィック制御回路(以下GRC)40
3と、これらCPU401及びCRTC402とを接続
する基本のバス接続機構104と、前記CRTC402
とGRC103とを接続する拡張バス接続機構105と
から構成される。
【0020】本実施例によるCPU401は図示の様に
バスに対応する複数のバスドライバ106及びバスプル
アップ抵抗109を持ち、またCRTC402及びGR
C403もこれらバス数に応じた複数のバスレシーバ1
07及び108を持つものである。また本実施例の特徴
であるバス接続機構104は、複数のバス伝送路205
と、該伝送路205と並列に基本終端抵抗110を介し
てコレクタ接続されたNPN型のトランジスタ111
と、該トランジスタ111のベースにプルアップ抵抗1
12と共に接続される拡張接続検出栓113とを備え、
拡張バス接続機構105は前記検出栓113を接地する
栓及び拡張終端抵抗114を持つバス伝送路207とを
備えている。
【0021】この様に構成された情報処理装置は、まず
基本システム、つまり拡張バス接続機構105を接続せ
ず基本バス接続機構104のみを用いるシステムの場
合、拡張接続検出接栓113が拡張バス接続機構105
により接地されないため、トランジスタ111のベース
電極がプルアップ抵抗112によってH(ハイ)レベル
を保持してトランジスタ111のエミッタ−コレクタ間
が短絡状態となり、バス伝送路205に一端が接続され
た基本終端抵抗110の他端が接地されることによりバ
ス205の最遠端に終端抵抗が接続された状態とにな
る。
【0022】次に拡張バス接続機構105を追加した拡
張システムの場合、基本バス接続機構104と拡張バス
接続機構105との間で拡張接続検出接栓113が接続
されて接地されることにより該バス接続機構104のプ
ルアップ抵抗112がL(ロー)レベルとなって、トラ
ンジスタ111のベース電極もLレベルとなりコレクタ
ーエミッタ電極間のインピーダンスが大きくなり、バス
に接続された基本終端抵抗110の他端がハイインピー
ダンス(スイッチオフ状態)となるため基本バス接続機
構104では終端抵抗が未接続の状態となる。
【0023】一方拡張バス接続機構105側では、バス
伝送路207の終端に常に拡張終端抵抗114を実装し
てあるため、拡張されたバス伝送路の最遠端に終端抵抗
が接続されることとなる。この様に本実施例による情報
処理装置は基本システム及び拡張システムにおいても、
拡張接続検出栓113の接続有無により自動的に終端抵
抗がバス伝送路上の適切な位置に接続することができ
る。
【0024】次に機能ブロック(電気回路)が多数接続
され且つバス接続機構を内蔵する情報処理装置に適用さ
れるバス接続方法を図4を用いて説明する。尚、本実施
例によるバス伝送路も実際には図3の如く多数存在する
が理解を容易にするため1本のバス伝送路として説明を
行なう。
【0025】本実施例による情報処理装置は前記実施例
同様にCPU401,CRTC402及びGTC403
とから構成され、該CPU401内にはバス伝送路10
に接続されるバスドイバ106及びバスアップ抵抗10
9の他に、該バス伝送路10と一端が並列接続される基
本終端抵抗410と、該抵抗410の他端にコレクタ接
続され、エミッタ接地されるトランジスタ411と、該
トランジスタのベースに接続されるプルアップ抵抗41
2及びバス接続検出栓413と、前記バス10の他端に
接続されたバス接続栓30とが設けられている。CRT
C402にはレシーバ107の他に、一端が該バス接続
栓30が挿入される接続栓30’,他端に次機能ブロッ
ク(電気回路)へバス信号を出力するバス伝送路11
と、該伝送路11と並列接続される終端抵抗420及び
トランジスタ421と、一端が前記バス接続検出栓41
3と連結する接続栓413’と接続され他端がトランジ
スタ421のベースを介してバス接続検出栓423に接
続するプルアップ抵抗422とが設けられている。前記
接続検出栓413等によって駆動されるトランジスタ4
11等は次段の電気回路(CRTC402等)を検出し
た場合に自己の終端抵抗410等を無効にする無効手段
に相当するものである。
【0026】同様にGRC403には、同様にバス接続
栓31と接続される接続栓31’,次の機能ブロックに
バス接続するためのバス接続栓32,終端抵抗430,
トランジスタ422,受け側のバス接続栓423’,プ
ルアップ抵抗432,バス接続検出栓433とが設けら
れている。
【0027】この様に構成された情報処理装置は、バス
接続機構を持つ代りに各機能ブロック(電気回路)間の
バス接続を各ブロック毎に設けたバス接続栓にて行うと
共に、そのバス接続を検出したとき(自己検出栓が接続
したとき)は自己の終端抵抗をオフすることを特徴とし
ている。前述の図1に示した方法においては、バス伝送
路長はバス接続機構により決定されたが、本方法では機
能ブロックを追加するたびにバス伝送路長を長くするこ
とができる。また機能ブロックは任意の位置に接続する
事ができその接続順は自由度がある。
【0028】<CPU基本システム>まず、この様に個
性された情報処理装置がCPU401単体で動作する基
本システムについて、動作を説明する。
【0029】この場合CPUバスドライバ106より出
力されたバス信号は、どこへも接続されることなくCP
Uの内部で完結する。この状態の終端抵抗410は、接
続検出接栓413が開放状態でプルアップ抵抗413に
よりトランジスタ411のベース電極がHレベルを保持
してトランジスタ411のコレクタ−ベース電極間がオ
ンとなることにより起動される。
【0030】<CTRCシステム>次にCPU401お
よびCRTC402の2つのブロックにより構成される
CRTCシステムについて動作を説明する。この場合C
PU401とCRTC402を接続することによりCP
U401内バス10とCRTC402内バス11とが接
続栓30及び30’とにより接続され、バス伝送路の最
終端はCRTC402内のバス最遠端(終端)となる。
このとき次段のCRTC402は、接続検出接栓423
がどこへも接続されないため、トランジスタ421のベ
ース電極がプルアップ抵抗422によりHレベルを保持
し、これによりトランジスタ421のコレクタ−エミッ
タ間がオンし、終端抵抗420が起動される。同時にC
PU401の終端抵抗410は、トランジスタ411が
接続検出栓413及び接続栓413’を介して接地され
ていることにより、オフ(無効)される。この様に本例
でも本システムの最終機能ブロック(CRTC)の終端
抵抗のみをオン(有効)することができる。
【0031】<CTRC−GRCシステム>さらにCP
U401及びCRTC402及びGRC403により構
成されるCTRC−GRCシステムについてその動作を
説明する。
【0032】この場合前述のCRTCシステムにGRC
403を接続することにより、CRTC402内のバス
11とGRC403内のバス12とが接続栓31及び3
1’とにより接続され、結局バス伝送路はCPU401
からGRC403までに拡張される。このときGRC4
03は、接続検出接栓433がどこへも接続されないた
め、トランジスタ422のベース電極がプルアップ抵抗
423によりHレベルを保持し、これによりトランジス
タ422のコレクタ−エミッタ間がオンし、終端抵抗4
30が起動される。同時にCPU401及びCRTC4
02の終端抵抗410及び420は、各接続検出栓41
3及び423が夫々接地されることによりオフ(無効)
されている。この様に本例でも本システムの最終機能ブ
ロック(GRC)の終端抵抗のみをオン(有効)するこ
とができる。
【0033】この様に本実施例による情報処理装置は、
各機能ブロック内にバス伝送路及び次機能ブロックに接
続した場合に自己の終端抵抗をオフとする機能を設けた
ため、自動的に終端抵抗を最終機能ブロックに設定する
ことができる。
【0034】<拡張機能ブロック接続検出方法の改良>
前記各実施例においては拡張した機能ブロックの検出を
バス接続検出栓によって検出する例を説明したが、本発
明はこれに限られるものではなく、機械的スイッチ機構
或いは光学的に拡張機能ブロックが接続されたことを検
出する手段を設けることによっても本発明を実施するこ
とができる。
【0035】例えば図5に示す如く、バスプルアップ抵
抗109によってH状態に保持したバス伝送路10に終
端抵抗410を介するスイッチ501を設けたCPU4
01と、同様にバス伝送路11に終端抵抗420を介す
るスイッチ501を設けたCRTC402とを作り、C
PU401にCRTC402を連結した場合、CRTC
402の突起502がCPU401のスイッチ501を
オフすることによって、CPU410の終端抵抗410
がオフ,CRTC402の終端抵抗420をオンとする
様に構成ことができる。
【0036】また非接触の方法としては以下のようなも
のが考えられる。1つはフォトカプラによるもので、図
6の如くCPU401内にプルアップ抵抗507によっ
て発光する発光ダイオード503と光を入力した場合に
導通してトランジスタ411をオフするフォトトランジ
スタ505とを設けると共に、CRTC402に前記C
PU402と同様な発光ダイオード509及びフォトト
ランジスタ506と、前記発光ダイオード503からの
光をフォトトランシスタ505に反射する反射板50と
を設け、CPU401にCRTC402を連結した場合
に、前記ダイオード503からの光が反射板504にり
フォトトランジスタ505に受光する様に構成したもの
である。前記装置は、発光ダイオ−ド503から出され
た光を拡張機能ブロック接続によりフォトトランジスタ
504が検出することよって、拡張ブロック接続有無を
電気的に知る事が可能である。
【0037】その他には磁気的な拡張ブロック検出方法
も考えられる。拡張ブロックの取付け時に磁気的結合が
変化する構造を作りこむ事によって、磁気的に拡張ブロ
ックの接続を知るものである。またその他では静電的な
方法も考えられる。拡張ブロックの接続により静電容量
が変化する構造を作り込んでおくことで可能である。
【0038】<終端抵抗の改良>前記各実施例において
は、各機能ブロック内の終端抵抗を次の機能ブロック接
続によりオン/オフする例を説明したが、本発明はこれ
に限られるものではなく、次の方法が考えられる。
【0039】1つは終端ループである。これは特殊な使
い方であるが、各機能ブロックにバス伝送路及び接続検
出信号をループ接続するコネクタを設け、最終段の機能
ブロックの接続コネクタを傾いて挿入することにより、
コネクタ片側が未挿入でバスが正常に接続されない事を
検知し、コネクタの両端のピンをバスの最終端でループ
することで先頭の機能ブロックがバスの接続状況を確認
する場合などに用いられる。
【0040】又1つはバス終端におけるバスプルアップ
である。即ち前記実施例においては後段の機能ブロック
が連結されることにより自己の機能ブロック内の終端抵
抗を無効とする例を示したが、逆にシステムのバス終端
側の機能ブロックから前段の終端抵抗を無効とする様な
回路構成にしても良い。また、この方向は単方向、双方
向のどちらでも可能である。
【0041】<応用例の説明>次に前述した各実施例を
用いた応用例を以下に説明する。図7は各機能ブロック
をユニットとして分離し、各ユニットを積層することに
よりバス接続及び終端抵抗の自動処理を行なう例を示す
図であり、このシステムは下段から電源装置506、C
PU507、フロッピーディスク装置(FDD)を制御
するFDD制御装置508、プリンタの制御を行なうP
R制御装置509を連結し構成したシステムの側面図で
ある。そして各ユニットには下から電源出力コネクタ5
10,CPU入力コネクタ511及びCPU出力コネク
タ512,FDC入力コネクタ513及びFDC出力コ
ネクタ514,PRC入力コネクタ515及びPRC出
力コネクタ516が設けられ、各コネクタには前述した
各実施例に例示したバス接続伝送栓及び次ユニットとバ
ス接続したことを検出して自己ユニットの終端抵抗を無
効とし次段ユニットの終端抵抗のオンを指示する手段が
プリント板上に配置されている。本構成によれば、従来
各ユニット間に専用のインタフェースによる専用のイン
タフェースケーブルを接続する必要があったが、本方法
によれば各ユニット間には専用ケーブルの必要がなく、
更にデザイン上の美しさが得られると共に必要な機能の
みを選択できかつそれを自在に並替えて設置することが
できる。
【0042】この応用例では、最小限必要な機能のみを
基本構成として実現することで、装置の外形寸法、重量
を小さくでき、部品代組立代の節約により価格を低減で
きる。
【0043】<部品組込例>さらに、本発明は部品の中
に終端抵抗を組み込むことによっても実施することがで
き、例えば終端抵抗付きコネクタである。図8はその実
施例を示し、本コネクタは、基板対基板形でバス伝送路
の出力側のコネクタ517側に終端抵抗520を設け、
バス伝送路入力側のコネクタ524には前段のコネクタ
に連結された場合に前段コネクタの終端抵抗のオンを解
除する突起525を設けたものである。
【0044】前記コネクタ517は、バス信号を入力ピ
ン518より入力し信号出力ピン519から出力する複
数のバス伝送路700と、該伝送路700と並列接続さ
れた終端抵抗520及びスイッチ522を介して接続さ
れる終端ピン523とを有している。一方、ユニット
(機能ブロック)の入力側のコネクタ524は、前記コ
ネクタ517のバス信号を入力する信号入力ピン526
及び信号出力端子527を持つ複数のバス伝送路701
と、前段のコネクタ517が連結された場合に前記スイ
ッチ522を押圧して複数の終端抵抗520の接続を遮
断する突起525が設けられている。
【0045】この様に構成されたコネクタ517は、入
力するユニット(機能ブロック)のバス信号を複数の信
号入力端子518に接続した状態ではスイッチ522が
接続されているため各バス信号がダイオード521を介
して終端ピン523から出力さることによって終端抵抗
がオン(有効)状態を保っている。ここでコネクタ52
4が連結されるとコネクタ517側の出力ピン519か
ら複数のバス信号が入力ピン526及びバス伝送路70
1を介して次段のユニットへ出力されると共に、コネク
タ517側では突起525によってスイッチ522がオ
フされることにより、終端抵抗520の接続が解かれる
様になる。
【0046】<他の応用例>同様にこれらの機能はLS
I等の集積回路に組み込むことも可能である。各ブロッ
クに実装されるいくつかの集積回路のうちバスに接続さ
れかつバス出力端に最も近い位置に配される集積回路に
ついて、バス終端機能を盛り込み、拡張接続コネクタか
らの拡張接続検出信号を該集積回路に入力することによ
り、これまでに説明してきた一連の終端処理を集積回路
により実現することが可能である。
【0047】また本発明は、可搬形機器と据置形機器を
接続する際にも有効である。現在可搬形機器と据置形機
器との接続はRS−232Cインタフェースのような比
較的低速な直列伝送方式によりデータのみのやりとりを
行う事が多いが、デ−タのみでなくプログラムごと伝送
する等扱う情報量が増加すれば、据置形機器のバスが可
搬形機器のバスに接続されるほうが有利である。さらに
本発明は、据置形機器のバスに直接接続する方式の保守
用可搬形機器の接続方式にも応用することができる。
【0048】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によるバス接続方
法は、複数の電気回路が次段電気回路と接続したことを
検出したときに自己の終端抵抗機能を無効にすることに
よって、最終段の電気回路ののみの終端抵抗を有効と
し、不定長のバス接続を行なう情報処理装置においてバ
ス接続を容易に行なうことができる。
【0049】また本発明によるバス接続方法は、複数の
電気回路の検出手段が次段電気回路接続を検出したとき
に無効手段によって自己の終端抵抗を無効とすることに
より、最終段の電気回路ののみの終端抵抗を有効とし、
不定長のバス接続を行なう情報処理装置において容易に
バス接続を行なうことができる。
【0050】更に本発明によるバス接続方法は、電気的
又は機械的に次段電気回路接続を検出することにより、
簡素な構成で次段電気回路を検出いることができ、ま
た、光学的に次段電気回路接続を検出することにより、
非接触で次段電気回路を検出することができる。
【0051】この様に本発明によれば、情報処理装置に
要求される機能を実現するのに必要なユニットを自由に
組み合わせるだけで、任意の長さのバス伝送路の最先端
においてバス伝送路の終端処理が自動的に行なわれる。
これにより、いくつかのユニットを組み合わせて構成さ
れる情報処理機器において、バス伝送路の長さに係ら
ず、常に安定かつ確実なデ−タ転送を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による拡張形情報処理装置を
示す図。
【図2】従来技術による情報処理装置を示す図。
【図3】従来技術による拡張形情報処理装置を示す図。
【図4】本発明の一実施例による拡張形情報処理装置を
示す図。
【図5】本発明の一実施例による拡張接続検出機構を説
明するための図。
【図6】本発明の一実施例による拡張接続検出機構を説
明するための図。
【図7】本発明の一実施例によるユニット形情報処理装
置を示す図。
【図8】本発明の一実施例による終端抵抗付きコネクタ
を説明するための図。
【符号の説明】
101:中央処理部(CPU)、102:CRTディス
プレイ制機構(CRTC)、103:グラフィック制御
部(GRC)、104:基本バス接続機構、105:拡
張バス接続機構、106:バスドライバ、107及び1
08:バスレシ−バ、109:バスプルアップ抵抗、1
10:基本終端抵抗、111:トランジスタ、112:
プルアップ抵抗、113:拡張接続検出接栓、114:
拡張終端抵抗、401:CPU、402:CRTC、4
03:GRC、410:終端抵抗、411:トランジス
タ、423:接続検出接栓、430:終端抵抗、43
1:トランジスタ、432:プルアップ抵抗、433:
接続検出接栓、501:スイッチ、502:突起、50
3:発光ダイオ−ド、504:反射板、505:フォト
トランジスタ、506:電源装置、507:CPU、5
08:FDD制御機構、509:プリンタ制御機構、5
10:出力コネクタ、511:CPU入力コネクタ、5
12:CPU出力コネクタ、513:FDD入力コネク
タ、514:FDD出力コネクタ、515:PR入力コ
ネクタ、516:PR出力コネクタ、517:コネク
タ、518:入力端子、519:出力ピン、520:終
端抵抗、521:ダイオ−ド、522:スイッチ、52
3:終端出力、524:コネクタ、525:突起、52
6:信号入力ピン、527:出力端子。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 終端抵抗を持つ複数の電気回路をバス伝
    送路を介して接続すると共に、最下段の電気回路のバス
    伝送路の終端抵抗を有効にする情報処理装置のバス接続
    方法であって、複数の電気回路が、次段の電気回路とバ
    ス接続したことを検出したときに自己の終端抵抗機能を
    無効にすることを特徴とするバス接続方法。
  2. 【請求項2】 終端抵抗を持つ複数の電気回路をバス伝
    送路を介して接続すると共に、最下段の電気回路のバス
    伝送路の終端抵抗を有効にする情報処理装置のバス接続
    方法であって、複数の電気回路に、次段電気回路がバス
    接続されたことを検出する検出手段と、該検出手段によ
    り次段電気回路接続を検出したときに自己の終端抵抗を
    無効とする無効手段とを設け、複数の電気回路をバス接
    続した際に最終段の電気回路のみが自己の終端抵抗を有
    効に保持することを特徴とするバス接続方法。
  3. 【請求項3】 前記検出手段が、自己の電気回路が次段
    電気回路とバス接続したことを、次段電気回路と電気的
    導通又は機械的連結によって検出することを特徴とする
    請求項2記載のバス接続方法。
  4. 【請求項4】 前記検出手段が、自己の電気回路が次段
    電気回路とバス接続したことを、光学的に検出すること
    を特徴とする請求項2記載のバス接続方法。
JP5840992A 1992-03-16 1992-03-16 バス接続方法 Pending JPH05265616A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5840992A JPH05265616A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 バス接続方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5840992A JPH05265616A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 バス接続方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05265616A true JPH05265616A (ja) 1993-10-15

Family

ID=13083575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5840992A Pending JPH05265616A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 バス接続方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05265616A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018526983A (ja) * 2015-07-17 2018-09-20 アール・エイ・アイ・ストラテジック・ホールディングス・インコーポレイテッド 組み立てられた配置におけるエアロゾル送出装置の負荷に基づいた検出

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018526983A (ja) * 2015-07-17 2018-09-20 アール・エイ・アイ・ストラテジック・ホールディングス・インコーポレイテッド 組み立てられた配置におけるエアロゾル送出装置の負荷に基づいた検出
JP2021003123A (ja) * 2015-07-17 2021-01-14 アール・エイ・アイ・ストラテジック・ホールディングス・インコーポレイテッド 組み立てられた配置におけるエアロゾル送出装置の負荷に基づいた検出
US11684732B2 (en) 2015-07-17 2023-06-27 Rai Strategic Holdings, Inc. Load-based detection of an aerosol delivery device in an assembled arrangement

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5680555A (en) Host adapter providing automatic terminator configuration
US6725318B1 (en) Automated selection between a USB and PS/2 interface for connecting a keyboard to a computer
CN1224916C (zh) 控制通用序列总线装置的操作模式的方法与相关装置
US5276443A (en) Parallel port multiplexor for PC parallel port
JP3610424B2 (ja) 電子機器及びインタフェース回路
US6557049B1 (en) Programmable computerize enclosure module for accommodating SCSI devices and associated method of configuring operation features thereof
JP2000056871A (ja) Usbシステム用のemsエンハンスメント回路
US6449142B1 (en) Keyboard with ports
US5612634A (en) Circuit for sensing whether or not an add-in board is inserted into a bus connector of a mother board
JP4039948B2 (ja) Usbにおけるデバイスの接続状態の認識
US5513302A (en) Dual purpose printer interface device capable of connecting a printer and a joystick to a portable host computer
JPH05265616A (ja) バス接続方法
JP2002116853A (ja) Usb搭載電子機器及びそれに用いるusbケーブル
JPH07160378A (ja) 磁気ディスク接続装置
US6651177B1 (en) Circuit and method of providing power to an external peripheral
US20220067163A1 (en) Electronic-device control system and electronic-device control method
CN213518239U (zh) 一种兼容rs232、rs485和rs422总线的装置
US20170261901A1 (en) Transmission control apparatus and image forming apparatus with transmission control apparatus
US6349353B1 (en) System and method for detecting and routing between an optional plug-in controller and multiple fixed peripheral backplanes
US20020163931A1 (en) Computer and data communication control method thereof
KR200242089Y1 (ko) 포트를 구비한 키보드
US5566347A (en) Multiple interface driver circuit for a peripheral storage device
KR100459522B1 (ko) 내장 모뎀들을 갖는 전자 기기
JP2574486Y2 (ja) プリンタ接続装置
US6525832B1 (en) Dual purpose printer interface device for a printer and a joystick to a host computer