JP2574486Y2 - プリンタ接続装置 - Google Patents

プリンタ接続装置

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JP2574486Y2
JP2574486Y2 JP1991107584U JP10758491U JP2574486Y2 JP 2574486 Y2 JP2574486 Y2 JP 2574486Y2 JP 1991107584 U JP1991107584 U JP 1991107584U JP 10758491 U JP10758491 U JP 10758491U JP 2574486 Y2 JP2574486 Y2 JP 2574486Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ホスト装置が、自装
置の1個のプリンタ用インタフェースを制御することに
より、複数のプリンタを自動的に切り換えながら印字出
力できるようにするプリンタ接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータにおいては、コンピ
ュータ本体側に設けられた1個のプリンタ用インタフェ
ースで1台のプリンタのみを制御するようになってい
る。
【0003】したがって、コンピュータに2台のプリン
タを接続する場合には、プリンタを2台制御する外部装
置をコンピュータの上記プリンタ用インタフェースに接
続する必要があった。そして、その外部装置に接続され
ている2台のプリンタの切換えは、その外部装置に設け
られたプリンタ切換えスイッチを手動で操作する必要が
あった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】通常、OA機器(オフ
イス・オートメーション機器)を用いた事務処理におい
ては、例えば、注文書など複写が必要な伝票発行業務で
はドットインパクトプリンタを用い、それらの伝票の処
理内容を管理する管理資料発行業務では複写機能は無い
が高速で騒音の少ないレーザプリンタを用いるなど、複
数のプリンタを用途別に使い分ける場合が多い。
【0005】しかしながら、そのように、複数のプリン
タを用途に応じて使い分ける場合、上述したように、コ
ンピュータには、プリンタ用インタフェースが1個しか
設けられていないため、プリンタ接続ケーブルを繋ぎ替
える作業が必要であり前記のようなプリンタ切換用の外
部装置を用いたとしても、プリンタ切換えは手動操作で
しか行えなかった。このように、従来は、1台のコンピ
ュータで、複数のプリンタを切換えて使用する場合、手
作業が必要であるため、面倒であり、業務の効率が悪く
なるという問題があった。
【0006】この問題を解決する1つの方法として、コ
ンピュータに2つ以上のプリンタ用インタフェースを設
け、コンピュータ側で複数のプリンタを切換えて印字出
力を行う方法も考えられる。
【0007】しかし、最近のOA機器は小型化され、そ
れに伴いコネクタも小型化されるようになったとはい
え、ダウン・サイジング化の傾向にある最近のコンピュ
ータにおいて、2つ以上のプリンタ用コネクタを実装す
るスペースの確保は、困難になっている。
【0008】一方、標準的なプリンタ・インタフェース
であるセントロニクス・インターフェースにおいて、そ
の接地線をプリンタの自動切換用の制御信号線に代用
し、それらの制御信号線から入力される信号を基にプリ
ンタの接続切換えを行う外部分岐装置への電源供給線
を、上記セントロニクス・インターフェースの他の接地
線で代用することも考えられるが、この場合、コンピュ
ータ側のセントロニクス・インターフェースに標準的な
セントロニクス・インタフェースケーブルを介してプリ
ンタを接続すると、上記電源供給線とプリンタ側の接地
線とが短絡してコンピュータ及びプリンタが破壊されて
しまう等の問題が生じてしまう。
【0009】してみれば、コンピュータ等のホスト装置
の標準的な1個のプリンタ用インタフェース(セントロ
ニクス・インターフェース等)に接続され、ホスト装置
からの制御により、接続されている複数のプリンタの中
の任意のプリンタを、ホスト装置に自動的に切換接続で
きる分岐装置があれば、用途に応じて複数のプリンタを
切換えて使用する場合、いちいちプリンタ用接続ケーブ
ルを繋ぎ替える面倒な作業が不用となり、プリンタ出力
業務の向上を、ホスト装置の小型化を妨げることなく実
現できるようになることは明らかである。
【0010】本考案の課題は、コンピュータ等のホスト
装置の標準的な1個のプリンタ用インタフェース(セン
トロニクス・インターフェース等)に接続され、ホスト
装置からの制御により、接続されている複数のプリンタ
の1つをホスト装置に自動的に切換接続できる分岐装置
を実現することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この考案の手段は次の通
りである。分岐装置1(図1のブロック図を参照、以下
同じ)は、ホスト装置のプリンタ用インタフェースと所
定の接続ケーブル2によりホスト装置から上記接続ケー
ブル2内の電源供給線を介して電源が供給され、ホスト
装置から接続ケーブル2介して入力される切換信号によ
り、ホスト装置からプリンタへの信号線を複数のプリン
タの中のいずれか1つのプリンタ用への信号線に切換接
続する切換接続回路1Aと、ホスト装置から接続ケーブ
ル2を介して送信されてくる短絡防止信号を、接続ケー
ブル2を介してホスト装置にフィードバック出力する短
絡防止信号フィードバック回路1Bを有する。短絡防止
回路3は、ホスト装置内に設けられ、接続ケーブル2を
介して分岐装置1と接続されたとき、分岐装置1内の短
絡防止信号フィードバック回路1Bから接続ケーブル2
を介して上記短絡防止信号がフィードバック入力された
ときのみ、接続ケーブル2内の分岐装置1への電源供給
線へ電源を供給する。
【0012】
【作用】この考案の手段の作用は次の通りである。ホス
ト装置と分岐装置1が接続ケーブル2を介して接続され
ると、短絡防止信号フィードバック回路1Bは、その接
続ケーブル2を介してホスト装置の短絡防止回路3から
送出されてくる短絡防止信号を、接続ケーブル2を介し
てホスト装置の短絡防止回路3にフィードバック出力す
る。短絡防止回路3はこれを受けて、ホスト装置内の電
源回路から出力される電源を、接続ケーブル2の電源供
給線を介して、分岐装置1に供給する。このことによ
り、分岐装置1は作動可能になる。そして、分岐装置1
は、ホスト装置の短絡防止回路3から接続ケーブル2を
介して入力する切換信号により、接続ケーブル2内にあ
るホスト装置からプリンタへの信号線を、複数のプリン
タの中のいずれか1つのプリンタへの信号線に切換接続
する。一方、分岐装置1を介さずにホスト装置とプリン
タがセントロニクス・インターフェースケーブルにより
接続された場合には、短絡防止回路3には上記短絡防止
信号がフィードバック入力されない。このため、ホスト
装置内の短絡防止回路3は、接続ケーブル2への電源供
給は行わない。このため、短絡防止回路3を有するホス
ト装置が、セントロニクス・インターフェースケーブル
により直接プリンタに接続された場合でも、ホスト装置
内の電源供給線とプリンタ側の接地線とが短絡して、ホ
スト装置またはプリンタが破壊されることはない。した
がって、コンピュータ等のホスト装置の標準的な1個の
プリンタ用インタフェース(セントロニクス・インター
フェース等)に接続され、ホスト装置からの制御によ
り、接続されている複数のプリンタの中の任意のプリン
タを、ホスト装置に自動的に切換接続できる分岐装置を
実現することができる。
【0013】
【実施例】以下、図2〜図5を参照して一実施例を説明
する。図2は、コンピュータのCPU21に、プリンタ
ケーブル30及びプリンタ分岐装置40を介して2台の
プリンタA50−1及びプリンタB50−2を接続した
システムの構成を示すブロック図である。
【0014】同図において、CPU21は、ホストコン
ピユータ本体内に実装されているマイクロプロセッサ等
からなり、その内部には短絡防止制御回路22が設けら
れ、さらにセントロニクス・インターフェース規格に沿
ったセントロニクスI/Fコネクタ(セントロニクス・
インターフェースコネクタ)26が外部に配設されてい
る。このCPU21のセントロニクスI/Fコネクタ2
6は、電源供給線31、データ信号線32、切替信号線
33、及び短絡防止検出信号線34等が収容されている
プリンタケーブル30により分岐装置40のコネクタ4
2−3に接続されている。
【0015】上記データ信号線32は、セントロニクス
・インタフェースコネクタ規格で定義されている、上記
CPU21が出力する8ビットの印字データをプリンタ
A50−1、またはプリンタB50−2に送信する8ビ
ットのデータ信号線、ハンドシェイク用のストローブ信
号線とアクノリッジ信号線とビジー信号線、及びデータ
信号ペア接地線等からなる。
【0016】電源供給線31は、ホストコンピユータの
CPU21から分岐装置40を介してプリンタA50−
1又はプリンタB50−2へ電源を供給するための線、
切替信号線33は、CPU21から分岐装置40へプリ
ンタの接続切り替えを指示するための信号線、短絡防止
検出信号線34は、プリンタケーブル30が分岐装置4
0に接続されたことを通知するためにCPU21の短絡
防止制御回路22が出力する短絡防止検出信号を分岐装
置40からフィードバックするための、往路1本、復路
1本から成る信号線である。
【0017】上記4本の線は、いずれもセントロニクス
・インタフェースコネクタ規格では接地線として定義さ
れている信号線である。分岐装置40は、内部にフィー
ドバック/分岐回路41を備えており、そのフィードバ
ック/分岐回路41は、プリンタケーブル30及びコネ
クタ42−3を介して、上記CPU21のセントロニク
スI/Fコネクタ26に接続されている。また、分岐装
置40には、2つの標準セントロニクスI/Fコネクタ
42−1及び42−2が外設されており、その2つのコ
ネクタ42−1及び42−2に、それぞれ2台のプリン
タA50−1及びプリンタB50−2が標準セントロニ
クスI/Fケーブル61A、61Bを介して接続されて
いる。
【0018】分岐装置40のフィードバック/分岐回路
41は、プリンタケーブル30内の切替信号線33を介
してCPU21から送出されてくる切換信号に応じて、
CPU21から送信されてくる8ビット印字データ及び
制御信号を出力するコネクタを、2つのセントロニクス
I/Fコネクタ42−1又は42−2のいずれか一方に
切換え、それらのデータ及び制御信号を、プリンタA5
0−1又はプリンタB50−2のいずれか一方に出力す
る。
【0019】図3は、上記フィードバック/分岐回路4
1内の分岐回路部410の構成例である。同図におい
て、分岐回路部410は、ホストコンピユータから送信
されてくる8ビットの印字データ並びに制御信号をプリ
ンタA50−1又はプリンタB50−2に選択出力する
複数の信号選択回路411T、及びプリンタA50−1
もしくはプリンタB50−2のいずれか一方のプリンタ
が送信する制御信号をホストコンピュータのCPU21
へ選択出力する複数の信号選択回路411Rからなる。
【0020】信号選択回路411Tは、コネクタ42−
3の複数の入力端子423Tに1対1に対応して設けら
れており、それらの入力端子423Tからプリンタケー
ブル30内の8本のデータ信号線32並びに他の制御信
号線を介して、CPU21が出力する8ビットの印字デ
ータa1 〜a8 並びに制御信号を入力する。また、1つ
の信号選択回路411Tは、コネクタ42−3の切替信
号入力端子412S及びプリンタケーブル30の切替信
号線33を介して、CPU21が送信してくる1ビット
の切替信号cを入力する。そして、各信号選択回路41
1Tは、その切替信号cの論理レベルに応じて、上記C
PU21から送信されてくる8ビットの印字データa1
〜a8 並びにハンドシェイク制御用の信号を、セントロ
ニクスI/Fコネクタ42−1の複数の出力端子421
T、またはセントロニクスI/Fコネクタ42−2の複
数の出力端子422Tから、標準セントロニクスI/F
ケーブル61A、または標準セントロニクスI/Fケー
ブル61Bを介して、プリンタA50−1またはプリン
タB50−2に出力する。
【0021】上記信号選択回路411Tは、スリーステ
ート・バッファd1 、d2 から成り、それらのスリース
テート・バッファd1 、d2 のデータ入力端子は共にコ
ネクタ42−3の8ビットの印字データ及びハンドシェ
イク用の制御信号の上記入力端子423Tに接続され、
また、その制御信号入力端子は共にコネクタ42−3の
上記切替信号入力端子423Sに接続されている。ま
た、一方のスリーステート・バッファd1 の出力端子
は、プリンタA50−1用のセントロニクスI/Fコネ
クタ42−1の出力端子421Tに接続され、他方のス
リーステート・バッファd2 の出力端子はプリンタB5
0−2用のセントロニクスI/Fコネクタ42−2の出
力端子422Tに接続されている。
【0022】そして、上記コネクタ42−3の切替信号
入力端子423Sから入力される切替信号cが“L”レ
ベルとなると、各信号選択回路411Tのスリーステー
ト・バッファd1 からセントロニクスI/Fコネクタ4
2−1の各出力端子421TにCPU21から送信され
てくる8ビットの印字データa1 〜a8 並びに制御信号
が出力され、切替信号cが“H”レベルとなると、各信
号選択回路411Tのスリーステート・バッファd2
らセントロニクスI/Fコネクタ42−2の各出力端子
422Tに上記8ビットの印字データa1 〜a8 並びに
制御信号が出力される。
【0023】一方、信号選択回路411Rは、コネクタ
42−3の複数の出力端子423Rに1対1に対応して
設けられており、また、コネクタ42−3の切替信号入
力端子412Sからはプリンタケーブル30の切替信号
線33を介して、CPU21が送信してくる1ビットの
切替信号cを入力する。そして、各信号選択回路411
Rは、その切替信号cの論理レベルに応じて、標準セン
トロニクスI/Fケーブル61A、または標準セントロ
ニクスI/Fケーブル61Bを介して、プリンタA50
−1またはプリンタB50−2から入力される各種制御
信号を、プリンタケーブル30内の各制御信号線を介し
てCPU21に出力する。
【0024】上記信号選択回路411Rはスリーステー
ト・バッファd3 、d4 から成り、それらのスリーステ
ート・バッファd3 、d4 の出力端子は共にコネクタ4
2−3の上記出力端子423Rに接続され、その制御信
号入力端子は共にコネクタ42−3の入力端子423S
に接続されている。また、一方のスリーステート・バッ
ファd3 の入力端子は、プリンタA50−1用のセント
ロニクスI/Fコネクタ42−1の入力端子421Rに
接続され、他方のスリーステート・バッファd4 の入力
端子はプリンタB50−2用のセントロニクスI/Fコ
ネクタ42−2の入力端子422Rに接続されている。
【0025】そして、上記コネクタ42−3の切替信号
入力端子423Sから入力される切替信号cが“L”レ
ベルとなると、各信号選択回路411Rのスリーステー
ト・バッファd3 からプリンタA50−1用のセントロ
ニクスI/Fコネクタ42−1の入力端子421Rから
入力される各種制御信号がコネクタ42−3の各出力端
子423から出力され、切替信号cが“H”レベルとな
ると、各信号選択回路411Rのスリーステート・バッ
ファd4 からプリンタB50−2用のセントロニクスI
/Fコネクタ42−2の入力端子422Rから入力され
る各種制御信号がコネクタ42−3の各出力端子423
から出力される。
【0026】次に、図4の右方に、上記フィードバック
/分岐回路41のフィードバック部440の一構成例を
示す。同図に示すように、フィードバック/分岐回路4
1のフィードバック部440は、プリンタケーブル30
を介してホストコンピユータのCPU21の短絡防止回
路22から送信されてくる短絡防止検出信号線34の往
路34−1の信号を短絡防止検出信号線34の復路34
−2にフィードバック出力する短絡防止検出線412を
有しており、この短絡防止検出線412により、CPU
21内部の短絡防止回路22から送信されてくる短絡防
止検出信号を、そのCPU21内部の短絡防止制御回路
22にフィードバック出力する。
【0027】また、同図の左方に、CPU21の内部に
設けられる上記短絡防止制御回路22の一構成例を示
す。同図において、特に図示していない電源回路の出力
する電源を供給するための電源供給線221は、電磁リ
レー223のスイッチ223Aを介して、分岐装置40
に電源を供給するためのプリンタケーブル30内の電源
供給線31に接続される。また、電磁リレー223のコ
イル223Bは、一方の端子が上記電源供給線221に
接続され、他方の端子がNPNバイポーラトランジスタ
Tr1のコレクタに接続されている。そして、上記電源供
給線221からコイル223Bに電流が供給されるとス
イッチ223Aが閉じて、ホストコンピユータから分岐
装置40へ電流が供給される。また、電源供給線221
は、抵抗R1 を介してプリンタケーブル30の短絡防止
検出信号線34の往路34−1にも接続されている。
【0028】NPNバイポーラトランジスタTr1は、エ
ミッタが接地されており、そのベースにはプルダウン抵
抗R2 及びプリンタケーブル30の短絡防止検出信号線
34の復路34−2が接続されている。
【0029】次に、上記構成の実施例の動作について説
明する。先ず、プリンタケーブル30により、ホストコ
ンピユータのCPU21と分岐装置40が接続される
と、図4に示すように、ホストコンピユータのCPU2
1の短絡防止制御回路22と、分岐装置40のフィード
バック/分岐回路41とが、プリンタケーブル30内の
電源供給線31、短絡防止検出信号線34の往路34−
1、復路34−2、及び前述した図2に示す他の複数の
信号線で接続される。
【0030】そして、この接続により、短絡防止制御回
路22は、ホストコンピユータの電源回路から電源供給
線221を介して供給される電源を、抵抗R1 及び短絡
防止検出信号線34の往路34−1を介してフィードバ
ック/分岐回路41のフィードバック部440に供給す
る。このことにより、フィードバック部440は、短絡
防止検出線412により上記電源を、短絡防止検出信号
線34の復路34−2を介して短絡防止制御回路22に
送り返す。
【0031】このことにより、短絡防止制御回路22の
NPNバイポーラトランジスタTr1のベース・エミッタ
間が順方向バイアスされ、そのベースに電流が流れるよ
うになるので、NPNバイポーラトランジスタTr1はオ
ンとなる。そして、その結果、電源供給線221からリ
レー223のコイル223Bに電流が流れ、発生した磁
力によってスイッチ223Aが閉じて電源供給線221
から、その閉じたスイッチ223A、及びプリンタケー
ブル30の電源供給線31を介して分岐装置40に電源
が供給される。
【0032】一方、誤って、分岐装置40を用いずに、
図2に示す標準セントロニクスI/Fケーブル61A又
は標準セントロニクスI/Fケーブル61Bを用いて、
プリンタA50−1又はプリンタB50−2が直接ホス
トコンピユータのセントロニクスI/Fコネクタ26に
接続された場合には、図5に示すように、電源供給線3
1、短絡防止検出信号線34の往路34−1、及び復路
34−2が、全てプリンタ(プリンタA50−1又はプ
リンタB50−2)側のインタフェース回路において接
地される。
【0033】この結果、短絡防止制御回路22は、電源
供給線31から抵抗R1 及び短絡防止検出信号線34の
往路34−1を介して電源をプリンタのセントロニクス
I/Fコネクタ501AまたはセントロニクスI/Fコ
ネクタ502Bへ供給するが、往路34−1が接地され
るため電源は、短絡防止制御回路22に送り返されてこ
ない。このため、NPNバイポーラトランジスタTr1
は、オフのままであり、電磁リレー223のコイル22
3Bには電流が流れず、スイッチ223Aは開いたまま
となる。このため、短絡防止制御回路22内の電流供給
線221とプリンタA50−1またはプリンタB50−
2の接地線とが短絡されることはない。すなわち、ホス
トコンピユータのCPU21とプリンタA50−1また
はプリンタB50−2とをセントロニクスI/Fケーブ
ル61AまたはセントロニクスI/Fケーブル61Bを
用いて直接接続しても、ホストコンピユータのCPU2
1の回路が破壊されることはない。
【0034】次に、上述のようにしてホストコンピユー
タのCPU21を上記分岐装置40を介してプリンタA
50−1またはプリンタB50−2に接続した後の動作
を、再び図3を用いて説明する。
【0035】ホストコンピユータのCPU21は、プリ
ンタA50−1を介して印字出力を行う場合は、切替信
号cを“L”レベルにする。このことにより、図3に示
すように、上記“L”レベルの切替信号cは、切替信号
線33を介して分岐装置40内のコネクタ42−3の入
力端子423Sに加えられる。この結果、分岐回路部4
10内の複数の信号選択回路411Tのスリーステート
・バッファd1 は、その制御信号入力端子がアクティブ
となるので、コネクタ42−3の複数の入力端子423
Tを介して入力されるCPU21が送信する8ビットの
印字データ及び各種制御信号を、プリンタA50−1用
のセントロニクスI/Fコネクタ42−1の出力端子4
21Tから出力可能となる。
【0036】そして、このことにより、ホストコンピユ
ータのCPU21が、プリンタケーブル30を介して分
岐装置40に出力する8ビットの印字データa1 〜a8
及び各種制御信号が、標準セントロニクスI/Fケーブ
ル61Aへ出力されるので、ホストコンピユータは、プ
リンタA50−1に対し、所望の8ビットの印字データ
及びハンドシェイク用の制御信号を送信することが可能
となる。
【0037】一方、プリンタA50−1は、分岐装置4
0を介してCPU21の出力するストローブ信号がアク
ティブになったことを検出すると 分岐装置40を介し
印字データa1 〜a8 を受信して印字出力を行い、印字
終了後、アクノリッジ信号を分岐装置40へ出力する。
そして、そのアクノリッジ信号は、セントロニクスI/
Fコネクタ42−1を介して分岐装置40内の分岐回路
部410の当該入力端子421Rに入力される。
【0038】上述したように、分岐回路410内の各信
号選択回路411Rのスリーテート・バッファd3 の制
御信号入力端子には、上記入力端子423Sを介して切
替信号cが“L”レベルとなって加わっているので、プ
リンタA50−1がセントロニクスI/Fコネクタ42
−1の入力端子421Rに出力するビジー信号や上記ア
クノリッジ信号等がコネクタ42−3出力端子423R
からプリンタケーブル30を介しホストコンピユータの
CPU21に送出される。
【0039】以上のようにして、ホストコンピユータの
CPU21は、分岐装置40を介して、プリンタA50
−1に所望の印字出力を行うことが可能になる。一方、
CPU21は、プリンタB50−2により印字出力を行
う場合には、切替信号cを“H”レベルにする。
【0040】この結果、分岐回路410内の各信号選択
回路411Tのスリーテート・バッファd2 が、コネク
タ42−3の各入力端子423Tを介して入力される8
ビットの印字データa1 〜a8 及びハンドシェイク用の
制御信号等を、セントロニクスI/Fコネクタ422−
2の出力端子422Tから出力可能とする。
【0041】このことにより、ホストコンピユータのC
PU21は、分岐装置40を介して印字データa1 〜a
8 及びハンドシェイク用の制御信号等を、プリンタB5
0−2へ送信することが可能となる。
【0042】一方、プリンタB50−2は、分岐装置4
0を介してCPU21からアクティブのストローブ信号
を受け取った後、印字データa1 〜a8 を受け取ると、
それらの印字データa1 〜a8 を印字出力し、印字出力
後、アクノリッジ信号を分岐装置40内のセントロニク
スI/Fコネクタ42−2の入力端子422Rに出力す
る。
【0043】上述したように、分岐回路410内の各信
号選択回路411Rのスリーテート・バッファd4 の制
御信号入力端子には、切替信号cが“H”レベルとなっ
て加わっているので、上記セントロニクスI/Fコネク
タ42−1の入力端子422Rに入力される上記プリン
タB50−2が出力するビジー信号、アクノリッジ信号
等が、スリーテート・バッファd4 を介し、コネクタ4
2−3出力端子423RからホストコンピユータのCP
U21に出力される。
【0044】以上のようにして、ホストコンピユータ
は、分岐装置40を介して、プリンタB50−2とハン
ドシェイク制御を行いながら、プリンタB50−2を用
いて印字出力を行うことができる。
【0045】このように、本実施例によれば、ホストコ
ンピユータをプリンタケーブル30を介して分岐装置4
0に接続し、そのプリンタケーブル30内で標準セント
ロニクスI/Fコネクタ規格で接地線として定義されて
いる4本の信号線を、ホストコンピユータのCPU21
から分岐回路40に電源を供給するための電源供給線3
1、CPU21が分岐装置40に対しプリンタの接続切
り替えを指示するための切替信号線33、及びプリンタ
ケーブル30が分岐回路40に接続されたことを通知す
るために短絡防止検出信号をCPU21に対しフィード
バック出力するための、往路34−1と復路34−2か
ら成る短絡防止検出信号線34の4本の信号線に用いる
ことにより、分岐装置40に接続されるセントロニクス
I/F規格のコネクタ501A、501Bを有するプリ
ンタA50−1及びプリンタB50−2を、ホストコン
ピユータ側で自動的に切り換え選択して、印字出力を行
うことができる。
【0046】なお、本実施例においては、分岐装置40
に接続して自動的に切り換え選択可能なプリンタの台数
は、2台となっているが、本発明は、2台に限定される
ことなく、それ以上の任意の複数台プリンタをホストコ
ンピユータ等のホスト装置側で自動的に切り換え選択す
るようにすることも可能である。
【0047】
【考案の効果】この考案によれば、コンピュータ等のホ
スト装置の標準的な1個のプリンタ用インタフェース
(セントロニクス・インターフェース等)に接続され、
ホスト装置からの制御により、接続されている複数のプ
リンタの中の任意のプリンタを、ホスト装置に自動的に
切換接続できる分岐装置を実現できるので、用途に応じ
て複数のプリンタを切換えて使用する場合、いちいちプ
リンタ用接続ケーブルを繋ぎ替える面倒な作業が不用と
なり、ホスト装置の小型化を妨げることなくプリンタ出
力業務を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のブロック図である。
【図2】一実施例のプリンタ分岐装置を介するホストコ
ンピユータと2台のプリンタとの接続構成を示す図であ
る。
【図3】フィードバック/分岐回路内の分岐回路部及び
3このコネクタの構成例を示す図である。
【図4】CPUの短絡防止制御回路の構成と、フィード
バック/分岐回路内のフィードバック部の構成及びそれ
らの接続方式を説明する図である。
【図5】CPUの短絡防止回路が分岐装置を介さずに直
接プリンタの標準セントロニクス・インタフェースコネ
クタに接続された場合の動作を説明する図である。
【符号の説明】
1 分岐装置 1A 切換接続回路 1B 短絡防止信号フィードバック回路 2 接続ケーブル 3 短絡防止回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置のプリンタ用インタフェース
    と所定の接続ケーブルにより接続され、ホスト装置から
    上記接続ケーブル内の電源供給線を介して電源が供給さ
    れ、上記ホスト装置から上記接続ケーブルを介して入力
    される切換信号により、上記接続ケーブル内の上記ホス
    ト装置からプリンタへの信号線を、複数のプリンタの中
    のいずれか1つのプリンタへの信号線に切替接続する切
    替接続回路と、 前記接続ケーブルを介して前記ホスト装置から送信され
    てくる短絡防止信号を、前記接続ケーブルを介して前記
    ホスト装置にフィードバック出力する短絡防止信号フィ
    ードバック回路と、 を有する分岐装置と、 前記ホスト装置内に設けられ、前記ホスト装置が前記接
    続ケーブルを介して前記分岐装置に接続されたとき、前
    記分岐装置内の短絡防止信号フィードバック回路から前
    記接続ケーブルを介して前記短絡防止信号がフィードバ
    ック入力されたときのみ、前記接続ケーブル内の前記分
    岐装置への電源供給線へ電源供給を行う短絡防止回路
    と、 を有することを特徴とするプリンタ接続装置。
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