JPH10250195A - 周辺装置 - Google Patents

周辺装置

Info

Publication number
JPH10250195A
JPH10250195A JP9060957A JP6095797A JPH10250195A JP H10250195 A JPH10250195 A JP H10250195A JP 9060957 A JP9060957 A JP 9060957A JP 6095797 A JP6095797 A JP 6095797A JP H10250195 A JPH10250195 A JP H10250195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interface
peripheral device
power supply
printer
interface cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9060957A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Sakurai
俊夫 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9060957A priority Critical patent/JPH10250195A/ja
Publication of JPH10250195A publication Critical patent/JPH10250195A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホストコンピュータと周辺装置のインタフェ
ースを接続・切断する際に、その周辺装置の電源が投入
されていた場合には、その接続・切断に伴う周辺装置の
破損を未然に防止する。 【解決手段】 外部に電源の供給を依存するプリンタ
(周辺装置)2において、ホストコンピュータ1からプ
リンタに出力情報を送るインタフェースケーブル3をプ
リンタに接続/切断する際に、インタフェースケーブル
が接続状態か否かを検知するインタフェース検知部20
1を有する。インタフェース検知部は例えばインタフェ
ースケーブルの接地信号線3cの電位を検知することで
インタフェースケーブルの接続状態を検知する。インタ
フェース検知部による検知に応じて、本プリンタの電源
が導通状態にあるか否かを制御部で判断し、この判断結
果に基づいて電源を遮断し、あるいは電源が導通状態に
ある旨を警告表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部に電源の供給
を依存する周辺装置に関し、特に外部ホストから画像情
報(例えば印字情報)、もしくはその他の情報が信号の
アイソレーション(分離)が取れないインタフェースを
介して伝達される周辺装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にホストコンピュータとプリンタな
どの周辺装置(周辺機器)は、インタフェースケーブル
で接続されている。通常インタフェースケーブルは電気
信号を伝達するが、伝達する電気信号の基準レベルとし
てGND(接地信号)が含まれる場合が多い。
【0003】なお、電気信号を伝達しないインタフェー
スとしては光ファイバーを用いた光インタフェースがあ
る。また、GNDを含まない電気信号の伝達方式とし
て、並行伝送方式がある。だが、いずれの方式もGND
を含む方式と比較して構造が複雑となり廉価でないた
め、限られたインタフェースとしてのみ採用されてお
り、標準の方式として広く普及しているとは言いがた
い。
【0004】伝達する電気信号の基準レベルとしてGN
Dが含まれる場合、ホストコンピュータと周辺装置のG
ND電位は、それぞれのGND線(接地信号線)が接地
されていた場合は同一の電位となる。だが、一般の商用
電源には接地端子は備えられておらず、ホストコンピュ
ータや周辺装置の電位は接地電位に確定されない。
【0005】また、ノイズ対策等のために、機器のGN
D線を少量のコンデンサを介して商用電源に接続させる
ことがあるが、この場合は、コンデンサの結線方法によ
ってはGND線には接地電位に対して商用電源の電圧を
分割した電位が発生する。
【0006】本発明の対象となるGND線を含むインタ
フェース方式において、ホストコンピュータと周辺装置
間のGND線に電位差があった場合は、この電位差はイ
ンタフェースケーブルを接続する際にインタフェースケ
ーブルに含まれるGNDが接続されることにより同一の
レベルになる。
【0007】だが、インタフェースのGNDの接続より
も先にインタフェースの信号線が接続された場合には、
ホストコンピュータのGND線と周辺装置のGND線の
電位差がインタフェースを制御する電子回路に印加され
てしまう。これによりホストコンピュータおよび周辺装
置が破損する危険があり、そのため一般にはインタフェ
ースケーブルの接続・切断は接続するホストコンピュー
タと周辺装置両者の電源を切断してから行なうように指
定されている。
【0008】一般には、電源の切断はその切断する機器
の電源スイッチを遮断して行なうが、近年の電子機器は
リモコン(遠隔制御器)を使用したり、ホストコンピュ
ータではソフトウエアで電源を遮断する仕様のものも多
い。また、プリンタなどの周辺装置においてもホストコ
ンピュータと同様に、ソフトウエアで電源を遮断できる
仕様の製品や電源スイッチを削減して、電源ケーブルが
接続されると同時に電源が供給される製品もある。これ
らのホストコンピュータとプリンタなどの周辺装置のイ
ンタフェースを接続する場合は、使用者がそれぞれの電
源スイッチを切断しても、二次電源が供給され続ける。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
ホストコンピュータならびにプリンタなどの周辺装置
は、電源回路に挿入されるノイズ対策部品のために、周
辺装置の電源スイッチが入っているとインタフェースの
GND線に商用電源の接地電位に対して特定の電圧を生
じる。また、二次電源を採用している場合は、一次の電
源スイッチが切られていても二次電源が通電されている
ために、やはり、インタフェースのGND線に同様の電
圧を生じる。
【0010】このように周辺装置のGND線に電位差が
発生したまま、機器同士のインタフェースをインタフェ
ースケーブルを用いて接続すると、周辺装置に内蔵され
たインタフェース用素子に過電圧が印加される。この過
電圧の印加はインタフェース素子に対して破壊を伴うダ
メージを与える危険が高い。
【0011】最近のホストコンピュータはそのホストコ
ンピュータに搭載されたプログラムによって自身の電源
を切断できるものが多い。この機能を搭載するためには
二次電源を用いる手法が一般的である。また、最近のコ
ンピュータのオペレーティングシステムには一部のイン
タフェースが周辺装置通電中に接続/切断できることを
特徴にあげているものがあり、そのため熟練しない使用
者が周辺装置通電中に接続/切断できない周辺装置に対
してもそれを行う危険がある。
【0012】本来、インタフェース接続/切断時の電源
の切断は使用者が注意を払って行うべきものではある
が、最近のコンピュータ周辺装置においては、ともすれ
ばその注意を怠る危険性が増大しており、これに伴うイ
ンタフェース関連の回路破壊を招きやすくなっている。
【0013】本発明の目的は、上述のような点に鑑み、
外部ホスト(例えばホストコンピュータ)とプリンタな
どの周辺装置のインタフェースを接続・切断する際に、
接続・切断する周辺装置の電源が投入されていた場合
は、それを使用者に警告することで、接続・切断に伴う
周辺装置の破損を未然に防ぐことにある。
【0014】本発明のさらなる目的は、外部ホストとプ
リンタなどの周辺装置のインタフェースを接続・切断す
る際に、接続・切断する周辺装置の電源が投入されてい
た場合は、周辺装置の主電源を周辺装置自身が切断する
で、周辺装置の破損を未然に防ぐことにある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、外部に電源の供給を依存する周
辺装置において、外部ホストから本周辺装置に出力情報
を提供するインタフェースケーブルを接続/切断する際
に、該インタフェースケーブルの接続状態を検知するイ
ンタフェース検知手段と、該インタフェース検知手段に
よる前記インタフェースケーブルの接続/切断の検知に
応じて、本周辺装置の電源が導通状態にあるか否かを判
断する判断手段と、該判断手段の前記判断結果に基づい
て前記電源が導通状態にある旨を警告する警告出力手段
とを具備する。
【0016】請求項2の発明は、外部に電源の供給を依
存する周辺装置において、外部ホストから本周辺装置に
出力情報を提供するインタフェースケーブルを接続/切
断する際に、該インタフェースケーブルの接続状態を検
知するインタフェース検知手段と、該インタフェース検
知手段による前記インタフェースケーブルの接続/切断
の検知に応じて、本周辺装置の電源が導通状態にあるか
否かを判断する判断手段と、前記の前記判断結果に基づ
いて前記電源を切断するスイッチ手段とを具備する。
【0017】請求項3の発明は、外部に電源の供給を依
存する周辺装置において、外部ホストから本周辺装置に
出力情報を提供するインタフェースケーブルを接続/切
断する際に、該インタフェースケーブルの接続状態を検
知するインタフェース検知手段と、該インタフェース検
知手段による前記インタフェースケーブルの接続/切断
の検知に応じて、本周辺装置の電源が導通状態にあるか
否かを判断する判断手段と、前記判断手段の前記判断結
果に基づいて前記電源を切断するスイッチ手段と、該ス
イッチ手段の電源切断後に前記電源が導通状態にある旨
を警告する警告出力手段とを具備する。
【0018】ここで、前記インタフェース検知手段は、
前記インタフェースケーブルの接地信号線の電位を検知
することで該インタフェースケーブルの接続状態を検知
するとすることができる。
【0019】さらに、前記インタフェース検知手段は、
インタフェースの信号の状況から前記インタフェースケ
ーブルの接続状態を検知するとすることができる。
【0020】さらに、前記インタフェース検知手段は、
前記インタフェースのかん合部に取り付けたスイッチに
より前記インタフェースケーブルの接続状態を検知する
とすることができる。
【0021】また、請求項7の発明は、外部に電源の供
給を依存する周辺装置において、外部ホストから本周辺
装置に出力情報を提供するインタフェースケーブルを接
続/切断する際に、該インタフェースケーブルの接続状
態を検知するインタフェース検知手段と、該インタフェ
ース検知手段の検知出力と接続するリレースイッチと、
該リレースイッチを介して商用電力線に接続され本周辺
装置全般の電力を供給する一次電源と、前記商用電力線
に直接接続され前記リレースイッチを動作させる二次電
源とを有し、前記インタフェース検知手段は前記外部ホ
ストが接続されていることを検知した場合には、前記リ
レースイッチを導通状態にして前記一次電源に商用電力
を供給することを特徴とする。
【0022】ここで、好適例として前記外部ホストはホ
ストコンピュータであるとしてもよい。
【0023】そして、前記ホストコンピュータはパーソ
ナルコンピュータであるとしてもよい。
【0024】さらに、好適例として前記周辺装置はプリ
ンタであるとしてもよい。
【0025】本発明では、上記構成により、プリンタの
インタフェースケーブルが接続されていないときに、電
源が導通状態にある場合、電源が導通状態にあることを
警告する表示等の出力を行い、これにより使用者がこの
電源状態のままインタフェースを接続することを防止す
る。もしくは、本発明はインタフェースケーブルが接続
されていない状態ではプリンタの電源を遮断し、接続が
完了してからプリンタの電源を導通させる。なお、イン
タフェースケーブルの接続状態はインタフェースに割り
振られたGND信号の電位の変化を検出したり、インタ
フェースの信号の変化より検知したり、インタフェース
コネクタにスイッチを設けたりして行う。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0027】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態におけるホストコンピュータとプリンタの接続
構成を示す。同図中、1はホストコンピュータ、2はプ
リンタである。ホストコンピュータ1にはホストコンピ
ュータのインタフェースコネクタ1a(以下、ホストコ
ンピュータコネクタという)が接続されており、プリン
タ2にはプリンタのインタフェースコネクタ2a(以
下、プリンタコネクタという)が接続されている。これ
らホストコンピュータコネクタ1aとプリンタコネクタ
2aはインタフェースケーブル3を介して接続されてい
る。
【0028】図2は図1のホストコンピュータコネクタ
1aとプリンタコネクタ2aのインタフェース部分の構
成例を示す。同図中、11aと11bはホストコンピュ
ータ1のインタフェース素子である。なお、本実施形態
においては、インタフェース回路は説明の便宜上2つに
限って説明しているが、これは本実施形態においてイン
タフェース回路を2つに限定するものではない。
【0029】ホストインタフェース素子11aと11b
はそれぞれホストコンピュータ1のVCC(電源ライン)
12から電力を供給されており、GND(接地電位)1
3に接続されている。また、一方のインタフェース素子
11aの出力はインタフェースケーブル3に内包される
信号線3aに接続され、プリンタ2に送られる。同様
に、他方のインタフェース素子11bの出力もインタフ
ェースケーブル3に内包される信号線3bに接続され、
プリンタ2に送られる。
【0030】また、インタフェースケーブル3は信号線
3aと信号線3bに対応するGND線3cとGND線3
dとを有する。インタフェース3の信号線3aと信号線
3bはプリンタ2のインタフェース素子21aとインタ
フェース素子21bとにそれぞれ入力される。
【0031】プリンタ2のインタフェース素子21aと
インタフェース素子21bはそれぞれプリンタ2のVCC
(電源ライン)22から電力を供給されており、それぞ
れGND23に接続されている。また、GND23はイ
ンタフェース3のGND線3dに接続されており、ホス
トコンピュータ1とプリンタ2のGNDの電位を同一に
保っている。ここで、インタフェース3のGND線3c
はプリンタ2のインタフェース検知部201に接続さ
れ、またホストコンピュータ1のGND13に接続され
ている。
【0032】図3は図2のインタフェース検知部201
の回路構成例を示す。インタフェース検知部201に入
力された信号はプルアップ抵抗201aによってプリン
タ2のVCC22の電圧にプルアップされる。このプルア
ップされた信号は検知素子201bに入力される。
【0033】ここで、インタフェースケーブル3が存在
しないか、ホストコンピュータ1が存在しない場合に
は、インタフェースがハイインピーダンスになるので、
検知素子201bの入力はプルアップ抵抗201aによ
ってVCC22の電圧に近い電圧レベルとなる。
【0034】一方、プリンタ2がインタフェースケーブ
ル3を用いてホストコンピュータ1に接続された場合に
は、検知素子201bの入力はインタフェース3のGN
D線3cに接続される。このGND線3cは、図2に示
すように、ホストコンピュータ1のGND13を介して
インタフェース3のGND線3dに接続される。GND
線3dはプリンタ2のGND23にも接続されるので、
インタフェース検知部201の検知素子201bにはこ
れらGND13、23の電位に近い電圧レベルが入力さ
れる。
【0035】そこで、プリンタ2の制御部31は検知素
子201bの出力レベルからホストコンピュータ1とイ
ンタフェースケーブル3の接続の有無を判断して、その
判断結果によりインタフェースケーブル3もしくはホス
トコンピュータ1が接続されていない場合には、プリン
タ2の電源を電源スイッチ32を介して遮断してから、
インタフェースケーブル3の接続を行う様に警告を警告
出力部33から出力する。この警告出力は、音声または
メッセージ表示、あるいは警告ランプの点滅等、および
それらの組み合わせのいずれでもよい。
【0036】本実施形態の場合では、プリンタ2のイン
タフェース素子21aのGND線はプリンタ2のGND
23に接続している。本実施形態ではインタフェース3
のGND線3cはプリンタ2のインタフェース素子21
aのGND線に直接接続されないが、インタフェース素
子21aのGND線がプリンタ2のGND23に接続さ
れることにより、インタフェース素子21aの入力電位
が確定するためインタフェース素子21aはインタフェ
ース3の信号線3aの信号を正常に識別できる。
【0037】図4は本実施形態における図2の変形例を
示す。図4において、202はプリンタ2のプリンタコ
ネクタ2aのかん合部に取り付けられたスイッチであ
り、プリンタコネクタ2aにインタフェースケーブル3
が接続されていない場合はインタフェース検知部201
側に接続し、プリンタコネクタ2aにインタフェースケ
ーブル3が接続されるとプリンタ2のインタフェース素
子21aに接続する。インタフェース3のGND線3c
は、インタフェースケーブル3の接続によるスイッチ2
02の切り替えにより、プリンタ2のインタフェース検
知部201と接続される。従って、プリンタ2がホスト
コンピュータ1から実際に出力情報を受け取る際には、
スイッチ202はGND線3cとインタフェース素子2
1aのGND線とを接続する。
【0038】このように本例では、プリンタ2が実際に
動作する際はスイッチ202がインタフェース素子21
a側に接続されるので、インタフェース素子21aは従
来と同様の接続となり、プリンタ2が動作していない場
合はスイッチ202がインタフェース検知部201側に
接続されているので、インタフェース検知部202によ
りホストコンピュータ1が接続されているか否かの検知
が可能となる。
【0039】(第2の実施形態)図5は本発明の第2の
実施形態の全体のシステム構成を示す。同図中、1はホ
ストコンピュータ、2はプリンタ、3はホストコンピュ
ータ1とプリンタ2を結ぶインタフェースケーブルであ
る。201は上述の第1の実施形態と同様のインタフェ
ース検知部である。
【0040】本実施形態においては、プリンタ2はプリ
ンタ2の全般の電力を供給する一次電源210と、イン
タフェース検知部201と、後述するリレースイッチ2
12を動作させる二次電源211とを有する。一次電源
210はリレースイッチ212を介して商用電力線4に
接続される。二次電源211は直接商用電力線4に接続
される。リレースイッチ212の断続スイッチはインタ
フェース検知部201の検知出力に接続される。インタ
フェース検知部201によってホストコンピュータ1が
接続されていることが検知された場合には、リレースイ
ッチ212を導通状態にし、一次電源210に商用電力
を供給する。
【0041】ここで、一次電源210はプリンタ本体の
電力を供給するため、電源の一次側と二次側のGNDの
間にノイズフィルタ(図示しない)を挿入する。二次電
源211はインタフェース検知部201とリレースイッ
チ212を駆動するだけなので廉価かつ簡単な電源を用
いることができる。また、この二次電源211は小型の
ため一次電源210のように電源の一次側と二次側のG
ND間にノイズフィルタを挿入する必要はない。
【0042】ホストコンピュータ1とプリンタ2のGN
D間の電位差は、各々の機器の電源回路において一次側
と二次側のGND間にノイズフィルタなどが挿入されて
いるために発生するものである。しかし、本実施形態に
おいては、ホストコンピュータ1が接続されていない場
合には、一次電源210は商用電力線4と切断されてい
るので、ホストコンピュータ1とプリンタ2のGND間
には電位差は発生しない。このため、本実施形態では見
かけ上、ホストコンピュータ1とプリンタ2の電源が導
通されている状態でインタフェース3を接続/切断する
ことが,インタフェース素子21aに異常電圧を印加せ
ずに行うことができる。
【0043】(第3の実施形態)本発明の第3実施形態
においては、ホストコンピュータ1がプリンタ2に接続
されているか否かをインタフェースケーブル3の電気信
号のパターンにより検出する。
【0044】図6は本発明の第3実施形態におけるホス
トコンピュータ検知手段の構成例を示す。同図中、12
0はホストコンピュータ1の出力バッファ、121は出
力バッファ120の出力に接続されるプルアップ抵抗器
である。出力バッファ120の出力はプルアップ抵抗器
121によってプルアップされ、インタフェースケーブ
ル3を経由してプリンタ2に入力される。プリンタ2に
おいて、インタフェースケーブル3は入力バッファ22
0の入力に接続されている。また、入力バッファ220
の入力はスイッチ223を介して、プルアップ抵抗22
2によってプルアップされている。さらに、入力バッフ
ァ220の入力はスイッチ224を介して、接地された
プルダウン抵抗225に接続されている。本実施形態に
おいて、この回路は通常動作において、ホストコンピュ
ータ1からプリンタ2に送られる通常“H”(ハイ)の
論理レベルをとる信号に適合する。
【0045】以下、本実施形態を一例として、パラレル
インタフェースのストローブに対して適応した例につい
て述べる。ここで、通常の印刷動作実行時には、スイッ
チ223は導通状態であり、スイッチ224は切断状態
であるとする。この状態であれば、プリンタ2の入力バ
ッファ220は通常と同様の回路構成となり、ホストコ
ンピュータ1からのストローブ信号を受け取ることがで
きる。
【0046】次に、プリンタ2は一定時間出力動作が中
断していた場合には、制御部31はホストコンピュータ
1が接続されているか否かの判断を開始する。この時、
制御部31によりスイッチ223は切断状態となり、ス
イッチ224は導通状態となる。
【0047】ここで、ホストコンピュータ1がインタフ
ェースケーブル3を介して接続されていた場合には、プ
リンタ2の入力バッファ220はホストコンピュータ1
のプルアップ抵抗121によってプルアップされている
ので、プリンタ2のプルダウン抵抗225が接続されて
いても入力レベルは“H”の論理レベルをとる。プルダ
ウン抵抗225は十分に大きい抵抗値をとっているもの
とする。
【0048】一方、ホストコンピュータ1が接続されて
いない場合には、入力バッファ220はプルダウン抵抗
225のみに接続されるので、入力レベルは“L”(ロ
ー)の論理レベルをとる。従って、制御部31は入力バ
ッファ220の入力レベルからホストコンピュータ1が
インタフェースケーブル3を介して接続されているか否
かが検知できる。
【0049】本実施形態において、プリンタ2の制御部
31は通常の出力動作が一定時間行われない場合には、
図6のホストコンピュータ検知手段を用いてホストコン
ピュータ1の接続状態を検知し、ホストコンピュータ1
の接続が認識できない場合には、インタフェースケーブ
ル3が切断されているホストコンピュータ1の電源は切
断されている旨をプリンタ2の警告出力部33において
警告表示する。あるいは第2実施形態で述べたように、
プリンタ2に二次電源を搭載し、一次電源を二次電源で
制御する場合には、プリンタ2の制御部31は二次電源
を使用して一次電源の切断を行う。
【0050】(その他の実施形態)以上述べた本発明の
実施形態例では、インタフェースを介して外部ホストと
接続する周辺装置として、プリンタを例示したが、本発
明はこれに限定されることはなく、キーボード、画像読
取装置、文字認識装置、複写機、ディスプレイ装置、フ
ァクシミリ装置等の各種の周辺機器が適用できる。ま
た、外部ホスト(ホスト装置)として、ホストコンピュ
ータを例示したが、本発明はこれに限定されることはな
く、例えばプリンタに出力データを送るワードプロセッ
サや通信機器等でもよい。
【0051】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプロ
グラムを供給することによって達成する場合にも適用で
きることは言うまでもない。この場合、本発明を達成す
るためのソフトウエアによって表されるプログラムを格
納した記憶媒体を該システム或は装置に読み出すことに
よって、そのシステム或は装置が、本発明の効果を享受
することが可能となる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外部ホストに対しプリンタなどの周辺装置のインタフェ
ースを接続・切断する際に、その接続・切断する周辺装
置の電源が投入されていた場合には、それを検知して使
用者に警告することができるようにしたので、使用者に
電源投入中のインタフェースの接続・切断に対して注意
を喚起でき、接続・切断に伴う機器の破損を未然に防ぐ
ことができる。
【0053】さらに、本発明によれば、二次電源を使用
することにより、インタフェースが接続されていない場
合には、周辺装置の主電源を周辺装置自身が切断するよ
うにしたので、見かけ上、周辺装置の電源スイッチが投
入されていてもインタフェースの接続・切断の際には従
来のような問題の発生を防ぎ、周辺装置の破損を未然に
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるホストコンピュータとプリ
ンタの接続構成を示す模式図である。
【図2】本発明の第1の実施形態のインタフェース部の
構成を示す回路図である。
【図3】図2のインタフェース検知部201の構成例を
示す回路図である。
【図4】図2のインタフェース部の変形例の構成を示す
回路図である。
【図5】本発明の第2の実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図6】本発明の第3の実施形態の構成を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 プリンタ 3 インタフェースケーブル 3a、3b インタフェースケーブル3の信号線 3c、3d インタフェースケーブル3のGND線 11a、11b インタフェース素子 12 ホストコンピュータ1のVCC 13 ホストコンピュータ1のGND 21a、21b プリンタ2のインタフェース素子 22 プリンタ2のVCC 23 プリンタ2のGND 201 プリンタ2のインタフェース検知部 201a インタフェース検知部201のプルアップ抵
抗 201b インタフェース検知部201の検知素子 202 スイッチ 210 プリンタ2の一次電源 211 プリンタ2の二次電源 212 リレースイッチ 120 ホストコンピュータ1の出力バッファ 121 ホストコンピュータ1のプルアップ抵抗器 220 入力バッファ 222 プリンタ2のプルアップ抵抗器 223、224 スイッチ 225 プルダウン抵抗器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部に電源の供給を依存する周辺装置に
    おいて、 外部ホストから本周辺装置に出力情報を提供するインタ
    フェースケーブルを接続/切断する際に、該インタフェ
    ースケーブルの接続状態を検知するインタフェース検知
    手段と、 該インタフェース検知手段による前記インタフェースケ
    ーブルの接続/切断の検知に応じて、本周辺装置の電源
    が導通状態にあるか否かを判断する判断手段と、 該判断手段の前記判断結果に基づいて前記電源が導通状
    態にある旨を警告する警告出力手段とを具備することを
    特徴とする周辺装置。
  2. 【請求項2】 外部に電源の供給を依存する周辺装置に
    おいて、 外部ホストから本周辺装置に出力情報を提供するインタ
    フェースケーブルを接続/切断する際に、該インタフェ
    ースケーブルの接続状態を検知するインタフェース検知
    手段と、 該インタフェース検知手段による前記インタフェースケ
    ーブルの接続/切断の検知に応じて、本周辺装置の電源
    が導通状態にあるか否かを判断する判断手段と、 前記の前記判断結果に基づいて前記電源を切断するスイ
    ッチ手段とを具備することを特徴とする周辺装置。
  3. 【請求項3】 外部に電源の供給を依存する周辺装置に
    おいて、 外部ホストから本周辺装置に出力情報を提供するインタ
    フェースケーブルを接続/切断する際に、該インタフェ
    ースケーブルの接続状態を検知するインタフェース検知
    手段と、 該インタフェース検知手段による前記インタフェースケ
    ーブルの接続/切断の検知に応じて、本周辺装置の電源
    が導通状態にあるか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段の前記判断結果に基づいて前記電源を切断
    するスイッチ手段と、 該スイッチ手段の電源切断後に前記電源が導通状態にあ
    る旨を警告する警告出力手段とを具備することを特徴と
    する周辺装置。
  4. 【請求項4】 前記インタフェース検知手段は、前記イ
    ンタフェースケーブルの接地信号線の電位を検知するこ
    とで該インタフェースケーブルの接続状態を検知するこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載
    の周辺装置。
  5. 【請求項5】 前記インタフェース検知手段は、インタ
    フェースの信号の状況から前記インタフェースケーブル
    の接続状態を検知することを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれか1つに記載の周辺装置。
  6. 【請求項6】 前記インタフェース検知手段は、前記イ
    ンタフェースのかん合部に取り付けたスイッチにより前
    記インタフェースケーブルの接続状態を検知することを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の周
    辺装置。
  7. 【請求項7】 外部に電源の供給を依存する周辺装置に
    おいて、 外部ホストから本周辺装置に出力情報を提供するインタ
    フェースケーブルを接続/切断する際に、該インタフェ
    ースケーブルの接続状態を検知するインタフェース検知
    手段と、 該インタフェース検知手段の検知出力と接続するリレー
    スイッチと、 該リレースイッチを介して商用電力線に接続され本周辺
    装置全般の電力を供給する一次電源と、 前記商用電力線に直接接続され前記リレースイッチを動
    作させる二次電源とを有し、 前記インタフェース検知手段は前記外部ホストが接続さ
    れていることを検知した場合には、前記リレースイッチ
    を導通状態にして前記一次電源に商用電力を供給するこ
    とを特徴とする周辺装置。
  8. 【請求項8】 前記外部ホストはホストコンピュータで
    あることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記
    載の周辺装置。
  9. 【請求項9】 前記ホストコンピュータはパーソナルコ
    ンピュータであることを特徴とする請求項8に記載の周
    辺装置。
  10. 【請求項10】 前記周辺装置はプリンタであることを
    特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の周辺装
    置。
JP9060957A 1997-03-14 1997-03-14 周辺装置 Pending JPH10250195A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9060957A JPH10250195A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 周辺装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9060957A JPH10250195A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 周辺装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10250195A true JPH10250195A (ja) 1998-09-22

Family

ID=13157400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9060957A Pending JPH10250195A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 周辺装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10250195A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1128260A1 (en) * 2000-02-21 2001-08-29 Seiko Epson Corporation Printer to avoid unnecessary printing
US7968154B2 (en) 2002-05-17 2011-06-28 P2I Limited Atomisation of a precursor into an excitation medium for coating a remote substrate

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1128260A1 (en) * 2000-02-21 2001-08-29 Seiko Epson Corporation Printer to avoid unnecessary printing
EP1645955A1 (en) * 2000-02-21 2006-04-12 Seiko Epson Corporation Printer to avoid unnecessary printing
US7968154B2 (en) 2002-05-17 2011-06-28 P2I Limited Atomisation of a precursor into an excitation medium for coating a remote substrate

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7765344B2 (en) Apparatus and method for dynamically providing hub or host operations
US6062480A (en) Hot docking system and methods for detecting and managing hot docking of bus cards
US7975078B2 (en) Method and apparatus for detecting the type of interface to which a peripheral device is connected
US6321340B1 (en) Cable manager system and computer therewith
KR100798496B1 (ko) 호스트와 통신하기 위한 방법 및 장치
EP1224559B1 (en) Method and apparatus for detecting the type of interface to which a peripheral device is connected
US20020169915A1 (en) USB connection-detection circuitry and operation methods of the same
JP2000056871A (ja) Usbシステム用のemsエンハンスメント回路
US20030212841A1 (en) Method and apparatus of controlling an operational mode of a USB device
JP3610424B2 (ja) 電子機器及びインタフェース回路
EP1139226A1 (en) Method of emulating an attachment and detachment of a USB device
US6922194B2 (en) Method and apparatus for maintaining load balance on a graphics bus when an upgrade device is installed
KR20100012058A (ko) 메모리 카드 제어 장치 및 메모리 카드 제어 방법
JP4529441B2 (ja) 画像処理装置およびホスト装置
JP2001067156A (ja) コンピュータ周辺機器及びその制御方法、撮像装置並びに記憶媒体
JPH10250195A (ja) 周辺装置
JP2001306413A (ja) Usb通信デバイス
US5918066A (en) Method and device for displaying configuration information of a computer through a speaker output port of the computer
US6425025B1 (en) System and method for connecting electronic circuitry in a computer system
JP2002163051A (ja) 電子機器、usbコネクタ機構、及びusbデバイス接続用ケーブル
JPH0566867A (ja) 拡張システム
JP3958663B2 (ja) Usbターゲット機器
JP3966132B2 (ja) 画像処理装置およびその制御方法
KR20080042271A (ko) Usb 연결을 감지하는 usb 장치
JPH08249248A (ja) 情報処理装置およびそれに接続されるオプション装置