JPH0925705A - タイル風籐床材 - Google Patents

タイル風籐床材

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JPH0925705A
JPH0925705A JP17496995A JP17496995A JPH0925705A JP H0925705 A JPH0925705 A JP H0925705A JP 17496995 A JP17496995 A JP 17496995A JP 17496995 A JP17496995 A JP 17496995A JP H0925705 A JPH0925705 A JP H0925705A
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JP
Japan
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rattan
tile
floor
base material
flooring
Prior art date
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Pending
Application number
JP17496995A
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English (en)
Inventor
Eiko Yukimura
栄子 幸村
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、籐の涼感、感触等を有効利用し、
かつ現場にてタイル感覚で施工できるタイル風籐床材に
関する。 【構成】 本発明のタイル風籐床材は、単層でなる弾力
性の基材1、及びこの基材の面上に設けられた籐2又は
網状の籐22とで構成される籐床材であって、当該籐床
材はノコギリ、カッターで簡易に切断可能で、かつ現場
施工ができること、又は単層でなる弾力性の基材の下面
に凹凸、格子状凹凸等の凹凸状、又は溝状スリット、網
状スリット等の凹凸条等でなる吸音兼接着用の凹凸部3
を設けてなる構造である。 【効果】 現場施工でかつノコギリ、カッターで簡易に
切断して施工できる有利性、簡便性を確保できる。構造
の簡略化及び、低コスト化が図れる。また籐の涼感、触
感等を満喫できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、籐の涼感、感触等を有
効利用し、かつ現場にてタイル感覚で施工できるタイル
風籐床材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の籐を利用する敷物(カー
ペット)としては、大きなロール捲き形状を備えてい
る。そして先行技術文献の中にも同様な構成があり、
(1)実開平5−96285号に木製カーペットとして
開示されている。しかし、周知の如く、部屋の形状、大
小等にマッチさせること、又は自由な形成の確保が困難
であること、等の問題が生ずる。この問題解消としてタ
イル風感覚で施工できる床材が要望されており、又これ
に類する先行技術文献として、次のような考案がある。
(2)実開平6−49638号の現場、ワンタッチ施工
の天然籐、竹、タイル式床材があり、中硬質部と柔硬質
部でなる中間板材の中硬質部上面に接着剤を介して籐、
竹等の天然素材を、また中間板材の柔硬質部下面に剥離
紙を設ける構成であって、タイル風感覚で現場にて簡便
かつ何人も簡易に施工できること、又は簡易に運搬、整
理等ができること、等を目的とする。(3)実開平6−
28079号の竹床材があり、竹を長手方向に裁断し断
面矩形の長尺状矩形体を多数並設してタイル風の矩形体
を構成し、この矩形体の周面に連結用の凹凸条を設けた
構造であり、竹の有効利用と竹の表面硬さを有する竹材
の特性を活用することを目的とする。(4)実開平5−
5985号の床材があり、床材の一方の面と他方の面と
を異なる素材で所定形状に形成し、複数で構成される際
に互いの辺同志を接合させ、前記各辺を任意に組み合わ
せできる構成であり、床の材質や構造を容易に変更でき
ることを目的とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記先行技術文献の中
で、実開平6−49638号の考案は、タイル風感覚で
施工、運搬等できる特徴を有する。しかし、硬質部が二
層構造となっていることから、構造的に複雑となるこ
と、及び高価格となり経済的に不利益であること、等の
課題がある。またこの考案は、ノコギリ、カッターで簡
易に切断できる構成でなく、部屋の間取り又は部屋の大
小に対応する施工作業ができない課題がある。また他の
実開平6−28079号等の考案は、天然材料を使用し
ているが、籐を対象とせず、籐独自の涼感、触感等を享
受できない課題がある。またこの考案はノコギリ、カッ
ターで簡易に切断できる構成でなく、前述と同様に施工
作業ができない課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記に鑑み、本発明は、
籐の涼感、触感等の特性を最大限発揮すること、ノコギ
リ、カッター等で簡易に切断でき、現場施工が簡便であ
ること、等を目的に下記の構成を採用する。
【0005】本発明のタイル風籐床材は、弾力性の基
材、及びこの基材の面上に設けられた籐で構成される籐
床材であって、当該籐床材を現場施工可能とするととも
に、ノコギリ、カッターで簡易に切断可能としたことを
特徴とする構造である。
【0006】
【作用】本発明は、施工面(施工床面)に接着剤を塗布
した後、籐床材を貼着する。その際、籐床材はノコギ
リ、カッター等の工具で簡易に切断できる故、施工面の
間取り又は大小に対応して適切な処理が行える特徴があ
る。この操作及び手順を繰り返して前記施工床面全体
に、この籐床材を貼着する。また弾力性の基材の下面
(裏面等)に吸音兼接着用の凹凸部を設けることによ
り、接着性の向上及び吸音効果の拡充が期待できる。
尚、弾力性の基材の下面に剥離紙を設け、予め糊層を設
ける構成とすれば、ワンタッチでの施工も可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。
【0008】1は発泡ウレタン等の合成樹脂発泡体、又
はゴム等の弾性体で単層よりなる弾力性の基材で、この
弾力性の基材1の上面1a(表面)の面上には籐2が多
数並設又は網状の籐22が設けられている。この面上に
設けられる籐2、網状の籐22の大きさ、節の位置、網
の形態等は自由である。尚、弾力性の基材1の下面1b
(裏面)の面上に溝状スリット31、凹凸条32、凹凸
33、変形スリット34、網状スリット、波状スリット
等の吸音兼接着用の凹凸部3を設ける例もある。また弾
力性の基材1を貫通する吸音兼接着用の凹凸部3を設け
るその他例もある。更に下面1bに接着剤及び剥離紙を
設けるその他例も有り得る。またタイル風籐床材の寸法
は、床面積、家庭用、営業用等により大小が選択され、
一般に、大きな床面積、営業用等では大きな寸法を、又
小さな床面積、家庭用等では小さな寸法にする。
【0009】
【発明の効果】本発明は、前述の如く、単層でなる弾力
性の基材の面上に籐を設けるタイル風感覚の構成であ
り、現場施工でかつノコギリ、カッターで簡易に切断し
て施工できる有利性、簡便性を確保できること、構造の
簡略化及び、低コスト化が図れること、また籐の涼感、
触感等を満喫できること、等の効果を有する。
【0010】また本発明は、弾力性の基材の面上に吸音
兼接着用の凹凸部を設ける構成であり、吸音効果、接着
性の向上、弾力性(クッション性)向上等が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明の他の一例を示す斜視図である。
【図3】本発明の弾力性の基材に吸音兼接着用の凹凸部
を設けた一例を示す拡大要部斜視図である。
【図4】本発明の弾力性の基材に吸音兼接着用の凹凸部
を設けた他の例を示す拡大要部斜視図である。
【図5】本発明の弾力性の基材に吸音兼接着用の凹凸部
を設けたその他の例を示す裏面図である。
【図6】本発明の弾力性の基材に吸音兼接着用の凹凸部
を設けた更に他の例を示す裏面図である。
【符号の説明】
1 弾力性の基材 1a 上面 1b 下面 2 籐 22 網状の籐 3 吸音兼接着用の凹凸部 31 溝状スリット 32 凹凸条 33 凹凸 34 変形スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾力性の基材、及びこの基材の面上に設
    けられた籐で構成される籐床材であって、当該籐床材は
    ノコギリ、カッターで簡易に切断可能で、かつ現場施工
    ができることを特徴とするタイル風籐床材。
  2. 【請求項2】 上記の弾力性の基材の下面に溝状スリッ
    ト、凹凸条、凹凸、又は変形スリット等でなる吸音兼接
    着用の凹凸部を設けてなる請求項1記載のタイル風籐床
    材。
  3. 【請求項3】 上記の籐の表面に艶出し加工を施してな
    る請求項1記載のタイル風籐床材。
JP17496995A 1995-07-11 1995-07-11 タイル風籐床材 Pending JPH0925705A (ja)

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JP17496995A JPH0925705A (ja) 1995-07-11 1995-07-11 タイル風籐床材

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JP17496995A Pending JPH0925705A (ja) 1995-07-11 1995-07-11 タイル風籐床材

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5812382B2 (ja) * 1977-04-22 1983-03-08 ロ−ヌ−プ−ラン アンデユストリイ 不織布およびそれを製造する方法
JPH0683835B2 (ja) * 1986-03-25 1994-10-26 オルガノ株式会社 メンブレンバイオリアクタ−の処理方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5812382B2 (ja) * 1977-04-22 1983-03-08 ロ−ヌ−プ−ラン アンデユストリイ 不織布およびそれを製造する方法
JPH0683835B2 (ja) * 1986-03-25 1994-10-26 オルガノ株式会社 メンブレンバイオリアクタ−の処理方法

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