JPH09256959A - ポンプ - Google Patents

ポンプ

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Publication number
JPH09256959A
JPH09256959A JP8064400A JP6440096A JPH09256959A JP H09256959 A JPH09256959 A JP H09256959A JP 8064400 A JP8064400 A JP 8064400A JP 6440096 A JP6440096 A JP 6440096A JP H09256959 A JPH09256959 A JP H09256959A
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JP
Japan
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flow rate
pump
drive value
fluid
measuring
Prior art date
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Pending
Application number
JP8064400A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Morita
雅弘 森田
Masaaki Tanaka
雅昭 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Ube Corp
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Ube Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd, Ube Industries Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP8064400A priority Critical patent/JPH09256959A/ja
Publication of JPH09256959A publication Critical patent/JPH09256959A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療用ポンプにおいて、流量を高い精度で変
更できる。 【解決手段】 校正モードにすると、可変流量範囲と対
応したポンプ駆動値(電圧など)の全範囲の各点を順次
ポンプ駆動手段14に与え、その各駆動値でのポンプ流
量を流量計測手段21で測定し、これら駆動値と流量と
を流量特性テーブル11に設定し、通常の使用時に、設
定した流量に応じて流量特性テーブル11から駆動値を
決定してポンプを駆動する。流量計測手段21の流量測
定に用いる流体はタンク27よりポンプ本体15に循環
使用するようにされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば医療用透析
装置、血液ろ過装置などの医療用ポンプ、その他一般
に、例えば1時間当り50ml〜3000mlのように
流量が比較的少なく、かつ例えば0.1%程度の高精度
が要求されるポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のポンプは平均的な駆動値
−流量特性テーブルを備え、設定された流量により流量
テーブルを参照して駆動値、例えば電圧を出力し、その
電圧によりポンプ動作を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ポンプにより特性のば
らつきがあるため、平均的な流量テーブル特性では実際
の流量はポンプごとに設定値に対しばらつきが生じ、高
い精度のものは得られなかった。各ポンプごとに平均的
流量特性に補正係数を乗じてばらつきを吸収することが
考えられるが、その特性のばらつきが、全設定流量範囲
で一定でない場合は十分な補正ができない。しかもこの
ポンプごとの補正係数を求めるため多くの時間を必要と
する問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明によれば駆動値
を設定してポンプ動作を行わせ、その駆動値と対応した
ポンプ流量を測定する流量計測手段が設けられ、その設
定駆動値と測定流量とを用いて駆動値−流量特性テーブ
ルを変更、つまり校正する手段が設けられている。
【0005】
【発明の実施の形態】図1にこの発明の実施例を示す。
流量と駆動値との関係が記憶されている流量テーブル1
1が備えられており、流量設定手段12に流量を設定入
力すると、制御手段13はその設定された流量に対する
駆動値を流量特性テーブル11を参照して求め、この駆
動値をポンプ駆動手段14に与えてポンプ本体15を駆
動してポンプ動作させる。つまりポンプ本体15は流入
口16より流体を取込み、流出口17から排出し、その
排出流体の速度は設定流量となる。
【0006】この発明においては流量計測手段21が設
けられ、また制御手段13に対し、校正モードを設定す
る校正モード設定手段22、ポンプ本体15の流出口1
7より流出される流体を流量計測手段21に切替え供給
するバルブ23がそれぞれ設けられる。制御手段13は
例えば、マイクロプロセッサを有し、内蔵ROM内のプ
ログラムを解読実行することによりポンプ動作、校正動
作をするものである。流量計測手段21は例えば図2A
に示すように電子式重量計24上に容器25が乗せら
れ、バルブ23で切り替えられたポンプ本体15からの
流体が容器25内へ供給されるようにされ、また必要に
応じて容器25に付けられたバルブ26を開くことによ
り容器25内の液体を外部へ排出することができるよう
にされ、重量計24の測定重量は制御手段13に取込む
ことができるようにされている。なお、図に示していな
いが制御手段13と各部との接続は適当なインタフェー
スが介在される。またこの例ではタンク27が設けら
れ、校正モードにおいて、タンク27内の流体がポンプ
本体15により容器25へ送るようにされ、更にバルブ
26を通して容器25より排出した流体は循環パイプ2
8を通じてタンク27へ戻されるようにされている。
【0007】校正モード設定手段22により校正モード
に設定されると、制御手段13は図3に示すような処理
を行う。まず準備段階(S1 )でポンプ駆動手段14に
対して与えるポンプ流量を決定する電圧、電流、位相角
などの駆動値の変更範囲(駆動値範囲)を、校正に必要
な数Nに分割する。例えば流量0〜1000ml/時と
対応する駆動値範囲を50点に分割する。
【0008】次にバルブ26を開き、容器25の流体を
排出する。重量計24の測定重量を監視し、流体測定に
十分な空状態になるのを待つ(S3 )。容器25を完全
な空にしてもよく、一定値残っている状態でもよい。容
器25内が所定の空になるとバルブ26を閉じ
(S4 )、分割した駆動値範囲を各駆動値Xi を所定の
順、例えば最小値よりポンプ駆動手段14に与えてポン
プ動作をさせる(S5 )。ポンプ動作が安定するのを待
つ(S6 )、ポンプによっては目的とする駆動値Xi に
するため、特にXi が大きい(流量が大きい)場合に、
徐々に駆動値(流量)を上げて目的駆動値とする。目的
とする駆動値Xi の流量になる時間はポンプにより、ま
た流量により決っている。よって段階S6 では経過時間
で判定することができる。
【0009】駆動値Xi の駆動によるポンプ動作が安定
に行われる状態になると、バルブ23を容器25側に切
換え計量動作を開始する(S7 )。これより所定時間T
の経過を待ち(S8 )、所定時間経過すると、バルブ2
3を通常の状態に戻すと共にポンプ動作を停止させる
(S9 )。この所定時間T(分)の間に容器25に供給
された流体の重量W(g)を重量計24により求め、こ
の時の駆動値Xi に対するポンプ流量Qi を Q(g/分)=W(g)/T(分) により演算し、その駆動値Xi と流量Qi を駆動値−流
量テーブル(図1B)のi番目に記憶する(S10)。な
お、正確には流体の単位重量に対する容量をW(g)に
乗算し、その乗算値をTで割り算して流量Qとする。
【0010】次に駆動範囲のすべての分割点についての
流量測定を行ったか、つまりi=Nとなったかを調べ
(S11)、i=Nでなければiの値を例えば+1して更
新して段階S2 に戻る(S12)。このようにして図1B
に示す駆動範囲を分割した各駆動値Xi に対する流量Q
i を得、これを新たな流量テーブル11として校正モー
ドを終了する。この状態では通常動作時に、校正入力さ
れた流量は流量テーブル11の流量値と必ずしも一致し
ない。その場合は流量テーブル11中の設定入力流量値
に最も近い流量に対する駆動値を選択するようにする。
あるいは、図1Bに示した測定結果から、通常設定入力
する各種流量値と対応する駆動値を例えば線形補間によ
り求めて流量テーブル11を作成する。
【0011】図3に示した例では容器25に所定時間T
に流入した流体の重量により流量を測定しているため、
正確に流量を求めるには測定重量を容積に変換する必要
がある。図2Bに示すように容器25に液位センサ29
を設け、段階S8 で所定時間Tとなった時の、容器25
の流体の液位から液量を求め、この液量を時間Tで割算
して流量Qを求めてもよい。
【0012】あるいは図2Bにおいて流体を容器25へ
供給し始めてから、液位センサ29により容器25内の
液量が所定になるとこれを検出し、その検出までの時間
Tを測定し、この時間で前記所定液量を割算して流量と
してもよい。図4に、所定液量となるまでの時間を測定
して流量を求める他の実施例を示す。
【0013】図4Aにおいて、容器25aの下端部に流
体センサ31を設け、上端部に流体センサ32を設け、
流体センサ31,32で囲まれる容器25a内の容積は
予め検定してあり、その容積は既知の値Vである。バル
ブ23aが開いているとポンプからの流体はタンク27
側に流れると共に、容器25a中の流体もタンク27へ
排出される。その作用を図4Bを用いて説明する。
【0014】準備段階(S1)は、先に説明した例と同
様であるので、説明を省略する。次にバルブ23aを開
け(S21)、容器25a中の流体をタンク27へ排出
し、容器25aが完全に空になるのを待つ(S3)。さ
らにポンプを駆動値Xiで駆動し、(S5)、ポンプが
所定の回転数に達したら(S6)、バルブ23aを閉じ
て、ポンプからの流体を容器25a側に導入する(S2
2)。流体センサ31が流体を検出する(S23)とタ
イマで計数を開始し(S24)、やがて流体センサ32
が流体を検出する(S25)とタイマを停止する(S2
6)。続いてバルブ23aを開けて(S27)、ポンプ
からの流体をタンク27側に流すと共に、容器25aの
流体を排出する。センサ31が流体を検出してからセン
サ32が流体を検出するまでに要した時間をTとすると
き、 Qi=V/T で計算した流量Qi(ml/min)を流量テーブル
(図1B)のi番目に記憶する(S10)。
【0015】次に駆動範囲のすべての分岐点についての
流量測定をおこなったかを調べ(S11)、i=Nでな
ければiの値を例えば+1して更新してS5に戻る(S
12)。なお、流体センサを設ける容器25aの下端部
および上端部の断面積は容器25a本体部の断面積より
小さいこと、即ち細い方が時間を精度よく測定するため
にはより好ましい。流体センサ31,32としては超音
波センサ、光センサなどを用いることができる。また容
器25に所定時間T流体を供給し、その後、その容器2
5内の流体を所定の流量qで排出し、容器25が空にな
るまでの時間tを測定し、流量をQ=qt/Tにより求
めてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、校
正モードにすることにより流量特性テーブルを作成する
ことができ、また適当な時期に流量特性テーブルを校正
することができ、ポンプごとの流量特性の差に拘らず、
設定した流量と精度よく一致した流量で流体を供給する
ことができる。しかもこの校正には手間を要しない。
【0017】校正時に、容器25内の流体を循環利用す
るようにすればタンク27として大きなものを必要とせ
ず、通常の使用時以外例えば夜間などに自動的に校正さ
せることができ、経年変化などに対処でき、常に流量精
度を高く保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の機能構成を示すブロック
図。
【図2】流量計測手段の具体例を示す図。
【図3】流量計測の処理手順の例を示す流れ図。
【図4】Aは流量計測手段の他の例を示す図、Bはその
流量計測処理手順の一部を示す流れ図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動値−流量特性テーブルを備え、設定
    入力された流量に応じて上記流量特性テーブルを参照し
    て駆動値を得、その駆動値でポンプ動作を行い、かつ上
    記駆動値−流量特性テーブルを変更することができるポ
    ンプにおいて、 駆動値を設定してポンプ動作をさせ、その駆動値と対応
    した上記ポンプの流量を測定する流量計測手段と、 上記設定駆動値と測定流量に応じて上記駆動値−流量特
    性テーブルを変更する手段と、 を備えたことを特徴とするポンプ。
  2. 【請求項2】 上記流量計測手段は、駆動値の変更可能
    範囲の所定の各駆動値について、流量測定を自動的に行
    う手段であることを特徴とする請求項1記載のポンプ。
  3. 【請求項3】 上記流量計測手段は、上記ポンプ動作を
    所定時間行い、その間に排出される流体体積又は流体重
    量を測定して流量を測定する手段であるとことを特徴と
    する請求項2記載のポンプ。
  4. 【請求項4】 上記流量計測手段は上記ポンプ動作によ
    り所定の流体体積又は流体重量が排出されるまでの時間
    を計測して流量を測定する手段であることを特徴とする
    請求項2記載のポンプ。
  5. 【請求項5】 上記流量計測手段による流量測定のため
    に上記ポンプから排出された流体を、その測定後に上記
    流量測定のために上記ポンプに戻す循環手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のポ
    ンプ。
JP8064400A 1996-03-21 1996-03-21 ポンプ Pending JPH09256959A (ja)

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JP8064400A JPH09256959A (ja) 1996-03-21 1996-03-21 ポンプ

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Family

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JP (1) JPH09256959A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006120881A1 (ja) * 2005-05-13 2006-11-16 Ckd Corporation 薬液供給システム及び薬液供給ポンプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006120881A1 (ja) * 2005-05-13 2006-11-16 Ckd Corporation 薬液供給システム及び薬液供給ポンプ

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Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

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Effective date: 20040708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040727

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041130