JPH09256143A - 基体処理装置 - Google Patents

基体処理装置

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JPH09256143A
JPH09256143A JP9312596A JP9312596A JPH09256143A JP H09256143 A JPH09256143 A JP H09256143A JP 9312596 A JP9312596 A JP 9312596A JP 9312596 A JP9312596 A JP 9312596A JP H09256143 A JPH09256143 A JP H09256143A
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JP
Japan
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sub
holder
opening
casing
valve
Prior art date
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Application number
JP9312596A
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English (en)
Inventor
Takashi Mikami
隆司 三上
Satoru Nishiyama
哲 西山
Hiroshi Morino
弘 森野
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置スペースを縮小し、ホルダの回転,揺動
の機構を容易にし、生産効率を向上する。 【解決手段】 主筐体12内でイオン照射を利用して基
体29の表面に薄膜形成或いはイオン照射を行う真空の
処理室13と、主筐体12の上板15の開口16に設け
られたバルブ17と、下面がバルブ17及び開口16を
介して処理室13に連通し,ガイド34に沿い,上下動
自在に設けられた副筐体18と、副筐体18の上板を貫
通し,下端部に基体29のホルダ25を有し,上下動自
在に設けられた回転軸22と、ホルダ25を開口16の
上側,下側に位置するよう回転軸22を上下動する回転
軸上下動手段59と、副筐体18の下端が,開口16の
上側に位置したホルダ25の上方に位置する位置と,副
筐体18をバルブ17に当接する位置とに副筐体18を
上下動する副筐体上下動手段45を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イオン照射を利用
して基体の表面に薄膜形成或いはイオン照射を行う基体
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、耐摩耗性,耐食性,装飾性或いは
各種半導体特性等の機能を有する薄膜を、基体の表面に
形成するための方法として、真空蒸着やスパッタリング
といったPVD法や各種CVD法が提案されている。
【0003】これらの手法における基体の表面への薄膜
形成は、真空の処理室で行われているが、基体の搬入,
搬出を行うためには、その真空を大気圧にする必要があ
り、生産効率を向上するために、ロードロック式が用い
られている。すなわち、基体を搬入,搬出する予備室
(ロードロック室ともいう)を設け、予備室と処理室と
をバルブで仕切り、処理室を大気にせずに予備室だけを
大気にし、基体の搬入,搬出を行っている。
【0004】また近年、真空蒸着とイオン照射とを併用
する手法として、例えば特開昭58−2022号公報
(H01L 21/203)に示すように、加速したイ
オンの中から必要なイオン種のみを磁気的に選択した
後、基体へ照射し、これと同時又は交互に蒸着用金属の
蒸気を照射することにより、基体に化合物薄膜の形成を
行っており、この手法は、イオン照射の効果を利用した
低温下での化合物の形成,形成される薄膜の密着性の向
上等の利点を有し、工業的に注目されている。
【0005】そして、前記公報の手法を用いて薄膜形成
の生産効率を向上しようとすると、例えば特開昭59−
208836号公報(H01L 21/302)に示す
ように、予備室と処理室とを水平方向に並列に設置した
り、特開昭62−174368号公報(C23C 14
/24)に示すように、処理室の前段に水平方向に基体
の前処理を行う室を設け、連続的に効率よく基体処理を
行えるようにしたりすることが考えられている。
【0006】つぎに、従来例の基体処理装置につき、切
断正面図を示した図5及び他の状態を示した図6を参照
して説明する。それらの図において、1は内部に処理室
2が形成された主筐体、3は主筐体1の下部の右側に設
けられたイオン源、4は処理室2の下部に設けられ,化
合物を加熱して気化する蒸発源、5は処理室2の左壁の
開口6に設けられたバルブである。
【0007】7は右側面がバルブ5を介して処理室2に
連通した副筐体、8は副筐体7に形成された予備室、9
は副筐体7の左壁を貫通した左右に移動自在の移動軸、
10は移動軸9の先端部に設けられたホルダ、11はホ
ルダ10に保持された基体である。
【0008】つぎに動作について説明する。まず、図5
に示すように、バルブ5を閉めた状態で、副筐体7の蓋
体(図示せず)を開き、基体11をホルダ10に装着
し、蓋体を閉め、予備室8を所望の真空度に保持する。
つぎに、バルブ5を開き、移動軸9とともにホルダ10
を、予め所望の真空度に保持された処理室2に移送し、
蒸発源4とイオン源3とを用いて基体11上に薄膜を形
成する。
【0009】成膜終了後、ホルダ10を処理室2から予
備室8に移送し、バルブ5を閉じ、予備室8を真空から
大気圧に戻し、蓋体を開け、ホルダ10から基体11を
取り出す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記各公報の装
置の場合、イオン源より引き出されて基体に照射される
イオンと、蒸発源より蒸気となって基体上に被着する物
質とを、基体の表面に均一に照射,被着する必要があ
り、この手法は、CVD法やその他のイオンプレーティ
ング法とは異なり、直進性を有するイオンを用いるた
め、3次元形状や複雑な形状を有する基体に薄膜を形成
する際には、イオンが照射されるように基体の表面をイ
オン源の方向に向け、蒸発物質が基体の表面に被着する
ように、基体を回転,揺動する必要がある。
【0011】例えば、高硬度の薄膜等を工具や金型等の
基体表面に形成しようとした場合、前記と同様、ホルダ
の3次元的な動きが必要になり、特開平6−57408
号公報では、基体表面に薄膜を形成する際、基体を回転
或いは揺動しながら薄膜を形成している。
【0012】この手法を工業的に有用な手法とするに
は、予備室を処理室の前段に設け、回転或いは揺動する
ホルダに基体を設置する必要があるが、特開昭59−2
08836号公報のように、予備室から処理室へと基体
を受け渡す構成にすると、基体の受け渡しが困難にな
り、その機構が複雑になるため、基体を保持した状態で
ホルダが予備室から処理室へ導入される構成になる。
【0013】この場合、図5の装置及び特開昭62−1
74368号公報のように、ホルダを処理室と予備室と
の間に移送させる機構を、処理室の水平方向に設けられ
た予備室の,さらに水平方向に設けねばならず、広い範
囲の設置場所が必要になり、装置の設置スペースが非常
に大きくなり、設置場所に制限を受ける処では設置不可
能になるという問題点がある。
【0014】さらに、基体を水平方向に移送するため、
移送機構が水平方向の動きを必要とするとともに、ホル
ダに基体を回転,揺動させる機構を与える必要があり、
その機構もより複雑になるという問題点がある。
【0015】本発明は、前記の点に留意し、設置スペー
スを縮小し、基体の移送及び回転,揺動の機構を容易に
し、かつ、イオン照射を利用した基体処理の生産効率を
向上できる基体処理装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の基体処理装置は、主筐体内
でイオン照射を利用して基体の表面に薄膜形成或いはイ
オン照射を行う真空の処理室と、主筐体の上板の開口に
設けられたバルブと、下面がバルブ及び前記開口を介し
て前記処理室に連通し,ガイドに沿い,上下動自在に設
けられた副筐体と、副筐体の上板を貫通し,下端部に基
体のホルダを有し,上下動自在に設けられた回転軸と、
ホルダが前記開口の上側,下側に位置するよう回転軸を
上下動する回転軸上下動手段と、副筐体の下端が,前記
開口の上側に位置したホルダの上方に位置する位置と,
副筐体をバルブに当接する位置とに副筐体を上下動する
副筐体上下動手段とを備えたものである。
【0017】従って、主筐体の上方にバルブを介して副
筐体が設けられているため、設置スペースが縮小され、
設置場所が制限されている場所にも設置できる。
【0018】しかも、副筐体の上板を貫通した回転軸を
上下動自在に設け、回転軸上下動手段により、回転軸の
下端部のホルダが主筐体の上段の開口の上側,下側に位
置するよう、回転軸を上下動するようにしたため、ホル
ダの,副筐体と主筐体との間の移送が容易に行える。
【0019】さらに、ホルダの移送が上下方向,すなわ
ちホルダの回転軸が上下方向であるため、ホルダの回
転,揺動の動きを、副筐体の外側より容易に伝達するこ
とができる。
【0020】その上、副筐体上下動手段により、副筐体
を副筐体の下端が、主筐体の開口の上側に位置したホル
ダの上方に位置する位置と、主筐体のバルブに当接する
位置とに上下動するようにしたため、副筐体が上方に位
置した状態で基体の搬入,搬出を迅速に行うことがで
き、イオン照射を利用した基体処理の生産効率が向上す
る。
【0021】また、本発明の請求項2記載の基体処理装
置は、下面がバルブ及び主筐体の上板の開口を介して処
理室に連通した副筐体に出入口を形成し、その出入口を
開閉自在に閉塞した扉を備えたものである。
【0022】従って、装置の構成が容易になるととも
に、扉の開閉のみで基体の搬入,搬出が容易に行える。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態につき、図1ないし図
4を参照して説明する。 (形態1)まず、形態1を、一部切断正面図を示した図
1,図1の一部の平面図及び一部切断右側面図を示した
図2A,B、図2Bの他の状態の一部切断右側面図を示
した図3について説明する。
【0024】それらの図において、12は内部に処理室
13が形成された主筐体であり、イオンを照射するイオ
ン源3及び化合物を加熱して気化させる蒸発源4が設け
られている。14は主筐体12の左側に設けられた真空
排気設備であり、処理室13を予め所望の真空度にす
る。15は主筐体12の上板であり、開口16が形成さ
れている。
【0025】17は開口16の上側に設けられたバル
ブ、18は内部に予備室19が形成され,上下動自在に
設けられた副筐体であり、下面がバルブ17及び開口1
6を介して処理室13に連通し、バルブ17により予備
室19と処理室13とが仕切られている。20は副筐体
18の上板を軸受21を介して気密に貫通し,上下動自
在に設けられた支持筒、22は支持筒20内に回転自在
に設けられた回転軸、23は回転軸22の下端部に固着
された傘歯車、24は支持筒20の下部に設けられた円
板状の防着板であり、成膜中、蒸発源4の蒸発物質やイ
オン源3のイオンが予備室19内に入り込むのを防止す
る。
【0026】25は支持筒20の下端部に設けられたホ
ルダ、26はホルダ25の筒体、27は筒体26内に回
転自在に支持された軸、28は軸27の先端に固着さ
れ、基体29を保持した円板状の保持体、30は軸27
に設けられた傘歯車であり、回転軸22の傘歯車23に
歯合し、回転軸22の回転により両傘歯車23,30,
軸27を介して保持体28が回転する。
【0027】31は副筐体18の後面に固着された下移
動体、32は下移動体31の背面に上下方向に形成され
た溝である。
【0028】33は上板15のバルブ17の後方に立設
されたブロック状の立設体であり、右側上部が欠如して
いる。34は立設体33前面の中央部に突設された上下
方向のガイドであり、ガイド34に下移動体31の溝3
2が挿入され、下移動体31を介して副筐体18がガイ
ド34に沿い上下動する。
【0029】35は立設体33の背面の下側右部に装着
された固定板、36は固定板35に支持された上下動用
モータであり、モータ36の駆動軸37が固定板35を
貫通し、前方に導出されている。
【0030】38は立設体33の前面の下側右部に装着
された連結箱であり、連結箱38内に駆動軸37が導入
され、駆動軸37の先端部に傘歯車39が装着されてい
る。40は立設体33の前面の右側に設けられた上下方
向の短尺の副筐体用螺棒であり、上部,下部の軸受41
に回転自在に支持され、螺棒40の下端部が連結箱38
内に導入され、下端部の傘歯車42が前記傘歯車39に
歯合している。43は螺棒40に螺合した摺動体、44
は基部が摺動体43に固着され,先端部が副筐体18の
上板に装着された支持体、45は副筐体上下動手段であ
り、上下動用モータ36,駆動軸37,傘歯車39,4
2,副筐体用螺棒40,摺動体43,支持体44,下移
動体31,溝32,ガイド34等からなり、副筐体18
を、副筐体18の下端が、予備室19に位置したホルダ
25の上方に位置する位置と、バルブ17に当接する位
置とに上下動する。
【0031】46は立設体33の背面の左側下部に設け
られた上下動用モータであり、副筐体上下動手段45と
同様、立設体33の下側左部の固定板35に装着され、
駆動軸37が連結箱38内に導入され、駆動軸37の先
端部に傘歯車が設けられている。47は立設体33の前
面の左側に設けられた上下方向の長尺の回転軸用螺棒で
あり、副筐体用螺棒40と同様、上部,下部の軸受41
に回転自在に支持され、下端部が連結箱38内に導入さ
れ、下端部の傘歯車が連結箱38内の駆動軸37の傘歯
車に歯合している。
【0032】48は螺棒47に螺合した摺動体、49は
摺動体48に固着された上移動体、50は上移動体49
の背面に形成された上下方向の溝であり、下移動体31
の上方の位置のガイド34に溝50が挿入されている。
【0033】51は断面が逆L字状の支持体であり、縦
板52の下端部が上移動体49に固着され、横板53に
支持筒20の上端が固着され、回転軸22の上端部が横
板53上に導出されている。
【0034】54は横板53の下面に装着された支持
板、55は支持板54の下面に支持された回転用モータ
であり、モータ55の駆動軸56が横板53上に導出さ
れている。57は駆動軸52及び回転軸22の上端に固
着されたプーリ、58は両プーリ57に巻回されたベル
ト、59は回転軸上下動手段であり、上下動用モータ4
6,駆動軸37,傘歯車,回転軸用螺棒47,摺動体4
8,支持体44,上移動体49,溝50,ガイド34等
からなり、ホルダ25が開口16の上側,下側、すなわ
ち予備室19,処理室13に位置するよう回転軸22を
上下動する。
【0035】つぎに、前記装置の動作について説明す
る。バルブ17が閉まり、図3に示すように、副筐体1
8及び回転軸22が上動した状態において、基体29を
ホルダ25に装着し、副筐体上下動手段45により副筐
体18を下動する。すなわち、上下動用モータ36の回
転により、傘歯車39,42を介して副筐体用螺棒40
が正回転し、摺動体43が下動して副筐体18が下動
し、バルブ17に当接する。つぎに予備室19を真空排
気設備(図示せず)により所望の真空度に保持する。
【0036】つぎに、バルブ17を開き、ホルダ25を
回転軸上下動手段59により処理室13に移送する。す
なわち、上下動用モータ46の正回転により傘歯車を介
して回転軸用螺棒47が正回転し、摺動体48が下動し
て上移動体49が下動し、図1,図2に示すように、ホ
ルダ25が、真空排気設備14により予め所望の真空度
に保持された処理室13に移送され、蒸発源4とイオン
源3とを用いて基体29上に薄膜が形成される。
【0037】この時、回転用モータ55の駆動によりプ
ーリ57,ベルト58を介して回転軸22が回転し、傘
歯車23,30を介してホルダ25の保持体28ととも
に基体29が回転し、基体29上に均一な薄膜が形成さ
れる。
【0038】そして、成膜終了後、回転軸上下動手段5
9の上下動用モータ46を逆回転して螺棒47を逆回転
し、上移動体49,回転軸22とともにホルダ25を上
動し、予備室19に移送する。その後、バルブ17を閉
じ、予備室19を大気圧に戻す。
【0039】つぎに、副筐体上下動手段45により副筐
体18を上動する。すなわち、上下動用モータ36の逆
回転により、傘歯車39,42を介して副筐体用螺棒4
0が逆回転し、摺動体43が上動して副筐体18が上動
し、副筐体18の下端がバルブ17に当接した位置から
予備室19に位置したホルダ25の上方の位置に上動
し、基体29をホルダ25から取り出す。
【0040】(形態2)つぎに形態2の一部切断正面図
を示した図4について説明する。図1と同一符号は同一
もしくは相当するものを示し、異なる点は、副筐体18
を上下動する副筐体上下動手段45がなく、副筐体18
がバルブ17に装着され、副筐体18に出入口60を形
成し、その出入口60を一側が蝶番61により支持され
た扉62により開閉自在に閉塞した点であり、扉62を
開いて基体29の搬入,搬出を行う。
【0041】なお、前記形態1,2の場合、ホルダ25
に回転運動を与える機構のみが図示されているが、揺動
運動を与える機構を付加し、ホルダ25に3次元的な動
きを与えるようにしてもよい。
【0042】また、前記形態1,2は基体29の表面に
イオンを照射し、基体29の表面を改質することにより
基体29の特性を変える場合にも適用でき、さらに、予
備室19内で基体29の表面を予めクリーニングする機
構を備えた装置にも適用できる。
【0043】さらに、上下動用モータ36,46の代わ
りにハンドルを設け、手動で副筐体18及び回転軸22
を上下動するようにしてもよい。
【0044】また、副筐体上下動手段45及び回転軸上
下動手段59を構成する機構部は図示に限るものではな
い。
【0045】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明の請
求項1記載の基体処理装置は、主筐体12の上板15の
開口16にバルブ17を設け、下面がバルブ17及び開
口16を介して主筐体12の処理室13に連通した副筐
体18を、ガイド34に沿い上下動自在に設けたため、
副筐体18が主筐体12の上方に位置し、設置スペース
を縮小することができ、設置場所が制限されている場所
にも設置することができる。
【0046】しかも、副筐体18の上板を貫通した回転
軸22を上下動自在に設け、回転軸上下動手段59によ
り、回転軸22の下端部のホルダ25を主筐体12の開
口16の上側,下側に位置するよう、回転軸22を上下
動するようにしたため、ホルダ25の,副筐体18と主
筐体12との間の移送を容易に行うことができる。
【0047】さらに、ホルダ25の移送が上下方向,す
なわちホルダ25の回転軸22が上下方向であるため、
ホルダ25の回転,揺動の動きを、副筐体18の外側よ
り容易に伝達することができる。
【0048】その上、副筐体上下動手段45により、副
筐体18を、副筐体18の下端が、主筐体12の開口1
6の上側に位置したホルダ25の上方に位置する位置
と、主筐体12のバルブ17に当接する位置とに上下動
するようにしたため、副筐体18が上方に位置した状態
で基体29の搬入,搬出を迅速に行うことができ、イオ
ン照射を利用した基体処理の生産効率を向上することが
できる。
【0049】また、本発明の請求項2記載の基体処理装
置は、副筐体18に形成された出入口60を扉62によ
り開閉自在に閉塞したため、装置の構成を容易にするこ
とができるとともに、扉62の開閉のみで基体29の搬
入,搬出を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の一部切断正面図であ
る。
【図2】Aは図1の一部の平面図、Bは図1の一部切断
右側面図である。
【図3】図2Bの他の状態の一部切断右側面図である。
【図4】本発明の実施の形態2の一部切断正面図であ
る。
【図5】従来例の切断正面図である。
【図6】図5の他の状態の切断正面図である。
【符号の説明】
12 主筐体 13 処理室 15 上板 16 開口 17 バルブ 18 副筐体 22 回転軸 25 ホルダ 29 基体 45 副筐体上下動手段 59 回転軸上下動手段 60 出入口 62 扉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/68 H01L 21/265 D

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主筐体内でイオン照射を利用して基体の
    表面に薄膜形成或いはイオン照射を行う真空の処理室
    と、 前記主筐体の上板の開口に設けられたバルブと、 下面が前記バルブ及び前記開口を介して前記処理室に連
    通し,ガイドに沿い,上下動自在に設けられた副筐体
    と、 この副筐体の上板を貫通し,下端部に前記基体のホルダ
    を有し,上下動自在に設けられた回転軸と、 前記ホルダが前記開口の上側,下側に位置するよう前記
    回転軸を上下動する回転軸上下動手段と、 前記副筐体の下端が,前記開口の上側に位置した前記ホ
    ルダの上方に位置する位置と,前記副筐体を前記バルブ
    に当接する位置とに前記副筐体を上下動する副筐体上下
    動手段とを備えたことを特徴とする基体処理装置。
  2. 【請求項2】 主筐体内でイオン照射を利用して基体の
    表面に薄膜形成或いはイオン照射を行う真空の処理室
    と、 前記主筐体の上板の開口に設けられたバルブと、 下面が前記バルブ及び前記開口を介して前記処理室に連
    通した副筐体と、 この副筐体の上板を貫通し,下端部に前記基体のホルダ
    を有し,上下動自在に設けられた回転軸と、 前記ホルダを前記開口の上側,下側に位置するよう前記
    回転軸を上下動する上下動手段と、 前記副筐体に形成された出入口を開閉自在に閉塞した扉
    とを備えたことを特徴とする基体処理装置。
JP9312596A 1996-03-21 1996-03-21 基体処理装置 Pending JPH09256143A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019004351A1 (ja) * 2017-06-28 2019-01-03 株式会社アルバック スパッタ装置

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