JPH0925575A - Ito膜の成膜方法 - Google Patents
Ito膜の成膜方法Info
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- JPH0925575A JPH0925575A JP17327695A JP17327695A JPH0925575A JP H0925575 A JPH0925575 A JP H0925575A JP 17327695 A JP17327695 A JP 17327695A JP 17327695 A JP17327695 A JP 17327695A JP H0925575 A JPH0925575 A JP H0925575A
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- Japan
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- substrate
- film
- temperature
- ito film
- film forming
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板11に低抵抗率のITO膜を、基板11
の温度を低く保持した状態で成膜する。 【解決手段】 圧力勾配型プラズマガン5を使用する活
性化反応蒸着法により基板にITO膜を成膜するに際
し、基板11の温度を、膜の抵抗率が最小値となる温度
を含み、所望の抵抗率が得られる温度領域の低温側温度
から高温側温度までの温度領域内に保持する。
の温度を低く保持した状態で成膜する。 【解決手段】 圧力勾配型プラズマガン5を使用する活
性化反応蒸着法により基板にITO膜を成膜するに際
し、基板11の温度を、膜の抵抗率が最小値となる温度
を含み、所望の抵抗率が得られる温度領域の低温側温度
から高温側温度までの温度領域内に保持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低抵抗率を有する
ITO膜の成膜方法に関するものであり、詳しくは圧力
勾配型プラズマガンを使用する活性化反応蒸着法により
基板にITO膜を成膜するITO膜の成膜方法に関す
る。
ITO膜の成膜方法に関するものであり、詳しくは圧力
勾配型プラズマガンを使用する活性化反応蒸着法により
基板にITO膜を成膜するITO膜の成膜方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術及びその背景】液晶あるいはタッチパネル
等に使用されるITO膜(透明導電性膜)は、その普及
に伴って高性能化の要求が高まっており、特にITO成
膜プロセスの低温化とITO膜の低抵抗率化、さらには
高効率化が強く望まれている。従来、ITO膜を基板等
に成膜するには、真空蒸着あるいはスパッタリング等の
ドライプロセスによる成膜方法が一般的に行われてい
る。
等に使用されるITO膜(透明導電性膜)は、その普及
に伴って高性能化の要求が高まっており、特にITO成
膜プロセスの低温化とITO膜の低抵抗率化、さらには
高効率化が強く望まれている。従来、ITO膜を基板等
に成膜するには、真空蒸着あるいはスパッタリング等の
ドライプロセスによる成膜方法が一般的に行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、真空蒸
着あるいはスパッタリングによるITO膜の成膜方法で
低抵抗率を有するITO膜を得るには、ITOの結晶性
が成膜時の基板温度および成膜速度に依存すること、す
なわち、基板温度を高くする程結晶化が促進され、ま
た、成膜速度を遅くする程ダメージが軽減されることか
ら、基板を高温に保持して成膜する、あるいは成膜速度
を遅くして成膜する必要があり、上記基板が耐熱性の低
いものである場合は1000Å/min以上の成膜速度
で低抵抗率のITO膜を成膜することができなかった。
具体的には、図6に示すように、スパッタリングによっ
て1000Å/min以上の成膜速度で1.5×10-4
Ω・cm以下の抵抗率のITO膜を得るには基板の温度
を約300°C以上としなければならず、耐熱温度の低
い樹脂基板等には上記低抵抗率のITO膜を成膜するこ
とはできなかった。さらに、基板の温度を厳格に管理す
る必要があった。
着あるいはスパッタリングによるITO膜の成膜方法で
低抵抗率を有するITO膜を得るには、ITOの結晶性
が成膜時の基板温度および成膜速度に依存すること、す
なわち、基板温度を高くする程結晶化が促進され、ま
た、成膜速度を遅くする程ダメージが軽減されることか
ら、基板を高温に保持して成膜する、あるいは成膜速度
を遅くして成膜する必要があり、上記基板が耐熱性の低
いものである場合は1000Å/min以上の成膜速度
で低抵抗率のITO膜を成膜することができなかった。
具体的には、図6に示すように、スパッタリングによっ
て1000Å/min以上の成膜速度で1.5×10-4
Ω・cm以下の抵抗率のITO膜を得るには基板の温度
を約300°C以上としなければならず、耐熱温度の低
い樹脂基板等には上記低抵抗率のITO膜を成膜するこ
とはできなかった。さらに、基板の温度を厳格に管理す
る必要があった。
【0004】本発明者らは、圧力勾配型プラズマガンを
使用する活性化反応蒸着法(イオンプレーティング)で
基板上に成膜したITO膜の抵抗率について、成膜時の
基板の温度との関係を種々実験したところ、ITO膜の
抵抗率は、従来の真空蒸着法あるいはスパッタリング法
と同様に成膜時の基板の温度に依存するものの、基板の
温度が特定温度域であるとき、上記抵抗率は最小値とな
る一方、この特定温度域を境に低温側および高温側で増
加すること、および、ITO膜に対するダメージについ
て、成膜速度との関係を考察したところ、成膜速度を速
くしても粒子の運動エネルギーが著しく増加しないとの
知見を得た。
使用する活性化反応蒸着法(イオンプレーティング)で
基板上に成膜したITO膜の抵抗率について、成膜時の
基板の温度との関係を種々実験したところ、ITO膜の
抵抗率は、従来の真空蒸着法あるいはスパッタリング法
と同様に成膜時の基板の温度に依存するものの、基板の
温度が特定温度域であるとき、上記抵抗率は最小値とな
る一方、この特定温度域を境に低温側および高温側で増
加すること、および、ITO膜に対するダメージについ
て、成膜速度との関係を考察したところ、成膜速度を速
くしても粒子の運動エネルギーが著しく増加しないとの
知見を得た。
【0005】本発明は上記知見に基づいてなされたもの
であって、基板に低抵抗率のITO膜を低温でしかも高
効率で成膜できるITO膜の成膜方法を提供することを
目的としている。
であって、基板に低抵抗率のITO膜を低温でしかも高
効率で成膜できるITO膜の成膜方法を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明では、圧力勾配型プラズマガン
を使用する活性化反応蒸着法により基板にITO膜を成
膜するに際し、基板の温度を、膜の抵抗率が最小値とな
る温度を含み、所望の抵抗率が得られる温度領域の低温
側温度から高温側温度までの温度領域内に保持すること
を特徴としている。
に、請求項1に係る発明では、圧力勾配型プラズマガン
を使用する活性化反応蒸着法により基板にITO膜を成
膜するに際し、基板の温度を、膜の抵抗率が最小値とな
る温度を含み、所望の抵抗率が得られる温度領域の低温
側温度から高温側温度までの温度領域内に保持すること
を特徴としている。
【0007】また、請求項2に係る発明では、基板の温
度を140〜220°Cに保持することを特徴としてい
る。
度を140〜220°Cに保持することを特徴としてい
る。
【0008】さらに、請求項3に係る発明では、請求項
1または請求項2に記載の発明において、成膜速度が1
000Å/min以上であることを特徴としている。
1または請求項2に記載の発明において、成膜速度が1
000Å/min以上であることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
に係る実施の形態について説明する。図1に、ITO膜
の抵抗率と成膜時の基板温度の関係を示す。図1から明
らかなように、ITO膜の抵抗率は成膜時の基板11の
温度が特定温度、本実施の形態では約195°C近傍で
あるとき、最小値を示す一方、この特定温度を境にそれ
ぞれ増加する。これは、圧力勾配型プラズマガンによっ
て発生するプラズマビームの活性力が強いことに起因し
ており、上記特定温度以上では成膜時の総合エネルギが
過剰状態となり、ITO膜自体にダメージを与えるた
め、結晶化が阻害されることが原因と考えられる。な
お、従来の真空蒸着法あるいはスパッタリング法に比較
して、低温域で低抵抗率が得られるのは、プラズマビー
ムの活性力が強いため、ITOの結晶化が促進されるこ
とが原因と考えられる。
に係る実施の形態について説明する。図1に、ITO膜
の抵抗率と成膜時の基板温度の関係を示す。図1から明
らかなように、ITO膜の抵抗率は成膜時の基板11の
温度が特定温度、本実施の形態では約195°C近傍で
あるとき、最小値を示す一方、この特定温度を境にそれ
ぞれ増加する。これは、圧力勾配型プラズマガンによっ
て発生するプラズマビームの活性力が強いことに起因し
ており、上記特定温度以上では成膜時の総合エネルギが
過剰状態となり、ITO膜自体にダメージを与えるた
め、結晶化が阻害されることが原因と考えられる。な
お、従来の真空蒸着法あるいはスパッタリング法に比較
して、低温域で低抵抗率が得られるのは、プラズマビー
ムの活性力が強いため、ITOの結晶化が促進されるこ
とが原因と考えられる。
【0010】したがって、例えば、ITO膜の所望抵抗
値が1.5×10-4Ω・cm以下であれば、成膜時の基
板11の温度を140〜220°Cの間で維持すれば良
い。また、上記所望抵抗値が1.3×10-4Ω・cm以
下であれば、成膜時の基板11の温度を170〜210
°Cの間で維持すれば良い。
値が1.5×10-4Ω・cm以下であれば、成膜時の基
板11の温度を140〜220°Cの間で維持すれば良
い。また、上記所望抵抗値が1.3×10-4Ω・cm以
下であれば、成膜時の基板11の温度を170〜210
°Cの間で維持すれば良い。
【0011】図2は、本発明に係るITO膜の成膜方法
を行うITO膜の成膜装置1を示している。上記成膜装
置1は、概略、チャンバー2内の底部に配置したるつぼ
3と、上記チャンバー2の側壁に取り付けられた圧力勾
配型プラズマガン5と、上記チャンバー2内の上部に配
置された基板支持ホルダ6及び基板加熱ヒータ7によっ
て構成されている。なお、上記圧力勾配型プラズマガン
5はマイナスの直流電源4に接続されている。また、上
記るつぼ3と上記基板ホルダ6との間にはマスフローコ
ントローラ8を介して図示しない反応ガス供給装置に接
続された反応ガスの供給ノズル9が配置されている。さ
らに、上記チャンバー2は図示しない真空排気装置に接
続され、所定の真空度に維持されるようになっている。
を行うITO膜の成膜装置1を示している。上記成膜装
置1は、概略、チャンバー2内の底部に配置したるつぼ
3と、上記チャンバー2の側壁に取り付けられた圧力勾
配型プラズマガン5と、上記チャンバー2内の上部に配
置された基板支持ホルダ6及び基板加熱ヒータ7によっ
て構成されている。なお、上記圧力勾配型プラズマガン
5はマイナスの直流電源4に接続されている。また、上
記るつぼ3と上記基板ホルダ6との間にはマスフローコ
ントローラ8を介して図示しない反応ガス供給装置に接
続された反応ガスの供給ノズル9が配置されている。さ
らに、上記チャンバー2は図示しない真空排気装置に接
続され、所定の真空度に維持されるようになっている。
【0012】上記基板ホルダ6は図示しないモータによ
り矢印方向に回転するようになっている。また、基板ホ
ルダ6の近傍には温度計10が設けられ、上記基板ホル
ダ6に取り付けられた基板11の温度を測定するととも
に、後述する制御装置12にその情報を出力するように
なっている。
り矢印方向に回転するようになっている。また、基板ホ
ルダ6の近傍には温度計10が設けられ、上記基板ホル
ダ6に取り付けられた基板11の温度を測定するととも
に、後述する制御装置12にその情報を出力するように
なっている。
【0013】上記基板加熱ヒータ7は、成膜処理される
基板11を所定温度に保持するために設けられたもの
で、制御装置12によって制御されるようになってい
る。また、上記制御装置12には上記温度計10の測定
値(基板11の温度)がフィードバックされるようにな
っている。なお、基板11を加熱する手段はヒータ7に
限るものではなく、制御装置12で制御可能であれば、
抵抗加熱装置、レーザ加熱装置等であっても良い。
基板11を所定温度に保持するために設けられたもの
で、制御装置12によって制御されるようになってい
る。また、上記制御装置12には上記温度計10の測定
値(基板11の温度)がフィードバックされるようにな
っている。なお、基板11を加熱する手段はヒータ7に
限るものではなく、制御装置12で制御可能であれば、
抵抗加熱装置、レーザ加熱装置等であっても良い。
【0014】上記構成からなる成膜装置1でITO膜
を、例えば、ガラス基板11に成膜するには、基板ホル
ダ6にガラス基板11を取り付け、チャンバー2内を約
10-5〜10-6Torrに真空排気する。なお、るつぼ
3にはIn/Sn酸化物(または、In/Sn金属)か
らなる蒸発材料13が収容されている。そして、圧力勾
配型プラズマガン5は、上記プラズマガン5の出力が1
00Aになるように供給電圧を調節する。この際、プラ
ズマガン5からチャンバー2内にArガスを約50sc
cmの流量で供給し、チャンバーを約10-3〜10-4T
orrの圧力に調整する。
を、例えば、ガラス基板11に成膜するには、基板ホル
ダ6にガラス基板11を取り付け、チャンバー2内を約
10-5〜10-6Torrに真空排気する。なお、るつぼ
3にはIn/Sn酸化物(または、In/Sn金属)か
らなる蒸発材料13が収容されている。そして、圧力勾
配型プラズマガン5は、上記プラズマガン5の出力が1
00Aになるように供給電圧を調節する。この際、プラ
ズマガン5からチャンバー2内にArガスを約50sc
cmの流量で供給し、チャンバーを約10-3〜10-4T
orrの圧力に調整する。
【0015】次に、反応ガスであるO2ガスを供給ノズ
ル9から供給する。このO2ガスは、チャンバー2内に
存在する水分の量によってその供給量が左右されるの
で、成膜中の酸素分圧が最大1×10-4Torr以下と
なるようにマスフローコントローラ8を調節する。
ル9から供給する。このO2ガスは、チャンバー2内に
存在する水分の量によってその供給量が左右されるの
で、成膜中の酸素分圧が最大1×10-4Torr以下と
なるようにマスフローコントローラ8を調節する。
【0016】そして、上記基板11は、成膜状態におい
てその温度が140〜220°Cに保持されるように、
ヒータ7で加熱される。基板の温度を140〜220℃
の間に保持するのは、図1に示すように、140℃以下
および220℃以上では、ITO膜の抵抗率が1.5×
10-4Ω・cm以下にならないからである。
てその温度が140〜220°Cに保持されるように、
ヒータ7で加熱される。基板の温度を140〜220℃
の間に保持するのは、図1に示すように、140℃以下
および220℃以上では、ITO膜の抵抗率が1.5×
10-4Ω・cm以下にならないからである。
【0017】以上の条件下において、上記圧力勾配型プ
ラズマガン5を作動させてプラズマビーム14をるつぼ
3の蒸発材料13に収束させる。加熱・蒸発した蒸発材
料13はO2ガスと反応し、基板ホルダ6に支持されて
回転する基板11にITO膜を形成する。この際、成膜
速度は1000Å/minであり、基板11には1.5
×10-4Ω・cm以下の抵抗率のITO膜が形成され
る。なお、プラズマガン5の出力を増加させれば成膜速
度は上昇させることができ、例えば、プラズマガン5の
出力を150Aとすれば、1500Å/minの成膜速
度で、1.5×10-4Ω・cm以下の抵抗値を有するI
TO膜を得ることができる。成膜速度を1000Å/m
in以上で処理するのは、実操業上における効率性ある
いは生産性を考慮することによる。
ラズマガン5を作動させてプラズマビーム14をるつぼ
3の蒸発材料13に収束させる。加熱・蒸発した蒸発材
料13はO2ガスと反応し、基板ホルダ6に支持されて
回転する基板11にITO膜を形成する。この際、成膜
速度は1000Å/minであり、基板11には1.5
×10-4Ω・cm以下の抵抗率のITO膜が形成され
る。なお、プラズマガン5の出力を増加させれば成膜速
度は上昇させることができ、例えば、プラズマガン5の
出力を150Aとすれば、1500Å/minの成膜速
度で、1.5×10-4Ω・cm以下の抵抗値を有するI
TO膜を得ることができる。成膜速度を1000Å/m
in以上で処理するのは、実操業上における効率性ある
いは生産性を考慮することによる。
【0018】また、ガラス基板上に1500Å/min
の成膜速度で、かつ、2.3×10-4Torrの圧力下
で基板の温度を155°C、195°C、215°Cで
成膜したところ、それぞれ1.4×10-4Ω・cm、
1.15×10-4Ω・cm、1.35×10-4Ω・cm
の抵抗値を有するITO膜を得ることができた。
の成膜速度で、かつ、2.3×10-4Torrの圧力下
で基板の温度を155°C、195°C、215°Cで
成膜したところ、それぞれ1.4×10-4Ω・cm、
1.15×10-4Ω・cm、1.35×10-4Ω・cm
の抵抗値を有するITO膜を得ることができた。
【0019】なお、成膜装置1としては上記したものに
限るものではなく、図3、4、5に示す成膜装置20、
40、60であってもよい。
限るものではなく、図3、4、5に示す成膜装置20、
40、60であってもよい。
【0020】図3に示す成膜装置20は、複数の基板1
1を連続的に成膜する水平通過式の成膜装置である。チ
ャンバー21内の上部には複数のヒータ7が配置される
とともに、基板11の進行方向上流側にはヒータ7を有
するロードロックチャンバー22が接続してあり、基板
11の進行方向下流側にはアンロードロックチャンバー
23が接続してある。また、ロードロックチャンバー2
2とアンロードロックチャンバー23はそれぞれ仕切り
バルブ24、25により区画され、上記ロードロックチ
ャンバー22の基板装入口26及びアンロードロックチ
ャンバー23の基板排出口27にはそれぞれ仕切りバル
ブ28、29が設けてある。
1を連続的に成膜する水平通過式の成膜装置である。チ
ャンバー21内の上部には複数のヒータ7が配置される
とともに、基板11の進行方向上流側にはヒータ7を有
するロードロックチャンバー22が接続してあり、基板
11の進行方向下流側にはアンロードロックチャンバー
23が接続してある。また、ロードロックチャンバー2
2とアンロードロックチャンバー23はそれぞれ仕切り
バルブ24、25により区画され、上記ロードロックチ
ャンバー22の基板装入口26及びアンロードロックチ
ャンバー23の基板排出口27にはそれぞれ仕切りバル
ブ28、29が設けてある。
【0021】上記成膜装置20では、ロードロックチャ
ンバー22の装入口26から図示しない基板ホルダに取
り付けられた基板11は、ロードロックチャンバー22
内に装入され、ここでヒータ7により予熱される。ロー
ドロックチャンバー22内は、真空排気された後、仕切
りバルブ24を開いてチャンバー21内に基板11を搬
送する。そして、ITO膜が成膜された基板11は、ア
ンロードロックチャンバー23に搬送されて基板排出口
27から取り出される。なお、その後、アンロードロッ
クチャンバー23内は真空排気される。上記成膜装置2
0について、他の構成部分及び詳細な成膜方法について
は上記成膜装置1と同様であるので、同一構成部分につ
いては同一符号を付して説明を省略する。なお、上記基
板11の幅が広い場合、プラズマビーム14を基板11
の幅方向にシート状に変形させれば、基板11には幅方
向に均一な膜が形成される。
ンバー22の装入口26から図示しない基板ホルダに取
り付けられた基板11は、ロードロックチャンバー22
内に装入され、ここでヒータ7により予熱される。ロー
ドロックチャンバー22内は、真空排気された後、仕切
りバルブ24を開いてチャンバー21内に基板11を搬
送する。そして、ITO膜が成膜された基板11は、ア
ンロードロックチャンバー23に搬送されて基板排出口
27から取り出される。なお、その後、アンロードロッ
クチャンバー23内は真空排気される。上記成膜装置2
0について、他の構成部分及び詳細な成膜方法について
は上記成膜装置1と同様であるので、同一構成部分につ
いては同一符号を付して説明を省略する。なお、上記基
板11の幅が広い場合、プラズマビーム14を基板11
の幅方向にシート状に変形させれば、基板11には幅方
向に均一な膜が形成される。
【0022】図4に示す成膜装置40は、垂直通過式の
成膜装置であって、同時に2枚の基板11に成膜できる
ようにチャンバー41の両側に、圧力勾配型プラズマガ
ン5等をそれぞれ設けたものである。チャンバー41の
中央部上下には連通部42、43が突出して設けてあ
り、これら連通部42、43には、それぞれ仕切りバル
ブ44と45を介してロードロックチャンバー46とア
ンロードロックチャンバー47とが接続してある。ま
た、上記ロードロックチャンバー46の基板装入口48
には仕切りバルブ49が設けてあり、アンロードロック
チャンバー47の基板排出口50には仕切りバルブ51
が設けてある。
成膜装置であって、同時に2枚の基板11に成膜できる
ようにチャンバー41の両側に、圧力勾配型プラズマガ
ン5等をそれぞれ設けたものである。チャンバー41の
中央部上下には連通部42、43が突出して設けてあ
り、これら連通部42、43には、それぞれ仕切りバル
ブ44と45を介してロードロックチャンバー46とア
ンロードロックチャンバー47とが接続してある。ま
た、上記ロードロックチャンバー46の基板装入口48
には仕切りバルブ49が設けてあり、アンロードロック
チャンバー47の基板排出口50には仕切りバルブ51
が設けてある。
【0023】上記構成からなる成膜装置40では、基板
装入口48で図示しない2つの基板ホルダにそれぞれ取
り付けられた2枚の基板11は、チャンバー41に搬送
され、ITO膜が成膜される。そして、上記基板11は
基板排出口50に搬送されて排出口50から取り出され
る。上記成膜装置40について、他の構成部分及び詳細
な成膜方法については上記成膜装置1と同様であるの
で、同一構成部分については同一符号を付して説明を省
略する。
装入口48で図示しない2つの基板ホルダにそれぞれ取
り付けられた2枚の基板11は、チャンバー41に搬送
され、ITO膜が成膜される。そして、上記基板11は
基板排出口50に搬送されて排出口50から取り出され
る。上記成膜装置40について、他の構成部分及び詳細
な成膜方法については上記成膜装置1と同様であるの
で、同一構成部分については同一符号を付して説明を省
略する。
【0024】図5に示す成膜装置60は、可撓性の基板
材料、例えば、フィルム基板61にITO膜を成膜する
もので、チャンバー62の上部に該チャンバー62に連
通する基板収容チャンバー63を設け、この基板収容チ
ャンバー63の内部にフィルム基板61の送り出しロー
ル64と巻き取りロール65を配置する。また、両ロー
ル64、65の中間位置及び送り出しロール64の近傍
にはヒータ7が配置してある。
材料、例えば、フィルム基板61にITO膜を成膜する
もので、チャンバー62の上部に該チャンバー62に連
通する基板収容チャンバー63を設け、この基板収容チ
ャンバー63の内部にフィルム基板61の送り出しロー
ル64と巻き取りロール65を配置する。また、両ロー
ル64、65の中間位置及び送り出しロール64の近傍
にはヒータ7が配置してある。
【0025】上記構成からなる成膜装置60では、送り
出しロール64から送り出され、ヒータ7で予備加熱さ
れたフィルム基板61にITO膜が成膜される。また、
成膜されたフィルム基板61は上記巻き取りロール65
で巻き取られる。上記成膜装置60において、他の構成
部分及び成膜方法については上記成膜装置1と同様であ
るので、同一構成部分については同一符号を付して説明
を省略する。なお、上記フィルム基板41はヒータ7に
よって加熱される。
出しロール64から送り出され、ヒータ7で予備加熱さ
れたフィルム基板61にITO膜が成膜される。また、
成膜されたフィルム基板61は上記巻き取りロール65
で巻き取られる。上記成膜装置60において、他の構成
部分及び成膜方法については上記成膜装置1と同様であ
るので、同一構成部分については同一符号を付して説明
を省略する。なお、上記フィルム基板41はヒータ7に
よって加熱される。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る圧力勾配型プラズマガンを使用する活性化反応蒸
着法でのITO膜の成膜方法では、従来のスパッタリン
グ等の成膜方法と比較して、同程度の低抵抗率のITO
膜を得る場合であっても、基板の保持温度は広範囲が採
用でき、それだけ基板の温度管理が容易になるととも
に、低い保持温度で成膜できる。したがって、耐熱温度
の低い基板であっても成膜できるので基板を形成する材
料の選択の幅が飛躍的に広がる。
に係る圧力勾配型プラズマガンを使用する活性化反応蒸
着法でのITO膜の成膜方法では、従来のスパッタリン
グ等の成膜方法と比較して、同程度の低抵抗率のITO
膜を得る場合であっても、基板の保持温度は広範囲が採
用でき、それだけ基板の温度管理が容易になるととも
に、低い保持温度で成膜できる。したがって、耐熱温度
の低い基板であっても成膜できるので基板を形成する材
料の選択の幅が飛躍的に広がる。
【0027】また、基板の温度を140〜220°Cに
保持してITO膜を成膜すれば、1.5×10-4Ω・c
m以下の低抵抗率を有するITO膜が得られる。
保持してITO膜を成膜すれば、1.5×10-4Ω・c
m以下の低抵抗率を有するITO膜が得られる。
【0028】さらに、成膜速度を1000Å/min以
上とすれば、上記ITO膜が高効率に成膜できる。
上とすれば、上記ITO膜が高効率に成膜できる。
【図1】 圧力勾配型プラズマガンを使用してITO膜
を基板に成膜した場合における成膜時の基板の温度と膜
の電気抵抗率との関係を示すグラフである。
を基板に成膜した場合における成膜時の基板の温度と膜
の電気抵抗率との関係を示すグラフである。
【図2】 本発明のITO膜の成膜方法が適用される成
膜装置である。
膜装置である。
【図3】 本発明のITO膜の成膜方法が適用される第
2の実施の形態に係る成膜装置である。
2の実施の形態に係る成膜装置である。
【図4】 本発明のITO膜の成膜方法が適用される第
3の実施の形態に係る成膜装置である。
3の実施の形態に係る成膜装置である。
【図5】 本発明のITO膜の成膜方法が適用される第
4の実施の形態に係る成膜装置である。
4の実施の形態に係る成膜装置である。
【図6】 スパッタリングによりITO膜を基板に成膜
した場合における成膜時の基板の温度と膜の電気抵抗率
との関係を示すグラフである。
した場合における成膜時の基板の温度と膜の電気抵抗率
との関係を示すグラフである。
1…成膜装置、2…チャンバー、3…るつぼ、5…圧力
勾配型プラズマガン、7…基板加熱ヒータ、11…基
板、12…制御装置、13…蒸発材料。
勾配型プラズマガン、7…基板加熱ヒータ、11…基
板、12…制御装置、13…蒸発材料。
Claims (3)
- 【請求項1】 圧力勾配型プラズマガンを使用する活性
化反応蒸着法により基板にITO膜を成膜するに際し、
基板の温度を、膜の抵抗率が最小値となる温度を含み、
所望の抵抗率が得られる温度領域の低温側温度から高温
側温度までの温度領域内に保持することを特徴とするI
TO膜の成膜方法。 - 【請求項2】 基板の温度を140〜220°Cに保持
することを特徴とする請求項1に記載のITO膜の成膜
方法。 - 【請求項3】 成膜速度が1000Å/min以上であ
ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のI
TO膜の成膜方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17327695A JPH0925575A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | Ito膜の成膜方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17327695A JPH0925575A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | Ito膜の成膜方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0925575A true JPH0925575A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=15957454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17327695A Pending JPH0925575A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | Ito膜の成膜方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0925575A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005013290A1 (ja) * | 2003-07-30 | 2005-02-10 | Central Glass Company, Limited | Ito透明導電膜付き基板およびその製法 |
| KR100736664B1 (ko) * | 2004-11-25 | 2007-07-06 | 샌트랄 글래스 컴퍼니 리미티드 | Ito 투명 전도성 필름을 포함하는 기판 및 그 제조 방법 |
| JP2010084153A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-04-15 | Mitsubishi Materials Corp | 成膜方法および成膜装置 |
| JP2014506960A (ja) * | 2011-02-21 | 2014-03-20 | ツェーテーエフ・ゾラール・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 基体のコーティングのための方法および装置 |
| US9508613B2 (en) | 2013-08-19 | 2016-11-29 | Samsung Display Co., Ltd. | Method for testing susceptor of chemical vapor deposition apparatus and method for manufacturing organic light emitting display apparatus by using the same |
-
1995
- 1995-07-10 JP JP17327695A patent/JPH0925575A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005013290A1 (ja) * | 2003-07-30 | 2005-02-10 | Central Glass Company, Limited | Ito透明導電膜付き基板およびその製法 |
| JP2005050730A (ja) * | 2003-07-30 | 2005-02-24 | Central Glass Co Ltd | Ito透明導電膜付き基板およびその製法 |
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| US9508613B2 (en) | 2013-08-19 | 2016-11-29 | Samsung Display Co., Ltd. | Method for testing susceptor of chemical vapor deposition apparatus and method for manufacturing organic light emitting display apparatus by using the same |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050128 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
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| A02 | Decision of refusal |
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