JPH09255002A

JPH09255002A - 手提げ袋

Info

Publication number: JPH09255002A
Application number: JP9582696A
Authority: JP
Inventors: Masamitsu Yamaguchi; 正光山口
Original assignee: TAC Corp
Current assignee: TAC Corp
Priority date: 1996-03-27
Filing date: 1996-03-27
Publication date: 1997-09-30

Abstract

(57)【要約】【課題】本発明の目的は、従来構造の手提げ袋よりも
把手部分や開口部の強度を持たせることができる新規構
造の手提げ袋を提供することにある。【解決手段】合成樹脂フィルム製袋本体の相対向する
前面シート及び後面シートの上側開放縁の近傍中央部に
おいて、前面シートと後面シートのいずれか一方または
両方にシール用テープをヒートシールして取り付け、前
記シート及び前記シール用テープに把手穴を穿設したも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は各種の品物を入れて
手に提げて携帯する手提げ袋に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の手提げ袋には、タイプの
異なるものがいくつかあった。例えば、図７に示すよう
に、ボトムシール式手提げ袋において、ポリエチレン等
の合成樹脂フィルム製の袋本体５１の相対向する前面シ
ート５２及び後面シート５３の前側開口縁部及び後側開
口縁部の中心部に把手穴５４を単に穿設するように形成
したものがあった。

【０００３】また、図８に示すように、サイドシール式
手提げ袋において、ポリエチレン等の合成樹脂フィルム
製のサイドシール式袋本体６１のシート材を二つ折りに
し、その相対向する前面シート６２及び後面シート６３
の上側開放縁におのおの前側折返し片６４及び後側折返
し片６５を内向きに折設し、この前側折返し片３４及び
後側折返し片６５を含めた前面シート６２及び後面シー
ト６３の両側開放縁近傍を接着手段や溶着手段等でそれ
ぞれ接合６８し、前面及び後面シート６２、６３の上方
において、前面シート６２と前側折返し片６４及び後面
シート６３と後側折返し片６５にヒートシール６９を施
して接合し、前面シート６２から後面シート６３にかけ
て把手穴６６、６７を穿設するように形成したものがあ
った。

【０００４】さらに、図９に示すように、サイドシール
式手提げ袋において、合成樹脂フィルム製袋本体７１の
シート材を二つ折りにし、その相対向する前面シート７
２及び後面シート７３の上側開放縁におのおの前側折返
し片７４及び後側折返し片７５を内向きに折設し、この
前側折返し片７４及び後側折返し片７５を含めた前面シ
ート７２及び後面シート７３の両側開放縁近傍を接着手
段や溶着手段等でそれぞれ接合７３して、前側折返し片
７４側の下向き袋状の前側開口縁部を差し込み部７６と
し、かつ後側折返し片７５側の下向き袋状の後側開口縁
部を口部閉塞用の蓋部７７とし、この差込部７６及び蓋
部７７の中心部には把手穴７８、７９を穿設し、この差
込部７６側の把手穴７８の周縁部を適宜間隔にヒートシ
ール７２すると共に、差込部７６の両側端部には、適数
個の仮止め片８０が上下方向に適宜間隔に有する切り込
み部８１をそれぞれ設けたものがあった。（実公平２−
２３５６３号公報）

【０００５】使用時には、図９（Ｃ）に示すように、袋
本体７１の内部に品物を入れた後、差込部７６を前方へ
引っ張って各仮止め片８０を切断して、差込部７６を両
側端部の各切り込み部８１から切り裂き、この差込部７
６を蓋部７７の中に下方から差し込むことにより、袋本
体７１の口部を蓋部７７で閉塞できるため、口部の強度
が強く口部の型くずれを防止できるものである。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の手提げ袋は、把手部分及び開口部の強度が図７より
は図８の方がさらに図８よりは図９の方が強くなってい
るが、いずれのタイプも十分な強度を持っているとはい
えず、重い品物を入れると把手の部分が破れたり口部が
型くずれしたりして、使用できなくなったり外観上の体
裁が悪くなったりするという問題があった。

【０００７】本発明の目的は、上記した従来構造の手提
げ袋よりも把手部分や開口部の強度を持たせることがで
きる新規構造の手提げ袋を提供することにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明に係る手提げ袋
は、合成樹脂フィルム製袋本体の相対向する前面シート
及び後面シートの上側開放縁の近傍中央部において、前
面シートと後面シートのいずれか一方または両方にシー
ル用テープをヒートシールして取り付け、前記シート及
び前記シール用テープに把手穴を穿設したものである。

【０００９】また、本発明に係る手提げ袋は、合成樹脂
フィルム製袋本体の相対向する前面シート及び後面シー
トの上側開放縁におのおの前側折返し片及び後側折返し
片を内向きに折設し、前記前面シートと前記前側折返し
片の間及び前記後面シートと前記後側折返し片の間のい
ずれか一方または両方にシール用テープを挿入し、前記
前面シートから前記後面シートにかけて把手穴を穿設
し、前記シール用テープが挿入されたシート側の把手周
縁部を適宜間隔にヒートシールを施したものである。

【００１０】また、本発明に係る手提げ袋は、合成樹脂
フィルム製袋本体の相対向する前面シート及び後面シー
トの上側開放縁におのおの前側折返し片及び後側折返し
片を内向きに折設し、前記前側折返し片及び前記後側折
返し片のいずれか一方または両方の内側にシール用テー
プを当てて適宜間隔にヒートシールを施し、前記前面シ
ートから前記後面シートにかけて把手穴を穿設したもの
である。

【００１１】また、本発明に係る手提げ袋は、合成樹脂
フィルム製袋本体の相対向する前面シート及び後面シー
トの上側開放縁におのおの前側折返し片及び後側折返し
片を内向きに折設し、前記前側折返し片側の前側開口縁
部を差込部としかつ前記後側折返し片側の後側開口縁部
を口部閉塞用の蓋部とし、前記差込部の前面シートと前
記前側折返し片の間にシール用テープを挿入し、前記差
込部及び前記蓋部の中心部付近に把手穴を穿設し、前記
差込部の把手周縁部を適宜間隔にヒートシールを施し、
さらに、前記差込部の両側端部には、適数個の仮止め片
が上下方向に適宜間隔に有する切り込み部をそれぞれ設
けたものである。

【００１２】また、本発明に係る手提げ袋は、合成樹脂
フィルム製袋本体の相対向する前面シート及び後面シー
トの上側開放縁におのおの前側折返し片及び後側折返し
片を内向きに折設し、前記前側折返し片側の前側開口縁
部を差込部としかつ前記後側折返し片側の後側開口縁部
を口部閉塞用の蓋部とし、前記差込部の前記前側折返し
片の内側にシール用テープを当てて適宜間隔にヒートシ
ールを施し、前記差込部及び前記蓋部の中心部付近に把
手穴を穿設し、前記差込部の両側端部には、適数個の仮
止め片が上下方向に適宜間隔に有する切り込み部をそれ
ぞれ設けたものである。

【００１３】

【作用】手提げ袋において、合成樹脂フィルム製袋本体
の前面シート及び後面シートに、その両側縁にわたる長
さかまたは前面シート及び後面シートに穿設すべき把手
穴の周縁部にわたる長さのシール用テープをヒートシー
ルで取り付け、取り付け後のシート及びシール用テープ
に所定位置の把手穴を穿設する。このシール用テープの
存在により把手がさらに強化され、少々重い品物を入れ
ても把手が破れたり口部が型くずれしたりする虞がな
い。

【００１４】

【発明の実施の形態】本発明に係る手提げ袋の実施例を
図面に基づいて説明する。図１は本発明の手提げ袋の第
１の実施例であるボトムシール式手提げ袋の概略図を示
し、（Ａ）は斜視図、（Ｂ）は要部縦断面図、（Ｃ）は
要部正面図である。図１において、ポリエチレン等の合
成樹脂フィルム製からなる円筒状の袋本体１のシート材
の底部をシールし、その相対向する前面シート２及び後
面シート３の上側開放縁の近傍中央部の内側にそれぞれ
シート材より強度のある合成樹脂フィルム等からなるシ
ール用テープ６、７を当てて適宜間隔にヒートシール８
を施して接合する。次いで、接合された前面シート２及
びシール用テープ６と、接合された後面シート３及びシ
ール用テープ７の各中央部に把手穴４、５を穿設する。

【００１５】このようにして製作されたボトムシール式
手提げ袋においては、シール用テープ６、７の存在によ
り把手部分の強度が増し、重い品物を入れても把手部分
が破損することが少なくなる。なお、上記の説明ではシ
ール用テープを、前面シート２と後面シート３の両方に
接合した例を示したが、これに限らずいずれか一方のみ
に接合しても良い。また、シール用テープ６、７は、把
手周縁部にわたる長さになっているが、これに限らずシ
ートの両側縁にわたる長さにしても良く、この場合は口
部の強度も増し口部の型くずれの発生を軽減することが
できる。

【００１６】

【実施例】次に、本発明に係る手提げ袋の第２の実施例
を図面に基づいて説明する。図２は本発明の手提げ袋の
第２の実施例であるサイドシール式手提げ袋の概略図を
示し、（Ａ）は斜視図、（Ｂ）は要部縦断面図、（Ｃ）
は要部正面図である。図２において、ポリエチレン等の
合成樹脂フィルム製袋本体２１のシート材を二つ折りに
し、その相対向する前面シート２２及び後面シート２３
の両側開放縁近傍を接着手段や溶着手段でそれぞれ接合
２８し、さらに前面シート２２及び後面シート２３の上
側開放縁の近傍中央部の内側にそれぞれシート材より強
度のある合成樹脂フィルム等からなるシール用テープ２
４、２５を当てて適宜間隔にヒートシール２９を施して
接合する。次いで、接合された前面シート２２及びシー
ル用テープ２４と、接合された後面シート２３及びシー
ル用テープ２５の各中央部に把手穴２６、２７を穿設す
る。

【００１７】このようにして製作されたサイドシール式
手提げ袋においては、シール用テープ２４、２５の存在
により把手部分の強度が増し、重い品物を入れても把手
部分が破損することが少なくなる。なお、上記の説明で
はシール用テープを、前面シート２２と後面シート２３
の両方に接合した例を示したが、これに限らずいずれか
一方のみに接合しても良い。また、シール用テープ２
４、２５は、把手周縁部にわたる長さになっているが、
これに限らずシートの両側縁にわたる長さにしても良
く、この場合は口部の強度も増し口部の型くずれの発生
を軽減することができる。

【００１８】次に、本発明に係る手提げ袋の第３の実施
例を図面に基づいて説明する。図３は本発明の手提げ袋
の第３の実施例であるサイドシール式手提げ袋の概略図
を示し、（Ａ）は斜視図、（Ｂ）は要部縦断面図であ
る。図３において、ポリエチレン等の合成樹脂フィルム
製袋本体２１のシート材を二つ折りにし、その相対向す
る前面シート２２及び後面シート２３の上側開放縁にお
のおの前側折返し片３０及び後側折返し片３１を内向き
に折り曲げ、この前側折返し片３０及び後側折返し片３
１を含めた前面シート２２及び後面シート２３の両側開
放縁近傍を接着手段や溶着手段等でそれぞれ接合２８し
て、前面シート２２と前側折返し片３０の間及び後面シ
ート２３と後側折返し片３１の間にそれぞれシート材よ
りも強度のある合成樹脂フィルム等からなるシール用テ
ープ２４、２５を挿入し、前側折返し片３０の先端付近
を前面シート２２の内側にヒートシール３２しかつ後側
折返し片３１の先端付近を後面シート２３の内側にヒー
トシール３２してそれぞれ接合する。

【００１９】また、前面シート２２の上側中央部付近に
おいて、前面シート２２、シール用テープ２４及び前側
折返し片３０の３枚を適宜間隔にヒートシール２９を施
して接合し、同様に、後面シート２３の上側中央部付近
において、後面シート２３、シール用テープ２５及び後
側折返し片３１の３枚を適宜間隔にヒートシール２９を
施して接合し、前面シート２２から後面シート２３にか
けて中心部付近に把手穴２６、２７を穿設し、さらに、
前面及び後面シート２２、２３の上方両側開放縁近傍に
おいて、前面シート２２、シール用テープ２４、前側折
返し片３０、後側折返し片３１、シール用テープ２５及
び後面シート２３の６枚を適宜間隔に強度のヒートシー
ル３３を施して接合する。

【００２０】なお、上記の説明ではシール用テープを、
前面シート２２と後面シート２３の両方に挿入した例を
示したが、これに限らずいずれか一方のみに挿入しても
良い。図３の構成による手提げ袋は、シートと折返し片
間に挿入されたシール用テープの存在により把手部分及
び口部の強度が増し、把手部分の破損や口部の型くずれ
の発生を軽減することができる。

【００２１】次に、図４は、本発明の手提げ袋の第４の
実施例であるサイドシール式手提げ袋の概略図を示し、
（Ａ）は斜視図、（Ｂ）は要部縦断面図である。図４の
手提げ袋は、図３に示した手提げ袋とほぼ同じ構成にな
っているが、シール用テープ２４、２５の寸法と取付位
置が異なる。すなわち、シール用テープ２６、２７がそ
れぞれ、図３では前面シート２２及び後面シート２３の
両側縁にわたる長さになっていると共に、前面シート２
２と前側折返し片３０の間及び後面シート２３と後側折
返し片３１の間に挿入されているのに対して、図４では
把手穴２６、２７の周縁部にわたる長さに限られると共
に、前側折返し片３０及び後側折返し片３１の内側に当
てて適宜間隔にヒートシール２９を施して取り付ける。
なお、シール用テープは２４または２５のいずれか一方
のみだけでも良い。この構成ではシール用テープ２４、
２５の材料コストが安くなり主に把手部分の強度が上が
る。

【００２２】さらに、図５は、本発明の手提げ袋の第５
の実施例であるサイドシール式手提げ袋の概略図を示
し、（Ａ）は斜視図、（Ｂ）は要部縦断面図、（Ｃ）は
使用状態の要部縦断面図である。図５において、ポリエ
チレン等の合成樹脂フィルム製袋本体２１のシート材を
二つ折りにし、その相対向する前面シート２２及び後面
シート２３の上側開放縁におのおの前側折返し片３０及
び後側折返し片３１を内向きに折り曲げ、この前側折返
し片３０及び後側折返し片３１を含めた前面シート２２
及び後面シート２３の両側開放縁近傍を接着手段や溶着
手段等でそれぞれ接合２８して、この前面シート２２と
前側折返し片３０の間にシート材より強度のある合成樹
脂フィルム等からなるシール用テープ２４を挿入し、前
側折返し片３０側の下向き袋状の前側開口縁部を差し込
み部３４としかつ後側折返し片３１側の下向き袋状の後
側開口縁部を口部閉塞用の蓋部３５とし、前面及び後面
シート２２、２３の上方両側開放縁近傍において、前面
シート２２、シール用テープ２４、前側折返し片３０、
後側折返し片３１及び後面シート２３の５枚を適宜間隔
に強度のヒートシール３３を施して接合する。

【００２３】また、前面シート２２の上側中央部付近に
おいて、前面シート２２、シール用テープ２４及び前側
折返し片３０の３枚を適宜間隔にヒートシール２９を施
して接合し、前面シート２２から後面シート２３にかけ
て中心部付近に把手穴２６、２７を穿設し、さらに、差
込部３４の両側端部には、適数個の仮止め片３６が上下
方向に適宜間隔に有する切り込み部３７をそれぞれ設け
る。

【００２４】使用時には、図５（Ｃ）に示すように、袋
本体２１の内部に品物を入れた後、差込部３４を前方へ
引っ張って各仮止め片３６を切断して、差込部３４を両
側端部の各切り込み部３７から切り裂き、この差込部３
４を蓋部３５の中に下方から差し込むことにより、袋本
体２１の口部を蓋部３５で閉塞できる。

【００２５】図５の構成の手提げ袋は、シートと折返し
片間に挿入されたシール用テープの存在により把手部分
及び口部の強度が増し、把手部分の破損や口部の型くず
れの発生を軽減することができる。

【００２６】次に、図６は、本発明の手提げ袋の第６の
実施例であるサイドシール式手提げ袋の概略図を示し、
（Ａ）は斜視図、（Ｂ）は要部縦断面図、（Ｃ）は使用
状態の要部縦断面図である。図６の手提げ袋は、図５に
示した手提げ袋とほぼ同じ構成になっているが、シール
用テープ２４の寸法と取付位置が異なる。すなわち、シ
ール用テープ２４がそれぞれ、図５では前面シート２２
の両側縁にわたる長さになっていると共に、前面シート
２２と前側折返し片３０の間に挿入されているのに対し
て、図６では把手穴２６の周縁部にわたる長さに限られ
ると共に、前側折返し片３０の内側に当てて適宜間隔に
ヒートシール２９を施して取り付ける。この構成ではシ
ール用テープ２４の材料コストが安くなり主に把手部分
の強度が上がる。

【００２７】

【発明の効果】本発明に係る手提げ袋によれば、シール
用テープの存在により把手部分や口部の強度が従来品よ
りさらに強化され、重い品物を入れても把手が破れにく
くかつ口部が型くずれしにくくなる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の手提げ袋の一実施例であるボトムシー
ル式手提げ袋の概略図を示し、（Ａ）は斜視図、（Ｂ）
は要部縦断面図、（Ｃ）は要部正面図である。

【図２】本発明の手提げ袋の第２の実施例であるサイド
シール式手提げ袋の概略図を示し、（Ａ）は斜視図、
（Ｂ）は要部縦断面図、（Ｃ）は要部正面図である。

【図３】本発明の手提げ袋の第３の実施例であるサイド
シール式手提げ袋の概略図を示し、（Ａ）は斜視図、
（Ｂ）は要部縦断面図である。

【図４】本発明の手提げ袋の第４の実施例であるサイド
シール式手提げ袋の概略図を示し、（Ａ）は斜視図、
（Ｂ）は要部縦断面図である。

【図５】本発明の手提げ袋の第５の実施例であるサイド
シール式手提げ袋の概略図を示し、（Ａ）は斜視図、
（Ｂ）は要部縦断面図、（Ｃ）は使用状態の要部縦断面
図である。

【図６】本発明の手提げ袋の第６の実施例であるサイド
シール式手提げ袋の概略図を示し、（Ａ）は斜視図、
（Ｂ）は要部縦断面図、（Ｃ）は使用状態の要部縦断面
図である。

【図７】従来の手提げ袋の一例の概略斜視図である。

【図８】従来の手提げ袋の他の例の概略図を示し、
（Ａ）は斜視図、（Ｂ）は要部縦断面図である。

【図９】従来の手提げ袋のさらに他の例の概略図を示
し、（Ａ）は斜視図、（Ｂ）は要部縦断面図、（Ｃ）は
使用状態の要部縦断面図である。

【符号の説明】

１袋本体２前面シート３後面シート４把手穴５把手穴６シール用テープ７シール用テープ８ヒートシール２１袋本体２２前面シート２３後面シート２４シール用テープ２５シール用テープ２６把手穴２７把手穴２８接合２９ヒートシール３０前側折返し片３１後側折返し片３２ヒートシール３３ヒートシール３４差込部３５蓋部３６仮止め片３７切り込み部

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【手続補正書】

【提出日】平成８年８月２日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図４

【補正方法】変更

【補正内容】

【図４】本発明の手提げ袋の第４の実施例であるサイド
シール式手提げ袋の概略図を示す斜視図及び要部縦断面
図である。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】合成樹脂フィルム製袋本体の相対向する
前面シート及び後面シートの上側開放縁の近傍中央部に
おいて、前面シートと後面シートのいずれか一方または
両方にシール用テープをヒートシールして取り付け、前
記シート及び前記シール用テープに把手穴を穿設したこ
とを特徴とする手提げ袋。
【請求項２】合成樹脂フィルム製袋本体の相対向する
前面シート及び後面シートの上側開放縁におのおの前側
折返し片及び後側折返し片を内向きに折設し、前記前面
シートと前記前側折返し片の間及び前記後面シートと前
記後側折返し片の間のいずれか一方または両方にシール
用テープを挿入し、前記前面シートから前記後面シート
にかけて把手穴を穿設し、前記シール用テープが挿入さ
れたシート側の把手周縁部を適宜間隔にヒートシールを
施したことを特徴とする手提げ袋。
【請求項３】合成樹脂フィルム製袋本体の相対向する
前面シート及び後面シートの上側開放縁におのおの前側
折返し片及び後側折返し片を内向きに折設し、前記前側
折返し片及び前記後側折返し片のいずれか一方または両
方の内側にシール用テープを当てて適宜間隔にヒートシ
ールを施し、前記前面シートから前記後面シートにかけ
て把手穴を穿設したことを特徴とする手提げ袋。
【請求項４】合成樹脂フィルム製袋本体の相対向する
前面シート及び後面シートの上側開放縁におのおの前側
折返し片及び後側折返し片を内向きに折設し、前記前側
折返し片側の前側開口縁部を差込部としかつ前記後側折
返し片側の後側開口縁部を口部閉塞用の蓋部とし、前記
差込部の前面シートと前記前側折返し片の間にシール用
テープを挿入し、前記差込部及び前記蓋部の中心部付近
に把手穴を穿設し、前記差込部の把手周縁部を適宜間隔
にヒートシールを施し、さらに、前記差込部の両側端部
には、適数個の仮止め片が上下方向に適宜間隔に有する
切り込み部をそれぞれ設けたことを特徴とする手提げ
袋。
【請求項５】合成樹脂フィルム製袋本体の相対向する
前面シート及び後面シートの上側開放縁におのおの前側
折返し片及び後側折返し片を内向きに折設し、前記前側
折返し片側の前側開口縁部を差込部としかつ前記後側折
返し片側の後側開口縁部を口部閉塞用の蓋部とし、前記
差込部の前記前側折返し片の内側にシール用テープを当
てて適宜間隔にヒートシールを施し、前記差込部及び前
記蓋部の中心部付近に把手穴を穿設し、前記差込部の両
側端部には、適数個の仮止め片が上下方向に適宜間隔に
有する切り込み部をそれぞれ設けたことを特徴とする手
提げ袋。