JPH09254315A - ドアパネルの芯材とこれを用いたドアパネル - Google Patents

ドアパネルの芯材とこれを用いたドアパネル

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JPH09254315A
JPH09254315A JP8064665A JP6466596A JPH09254315A JP H09254315 A JPH09254315 A JP H09254315A JP 8064665 A JP8064665 A JP 8064665A JP 6466596 A JP6466596 A JP 6466596A JP H09254315 A JPH09254315 A JP H09254315A
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JP
Japan
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resin
door panel
rock wool
core material
wool board
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Withdrawn
Application number
JP8064665A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Konishi
悟 小西
Hiroaki Usui
宏明 碓氷
Arihiro Adachi
有弘 足立
Mitsuo Ito
三雄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロックウールボードの有する耐火性、軽量、
断熱性、防音性を活かし、且つコスト的に安価に芯材を
得る。またドアとして使用上の耐久性等を維持しつつ、
耐火性を有し、軽量で構成が簡単で製造しやすいドアパ
ネルを得る。 【解決手段】 矩形状のロックウールボード1に樹脂を
ロックウールボード1の略全面に均一に含浸硬化させて
芯材Aを形成する。この芯材Aに表面仕上げ材等を装着
してドアパネルを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般住宅、集合住
宅、公共施設、事務所、その他の居住空間等に用いられ
るドアパネルの芯材及びこれを用いたドアパネルに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、防火戸は、その要求される性能か
ら金属製のものが一般的である。しかし、金属製の戸は
木製戸の持つ柔和な木質感を備え得るものでない。とこ
ろで、近年、技術開発により木製防火戸が開発されてお
り、その構成として表面、周囲は木材を使用し、内部の
芯材として繊維混入ケイ酸カルシウム板を代表とする無
機ボードが使用されている。しかし上記のような無機ボ
ードを芯材とすると、ドアの重量が増加して製造時、施
工時の取り扱い上の問題があった。これを改善するため
前記無機ボードと木質繊維板、ロックウール等とを組み
合わせて軽量化を図ることも試みられているが、軽量化
と引き替えに構造が複雑になるために、製造上の問題点
が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙述の点に鑑
みてなされたものであって、ロックウールボードの有す
る耐火性、軽量、断熱性、防音性を活かし、且つコスト
的に安価に得ることを課題とする。またドアとして使用
上の耐久性等を維持しつつ、耐火性を有し、軽量で構成
が簡単で製造しやすいドアパネルを得ることを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のドアパネルの芯材は、矩形状のロックウール
ボードに樹脂をロックウールボードの略全面に均一に含
浸硬化させて成ることを特徴とする。このように樹脂を
ロックウールボードの略全面に均一に含浸硬化させたこ
とにより、ドアパネルの芯材として十分な強度を有する
ため表面に薄い表面仕上げ材を貼ってドアパネルを形成
してもドアパネルとしての使用上の耐久性、強度等を確
保可能である。またロックウールボードを使用するため
に、断熱性、防音性、耐火性のあるドアパネルの芯材、
またはドアパネルを得ることができる。さらに材質がロ
ックウールボードであるために加工性に優れ、且つ軽量
であるために簡単且つ安価に製造することが可能であ
る。またロックウールボードの全体に樹脂を含浸硬化さ
せているため、芯材のいずれの箇所においても必要な強
度を有する芯材を得ることができる。
【0005】またロックウールボードに含浸させる樹脂
がフェノール系、ユリア系、メラミン系、エポキシ系、
ウレタン系の樹脂であることを特徴とすることも好まし
い。このようにすることにより、耐火性、作業性に優
れ、安価で入手しやすい樹脂を用いて容易に製造でき
る。樹脂量は重量比で5%以上あればよく、その量は、
必要な強度、重量、コスト等により適宜調整可能であ
る。
【0006】また本発明のドアパネルは、矩形状のロッ
クウールボードに樹脂をロックウールボードの略全面に
均一に含浸硬化させて芯材を形成し、芯材の両表面に表
面仕上げ材を設けて成ることを特徴とする。これによ
り、外観の意匠性のよいドアパネルが得られる。また表
面仕上げ材としては合板、MDF、パーティクルボード
等の木質系材料やこれに化粧を施したもの、またはケイ
酸カルシウム板等の無機系材料やこれに化粧を施したも
のがある。また芯材に直接化粧を施して表面仕上げ材と
してもよい。
【0007】また芯材を複数枚積層して成ることを特徴
とすることも好ましい。これにより、厚みの調整や、ボ
ードの反りの低減、強度、防音性、耐火性の向上を図る
ことが可能となる。さらに本発明の他のドアパネルは、
矩形状のロックウールボードに樹脂をロックウールボー
ドの略全面に均一に含浸硬化させて芯材を形成し、芯材
の両表面に表面仕上げ材を設けると共に芯材の周囲に周
材を装着して成ることを特徴とする。この場合、ドアパ
ネルとしての強度、耐久性に優れ、金具を取り付ける部
分の強度も十分にできる。
【0008】また芯材の周囲に周材だけでなく発泡材も
設けたことを特徴することも好ましい。これによりドア
パネルとしての耐火性がさらに向上する。また周材とし
て難燃処理をした木材を用いたことを特徴とすることも
好ましい。これによりドアパネルとしての耐火性がさら
に向上する。また 表面仕上げ材が木材にて形成してあ
ることを特徴とすることも好ましい。表面仕上げ材を木
材の仕様にすることにより、木質感を有し、高級感のあ
るドアパネルが得られる。
【0009】また周材の難燃処理が木材に燐酸、ホウ酸
系の薬剤を含浸する処理または、薬剤を含浸してそれら
を反応定着させる処理であることを特徴とすることも好
ましい。これらの難燃処理法で得られる難燃木材は耐火
性が高く、耐火性を必要とするドアパネルに非常に有効
である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1や図2に示すように矩形状の
ロックウールボード1にロックウールボード1の略全面
に亙るように均一に樹脂を含浸硬化させてドアパネルの
芯材Aを形成してある。ロックウールボードに含浸させ
る樹脂としては、フェノール系、ユリア系、メラミン
系、エポキシ系、ウレタン系等の樹脂である。この樹脂
を含浸させる量は重量%で5%以上で、60%以下であ
る。ロックウールボード1に樹脂を含浸させる場合、例
えば、ロックウールボード1全体を樹脂溶液の中にどぶ
付けで浸漬して含浸させる方法や、ロックウールボード
1に樹脂溶液をフローコータにて塗布して含浸させる方
法が用いられる。樹脂を含浸させた後、乾燥させて硬化
させられる。
【0011】ロックウールボード1に樹脂を含浸させた
ものと、樹脂を含浸させないものの強度を比較した場合
次の通りである 曲げ強度 圧縮強度 (kgf/cm2) (kgf/cm2:10%圧縮) ロックウールボード(樹脂含浸なし)10〜15 2〜3 5%樹脂含浸ロックウールボード 20〜30 4〜5 10%樹脂含浸ロックウールボード 30〜40 5〜6 以上のように樹脂含浸により強度性能は大幅に向上す
る。また木ねじの保持力も樹脂含浸なしでは2〜3kg
/cmであるのに対し、樹脂含浸率10%で5〜6kg
/cmとなる。なお、上記数値は縦×横が30mm×1
50mmの小サンプルのロックウールボードの結果であ
る。また上記結果は0.36g/ccの比重のロックウ
ールボードの値でロックウールボードの比重、樹脂量の
増加により強度はさらに向上する。
【0012】図1に示すものは例えばロックウールボー
ド1全体に10重量%の含浸率でフェノール樹脂を含浸
してあり、厚さtが20mmの芯材Aを形成してある。
図2に示すものは例えば、ロックウールボード1全体に
5重量%のメラミン樹脂を含浸してあり、厚さtが15
mmの芯材Aを形成してある。そして、2つの芯材Aを
積層して全体の厚さTを30mmにしてある。含浸され
る樹脂は上記のようなフェノール樹脂やメラミン樹脂以
外にユリア樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等であっ
てもよい。
【0013】このように形成した芯材Aの表面には表面
仕上げ材2が被覆されてドアパネルBが形成されてい
る。図3の例の場合、例えば、芯材Aを2つ積層した状
態で、全表面を覆うように表面仕上げ材2を被着してあ
る。この表面仕上げ材2は例えば、塩化ビニルような化
粧シート(ラッピングシート)2aである。また図4に
示すドアパネルBでは、芯材Aの周囲に周囲を補強する
周材3を装着してあり、芯材A及び周材3の両表面には
表面仕上げ材2を被着してあり、外周の端面には端部仕
上げ材4を装着してある。この例の場合、表面仕上げ材
2は板材2bにて形成されており、端部仕上げ材4も板
材にて形成されている。
【0014】また図5に示すドアパネルBでは、2つ積
層した芯材Aの周囲に発泡材5を配置してあり、発泡材
5を介して周囲に周材3を装着してあり、さらに表面仕
上げ材2や端部仕上げ材4を装着してある。ドアパネル
Bを形成するとき、芯材Aは1つでも2つ積層したもの
でも2つ以上の複数を積層したものでもよい。芯材Aの
積層する数を変えることにより、ドアパネルBの厚みの
調整や、反りの低減や、強度、防音性や耐火性の向上を
図ることができる。また表面仕上げ材2としては合板、
MDF、パーティクルボード等の木質系材料や、このよ
うな材料に化粧を施したもの、またケイ酸カルシウム板
等の無機系材料や、これに化粧を施したもの等が用いら
れる。また芯材Aの表面に直接化粧を施して化粧を施し
た部分を表面仕上げ材2としてもよい。表面仕上げ材2
として木材を用いると、外観が木質感を有し、高級感の
あるドアパネルBが得られる。また端部仕上げ材4とし
ても、合板、MDF、パーティクルボード等の木質系材
料や、このような材料に化粧を施したもの、またケイ酸
カルシウム板等の無機系材料や、これに化粧を施したも
の等が用いられる。
【0015】芯材Aの周囲に装着する周材3としては例
えば、木材のようなものが用いられるが、周材3に後述
するように難燃処理を施しても、難燃処理を施さなくて
もよい。図5のように芯材Aと周材3との間に設ける発
泡材5としては、例えば、膨張性黒鉛が用いられる。ド
アパネルBの防火ドアとしての使用において、発泡材5
が加熱発泡することにより、ドアパネルBとドア枠の隙
間から炎、煙の漏れを塞ぐ効果がある。これによりドア
全体としての耐火性能を向上させることが可能となる。
これは、特に甲種防火ドア[60分耐火、他に乙種防火
ドア(20分耐火)がある]において好ましい。
【0016】また木材よりなる周材3を難燃処理する場
合には例えば次のように行われる。木材を難燃化する処
理方法のうち、反応することにより水に不溶な反応物を
生成定着させる方法として、「燐酸イオン、ホウ酸イオ
ン、硫酸イオン、炭酸イオン等を含む薬剤」(α薬剤と
いう)と、「バリウムイオン、マグネシウムイオン、カ
ルシウムイオン、アルミニウムイオン、亜鉛イオン等よ
りなる前記イオン(α薬剤のイオン)と反応して不溶性
不燃性無機物を生成定着させる薬剤」(β薬剤という)
を木材に含浸・反応させる処理法が好ましい。この方法
によると、不溶性不燃性無機物を木材中に生成・定着さ
せるため、耐火性が高く、木材の外観を損なわずに難燃
化処理が可能である。処理方法としては、α薬剤とβ薬
剤の溶液を作成し、木材を別々に浸漬して処理する方
法、または含水単板に例えばα薬剤を散布して積層養生
し、その後、β薬剤を散布して積層養生することで木材
中に不溶性不燃性無機物を生成定着させる方法がある
(α薬剤とβ薬剤の順は問わない。)。このように周材
3として難燃処理した木材を用いると、耐火性が非常に
高くなり、耐火性を要するドアパネルBに極めて有効で
ある。
【0017】
【発明の効果】本発明は叙述のように矩形状のロックウ
ールボードに樹脂をロックウールボードの略全面に均一
に含浸硬化させているので、ドアパネルの芯材として十
分な強度を有するため表面に薄い表面仕上げ材を貼って
ドアパネルを形成してもドアパネルとしての使用上の耐
久性、強度等を確保可能であり、またロックウールボー
ドを使用するために、断熱性、防音性、耐火性のあるド
アパネルの芯材、またはドアパネルを得ることができる
ものであり、さらに材質がロックウールボードであるた
めに加工性に優れ、且つ軽量であるために簡単且つ安価
に製造することが可能となるものであり、またロックウ
ールボードの全体に樹脂を含浸硬化させているため、芯
材のいずれの箇所においても必要な強度を有する芯材を
得ることができるものである。
【0018】また本発明の請求項2記載の発明にあって
は、ロックウールボードに含浸させる樹脂がフェノール
系、ユリア系、メラミン系、エポキシ系、ウレタン系の
樹脂であるので、耐火性、作業性に優れ、安価で入手し
やすい樹脂を用いて容易に製造できるものである。また
本発明の請求項3記載の発明にあっては、芯材の両表面
に表面仕上げ材を設けているので、外観の意匠性のよい
ドアパネルが得られるものである。
【0019】また本発明の請求項4記載の発明にあって
は、芯材を複数枚積層しているので、ボードの反りの低
減、強度、防音性、耐火性の向上を図ることが可能とな
るものである。また本発明の請求項5記載の発明にあっ
ては、芯材の両表面に表面仕上げ材を設けると共に芯材
の周囲に周材を装着しているので、ドアパネルとしての
強度、耐久性に優れ、金具を取り付ける部分の強度も十
分にできるものである。
【0020】また本発明の請求項6記載の発明にあって
は、芯材の周囲に周材だけでなく発泡材も設けたので、
ドアパネルとしての耐火性がさらに向上するものであ
る。また本発明の請求項7記載の発明にあっては、周材
として難燃処理をした木材を用いたので、ドアパネルと
しての耐火性がさらに向上するものである。また本発明
の請求項8記載の発明にあっては、表面仕上げ材が木材
にて形成してあるので、表面仕上げ材を木材の仕様にす
ることにより、木質感を有し、高級感のあるドアパネル
が得られるものである。
【0021】また本発明の請求項9記載の発明にあって
は、周材の難燃処理が木材に燐酸、ホウ酸系の薬剤を含
浸する処理または、薬剤を含浸してそれらを反応定着さ
せる処理であるので、難燃処理法で得られる難燃木材は
耐火性が高く、耐火性を必要とするドアパネルに非常に
有効なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のドアパネルの芯材の一例
を示し、(a)は正面図、(b)は断面図である。
【図2】同上のドアパネルの芯材の他例を示し、(a)
は正面図、(b)は断面図である。
【図3】同上のドアパネルの一例の断面図である。
【図4】同上のドアパネルの他例の断面図である。
【図5】同上のドアパネルのさらに他例の断面図であ
る。
【符号の説明】
A 芯材 B ドアパネル 1 ロックウールボード 2 表面仕上げ材 3 周材 5 発泡材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 261:04 309:12 B29L 31:10 (72)発明者 伊藤 三雄 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状のロックウールボードに樹脂をロ
    ックウールボードの略全面に均一に含浸硬化させて成る
    ことを特徴とするドアパネルの芯材。
  2. 【請求項2】 ロックウールボードに含浸させる樹脂が
    フェノール系、ユリア系、メラミン系、エポキシ系、ウ
    レタン系の樹脂であることを特徴とするドアパネルの芯
    材。
  3. 【請求項3】 矩形状のロックウールボードに樹脂をロ
    ックウールボードの略全面に均一に含浸硬化させて芯材
    を形成し、芯材の両表面に表面仕上げ材を設けて成るこ
    とを特徴とするドアパネル。
  4. 【請求項4】 芯材を複数枚積層して成ることを特徴と
    す請求項3記載のドアパネル。
  5. 【請求項5】 矩形状のロックウールボードに樹脂をロ
    ックウールボードの略全面に均一に含浸硬化させて芯材
    を形成し、芯材の両表面に表面仕上げ材を設けると共に
    芯材の周囲に周材を装着して成ることを特徴とするドア
    パネル。
  6. 【請求項6】 芯材の周囲に発泡材を設けたことを特徴
    する請求項5記載のドアパネル。
  7. 【請求項7】 周材として難燃処理をした木材を用いた
    ことを特徴とする請求項5または請求項6記載のドアパ
    ネル。
  8. 【請求項8】 表面仕上げ材が木材にて形成してあるこ
    とを特徴とする請求項3乃至請求項7のいずれかに記載
    のドアパネル。
  9. 【請求項9】 周材の難燃処理が木材に燐酸、ホウ酸系
    の薬剤を含浸する処理または、薬剤を含浸してそれらを
    反応定着させる処理であることを特徴とする請求項7ま
    たは請求項8記載のドアパネル。
JP8064665A 1996-03-21 1996-03-21 ドアパネルの芯材とこれを用いたドアパネル Withdrawn JPH09254315A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004111376A1 (ja) * 2003-06-11 2004-12-23 Kuroiwa, Mie 木製防火扉
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CN106284701A (zh) * 2015-05-15 2017-01-04 北新集团建材股份有限公司 一种表面有界面剂岩棉板的制备方法

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Effective date: 20030603