JPH09253675A - 浄化処理装置 - Google Patents

浄化処理装置

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JPH09253675A
JPH09253675A JP8063460A JP6346096A JPH09253675A JP H09253675 A JPH09253675 A JP H09253675A JP 8063460 A JP8063460 A JP 8063460A JP 6346096 A JP6346096 A JP 6346096A JP H09253675 A JPH09253675 A JP H09253675A
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JP
Japan
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air
purification
pipe
water
treatment
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Withdrawn
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JP8063460A
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English (en)
Inventor
Shoichi Tsuchiya
昭一 土屋
Hideaki Ikeda
英明 池田
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 湖沼等に浮かべて使用される浄化処理装置に
おいて、仕様の変更に容易に対応することができ、しか
も、処理物質の劣化を容易に解消させることを目的とす
る。 【解決手段】 被処理水中に配置され、それぞれの内部
に処理物質41が収容された複数の浄化処理ユニット3
1と、この浄化処理ユニット中に被処理水を通過させる
ポンプ手段49、45と、前記浄化処理ユニット中に空
気を噴出させる空気噴出手段49とから構成されてな
り、前記浄化処理ユニットは上下方向に積層して配置さ
れ、前記ポンプ手段は、前記浄化処理ユニット中に被処
理水を通過させることにより被処理水を浄化し、前記空
気噴出噴出手段は、前記浄化処理ユニットの積層方向に
沿って上方へ向けて空気を噴出させることにより、下方
から上昇する気泡によって処理物質を振動させて、その
表面に付着した浮遊物等を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浄化処理装置に係
わり、例えば湖沼、池、ダム、溜池、河川、用水路など
の水域において、処理物質に保持された好気性微生物に
より汚水の浄化処理を行う浄化処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水面に浮上している浮力付与機構たるフ
ロートに、木炭などの処理物質を詰めた筒状の籠を吊下
げて水面下に保持し、この筒状の籠、即ちカートリッジ
の中心の軸方向にエアリフトポンプを設け、カートリッ
ジの筒の外側面より半径方向内方へ被処理水を吸引して
前記処理物質中を通過させ、カートリッジ上方より排出
して汚水を浄化するようにした浄化処理装置が提案され
ている。
【0003】図19は、この浄化処理装置の基本的な構
成を示すものである。符号1はフロートであって、この
フロート1によって本体フレーム3が水面上で支持され
るようになっている。この本体フレーム3には、木炭な
どの粒状の処理物質が充填されたフィルター部5が吊下
げられて水面下に支持されている。このフィルター部5
内には、揚水管7が垂直に設けられており、この揚水管
7内には、空気管11が収容されていて、前記本体フレ
ーム3に内蔵されたコンプレッサーで発生した圧縮空気
を揚水管7の下端近傍の噴出口9から噴出させるように
なっている。そして、これらの揚水管7と空気管11と
によっていわゆるエアリフトポンプが構成されており、
このエアリフトポンプは、前記噴出口9から揚水管7内
へ気泡を噴出させることにより、前記フィルター部5に
設けられた環状の浄化処理ユニット11の半径方向内方
へ被処理水を通過させた後、揚水管7を通じて図19の
矢印方向へ吸い出すようになっている。そして、前記エ
アリフトポンプの作用により、被処理水が連続的に浄化
処理ユニット11により濾過され、浄化処理がが行われ
るようになっている。また、上記浄化処理装置にあって
は、長期の使用によって浄化処理ユニット11に目詰ま
りが生じると、被処理水が浄化処理ユニット11を通過
することができず、処理能力が低下するから、前記空気
管11とは別途に設けられた噴出管を用いて前記コンプ
レッサーからの圧縮空気を浄化処理ユニット11内の処
理物質に吹き付け、処理物質を振動させることによっ
て、その表面に付着した浮遊物等を剥離させ、気泡とと
もに外部へ排出するいわゆる逆洗処理が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術においては、下記のような問題点があった。 筒状の浄化処理ユニット内に充填された木炭などの粒
状の処理物質の内、特に下部のものは、上部の処理物質
の荷重を受けて押し固められているため、噴出された空
気によって振動し難い。したがって、処理物質全体を振
動させるには、エアリフト作用に必要な空気量よりはる
かに多くの圧縮空気の噴出が必要となり、圧縮空気源と
してのコンプレッサーが大型化して消費電力が大きくな
るとともに、発生する騒音も大きくなる。 処理能力や設置条件に応じて浄化処理ユニットの大き
さを種々に変更することが必要となり、フィルターの標
準化および量産化が難しい。 効率的な浄化処理を行うには、フィルターを大きくし
て被処理数の通過断面積をできるだけ大きくすることが
望ましいが、フィルターが大型化すると、装置全体の大
型化をまねき、コストアップとなる。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、浄化処理ユニットの標準化、小型化を図るととも
に、逆洗に要する空気量を可及的に減少させることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の浄化処理装置は、被処理水中に配置さ
れ、それぞれの内部に処理物質が収容された複数の浄化
処理ユニットと、この浄化処理ユニット中に被処理水を
通過させるポンプ手段と、前記浄化処理ユニット中に空
気を噴出させる空気噴出手段とから構成されてなり、前
記浄化処理ユニットは上下方向に積層して配置され、前
記ポンプ手段は、前記浄化処理ユニットを貫通する方向
へ被処理水を通過させ、前記空気噴出噴出手段は、前記
浄化処理ユニットの積層方向に沿って上方へ向けて前記
処理物質を振動させるための空気を噴出させることを特
徴とする。かかる構成によれば、上方から流下した被処
理水が処理物質中を通過することにより浄化される。ま
た、下方から上昇する気泡によって処理物質が振動し、
その表面に付着した浮遊物等が除去される。また処理物
質が各浄化処理ユニット毎に収容されているから、下方
の浄化処理ユニットの内部の処理物質に、上方のフィル
ター部材および処理物質の重量が加わることがない。請
求項2の浄化処理装置は、請求項1において、前記浄化
処理ユニットは、同一の平面形状とされるとともに、互
いに重なって配置されたことを特徴とする。かかる構成
によれば、浄化処理ユニットを重ねる段数を容易に調節
することができる。請求項3の浄化処理装置は、請求項
1または2において、前記空気噴出手段は、最も下に配
置されたフィルター手段に対して空気を噴出させること
を特徴とする。かかる構成によれば、下方から上昇する
気泡によって全部の浄化処理ユニット内の処理物質が振
動する。請求項4の浄化処理装置は、請求項1または2
において、前記空気噴出手段は、前記複数のフィルター
手段のそれぞれに対して空気を噴出させることを特徴と
する。かかる構成によれば、それぞれの浄化処理ユニッ
トにおいて、その下方から上昇する気泡によって処理物
質が振動する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図3は本発明の第1実施形態を示す。図
1は浄化処理装置におけるフィルター部21の断面図で
あって、このフィルター部21は、フロート(図示略)
などによって湖沼等の水面Hより下に吊下げられて支持
されている。前記フィルター部21のケース23は、全
体として筒状をなし、上端が小径部25、下端が大径部
27となっていて、それぞれ開口されている。前記ケー
ス23の中心には、揚水管29が設けられており、この
揚水管29の外周と前記ケース23の大径部27の内周
との間に環状の浄化処理ユニット31が設けられてい
て、上下方向に複数個(図1では3個)積層されてい
る。
【0008】図2および図3により前記浄化処理ユニッ
ト31の構造を説明する。この浄化処理ユニット31
は、前記大径部27の内側に配置される外部筒体33
と、前記揚水管25が挿入される内部筒体35と、これ
ら外部筒体33および内部筒体35を互いに連結する連
結部37と、前記外部筒体33と内部筒体35との間の
空間の上下に設けられた網39とを主要な構成とし、こ
れらによって囲まれた空間内に、図1に示すように処理
物質41が充填されている。なお、処理物質41は、前
記浄化処理ユニット31の容積に対してほぼ80%ない
し90%程度充填されていて、ある程度自由に移動する
ことができるようになっている。前記処理物質41は、
例えば粒径20〜50mmの木炭であって、この木炭に
は、好気性微生物が担持されている。
【0009】前記揚水管29内には、それぞれ圧縮空気
を供給する空気管43、45が設けられている。空気管
43は、揚水管29の下端部近傍で吐出口46から上方
へ向けて圧縮空気を噴出させるもので、この空気管43
と前記揚水管29とによって、従来と同様の揚水作用を
行うエアリフトポンプが構成されている。前記空気管4
5の下端は、複数の分岐管47となっており、これら分
岐管47は、半径方向外方へ向けられていて、前記浄化
処理ユニット31の下方位置に配置されるようになって
いる。また分岐管47には、上方の浄化処理ユニット3
1へ向けて空気を噴出させる噴出口49が多数設けられ
ており、この噴出口49から噴出された空気により、前
記浄化処理ユニット31の下面へ向かう多数の気泡Bが
発生するようになっている。
【0010】前記揚水管29の下端には、フランジ部5
1が設けられており、このフランジ部51と前記大径部
27との間の開口53を介して浄化処理ユニット31の
外へ被処理水が流出するようになっている。なお、前記
揚水管29の下端にも開口55が設けられていて、前記
エアリフト作用により揚水管29内へ被処理水を吸い込
むようになっている。
【0011】上記構成の浄化処理装置は、揚水管29と
ケース23との間に、処理物質41が充填された浄化処
理ユニット31をセットし、湖沼等の水面下に吊下げる
ことにより使用される。すなわち、浄化処理時には、空
気管43の下端から圧縮空気を噴出させることにより、
図中矢印で示すように噴出された圧縮空気の気泡ととも
に揚水管9の開口55から被処理水を吸い込み、揚水管
29を介して上方へリフトし、浄化処理ユニット31の
上方に放出する。放出された被処理水は、重力によって
上部、中部、下部の浄化処理ユニット31を順次通過
し、内部の処理物質41に担持された好気性微生物によ
り、アオコ等の藻類や有機質浮遊物質、溶解性有機物質
等が分解されることで水が浄化され、ケース23の下部
に達して開口53から外部へ流出する。
【0012】また、所定時間にわたる運転毎に、前記空
気管43に代えて、空気管45から圧縮空気を供給する
と、分岐管47の噴出口49から空気が噴出され、浄化
処理ユニット31の下方へ上方へ向かって気泡が上昇す
る。このような気泡の上昇に伴い、処理物質41に付着
していた浮遊物質等が気泡に剥離され、気泡とともにフ
ィルター部21の上部へ排出される。このようにして処
理物質41が洗浄された後、空気管45に代えて空気管
43から空気を噴出させると、通常の浄化処理運転に戻
る。前記処理物質41は、浄化処理ユニットの容積より
少量であるから、浄化処理ユニット内で容易に移動する
ことができ、最小限の噴出量の空気によって処理物質4
1を最大限に振動させて浄化処理を行うことができる。
したがって、コンプレッサーを小型化して装置全体の小
型化およびコストダウンを図ることができる。
【0013】また、上記実施形態の装置より浄化能力の
大きいものが必要な場合には、前記浄化処理ユニット3
1と同一形状のフィルター部31を四段またはさらに多
段にわたって直列に積み重ね、その高さ寸法に応じてケ
ース23の大径部27の長さを長くすればよい。また、
これとは反対に、浄化処理ユニット31を二段または一
段として処理能力を小さくするようにしてもよい。すな
わち、同一形状のフィルター部31を用いて、その個数
を増減することにより、種々の処理能力の浄化処理装置
を得ることができる。
【0014】図4ないし図6は第2実施形態を示すもの
である。この実施形態は、平面形状を同じくする浄化処
理ユニット31を用い、前記第1実施形態において浄化
処理ユニット31を収容していたケース23を省略した
基本構成となっている。具体的には、浄化処理ユニット
31と外径を同じくする筒状をなす上部フレーム57を
設け、この上部フレーム57の中心位置に揚水管29を
取り付けて下方へ向けて支持し、この揚水管29を浄化
処理ユニット31の内部筒体33に挿通して固定し、さ
らに、揚水管29の下端に下部フレーム59を固定した
構造となっている。この下部フレーム59は、フランジ
51の中心部に吸入管61を設けた構成とされ、この吸
入管61は、前記揚水管29の下端に固定されている。
また前記フランジ51の外縁部には、前記浄化処理ユニ
ット31と外径を同じくする筒部63が設けられてい
る。
【0015】さらに、前記浄化処理ユニット31には、
図5および図6に示すように、上下に貫通する支持パイ
プ65が設けられ、この支持パイプ65は連結部37に
よって支持されている。これらの支持パイプ65は、図
4に示すように、浄化処理ユニット31を重ねた状態に
おいて互いに位置が一致するように配置されており、上
下に連続させられた各支持パイプ65内の空間に第1の
空気管67、および第2の空気管69が挿通されてい
る。第1の空気管67の先端は、揚水管29の下端近傍
で上向きに開口し、この揚水管29とともにエアリフト
ポンプを構成している。また、前記第2の空気管69の
先端には、水平に延びる空気放出管71が設けられい
て、前記浄化処理ユニット31の下側から上方へ空気を
放出するようになっている。なお、前記支持パイプ65
の内、上下に重なっているものをシール材を介して互い
に気密に連結し、上端からホースなどによって圧縮空気
を供給するとともに、下端を揚水管29の内部に導き、
さらには、下端に空気放出管71を取り付けるようにし
てもよく、この場合、支持パイプ65自身が空気管(圧
縮空気の供給経路)の一部を占めることになる。
【0016】上記構成の浄化処理装置にあっても、前記
第1実施形態の場合と同様、第1の空気管67から揚水
管29内に空気を噴出させてエアリフト作用を行わせる
ことにより揚水管29の下端から被処理水を吸い上げて
上方から上部フレーム57内へ吐き出すことにより、被
処理水を浄化処理ユニット31の上方から下方へ通過さ
せ、浄化処理を行うことができる。また、逆洗において
は、空気管69を介して噴出管71から空気を放出し、
放出された気泡を最下段の浄化処理ユニット31から順
次上方へ向けて上昇させることにより、処理物質に振動
を与えて付着物を除去することができる。また、この第
2実施形態にあっては、浄化処理ユニット31が本体の
ケースの一部をなしているから、全体の構造を簡略化す
ることができる。さらに、揚水管29の長さを調節し
(具体的には、浄化処理ユニット31の高さに対応する
寸法の整数倍ずつ長さを長くあるいは短くする)、対応
する数の浄化処理ユニット31を設けることにより、基
本的な部品を共通として種々に仕様変更することができ
る。
【0017】図7ないし図10は第3実施形態を示すも
のである。この第3実施形態は、大略前記第2実施形態
において浄化処理ユニットの中心(内側)に設けられて
いたエアリフトポンプを浄化処理ユニットとは別個に設
けるようにした構成となっている。浄化処理ユニット3
1Aは、図9、図10に示すように矩形状の枠体73を
有し、この枠体73の上下には、網39が張られてい
て、枠体73内に粒状の木炭などの処理物質を収容する
ようになっている。
【0018】前記浄化処理ユニット31Aは、図7に示
すように上下に積み重ねられて一体に結合され、その上
部には上部フレーム75が取り付けられるとともに、そ
の下部には下部フレーム77が取り付けられている。前
記上部フレーム75および下部フレーム77は、前記浄
化処理ユニット31Aの存在範囲の側方へ張り出してい
て、この部分にエアリフトポンプ等が配置されるように
なっている。すなわち、揚水管29の上端は前記上部フ
レーム73の内部の空間で開口し、揚水管29の下端は
下部フレーム75を貫通して被処理水中で開口してい
る。また揚水管29の側部には二つの空気管79、81
が設けられており、一方の空気管79は前記揚水管29
の下端近傍へ挿入されて上方へ向けて開口している。ま
た、他方の空気管81の先端には分岐管71が設けられ
ていて、その上方の浄化処理ユニット31Aへ向けて空
気を噴出するようになっている。
【0019】この第3実施形態にあっても、前記各実施
形態と同様、エアリフト作用によって揚水管29の下端
から被処理水を吸い上げ、揚水管29の上端から上部フ
レーム75内へ吐き出すことにより、被処理水が浄化処
理ユニット31A中を順次通過して浄化され、下部フレ
ーム77に達して開口53からもとに戻される。また、
逆洗時には、空気管81から圧縮空気を供給して分岐管
71から放出することにより、上方の浄化処理ユニット
31Aを通過させて処理物質に振動を与え、付着物を除
去することができる。また、この第3実施形態では、浄
化処理ユニット31Aが設けられる領域の外に空気管7
9、81が配置されているので、浄化処理ユニット31
Aに空気管貫通のためのスペースを確保する必要がな
く、構造を簡単にすることができる。さらに、浄化処理
ユニット31Aが矩形であるから、上下方向へ積み重ね
るのみならず、横方向へ並べることもでき、上部フレー
ム75および下部フレーム77の交換によって容易に仕
様を変更することができる。
【0020】図11は上記第3実施形態の応用例として
の第4実施形態を示すものである。この第4実施形態で
は、浄化処理ユニット31Aを横方向に並べるとともに
上下に積み重ねることにより、処理能力の拡大が図られ
ている。すなわち、上部フレーム83の下端および上部
フレーム85の上端は、横方向へ並べられた複数の浄化
処理ユニット31Aの平面形状に対応する形状とされ
て、それぞれ浄化処理ユニット31Aの周囲の枠体73
に連結されている。したがって、浄化処理ユニット31
Aの配置に応じて上部フレーム83、下部フレーム85
の形状を変更することにより、種々の処理能力の浄化処
理装置を得ることができる。
【0021】図12は上記第4実施形態の応用例として
の第5実施形態を示すものである。この第5実施形態で
は、図示のように2列で積層された浄化処理ユニット3
1Aにおいて、上部フレーム87の内部を仕切板90に
よって二つに区画することにより、図12の右側に配置
された一連の浄化処理ユニット31Aによる浄化処理
と、図12の左側に配置された一連の浄化処理ユニット
31Aによる浄化処理とを直列に行わせるようにしたも
のである。すなわち、この第5実施形態では、エアリフ
ト作用によって揚水管29の上部から被処理水を右側の
一連の浄化処理ユニット31Aの上方から放出すると、
被処理水が浄化処理ユニット31Aを順次通過して下部
フレーム89内に達した後、左側の一連の浄化処理ユニ
ット31Aを下から上へ向かって順次通過して上部フレ
ーム87の左側の空間に送り込まれ、開口53を介して
戻される。したがって、この第5実施形態のような構成
とすることにより、被処理水の通過経路を長く確保して
浄化処理能力を高めることができる。なお、噴出管71
から空気を噴出させる逆洗時にあっては、図12の右側
の浄化処理ユニット31Aに対しては、被処理水の流れ
る方向と反対方向へ気泡が通過し、左側の浄化処理ユニ
ット31Aに対しては被処理水の流通方向と同一方向へ
気泡が通過するが、いずれの場合にも、気泡によって処
理物質に振動を与えることにより、処理物質に付着した
浮遊物等を除去することができる。
【0022】図13ないし図18は第6実施形態を示す
ものである。まず、この第6実施形態で用いられる浄化
処理ユニット31Aの構成を図15により説明する。こ
の浄化処理ユニット31Aは、前記第1実施形態等と同
様に、全体として環状をなし、筒状に形成された網から
なる外筒33Aと、この外筒33Aより小径の同心状の
筒状に形成された網からなる内筒35Aと、これらの外
筒33Aおよび内筒35Aを互いに連結するとともに、
これらの間に形成された空間の上下を覆うフランジ状の
天板87および底板89とから構成されていて、その内
部に木炭などの処理物質41が収容されている。なお、
前記外筒33Aは、例えば直径が1.4m、長さが0.
5mの円筒状をなし、前記内筒35Aは、例えば直径が
0.5m、長さが0.5mの円筒状をなしている。
【0023】前記浄化処理ユニット31Aの下部には、
前記底板89に沿って径方向に延びる分岐管71が設け
られていて、空気供給管45からそれぞれ空気の供給を
受けるようになっている。また前記分岐管71に設けら
れた噴出口49の直径dA、dB、dc は、dA<dB<d
C の関係となるように設定されている。すなわち、穴の
個数が同一であるとすれば、下側に配置される浄化処理
ユニット31Aほど噴出口49の径が大きくなるように
設定されている。
【0024】前記浄化処理ユニット31Aは、中心部に
挿通された集水管91にそれぞれ固定されて一体化され
ている。この中央フレーム91には、揚水管29とその
内部に設けられた空気管43とによって構成されたエア
リフトポンプが収容されており、このエアリフトポンプ
によって前記浄化処理ユニット31Aの半径方向外方か
ら内方へ向けて被処理水が吸い込まれるようになってい
る。すなわち、前記集水管91には、半径方向に貫通す
る流通孔93が設けられていて、これらの流通孔93を
介して集水管91内へ被処理水が吸い込まれ、前記揚水
管29の下端から吸い込まれるようになっている。前記
流通孔93の外径(上段の浄化処理ユニット31Aに対
応する位置のものから順にDA、DB、DC とする)は、
DA>DB>DC の関係となるように設定されている。エ
アリフトポンプの吸い込み口から遠くなる程、すなわ
ち、吸い込み経路の流路抵抗が大きくなる程、流通孔9
3の外径が大きいため浄化処理ユニット31Aからの吸
い込みが容易になり、したがって、各浄化処理ユニット
31A〜31Cを流れる被処理水の流量を均一化するこ
とができる。
【0025】前記集水管91は、塩化ビニール等で形成
された複数のパイプ95を継手管97に挿入して互いに
突き合わせ状態に連結し、さらに、上端および下端をフ
ランジ継手99に挿入した構造とされている。上端のフ
ランジ継手99には開口部101が設けられ、下端のフ
ランジ継手99は閉塞されている。また上部のフランジ
継手99の上部には固定金具100が設けられていて、
空気管43を揚水管29の中心部に位置決め固定するよ
うになっている。
【0026】次いで、上記浄化処理装置における空気供
給経路について説明する。図14に示すように、本体フ
レーム3に内蔵された空気源としてのコンプレッサー1
03は、制御装置105によって所定の条件(例えば時
間的条件や水質の汚染度などの条件)に応じて運転、停
止の切替え、浄化処理、逆洗切替えなどの制御がされる
ようになっている。また前記制御装置105は、電源ケ
ーブル107を介して交流電源109に接続されてい
る。前記コンプレッサー103から吐出された空気は、
空気供給経路111、113に分岐され、空気供給経路
111を経由して逆洗用の空気管45および各分岐管7
1に接続されるとともに、空気供給経路113を経由し
てエアリフトポンプの空気管43に接続されている。ま
た、前記空気供給経路111には3方切替弁115が設
けられるとともに、空気供給経路113には流量調整弁
117が設けられている。これら切替弁115および流
量調整弁117は前記制御装置105からの制御信号に
より操作されて、前記コンプレッサー103の吐出空気
をエアリフトポンプの空気管43あるいは45のいずれ
かに供給し、あるいは、空気管43に供給される空気の
流量(エアリフトポンプの吐出流量)を調整するように
なっている。
【0027】上記構成の浄化処理装置は、下記のような
手順により組み立てられる。下側のフランジ99の上に
パイプ95を取り付け、さらに、このパイプ95を継手
管97を介して順次接続する。次いで、浄化処理ユニッ
ト31A〜31Cの中心に前記集水管91を挿通し、集
水管91の上部にフランジ99を取り付けて上下のフラ
ンジ99、99の間に三つの浄化処理ユニット31A〜
31Cを固定する。各浄化処理ユニット31A〜31C
の半径方向に突出している分岐管71に空気管45を連
結し、さらに、この空気管45およびエアリフトポンプ
の空気管43をそれぞれ空気供給経路115および11
7に連結する。ここに、前記パイプ95の連結個数を増
減することにより、浄化処理ユニット31A〜31Cを
取り付けることができる数を調整することができる。す
なわち、パイプ95の長さを浄化処理ユニット31A〜
31Cの長さと等しくしておけば、このパイプ本体93
を前記継手管97によって浄化処理ユニット31A〜3
1Cと同数連結することにより、任意の処理能力(浄化
処理ユニットの個数)の浄化処理装置を得ることができ
る。また、この実施形態では、浄化処理ユニット31A
〜31Cの積み重ね方向(上下方向)とは異なる方向
(半径方向)に被処理水が流通するから、浄化処理ユニ
ット31A〜31Cの個数が多くなっても被処理水の流
体抵抗が極端に多くなることはない。
【0028】上記構成の浄化処理装置の動作を説明す
る。スイッチ(図示略)の操作によって運転状態になる
と、コンプレッサー103が作動して圧縮空気が発生す
る。ここに、通常の浄化処理運転が指示されている場
合、制御装置105からの制御信号により、空気供給経
路117を介して空気管43へ空気を供給すべく3方切
替弁115が切替られる。また、制御装置105からの
制御信号により、所定の流量で被処理水を流通させるべ
く流量調整弁117の開度が調整される。一般に、通常
の浄化処理におけるエアリフトポンプとしての動作に必
要な空気量は、逆洗に必要な空気量より少ないから、前
記流量調整弁117は絞られた状態となる。具体的に
は、前記浄化処理ユニット31A〜31Cの半径方向外
方から内方(被処理水の通過方向)へ0.5〜4.0c
m/min程度の流速の水流が生じるような流量が得ら
れるような空気噴出量に設定されている。
【0029】エアリフトポンプの動作により、揚水管2
9の下端に吸引力が生じると、被処理水が浄化処理ユニ
ット31A〜31C内を半径方向外方から内方へ吸い込
まれる。ここで、集水管91の連通孔93は、上部ほど
径が大きいから、揚水管29の下端からの距離が遠い部
分ほど流路抵抗が小さくなり、したがって、3段に重ね
て配置された浄化処理ユニット31A〜31Cのそれぞ
れにおいて、その半径方向外方から内方へほぼ均一に被
処理水を流通させ、内部の処理物質によって浄化処理を
行うことができる。なお、この浄化処理は、具体的に
は、処理物質を構成する木炭に担持された好気性微生物
により被処理水中のアオコなどの藻類や有機質浮遊物
質、溶解性有機物質などが分解される処理である。そし
て、連通孔93から集水管91内に吸い込まれた被処理
水は、揚水管29の下端から吸い上げられて上昇した
後、上部から湖沼等へ戻される。
【0030】例えば、所定の運転時間毎に、あるいは、
処理物質41の処理能力の低下を何らかのセンサによっ
て検出することにより制御装置105が3方切替弁11
5を空気供給経路111へ切り替えると、いわゆる逆洗
処理の状態となり、コンプレッサー103から供給され
る圧縮空気が空気管45から各分岐管71へ供給され各
分岐管71の噴出孔49から多量の空気が噴出される。
この空気は気泡となって各浄化処理ユニット31A〜3
1C内を上昇し、収容された処理物質41に振動を与え
る。前記浄化処理ユニット31A〜31C内の処理物質
41の充填率は80%〜90%に設定されているから、
この気泡によって、それぞれの浄化処理ユニット31A
〜31C内で処理物質41が容易に振動することができ
る。この振動により、処理物質41に溜まっていた物質
(微生物による処理を受けて分解されることにより発生
した物質)、あるいは、処理物質41の層に詰まってい
た浮遊物質等が処理物質41から分離され、気泡ととも
に排出される。
【0031】この逆洗処理において、前記分岐管71に
おける噴出孔49の径dA,dB,dCを下側の(コンプレ
ッサー103から遠い位置の)浄化処理ユニット31A
〜31Cほど大きくしたから、各分岐管71に均一に空
気を送り込むことができる。なお、前述のような噴出孔
49の径dA,dB,dCの設定は、噴出孔49の数が同じ
であることを前提としており、要は、各分岐管71にお
ける噴出孔49の開口面積の総和がコンプレッサー10
3からの距離、および、それぞれの分岐管71の水深
(水頭)に応じて均一な空気噴出量が得られるよう配慮
されていればよい。なお、前述のように、逆洗時には通
常の浄化処理状態より多量の圧縮空気が必要とされるか
ら、前記コンプレッサー103の容量(吐出空気量)は
逆洗に必要な空気量を基準に決定され、エアリフトポン
プとしての使用において、前記流量調整弁117による
流量の調整が必要となるのである。なお、逆洗処理への
切替えは、この装置を操作する者の判断により、手動操
作によって行うようにしてもよいのはもちろんである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記の効果を得ることができる。処理物質が収容された浄
化処理ユニットを上下に複数段積み重ねたものであるか
ら、各浄化処理ユニット毎に処理物質が支持され、した
がって、逆洗時に噴出される空気によって処理物質を容
易に振動させて清浄化することができる。浄化処理ユニ
ットを同一の平面形状とすることにより、その積層段数
の調整によって容易に種々の処理能力の浄化処理装置を
得ることができる。浄化処理ユニット内で処理物質が容
易に移動することができるから、最下段から空気を噴出
させた場合であっても、上昇する気泡によって処理物質
全体を清浄化することができる。各浄化処理ユニット内
で空気を噴出させて逆洗を行えば、全部の処理物質をよ
り短時間に清浄化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の縦断面図である。
【図2】第1実施形態の浄化処理ユニットの平面図であ
る。
【図3】図2の浄化処理ユニットの縦断面図である。
【図4】第2実施形態の縦断面図である。
【図5】第2実施形態の浄化処理ユニットの平面図であ
る。
【図6】図5の浄化処理ユニットの縦断面図である。
【図7】第3実施形態の縦断面図である。
【図8】第3実施形態の正面図である。
【図9】第3実施形態の浄化処理ユニットの平面図であ
る。
【図10】図9の縦断面図である。
【図11】第4実施形態の縦断面図である。
【図12】第5実施形態の縦断面図である。
【図13】第6実施形態の浄化処理状態における縦断面
図である。
【図14】第6実施形態の配管系統図である。
【図15】第6実施形態の浄化処理ユニットの縦断面図
である。
【図16】第6実施形態の集水管の縦断面図である。
【図17】第6実施形態の浄化処理ユニットと集水管と
の組立図である。
【図18】第6実施形態の浄化処理ユニットの逆洗状態
における縦断面図である。
【図19】浄化処理装置の一従来例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 フロート 29 揚水管 31、31A〜31C フィルターユニット(浄化処理
ユニット) 33 外部筒体 33A 外
部筒体 35 内部筒体 35A 内
部筒体 39 網 41 処理
物質 43 空気管 45 空気
管 47 分岐管 49 噴出
孔 65 支持パイプ 71 分岐
管 79 空気管 81 空気
管 91 集水管 93 流通
孔 103 コンプレッサー 105 制御
装置 111 空気供給経路 113 空気
供給経路 115 3方切替弁 117 流量
調整弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理水中に配置され、それぞれの内部
    に処理物質が収容された複数の浄化処理ユニットと、こ
    の浄化処理ユニット中に被処理水を通過させるポンプ手
    段と、前記浄化処理ユニット中の処理物質を振動させる
    ための空気を噴出させる空気噴出手段とから構成されて
    なり、 前記浄化処理ユニットは上下方向に積層して配置され、
    前記ポンプ手段は、前記浄化処理ユニットを貫通する方
    向へ被処理水を通過させ、前記空気噴出噴出手段は、前
    記浄化処理ユニットの積層方向に沿って上方へ向けて空
    気を噴出させることを特徴とする浄化処理装置。
  2. 【請求項2】 前記浄化処理ユニットは、同一の平面形
    状とされるとともに、互いに重なって配置されたことを
    特徴とする請求項1に記載の浄化処理装置。
  3. 【請求項3】 前記空気噴出手段は、最も下に配置され
    たフィルター手段に対して空気を噴出させることを特徴
    とする請求項1または2に記載の浄化処理装置。
  4. 【請求項4】 前記空気噴出手段は、前記複数のフィル
    ター手段のそれぞれに対して空気を噴出させることを特
    徴とする請求項1または2に記載の浄化処理装置。
JP8063460A 1996-03-19 1996-03-19 浄化処理装置 Withdrawn JPH09253675A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007092525A (ja) * 2005-09-26 2007-04-12 Yasei Suizoku Hanshoku Center:Kk 空気揚水装置
KR20180019465A (ko) * 2016-08-16 2018-02-26 이상복 연못 정화장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007092525A (ja) * 2005-09-26 2007-04-12 Yasei Suizoku Hanshoku Center:Kk 空気揚水装置
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