JPH09253190A - 厨芥処理装置および厨芥処理装置における脱臭方法 - Google Patents

厨芥処理装置および厨芥処理装置における脱臭方法

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JPH09253190A
JPH09253190A JP8061135A JP6113596A JPH09253190A JP H09253190 A JPH09253190 A JP H09253190A JP 8061135 A JP8061135 A JP 8061135A JP 6113596 A JP6113596 A JP 6113596A JP H09253190 A JPH09253190 A JP H09253190A
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JP
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palm
mesocarp
garbage
lump
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Application number
JP8061135A
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English (en)
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Hiromi Ishikawa
祥巳 石川
Toru Kubota
亨 久保田
Teruo Kobuna
照男 小鮒
Keijiro Sumida
敬治郎 隅田
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱臭機能の低下を招来することなく設置スペ
ースの縮小に寄与し得る厨芥処理装置および厨芥処理装
置における脱臭方法を提供することにある。 【解決手段】 本願発明者らがヤシの中果皮から得られ
る髄などの微細物に臭気に吸着性があることを発見した
ことに着目してなされたもので、この微細物を厨芥処理
装置の脱臭に活用するものである。このヤシの中果皮か
ら得られる微細物は、特に手を加えるまでもなくそれ自
体で臭気の吸着性を有することから、特別な脱臭機構を
別個設ける必要がなく、厨芥処理装置の小型化、設置ス
ペースの縮小化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厨芥処理装置およ
び厨芥処理装置における脱臭方法に関する。
【0002】
【従来の技術】厨芥を微生物によって二酸化炭素と水に
分解する厨芥処理装置では、処理過程や処理後に悪臭の
原因となる物質が生成される場合がある。それらは、例
えば、分解処理過程で生じる酢酸や酪酸の低級脂肪酸
や、タンパク質などの窒素源を多く含む厨芥を処理した
結果生じるアンモニアなどである。
【0003】このため、従来の微生物分解による厨芥処
理装置では、これらの臭気対策のために、厨芥を分解処
理する処理槽内に脱臭装置を設けたり、(例えば特開昭
59−228997号公報)、脱臭室または脱臭装置を
処理槽や厨芥処理装置と別に設け、処理槽で発生した臭
気ガスを脱臭装置に取り込み、処理してから排気するよ
うにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、処理槽内に臭
気装置を設けた場合には、厨芥処理装置が大型化し、ま
た、処理槽や厨芥処理装置と別に脱臭装置を設けた場合
には、厨芥処理装置の大きさは変わらないものの、厨芥
処理装置導入に伴って脱臭装置も併せて導入しなくては
ならなくなり、結果として広い設置スペースが必要とな
る。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、脱臭機能の低下を招来することなく
設置スペースの縮小に寄与し得る厨芥装置装置および厨
芥処理装置における脱臭方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の本発明は、厨芥処理装置の脱臭剤
として、ヤシの中果皮から得られる微細物を用いること
を要旨とする。
【0007】本発明は、本願発明者らがヤシの中果皮か
ら得られる髄などの微細物に臭気の吸着性があることを
発見したことに着目してなされたもので、この微細物を
厨芥処理装置の脱臭に活用するものである。このヤシの
中果皮から得られる微細物は、特に手を加えるまでもな
くそれ自体で臭気の吸着性を有することから、特別な臭
気機構を別個設ける必要がなく、厨芥処理装置の小型
化、設置スペースの縮小化を図ることができる。
【0008】請求項2記載の本発明は、ヤシの中果皮か
ら得られる微細物を圧縮乾燥した塊またはこの塊を砕い
た砕片を厨芥処理装置の脱臭剤として用いることを要旨
とする。
【0009】請求項2記載の本発明にあっては、ヤシの
中果皮から得られる微細物を圧縮乾燥した状態のもので
も臭気の吸着性が認められることに着目して、圧縮乾燥
した状態のものを厨芥処理装置の脱臭剤として用いる一
方、厨芥処理装置の脱臭剤として微細物の状態に戻して
使用するまでの保管時における品質管理の容易化、保管
スペースの縮小、および輸送の効率化を図っている。
【0010】請求項3記載の本発明は、処理槽に投入さ
れた厨芥を微生物によって分解処理する厨芥処理装置に
おいて、ヤシの中果皮から得られる微細物を前記微生物
の担体として用いたことを要旨とする。
【0011】請求項3記載の本発明にあっては、ヤシの
中果皮から得られる微細物に臭気の吸着性があること、
および厨芥を分解処理する微生物の棲息場所としての条
件を備えていることに着目して、ヤシの中果皮から得ら
れる微細物をこの微生物の担体兼脱臭剤として用いるこ
とで、この微生物による確実な分解処理を確保しつつ、
分解処理において発生する臭気の外部への放散を防止
し、更に、特別な脱臭機構を別個設ける必要性をなく
し、厨芥処理装置の小型化、設置スペースの縮小化を図
っている。
【0012】請求項4記載の本発明は、処理槽に投入さ
れた厨芥を微生物によって分解処理する厨芥処理装置に
おいて、ヤシの中果皮から得られる微細物を前記微生物
の担体の一部として用いたことを要旨とする。
【0013】請求項4記載の本発明にあっては、請求項
3記載の発明の効果に加えて、他の脱臭剤を混合させる
ことで、様々な臭気の脱臭に対応し得る。
【0014】請求項5記載の本発明は、請求項3または
4記載の発明において、前記微細物が、処理槽に投入さ
れたヤシの中果皮から得られる微細物を圧縮乾燥した塊
またはこの塊を砕いた砕片から復元されたものであるこ
とを要旨とする。
【0015】請求項5記載の本発明にあっては、脱臭剤
として微細物の状態に戻して使用するまでの保管時にお
ける品質管理の容易化、保管スペースの縮小、および輸
送の効率化を図っている。
【0016】請求項6記載の本発明は、請求項5記載の
発明において、塊または砕片を微細物に復元するときに
は水分を含浸させることを要旨とする。
【0017】請求項6記載の本発明にあっては、塊や砕
片から微細物への復元を特別な復元機構を別個設けるこ
となく実現することで、厨芥処理装置の大型化、設置ス
ペースの増加を招来することなく、微細物への復元を容
易にしている。
【0018】請求項7記載の本発明は、請求項5記載の
発明において、前記塊が、破砕により微細物に戻しやす
いように造形されていることを要旨とする。
【0019】請求項7記載の本発明では、塊から微細物
の状態に戻して使用する際における破砕手段への負担を
軽減している。
【0020】請求項8記載の本発明は、処理槽に投入さ
れた厨芥を当該処理槽に供給されたヤシの中果皮から得
られる微細物に棲息させた微生物によって分解処理する
厨芥処理装置であって、前記微細物が圧縮乾燥せしめら
れた塊またはこの塊を砕いた砕片の状態で供給されたと
きには、当該塊または砕片を前記微細物に復元する復元
手段を有することを要旨とする。
【0021】請求項8記載の本発明にあっては、塊や砕
片から微細物への復元を迅速且つ確実に実現している。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。
【0023】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
厨芥処理装置の構成を示す図である。同図において、1
1は蓋12を開けて投入口13から投入された厨芥を処
理する処理槽、15は処理槽11内のものを撹拌する撹
拌装置、17は処理槽11に設けられた水分センサ、1
9および21はそれぞれ排気装置および排気口、23は
厨芥処理装置の動作を制御するための制御装置である。
【0024】そして、その特徴としては、厨芥を分解処
理する微生物の担体として、ヤシの中果皮から得られた
微細物25を用いたことにある。
【0025】ここで、ヤシの中果皮から得られる微細物
について説明する。
【0026】図2にヤシの果実の断面図を示す。ヤシの
果実の構造は被子植物として種皮と果皮からなり、果皮
は外果皮1、中果皮2、内果皮(核)3からなる。内果
皮は木角質の厚いものになり、種皮と区別のないものも
ある。普通は内果皮3を種子と通称する。内果皮3は、
梛子殻活性炭の原料にもなるものである。一方、ヤシの
果実の果皮の中果皮2には長い繊維が含まれており、縄
やたわしを作るための材料となる。ヤシの果実を池など
の水につけた後、この繊維を分取する際に髄などを含む
大量の微細物が生じる。この微細物を天日で乾燥させた
ものは、吸水性、保水性と良好な排水性および通気性に
優れており、土壌改良剤としても使用されることもあ
る。
【0027】本発明者らの研究において、安価で自然に
還元できる様々な有機性多孔質の脱臭性能を調べる過程
で、ヤシの果実の中果皮2の髄などを含む微細物を調査
したところ、特に手を加えなくても、アンモニアなどの
臭気の吸着性能を有していることが判った。また、水分
を70%以上含んでも脱臭性能を有し、排気空気の湿度
が高い場合や、含水率の高い臭気発生源に混入して使用
することも可能であることが判った。さらに、吸水性、
保水性、通気性がよい点、pHが中性から酸性であるこ
と、粒度が1.0mm程度と担体として妥当であるな
ど、厨芥処理装置における微生物の棲息場所としての条
件も兼ね備えていることが判った。
【0028】表1は、アンモニア雰囲気中におけるこの
微細物による臭気吸着性能を、有機性多孔質の一例とし
て木屑などを添加した場合の臭気吸着性能と比較する形
で示したものであり、この表1から明らかなように、確
かに、ヤシの中果皮から得られる微細物自体に脱臭効果
があることが判る。
【0029】
【表1】 この微細物を物理吸着を利用する脱臭剤として最も広く
用いられいる活性炭と比較すると、活性炭は非極性吸着
剤と呼ばれることがあるように非極性分子を選択的に吸
着するため、アンモニアやアルデヒド類の吸着に使用す
ることが難しいため、アンモニアを吸着させるには、活
性炭に酸類を含浸させなくは、効果を期待できないのに
対し、微細物は、特に薬品などに含浸させなくても、ア
ンモニアの脱臭に効果がある。また、微細物は使用後に
土壌に自然還元することが可能であり、脱臭処理に用い
た後に土壌に還元することも可能で使い勝手の面でも他
の脱臭剤に比べ優れている。加えて、もともと繊維を利
用する際に生ずる微細物をそのまま利用できるので、水
蒸気や空気のような酸化性ガスの作用下で高温で処理し
て生成される活性炭に比べ、製造過程の手間の面でも、
環境保護の見地からも、エネルギー消費の面からも価値
が高い。
【0030】そこで、本実施の形態は、このようなヤシ
の中果皮から得られた微細物を微生物の担体として用い
ることで、微生物による厨芥の分解処理時に発生する臭
気を、特に別個の脱臭装置を設けなくとも、この微細物
によって吸着させんとするものである。
【0031】具体的には、厨芥は蓋12を開けて、投入
口13から処理槽11に投入される。処理槽11には、
ヤシの中果皮から得られた微細物25が入れられてい
る。この微細物25は、水分センサ17による検出結果
に基づき、撹拌装置15や排気装置19の稼働率を制御
する制御装置23によって、微生物が働きやすい含水
率、例えば30〜60%に制御されている。厨芥は、こ
の微細物25に棲息している微生物によって、二酸化炭
素と水に分解される。一方、微細物25は間欠的に撹拌
装置15によって撹拌される。撹拌によって、厨芥が微
細物25と混合され、それに伴って好気的に分解するた
めに必要な酸素が微生物に供給される。分解によって発
生した二酸化炭素は排気装置19によって排気口21か
ら厨芥処理装置外部に放出される。投入した厨芥が例え
ばタンパク質など窒素の含有量が高いと分解産物として
アンモニアが発生する。このアンモニアは、微細物25
に大部分が吸着され、その結果、微生物の棲息地として
の担体に、例えば表1に用いたスギの木屑を用いた場合
よりも、排気口21から漏出するアンモニアが低減ある
いは除去され、排気の脱臭装置が必要なくなるのであ
る。また、脱臭装置が必要な場合でも、担体にヤシの中
果皮から得られた微細物を使用していない場合に比べ、
小型のもので済むのである。
【0032】なお、上述した実施の形態では、ヤシの中
果皮から得られた微細物のみを微生物の担体として用い
たが、他の担体、例えばスギの木屑や活性炭などを混合
させたものを担体として用いてもよく、吸着できる臭気
成分の種類を増加させることができる。また、担体とし
て用いる多孔質によって、処理槽内で増殖しやすくなる
微生物が異なってくるので、2種類以上の多孔質が混合
されたものを担体として用いることで、担体中に棲息す
る微生物の種類が増加し、処理槽内の微生物生育環境の
変化した場合に、それに適した微生物種が幅広く対応で
きる担体とすることができる。
【0033】ここで、上述した実施の形態において説明
した担体として、従来から使用されていたスギの木屑と
ヤシの中果皮から得られた微細物を用いて厨芥を処理し
た場合の分解率の比較データを図3、表2に示す。
【0034】
【表2】 例えば、野菜屑や脂肪、魚の内臓などの調理屑を中心と
した厨芥を毎日投入した場合は、厨芥として投入した有
機物の1日の平均分解率が、スギの木屑と微細物を用い
た場合で大差ないが、残飯を中心とした厨芥を毎日投入
した場合は、微細物を担体として用いた場合の方が分解
率が高い。また、担体に占める微細物の比率の多い方
が、残飯の分解率が高い傾向にある。また、厨芥を毎日
投入した後の担体の菌叢の一例を表3に示す。
【0035】
【表3】 ヤシの中果皮から得られた微細物には、好気性菌、嫌気
性菌、高温菌、中温菌など種々の微生物が棲息すること
ができ、従来から担体として使用されていたスギの木屑
を担体とした場合に比べても微生物の総菌数に遜色はな
い。むしろ、50℃で生育する菌が担体中に検出される
など、菌の種類が多く、処理に有利であることが判る。
さらに、厨芥を毎日投入した場合、排気口からの排気ガ
スの臭気についても、微細物を担体として使用している
方が明らかに官能的によかった。例えば、残飯を中心と
した厨芥を投入し続けた際に排気ガスから酢酸が検出さ
れたことがあったが、この場合、スギの木屑を担体とし
た装置からは50ppm検出されたが、微細物を担体と
した場合では5ppm、それらの混合担体でも14pp
mと差が認められた。一方、ヤシの果実を池などの水に
つけた後、中果皮から縄やたわしを作るための繊維を分
取した際に多量に生じる髄などの微細物は、表1に示し
たようにアンモニアの吸着性能が高い。そこで、実験の
一例として、タンパク質の含有量が高く、分解されると
アンモニアを多量に発生とする魚(アジ)を家庭用の厨
芥処理装置に1日当たり800g投入し、20時間後の
排気ガス中に含まれるアンモニアの濃度を測定した結果
を図4に示す。図4から明らかなように、ヤシの中果皮
から得られた微細物を担体に用いた場合は、用いなかっ
た場合に比べ、排気中のアンモニア濃度が低く、実際の
装置においても定量的に効果があることが確認できた。
【0036】したがって、本実施の形態によれば、ヤシ
の中果皮から得られる微細物を厨芥処理装置の担体とし
て用いることで、厨芥の分解によって発生する臭気成分
が排気口から放散するのを抑制することができ、脱臭機
構の小型化または削減が実現でき、厨芥処理装置の小型
化および厨芥処理装置の設置に必要とされるスペースを
縮小させることができる。
【0037】図5は、本発明の第2の実施の形態に係る
厨芥処理装置の構成を示す図である。その特徴として
は、厨芥を微生物によって分解処理するための処理槽2
7を構成する外槽29と複数の孔が設けられている内槽
31との間に、ヤシの中果皮から得られた微細物33を
脱臭剤として充填したことにある。
【0038】したがって、厨芥処理において発生した臭
気は微細物33に吸着され、臭気が外部へ漏れることを
防止することができる。特に、微細物33は、処理槽2
7の高い位置である排気口35付近まで充填されている
ので、排気中に含まれている臭気成分も吸着することが
できる。
【0039】図6は、本発明の第3の実施の形態に係る
厨芥処理装置の構成を示す図である。その特徴として
は、処理槽37から排気口39に至る経路の途中に、一
対のフィルタ41,43の間にヤシの中果皮から得た微
細物45を脱臭剤とて充填したことにある。なお、フィ
ルタ43は、微細物45の飛散を防止するものであり、
任意に取り外しが可能なものである。
【0040】したがって、厨芥が厨芥投入口47から微
生物が棲息する担体49が含まれている処理槽37に投
入されると、投入された厨芥は、処理槽37内で撹拌装
置51によって間欠的に撹拌されて担体49と混合さ
れ、担体49に棲息している微生物によって分解され
る。微生物分解に必要な酸素は、処理槽37の低部に形
成された細孔53から空気として供給される。分解によ
って、生じる二酸化炭素や水は排気装置55によって厨
芥処理装置外部に放出されるが、この排気中に含まれる
アンモニアや酢酸などの臭気物質は、微細物45を通過
することによって、アンモニアなどの臭気成分がヤシの
中果皮から得た微細物45に吸着、除去され、排気の臭
気が低減することになる。
【0041】なお、上述した実施の形態では、処理槽か
ら排気口に至る経路の途中に脱臭剤を配備する構成とし
たが、図7に示す如く、排気口39の隣接上部に脱臭剤
を配備するようにしてもよい。すなわち、厨芥が厨芥投
入口47から投入され、処理槽37内の担体49に棲息
する微生物によって分解されることによって発生する臭
気成分は、徐々に処理槽37内の気相部に放出される。
これらの臭気ガスは、排気装置55が停止している間
に、フィルタ41を通過し、ヤシの中果皮から得た微細
物45に吸着される。排気装置55が稼働し、排気口3
9から、排気ガスが放出されるときには、臭気物質は微
細物45に吸着され捕捉されているため、その濃度とし
ては、担体から排出された直後よりも低くなるのであ
る。
【0042】なお、図5乃至図7の実施の形態におい
て、微細物の配備位置としてはそれぞれ同図に示した位
置に限られるものではなく、要は脱臭に有効な位置であ
ればよく、例えば、厨芥投入口の周囲でも構わないし、
処理槽壁面でも構わない。また、2カ所以上に構成され
ていても構わない。
【0043】さらに、図5乃至図7の実施の形態におい
て、ヤシの中果皮から得た微細物を脱臭剤と微生物の担
体双方に使用してもよいことは言うまでもない。
【0044】ところで、以上の実施の形態では、ヤシの
中果皮から得られた微細物を使用することを説明してき
たが、担体として投入するときには、微細物を、圧縮乾
燥して塊に成形したものや、圧縮乾燥した塊を粗く砕い
た砕片の状態のものであってもよい。むしろ、圧縮乾燥
した塊やその砕片を処理槽に投入することは、厨芥処理
装置の稼働直前まで、微細物が圧縮乾燥した塊やその砕
片状であることを意味し、ヤシの中果皮から得られた微
細物の保管時の品質管理の容易化、保管スペースの縮
小、輸送の効率化につながる。すなわち、ヤシの中果皮
から得られた微細物を圧縮乾燥させたものは、ヤシの中
果皮から得られた微細物に比べると体積が約6分の1に
なる。また、圧縮乾燥したものを砕いたものでも、微細
物の約2〜3分の1の体積である。更に、ヤシの中果皮
から得られた微細物は有機資材であり変質する可能性が
あるが、圧縮乾燥することで保存性がよくなる。そのた
め、ヤシの中果皮から得られた微細物を圧縮乾燥させた
ものや、これを粗く砕いた砕片の状態で使用し始めるこ
とによって、保管時の品質管理の容易化、保管スペース
の縮小、輸送の効率化につながるのである。また、ヤシ
の中果皮から得られた微細物を圧縮乾燥した塊やこれを
粗く砕いた砕片は、それ自体で臭気吸着性能を有してい
ることから、例えば前出の図5乃至図7の実施の形態に
係る厨芥処理装置において脱臭剤として用いることも可
能である。
【0045】一方、ヤシの中果皮から得られた微細物の
塊やその砕片を処理槽に投入した場合には、微生物の増
殖や臭気吸着に支障のでないうちに微細物の状態に復元
しなくてはいけない。
【0046】この微細物への復元方法の1つとして、初
めの厨芥を投入する前に処理槽内に、ヤシの中果皮から
得られた微細物の塊や砕片とほぼ同量の水をゆっくりと
添加し、暫く放置する方法がある。すなわち、圧縮乾燥
の程度や塊の砕片の大きさにもよるが、もともと、ヤシ
の中果皮から得られた微細物は吸水性がよいので、暫く
時間をおくと、添加した水が徐々に浸透し、多少の力を
外部から加える程度で解れる状態となる。この状態にな
った後に担体を撹拌する撹拌装置を稼働し、塊や砕片を
撹拌することで、復元することができるのである。な
お、添加する水は雨水でもよいし、水道水でもよく、ま
た、微生物の増殖の障害となるものでなければ、懸濁液
や何らかの物質がとけ込んでいる溶液でも構わない。
【0047】さらに、処理槽に添加する水として、厨芥
中に存在している水分を利用する方法もある。すなわ
ち、含水率が高い厨芥を処理する場合、この厨芥の処理
槽への投入後、暫く放置することで厨芥に含まれる水分
を塊や砕片に浸透させるのである。
【0048】一方、微細物への復元方法としては、他の
方法として、以下に示すように負荷を加えることで粉砕
する方法がある。
【0049】図8は、微細物を圧縮乾燥した塊や砕片に
負荷を加えることで微細物の状態に戻す実施の形態を示
す図である。その特徴としては、厨芥処理装置における
処理槽57の上部に、破砕装置58とヤシの中果皮から
得られた微細物を圧縮乾燥した塊やその砕片59をこの
破砕装置58に導くホッパー63を具備することで、粉
砕により復元された微細物がそのまま、処理槽57に供
給されるようにしたことにある。
【0050】この破砕装置58は、粉砕する塊や砕片の
大きさや堅さに対応できるものであれば、その粉砕方式
は問わない。例えば、2つの歯車の歯によって、塊や砕
片を挟み込むことで細かくするものでもいいし、ティス
ポーザのような回転刃によって塊や砕片を削っていくも
のでもよい。そして、担体として必要な量が処理槽57
に投入し終えたら、ホッパー63に蓋65をすること
で、担体にすべき以外のものが、破砕装置58によって
誤って破砕されることを防いでいる。
【0051】本実施の形態においては、好ましくは、厨
芥投入口66から、担体の含水率が例えば30〜50%
になる程度の量の水分を添加し、撹拌装置67による撹
拌で、水分の偏りがある程度解消されてから厨芥を投入
しはじめると、初めから微細物の状態でヤシの中果皮か
ら得られた微細物を投入したときと同様の厨芥処理性能
が得られる。
【0052】なお、本実施の形態では、塊やその砕片を
破砕装置へ投入する入り口が厨芥投入口と別に位置に設
けられていたが、厨芥投入口に連結する位置に破砕装置
を設け、これを利用して塊や砕片を粉砕し微細物状態に
復元してもよい。
【0053】図9(a)および(b)は、微細物を圧縮
乾燥した塊や砕片に負荷を加えることで微細物の状態に
戻す別の実施の形態を示す図である。なお、図9(a)
は厨芥処理装置の断面構成を示す図、図9(b)はこの
厨芥処理装置の処理槽を上から見た図である。その特徴
としては、処理槽69に設けられている厨芥70を破砕
・撹拌する撹拌装置71を利用して塊や砕片72を粉砕
するようにしたことにある。
【0054】処理槽69には複数の固定歯73と図示し
ない撹拌用モータによって回転せしめられる当該撹拌用
モータの回転軸75に設けられた複数の回転歯77とが
具備されており、投入口79から投入された厨芥を撹拌
しながらこの固定歯73と回転歯77とに挾むことで破
砕するものである。なお、図9において、74および7
6はそれぞれ排気口および排気装置である。
【0055】このため、本実施の形態においては、臭気
を吸着するための塊や砕片72を厨芥70と一緒に投入
すると、この塊や砕片72が厨芥70と共に破砕されて
微細物に復元され、脱臭機能を発揮するのである。な
お、塊や砕片72は厨芥70を投入する前に予め投入し
ておいてもよいことは言うまでもない。
【0056】したがって、本実施の形態によれば、塊や
砕片を粉砕するための手段を別個に設ける必要がないの
で、機構が簡素化でき、装置全体の重量および設置スペ
ースの増大を招来することがない。
【0057】図10(a)および(b)は、微細物を圧
縮乾燥した塊や砕片に負荷を加えることで微細物の状態
に戻すさらに別の実施の形態を示す図である。なお、図
10(a)は厨芥処理装置の断面構成を示す図、図10
(b)はこの厨芥処理装置の処理槽を上から見た図であ
る。その特徴としては、処理槽80に設けられた一方の
撹拌軸81に複数設けられている撹拌部材85と他方の
撹拌軸83に複数設けられている撹拌部材87とを、そ
の撹拌軌道が一部重なり、互い違いになるように且つ撹
拌軸に対し螺旋状に配備することで、2本の撹拌軸8
1,83に設けられた撹拌部材85,87がすれ違う際
に塊や砕片89を挟み込み粉砕するようにしたことにあ
る。なお、図10において、91は厨芥投入口、93お
よび94はそれぞれ排気口および排気装置である。
【0058】したがって、本実施の形態においても、臭
気を吸着するための塊や砕片89を厨芥と一緒に投入す
ると、この塊や砕片89が厨芥と共に破砕されて微細物
に復元され、脱臭機能を発揮するのである。なお、塊や
砕片89は厨芥を投入する前に予め投入しておいてもよ
いことは言うまでもない。
【0059】ここで、図8乃至図10の実施の形態にお
いて、微細物への復元に際しては、適量の水分を添加し
てもよく、これにより塊や砕片を粉砕する機構への過負
荷の発生を防止しつつ、効率のよい復元を行なうことが
できる。
【0060】また、図8乃至図10の実施の形態におい
ては、ヤシの中果皮から得た微細物を圧縮乾燥した塊や
砕片を微細物の状態に復元するための方法や機構につい
て説明したが、復元のための補助的手段をヤシの中果皮
から得た微細物を圧縮乾燥した塊自体に具備させてもよ
い。すなわち、圧縮乾燥して塊に成形されたものは硬い
ブロック状であり、厨芥処理装置にこの塊を粉砕する機
構を設ける場合には高い破砕性能が必要であり、そのた
めに、本来の脱臭には必要とされない機構に対して、強
度や駆動力が必要となり、コストを増加させることにな
ってしまうといったことを防止しつつ、確実な復元を可
能にするためである。
【0061】そこで、厨芥処理装置で簡単に破砕できる
程度の硬さになるように、ヤシの中果皮から得た微細物
を圧縮乾燥した塊に復元しやすいような造形を施すこと
が考えられる。
【0062】図11は、塊95の表面に複数の凹部97
を設けた構成のものであり、例えば前出の図9のような
用い方をする場合、処理槽69内で回転歯77と固定歯
73で挟まれた場合に凹部97の周囲に力が集中し、塊
95が割れやすいようになっている。したがって、回転
歯77と固定歯73の強度や撹拌トルクが凹部97のな
い塊を使用する場合に比べ少なくて済む。
【0063】図12は、塊99に複数の穿孔101を設
けた構成で、例えば塊99に水分を浸透させて微細物状
態に復元する場合には、水分が浸透しやすくなり、より
速く微細状態に戻すことができる。なお、ここでは、孔
が塊を貫通しているが、貫通していなくてもいいし、ま
た、孔ではなく、水分を浸透させる表面積が大きくなる
造形であれば、切り込みなどでも構わない。
【0064】なお、塊に施す造形としては、簡単に破砕
できる程度の強度になればよく、物理的に破砕、微細化
しやすくするものでもよいし、造形したことによって塊
への吸水効果が高まって、二次的に破砕、微細化しやす
くなることを狙ったものでもよく、要は、粉砕、微細化
のためのパワーと時間を節約できるものであればよい。
【0065】また、塊を破砕容易にするために、圧縮乾
燥に際して微細物以外のものを混入するようにしてもよ
い。
【0066】したがって、塊が微細状態に復元しやすく
なる造形が施されることによって、厨芥処理装置に特別
な粉砕機構がなくても、あるいは、性能の小さい粉砕機
構でも、塊を担体として使用することができ、保存性、
保管効率、輸送効率のよい圧縮乾燥した塊の使い勝手を
向上させることができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明によれば、厨芥処理装置の脱臭剤として、ヤシの
中果皮から得られる微細物を用いるようにしたので、特
別な脱臭機構を別個設ける必要がなく、厨芥処理装置の
小型化、設置スペースの縮小化を図ることができる。
【0068】請求項2記載の本発明によれば、ヤシの中
果皮から得られる微細物を圧縮乾燥した塊またはこの塊
を砕いた砕片を厨芥処理装置の脱臭剤として用いること
で、厨芥処理装置の脱臭剤として微細物の状態に戻して
使用するまでの保管時における品質管理の容易化、保管
スペースの縮小、および輸送の効率化を図ることができ
る。
【0069】請求項3記載の本発明によれば、ヤシの中
果皮から得られる微細物をこの微生物の担体兼脱臭剤と
して用いることで、この微生物による確実な分解処理を
確保しつつ、分解処理において発生する臭気の外部への
放散を防止し、更に、特別な脱臭機構を別個設ける必要
性をなくし、厨芥処理装置の小型化、設置スペースの縮
小化を図ることができる。
【0070】請求項4記載の本発明によれば、請求項3
記載の発明の効果に加えて、他の脱臭剤を混合させるこ
とで、様々な臭気の脱臭に対応することができる。
【0071】請求項5記載の本発明によれば、脱臭剤と
して微細物の状態に戻して使用するまでの保管時におけ
る品質管理の容易化、保管スペースの縮小、および輸送
の効率化を図ることができる。
【0072】請求項6記載の本発明によれば、塊や砕片
から微細物への復元を特別な復元機構を別個設けること
なく実現することで、厨芥処理装置の大型化、設置スペ
ースの増加を招来することなく、微細物への復元を容易
にすることができる。
【0073】請求項7記載の本発明によれば、塊から微
細物の状態に戻して使用する際における破砕手段への負
担を軽減することができる。
【0074】請求項8記載の本発明によれば、塊や砕片
から微細物への復元を迅速且つ確実に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図である。
【図2】ヤシの果実の断面を示す図である。
【図3】図1に示した実施の形態における脱臭効果を説
明するための図である。
【図4】図1に示した実施の形態における脱臭効果を説
明するための図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す図である。
【図7】図6に示した実施の形態の変形例を示す図であ
る。
【図8】ヤシの中果皮から得られた微細物を圧縮乾燥し
た塊や砕片に負荷を加えることで微細物の状態に戻す実
施の形態を示す図である。
【図9】ヤシの中果皮から得られた微細物を圧縮乾燥し
た塊や砕片に負荷を加えることで微細物の状態に戻す別
の実施の形態を示す図である。
【図10】ヤシの中果皮から得られた微細物を圧縮乾燥
した塊や砕片に負荷を加えることで微細物の状態に戻す
さらに別の実施の形態を示す図である。
【図11】ヤシの中果皮から得られた微細物を圧縮乾燥
した塊の外観を示す図である。
【図12】本発明に係るヤシの中果皮から得られた微細
物を圧縮乾燥した塊の別の外観を示す図である。
【符号の説明】
1 外果皮 2 中果皮 3 内果皮 11,27,37,57,69,80 処理槽 12,65 蓋 13,79 投入口 15,51,67,71 撹拌装置 17 水分センサ 19,55,76,94 排気装置 21,35,39,74,93 排気口 23 制御装置 25,33,45 微細物 29 外槽 31 内槽 41,43 フィルタ 47,66,91 厨芥投入口 49 担体 53 細孔 58 破砕装置 59,72,89 塊や砕片 63 ホッパー 70 厨芥 73 固定歯 75 回転軸 77 回転歯 81,83 撹拌軸 85,87 撹拌部材 95,99 塊 97 凹部 101 穿孔
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B09B 3/00 ZAB (72)発明者 小鮒 照男 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内 (72)発明者 隅田 敬治郎 大阪府茨木市太田東芝町1−6 株式会社 東芝大阪工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヤシの中果皮から得られる微細物を脱臭
    剤として用いたことを特徴とする厨芥処理装置における
    脱臭方法。
  2. 【請求項2】 ヤシの中果皮から得られる微細物を圧縮
    乾燥した塊またはこの塊を砕いた砕片を脱臭剤として用
    いたことを特徴とする厨芥処理装置における脱臭方法。
  3. 【請求項3】 処理槽に投入された厨芥を微生物によっ
    て分解処理する厨芥処理装置において、ヤシの中果皮か
    ら得られる微細物を前記微生物の担体として用いたこと
    を特徴とする厨芥処理装置における脱臭方法。
  4. 【請求項4】 処理槽に投入された厨芥を微生物によっ
    て分解処理する厨芥処理装置において、ヤシの中果皮か
    ら得られる微細物を前記微生物の担体の一部として用い
    たことを特徴とする厨芥処理装置における脱臭方法。
  5. 【請求項5】 前記微細物は、処理槽に投入されたヤシ
    の中果皮から得られる微細物を圧縮乾燥した塊またはこ
    の塊を砕いた砕片から復元されたものであることを特徴
    とする請求項3または4記載の厨芥処理装置における脱
    臭方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の厨芥処理装置における脱
    臭方法において、塊または砕片を微細物に復元するとき
    には水分を含浸させることを特徴とする厨芥処理装置に
    おける脱臭方法。
  7. 【請求項7】 前記塊は、破砕により微細物に戻しやす
    いように造形されていることを特徴とする請求項5記載
    の厨芥処理装置における脱臭方法。
  8. 【請求項8】 処理槽に投入された厨芥を当該処理槽に
    供給されたヤシの中果皮から得られる微細物に棲息させ
    た微生物によって分解処理する厨芥処理装置であって、 前記微細物が圧縮乾燥せしめられた塊またはこの塊を砕
    いた砕片の状態で供給されたときには、当該塊または砕
    片を前記微細物に復元する復元手段を有することを特徴
    とする厨芥処理装置。
JP8061135A 1996-03-18 1996-03-18 厨芥処理装置および厨芥処理装置における脱臭方法 Pending JPH09253190A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09253188A (ja) * 1996-03-22 1997-09-30 Kuraray Chem Corp 吸着材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09253188A (ja) * 1996-03-22 1997-09-30 Kuraray Chem Corp 吸着材

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