JPH09253120A - 吸収性物品 - Google Patents
吸収性物品Info
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- JPH09253120A JPH09253120A JP8063053A JP6305396A JPH09253120A JP H09253120 A JPH09253120 A JP H09253120A JP 8063053 A JP8063053 A JP 8063053A JP 6305396 A JP6305396 A JP 6305396A JP H09253120 A JPH09253120 A JP H09253120A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 装着性の良好な吸収性物品を提供すること。
【解決手段】 液透過性の肌当接面、液不透過性の非肌
当接面１０ｂ及び液保持性の吸収部を有する本体１０
と、該本体１０の中央部の左右両側縁部から幅方向に連
設された一対のウイング１１とを有する吸収性物品１で
あって、一対のウイング１１と本体１０との連接部に復
元部材１２を備えており、復元部材１２は、一対のウイ
ング１１を非応力下において略同一平面上に展開させる
機能を有している。
当接面１０ｂ及び液保持性の吸収部を有する本体１０
と、該本体１０の中央部の左右両側縁部から幅方向に連
設された一対のウイング１１とを有する吸収性物品１で
あって、一対のウイング１１と本体１０との連接部に復
元部材１２を備えており、復元部材１２は、一対のウイ
ング１１を非応力下において略同一平面上に展開させる
機能を有している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、生理用ナプキン、
失禁パッド等の吸収性物品に関し、更に詳しくは、装着
性の良好な吸収性物品に関する。
失禁パッド等の吸収性物品に関し、更に詳しくは、装着
性の良好な吸収性物品に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、生理用ナプキン、失禁パッド等の吸収性物品とし
て、図３又は図４に示す様なものがある。
り、生理用ナプキン、失禁パッド等の吸収性物品とし
て、図３又は図４に示す様なものがある。
【０００３】図５は、従来技術の吸収性物品１００のウ
イング１１１を本体１１０の肌当接面１１０ａに折り重
ねた状態を肌当接面１１０ａ側から見たもので、この吸
収性物品１００においては、本体１１０の非肌当接面に
粘着部が形成され、またウイング１１１における該本体
１１０の非肌当接面側にも粘着部１１１ａが形成されて
いる。このような吸収性物品１００は、使用前において
は、ウイング１１１の粘着部１１１ａは剥離紙により保
護され、且つウイング１１１が図３に示す如く本体１１
０の肌当接面１１０ａに折り重ねられ、この状態でシー
ト状の包装材に包装され、該包装材とともに長手方向に
三つ折りされて包装されている。本体１１０の粘着部１
１０ｃは、包装材に貼付された剥離紙に粘着されてい
る。そして使用に際しては、包装材から取り出して本体
１１０の粘着部を露出させ、ウイング１１１を広げ、ウ
イング１１１の粘着部１１１ａを剥離紙から剥離し、ウ
イング１１１を折曲して本体１１０とウイング１１１と
の間に下着を挟み、本体１１０及びウイング１１１を粘
着部を介して下着に粘着させるようになされている。
イング１１１を本体１１０の肌当接面１１０ａに折り重
ねた状態を肌当接面１１０ａ側から見たもので、この吸
収性物品１００においては、本体１１０の非肌当接面に
粘着部が形成され、またウイング１１１における該本体
１１０の非肌当接面側にも粘着部１１１ａが形成されて
いる。このような吸収性物品１００は、使用前において
は、ウイング１１１の粘着部１１１ａは剥離紙により保
護され、且つウイング１１１が図３に示す如く本体１１
０の肌当接面１１０ａに折り重ねられ、この状態でシー
ト状の包装材に包装され、該包装材とともに長手方向に
三つ折りされて包装されている。本体１１０の粘着部１
１０ｃは、包装材に貼付された剥離紙に粘着されてい
る。そして使用に際しては、包装材から取り出して本体
１１０の粘着部を露出させ、ウイング１１１を広げ、ウ
イング１１１の粘着部１１１ａを剥離紙から剥離し、ウ
イング１１１を折曲して本体１１０とウイング１１１と
の間に下着を挟み、本体１１０及びウイング１１１を粘
着部を介して下着に粘着させるようになされている。
【０００４】図６は、従来技術の吸収性物品２００を本
体２１０の非肌当接面２１０ｂ側から見たもので、この
吸収性物品２００においては、本体２１０の非肌当接面
２１０ｂに粘着部２１０ｃが形成され、またウイング２
１１における該本体２１０の非肌当接面２１０ｂ側にも
粘着部２１１ａが形成されている。また、本体２１０の
非肌当接面２１０ｂの中央部には剥離処理を施した剥離
部２１０ｄが形成されている。このような吸収性物品２
００は、使用前においては、ウイング２１１が本体２１
０の非肌当接面２１０ｂに折り重ねられてウイング２１
１の粘着部２１１ａが剥離部２１０ｄに粘着されてい
る。そしてこの状態で、本体２１０の粘着部２１０ｃが
露出されるように長手方向に三つ折りされて袋状の包装
材に収納されている。上記本体２１０の粘着部２１０ｃ
は、包装材に貼付された剥離紙により保護されている。
そして使用に際して、吸収性物品２００を包装材から取
り出して粘着部２１０ｃを露出させ、三つ折りを展開し
更にウイング２１１を広げて粘着部２１１ａを露出さ
せ、ウイング２１１を折曲して本体２１０とウイング２
１１との間に下着を挟み、本体２１０及びウイング２１
１をそれぞれの粘着部２１０ｃ，２１１ａを介して下着
に粘着させるようになされている。
体２１０の非肌当接面２１０ｂ側から見たもので、この
吸収性物品２００においては、本体２１０の非肌当接面
２１０ｂに粘着部２１０ｃが形成され、またウイング２
１１における該本体２１０の非肌当接面２１０ｂ側にも
粘着部２１１ａが形成されている。また、本体２１０の
非肌当接面２１０ｂの中央部には剥離処理を施した剥離
部２１０ｄが形成されている。このような吸収性物品２
００は、使用前においては、ウイング２１１が本体２１
０の非肌当接面２１０ｂに折り重ねられてウイング２１
１の粘着部２１１ａが剥離部２１０ｄに粘着されてい
る。そしてこの状態で、本体２１０の粘着部２１０ｃが
露出されるように長手方向に三つ折りされて袋状の包装
材に収納されている。上記本体２１０の粘着部２１０ｃ
は、包装材に貼付された剥離紙により保護されている。
そして使用に際して、吸収性物品２００を包装材から取
り出して粘着部２１０ｃを露出させ、三つ折りを展開し
更にウイング２１１を広げて粘着部２１１ａを露出さ
せ、ウイング２１１を折曲して本体２１０とウイング２
１１との間に下着を挟み、本体２１０及びウイング２１
１をそれぞれの粘着部２１０ｃ，２１１ａを介して下着
に粘着させるようになされている。
【０００５】しかし、上述の様な従来の吸収性物品１０
０，２００においては、折曲されたウイング１１１，２
１１を折り曲げ状態から開放する手間が必要である。ま
た、包装されている間にウイング１１１，２１１と本体
１１０，２１０との境界部につく折り癖等のために、ウ
イング１１１，２１１の粘着部１１１ａ，２１１ａが本
体１１０，２１０の非肌当接面、またウイング１１１，
２１１の粘着部１１１ａ，２１１ａ同士で粘着してしま
う等、装着性に劣るという問題点がある。
０，２００においては、折曲されたウイング１１１，２
１１を折り曲げ状態から開放する手間が必要である。ま
た、包装されている間にウイング１１１，２１１と本体
１１０，２１０との境界部につく折り癖等のために、ウ
イング１１１，２１１の粘着部１１１ａ，２１１ａが本
体１１０，２１０の非肌当接面、またウイング１１１，
２１１の粘着部１１１ａ，２１１ａ同士で粘着してしま
う等、装着性に劣るという問題点がある。
【０００６】従って、本発明の目的は、装着性の良好な
吸収性物品を提供することにある。
吸収性物品を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、液透過性の肌
当接面、液不透過性の非肌当接面及び液保持性の吸収部
を有する本体と、該本体の中央部の左右両側縁部から幅
方向に連設された一対のウイングとを有する吸収性物品
において、一対の上記ウイングと上記本体との連接部に
復元部材を備えており、上記復元部材は、一対の上記ウ
イングを非応力下において略同一平面上に展開させる機
能を有していることを特徴とする吸収性物品を提供する
ことにより、上記目的を達成したものである。
当接面、液不透過性の非肌当接面及び液保持性の吸収部
を有する本体と、該本体の中央部の左右両側縁部から幅
方向に連設された一対のウイングとを有する吸収性物品
において、一対の上記ウイングと上記本体との連接部に
復元部材を備えており、上記復元部材は、一対の上記ウ
イングを非応力下において略同一平面上に展開させる機
能を有していることを特徴とする吸収性物品を提供する
ことにより、上記目的を達成したものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の吸収性物品の一実
施形態を図面を参照しながら具体的に説明する。図１
は、本発明の吸収性物品の一実施形態の展開した状態を
本体の非肌当接面側から見た斜視図であり、図２は図１
の吸収性物品のウイングを折り畳んだ状態を本体の肌当
接面側から見た斜視図である。
施形態を図面を参照しながら具体的に説明する。図１
は、本発明の吸収性物品の一実施形態の展開した状態を
本体の非肌当接面側から見た斜視図であり、図２は図１
の吸収性物品のウイングを折り畳んだ状態を本体の肌当
接面側から見た斜視図である。
【０００９】本実施形態の吸収性物品としての生理用ナ
プキン１は、図１又は図２に示す様に、液透過性の肌当
接面１０ａ、液不透過性の非肌当接面１０ｂ及び液保持
性の吸収部を有する本体１０と、該本体１０の中央部の
左右両側縁部から幅方向に連設された一対のウイング１
１，１１とを有している。これらの各構成については従
来の公知技術と同じである。
プキン１は、図１又は図２に示す様に、液透過性の肌当
接面１０ａ、液不透過性の非肌当接面１０ｂ及び液保持
性の吸収部を有する本体１０と、該本体１０の中央部の
左右両側縁部から幅方向に連設された一対のウイング１
１，１１とを有している。これらの各構成については従
来の公知技術と同じである。
【００１０】而して、本実施形態の生理用ナプキン１に
おいては、図１に示す様に、一対の上記ウイング１１，
１１と上記本体１０，１０との連接部に復元部材１２，
１２を備えており、上記復元部材１２，１２は、一対の
上記ウイング１１，１１を非応力下において略同一平面
上に展開させる機能を有している。
おいては、図１に示す様に、一対の上記ウイング１１，
１１と上記本体１０，１０との連接部に復元部材１２，
１２を備えており、上記復元部材１２，１２は、一対の
上記ウイング１１，１１を非応力下において略同一平面
上に展開させる機能を有している。
【００１１】本実施形態について詳述すると、上記本体
１０は、肌当接面１０ａが液透過性のトップシートによ
り形成されており、非肌当接面１０ｂが液不透過性のバ
ックシートにより形成されている。そして上記トップシ
ートと上記バックシートとは端縁部及び周縁部で接着さ
れており、該トップシートと該バックシートとによって
液保持性の吸収体が挟持されて吸収部が形成されてい
る。上記トップシート、上記バックシート及び上記吸収
体としては、通常吸収性物品に用いられるものを特に制
限なく用いることができる。上記復元部材１２，１２
は、天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、イソプレン
ゴム、イソブチレンゴム、ブチルゴム、スチレン−イソ
プレンブロック共重合体、スチレン−ブタジエンブロッ
ク共重合体、スチレン−エチレン−ブチレンブロック共
重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等に代表される
エラストマーを主成分とするシート状の弾性部材であっ
て、好ましくはヒステリシス比が０．５以上１．０以
下、更に好ましくは０．７以上１．０以下であり、また
好ましくは永久歪みが５０％以下、更に好ましくは３０
％以下である。
１０は、肌当接面１０ａが液透過性のトップシートによ
り形成されており、非肌当接面１０ｂが液不透過性のバ
ックシートにより形成されている。そして上記トップシ
ートと上記バックシートとは端縁部及び周縁部で接着さ
れており、該トップシートと該バックシートとによって
液保持性の吸収体が挟持されて吸収部が形成されてい
る。上記トップシート、上記バックシート及び上記吸収
体としては、通常吸収性物品に用いられるものを特に制
限なく用いることができる。上記復元部材１２，１２
は、天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、イソプレン
ゴム、イソブチレンゴム、ブチルゴム、スチレン−イソ
プレンブロック共重合体、スチレン−ブタジエンブロッ
ク共重合体、スチレン−エチレン−ブチレンブロック共
重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等に代表される
エラストマーを主成分とするシート状の弾性部材であっ
て、好ましくはヒステリシス比が０．５以上１．０以
下、更に好ましくは０．７以上１．０以下であり、また
好ましくは永久歪みが５０％以下、更に好ましくは３０
％以下である。
【００１２】上記ヒステリシス比は、上記復元部材１２
により幅２５ｍｍの試料を作成し、該試料を積算装置付
伸長試験機にチャック間距離が１００ｍｍとなるように
固定し、次いで、上記試料を３００ｍｍ／ｍｉｎの速度
で１００％延伸して作成した延伸曲線の延伸曲線下面積
Ｓ1 と、この後引き続き同じ速度で緩めてチャック間が
始めの長さの１００ｍｍになった所で緩めるのを止めて
作成した弛緩曲線の弛緩曲線下面積Ｓ2 の比Ｓ1 ／Ｓ2
である。上記永久歪みは、上記ヒステリシス比の測定法
と同様にして、試料を１００％延伸した後初期のチャッ
ク間距離とした際の試料の長さＬ1 を測定し、初期の長
さ（初期のチャック間距離）Ｌ0 に対する弛緩できない
長さ（初期長さよりも延びて長くなった部分の長さ）の
割合（Ｌ1 −Ｌ0 ）／Ｌ0 ×１００（％）である。上記
復元部材１２，１２は本体固着部材１４，１４を介して
本体１０に連設されており、本体１０中央部の左右両側
縁部のほぼ略幅方向外方に近接配置されている。
により幅２５ｍｍの試料を作成し、該試料を積算装置付
伸長試験機にチャック間距離が１００ｍｍとなるように
固定し、次いで、上記試料を３００ｍｍ／ｍｉｎの速度
で１００％延伸して作成した延伸曲線の延伸曲線下面積
Ｓ1 と、この後引き続き同じ速度で緩めてチャック間が
始めの長さの１００ｍｍになった所で緩めるのを止めて
作成した弛緩曲線の弛緩曲線下面積Ｓ2 の比Ｓ1 ／Ｓ2
である。上記永久歪みは、上記ヒステリシス比の測定法
と同様にして、試料を１００％延伸した後初期のチャッ
ク間距離とした際の試料の長さＬ1 を測定し、初期の長
さ（初期のチャック間距離）Ｌ0 に対する弛緩できない
長さ（初期長さよりも延びて長くなった部分の長さ）の
割合（Ｌ1 −Ｌ0 ）／Ｌ0 ×１００（％）である。上記
復元部材１２，１２は本体固着部材１４，１４を介して
本体１０に連設されており、本体１０中央部の左右両側
縁部のほぼ略幅方向外方に近接配置されている。
【００１３】上記ウイング１１，１１は、ポリエチレン
製、ポリエステル製、又はポリプロピレン製等のシート
であって、復元部材１２，１２から、本体１０の幅方向
外方に向けて連設されており、生理用ナプキン１が包装
から取り出されて外力が加えられていない状態である非
応力下におかれると、復元部材１２，１２の復元力によ
って、一対が略同一平面上に展開配置されそのまま支持
されるようになっている。またこのウイング１１，１１
は、展開状態において本体１０の非肌当接面１０ｂと同
じ側に配置される面が、粘着剤の塗布されたウイング粘
着面となっている。上記本体固着部材１４，１４は、ポ
リエチレン製、ポリエステル製、又はポリプロピレン製
等のシートであって、一方の面が本体１０の非肌当接面
１０ｂに固着されており、他方の面は、粘着剤の塗布さ
れた本体粘着面となっている。上記ウイング粘着面及び
本体粘着面には、それぞれ剥離紙１５，１５又は剥離紙
１６，１６が貼付されている。
製、ポリエステル製、又はポリプロピレン製等のシート
であって、復元部材１２，１２から、本体１０の幅方向
外方に向けて連設されており、生理用ナプキン１が包装
から取り出されて外力が加えられていない状態である非
応力下におかれると、復元部材１２，１２の復元力によ
って、一対が略同一平面上に展開配置されそのまま支持
されるようになっている。またこのウイング１１，１１
は、展開状態において本体１０の非肌当接面１０ｂと同
じ側に配置される面が、粘着剤の塗布されたウイング粘
着面となっている。上記本体固着部材１４，１４は、ポ
リエチレン製、ポリエステル製、又はポリプロピレン製
等のシートであって、一方の面が本体１０の非肌当接面
１０ｂに固着されており、他方の面は、粘着剤の塗布さ
れた本体粘着面となっている。上記ウイング粘着面及び
本体粘着面には、それぞれ剥離紙１５，１５又は剥離紙
１６，１６が貼付されている。
【００１４】そして個別包装時には、生理用ナプキン１
は、図２に示す様に復元部材１２，１２において折曲さ
れて、ウイング１１，１１が本体１０の肌当接面１０ａ
に重ねられている。そしてこの状態のまま長手方向に三
つ折りにされて袋状の包装材（図示せず）に収納されて
いる。
は、図２に示す様に復元部材１２，１２において折曲さ
れて、ウイング１１，１１が本体１０の肌当接面１０ａ
に重ねられている。そしてこの状態のまま長手方向に三
つ折りにされて袋状の包装材（図示せず）に収納されて
いる。
【００１５】上述の様な構成を有する本実施形態の生理
用ナプキン１は、包装材（図示せず）から生理用ナプキ
ン１を取り出すと、直ちに復元部材１２，１２の復元力
によってウイング１１，１１が展開され、一対のウイン
グ１１，１１は略同一平面上に支持される。また同時
に、広がるウイング１１，１１によって、三つ折りされ
た本体１０が押し広げられて長手方向に展開される。続
いて、ウイング１１，１１及び本体固着部材１４，１４
から剥離紙１５，１５，１６，１６を剥離してウイング
粘着面及び本体粘着面を露出させ、ウイング１１，１１
を折曲して本体１０とウイング１１との間に下着を挟
み、本体１０及びウイング１１，１１をそれぞれの粘着
部を介して下着に粘着させせれば装着が終了する。この
時、復元部材１２，１２によって一対のウイング１１，
１１が略同一平面上に支持されており、ウイング１１，
１１が本体１０に粘着することが回避される。
用ナプキン１は、包装材（図示せず）から生理用ナプキ
ン１を取り出すと、直ちに復元部材１２，１２の復元力
によってウイング１１，１１が展開され、一対のウイン
グ１１，１１は略同一平面上に支持される。また同時
に、広がるウイング１１，１１によって、三つ折りされ
た本体１０が押し広げられて長手方向に展開される。続
いて、ウイング１１，１１及び本体固着部材１４，１４
から剥離紙１５，１５，１６，１６を剥離してウイング
粘着面及び本体粘着面を露出させ、ウイング１１，１１
を折曲して本体１０とウイング１１との間に下着を挟
み、本体１０及びウイング１１，１１をそれぞれの粘着
部を介して下着に粘着させせれば装着が終了する。この
時、復元部材１２，１２によって一対のウイング１１，
１１が略同一平面上に支持されており、ウイング１１，
１１が本体１０に粘着することが回避される。
【００１６】この様に、本実施形態の生理用ナプキン１
によれば、復元部材１２，１２によって本体１０及びウ
イング１１，１１が展開され、一対のウイング１１，１
１が略同一平面上に支持されて本体１０に粘着すること
が回避され、良好な装着性を得ることができる。
によれば、復元部材１２，１２によって本体１０及びウ
イング１１，１１が展開され、一対のウイング１１，１
１が略同一平面上に支持されて本体１０に粘着すること
が回避され、良好な装着性を得ることができる。
【００１７】本発明は上述した実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更可
能である。例えば、図３に示す様に、吸収性物品３の本
体１０に直接連設されたウイング３１，３１と本体１０
との連設部の非肌当接面側に図１に示す上記実施形態で
用いたものと同様の復元部材３２，３２を貼付配設して
もよい。また、図４に示す様に、図３に示す吸収性物品
３における復元部材３２，３２をウイング４１，４１の
内部に配設してもよい。
のではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更可
能である。例えば、図３に示す様に、吸収性物品３の本
体１０に直接連設されたウイング３１，３１と本体１０
との連設部の非肌当接面側に図１に示す上記実施形態で
用いたものと同様の復元部材３２，３２を貼付配設して
もよい。また、図４に示す様に、図３に示す吸収性物品
３における復元部材３２，３２をウイング４１，４１の
内部に配設してもよい。
【００１８】ウイング１１，１１は、個別包装時に非肌
当接面１０ｂ側に折り込んで包装してもよい。また上述
の実施形態同様に肌当接面１０ａ側に折り込んだ場合
に、ウイング１１，１１の粘着面を一枚の剥離紙に粘着
させ、折り込んだ状態を固定しておいてもよい。更に、
吸収性物品は失禁パッド等の生理用ナプキン以外のもの
でもよく、その形状も上述した実施形態のものに限定さ
れず適宜変更可能であり、例えば、本体の肌当接面、非
肌当接面及び吸収部が実質上一体に形成されていてもよ
い。
当接面１０ｂ側に折り込んで包装してもよい。また上述
の実施形態同様に肌当接面１０ａ側に折り込んだ場合
に、ウイング１１，１１の粘着面を一枚の剥離紙に粘着
させ、折り込んだ状態を固定しておいてもよい。更に、
吸収性物品は失禁パッド等の生理用ナプキン以外のもの
でもよく、その形状も上述した実施形態のものに限定さ
れず適宜変更可能であり、例えば、本体の肌当接面、非
肌当接面及び吸収部が実質上一体に形成されていてもよ
い。
【００１９】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の吸収性物品
によれば、良好な装着性を得ることができる。
によれば、良好な装着性を得ることができる。
【図１】本発明の吸収性物品の一実施形態の展開した状
態を本体の非肌当接面から見た斜視図である。
態を本体の非肌当接面から見た斜視図である。
【図２】図１の吸収性物品のウイングを折り畳んだ状態
を本体の肌当接面側から見た斜視図である。
を本体の肌当接面側から見た斜視図である。
【図３】本発明の吸収性物品の他の実施形態を幅方向に
切断した状態で示す縦断面図である。
切断した状態で示す縦断面図である。
【図４】本発明の吸収性物品の別の他の実施形態を幅方
向に切断した状態で示す縦断面図である。
向に切断した状態で示す縦断面図である。
【図５】従来技術の吸収性物品を示す斜視図である。
【図６】従来技術の吸収性物品を示す斜視図である。
１ 生理用ナプキン ３ 吸収性物品 ４ 吸収性物品 １０ 本体 １０ａ 肌当接面 １０ｂ 非肌当接面 １１ ウイング １２ 復元部材 １４ 本体固着部材 １５ 剥離紙 １６ 剥離紙 ３１ ウイング ３２ 復元部材 ４１ ウイング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 稔 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内
Claims (3)
- 【請求項１】 液透過性の肌当接面、液不透過性の非肌
当接面及び液保持性の吸収部を有する本体と、該本体の
中央部の左右両側縁部から幅方向に連設された一対のウ
イングとを有する吸収性物品において、 一対の上記ウイングと上記本体との連接部に復元部材を
備えており、 上記復元部材は、一対の上記ウイングを非応力下におい
て略同一平面上に展開させる機能を有していることを特
徴とする吸収性物品。 - 【請求項２】 上記一対のウイングは、上記復元部材を
介して上記本体に連接されていることを特徴とする請求
項１又は請求項２に記載の吸収性物品。 - 【請求項３】 上記復元部材は、シート形状であること
を特徴とする請求項１に記載の吸収性物品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06305396A JP3722541B2 (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 吸収性物品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06305396A JP3722541B2 (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 吸収性物品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09253120A true JPH09253120A (ja) | 1997-09-30 |
| JP3722541B2 JP3722541B2 (ja) | 2005-11-30 |
Family
ID=13218217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06305396A Expired - Fee Related JP3722541B2 (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 吸収性物品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3722541B2 (ja) |
-
1996
- 1996-03-19 JP JP06305396A patent/JP3722541B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3722541B2 (ja) | 2005-11-30 |
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