JPH09252489A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH09252489A
JPH09252489A JP8060981A JP6098196A JPH09252489A JP H09252489 A JPH09252489 A JP H09252489A JP 8060981 A JP8060981 A JP 8060981A JP 6098196 A JP6098196 A JP 6098196A JP H09252489 A JPH09252489 A JP H09252489A
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backup
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communication terminal
terminal device
call
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JP8060981A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ogasawara
浩 小笠原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動形通信端末装置に記憶される利用者の情
報を適切に保護する。 【解決手段】 入力部21からバックアップ要求を入力
すると、移動形通信端末装置2に設けられている記憶部
23に記憶されている情報が送信制御手段33により読
み出され、固定形通信端末装置1との間に設定される無
線通話チャネルを介して送信され、固定形通信端末装置
1において送信されてくる上記情報を制御部10の受信
制御手段41が前記無線通話チャネルを介して受取りバ
ックアップ記憶部14に記憶しバックアップを図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、有線回線を介し
て公衆網に接続される固定形通信装置と、無線回線を介
して上記固定形通信端末装置または公衆網に接続される
移動形通信端末装置とにより構成される通信システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、斯種の通信システムとしては、P
HS(パーソナル・ハンディーホン・システム)と称さ
れているものがある。このPHSでは、固定形通信端末
装置である親機は家庭等に設置されるが、移動形通信端
末装置である子機は家庭等の親機との無線通信範囲ばか
りでなく、屋外に持ち出して屋外に設置されている基地
局を介して公衆網にアクセスし、相手端末を呼び出し、
或いは、基地局からの呼び出しに応答して相手端末との
通話を行うことが可能である。
【0003】ところで、子機にあっても、短縮ダイヤル
情報等、利用者の情報を記憶可能になっている。しか
し、子機はバッテリーによる電力供給を受けているの
で、バッテリーが切れると上記で記憶された利用者の情
報が消失する可能性がある。また、携帯することによる
振動等の問題から利用者の情報が消失する可能性があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の問題は、PHS
に限らず、同様の構成を持つ移動機の問題である。そし
て、移動機には、短縮ダイヤル情報のような比較的回復
可能な情報を記憶する装置から仕事上の各種データ等の
ように回復が困難な情報を記憶する端末まで様々であ
る。このような移動機の情報が失われると、回復に時間
を要するかまたは回復が困難であり、何等かの対策が求
められている。
【0005】本発明はこのような従来の通信システムに
対する要望に応えんとしてなされたもので、その目的
は、移動形通信端末装置に記憶される利用者の情報をよ
り適切に保護することの可能な通信システムを提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の通信シ
ステムは、有線回線に接続される固定形通信装置と、移
動形通信端末装置とを具備し、これら固定形通信装置と
移動形通信端末装置との間にデータを送受するための無
線通話チャネルが設定される通信システムであり、前記
移動形通信端末装置に設けられ、当該移動形通信端末装
置の利用者が使用する情報が記憶される揮発性の記憶部
と、前記記憶部に記憶されている情報のバックアップ要
求を発生するバックアップ要求発生手段と、このバック
アップ要求発生手段の要求を受けて、前記記憶部に記憶
されている情報のバックアップ処理の開始を指示する開
始指示手段と、前記移動形通信端末装置に設けられ、前
記開始指示手段の指示を受けて前記記憶部に記憶されて
いる情報を前記無線通話チャネルを介して送信させる送
信制御手段と、前記固定形通信装置に設けられ、前記記
憶部の情報を複写するバックアップ記憶部と、前記固定
形通信装置に設けられ、前記開始指示手段の指示を受け
て前記送信制御手段によって送信されてくる情報を前記
無線通話チャネルを介して受取り前記バックアップ記憶
部に記憶する受信制御手段とを具備することを特徴とす
る。これによって、バックアップ要求が発生すると、移
動形通信端末装置に設けられている記憶部に記憶されて
いる情報が前記無線通話チャネルを介して送信され、固
定形通信装置において前記送信制御手段によって送信さ
れてくる情報が前記無線通話チャネルを介して受取られ
前記バックアップ記憶部に記憶される。
【0007】請求項2に記載の通信システムでは、開始
指示手段が、自らが設けられている装置以外の装置に対
しては、通話チャネルを介してバックアップ処理の開始
を指示することを特徴とする。これによって、特別なチ
ャネルを設けることなく、バックアップ処理の開始を行
うことができる。
【0008】請求項3に記載の通信システムでは、移動
形通信端末装置には、情報を入力するための入力部が設
けられており、この入力部がバックアップ要求発生手段
に転用されることを特徴とする。これによって、入力部
からバックアップ要求を発生させることができる。
【0009】請求項4に記載の通信システムでは、バッ
クアップ要求発生手段が、所定条件の成立不成立を検出
して、成立の場合にバックアップ要求を自動発生するこ
とを特徴とする。これによって、所定条件成立の場合に
バックアップ要求が自動発生され、利用者が意識するこ
となく利用者情報のバックアップがなされる。
【0010】請求項5に記載の通信システムでは、バッ
クアップ要求発生手段が、タイマを備え、タイマにより
所定時を検出した場合、または、所定時間間隔にバック
アップ要求を自動発生することを特徴とする。これによ
り、所定時刻、または、所定時間間隔で、利用者情報の
バックアップがとられる。
【0011】請求項6に記載の通信システムでは、バッ
クアップ要求発生手段が、移動形通信端末装置が固定形
通信装置から有線回線を介して行う通話の終了を検出し
た場合にバックアップ要求を発生し、上記通話を行った
通信チャネルを介して情報を送受することを特徴とす
る。これにより、通常の通話の後に、当該通話に使用さ
れた通話チャネルを介してバックアップを行うことがで
きる。
【0012】請求項7に記載の通信システムは、有線回
線を介して公衆網に接続される固定形通信装置と、無線
回線を介して公衆網に接続される移動形通信端末装置と
を具備し、これら固定形通信装置と移動形通信端末装置
との間に前記公衆網を介してデータを送受するための通
話チャネルが設定される通信システムであり、前記移動
形通信端末装置に設けられ、当該移動形通信端末装置の
利用者が使用する情報が記憶される揮発性の記憶部と、
前記記憶部に記憶されている情報のバックアップ要求を
発生するバックアップ要求発生手段と、このバックアッ
プ要求発生手段の要求を受けて、前記記憶部に記憶され
ている情報のバックアップ処理の開始を指示する開始指
示手段と、前記移動形通信端末装置に設けられ、前記開
始指示手段の指示を受けて前記記憶部に記憶されている
情報を前記公衆網による通話チャネルを介して送信させ
る送信制御手段と、前記固定形通信装置に設けられ、前
記記憶部の情報を複写するバックアップ記憶部と、前記
固定形通信装置に設けられ、前記開始指示手段の指示を
受けて前記送信制御手段によって送信されてくる情報を
通話チャネルを介して受取り前記バックアップ記憶部に
記憶する受信制御手段とを具備することを特徴とする。
これによって、バックアップ要求が発生すると、移動形
通信端末装置に設けられている記憶部に記憶されている
情報が前記公衆網と通話チャネルを介して送信され、固
定形通信装置において前記送信制御手段によって送信さ
れてくる情報が前記公衆網から通話チャネルを介して受
取られ前記バックアップ記憶部に記憶される。
【0013】請求項8に記載の通信システムでは、開始
指示手段が、自らが設けられている装置以外の装置に対
しては、公衆網による通話チャネルを介してバックアッ
プ処理の開始を指示することを特徴とする。これによっ
て、特別なチャネルを設けることなく、バックアップ処
理の開始を行うことができる。
【0014】請求項9に記載の通信システムでは、移動
形通信端末装置には、情報を入力するための入力部が設
けられ、この入力部がバックアップ要求発生手段に転用
されることを特徴とする。これによって、入力部からバ
ックアップ要求を発生させることができる。
【0015】請求項10に記載の通信システムでは、バ
ックアップ要求発生手段は、移動形通信端末装置が固定
形通信装置との間で公衆網を介して行う通話の終了を検
出した場合にバックアップ要求を発生し、上記通話を行
った通信チャネルを介して情報を送受することを特徴と
する。これにより、通常の通話の後に、当該通話に使用
された通話チャネルを介してバックアップを行うことが
できる。
【0016】請求項11に記載の通信システムでは、移
動形通信端末装置には、記憶部に記憶されている情報
と、最近にバックアップ処理が行われた場合に送信され
た情報との差分を作成する差分作成手段が備えられ、送
信制御手段は上記差分作成手段により作成された差分の
情報を送信する一方、受信制御手段は上記差分の情報に
基づき、バックアップ記憶部の情報を更新することを特
徴とする。これによって、差分のみが送信され、送信時
間とデータ送信量を抑制することができる。
【0017】請求項12に記載の通信システムでは、移
動形通信端末装置には、記憶部に記憶されている情報の
更新状況を検出する更新検出手段が備えられ、送信制御
手段は上記更新検出手段による検出結果に基づき情報を
送信することを特徴とする。これによって、記憶部の情
報に変化のないときには送信が行われず、無駄な送信処
理を防止する。
【0018】請求項13に記載の通信システムは、記憶
部の情報の復元要求を発生する復元要求発生手段と、こ
の復元要求発生手段の要求を受けて、記憶部の情報の復
元処理の開始を指示する復元開始指示手段と、前記固定
形通信装置に設けられ、前記復元開始指示手段の指示を
受けて前記バックアップ記憶部に記憶されている情報を
通話チャネルを介して送信させる復元送信制御手段と、
前記固定形通信装置に設けられ、前記復元開始指示手段
の指示を受けて前記復元送信制御手段によって送信され
てくる情報を前記通話チャネルを介して受取り前記記憶
部に記憶する復元受信制御手段と、を具備することを特
徴とする。これにより、バックアップされていた利用者
の情報から固定形通信装置の記憶部の内容を復元するこ
とができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して、本発明
の実施の形態に係る通信システムを説明する。なお、各
図において同一の構成要素には同一の符号を付し重複す
る説明を省略する。図1には本発明の実施の形態に係る
通信システムが示されている。この通信システムは、有
線回線3を介して公衆網に接続される固定形通信端末装
置1と、移動形通信端末装置2とにより構成されてい
る。固定形通信端末装置1と移動形通信端末装置2との
間には、通話行うため、または、データを送受するため
の無線通話チャネルが設定される。
【0020】つまり、固定形通信端末装置1はコンピュ
ータにより構成される制御部10に、入力部11、表示
部12、記憶部13、バックアップ記憶部14、無線通
信部15、有線通信部16、通話回路17が接続された
構成を有する。固定形通信端末装置1は、有線回線3を
介して到来する着信を有線通信部16を介して受取り、
通話回路17に接続されているスピーカ18から着信音
を発生させると共に、無線通信部15を制御して通話チ
ャネルを用いて移動形通信端末装置2に対し呼出を通知
する。
【0021】移動形通信端末装置2は、コンピュータに
より構成される制御部20に、入力部21、表示部2
2、記憶部23、無線通信部24、通話回路25が接続
された構成を有する。上記のように無線回線の通話チャ
ネルを介して送られた呼出の通知は無線通信部24を介
して制御部20に取り込まれ、制御部20が着信を検出
し、通話回路25に接続されているスピーカ26から着
信音を発生させる。
【0022】上記において、固定形通信端末装置1にお
いて応答した場合には、上記固定形通信端末装置1の制
御部10から応答の旨が有線回線3を介して公衆網側へ
送られ、制御部10は有線通信部16と通話回路17と
の間の通話路を接続し、スピーカ18とマイクロホン1
9とを用いて有線回線3を介しての通話が可能となるよ
うにする。
【0023】上記に対して、移動形通信端末装置2にお
いて応答した場合には、移動形通信端末装置2の制御部
20が上記通話チャネルを介して応答を制御部10へ送
出する。これにより、制御部10は無線通話チャネルに
より、有線通信部16と無線通信部15との通話路を接
続し、上記無線通話チャネルに有線回線3の信号を乗
せ、また、無線通話チャネルの信号を有線回線3に乗
せ、移動形通信端末装置2による通話を可能とする。一
方、移動形通信端末装置2の制御部20は、上記無線通
話チャネルと無線通信部24との間及び、無線通信部2
4と通話回路25との間を接続する。これにより、有線
回線3と通話回路25とが結ばれ、スピーカ26とマイ
クロホン27とを用いて、固定形通信端末装置1及び有
線回線3を介しての通話が可能となる。
【0024】上記通信システムにおいて、発信を行う場
合には、以下のように動作がなされる。まず、固定形通
信端末装置1から発信を行うには、例えば、入力部11
から発信要求を入力し、これに応じて制御部10が有線
通信部16を介して発信を行う。これに対して、移動形
通信端末装置2から発信を行う場合には、入力部21か
らの発信要求に応じて、制御部20が無線通信部24を
制御して制御チャネルを介して発信要求を送出する。こ
れを制御部10が受けて、空いている通話チャネルを割
当て、通話チャネルを介して呼設定が行われ、制御部1
0が有線通信部16を介して有線回線3と無線通信部1
5とを接続し、リングバックトーンが到来するように
し、これを通話チャネルに乗せて、移動形通信端末装置
2側において通話チャネルを介して有線回線3から網へ
接続された状況を実現する。
【0025】以上の音声通話以外に、上記通話チャネル
を介してキャラクタデータ、画像データ等の各種データ
を送受することが出来る。制御部10、20は、例え
ば、ワードプロセッサをアプリケーションとして備えて
おり、例えば、「#」「*」とキー操作を行うことによ
り、ワードプロセッサのアプリケーションが起動され
る。このアプリケーションの稼働中に、図2に示すよう
な入力部11(21)のキーを用いて、個人の電話番号
帳を作成することができる。例えば、「#」キーを用い
て、漢字入力モードと数字入力モードとを切り換え、
「*」キーを変換/次候補キーとして、用いて図4に示
すような情報を作成する。
【0026】入力部11(21)のキーには、例えば、
上下矢印キーと「特」キー、「呼」キーが備えられてお
り、電話番号帳の氏名を上下矢印キーで選択して「呼」
キーを操作して発信することができ、また、電話番号帳
の氏名を上下矢印キーで選択して「特」キーを操作して
内容を更新することができる。この様にして作成された
データは、所定のキー操作によるアプリケーションの終
了後に、所定のキー操作により記憶部13、23に個人
情報(使用者情報)として記憶される。記憶部13は、
例えば、移動形通信端末(子機)がA、B、Cの3台あ
るときには、図5に示すように、共通のエリアと、子機
A、B、Cの個別のエリアとに分けられている。データ
は子機対応に記憶され、また、共通のデータであること
を指定すると、共通のエリアに記憶される。子機A、
B、Cの個別のエリアはバックアップ記憶部14に転用
する構成としても良い。
【0027】移動形通信端末装置2は持ち歩いて、市街
に設置されている無線基地局を介して発信することがで
き、また、位置登録により、当該無線基地局を介して着
信を受けることができる。移動形通信端末装置2はバッ
テリーにより電力を得て動作しており、従って、バッテ
リーが切れると記憶部23に記憶されたデータが消失す
る。
【0028】そこで、本発明の第1の実施の形態におい
ては、移動形通信端末装置2の制御部20には、上記記
憶部23に記憶されている情報のバックアップ要求を発
生するバックアップ要求手段31と、このバックアップ
要求手段31の要求を受けて、上記記憶部23に記憶さ
れている情報のバックアップ処理の開始を指示する開始
指示手段32と、上記開始指示手段32の指示を受けて
前記記憶部23に記憶されている情報を上記無線通話チ
ャネルを介して送信させる送信制御手段33が設けられ
ている。
【0029】上記において、入力部21がバックアップ
要求手段31に転用されている。つまり、入力部21の
所定キー操作により、バックアップ要求を発生させるこ
とができる。一方、固定形通信端末装置1の制御部10
には、上記開始指示手段32の指示を受けて上記送信制
御手段33によって送信されてくる情報を上記無線通話
チャネルを介して受取り上記バックアップ記憶部14に
記憶する受信制御手段41が備えられている。バックア
ップ記憶部14は、固定形通信端末装置1が、例えば、
商用交流電源により電力を受けていることから、バッテ
リーバックアップされたRAM等により、または、不揮
発性のハードディスク装置により構成される。
【0030】以上のように構成された通信システムにお
ける、個人情報バックアップ時の動作を図3に示す通信
手順を参照して説明する。入力部21からバックアップ
要求が入力されると、制御部20は無線通信部24を制
御し、制御チャネルを介して固定形通信端末装置1へリ
ンクチャネル確立要求101を送出する。これを制御部
10は無線通信部15を介して受取り、空いているリン
ク(通話)チャネルを検出して、当該リンクチャネルの
割当102を制御チャネルを介して移動形通信端末装置
2へ送出する。これに応えて、制御部20は割当てられ
たリンクチャネルを使用して同期バースト103を送信
し、同期がとれると、逆に制御部10が上記リンクチャ
ネルを介して同期バースト103を送信し、同期確立を
行う。同期が確立すると、制御部20は、確認型情報転
送動作モードの設定開始をSABM信号104により通
知し、これを受けた制御部10は初期設定の確認をUA
信号105により返送する。そこで、制御部20はバッ
クアップ開始指示106を制御部10に通知する。制御
部10はこれを受けて、バックアップ受付107を返送
する。そこで、制御部20は送信制御手段33として記
憶部23に記憶されている個人情報108を読み出し、
これを制御部10へ送信する。個人情報108を受取っ
た制御部10は、受信制御手段41として機能し、この
個人情報108をバックアップ記憶部14の該当エリア
に記憶し、受信確認信号109を返送する。受信確認信
号109を送った制御部10は、確認型情報転送動作モ
ードの解除をDISC信号110により通知し、これを
受けた制御部20は解除の確認をUA信号111により
返送する。そこで、制御部10は無線通話チャネルの切
断112を通知し、これに応えて制御部20は切断の処
理へ移行し、かつ、切断完了113を制御部10へ通知
して終了となる。
【0031】以上のように、この実施の形態によれば、
移動形通信端末装置2の使用者が必要なときに、入力部
21を操作してバックアップ要求を発生させることによ
って、固定形通信端末装置1との間に無線通話チャネル
が設定され、この無線通話チャネルを介して個人情報が
送信されて固定形通信端末装置1においてバックアップ
が図られる。なお、上記バックアップ処理の最中に、制
御部10、20は表示部12、22に「バックアップ
中」と表示し、バックアップがなされたとき(受信確認
109の到来のとき)に、「バックアップ完了」と表示
し、一方、バックアップがなされないとき(受信確認1
09の不到来のとき)には、「バックアップ失敗」と表
示する。これにより、バックアップの成功不成功が明ら
かとなり、その後、安心して移動形通信端末装置2を使
用することができる。
【0032】第2の実施の形態では、バックアップ要求
手段31が所定条件の成立不成立を検出し、所定条件が
成立の場合にバックアップ要求を自動発生させる。この
実施の形態においても、入力部21からの入力によりバ
ックアップ要求を発生させることができる。ここで、所
定条件としては、例えば、バッテリー容量が所定以下と
なった場合、個人情報の登録量が所定以上となった場
合、移動形通信端末装置2の使用時間が所定時間以上と
なった場合等である。これらの形態では、バッテリー容
量を監視し所定以下となったか否かを検出する手段(例
えば、バッテリー電圧を監視し、所定の電圧低下を検出
する回路)、個人情報の登録量を入力されるデータのビ
ット数またはバイト数等によりカウントし、カウント値
が所定以上となったことを検出する回路、移動形通信端
末装置2の電源オン時間をカウントし、カウント値が所
定時間以上となったかを検出する回路が、それぞれ備え
られる。
【0033】以上のように構成された通信システムにお
ける、個人情報バックアップ時の動作を図7に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。システムがスタートと
なると、バックアップ要求手段31は、所定条件の成立
不成立を検出する(S1)。ここで、所定条件が成立す
ると、バックアップ要求手段31は、制御部20に対し
てバックアップ要求を送出すると共に、バックアップ要
求手段31のロック又はリセットを行う(S2)。これ
により、電源容量が所定以下が継続されても、同一情報
のバックアップ処理が起動されることはなく、また、記
憶容量や使用時間はゼロからカウントが行われ、所要の
ときにバックアップ処理が行われる。上記バックアップ
要求を受けた制御部20は、既述の通り図3に示す通信
手順に入り、制御部10と共に個人情報のバックアップ
処理を実行する(S3)。このように、本実施の形態に
よれば、所定の条件の成立により自動的にバックアップ
処理が起動され、使用者はバックアップを気にせずに、
移動形通信端末装置2を使用することができる。
【0034】第3の実施の形態では、バックアップ要求
手段31が、図1に示される如く、タイマ28を備え、
タイマ28により所定時を検出した場合、または、所定
時間間隔にバックアップ要求を自動発生する構成となっ
ている。この実施の形態においても、入力部21からの
入力によりバックアップ要求を発生させることができ
る。
【0035】以上のように構成された通信システムにお
ける、個人情報バックアップ時の動作を図8に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。システムがスタートと
なると、バックアップ要求手段31は、システムのスタ
ートからの所定時間の経過をタイマ28により監視する
か、または、タイマ28により所定時刻(例えば、午前
零時)の到来を検出している(S4)。ここで、所定時
間の経過または所定時刻の到来となると、バックアップ
要求手段31は、制御部20に対してバックアップ要求
を発生して送出すると共に、バックアップ要求手段31
のタイマ28のリセット等を行う(S5)。これによ
り、次の所定時間の経過または所定時刻の到来を検出し
て、再び、バックアップ処理を行うことが可能である。
上記バックアップ要求を受けた制御部20は、既述の図
3に示す通信手順に入り、制御部10と共に個人情報の
バックアップ処理を実行する(S6)。このように、本
実施の形態によれば、所定時間の経過の際に、または所
定時刻の到来毎に自動的にバックアップ処理が起動さ
れ、使用者はバックアップを気にせずに、移動形通信端
末装置2を使用することができる。
【0036】第4の実施の形態では、バックアップ要求
手段31は、移動形通信端末装置2が固定形通信端末装
置1から有線回線3を介して行う通話の終了を検出した
場合にバックアップ要求を発生するように構成されてい
る。そして、個人情報は通話を行った通信チャネルを介
して送受する。
【0037】以上のように構成された通信システムにお
ける、個人情報バックアップ時の動作を図9に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。制御部20は、制御チ
ャネルを介して固定型通信端末装置1の制御部10から
送られる着信信号が到来するか(S11)、入力部21
から発信要求が入力されるかを検出している(S1
2)。着信があると、通話路接続(S13)の処理にお
いて、制御チャネルを介してリンクチャネルの確立要求
からリンクチャネルの割当てがなされ、移動形通信端末
装置2においても呼出音の発生がなされ、入力部21に
おいて応答(オフフック)の操作がなされることに対応
して応答の旨が固定形通信端末装置1を介して網側に送
られ、図10に示すように通話中121となる。また、
発信要求が入力されると、通信路接続(S13)の処理
において、制御チャネルを介してリンクチャネルの確立
要求からリンクチャネルの割当てがなされ、移動形通信
端末装置2を介して網と接続され、呼設定が行われた
後、リングバックトーンが到来し、相手側が応答するこ
とに対応して図10に示す通話中121に移行する。
【0038】通話中121において、制御部20はバッ
クアップ要求手段31として、入力部21からのオンフ
ック入力(図10の122)または網側からの切断信号
(図10の123)の到来による通話終了を検出してい
る(S14)。ここで、入力部21からのオンフック入
力(図10の122)または網側からの切断信号(図1
0の123)の到来があると、制御部20は図10に示
すようにバックアップ開始指示124を送出する。これ
に応えて、制御部10は有線回線3を介して形成された
有線通信路を開放する(S15)。つまり、有線回線3
から網側へ図10に示す切断完了125を送出して、公
衆網側の通信路のみを切断し、無線チャネルは設定され
たままとする。そして、制御部20と制御部10とは、
バックアップ処理を行う(S16)。
【0039】つまり、図10に示されるように、制御部
20からのバックアップ要求指示124に応えて制御部
10はバックアップ受付126を返送する。次に、制御
部20は、確認型情報転送動作モードの設定開始をSA
BM信号127により通知し、これを受けた制御部10
は初期設定の確認をUA信号128により返送する。そ
こで、制御部20は送信制御手段33として記憶部23
に記憶されている個人情報129を読み出し、これを制
御部10へ送信する。個人情報129を受取った制御部
10は、受信制御手段41として機能し、この個人情報
129をバックアップ記憶部14の該当エリアに記憶
し、受信確認信号130を返送する。受信確認信号13
0を送った制御部10は、確認型情報転送動作モードの
解除をDISC信号131により通知し、これを受けた
制御部20は解除の確認をUA信号132により返送す
る。そこで、制御部10は無線通話チャネルの切断13
3を通知し、これに応えて制御部20は切断の処理へ移
行し、かつ、切断完了134を制御部10へ通知して終
了となる。この時点で、無線通信路の開放(図9、S1
7)がなされたことになる。
【0040】以上のように、この実施の形態によれば、
移動形通信端末装置2により固定形通信端末装置1、有
線回線3を介して通話を行った後に、その時設定されて
いる無線通話チャネルを介して、自動的に個人情報のバ
ックアップ処理に移行するので、移動形通信端末装置2
の使用者は意識的にバックアップを行う必要がなく便利
である。なお、本実施例では、バックアップ要求手段3
1、開始指示手段32を移動形通信端末装置2の制御部
に設けたが、他の実施の形態においては、固定形通信端
末装置1にバックアップ要求発生手段31、開始指示手
段32が設けられる。このように構成しても、上記第4
の実施の形態に係る通信システムと同様に、有線回線3
を介して通話を行った後に、その時設定されている無線
通話チャネルを介して、自動的に個人情報のバックアッ
プ処理がなされ、個人情報の適切なバックアップを保証
する。
【0041】第5の実施の形態では、移動形通信端末装
置2が屋外に持ち出されている場合にバックアップを行
うための構成を有している。即ち、この通信システム
は、図11に示すように、固定形通信端末装置1は有線
回線(有線通信路)3を介して有線通信網4に接続され
ており、移動形通信端末装置2は無線通信網5の基地局
に無線通信路6を介して接続される。有線通信網4と無
線通信網5とは、通信網接続部7を介して相互に接続さ
れている。勿論、通信のネットワークは、有線通信網4
と無線通信網5とにより構成される必要はなく、移動形
通信端末装置2が公衆網の基地局に無線通信路6を介し
て接続される構成であれば良い。
【0042】この第5の実施の形態では、図1に示され
る第1の実施の形態と同様に、記憶部23に記憶されて
いる情報のバックアップ要求を発生するバックアップ要
求発生手段31と、このバックアップ要求手段31の要
求を受けて、上記記憶部23に記憶されている情報のバ
ックアップ処理の開始を指示する開始指示手段32と、
上記開始指示手段の指示を受けて前記記憶部23に記憶
されている情報を公衆網による通話チャネルを介して送
信させる送信制御手段33が設けられている。また、入
力部21がバックアップ要求発生手段31に転用されて
いる。つまり、入力部21の所定キー操作により、バッ
クアップ要求を発生させることができる。
【0043】一方、固定形通信端末装置1の制御部10
には、上記開始指示手段32の指示を受けて上記送信制
御手段33によって送信されてくる情報を上記公衆網に
よる通話チャネルを介して受取り上記バックアップ記憶
部14に記憶する受信制御手段41が備えられている。
【0044】以上のように構成された通信システムにお
ける、個人情報バックアップ時の動作を図12に示す通
信手順を参照して説明する。入力部21からバックアッ
プ要求が入力されると、制御部20は無線通信部24を
制御し、制御チャネルを介して無線通信網5の基地局へ
リンクチャネル確立要求を送出する。これを基地局は無
線通信路6を介して受取り、空いているリンク(通話)
チャネルを検出して、当該リンクチャネルの割当を制御
チャネルを介して移動形通信端末装置2へ送出する。こ
れに応えて、制御部20は割当てられたリンクチャネル
を使用して同期バーストを送信し、同期確立がなされ、
逆方向に同期バーストが送信され、同期確立がなされ
る。これ以降は、当該リンクチャネルを使用して呼設定
がなされ、固定形通信端末装置1に対する呼び出し及び
移動形通信端末装置2に対するリングバックトーンの公
衆網側からの返送がなされる。固定形通信端末装置1に
おいて、上記呼び出しに応答すると、移動形通信端末装
置2へ応答信号が通知され、これにより制御部20が無
線通信部24と通話回路25とを接続して音声通話が可
能となる。
【0045】本実施の形態では、上記のように音声通話
の状態に移行した後に、図12に示すようなバックアッ
プ処理へと移行する。通話中140において、まず、制
御部20が無線通信部24からバックアップ開始指示1
41を送出する。これを制御部10が受取り、バックア
ップ受付142を返送する。これを受けた制御部20は
送信制御手段33として記憶部23に記憶されている個
人情報を読み出し、この個人情報143を制御部10へ
送信する。個人情報143を受取った制御部10は、受
信制御手段41として機能し、この個人情報をバックア
ップ記憶部14の該当エリアに記憶し、受信確認信号1
44を返送する。受信確認信号144を受取った制御部
20は、切断要求145Aを公衆網に対して送出する。
そこで、公衆網は固定形通信端末装置1に対して切断1
45Bを通知する。これに応えて制御部10は解放14
6Aを公衆網に対して送出する。これに応えて公衆網は
移動形通信端末装置2に対して解放146Bを通知す
る。制御部20は解放の準備を行うと共に、公衆網に対
して解放完了147Aを送出する。公衆網はこれを受け
て固定形通信端末装置1に対して解放完了147Bを通
知し、固定形通信通信端末装置1と移動形通信端末装置
2との間に設定された通話チャネル(リンクチャネル)
が解放される。
【0046】以上のように、この実施の形態によれば、
移動形通信端末装置2の使用者が必要なときに、入力部
21を操作してバックアップ要求を発生させることによ
って、固定形通信端末装置1との間に公衆網を介する通
話チャネルが設定され、この通話チャネルを介して個人
情報が送信されて固定形通信端末装置1においてバック
アップが図られる。なお、上記バックアップ処理の最中
に、制御部10、20は表示部12、22に「バックア
ップ中」と表示し、バックアップがなされたとき(受信
確認109の到来のとき)に、「バックアップ完了」と
表示し、一方、バックアップがなされないとき(受信確
認109の不到来のとき)には、「バックアップ失敗」
と表示する。これにより、バックアップ処理がなされて
いること及びその成功不成功が明らかとなり、その後、
安心して移動形通信端末装置2を使用することができ
る。
【0047】第6の実施の形態では、バックアップ要求
手段31が所定条件の成立不成立を検出し、所定条件が
成立の場合にバックアップ要求を自動発生させる。この
実施の形態においても、上記第5の実施の形態と同様に
公衆網の通話チャネルを介して個人情報の送受が行わ
れ、その手順についてもバックアップ要求が発生された
以降においては、その手順についても上記第5の実施の
形態と同様であるので、その説明を省略する。また、所
定条件及びその条件成否の検出は、既に第2の実施の形
態において説明した条件、構成による。
【0048】第7の実施の形態では、バックアップ要求
手段31が、第3の実施の形態と同様にタイマ28を備
え、タイマ28により所定時刻を検出した場合、また
は、所定時間間隔にバックアップ要求を自動発生する構
成となっている。この実施の形態においても、入力部2
1からの入力によりバックアップ要求を発生させること
ができる。この実施の形態においても、上記第5の実施
の形態と同様に公衆網の通話チャネルを介して個人情報
の送受が行われ、バックアップ要求が発生された以降に
おいては、その手順についても上記第5の実施の形態と
同様であるので、その説明を省略する。
【0049】第8の実施の形態では、バックアップ要求
手段31が、移動形通信端末装置2と固定形通信端末装
置1とが公衆網を介して行う通話を終了した場合にバッ
クアップ要求を発生するように構成されている。そし
て、個人情報は通話を行った上記公衆網における通信チ
ャネルを介して送受する。つまり、図12の手順に入る
トリガが、移動形通信端末装置2または固定形通信端末
装置1における終話指示(オンフック)である。これに
より、通話に係るリンクチャネルを解放することなく、
図12の手順を基本として動作処理を行う。つまり、移
動形通信端末装置2または固定形通信端末装置1がバッ
クアップ開始指示を送出し、これに応えて固定形通信端
末装置1または移動形通信端末装置2がバックアップ受
付を返送する。続いて、制御部20は送信制御手段33
として記憶部23に記憶されている個人情報を読み出
し、これを制御部10へ送信する。これ以降の処理は、
図12において説明した第5の実施例の場合と同様であ
るので、その説明を省略する。第4の実施の形態が移動
形通信端末装置2から無線通話チャネルにより固定形通
信端末装置1に接続され、更に公衆網へ延びる通話チャ
ネルにおける通話の終了(他の端末との通話の終了)を
捕らえたのに対し、本実施の形態は、移動形通信端末装
置2と固定形通信端末装置1との間の通話の終了を捕ら
える。つまり、通信端末装置2と固定形通信端末装置1
との間に設定された公衆網による通話の終了により、バ
ックアップ処理が開始される。
【0050】この実施の形態によれば、移動形通信端末
装置2と固定形通信端末装置1とが、公衆網を介して通
話を行って終話となったときに、その時設定されている
公衆網による通話チャネルを介して、自動的に個人情報
のバックアップ処理に移行するので、移動形通信端末装
置2の使用者は意識的にバックアップを行う必要がなく
便利である。
【0051】第9の実施の形態では、上記各実施の形態
の通信システムにおいて、移動形通信端末装置2には、
図13に示されるように、記憶部23に記憶されている
情報と、最近にバックアップ処理が行われた場合に送信
された情報との差分を作成する差分作成手段34が備え
られている。また、送信制御手段33は上記差分作成手
段34により作成された差分の情報を送信する一方、受
信制御手段41は上記差分の情報に基づき、バックアッ
プ記憶部14の情報を更新するように構成されている。
【0052】具体的には、記憶部23の個人情報記憶領
域をアドレス単位、または、所定の容量のブロック単位
に分けて、差分を求め易い形態としておく、そして、バ
ックアップがとられると、上記アドレス単位、または、
所定の容量のブロック単位に、バックアップ終了のフラ
グをセットする。そして、記憶部23において書き込み
が起こる毎に、上記アドレス単位、または、所定の容量
のブロック単位に、バックアップ終了のフラグをリセッ
トする。そして、バックアップ処理の際には、上記フラ
グがリセットされているアドレスまたはブロックの個人
情報を差分として検出する。この差分の情報のみが送ら
れるため、伝送時間を短縮することができる。この場
合、差分には、アドレスまたはブロックの番号が付加さ
れて送信され、固定形通信端末装置1においては、制御
部10がこの番号に基づきバックアップ記憶部14への
個人情報の記憶を行う。
【0053】第10の実施の形態では、移動形通信端末
装置2には、図14に示されるように記憶部23に記憶
されている情報の更新状況を検出する更新検出手段35
が備えられ、送信制御手段33は上記更新検出手段35
による検出結果に基づき情報を送信する。具体的には、
制御部20は、図15に示されるように、入力部21等
からの情報入力による記憶部23内の個人情報の更新が
なされるか否か検出している(S21)。そして、個人
情報の更新があると、更新フラグをセットしておく(S
22)。一方、制御部20は、バックアップ要求の発生
の条件(ここで言う条件は、通話終了以外の全てであ
り、第4の実施の形態、第7の実施の形態以外に対応す
るもので、図16に示されるように入力部21からのバ
ックアップ要求操作を含む。)の成立を検出している
(S23)。そして、条件が成立すると、更新フラグを
参照して、更新がなされているかを検出する(S2
4)。更新がなされていないときには、バックアップ要
求の発生に拘らず、バックアップ処理に入ることなく、
再び、ステップS23へ戻って処理を継続する。一方、
個人情報の更新がなされているときには、バックアップ
開始指示を送出し、かつ、更新フラグをリセットする
(S25)。更に、バックアップ処理の実行を行い(S
26)、この処理の終了後にステップS23へ戻って処
理を続ける。
【0054】上記第10の実施の形態に対し、第4の実
施の形態、第7の実施の形態(通話終了時にバックアッ
プ処理に移行する実施の形態)に対応する処理を行うよ
うに構成された実施の形態の処理図17を参照して説明
する。制御部20は、既に第4の実施の形態、第7の実
施の形態にて説明したように、通話の終了を検出してい
る(S31)。そして、通話が終了したことを検出する
と、更新フラグを参照して、更新がなされているかを検
出する(S32)。更新がなされていないときには、た
ちまちに、通話に係る通話チャネルの回線切断を行う
(S35)。一方、個人情報の更新がなされているとき
には、バックアップ開始指示を送出し、かつ、更新フラ
グをリセットする(S33)。更に、バックアップ処理
の実行を行い(S34)、この処理の終了後にステップ
S35へ進んで、通話に係る通話チャネルの回線切断処
理を実行する(S35)。
【0055】上記の第10実施の形態及びその変形に係
る実施の形態によれば、個人情報が更新されていないと
きには、バックアップ処理が行われないので、不要な処
理がなされることなく、処理の効率化を図ることができ
る。そして、本実施の形態と第9の実施の形態とを組み
合わせて、バックアップ処理に係る個人情報として、差
分のみを送信するように構成する実施の形態が存在す
る。この実施の形態では、送信量の低減化及び処理の効
率化を図ることができる。なお、上記では、個人情報の
更新の有無を検出して、バックアップ処理へ入るか否か
制御したが、他の実施の形態では、個人情報の更新の量
をビットにより、或いはバイトにより、或いはいくつの
アドレスまたはブロック分の情報が更新されたかによ
り、バックアップ処理へ入るか否か制御する。これによ
り、僅かな情報の更新時にバックアップ処理へ入ること
なく、処理の効率化を図ることができる。
【0056】以上の各実施の形態では、図1、図13、
図14に示すように、移動形通信端末装置2には、記憶
部23の情報の復元要求を発生する復元要求発生手段3
6と、この復元要求発生手段36の要求を受けて、記憶
部23の情報の復元処理の開始を指示する復元開始指示
手段37とが備えられ、固定形通信端末装置1には上記
復元開始指示手段37の指示を受けてバックアップ記憶
部14に記憶されている情報を通話チャネルを介して送
信させる復元送信制御手段42が備えられ、更に、上記
移動形通信端末装置2には、上記復元開始指示手段37
の指示を受けて前記復元送信制御手段42によって送信
されてくる情報を上記通話チャネルを介して受取り上記
記憶部23に記憶する復元受信制御手段38が備えられ
ている。この構成例においても、情報を入力するための
入力部21復元要求発生手段36に転用されている。
【0057】この実施の形態では、移動形通信端末装置
2の使用者が入力部21から復元要求を入力し、復元要
求を発生させる。このシステムでは、制御部20が図1
8のフローチャートに示すように、復元要求の発生を監
視しており(S41)、復元要求が発生されると、制御
部20は、図3に示したようにリンクチャネルの確立処
理を行い、制御部10との間で図3のような手順で情報
の送受を行い、バックアップ開始指示に代えて復元開示
指示を送出する(S42)。以降、図3に示す手順に習
って個人情報が固定形通信端末装置1から移動形通信端
末装置2へ転送され、記憶部23に記憶されることから
なる復元処理が行われることになる(S43)。
【0058】このように、本実施の形態によれば、移動
形通信端末装置2を固定形通信端末装置1の設置場所に
持ち帰って、入力部21から復元要求を入力するだけ
で、固定形通信端末装置1にバックアップしてあった個
人情報を移動形通信端末装置2に復元させることができ
る。
【0059】なお、上記の実施の形態においては、バッ
クアップ情報は1つの領域に記憶されているものである
として説明を行ったが、1つの子機に複数の領域が割当
てられている実施の形態も存在する。つまり、図6に示
されるように、1つの子機に複数の領域が割当てられて
いる。そして、この領域はサイクリックに使用され、1
周したときには、最も古い情報の領域に上書きが行われ
る。そして、復元の際には、いずれの領域の情報を呼び
出し復元させるか、入力部21から指示を与え、これが
制御部20から制御部10へ送られ、対応する領域の個
人情報が読み出され、復元される。この実施の形態で
は、個人情報として、電話番号等のように1種類のデー
タを更新するのではなく、履歴をとる必要のある実験結
果に係る情報等を固定形通信端末装置1から離れた場所
等において収集し、次々にバックアップさせ、この処理
終了後に固定形通信端末装置1の設置場所に戻り、バッ
クアップの内容を次々に読み出して、データ分析を行う
等の使用方法を採ることができ、便利である。
【0060】なお、各実施例において、入力部21とし
てはキーボードに限らず、透明のタブレット入力装置等
を採用することができ、このタブレット入力装置を表示
部22に重ねて構成し、表示された文字や記号を入力す
るタイプの装置を採用する実施の形態がある。この実施
の形態においても、上記各実施の形態と同様に、適切な
バックアップを保証できるものである。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の通
信システムによれば、バックアップ要求が発生すると、
移動形通信端末装置に設けられている記憶部に記憶され
ている情報が前記無線通話チャネルを介して送信され、
固定形通信端末装置において前記送信制御手段によって
送信されてくる情報が前記無線通話チャネルを介して受
取られ前記バックアップ記憶部に記憶されるので、移動
形通信端末装置が固定形通信端末装置の無線エリアにあ
るときに適切なバックアップを行うことができ、情報が
消失する不具合をなくすことができる。
【0062】以上説明したように請求項2に記載の通信
システムによれば、特別なチャネルを設けることなく、
バックアップ処理の開始を行うことができる。
【0063】以上説明したように請求項3に記載の通信
システムによれば、入力部からバックアップ要求を発生
させることにより、情報のバックアップを生じさせるこ
とができ、使用者が任意のときにバックアップをとるこ
とができる。
【0064】以上説明したように請求項4に記載の通信
システムによれば、所定条件成立の場合にバックアップ
要求が自動発生され、利用者が意識することなく利用者
情報のバックアップがなされ、便利である。
【0065】以上説明したように請求項5に記載の通信
システムによれば、所定時刻、または、所定時間間隔
で、利用者情報のバックアップがとられ、的確なバック
アップ処理が保証される。
【0066】以上説明したように請求項6に記載の通信
システムによれば、通常の通話の後に、当該通話に使用
された通話チャネルを介してバックアップを行うことが
でき、特別に通話チャネルを確保してバックアップ処理
を行うことができる。
【0067】以上説明したように請求項7に記載の通信
システムによれば、バックアップ要求が発生すると、移
動形通信端末装置に設けられている記憶部に記憶されて
いる情報が前記公衆網と通話チャネルを介して送信さ
れ、固定形通信端末装置において前記送信制御手段によ
って送信されてくる情報が前記公衆網から通話チャネル
を介して受取られ前記バックアップ記憶部に記憶される
ので、固定形通信端末装置の無線エリアから外れた場合
にも、適切にバックアップをとることができ、便利であ
る。
【0068】以上説明したように請求項8に記載の通信
システムによれば、特別なチャネルを設けることなく、
バックアップ処理の開始を行うことができる。
【0069】以上説明したように請求項9に記載の通信
システムによれば、入力部からバックアップ要求を発生
させることにより、情報のバックアップを生じさせるこ
とができ、使用者が任意のときにバックアップをとるこ
とができる。
【0070】以上説明したように請求項10に記載の通
信システムによれば、公衆網を介しての通常の通話の後
に、当該通話に使用された通話チャネルを介してバック
アップを行うことができ、特別に通話チャネルを確保し
てバックアップ処理を行うことができる。
【0071】以上説明したように請求項11に記載の通
信システムによれば、差分のみが送信され、送信時間と
データ送信量を抑制することができる。
【0072】以上説明したように請求項12に記載の通
信システムによれば、記憶部の情報に変化のないときに
は送信が行われず、無駄な送信処理を防止するので、効
率的である。
【0073】以上説明したように請求項13に記載の通
信システムによれば、バックアップされていた利用者の
情報から固定形通信端末装置の記憶部の内容を復元する
ことができ、移動形通信端末装置において情報が失われ
ても、これを復元できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る通信システムを構成
する固定形通信端末装置及び移動形通信端末装置の構成
を示す図。
【図2】本発明の実施の形態に係る通信システムに採用
される入力部におけるキーは配置を示す図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る通信システム
の通信動作手順を示す図。
【図4】本発明の実施の形態に係る通信システムにおい
て記憶される個人情報の一例を示す図。
【図5】本発明の実施の形態に係る通信システムの固定
形通信端末装置の記憶部の内部構成を示す図。
【図6】本発明の実施の形態に係る通信システムのバッ
クアップ記憶部の構成を示す図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る通信システム
の動作を説明するためのフローチャート。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る通信システム
の動作を説明するためのフローチャート。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係る通信システム
の動作を説明するためのフローチャート。
【図10】本発明の第4の実施の形態に係る通信システ
ムの通信動作手順を示す図。
【図11】本発明の実施の形態に係る通信システムの一
使用態様を示す図。
【図12】本発明の第5の実施の形態に係る通信システ
ムの通信動作手順を示す図。
【図13】本発明の第9の実施の形態に係る通信システ
ムを構成する固定形通信端末装置及び移動形通信端末装
置の構成を示す図。
【図14】本発明の第10の実施の形態に係る通信シス
テムを構成する固定形通信端末装置及び移動形通信端末
装置の構成を示す図。
【図15】本発明の第10の実施の形態に係る通信シス
テムの動作を説明するためのフローチャート。
【図16】本発明の第10の実施の形態に係る通信シス
テムの動作を説明するためのフローチャート。
【図17】本発明の第10の実施の形態に係る通信シス
テムの動作を説明するためのフローチャート。
【図18】本発明の実施の形態に係る通信システムの復
元動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1 固定形通信端末装置 2 移動形通信
端末装置 3 有線回線 4 有線通信網 11、21 入力部 12、22 表
示部 13、23 記憶部 14 バックア
ップ記憶部 15、24 無線通信部 16 有線通信
部 17、25 通話回路 31 バックア
ップ要求発生手段 32 開始指示手段 33 送信制御
手段 34 差分作成手段 35 更新検出
手段 36 復元要求発生手段 37 復元開始
指示手段 38 復元受信制御手段 41 受信制御
手段 42 復元送信制御手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有線回線に接続される固定形通信装置
    と、移動形通信端末装置とを具備し、これら固定形通信
    装置と移動形通信端末装置との間にデータを送受するた
    めの無線通話チャネルが設定される通信システムにおい
    て、 前記移動形通信端末装置に設けられ、当該移動形通信端
    末装置の利用者が使用する情報が記憶される揮発性の記
    憶部と、 前記記憶部に記憶されている情報のバックアップ要求を
    発生するバックアップ要求発生手段と、 このバックアップ要求発生手段の要求を受けて、前記記
    憶部に記憶されている情報のバックアップ処理の開始を
    指示する開始指示手段と、 前記移動形通信端末装置に設けられ、前記開始指示手段
    の指示を受けて前記記憶部に記憶されている情報を前記
    無線通話チャネルを介して送信させる送信制御手段と、 前記固定形通信装置に設けられ、前記記憶部の情報を複
    写するためのバックアップ記憶部と、 前記固定形通信装置に設けられ、前記開始指示手段の指
    示を受けて前記送信制御手段によって送信されてくる情
    報を前記無線通話チャネルを介して受取り前記バックア
    ップ記憶部に記憶する受信制御手段と、 を具備することを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 開始指示手段は、自らが設けられている
    装置以外の装置に対しては、通話チャネルを介してバッ
    クアップ処理の開始を指示することを特徴とする請求項
    1に記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 移動形通信端末装置には、情報を入力す
    るための入力部が設けられ、この入力部がバックアップ
    要求発生手段に転用されることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 バックアップ要求発生手段は、所定条件
    の成立不成立を検出して、成立の場合にバックアップ要
    求を自動発生することを特徴とする請求項1または2に
    記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 バックアップ要求発生手段は、タイマを
    備え、タイマにより所定時を検出した場合、または、所
    定時間間隔にバックアップ要求を自動発生することを特
    徴とする請求項1または2に記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 バックアップ要求発生手段は、移動形通
    信端末装置が固定形通信装置から有線回線を介して行う
    通話の終了を検出した場合にバックアップ要求を発生
    し、 上記通話を行った通信チャネルを介して情報を送受する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信システ
    ム。
  7. 【請求項7】 有線回線を介して公衆網に接続される固
    定形通信装置と、無線回線を介して公衆網に接続される
    移動形通信端末装置とを具備し、これら固定形通信装置
    と移動形通信端末装置との間に前記公衆網を介してデー
    タを送受するための通話チャネルが設定される通信シス
    テムにおいて、 前記移動形通信端末装置に設けられ、当該移動形通信端
    末装置の利用者が使用する情報が記憶される揮発性の記
    憶部と、 前記記憶部に記憶されている情報のバックアップ要求を
    発生するバックアップ要求発生手段と、 このバックアップ要求発生手段の要求を受けて、前記記
    憶部に記憶されている情報のバックアップ処理の開始を
    指示する開始指示手段と、 前記移動形通信端末装置に設けられ、前記開始指示手段
    の指示を受けて前記記憶部に記憶されている情報を前記
    公衆網による通話チャネルを介して送信させる送信制御
    手段と、 前記固定形通信装置に設けられ、前記記憶部の情報を複
    写するためのバックアップ記憶部と、 前記固定形通信装置に設けられ、前記開始指示手段の指
    示を受けて前記送信制御手段によって送信されてくる情
    報を前記通話チャネルを介して受取り前記バックアップ
    記憶部に記憶する受信制御手段と、 を具備することを特徴とする通信システム。
  8. 【請求項8】 開始指示手段は、自らが設けられている
    装置以外の装置に対しては、公衆網による通話チャネル
    を介してバックアップ処理の開始を指示することを特徴
    とする請求項7に記載の通信システム。
  9. 【請求項9】 移動形通信端末装置には、情報を入力す
    るための入力部が設けられ、この入力部がバックアップ
    要求発生手段に転用されることを特徴とする請求項7ま
    たは8に記載の通信システム。
  10. 【請求項10】 バックアップ要求発生手段は、移動形
    通信端末装置が固定形通信装置との間で公衆網を介して
    行う通話の終了を検出した場合にバックアップ要求を発
    生し、 上記通話を行った通信チャネルを介して情報を送受する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信システ
    ム。
  11. 【請求項11】 移動形通信端末装置には、記憶部に記
    憶されている情報と、最近にバックアップ処理が行われ
    た場合に送信された情報との差分を作成する差分作成手
    段が備えられ、 送信制御手段は上記差分作成手段により作成された差分
    の情報を送信する一方、受信制御手段は上記差分の情報
    に基づき、バックアップ記憶部の情報を更新することを
    特徴とする請求項1乃至10のいずか1項に記載の通信
    システム。
  12. 【請求項12】 移動形通信端末装置には、記憶部に記
    憶されている情報の更新状況を検出する更新検出手段が
    備えられ、 送信制御手段は上記更新検出手段による検出結果に基づ
    き情報を送信することを特徴とする請求項1乃至10の
    いずか1項に記載の通信システム。
  13. 【請求項13】 記憶部の情報の復元要求を発生する復
    元要求発生手段と、 この復元要求発生手段の要求を受けて、記憶部の情報の
    復元処理の開始を指示する復元開始指示手段と、 前記固定形通信装置に設けられ、前記復元開始指示手段
    の指示を受けて前記バックアップ記憶部に記憶されてい
    る情報を通話チャネルを介して送信させる復元送信制御
    手段と、 前記固定形通信装置に設けられ、前記復元開始指示手段
    の指示を受けて前記復元送信制御手段によって送信され
    てくる情報を前記通話チャネルを介して受取り前記記憶
    部に記憶する復元受信制御手段と、 を具備することを特徴とする請求項1乃至12のいずれ
    か1項に記載の通信システム。
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