JPH09252322A - フレームリレーのpvc状態確認方法 - Google Patents

フレームリレーのpvc状態確認方法

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JPH09252322A
JPH09252322A JP8454296A JP8454296A JPH09252322A JP H09252322 A JPH09252322 A JP H09252322A JP 8454296 A JP8454296 A JP 8454296A JP 8454296 A JP8454296 A JP 8454296A JP H09252322 A JPH09252322 A JP H09252322A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレームリレーのPVC状態確認方法に関
し、リンク状態が異常状態から正常状態に回復したこと
を確認してから通信再開までの時間を短縮することを目
的とする。 【解決手段】 所定の時間間隔毎に第1または第2の状
態問合せメッセージを送信し、第1の状態問合せメッセ
ージに対する第1の状態表示メッセージを受信してリン
ク状態を確認し、第2の状態問合せメッセージに対する
第2の状態表示メッセージを受信してリンク状態および
PVC状態を確認し、所定の時間間隔をリンク状態の正
常時と異常時とで切り替え、第2の状態問合せメッセー
ジの送信間隔をリンク状態の正常時と異常時とで切り替
え、異常時には第2の状態問合せメッセージを異常時の
時間間隔および送信間隔で送信し、それに対する第2の
状態表示メッセージを受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレームリレーの
PVC(相手固定接続;Permanent Virtual Circuit)状
態確認方法に関し、特にリンク状態が異常状態から正常
状態へ回復したことを確認してから通信を再開するまで
の時間を短縮するものである。
【0002】
【従来の技術】フレームリレーは、LAN(ローカル・
エリア・ネットワーク)間通信の高速化を図るために導
入された高速パケット交換方式で、従来のX.25パケ
ット交換方式(伝送速度64Kbps)のプロトコルを簡略
化し、その分高速なデータ転送(1.5〜2Mbps )を
可能としたものである。最近の伝送路はエラーレイトが
非常に小さくなっているので、このようにしても差し支
えない。
【0003】フレームリレーには、従来のX.25方式
と同様に、予め網に相手先を登録しておき、専用線のよ
うにして利用するPVC(相手固定接続)がある。フレ
ームリレーにおけるPVCは予め呼を設定する必要がな
く、特定のDLCI(データリンク・コネクション識別
子)でフレームを送出すれば、決まった相手にフレーム
が送信される。
【0004】ところが、何等かの事情によってリンク状
態が異常状態となり、相手ユーザと通信ができない状態
になった場合は、呼制御そのものがないため、その原因
はユーザ側で推定しなければならず、そのための手順と
してPVC状態確認手順が規定されている。
【0005】このPVC状態確認手順は、ユーザとフレ
ームリレー網との間のリンク状態の正常性を確認する機
能と、ユーザ間のPVC状態を確認する機能を有してい
る。これらの機能によってユーザ間のPVCの正常性を
ユーザ側で把握することができる。また、ユーザと網と
の間のリンク状態を網で把握可能となるため、迅速な故
障回復を行うことができる。
【0006】具体的には、TTC(電気通信技術委員
会)標準JT−Q933で規定するリンク完全性確認手
順によって行われる。すなわち、ユーザと網との間でT
391秒(10秒)の時間間隔毎に第1の状態問合せ
(STATUS ENQ)メッセージの送信と、それに
対する第1の状態表示(STATUS)メッセージの受
信とを繰り返し、状態表示メッセージの送信番号を確認
することでユーザと網との間のリンク状態の正常性を確
認する。
【0007】また、状態問合せメッセージのN391回
(6回)の送信間隔毎に網にフル状態表示を要求する第
2の状態問合せメッセージを送信し、それに対する第2
の状態表示メッセージを受信する。この第2の状態表示
メッセージはリンク状態の確認およびPVC状態の確認
が含まれており、設定されている全PVC状態を確認す
ることができる。
【0008】すなわち、状態表示メッセージのフレーム
・フォーマットのアクティブ・ビット(Aビット)によ
ってPVCの状態がアクティブ(通信可能)かインアク
ティブ(通信不可能)かを確認することができる。ユー
ザは、インアクティブを受信した場合は、アクティブを
受信するまで該当するDCLIのPVCリンクは通信で
きないと判断する。
【0009】また、最新のN393回(4回)の状態問
合せメッセージの送信に対する応答のうち、N392回
(3回)以上がエラーである場合はリンク状態の異常を
確認し、データ通信を停止する。リンク状態が異常状態
から正常状態へ回復したことを確認するには、リンク完
全性確認手順を引き続き行い、N392回連続してエラ
ーなしで状態表示メッセージを受信した場合は、正常状
態へ回復したと確認する。
【0010】なお、T391、N391、N392、N
393はそれぞれPVC状態確認手順のパラメータを示
し、T391はリンク完全性確認タイマで、ユーザが状
態問合せメッセージを送信する時間間隔を表し、通常1
0秒に設定される。状態問合せメッセージを送信してか
らT391秒の間に網から状態表示メッセージを受信し
ない場合はエラーと判定する。
【0011】N391はフル状態表示カウンタで、ユー
ザが第1の状態問合せメッセージをN391回送信する
毎に1回の割りで、フル状態表示の要求を行う第2の状
態問合せメッセージの送信間隔を設定する。通常6回に
設定される。
【0012】N392は固定故障判定閾値で、最新のN
393回のイベントにおいてN392回のエラーを検出
した場合はリンク状態は異常状態である判定し、N39
2回連続してエラーがない場合はリンク状態は正常状態
に回復したと判定する。通常3回に設定される。
【0013】N393は監視イベントカウンタで、リン
ク状態の異常状態を検出するための監視イベント数を計
数する。イベントは状態問合せメッセージの送信として
定義される。通常4回に設定される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のPVC
状態確認手順では、リンク状態が異常状態から正常状態
に回復したことを確認してからデータ通信を再開するに
は、N392回(3回)目の連続正常応答が偶然にもN
391回(6回)目のフル状態表示の応答であれば、D
CLI毎のアクティブ/インアクティブを即座に判定で
きるので、アクティブ状態の相手ユーザに対しては直ち
にデータ通信が可能となる。しかし、N392回目の連
続正常応答が常にN391回目のフル状態表示の応答と
一致するとは限らず、確率の問題である。
【0015】また、T391、N391、N392、N
393は固定的な値であるため、異常状態を検出するに
は、「T391×N393+α(リンク完全性確認フル
状態表示応答待ち時間)」秒の最低待ち時間が必要とな
る。αは装置の処理時間(1ms未満)である。
【0016】また、回復を検出するには、「T391×
N392+β(リンク完全性確認応答受信時間)」秒の
最低時間に加え、リンク完全性確認フル状態表示の応答
(第2の状態表示メッセージ)である「T391×N3
91」秒の組み合わせ最大待ち時間が通常必要である。
βは装置の処理時間(1ms未満)である。
【0017】また、回復後、通信再開までにはプロトコ
ル定数を使用することにより、実際の回復からユーザの
回復確認までの差が、最小で「T391×N392+
α」秒となり、最大で「T391×N392+β+T3
91×N391」秒となり、通信再開までが一定しない
幅のある時間となる。このため、本来通信可能な状態を
通信不可能な状態にするという不都合が生じる。
【0018】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、リンク状態が異常状態から正常状態
に回復したことを確認してからユーザと網との通信再開
までの時間を短縮することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のフレームリレー
のPVC状態確認方法は、所定の時間間隔毎に第1また
は第2の状態問合せメッセージを網に送信し、この第1
の状態問合せメッセージに対する第1の状態表示メッセ
ージを網から受信してリンク状態を確認し、第2の状態
問合せメッセージに対する第2の状態表示メッセージを
網から受信してリンク状態およびPVC状態を確認し、
所定の時間間隔をリンク状態の正常時と異常時とで切り
替え、第2の状態問合せメッセージの送信間隔をリンク
状態の正常時と異常時とで切り替え、リンク状態の異常
時には第2の状態問合せメッセージを異常時の時間間隔
および送信間隔で網に送信し、それに対する第2の状態
表示メッセージを網から受信するようにしたのものであ
る。
【0020】この場合、本発明のフレームリレーのPV
C状態確認方法は、リンク状態の異常時には、第2の状
態表示メッセージの送信間隔を1回として毎回第2の状
態表示メッセージを網から受信するようにしたものであ
る。
【0021】また、本発明のフレームリレーのPVC状
態確認方法は、リンク状態の異常時には、第2の状態表
示メッセージに代えてCLLM(統合リンク・レイヤ・
マネージメント)メッセージを網から受信し、このCL
LMメッセージを受信した時点でリンク状態の異常を確
認するようにしたものである。
【0022】本発明によれば、第1または第2の状態問
合せメッセージを送信する時間間隔と、第2の状態問合
せメッセージを送信する送信間隔とを、正常時と異常時
とで自動的に切り換え、異常時には正常時よりも短い監
視間隔で行うようにしたので、リンク状態が異常状態か
ら正常状態に回復したことを確認してから、PVC状態
を確認するまでの時間を大幅に短縮することができる。
【0023】とくに、フル状態表示の要求を行う第2の
状態問合せメッセージを送信する送信間隔を、異常時は
1回とすれば、毎回第2の状態表示メッセージを受信す
ることになるので、リンク状態が異常状態から正常状態
に回復したことの確認およびPVC状態の確認を同時に
行うことができ、最小時間でデータ通信を再開すること
ができる。
【0024】また、CLLMメッセージによってリンク
状態の異常を確認することにより、短時間でリンク状態
の異常を確認することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるフレームリ
レーのPVC状態確認方法が適用されるフレームリレー
通信装置のブロック図である。この通信装置1は、装置
全体を制御してフレームリレーの網異常回復確認を促進
するマイクロコンピュータ構成のCPU2、論理変数記
憶用メモリであるRAM3、記憶用メモリであるEEP
ROM4、フレームリレー網および10BASE−Tのリ
ンク状態を示すLED5および時計6を備える。
【0026】さらに、フレームリレー網に送信するデー
タまたは受信したデータを制御するWAN(広域網)コ
ントローラ7、LANから受信したデータまたは送信す
るデータを制御するLANコントローラ8、WANコン
トローラ7およびLANコントローラ8が送受信するデ
ータを格納するメモリであるRAM9を備える。
【0027】さらに、フレームリレーの物理的な制御を
するコントローラ10、10BASE−Tの物理的な制御
をするコントローラ11、RS−232Cの物理的な制
御をするコントローラ12を備える。
【0028】図2は、本発明によるフレームリレーのP
VC状態確認方法の実施の形態1を示すシーケンス図で
ある。
【0029】まず、ユーザと網とのリンク状態は正常状
態にあり、ユーザから網へ第1の状態問合せ(STAT
US ENQ)メッセージSEを送信する(ステップT
10)。このメッセージSEはリンク完全性確認のメッ
セージである。網はこのメッセージSEを受けて第1の
状態表示(STATUS)メッセージSを応答する(ス
テップT11)。ユーザはこのメッセージSを受けてリ
ンク状態の正常性を確認する。
【0030】次に、リンク状態が異常状態になり、そこ
にユーザから網へ状態問合せメッセージSEを送信する
と(ステップT12)、状態表示メッセージSの応答が
例えば受信シーケンス番号に異常が発生していると、ユ
ーザは1回目の異常を認識をする(ステップT13)。
この送信および受信を3回繰り返すと(ステップT12
〜T17)、最新のN393回(4回)の状態問合せメ
ッセージSEの送信(T10,T12,T14,T1
6)のうちN392回(3回)がエラーとなり、ユーザ
はリンク状態の異常を確認しデータ通信を停止する。
【0031】次いで、タイマT391の設定値を正常判
定時のTa秒(10秒)から異常判定時のTb秒(5
秒)に変更し、カウンタN391の設定値を正常判定時
のNa回(6回)から異常判定時のNb回(1回)に変
更する。そして、新たに設定したTb秒間隔でユーザか
ら網へフル状態表示要求の第2の状態問合せメッセージ
SE−Fを送信する(ステップT18)。
【0032】ユーザがTb秒毎に第2の状態問合せメッ
セージを送信し、このメッセージに対する網からの第2
の状態表示メッセージS−Fの応答が3回連続して正常
であれば(ステップT18〜T23)、ユーザはN39
2回(3回)連続エラーなしで状態表示メッセージを受
信したことになり、リンク状態が正常状態に回復したと
確認する。
【0033】また、ユーザはこの回復確認を第2の状態
表示メッセージS−F(ステップT23)を受信したこ
とによって行うので、このメッセージS−Fから相手ユ
ーザ(すなわちDLCI)毎にアクティブ(通信可能)
またはインアクティブ(通信不可能)の状態が確認で
き、アクティブであると受信した相手ユーザには直ちに
データ通信を再開する。こうして最小時間でデータ通信
の再開が行える。
【0034】リンク状態が正常状態に戻ると、タイマT
391の値を正常判定時のTa秒に戻し、N391の値
を正常判定時のNa回に戻し、正常通信に影響の少ない
監視間隔で第1の状態問合せメッセージSEの送信(ス
テップT24)および第1の状態表示メッセージSの受
信(ステップT25)を行う。また、Na回毎に第2の
状態問合せメッセージSE−Fの送信および第2の状態
表示メッセージS−Fの受信を行う。
【0035】図3は、本発明によるフレームリレーのP
VC状態確認方法の実施の形態2を示すシーケンス図で
ある。この実施の形態2では、リンク状態の異常の確認
をCLLM(統合リンク・レイヤ・マネージメント)メ
ッセージを受信して行う点を除いては、前述の実施の形
態1と同一である。
【0036】まず、ユーザと網とのリンク状態は正常状
態にあり、この状態でユーザから網へ第1の状態問合せ
メッセージSEを送信する(ステップT30)。このメ
ッセージSEはリンク完全性確認のメッセージである。
網はこのメッセージSEを受けて第1の状態表示(ST
ATUS)メッセージSを応答する(ステップT3
1)。ユーザはこのメッセージSを受けてリンク状態の
正常性を確認する。
【0037】次に、リンク状態が異常状態になり、そこ
にユーザから網へ第1の状態問合せメッセージSEを送
信すると(ステップT32)、第1の状態表示メッセー
ジSの応答が例えば受信シーケンス番号に異常が発生し
ていると、ユーザは異常を認識をする(ステップT3
3)。
【0038】次いで、網からユーザにCLLM(統合リ
ンク・レイヤ・マネージメント)メッセージが通知され
る(ステップT34)。このメッセージは、網が自律的
にフレームを生成し、ユーザに対して網状態を通知する
フレームで、軽輻輳通知、重輻輳通知、装置故障通知お
よび全フレーム廃棄通知等の通知機能を有する。
【0039】装置故障通知メッセージを受信すると、ユ
ーザは受信した時点で直ちに異常状態と確認し、データ
通信を停止する。CLLMメッセージの通知後、リンク
状態が正常状態に回復しても、その旨のメッセージが網
から自律的に通知されることはないので、ユーザはタイ
マT391の設定値を正常判定時のTa秒(10秒)か
ら異常判定時のTb秒(5秒)に変更し、カウンタN3
91の設定値を正常判定時のNa回(6回)から異常判
定時のNb回(1回)に変更する。そして、新たに設定
したTb秒間隔でユーザから網へフル状態表示の要求の
状態問合せメッセージSE−Fを送信する(ステップT
35)。
【0040】すなわち、CLLMメッセージによって異
常状態が通知されると、ユーザはTb秒毎にフル状態表
示の要求である第2の状態問合せメッセージSE−Fを
送信する。このメッセージSE−Fに対する第2の状態
表示メッセージS−Fの応答が3回連続して正常であれ
ば(ステップT35〜T40)、ユーザはN392回
(3回)連続エラーなしで状態表示メッセージを受信し
たことになり、正常状態に回復したと判断する。
【0041】また、ユーザはリンク状態が正常状態へ回
復したことを確認すると同時に、第2の状態問合せメッ
セージSE−F(ステップT40)によって相手ユーザ
毎(すなわちDLCI毎)にアクティブ(通信可能)ま
たはインアクティブ(通信不可能)の状態が確認できる
ので、アクティブであることを受信した相手ユーザには
直ちにデータ通信を再開する。こうして常に最小時間で
データ通信の再開が行える。
【0042】リンク状態が正常状態に戻ると、タイマT
391の値を正常判定時のTa秒に戻し、N391の値
を正常判定時のNa回に戻し、正常通信に影響の少ない
監視間隔で第1の状態問合せメッセージSEの送信(ス
テップT41)および第1の状態表示メッセージSの受
信(ステップT42)を行う。また、Na回毎に第2の
状態問合せメッセージSE−Fの送信および第2の状態
表示メッセージS−Fの受信を行う。
【0043】図4は、本発明によるフレームリレーのP
VC状態確認方法の実施の形態3を示すシーケンス図
で、立上がり時に、すでにユーザ側でリンク状態の異常
状態を確認しているときのシーケンス図を示す。
【0044】まず、タイマT391を正常判定時のTa
秒から異常判定時のTb秒に設定変更し、カウンタN3
91を正常判定時のNa回から異常判定時のNb回に設
定変更する。そして、Tb秒間隔でユーザから網へフル
状態表示の要求の第2の状態問合せメッセージSE−F
を送信する(ステップT50)。
【0045】このメッセージSE−Fに対する第2の状
態表示メッセージS−Fの応答が3回連続して正常であ
れば(ステップT50〜T55)、N392回(3回)
連続エラーなしで状態表示メッセージを受信したことに
なるので、ユーザはリンク状態が正常状態に回復したと
確認する。
【0046】また、ユーザはこの確認と同時に第2の状
態表示メッセージS−F(ステップT55)によって相
手ユーザ毎(すなわちDLCI毎)にアクティブ(通信
可能)またはインアクティブ(通信不可能)の状態が確
認できるので、アクティブであることを受信した相手ユ
ーザには直ちにデータ通信を再開できる。こうして常に
最小時間でデータ通信の再開が行える。
【0047】リンク状態が正常状態に戻ると、タイマT
391の値を正常判定時のTa秒に戻し、N391の値
を正常判定時のNa回に戻し、正常通信に影響の少ない
監視間隔で第1の状態問合せメッセージSEの送信(ス
テップT56)および第1の状態表示メッセージSの受
信(ステップT57)を行う。また、Na回毎に第2の
状態問合せメッセージSE−Fの送信および第2の状態
表示メッセージS−Fの受信を行う。
【0048】なお、判定閾値であるN392を3回から
1回に変更すれば、第2の状態表示メッセージS−Fが
1回でも正常であれば、リンク状態が正常状態に回復し
たと判断してより速いデータ通信の再開が可能となる。
【0049】
【発明の効果】本発明は、第1または第2の状態問合せ
メッセージを送信する時間間隔T391と、フル状態表
示要求を行う第2の状態問合せメッセージを送信する送
信間隔N391とを、リンク状態の正常時と異常時とで
自動的に切り換え、正常時は通信に影響の少ない監視間
隔でフル状態表示要求のメッセージの送受信を行い、異
常時はそれよりも短い監視間隔でフル状態表示要求のメ
ッセージの送受信を行うようにしている。
【0050】これにより、リンク状態が異常状態から正
常状態に回復したことを確認してから、相手ユーザのア
クティブ/インアクティブを確認するまでの時間が短縮
できるので、短時間でデータ通信を再開することができ
る。
【0051】とくに、フル状態表示要求を行う状態問合
せメッセージを送信する送信間隔N391Nを、異常時
は1回とすることにより、リンク状態が異常状態から正
常状態に回復したことの確認と、相手ユーザのアクティ
ブ/インアクティブの確認とが同時に行えるので、最小
時間でデータ通信を再開することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるフレームリレー通信装置の
ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1によるフレームリレーの
PVC状態確認方法を示すシーケンス図である。
【図3】本発明の実施の形態2によるフレームリレーの
PVC状態確認方法を示すシーケンス図である。
【図4】本発明の実施の形態3によるフレームリレーの
PVC状態確認方法を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
SE 第1の状態問合せメッセージ S 第1の状態表示メッセージ SE−F 第2の状態問合せメッセージ S−F 第2の状態表示メッセージ T391 リンク完全性確認タイマ(所定の時間間隔を
設定) N391 フル状態表示カウンタ(所定の送信間隔を設
定) N392 固定故障判定閾値 N393 監視イベントカウンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の時間間隔毎に第1または第2の状
    態問合せメッセージを網に送信し、 前記第1の状態問合せメッセージに対する第1の状態表
    示メッセージを網から受信してリンク状態を確認し、 前記第2の状態問合せメッセージに対する第2の状態表
    示メッセージを網から受信してリンク状態およびPVC
    状態を確認し、 前記時間間隔をリンク状態の正常時と異常時とで切り替
    え、 前記第2の状態問合せメッセージの送信間隔をリンク状
    態の正常時と異常時とで切り替え、 前記リンク状態の異常時には、前記第2の状態問合せメ
    ッセージを前記異常時の時間間隔および送信間隔で網に
    送信し、それに対する前記第2の状態表示メッセージを
    網から受信することを特徴とするフレームリレーのPV
    C状態確認方法。
  2. 【請求項2】 前記リンク状態の異常時には、前記第2
    の状態表示メッセージの送信間隔を1回として毎回前記
    第2の状態表示メッセージを網から受信することを特徴
    とする請求項1記載のフレームリレーのPVC状態確認
    方法。
  3. 【請求項3】 前記リンク状態の異常時には、前記第2
    の状態表示メッセージに代えてCLLMメッセージを網
    から受信し、このCLLMメッセージを受信した時点で
    前記リンク状態の異常を確認することを特徴とする請求
    項1記載のフレームリレーのPVC状態確認方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001013588A1 (fr) * 1999-08-11 2001-02-22 Fujitsu Limited Dispositif de communication a relais de trames, systeme de commutation a relais de trames, systeme de communication a relais de trames et procede de controle de procedure par confirmation du statut pvc

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001013588A1 (fr) * 1999-08-11 2001-02-22 Fujitsu Limited Dispositif de communication a relais de trames, systeme de commutation a relais de trames, systeme de communication a relais de trames et procede de controle de procedure par confirmation du statut pvc

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