JPH09252000A - 微細パターンの形成方法および半導体装置 - Google Patents

微細パターンの形成方法および半導体装置

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JPH09252000A
JPH09252000A JP5867196A JP5867196A JPH09252000A JP H09252000 A JPH09252000 A JP H09252000A JP 5867196 A JP5867196 A JP 5867196A JP 5867196 A JP5867196 A JP 5867196A JP H09252000 A JPH09252000 A JP H09252000A
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sio
fine pattern
film
forming
region
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JP5867196A
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Shigeharu Matsushita
重治 松下
Minoru Sawada
稔 澤田
Yasoo Harada
八十雄 原田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光線や電子ビームを用いたリソグラフィ法よ
りもさらに微細なパターンの形成が可能な微細パターン
の形成方法を提供する。 【解決手段】 SiO2 膜2の表面に微小なスポット径
を有する電子ビーム3を照射し、組成変化を生じさせて
Siからなる組成変化領域4を形成する。その後、蒸着
法を用いてAuを蒸着すると、Siからなる組成変化領
域4上に選択的にAuが付着し、数十Å程度の微細なA
uドット5が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば200Å以
下の微細なパターンを形成するための微細パターンの形
成方法および微細なパターンを用いた半導体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の分野において、微細なパタ
ーンを形成する技術は、素子構造を微細化して集積度を
向上させるための重要な技術の一つである。また、半導
体装置の特性を向上させるためにも不可欠な技術であ
る。例えば、化合物半導体を用いたトランジスタでは、
超高速動作を行わせるために、微細パターンの形成プロ
セスを用いてゲート長を短縮化することが行われてい
る。
【0003】従来より、基板上に所定の層を微細なパタ
ーン形状に形成する方法として、リソグラフィ法が用い
られている。この方法は、所定の層上に塗布したレジス
トを露光し、現像することによって微細なレジストのパ
ターンを形成し、これをマスクとして所定の層をエッチ
ングすることにより所定の層の微細パターンを形成する
ものである。
【0004】このリソグラフィ法では、レジストの露光
処理に光線を用いるフォトリソグラフィ法、あるいは電
子ビームを用いる電子ビームリソグラフィ法が知られて
いる。
【0005】フォトリソグラフィ法は、露光光線として
紫外線等を用いてレジストを露光する方法であり、微細
パターンの線幅の限界が露光光線の波長に依存する。こ
のために、より微細なパターンを形成するためには、短
波長の光線を用いることが必要となる。しかしながら、
露光光線が短波長化すると、焦点深度が浅くなる。この
ために、レジストを平坦にかつ薄く形成することが要求
される等、レジスト形成上困難が生じる。したがって、
主にサブミクロン以上の線幅のパターン形成に使用され
ている。
【0006】一方、電子ビームリソグラフィ法では、露
光用のマスクを使用せず、直接レジスト表面に電子ビー
ムを照射して露光処理が行われる。電子ビームは、ビー
ムのスポット径を数Åから数十Å程度に絞ることができ
る。このため、フォトリソグラフィ法に比べてより微細
なパターンを形成することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子ビ
ームリソグラフィ法では、実際に形成されるパターンの
寸法精度は、電子ビームのスポット径のみならず、レジ
ストの材料特性やレジストプロセスの加工精度に依存す
る。すなわち、レジストの感度特性や、所定の層におけ
る電子ビームの散乱等により、電子ビームのスポット径
に対してパターンの線幅が増加する。したがって、電子
ビームリソグラフィ法では、実際上1000Å程度の線
幅が限界とされており、さらに微細なパターン形成を行
うことが困難である。
【0008】本発明の目的は、光線や電子ビームを用い
たリソグラフィ法よりもさらに微細なパターンを形成す
ることができる微細パターンの形成方法および微細なパ
ターンを有する半導体装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明に係る微細パターンの形成方法は、所定の材料体の
表面にエネルギービームを照射して所定の材料体と組成
比の異なる組成変化領域を形成し、所定の材料体に対し
て低い堆積性を有しかつ組成変化領域に対して高い堆積
性を有する元素を所定の材料体に堆積させることにより
組成変化領域上に微細パターンを選択的に形成するもの
である。
【0010】なお、材料体とは、層または基板を含むも
のである。第2の発明に係る微細パターンの形成方法
は、第1の発明に係る微細パターンの形成方法の構成に
おいて、所定の材料体がSiO2 膜からなり、SiO2
膜の表面にエネルギービームを照射してSiOX (0≦
X<2)を形成し、SiO2膜に対して堆積性の低い所
定の元素からなる微細パターンを選択的に形成するもの
である。
【0011】第3の発明に係る微細パターンの形成方法
は、第1または第2の発明に係る微細パターンの形成方
法に対し、蒸着法を用いてSiOX 領域上にAuからな
る微細パターンを選択的に形成するものである。
【0012】第4の発明に係る微細パターンの形成方法
は、第1または第2の発明に係る微細パターンの形成方
法に対し、固相成長法を用いてSiOX 領域上にSiか
らなる微細パターンを選択的に形成するものである。
【0013】第5の発明に係る微細パターンの形成方法
は、第1〜第4のいずれかの発明に係る微細パターンの
形成方法に対し、SiO2 膜の表面にエネルギービーム
を走査してSiOX 領域を点状に形成し、SiOX 領域
上に所定の元素からなる微粒子を形成するものである。
【0014】第6の発明に係る微細パターンの形成方法
は、第1〜第4のいずれかの発明に係る微細パターンの
形成方法に対し、SiO2 膜の表面にエネルギービーム
を走査してSiOX 領域を線状に形成し、SiOX 領域
上に所定の元素からなる線状の微細パターンを形成する
ものである。
【0015】第7の発明に係る半導体装置は、SiO2
膜の表面にエネルギービームの照射によりSiOX 領域
(0≦X<2)が形成され、SiO2 膜上に対して堆積
性の低い所定の元素からなる微細パターンがSiO2
上に選択的に形成されたものである。
【0016】第1の発明に係る微細パターンの形成方法
においては、エネルギービームを照射することによって
所定の材料体に微細な組成変化領域を形成することがで
きる。そして、所定の材料体に対して堆積性が低くかつ
組成変化領域に対して堆積性が高いような元素からなる
層を形成すると、組成変化領域の上にのみ微細パターン
が形成される。このため、エネルギービームのスポット
径に対応した微細なパターンを形成することができる。
【0017】特に、第2の発明に係る微細パターンの形
成方法においては、SiO2 膜の表面にSiOX 領域を
微小に形成することができる。そして、SiO2 膜への
堆積性の低い所定の元素からなる層を堆積させると、S
iOX 領域上にのみ微細パターンを形成することができ
る。
【0018】特に、第3の発明に係る微細パターンの形
成方法においては、AuがSiO2膜に対して堆積性が
低く、SiOX 膜に対しては堆積性が高い性質を有する
ことを利用している。したがって、蒸着法を用いてAu
を堆積すると、SiOX 領域上にのみAuからなる微細
パターンを形成することができる。
【0019】特に、第4の発明に係る微細パターンの形
成方法においては、SiがSiO2膜上には固相成長せ
ず、SiOX 領域上にのみ固相成長する性質を利用して
いる。これにより、微小なSiOX 領域上にSiからな
る微細パターンを選択的に形成することができる。
【0020】特に、第5の発明に係る微細パターンの形
成方法においては、エネルギービームを点状に照射する
ことによりSiOX 領域を点状に形成することができ
る。そして、この点状のSiOX 領域上に選択的に所定
の元素からなる微粒子を形成することができる。
【0021】第6の発明に係る微細パターンの形成方法
においては、エネルギービームを線状に走査することに
より線状の微細パターンを容易に形成することができ
る。特に、第7の発明に係る半導体装置においては、S
iO2 膜上に所定の元素からなる微細パターンを形成す
ることができる。そして、この微細パターンを利用し
て、単一電子型メモリや量子細線トランジスタあるいは
量子ドット型発光素子等を形成することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施例に
よる微細パターンの形成方法を示す工程図である。図1
では、SiO2 膜2上にAuの微粒子(以下、Auドッ
トと称する)を形成する方法を示している。
【0023】まず、図1(a)に示すように、基板1上
にSiO2 膜2を形成する。このSiO2 膜2の形成方
法は、CVD(化学気相成長)法、あるいは熱酸化法等
SiO2 膜2を形成しうる方法であれば種々の方法を適
用することができる。また、その膜厚はSiO2 膜2が
用いられる用途に応じて定められ、本発明による微細パ
ターン形成の点から制限を受けるものではない。
【0024】次に、図1(b)に示すように、SiO2
膜2の表面に電子ビーム3を照射する。電子ビーム3の
スポット径は、形成すべきAuドットの径に応じて選択
される。例えば、スポット径は8〜20nm程度に設定
される。電子ビーム3から照射されたSiO2 膜2の表
面では、酸素が放出され、組成変化が生じる。図2は、
電子ビーム3のドーズ量とSiO2 膜2中の酸素量との
関係を示す図である。
【0025】図2に示されるように、SiO2 膜2の表
面に照射される電子ビーム3のドーズ量が増加するに伴
い、SiO2 膜2中の酸素の組成比が減少し、ドーズ量
が109 C/m2 を超える領域では膜成分がSiO2
らSiに組成変化している。なお、図2に示す値は、電
子ビーム3の照射エネルギーが100KeVの場合であ
り、照射エネルギーが変化すればSiO2 膜2の組成変
化が生じるドーズ量も異なるものとなる。
【0026】また、組成変化領域4は、SiO2 膜2の
表面に形成できればよい。さらに、図1(c)に示すよ
うに、SiO2 膜2上に蒸着法を用いてAuを成長させ
る。この工程において、Auは組成変化領域4の表面上
にのみ付着し、SiO2 膜2の表面上には付着しない。
このため、蒸着工程を終了した時点では、Auは組成変
化領域4の表面上にのみ微粒子状に形成されており、こ
れにより組成変化領域4の径、すなわち電子ビーム3の
スポット径に略対応した大きさのAuドット5が形成さ
れる。
【0027】上記の方法においては、2つの特徴的な現
象を認識し、これを組み合わせることにより微細パター
ンの形成を可能としている。その1つは、電子ビームの
照射によりSiO2 膜2が組成変化を生じ、SiO X
変化した領域が形成されることである。しかも、電子ビ
ームはスポット径を微小に絞ることができるため、この
SiOX 領域を微細に形成することができる。なお、こ
のSiOX 領域はX=0、すなわちSi領域であること
が好ましい。
【0028】また、SiO2 膜2中に組成変化を生じさ
せる手段として、高出力レーザを用いることも可能であ
る。さらに、2つ目として、AuがSiO2 には付着せ
ず、Siには付着することに着目したものである。この
ことにより、SiO2 膜2中に微小なSi(SiO X
領域を形成することにより、AuがSi(SiOX )領
域上にのみ選択的に形成できるものである。
【0029】すなわち、SiO2 膜2上に選択的に形成
することができる材料であればAu以外の材料を微小な
パターンに形成することができる。このような選択形成
が可能な他の材料としてSiがある。例えば、図1
(b)に示す工程に引き続き、SiO2 膜2上に非晶質
のSi膜を形成し、これを加熱して固相成長を行わせ
る。この場合、Siからなる組成変化領域4に接した部
分から固相成長が始まり、組成変化領域4の上にのみS
iの結晶層が形成される。また、SiO2 に接した領域
では固相成長が生じない。したがって、図1(c)に示
すAuドット5と同様に組成変化領域4の上にのみ結晶
系Siドットが形成される。
【0030】図3は、組成変化領域4を形成するための
電子ビームのドーズ量とSiドットの大きさ(サイズ)
との関係を示す図である。ここで図2と図3とを対比す
ると、組成変化領域4がほとんど酸素を含まないSiの
みの状態に近づくと、Siドットの形成が始まる。そし
て、Siドットのサイズは、電子ビームのドーズ量に比
例して増加し、電子ビームのスポット径に近づく。
【0031】図4は、本発明の第2の実施例による微細
パターンの形成方法を示す工程図である。この形成方法
は、線状の微細パターンを形成する方法であり、電子ビ
ームの走査方法のみ異なるものである。
【0032】すなわち、図4(a)に示すように、Si
2 膜2の表面上に電子ビーム3を照射しながら線状に
走査する。これにより、SiO2 膜2上には線状の組成
変化領域7が形成される。この組成変化領域7の形成過
程は、図1(b)に示す工程で説明したのと同様であ
る。
【0033】さらに、図4(b)に示すように、蒸着法
を用いて線状の組成変化領域7の表面上に選択的にAu
の線状パターン8を形成する。あるいは、固相成長法を
用いて、Siの線状パターン8を形成する。
【0034】このようにして形成された線状パターン8
の線幅は電子ビーム3のスポット径に略対応するように
形成される。なお、電子ビーム3の走査方向を任意に制
御することにより、直線状のみならず、任意経路の線状
パターンを形成することができる。
【0035】次に、上記の微細パターンの形成方法を応
用した半導体装置の例について説明する。図5は、本発
明の第3の実施例によるMOS型半導体装置の構造を示
す断面図である。
【0036】図5において、p型Si基板11の表面上
に所定の間隔をあけてn+ 領域12,13が形成されて
いる。n+ 領域12,13の間の領域上に第1SiO2
膜16および第2SiO2 膜18が積層されている。第
1SiO2 膜16は膜厚10nmに、第2SiO2 膜1
8は膜厚50nmに形成されている。
【0037】また、第2SiO2 膜16および第2Si
2 膜の間には量子箱を構成するAuドット17が形成
されている。このAuドット17は、上記の第1の実施
例による方法により数十Å程度の微粒子に形成されてい
る。
【0038】n+ 領域12,13上には、それぞれAl
(アルミニウム)からなるソース電極14およびドレイ
ン電極15が形成されている。さらに、第2SiO2
18上には多結晶Siからなるゲート電極19が形成さ
れている。
【0039】ソース電極14を接地電位に設定し、ドレ
イン電極15に所定のドレイン電圧を印加すると、n+
領域12,13間にチャネルが形成される。ここで、ド
レイン電極15またはゲート電極19に正の定電圧を印
加することにより、n+ 領域12,13間のチャネルか
らAuドット17からなる量子箱に電子を蓄積すること
ができる。
【0040】Auドットの量子箱に電子が蓄積される
と、ソース電極14とドレイン電極15との間にドレイ
ン電圧を印加しても、ドレイン電流がほとんど流れず、
書き込み状態になる。
【0041】また、第1SiO2 膜16および第2Si
2 膜18に光を照射するか、またはゲート電極19に
負の低電圧を印加すると、Auドット17の量子箱内の
電子がn+ 領域12,13間のチャネルに放出され、消
去状態になる。
【0042】このように、第1SiO2 膜16および第
2SiO2 膜18中にフローティング状態のAuドット
17の量子箱を形成し、この量子箱に対して電子の出し
入れを行うことにより、単一電子型のメモリを構成する
ことができる。
【0043】図6は、第4の実施例によるMOS型半導
体装置の断面図である。図6に示すMOS型半導体装置
は、図5のMOS型半導体装置と同等のものであり、A
uドット17に代えてSiドット20を用いたものであ
る。このSiドット20は、上記の第1の実施例による
形成方法により形成される。
【0044】なお、図6において図5と同一符号が付さ
れた部分は、図5に示すMOS型半導体装置の構成と同
一の構成を示している。さらに、図7は、本発明の第5
の実施例による量子細線トランジスタの断面図である。
【0045】この量子細線トランジスタは、半導体基板
として、GaAs基板21上にGaAs層22およびA
lGaAs層23が積層されてなるヘテロ接合基板24
を用いている。AlGaAs層23上には、ゲート電極
27が形成されており、その両側には、所定間隔を隔て
てソース電極26およびドレイン電極28が形成されて
いる。また、GaAs層22内には、AlGaAs層2
3の下部に量子細線29が形成されている。
【0046】この量子細線トランジスタでは、第2の実
施例による線状の微細パターンの形成方法を用いて微小
な線幅を有するAlGaAs層23が形成されている。
すなわち、AlGaAs膜をヘテロ接合基板24のGa
As層22上に形成した後、さらにその表面上にSiO
2 膜を形成する。そして、第2の実施例における微細パ
ターンの形成方法を用いて、このSiO2 膜上に微小な
線幅のAuの線状パターンを形成する。さらに、Auパ
ターンをマスクとしてSiO2 膜をエッチングし、これ
らをマスクとしてAlGaAs膜をエッチングする。こ
れにより、微細な線幅のAuパターンに対応したAlG
aAs層23を形成することができる。
【0047】なお、本発明による微細パターンは、量子
ドット型発光素子等にも適用することが可能である。ま
た、本発明による微細パターンの形成方法は、上記のよ
うに微小な組成変化領域の形成が可能でかつ他の領域と
の間で選択的に成膜材料の形成が可能である限り、Si
2 膜上のみならず、基板上にも微細パターンを形成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による微細パターンの形
成方法を示す工程図である。
【図2】電子ビームにおける電子のドーズ量とSiOX
膜中の酸素量との関係を示す図である。
【図3】電子ビームにおける電子のドーズ量とSiドッ
トのサイズとの関係を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例による線状の微細パター
ンの形成方法を示す工程図である。
【図5】本発明の第3の実施例によるMOS型半導体装
置の断面図である。
【図6】本発明の第4の実施例によるMOS型半導体装
置の断面図である。
【図7】本発明の第5の実施例による量子細線トランジ
スタの断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 SiO2 膜 3 電子ビーム 4,7 組成変化領域 5 Auドット 8 線状パターン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の材料体の表面にエネルギービーム
    を照射して前記所定の材料体と組成比の異なる組成変化
    領域を形成し、前記所定の材料体に対して低い堆積性を
    有しかつ前記組成変化領域に対して高い堆積性を有する
    元素を前記所定の材料体上に堆積させることにより前記
    組成変化領域上に微細パターンを選択的に形成すること
    を特徴とする微細パターンの形成方法。
  2. 【請求項2】 前記の所定の材料体はSiO2 膜からな
    り、前記SiO2 膜の表面にエネルギービームを照射し
    てSiOX (0≦X<2)領域を形成し、前記SiOX
    領域上に前記SiO2 膜に対して堆積性の低い所定の元
    素からなる微細パターンを選択的に形成することを特徴
    とする請求項1記載の微細パターンの形成方法。
  3. 【請求項3】 蒸着法を用いて前記SiOX 領域上にA
    uからなる微細パターンを選択的に形成することを特徴
    とする請求項1または2記載の微細パターンの形成方
    法。
  4. 【請求項4】 固相成長法を用いて前記SiOX 領域上
    にSiからなる微細パターンを選択的に形成することを
    特徴とする請求項1または2記載の微細パターンの形成
    方法。
  5. 【請求項5】 前記SiO2 膜の表面に前記エネルギー
    ビームを走査して前記SiOX 領域を点状に形成し、前
    記SiOX 領域上に前記所定の元素からなる微粒子を形
    成することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    の微細パターンの形成方法。
  6. 【請求項6】 前記SiO2 膜の表面に前記エネルギー
    ビームを走査して前記SiOX 領域を線状に形成し、前
    記SiOX 領域上に前記所定の元素からなる線状の微細
    パターンを形成することを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載の微細パターンの形成方法。
  7. 【請求項7】 SiO2 膜の表面にエネルギービームの
    照射によりSiOX(0≦X<2)領域が形成され、前
    記SiO2 膜に対して堆積性の低い所定の元素からなる
    微細パターンが前記SiO2 膜上に選択的に形成された
    ことを特徴とする半導体装置。
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