JPH09251191A - 複写機 - Google Patents
複写機Info
- Publication number
- JPH09251191A JPH09251191A JP8772896A JP8772896A JPH09251191A JP H09251191 A JPH09251191 A JP H09251191A JP 8772896 A JP8772896 A JP 8772896A JP 8772896 A JP8772896 A JP 8772896A JP H09251191 A JPH09251191 A JP H09251191A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- original
- copying
- copying machine
- document
- partially
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 原稿の部分複写時の位置合わせを的確且つ迅
速に行うことが可能な複写機を提供する。 【解決手段】 原稿の部分複写を行う場合に、複写動作
に先立って、オペレータが走査部１４の発光ボタン１６
を操作することによって、システム制御部１１の指令に
よって、複写機エンジン１２を始動させることなく、ス
キャナ光源１８の発光状態で、キャリッジ１７を原稿の
部分複写位置に移動させて、原稿の正面側から部分複写
領域を照射して、裏面側から明確に部分複写領域を確認
することが可能で、オペレータに操作上の負担をかけず
に、原稿の部分複写領域に対応する転写紙サイズを的確
に指定して、短時間で誤複写なしに原稿の部分複写を、
対応するサイズの転写紙に効率的に行うことが可能にな
る。
速に行うことが可能な複写機を提供する。 【解決手段】 原稿の部分複写を行う場合に、複写動作
に先立って、オペレータが走査部１４の発光ボタン１６
を操作することによって、システム制御部１１の指令に
よって、複写機エンジン１２を始動させることなく、ス
キャナ光源１８の発光状態で、キャリッジ１７を原稿の
部分複写位置に移動させて、原稿の正面側から部分複写
領域を照射して、裏面側から明確に部分複写領域を確認
することが可能で、オペレータに操作上の負担をかけず
に、原稿の部分複写領域に対応する転写紙サイズを的確
に指定して、短時間で誤複写なしに原稿の部分複写を、
対応するサイズの転写紙に効率的に行うことが可能にな
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿を光学的に読
取り、読み取った原稿の画像情報に基づいて、転写紙に
原稿画像を転写する複写機に関する。
取り、読み取った原稿の画像情報に基づいて、転写紙に
原稿画像を転写する複写機に関する。
【０００２】
【従来の技術】原稿を光学的に読取り、読み取った原稿
の画像情報に基づいて、転写紙に原稿画像を転写する複
写機は、文書原稿をそのまま複製する通常の複写に使用
される他に、書類、ちらし、インタビューの筆記メモな
どを原稿にして、その必要箇所を複写して、共通の用紙
に貼り付け保存し、所定のテーマの論文を作成する場合
の参考資料を作成することがある。
の画像情報に基づいて、転写紙に原稿画像を転写する複
写機は、文書原稿をそのまま複製する通常の複写に使用
される他に、書類、ちらし、インタビューの筆記メモな
どを原稿にして、その必要箇所を複写して、共通の用紙
に貼り付け保存し、所定のテーマの論文を作成する場合
の参考資料を作成することがある。
【０００３】また、例えば観光地のガイド用のパンフレ
ットを作成する場合に、図５（ａ）に示すように、参考
資料１から観光地までの交通案内地図１ａを部分的に複
写し、参考資料２からホテルの外観写真２ａを部分的に
複写し、参考資料３から当該ホテルの露天風呂の写真３
ａを部分的に複写し、これらを同図（ｂ）に示すよう
に、用紙５の所定位置に案内文とのバランスを配慮して
貼りつけて、パンフレットの原稿を作成することがあ
る。
ットを作成する場合に、図５（ａ）に示すように、参考
資料１から観光地までの交通案内地図１ａを部分的に複
写し、参考資料２からホテルの外観写真２ａを部分的に
複写し、参考資料３から当該ホテルの露天風呂の写真３
ａを部分的に複写し、これらを同図（ｂ）に示すよう
に、用紙５の所定位置に案内文とのバランスを配慮して
貼りつけて、パンフレットの原稿を作成することがあ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】複写機を使用してこの
ような部分複写を行う場合、必要な複写領域は、原稿の
一部であるために、例えば、Ａ３サイズの原稿の一部を
Ａ４サイズやＡ５サイズなどのより小さいサイズの用紙
に複写するとよい。
ような部分複写を行う場合、必要な複写領域は、原稿の
一部であるために、例えば、Ａ３サイズの原稿の一部を
Ａ４サイズやＡ５サイズなどのより小さいサイズの用紙
に複写するとよい。
【０００５】しかし、複写機ではコンタクトガラスに原
稿の複写面を対接セットさせた状態で、複写動作が開始
されスキャナによる原稿の読取りが行われるので、オペ
レータは、部分複写に際して、原稿の裏から複写が必要
な領域を判定しなくてはならない。このために、部分複
写では、転写紙サイズに対応する位置合わせが難しく、
何度も原稿をコンタクトガラスから離しながら位置確認
をすることもあり、部分複写のための時間が長くなり、
位置ずれ複写が行われて転写紙を無駄にすることもあっ
た。
稿の複写面を対接セットさせた状態で、複写動作が開始
されスキャナによる原稿の読取りが行われるので、オペ
レータは、部分複写に際して、原稿の裏から複写が必要
な領域を判定しなくてはならない。このために、部分複
写では、転写紙サイズに対応する位置合わせが難しく、
何度も原稿をコンタクトガラスから離しながら位置確認
をすることもあり、部分複写のための時間が長くなり、
位置ずれ複写が行われて転写紙を無駄にすることもあっ
た。
【０００６】本発明は、前述したような複写機による部
分複写の現状に鑑みてなされたものであり、その目的
は、原稿の部分複写時の位置合わせを的確且つ迅速に行
うことが可能な複写機を提供することにある。
分複写の現状に鑑みてなされたものであり、その目的
は、原稿の部分複写時の位置合わせを的確且つ迅速に行
うことが可能な複写機を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項１記載の発明は、コンタクトガラス上に配置
された原稿を走査用光源の走査によって読み取り、読み
取った原稿の画像情報に基づいて、転写紙に原稿画像の
複写動作を行う複写機において、前記複写動作とは独立
して、前記走査用光源を所望位置に移動発光させ、前記
原稿を下方から照明する発光手段を有することを特徴と
するものである。
に、請求項１記載の発明は、コンタクトガラス上に配置
された原稿を走査用光源の走査によって読み取り、読み
取った原稿の画像情報に基づいて、転写紙に原稿画像の
複写動作を行う複写機において、前記複写動作とは独立
して、前記走査用光源を所望位置に移動発光させ、前記
原稿を下方から照明する発光手段を有することを特徴と
するものである。
【０００８】同様に前記目的を達成するために、請求項
２記載の発明は、コンタクトガラス上に配置された原稿
を走査用光源の走査によって読み取り、読み取った原稿
の画像情報に基づいて、転写紙に原稿画像の複写動作を
行う複写機において、前記複写動作とは独立して、前記
原稿を下方から照明する照明手段が、前記コンタクトガ
ラス内部に設けられていることを特徴とするものであ
る。
２記載の発明は、コンタクトガラス上に配置された原稿
を走査用光源の走査によって読み取り、読み取った原稿
の画像情報に基づいて、転写紙に原稿画像の複写動作を
行う複写機において、前記複写動作とは独立して、前記
原稿を下方から照明する照明手段が、前記コンタクトガ
ラス内部に設けられていることを特徴とするものであ
る。
【０００９】同様に前記目的を達成するために、請求項
３記載の発明は、請求項１または請求項２記載の発明に
対して、前記発光手段または前記照明手段の下方からの
照明時に、前記原稿の複写範囲を確認するスケーラが設
けられていることを特徴とするものである。
３記載の発明は、請求項１または請求項２記載の発明に
対して、前記発光手段または前記照明手段の下方からの
照明時に、前記原稿の複写範囲を確認するスケーラが設
けられていることを特徴とするものである。
【００１０】
［第１の実施の形態］本発明の第１の実施の形態を、図
１を参照して説明する。図１は本実施の形態の構成を示
すブロック図である。
１を参照して説明する。図１は本実施の形態の構成を示
すブロック図である。
【００１１】本実施の形態では、図１に示すように、複
写機全体の動作を制御するシステム制御部１１に、複写
機を駆動する複写機エンジン１２、セットされた原稿を
光学的に読み取るスキャナ部１３、及び複写機の複写動
作の操作をする操作部１４が接続されている。
写機全体の動作を制御するシステム制御部１１に、複写
機を駆動する複写機エンジン１２、セットされた原稿を
光学的に読み取るスキャナ部１３、及び複写機の複写動
作の操作をする操作部１４が接続されている。
【００１２】スキャナ部１３にはコンタクトガラス上に
載置された原稿に対して光学的に走査され、スキャナ光
源１８が搭載されたキャリッジ１７が設けられ、操作部
１４には、複写動作の開始時に操作されるコピースター
トボタン１５と、複写動作とは独立に、原稿の部分複写
位置の確認時に操作される発光ボタン１６とが設けら
れ、発光ボタン１６を操作すると、システム制御部１１
の制御によって、複写機エンジン１２の始動なしに、キ
ャリッジ１７が原稿の所望位置まで移動されスキャナ光
源１８が発光され、原稿が下方から照明されるようにな
っている。
載置された原稿に対して光学的に走査され、スキャナ光
源１８が搭載されたキャリッジ１７が設けられ、操作部
１４には、複写動作の開始時に操作されるコピースター
トボタン１５と、複写動作とは独立に、原稿の部分複写
位置の確認時に操作される発光ボタン１６とが設けら
れ、発光ボタン１６を操作すると、システム制御部１１
の制御によって、複写機エンジン１２の始動なしに、キ
ャリッジ１７が原稿の所望位置まで移動されスキャナ光
源１８が発光され、原稿が下方から照明されるようにな
っている。
【００１３】このような構成の本実施の形態の動作を説
明する。本実施の形態では、原稿の部分複写を行う場合
には、原稿をコンタクトガラスに複写面を対接させてセ
ットし、複写動作に先立って、先ず発光ボタン１６を押
し込むと、スキャナ光源１８が発光しキャリッジ１７が
低速度で、原稿の一端側から他端側に移動を開始し、発
光ボタン１６の押し込みを解除すると、その位置でスキ
ャナ光源１８の発光状態のまま、キャリッジ１７が停止
し、再度発光ボタン１６を押し込むとキャリッジ１７は
移動を開始する。
明する。本実施の形態では、原稿の部分複写を行う場合
には、原稿をコンタクトガラスに複写面を対接させてセ
ットし、複写動作に先立って、先ず発光ボタン１６を押
し込むと、スキャナ光源１８が発光しキャリッジ１７が
低速度で、原稿の一端側から他端側に移動を開始し、発
光ボタン１６の押し込みを解除すると、その位置でスキ
ャナ光源１８の発光状態のまま、キャリッジ１７が停止
し、再度発光ボタン１６を押し込むとキャリッジ１７は
移動を開始する。
【００１４】そこで、オペレータは、発光ボタン１６を
操作することによって、システム制御部１１から発せら
れる指令で、複写機エンジン１２を起動することなく、
スキャナ光源１８を発光させた状態で、キャリッジ１７
を原稿の部分複写領域まで移動させて停止させることに
より、部分複写領域の複写に必要な転写紙のサイズを確
認する。そして、オペレータは発光ボタン１６を操作し
て、キャリッジ１７を原位置に復帰させた後に、操作部
１４に転写紙サイズの指示信号を入力させる。
操作することによって、システム制御部１１から発せら
れる指令で、複写機エンジン１２を起動することなく、
スキャナ光源１８を発光させた状態で、キャリッジ１７
を原稿の部分複写領域まで移動させて停止させることに
より、部分複写領域の複写に必要な転写紙のサイズを確
認する。そして、オペレータは発光ボタン１６を操作し
て、キャリッジ１７を原位置に復帰させた後に、操作部
１４に転写紙サイズの指示信号を入力させる。
【００１５】この状態で、オペレータが操作部１４のコ
ピースタートボタン１５を押し込み操作すると、システ
ム制御部１１の指令によって、複写機エンジン１２が起
動され、キャリッジ１７が、原稿に対して指示されたサ
イズの転写紙領域内で走査され、原稿の部分複写領域が
スキャナ１３によって光学的に読み取られる。
ピースタートボタン１５を押し込み操作すると、システ
ム制御部１１の指令によって、複写機エンジン１２が起
動され、キャリッジ１７が、原稿に対して指示されたサ
イズの転写紙領域内で走査され、原稿の部分複写領域が
スキャナ１３によって光学的に読み取られる。
【００１６】次いで、読み取られた部分複写領域の画像
データに基づいて、感光体が露光されて部分複写領域の
静電潜像が形成され、現像ユニットによって、感光体に
形成された静電潜像がトナー像に現像され、転写ユニッ
トによって、当該トナー像が対応するサイズの転写紙に
転写され、定着ユニットによって、当該トナー像が転写
紙に定着されて原稿の部分複写が完了する。
データに基づいて、感光体が露光されて部分複写領域の
静電潜像が形成され、現像ユニットによって、感光体に
形成された静電潜像がトナー像に現像され、転写ユニッ
トによって、当該トナー像が対応するサイズの転写紙に
転写され、定着ユニットによって、当該トナー像が転写
紙に定着されて原稿の部分複写が完了する。
【００１７】このように、本実施の形態によると、原稿
の部分複写を行う場合に、複写動作に先立って、オペレ
ータが走査部１４の発光ボタン１６を操作することによ
って、システム制御部１１の指令によって、複写機エン
ジン１２を始動させることなく、スキャナ光源１８の発
光状態で、キャリッジ１７を原稿の部分複写位置に移動
させ、原稿の正面側から部分複写領域を照射して、原稿
の裏面側から明確にその範囲を確認することができる。
このために、オペレータに操作上の負担をかけずに、原
稿の部分複写に対応する転写紙サイズを的確に指定し
て、原稿の部分複写を、短時間で誤複写なしに、対応す
るサイズの転写紙に効率的に行うことが可能になる。
の部分複写を行う場合に、複写動作に先立って、オペレ
ータが走査部１４の発光ボタン１６を操作することによ
って、システム制御部１１の指令によって、複写機エン
ジン１２を始動させることなく、スキャナ光源１８の発
光状態で、キャリッジ１７を原稿の部分複写位置に移動
させ、原稿の正面側から部分複写領域を照射して、原稿
の裏面側から明確にその範囲を確認することができる。
このために、オペレータに操作上の負担をかけずに、原
稿の部分複写に対応する転写紙サイズを的確に指定し
て、原稿の部分複写を、短時間で誤複写なしに、対応す
るサイズの転写紙に効率的に行うことが可能になる。
【００１８】［第２の実施の形態］本発明の第２の実施
の形態を、図２を参照して説明する。図２は本実施の形
態の構成を示すブロック図である。
の形態を、図２を参照して説明する。図２は本実施の形
態の構成を示すブロック図である。
【００１９】本実施の形態では、図２に示すように、第
１の実施の形態と同様に、複写機全体の動作を制御する
システム制御部１１に、複写機を駆動する複写機エンジ
ン１２、セットされた原稿を光学的に読み取るスキャナ
部１３、及び複写機の複写動作の操作をする操作部１４
が接続されている。
１の実施の形態と同様に、複写機全体の動作を制御する
システム制御部１１に、複写機を駆動する複写機エンジ
ン１２、セットされた原稿を光学的に読み取るスキャナ
部１３、及び複写機の複写動作の操作をする操作部１４
が接続されている。
【００２０】スキャナ部１３にはコンタクトガラス２０
上に載置された原稿に対して光学的に走査され、スキャ
ナ光源１８が搭載されたキャリッジ１７が設けられ、コ
ンタクトガラス２０の内部には、原稿を下方から照明す
るランプ２１が設けられている。また、操作部１４に
は、複写動作の開始時に操作されるコピースタートボタ
ン１５と、複写動作とは独立に、原稿の部分複写位置の
確認時に操作される発光ボタン２２とが設けられ、発光
ボタン２２を操作すると、システム制御部１１の制御に
よって、複写機エンジン１２の始動なしに、コンタクト
ガラス２０内のランプ２１が発光し、原稿が下方から照
明されるようになっている。
上に載置された原稿に対して光学的に走査され、スキャ
ナ光源１８が搭載されたキャリッジ１７が設けられ、コ
ンタクトガラス２０の内部には、原稿を下方から照明す
るランプ２１が設けられている。また、操作部１４に
は、複写動作の開始時に操作されるコピースタートボタ
ン１５と、複写動作とは独立に、原稿の部分複写位置の
確認時に操作される発光ボタン２２とが設けられ、発光
ボタン２２を操作すると、システム制御部１１の制御に
よって、複写機エンジン１２の始動なしに、コンタクト
ガラス２０内のランプ２１が発光し、原稿が下方から照
明されるようになっている。
【００２１】このような構成の本実施の形態の動作を説
明する。本実施の形態では、原稿の部分複写を行う場合
には、原稿をコンタクトガラス２０に複写面を対接させ
てセットし、複写動作に先立って、先ず発光ボタン２２
を押し込むと、システム制御部１１の指令によって、複
写機エンジン１２が起動することなしにランプ２１が発
光し、原稿の全面がランプ２１によって、正面側から照
明され、部分複写領域が原稿の裏面側から明確に確認さ
れる。
明する。本実施の形態では、原稿の部分複写を行う場合
には、原稿をコンタクトガラス２０に複写面を対接させ
てセットし、複写動作に先立って、先ず発光ボタン２２
を押し込むと、システム制御部１１の指令によって、複
写機エンジン１２が起動することなしにランプ２１が発
光し、原稿の全面がランプ２１によって、正面側から照
明され、部分複写領域が原稿の裏面側から明確に確認さ
れる。
【００２２】そこで、オペレータは、発光ボタン２２を
操作することによって、システム制御部１１から発せら
れる指令で、複写機エンジン１２を起動することなく、
コンタクトガラス２０内のランプ２１を発光させ、部分
複写領域の複写に必要な転写紙のサイズを確認し、操作
部１４に転写紙サイズの指示信号を入力させる。
操作することによって、システム制御部１１から発せら
れる指令で、複写機エンジン１２を起動することなく、
コンタクトガラス２０内のランプ２１を発光させ、部分
複写領域の複写に必要な転写紙のサイズを確認し、操作
部１４に転写紙サイズの指示信号を入力させる。
【００２３】この状態で、オペレータがコピースタート
ボタン１５を押し込み操作すると、システム制御部１１
の指令によって、複写機エンジン１２が起動され、キャ
リッジ１７が、原稿に対して、指示されたサイズの転写
紙領域内で走査され、原稿の部分複写領域が、スキャナ
１３によって光学的に読み取られる。そして、すでに第
１の実施の形態で説明したようにして、原稿の部分複写
動作が行われ、原稿の部分複写領域が、対応するサイズ
の転写紙に複写される。
ボタン１５を押し込み操作すると、システム制御部１１
の指令によって、複写機エンジン１２が起動され、キャ
リッジ１７が、原稿に対して、指示されたサイズの転写
紙領域内で走査され、原稿の部分複写領域が、スキャナ
１３によって光学的に読み取られる。そして、すでに第
１の実施の形態で説明したようにして、原稿の部分複写
動作が行われ、原稿の部分複写領域が、対応するサイズ
の転写紙に複写される。
【００２４】このように、本実施の形態によると、原稿
の部分複写を行う場合に、複写動作に先立って、オペレ
ータが走査部１４の発光ボタン２２を操作することによ
って、システム制御部１１の指令によって、複写機エン
ジン１２を始動させることなく、コンタクトガラス２０
内のランプ２１を発光させ、原稿の全面を正面側から照
明して、部分複写領域を原稿の裏面側から明確に確認す
ることができる。このために、オペレータに操作上の負
担をかけずに、原稿の部分複写に対応する転写紙サイズ
を的確に指定して、短時間で誤複写なしに部分複写を、
対応するサイズの転写紙に効率的に行うことが可能にな
る。
の部分複写を行う場合に、複写動作に先立って、オペレ
ータが走査部１４の発光ボタン２２を操作することによ
って、システム制御部１１の指令によって、複写機エン
ジン１２を始動させることなく、コンタクトガラス２０
内のランプ２１を発光させ、原稿の全面を正面側から照
明して、部分複写領域を原稿の裏面側から明確に確認す
ることができる。このために、オペレータに操作上の負
担をかけずに、原稿の部分複写に対応する転写紙サイズ
を的確に指定して、短時間で誤複写なしに部分複写を、
対応するサイズの転写紙に効率的に行うことが可能にな
る。
【００２５】［第３の実施の形態］本発明の第３の実施
の形態を、図３及び図４を参照して説明する。図３は本
実施の形態の構成を示す斜視図、図４は本実施の形態の
構成を示す平面図である。
の形態を、図３及び図４を参照して説明する。図３は本
実施の形態の構成を示す斜視図、図４は本実施の形態の
構成を示す平面図である。
【００２６】本実施の形態では、図３及び図４に示すよ
うに、第１の実施の形態或いは第２の実施の形態に対し
て、コンタクトガラス２０と、原稿を押さえる圧板２５
との間に、スケーラ２６が、コンタクトガラス２０に対
して開閉自在に設けられている。このスケーラ２６に
は、コンタクトガラス２０と同一のサイズの透明窓２６
ａが形成されており、透明窓２６ａの周縁部には、原稿
の部分複写領域のサイズを確認する目盛２７が印刷され
ている。また、スケーラ２６には、スケーラ２６に原稿
を固定するベルト２８が取り付けられている。
うに、第１の実施の形態或いは第２の実施の形態に対し
て、コンタクトガラス２０と、原稿を押さえる圧板２５
との間に、スケーラ２６が、コンタクトガラス２０に対
して開閉自在に設けられている。このスケーラ２６に
は、コンタクトガラス２０と同一のサイズの透明窓２６
ａが形成されており、透明窓２６ａの周縁部には、原稿
の部分複写領域のサイズを確認する目盛２７が印刷され
ている。また、スケーラ２６には、スケーラ２６に原稿
を固定するベルト２８が取り付けられている。
【００２７】このような構成の本実施の形態では、原稿
の部分複写に際して、原稿の部分複写領域を目盛２７を
参照しながら、ベルト２８によってスケーラ２６に固定
し、第１の実施の形態に適用した場合には、すでに説明
したように、スキャナ光源１８を発光させてキャリッジ
１７を走査させることにより、第２の実施の形態に適用
した場合には、コンタクトガラス２０の内部のランプ２
１の発光によって、原稿の裏面側から部分複写領域を、
スケーラ２６の目盛２７によって、精度よく確認する。
の部分複写に際して、原稿の部分複写領域を目盛２７を
参照しながら、ベルト２８によってスケーラ２６に固定
し、第１の実施の形態に適用した場合には、すでに説明
したように、スキャナ光源１８を発光させてキャリッジ
１７を走査させることにより、第２の実施の形態に適用
した場合には、コンタクトガラス２０の内部のランプ２
１の発光によって、原稿の裏面側から部分複写領域を、
スケーラ２６の目盛２７によって、精度よく確認する。
【００２８】このように、本実施の形態では、すでに説
明した第１の実施の形態或いは第２の実施の形態で得ら
れる効果に加えて、スケーラ２６の目盛２７によって、
原稿の裏面側から部分複写領域を高精度で確認すること
ができ、原稿の部分複写位置を対応するサイズの転写紙
の位置により的確に位置決めすることが可能になる。
明した第１の実施の形態或いは第２の実施の形態で得ら
れる効果に加えて、スケーラ２６の目盛２７によって、
原稿の裏面側から部分複写領域を高精度で確認すること
ができ、原稿の部分複写位置を対応するサイズの転写紙
の位置により的確に位置決めすることが可能になる。
【００２９】
【発明の効果】請求項１記載の発明によると、原稿の部
分複写に際して、発光手段によって、複写動作とは独立
して、走査用光源を所望位置に移動発光させ、コンタク
トガラス上に配置された原稿を下方から照明することに
より、原稿の部分複写領域を対応するサイズの転写紙の
位置に的確に配置し、原稿を走査用光源の走査によって
読み取り、読み取った原稿の画像情報に基づいて、転写
紙に原稿画像の部分複写を行うので、オペレータの操作
上の負担を低減して、原稿の部分複写を、対応するサイ
ズの転写紙に対して的確且つ迅速に行うことが可能にな
る。
分複写に際して、発光手段によって、複写動作とは独立
して、走査用光源を所望位置に移動発光させ、コンタク
トガラス上に配置された原稿を下方から照明することに
より、原稿の部分複写領域を対応するサイズの転写紙の
位置に的確に配置し、原稿を走査用光源の走査によって
読み取り、読み取った原稿の画像情報に基づいて、転写
紙に原稿画像の部分複写を行うので、オペレータの操作
上の負担を低減して、原稿の部分複写を、対応するサイ
ズの転写紙に対して的確且つ迅速に行うことが可能にな
る。
【００３０】請求項２記載の発明によると、原稿の部分
複写に際して、コンタクトガラス内部に設けられた照明
手段によって、複写動作とは独立して、原稿を下方から
照明することにより、原稿の部分複写位置を対応するサ
イズの転写紙の位置に的確に配置し、原稿を走査用光源
の走査によって読み取り、読み取った原稿の画像情報に
基づいて、転写紙に原稿画像の部分複写を行うので、オ
ペレータの操作上の負担を低減して、原稿の部分複写を
対応するサイズの転写紙に対して的確且つ迅速に行うこ
とが可能になる。
複写に際して、コンタクトガラス内部に設けられた照明
手段によって、複写動作とは独立して、原稿を下方から
照明することにより、原稿の部分複写位置を対応するサ
イズの転写紙の位置に的確に配置し、原稿を走査用光源
の走査によって読み取り、読み取った原稿の画像情報に
基づいて、転写紙に原稿画像の部分複写を行うので、オ
ペレータの操作上の負担を低減して、原稿の部分複写を
対応するサイズの転写紙に対して的確且つ迅速に行うこ
とが可能になる。
【００３１】請求項３記載の発明によると、原稿の部分
複写に際して、請求項１または請求項２記載の発明で得
られる効果に加えて、発光手段または照明手段による原
稿の下方からの照明時に、原稿の複写範囲がスケーラに
よって定量的に確認されるので、原稿の部分複写位置を
対応するサイズの転写紙の位置により的確に位置決めす
ることが可能になる。
複写に際して、請求項１または請求項２記載の発明で得
られる効果に加えて、発光手段または照明手段による原
稿の下方からの照明時に、原稿の複写範囲がスケーラに
よって定量的に確認されるので、原稿の部分複写位置を
対応するサイズの転写紙の位置により的確に位置決めす
ることが可能になる。
【図１】本発明の第１の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図２】本発明の第２の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図３】本発明の第３の実施の形態の構成を示す斜視図
である。
である。
【図４】本発明の第３の実施の形態の構成を示す平面図
である。
である。
【図５】複写機による部分複写のレイアウトの説明図で
ある。
ある。
１１ システム制御部 １２ 複写機エンジン １３ スキャナ部 １４ 操作部 １５ コピースタートボタン １６ 発光ボタン １７ キャリッジ １８ スキャナ光源 ２０ コンタクトガラス ２１ ランプ ２２ 発光ボタン ２６ スケーラ ２７ 目盛 ２８ ベルト
Claims (3)
- 【請求項１】 コンタクトガラス上に配置された原稿を
走査用光源の走査によって読み取り、読み取った原稿の
画像情報に基づいて、転写紙に原稿画像の複写動作を行
う複写機において、 前記複写動作とは独立して、前記走査用光源を所望位置
に移動発光させ、前記原稿を下方から照明する発光手段
を有することを特徴とする複写機。 - 【請求項２】 コンタクトガラス上に配置された原稿を
走査用光源の走査によって読み取り、読み取った原稿の
画像情報に基づいて、転写紙に原稿画像の複写動作を行
う複写機において、 前記複写動作とは独立して、前記原稿を下方から照明す
る照明手段が、前記コンタクトガラス内部に設けられて
いることを特徴とする複写機。 - 【請求項３】 請求項１または請求項２記載の複写機に
対して、前記発光手段または前記照明手段の下方からの
照明時に、前記原稿の複写範囲を確認するスケーラが設
けられていることを特徴とする複写機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8772896A JPH09251191A (ja) | 1996-03-16 | 1996-03-16 | 複写機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8772896A JPH09251191A (ja) | 1996-03-16 | 1996-03-16 | 複写機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09251191A true JPH09251191A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13922986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8772896A Pending JPH09251191A (ja) | 1996-03-16 | 1996-03-16 | 複写機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09251191A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100787222B1 (ko) * | 2004-01-27 | 2007-12-21 | 삼성전자주식회사 | 부분 인쇄 기능을 갖는 화상형성장치 및 그 방법 |
| CN100430883C (zh) * | 2005-08-15 | 2008-11-05 | 佳能株式会社 | 信息处理设备及其控制方法 |
-
1996
- 1996-03-16 JP JP8772896A patent/JPH09251191A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100787222B1 (ko) * | 2004-01-27 | 2007-12-21 | 삼성전자주식회사 | 부분 인쇄 기능을 갖는 화상형성장치 및 그 방법 |
| CN100430883C (zh) * | 2005-08-15 | 2008-11-05 | 佳能株式会社 | 信息处理设备及其控制方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100254328B1 (ko) | 전자 화이트보드 장치 | |
| US4862216A (en) | Multicolor copying apparatus | |
| JPH04280569A (ja) | ポータブルコピー機のためのプラテンとそれを使用した複写装置 | |
| EP0880267B1 (en) | Reflection type image reader having an original positioning sheet | |
| KR890005582A (ko) | 시이트-스투방식 및 시이트-고정방식으로의 선택적 조작이 가능한 복사기 | |
| JPH09251191A (ja) | 複写機 | |
| US4327990A (en) | Electronic printing apparatus | |
| JPS6194798A (ja) | 黒板複写機 | |
| JP2652021B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH04194917A (ja) | プロジェクタ | |
| JPS61295545A (ja) | 複写機の原稿位置確認装置 | |
| JPH10247992A (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
| JPS59133567A (ja) | 原稿中心位置表示装置 | |
| JP3628057B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH10133509A (ja) | 画像処理装置 | |
| JPH01280776A (ja) | 複写機におけるイレース装置 | |
| JPS6095534A (ja) | 複写方法 | |
| JPH10224606A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPS62129834A (ja) | 複写装置 | |
| JPH04146420A (ja) | プロジェクタ | |
| JPH11153839A (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
| JPH07333738A (ja) | 画像形成装置およびリ−ダ−プリンタ | |
| JPH0228682A (ja) | 複写装置 | |
| JPH04134333A (ja) | プロジェクタ | |
| JPH04146421A (ja) | プロジェクタ |