JPH09251144A - マスクの設けられた顔面保護体 - Google Patents

マスクの設けられた顔面保護体

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JPH09251144A
JPH09251144A JP14214996A JP14214996A JPH09251144A JP H09251144 A JPH09251144 A JP H09251144A JP 14214996 A JP14214996 A JP 14214996A JP 14214996 A JP14214996 A JP 14214996A JP H09251144 A JPH09251144 A JP H09251144A
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goggles
mask
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face
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JP14214996A
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Tadayasu Takehara
忠泰 竹原
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Original Assignee
TAKEHARA NOBUAKI
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、防塵用等に使用するマスクと、ゴ
ーグル等の顔面保護体とを容易に装着及び取り外し、使
用者の顔の大小に係わらずフリーサイズで呼吸器系を密
閉することのでき、作業の簡素化及びコストの低減を図
ることのできるマスクの設けられた顔面保護体を目的と
するものである。 【構成】 本発明の構成は、ゴーグル等の顔面保護体
に、マスク本体8が設けられ、且つ該マスク本体8が、
装着時に呼吸器系(口、鼻)部分に密着すべくゴーグル
等の顔面保護体に弾性を有して取り付けられていること
にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、塵埃を防ぐ工
業用、又は歯科、手術等の医療用に使用するマスクの設
けられた顔面保護体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工業用又は、医療用に使用する顔面保護
体としては目の部分又は顔面全体を保護するゴーグル
と、口鼻等の呼吸器部分を保護するマスクとが別々に形
成されている。そして、これらゴーグルとマスクとの使
用に際しては、先ずマスクの紐体を後頭部側に回してマ
スクを装着して口鼻等の呼吸器系部分を保護し、その
後、ゴーグルの紐体を後頭部側に回してゴーグルを装着
して目等の顔面を保護すべく使用する。また、ゴーグル
の種類としては、目の部分のみを保護するゴーグルと、
マスクの上から顔面全体を保護するゴーグルとがそれぞ
れ使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ゴーグルとマスクとがそれぞれが別体として形成されて
いるために、マスクを取り付けた後に、ゴーグルを取り
付けなければならず、また取り外す際もマスクとゴーグ
ルとを別々に取り外さなければならず、その取り付け及
び取り外し作業が煩雑であるという不都合が生じてい
る。
【0004】また、ゴーグルとマスクとが紐体のみで取
り付けてあるために顔面の形状等に応じて紐体を調整し
てゴーグルとマスクとを装着しなければならず、また紐
体の引っ張り力も顔の形状等により調整しなければなら
ずその調整作業が煩雑であり、このため特に口鼻等の呼
吸器部分の密閉が十分に行えないという問題が生じてい
た。
【0005】本発明は、これらの問題を解決するために
なされたもので、従来に比し取り付け及び取り外し作業
を簡易に行うことができるとともに、使用者の顔の大小
に係わらずフリーサイズで呼吸器系を密閉することので
きるマスクの設けられた顔面保護体を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、本発明のマスクの設けられた顔面保護体は、ゴ
ーグル等の顔面保護体に、マスク本体8が設けられ、且
つ、マスク本体8が、装着時に呼吸器(口、鼻)部分に
密着すべくゴーグル等の顔面保護体に弾性を有して取り
付けられてることによって特徴付けられている。なお、
本発明のゴーグル等の顔面保護体が、目を保護するゴー
グル1と、該ゴーグル1に設けられたカバー体7とから
形成され、且つ該カバー体7には、マスク本体8が装着
時に呼吸器系部分に密着すべく弾性を有する取付手段を
介してマスク本体8が設けられていることにある。そし
て、前記取付手段が、マスク本体8に設けられたマスク
枠体9と、カバー体7に弾性を有すべく該マスク枠体9
に連結された弾性体10と、カバー体7へ取り付けるべ
くマスク枠体9又は弾性体10に設けられた取付部10
bとから形成されていることにある。さらに、前記カバ
ー体8には、取付部10bを取り付けるための支持片7
aが設けられていることにある。
【0007】また、ゴーグル1がカバー体7に対して回
動自在に設けられていることを特徴とする。そして、カ
バー体7の両端側にはゴーグル1の回動を支持する支持
部17が設けられ、しかも該支持部17には、カバー体
7側へのゴーグル1の回動を阻止し、且つ阻止したゴー
グル1とカバー体7との隙間を閉塞するための閉塞受部
18が設けられていることにある。また、ゴーグル1の
頭部側が円弧状に形成されていることにある。そして、
ゴーグル1の目を保護する部分が、透明に構成されてい
ることにある。また、支持部17には、ゴーグル1及び
カバー体7を装着するための装着手段が設けられている
ことにある。。そして、装着手段が、支持部17に設け
られた略円形状の装着体19からなり、該装着体19は
少なくとも2ヵ所で頭部の形状に応じて調整可能に構成
されていることにある。また、マスク本体8、マスク枠
体9、又はカバー体7には、装着用の紐体12が設けら
れていることにある。また、ゴーグル等の顔面保護体
が、顔面全体を保護するシールド面15で形成されてい
ることにある。また、マスク本体8のゴーグル等の顔面
保護体側には、反射を阻止する暗色系の反射阻止体が設
けられていることにある。
【0008】
【作用】本発明のマスクの設けられた顔面保護体によれ
ば、ゴーグル等の顔面保護体に、マスク本体8が設けら
れていることにより、マスク本体8とゴーグル等の顔面
保護体とを一度に装着及び取り外しすることができ、し
かも、マスク本体8が、ゴーグル等の顔面保護体に弾性
を有して取り付けられているために、マスク本体8を装
着時に呼吸器(口、鼻)部分に密着した状態で装着して
使用することができる。また、ゴーグル等の顔面保護体
を、目を保護するゴーグル1と、該ゴーグル1に設けら
れたカバー体7とから形成することにより、ゴーグル1
で目を保護し、カバー体7でマスク本体8部分を保護
し、しかも、カバー体7には、弾性を有する取付手段を
介してマスク本体8が設けられているので、該ゴーグル
1とカバー体7とをマスク本体8を呼吸器部分に密着し
た状態で装着することができ、さらに、ゴーグル1とカ
バー体7とマスク本体8とを同時に装着することができ
る。
【0009】また、取付手段をマスク本体8に設けられ
たマスク枠体9と、カバー体7に弾性を有すべくマスク
枠体9に連結された弾性体10と、マスク枠体9又は弾
性体10に設けられた取付部10bとから形成すること
により、先ずマスク枠体9にマスク本体8を取り付け、
カバー体7へ取付部10bを介して取り付けることで、
装着時にマスク本体8が呼吸器部分に弾性を有すべく取
り付けることができる。また、ゴーグル1又はカバー体
7に設けられた取付部10bが、カバー体8に設けられ
た支持片7aに取り付けられていることにより、マスク
本体8をゴーグル1又はカバー体7に取り付けすること
ができる。さらに、ゴーグル1が、カバー体7に対して
回動自在に設けられていることにより、カバー体7を装
着した状態で、ゴーグル1のみを回動して使用すること
ができる。
【0010】また、カバー体7の両端側にはゴーグル1
の回動を支持する支持部17が設けられ、しかも該支持
部17には、カバー体7側へのゴーグル1の回動を阻止
し、且つ阻止したゴーグル1とカバー体7との隙間を閉
塞するための閉塞受部18が設けられていることによ
り、ゴーグル1を回動した際、隙間なくゴーグル1とガ
バー体7とを閉塞でき顔面を保護することができる。そ
して、ゴーグル1の頭部側部分を円弧状に形成すること
により、従来のゴーグルに比しより多く頭部側を保護す
ることができる。また、ゴーグル1の目の部分を透明に
形成することにより、目の部分のみ遮光ガラス等を入れ
て溶接用として使用することができる。
【0011】また、支持部17には、ゴーグル1及びカ
バー体7を装着するための装着手段が設けられているこ
とにより、該装着手段により頭部の形状が異なってもゴ
ーグル及びカバー体7を確実に装着することができる。
そして、装着手段を、支持部17に設けられた略円形状
の装着体19で形成することができ、しかも該装着体1
9の少なくとも2ヵ所で頭部の形状に応じて調整可能に
構成することにより、バンド体19を種々の頭部の形状
に装着することができる。
【0012】そして、マスク本体8、マスク枠体9、又
はカバー体7に、装着用の紐体12を設けることによ
り、該紐体12でマスク本体8、マスク枠体9、又はカ
バー体7を同時に装着することができる。また、ゴーグ
ル等の顔面保護体が、顔面全体を保護するシールド面1
5で形成することにより、顔全体を保護し種々の作業に
対応することができる。また、マスク本体8のゴーグル
等の顔面保護体側に、反射を阻止する暗色系の反射阻止
体を設けることにより、使用時にマスク本体8をゴーグ
ルに反射することなく使用することができる。
【0013】
【発明の実施の態様】以下、図面に基づいて本発明の実
施の態様を詳細に説明する。図1〜図4は、実施の態様
を示すもので、符号1は、ゴーグルで、上下の湾曲部分
が相違する(即ち、上方が略コの字状に形成され、下方
が略Uの字状に形成された)レンズ2と、該レンズ2を
装着した枠体3とからなり、さらに枠体3の一端側3a
には交換用のレンズホルダー4が設けられ、しかもレン
ズホルダー4には前記レンズ2面に沿って移動させるた
めの交換フィルム5が巻回された状態で収納されてい
る。また、枠体3の他端側3bには、前記交換フィルム
5を巻き取るための巻取棒6が設けられ、該巻取棒6を
回転することで、交換フィルム5がレンズ2に沿って順
次移動することととなり、レンズ2を直接汚したり傷等
を付けたりすることなく使用することができる。即ち、
使用時にはレンズ2に沿って一端側3aより他端側3b
に交換フィルム5を巻きながら移動することで、順次新
しい交換フィルム5でレンズ2面を保護することができ
る。
【0014】7は前記ゴーグル1の下端側に取り外し自
在に取り付けられ、且つゴーグル1の下方の湾曲に沿っ
て円孤状に形成されたカバー体で、ゴーグル1とカバー
体7とで使用者の顔面全面を確実に保護することができ
る。
【0015】8は取り替え可能なマスク本体で、該マス
ク本体8には、マスク本体8の外周にリング状に取り付
けられたマスク枠体9と、マスク枠体9に取り付けら
れ、しかも略十字状に形成された弾性体10とが設けら
れ、しかも弾性体10の横方向部分10aには両端側に
前記カバー体7にピン11を介して回動自在に取り付け
るための取付部10b,10bが設けられ、ゴーグル1
の下端側で弾性体10の回動を阻止するための係止部1
0c,10cが設けられている。また、前記弾性体10
の縦方向部分10dはマスク本体8より離間すべく円弧
状に形成されている。従って、マスク本体8は、弾性体
10によりカバー体7に対して弾性を有して取り付けら
れるとともに、取付部10b,10bによりマスク本体
8が回動することとなるので、使用者の呼吸器系部分に
応じてマスク本体8が顔面にフィットした状態(適度に
呼吸器部分を押圧した状態)となる。従って、使用者の
顔面の形状の大小に係わらずフリーサイズで装着するこ
とができる。
【0016】10eはマスク本体8の内側に設けられた
マスク支持体で、該マスク支持体10eと前記マスク枠
体9とでマスク本体8の形状を保持するとともに、マス
ク本体8にかかる弾性力を保持することができる。
【0017】12は前記マスク枠体9に取り付けられた
装着用の紐体を示し、13は紐体12に設けられたれた
長さ調整用ストッパーを示す。前記調整用ストッパー1
3により、使用者は紐体12の長さを予め調整すること
ができる。
【0018】本発明のマスクの設けられた顔面保護体1
4を使用する場合は、先ず、図5に示すようにマスク本
体8を鼻口の呼吸器系部分にあてるとマスク本体8が弾
性体10の横方向部分10aに設けられた取付部10
b,10bを支点として使用者の呼吸器系部分部分を閉
塞するのに適する位置まで回動し、その位置で弾性体1
0(横方向部分10aと縦方向部分10dと)の弾性に
より顔面側にマスク本体8を押圧し、密着した状態にフ
ィットして装着することができる。従って、使用者の顔
面の形状等に係わることなくフリーサイズで確実に装着
することができる。
【0019】その状態で、図6に示すように装着用の紐
体12を頭部側に装着することで、マスク本体8を呼吸
器系部分に固定するとともに、ゴーグル1とカバー体7
とで顔面全体(下顎部分を含め)を保護することができ
る。しかも、マスク本体8が弾性を有してカバー体7に
取り付けられているためにゴーグル1の上部部分を顔面
の額側に押圧することとなり、額にゴーグル1を当接し
た状態で隙間なく装着することができる。このため、使
用者が下方を向いて作業等を行ってもゴーグル1が額よ
り離反することなく装着され、塵埃が額側より進入する
ことなく安全に使用することができる。
【0020】取り外す場合は、装着用の紐体12を頭部
側より取り外すのみで、マスク本体8及びゴーグル1を
同時に取り外すことができる。このように、マスク本体
8及びゴーグル1の装着及び取り外しが容易で、しかも
スムーズに行うことができ、確実に呼吸器系部分及び顔
面全体を保護することを可能にする。
【0021】尚、上記実施例では弾性体10を略十字状
に形成するとともに、カバー体7への取付部10b,1
0bを弾性体10の横方向部分10aの両端側に設けた
が、例えば、図7(イ)に示すように、取付部10b,
10bを両端側より中よりに設けてもよく、又同図
(ロ)に示すように、カバー体7への取付部10b,1
0bをマスク枠体9に設けてもよく、さらに、同図
(ハ)に示すようにカバー体7に支持片7aを設け、該
支持片7aの上部側先端部と弾性体10の上部側とを係
止することにより、支持片7aでマスク本体8を取り付
けるとともに、押圧すべく構成することも可能である。
また、図8(イ)に示すように略U字状のマスク枠体9
と、該マスク枠体9に取り付ける略Y字状の弾性体10
とから形成され、且つ同図(ロ)に示すようにマスク本
体8に装着することで該マスク本体9の鼻部分をマスク
取り付け部で鼻の形状に応じて装着でき、且つ弾性体1
0でマスク本体8をカバー体7に対して弾性を有して取
り付けることができる。即ち、カバー体7に弾性を持っ
た状態で取り付けることができるのであれば、その形状
等は特に限定されるものではない。
【0022】又、実施例では、使い捨て用簡易マスクを
使用したがマスクの種類はこれに限定されるものでな
く、例えば、国家検定防塵マスクの使い捨て式マスク、
又は国家検定防塵マスクの取り替え式マスクを使用する
こともできる。即ち、マスク枠体9を使用するマスクに
応じて取り替えることですべてのマスクに使用すること
ができるのである。
【0023】更に、実施例では、マスクの設けられた顔
面保護体として防塵用等に使用するゴーグルを使用した
が、顔面保護体はゴーグルに限定するものでなく、例え
ば、図9に示すようにシールド面15を使用してもよ
い。即ち、シールド面15にシールド枠体16を取り付
け、該シーグド枠体16にマスク本体8を取り付けるこ
とで、ゴーグル1の場合と同様の効果を得ることができ
る。この場合に、シールドの材質としてポリエステルシ
ート等を使用するとシールド面15を安価に製作するこ
とができるので、使い捨てが可能となる。従って、使い
捨てを前提とする歯科、手術等の医療用として使用する
ことができる。また、シールド面15に交換フィルム5
を取り付けることで、より簡易な防護マスクとして使用
することも可能である。
【0024】また、他の実施例としては、図10に示す
ようにゴーグル1がカバー体7の支持部17,17で回
動自在に設けられ、且つ頭部側部分が円弧状に形成され
るとともに、ゴーグル1がカバー体7側に回動した際、
該ゴーグル1の回動を阻止し、且つ断面から見てコの字
状に形成されたるための閉塞受部18がカバー体7の支
持部17,17に設けられているために、図11に示す
ように、使用時には前記ゴーグル1が閉塞受部18でカ
バー体7に対して密閉した状態で阻止されるために、顔
面を保護して使用者の安全を図ることができるととも
に、不使用時においては、前記ゴーグル1をカバー体7
より回動して、顔面を開放することで快適な状態で他の
作業(例えば、取り付け状態の確認等)を行うことがで
きる。この際、前記支持部17,17が閉塞受部18で
二重に形成されているためにカバー体7の両側を支柱と
して支えることとなり、前記カバー体7の強度を得るこ
とができるとともに、ゴーグル1の開閉をより容易に行
うことができる。
【0025】そして、前記カバー体7の支持部17,1
7の先端側には、円形状の装着体19が設けられ、該装
着体19の前頭部側及び後頭部側がそれぞれ調整可能に
構成されているために、先ず装着体19の前頭部側を頭
部の形状に調整し、その後後頭部側を調整して確実にゴ
ーグル1及びカバー体7を装着することができる。さら
に、カバー体7に設けられた紐体20で、マスク本体8
を弾性を有した状態で呼吸器系に取り付けることで、マ
スク本体8及びゴーグル1を顔面に装着することができ
る。この際、ゴーグル1の頭部側が円弧状に形成されて
いるので使用時に頭部側までゴーグル1で保護すること
ができる。従って、ゴーグル1及びカバー体7の材質に
より、溶接用としても使用することができるとともに、
ゴーグル1全体のコストの低減を図ることが可能とな
る。
【0026】また、図12に示すようにゴーグル1全体
を透明に形成することで、例えばスポーツ(スキー)用
として使用することも可能である。
【0027】また、実施例ではとくに説明してないが、
例えば、マスク本体8のゴーグル1側に反射を阻止する
暗色系(黒色、灰色、濃紺色等)の阻止体を設けること
で、使用時にゴーグル1にマスク本体8が反射すること
なく安全に使用することも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるマス
クの設けられた顔面保護体には、マスク本体が設けられ
てなるために、マスク本体を装着するだけで同時にゴー
グル等の顔面保護体を装着することができ、又取り外す
場合もマスク本体を取り外すだけで同時にゴーグル等の
顔面保護体を取り外すことができるので、従来の顔面保
護体に比し使用者にとってその装着、取り外し作業が容
易であり、しかもスムーズに短時間で行うことができ
る。また、ゴーグル等の顔面保護体に弾性を有してマス
ク本体が取り付けられてなるために、装着時に呼吸器系
(口、鼻)部分に密着した状態でフィットして装着でき
るとともに、使用者の顔面の形状等に係わらずフリーサ
イズで自在に装着することができる。従って、同一のマ
スクの設けられた顔面保護体で多数の使用者が使用可能
で、生産効率を飛躍的に上げることができるという利点
がある。また、ゴーグル等の顔面保護体をゴーグルとカ
バー体とから形成することにより、ゴーグルとカバー体
とで顔面を保護し、カバー体に設けられた弾性を有する
取付手段を介してマスク本体が設けられているために装
着時に呼吸器系(口、鼻)部分に密着した状態でフィッ
トして装着できる。また、取付手段を、マスク本体に設
けられたマスク枠体と、ゴーグル等の顔面保護体に弾性
を有して設けられた弾性体と、マスク枠体又は弾性体に
設けられたゴーグル等の顔面保護体への取付部とから形
成することで、簡易な構成で、且つ安い価格で形成する
ことができる。
【0029】また、ゴーグル等の顔面保護体を、目を保
護するゴーグルと、該ゴーグルに設けられたカバー体と
から形成し、ゴーグルがカバー体に対して回動自在に設
けることにより、従来の顔面保護体のようにゴーグルを
取り外すことなくゴーグルを装着した状態でした各種作
業を確認することができる。また、カバー体の両端側に
はゴーグルの回動を支持する支持部を設けることによ
り、ゴーグルの回動を容易に行うことができ、また、支
持部にゴーグルの回動を阻止する閉塞受部を設けること
により、ゴーグルとカバー体との隙間を閉塞受部で確実
に閉塞し、より安全に使用することができる。そして、
ゴーグルの頭部側部分を円弧状に形成することにより、
頭部側までゴーグルで保護し、さらに安全に使用するこ
とができる。
【0030】また、ゴーグルの目の部分のみを透明に形
成することにより、該透明部分に遮光用ガラス板等を取
り付けて、例えば溶接用としても使用することができる
こととなる。また、支持部にゴーグル及びカバー体を装
着するための装着手段を設けることにより、種々の頭部
の形状に応じて確実にゴーグルを装着することができ、
安全性をより高めることができることとなる。そして、
装着手段を、支持部に設けられた略円形状の装着体で形
成し、且つ装着体の少なくとも2ヵ所で頭部の形状に応
じて調整可能に構成することで、簡易な構成でゴーグル
を装着することができる。また、ゴーグル等の顔面保護
体を、顔面全体を保護するシールド面で形成すること
で、装着時広い視野を得ることができ、作業の安全性を
高めることができる。
【0031】また、マスク本体又はマスク枠体に装着用
の紐体を設けることにより、紐体によりゴーグル等の顔
面保護体をマスク本体と同時に顔面に装着することがで
き、その装着作業が容易となり、容易に使用することが
できる。また、マスク本体のゴーグル等の顔面保護体側
に、反射を阻止する暗色系の阻止体を設けることで、使
用時にゴーグル等の顔面保護体にマスク本体が反射され
ることなく使用することができ、より安全に作業するこ
とができる。また、各部材(レンズ,交換フィルム,ゴ
ーグル,カバー体等)が単独で交換可能なのでより経済
な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】はマスクの設けられた顔面保護体の実施の形態
を示す斜視図。
【図2】はゴーグルを示し、(イ)はゴーグルの上部側
断面図、(ロ)はゴーグルの下部側断面図。
【図3】はカバー体を示す斜視図。
【図4】の(イ)はマスク本体を示す側面図、(ロ)は
マスク枠体及び取付体を示す正面図。
【図5】はマスク本体の取り付け状態を示す側面図。
【図6】はマスク本体の装着状態を示す側面図。
【図7】は(イ)は弾性体の他実施例を示す正面図、
(ロ)はカバー体の他実施例を示す断面図、(ハ)は取
付部の他実施例を示す正面図。
【図8】はマスク枠体及び弾性体の他実施例を示し、
(イ)は平面図,(ロ)は斜視図。
【図9】は顔面保護体の他実施例を示す斜視図。
【図10】はゴーグル及びマスク本体の他実施例を示す
斜視図。
【図11】は図10のゴールグの回動状態を示す側面
図。
【図12】はシールド面の他実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
1…ゴーグル 7…カバー体 7a…支持片 8…マスク本体 9…マスク枠体 10…弾性体 10b…取付部 12…紐体 15…シールド面

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴーグル等の顔面保護体に、マスク本体
    (8)が設けられ、且つ該マスク本体(8)が、装着時
    に呼吸器系(口、鼻)部分に密着すべくゴーグル等の顔
    面保護体に弾性を有して取り付けられていることを特徴
    とするマスクの設けられた顔面保護体。
  2. 【請求項2】 前記ゴーグル等の顔面保護体が、目を保
    護するゴーグル(1)と、該ゴーグル(1)に設けられ
    たカバー体(7)とから形成され、且つ該カバー体
    (7)には、弾性を有する取付手段を介してマスク本体
    (8)が設けられている請求項1記載のマスクの設けら
    れた顔面保護体。
  3. 【請求項3】 前記弾性を有する取付手段が、マスク本
    体(8)に設けられたマスク枠体(9)と、マスク枠体
    (9)に連結された弾性体(10)と、マスク枠体
    (9)又は弾性体(10)に設けられた取付部(10
    b)とから形成されている請求項2記載のマスクの設け
    られた顔面保護体。
  4. 【請求項4】 前記カバー体(8)には、前記取付部
    (10b)を取り付けるための支持片(7a)が設けら
    れている請求項3記載のマスクの設けられた顔面保護
    体。
  5. 【請求項5】 前記ゴーグル(1)が前記カバー体
    (7)に対して回動自在に設けられている請求項3乃至
    4何れかに記載のマスクの設けられた顔面保護体。
  6. 【請求項6】 前記カバー体(7)の両端側には前記ゴ
    ーグル(1)の回動を支持する支持部(17)が設けら
    れ、しかも該支持部(17)には、カバー体(7)側へ
    のゴーグル(1)の回動を阻止し、且つ阻止したゴーグ
    ル(1)とカバー体(7)との隙間を閉塞するための閉
    塞受部(18)が設けられている請求項5に記載のマス
    クの設けられた顔面保護体。
  7. 【請求項7】 前記ゴーグル(1)の頭部側が円弧状に
    形成されている請求項2乃至6何れかに記載のマスクの
    設けられた顔面保護体。
  8. 【請求項8】 前記ゴーグル(1)の目を保護する部分
    が、透明に構成されている請求項2乃至7何れかに記載
    のマスクの設けられた顔面保護体。
  9. 【請求項9】 前記支持部(17)には、ゴーグル
    (1)及びカバー体(7)を装着するための装着手段が
    設けられている請求項6乃至8何れかに記載のマスクの
    設けられた顔面保護体。
  10. 【請求項10】 前記装着手段が、支持部(17)に設
    けられた略円形状の装着体(19)からなり、該装着体
    (19)は少なくとも2ヵ所で頭部の形状に応じて調整
    可能に構成されている請求項9に記載のマスクの設けら
    れた顔面保護体。
  11. 【請求項11】 前記マスク本体(8)、マスク枠体
    (9)、又はカバー体(7)には、装着用の紐体(1
    2)が設けられている請求項3乃至10何れか記載のマ
    スクの設けられた顔面保護体。
  12. 【請求項12】 前記ゴーグル等の顔面保護体が、顔面
    全体を保護するシールド面(15)で形成されている請
    求項1に記載のマスクの設けられた顔面保護体。
  13. 【請求項13】 前記マスク本体(8)のゴーグル等の
    顔面保護体側には、反射を阻止する暗色系の反射阻止体
    が設けられている請求項1乃至12何れかに記載のマス
    クの設けられた顔面保護体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101454887B1 (ko) * 2013-09-16 2014-11-04 (주)온유조경 보호면 탈착구조를 갖는 안면보호 장비
KR20190004069A (ko) * 2017-07-03 2019-01-11 왕종문 마스크가 구비된 고글
KR102279270B1 (ko) * 2020-06-19 2021-07-20 백기선 안면보호창이 조립 설치되는 페이스 쉴드 프레임

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