JPH09251011A - 回転タイヤ型超音波探触子 - Google Patents
回転タイヤ型超音波探触子Info
- Publication number
- JPH09251011A JPH09251011A JP8057148A JP5714896A JPH09251011A JP H09251011 A JPH09251011 A JP H09251011A JP 8057148 A JP8057148 A JP 8057148A JP 5714896 A JP5714896 A JP 5714896A JP H09251011 A JPH09251011 A JP H09251011A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- angle
- ultrasonic probe
- shaft
- flaw
- angle varying
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/04—Wave modes and trajectories
- G01N2291/044—Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects
Abstract
(57)【要約】
【課題】 鋼板や溶接部などの内部疵検出のための超音
波探傷試験に用いられる回転タイヤ型超音波探触子を提
供する。 【解決手段】 回転タイヤ型超音波探触子に内蔵した超
音波探触子４を、角度可変用軸５Ａに連結される角度変
更用リンク21に回動自在とされる角度可変用伝達アーム
23で保持し、角度可変用モータ29で角度可変用軸５Ａを
回転することにより、疵に対して超音波ビームを直角方
向に発射することを可能とする。
波探傷試験に用いられる回転タイヤ型超音波探触子を提
供する。 【解決手段】 回転タイヤ型超音波探触子に内蔵した超
音波探触子４を、角度可変用軸５Ａに連結される角度変
更用リンク21に回動自在とされる角度可変用伝達アーム
23で保持し、角度可変用モータ29で角度可変用軸５Ａを
回転することにより、疵に対して超音波ビームを直角方
向に発射することを可能とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転タイヤ型超音
波探触子に係り、鋼板や溶接部などの内部疵検出のため
の超音波探傷試験に用いられる回転タイヤ型超音波探触
子に関する。
波探触子に係り、鋼板や溶接部などの内部疵検出のため
の超音波探傷試験に用いられる回転タイヤ型超音波探触
子に関する。
【０００２】
【従来の技術】回転タイヤ型超音波探触子で、回転方向
に超音波を発振し、鋼板や溶接部の超音波探傷を実施す
ることは表面波超音波探傷や斜角探傷で実用化されてい
る。すなわち、この回転タイヤ型超音波探触子は、超音
波ビームのタイヤ内での入射角と被検材に入る屈折角と
の関係はスネルの法則により屈折するという原理を利用
したものである。
に超音波を発振し、鋼板や溶接部の超音波探傷を実施す
ることは表面波超音波探傷や斜角探傷で実用化されてい
る。すなわち、この回転タイヤ型超音波探触子は、超音
波ビームのタイヤ内での入射角と被検材に入る屈折角と
の関係はスネルの法則により屈折するという原理を利用
したものである。
【０００３】その一例を図３および図４に示すが、これ
らの図において、１は被検材、２は被検材１に接触して
回転するタイヤ、３はタイヤ２に充満される水などの媒
質である。４は超音波探触子で、角度可変用軸５に回転
自在に固定される探触子固定アーム６のスリット部６ａ
に取り付けられ、ボルト７で固定される。８ａ，８ｂは
タイヤ２の中心部に設けられる軸受で、一方の軸受８ａ
には内側に角度可変用軸５を軸受９を介して軸支するタ
イヤ回転用軸10が軸支され、その外側にはタイヤ探触子
保持用支脚11ａが保持される。また、もう一方の軸受８
ｂにはタイヤ探触子保持用支脚11ｂを保持するタイヤ回
転用中空軸12が軸支される。そして、そのタイヤ回転用
中空軸12の内部には一端が前記探触子固定アーム６に結
合され、もう一端が角度調整用つまみ13に結合される角
度可変用軸14が回転自在に装着される。
らの図において、１は被検材、２は被検材１に接触して
回転するタイヤ、３はタイヤ２に充満される水などの媒
質である。４は超音波探触子で、角度可変用軸５に回転
自在に固定される探触子固定アーム６のスリット部６ａ
に取り付けられ、ボルト７で固定される。８ａ，８ｂは
タイヤ２の中心部に設けられる軸受で、一方の軸受８ａ
には内側に角度可変用軸５を軸受９を介して軸支するタ
イヤ回転用軸10が軸支され、その外側にはタイヤ探触子
保持用支脚11ａが保持される。また、もう一方の軸受８
ｂにはタイヤ探触子保持用支脚11ｂを保持するタイヤ回
転用中空軸12が軸支される。そして、そのタイヤ回転用
中空軸12の内部には一端が前記探触子固定アーム６に結
合され、もう一端が角度調整用つまみ13に結合される角
度可変用軸14が回転自在に装着される。
【０００４】このように構成された回転タイヤ型超音波
探触子15では、鋼板等の被検材１を探傷する場合は、超
音波ビームUBの被検材１への屈折角θr が常に一定にな
るように、角度調整用つまみ13の調整によって予め入射
角θi を固定させて使用している。その理由は、溶接部
などの疵（図示せず）の検出性能は、疵の面のなす角と
超音波ビームUBが疵に入射する角度ができるだけ直角に
なるようにすれば向上することから、検出性能が最も高
くなると考えられる一つの角度に設定するためである。
探触子15では、鋼板等の被検材１を探傷する場合は、超
音波ビームUBの被検材１への屈折角θr が常に一定にな
るように、角度調整用つまみ13の調整によって予め入射
角θi を固定させて使用している。その理由は、溶接部
などの疵（図示せず）の検出性能は、疵の面のなす角と
超音波ビームUBが疵に入射する角度ができるだけ直角に
なるようにすれば向上することから、検出性能が最も高
くなると考えられる一つの角度に設定するためである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の方法では、超音波探触子４の入射角θi を固定
していることから、被検材１に入射した超音波ビームUB
の角度は固定しているので、疵と超音波ビームUBとのな
す角は一定しており、そのため疵の種類によって検出性
能にバラツキがあった。このようなバラツキは特に割れ
などの疵に対して顕著である。
た従来の方法では、超音波探触子４の入射角θi を固定
していることから、被検材１に入射した超音波ビームUB
の角度は固定しているので、疵と超音波ビームUBとのな
す角は一定しており、そのため疵の種類によって検出性
能にバラツキがあった。このようなバラツキは特に割れ
などの疵に対して顕著である。
【０００６】本発明は、上記のような従来技術の有する
課題を解決するために、回転タイヤ型超音波探触子の内
部で連続的に入射角すなわち屈折角を変化させ、疵に対
する超音波ビームのなす角を変化させて疵の検出性能を
向上させることの可能な回転タイヤ型超音波探触子を提
供することを目的とする。
課題を解決するために、回転タイヤ型超音波探触子の内
部で連続的に入射角すなわち屈折角を変化させ、疵に対
する超音波ビームのなす角を変化させて疵の検出性能を
向上させることの可能な回転タイヤ型超音波探触子を提
供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、鋼板や溶接部などの内部疵を検出する
超音波探触子を内蔵した回転タイヤ型超音波探触子にお
いて、前記超音波探触子を、角度可変用軸に連結される
角度変更用リンクに回動自在とされる角度可変用伝達ア
ームで保持し、前記角度可変用軸を回転する角度可変用
モータを備えたことを特徴とする。
解決するために、鋼板や溶接部などの内部疵を検出する
超音波探触子を内蔵した回転タイヤ型超音波探触子にお
いて、前記超音波探触子を、角度可変用軸に連結される
角度変更用リンクに回動自在とされる角度可変用伝達ア
ームで保持し、前記角度可変用軸を回転する角度可変用
モータを備えたことを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施の形
態について、図面を参照して詳しく説明する。図１は本
発明の実施例を示す側断面図であり、図２はそのＡ−Ａ
矢視断面図である。これらの図中において、従来例と同
一の部材には同一の符号を付して説明を省略する。
態について、図面を参照して詳しく説明する。図１は本
発明の実施例を示す側断面図であり、図２はそのＡ−Ａ
矢視断面図である。これらの図中において、従来例と同
一の部材には同一の符号を付して説明を省略する。
【０００９】これらの図に示すように、超音波探触子４
の胴部には支持金具20が装着され、この支持金具20は、
角度可変用軸５Ａにクランク状に連結される角度変更用
リンク21と、この角度変更用リンク21に軸受22を介して
回動自在に保持される角度可変用伝達アーム23と、この
角度可変用伝達アーム23の先端に取り付けられるフォー
ク状のホールダ24と、このホールダ24に固定される軸受
25とによって角度が可変になるように支持される。な
お、超音波探触子４の胴部の先端は固定金具26が装着さ
れており、一端がタイヤ回転用中空軸12に固定されるブ
ラケット27によって首振り回転自在に支持される。
の胴部には支持金具20が装着され、この支持金具20は、
角度可変用軸５Ａにクランク状に連結される角度変更用
リンク21と、この角度変更用リンク21に軸受22を介して
回動自在に保持される角度可変用伝達アーム23と、この
角度可変用伝達アーム23の先端に取り付けられるフォー
ク状のホールダ24と、このホールダ24に固定される軸受
25とによって角度が可変になるように支持される。な
お、超音波探触子４の胴部の先端は固定金具26が装着さ
れており、一端がタイヤ回転用中空軸12に固定されるブ
ラケット27によって首振り回転自在に支持される。
【００１０】一方、角度変更用リンク21の角度可変用軸
５Ａ側は角度可変用軸14の一方の端部と連結され、角度
可変用軸14のもう一方の端部はカップリング28を介して
ステップモータなどの角度可変用モータ29と連結され
る。そこで、角度可変用モータ29の回転を、角度可変用
軸14→角度変更用リンク21→角度可変用伝達アーム23→
ホールダ24と伝達することにより、超音波探触子４の設
定角度を変更することができる。すなわち、角度変更用
リンク21と角度可変用伝達アーム23の長さによって決ま
る角度の範囲を連続的に変化することにより、入射角θ
i を連続的に変化させた超音波ビームUBを発射すること
ができる。
５Ａ側は角度可変用軸14の一方の端部と連結され、角度
可変用軸14のもう一方の端部はカップリング28を介して
ステップモータなどの角度可変用モータ29と連結され
る。そこで、角度可変用モータ29の回転を、角度可変用
軸14→角度変更用リンク21→角度可変用伝達アーム23→
ホールダ24と伝達することにより、超音波探触子４の設
定角度を変更することができる。すなわち、角度変更用
リンク21と角度可変用伝達アーム23の長さによって決ま
る角度の範囲を連続的に変化することにより、入射角θ
i を連続的に変化させた超音波ビームUBを発射すること
ができる。
【００１１】これによって、本発明の回転タイヤ型超音
波探触子15Ａによれば、内部疵と超音波ビームUBのなす
角を連続的に変化させることができるので、疵面に直角
に超音波ビームUBを当てて常に疵の検出性能を向上させ
ることができる。
波探触子15Ａによれば、内部疵と超音波ビームUBのなす
角を連続的に変化させることができるので、疵面に直角
に超音波ビームUBを当てて常に疵の検出性能を向上させ
ることができる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転タイヤ型超音波探触子に内蔵した超音波探触子を、
角度可変用軸に連結される角度変更用リンクに回動自在
とされる角度可変用伝達アームで保持し、前記角度可変
用軸を回転する角度可変用モータを備えることにより、
連続的に超音波ビームの入射角、すなわち被検材に入射
する屈折角を変化させることにより、被検材内部の疵に
当たる角度を直角にすることができるから、疵から大き
なエコーを得ることが可能となり、これによって疵検出
精度を高めることができる。
回転タイヤ型超音波探触子に内蔵した超音波探触子を、
角度可変用軸に連結される角度変更用リンクに回動自在
とされる角度可変用伝達アームで保持し、前記角度可変
用軸を回転する角度可変用モータを備えることにより、
連続的に超音波ビームの入射角、すなわち被検材に入射
する屈折角を変化させることにより、被検材内部の疵に
当たる角度を直角にすることができるから、疵から大き
なエコーを得ることが可能となり、これによって疵検出
精度を高めることができる。
【図１】本発明の実施例を示す側断面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ矢視断面図である。
【図３】従来の実施例を示す側断面図である。
【図４】図３のＸ−Ｘ矢視断面図である。
１ 被検材 ２ タイヤ ３ 媒質（水） ４ 超音波探触子 ５Ａ 角度可変用軸 ８ａ，８ｂ 軸受 10 タイヤ回転用軸 11ａ，11ｂ タイヤ探触子保持用支脚 12 タイヤ回転用中空軸 14 角度可変用軸 15Ａ 回転タイヤ型超音波探触子 20 支持金具 21 角度変更用リンク 22, 25 軸受 23 角度可変用伝達アーム 24 ホールダ 26 固定金具 27 ブラケット 28 カップリング 29 角度可変用モータ
Claims (1)
- 【請求項１】 鋼板や溶接部などの被検材の内部疵を検
出する超音波探触子を内蔵した回転タイヤ型超音波探触
子において、 前記超音波探触子を、角度可変用軸に連結される角度変
更用リンクに回動自在とされる角度可変用伝達アームで
保持し、前記角度可変用軸を回転する角度可変用モータ
を備えたことを特徴とする回転タイヤ型超音波探触子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8057148A JPH09251011A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 回転タイヤ型超音波探触子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8057148A JPH09251011A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 回転タイヤ型超音波探触子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09251011A true JPH09251011A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13047494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8057148A Pending JPH09251011A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 回転タイヤ型超音波探触子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09251011A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7360410B2 (en) * | 2003-07-24 | 2008-04-22 | Steinbichler Optotechnik Gmbh | Procedure and device for testing tires |
| CN104931589A (zh) * | 2015-07-16 | 2015-09-23 | 常州市常超电子研究所有限公司 | 可调角度超声波探头 |
| CN104977364A (zh) * | 2015-07-16 | 2015-10-14 | 常州市常超电子研究所有限公司 | 可拆式超声波斜探头 |
| CN113533506A (zh) * | 2021-06-25 | 2021-10-22 | 中国船舶重工集团公司第七一九研究所 | 外置的管道损伤检测装置及其检测方法 |
-
1996
- 1996-03-14 JP JP8057148A patent/JPH09251011A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7360410B2 (en) * | 2003-07-24 | 2008-04-22 | Steinbichler Optotechnik Gmbh | Procedure and device for testing tires |
| CN104931589A (zh) * | 2015-07-16 | 2015-09-23 | 常州市常超电子研究所有限公司 | 可调角度超声波探头 |
| CN104977364A (zh) * | 2015-07-16 | 2015-10-14 | 常州市常超电子研究所有限公司 | 可拆式超声波斜探头 |
| CN113533506A (zh) * | 2021-06-25 | 2021-10-22 | 中国船舶重工集团公司第七一九研究所 | 外置的管道损伤检测装置及其检测方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040426 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040511 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040914 |