JP3205936B2 - 検査方法及び非破壊検査装置 - Google Patents

検査方法及び非破壊検査装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、物質を非破壊的に検査するための超音波装
置に関し、特に、平らな板と大きい円筒の非破壊的な検
査に関する。
〔背景技術〕
ティッシュペーパ及びペーパタオルを製造する場合、
紙繊維のウエブが形成されてヤンキードライヤに対しプ
レスされる。乾燥されたあとのウエブは、そのウエブに
対し、紙に柔くて吸収特性を与えるクレープされた生地
を付与しつつ、ヤンキードライヤの表面から剥される。
単一のドライヤが使用されるので、そのヤンキードライ
ヤは通常大きく、典型的には直径が12〜22フィートもあ
る。更に、ヤンキードライヤは蒸気によって160psigま
でもの圧力で加熱される。
また、ヤンキードライヤは400インチの長さと100トン
を越える総重量をもつ。このように大型で高圧の下で作
動されるので、ヤンキードライヤは2インチの円筒壁厚
を有している。
ヤンキードライヤは一般に、表面が適切に磨かれてい
ると良好な剥離性をもつ物質、例えばクラス60の鋳鉄に
よって造られる。このように、ヤンキードライヤの表面
は適切な表面仕上げを維持するよう定期的に磨く必要が
ある。ヤンキードライヤは圧力容器であり、圧力容器や
ボイラで採用されているような安全予防策をとる必要が
ある。
本発明者の発明に関わるUSP4,398,421号には、蒸気ボ
イラ壁の厚さを計測するのに有用な、加工品の厚さを計
測するための装置が開示されている。ヤンキードライヤ
の壁厚を知ることは有用であるが、ドライヤ壁の厚み内
における小さな空所を検出することも望ましい。
現存する超音波検査システムは、鋳鉄部品内の小さな
空所を検出するのには能力が限られている。鋳鉄内で超
音波信号は、鋳鉄内に存在する粒子の境界から分散され
て反射される。鋳鉄のこの特性のため小さな不連続部分
を検出するのは非常に難しい。鋳鉄の厚みを計測するの
さえ難しい。
従来の技術を用いると、鋳鉄の厚み測定では40%を越
える誤差を見い出した研究もある。
ヤンキードライヤロールの検査にX線法が用いられた
が、X線法は煩雑で危険な放射線源を使う必要がある。
実際上、X線像はヤンキードライヤの限られた部分でつ
くれるだけである。
更に、X線像では、不連続部分の実際的な深さを知る
ことができない。しかしながら、ヘアラインクラックは
超音波によって検出可能なのである。
必要なのは、材料欠陥のためにヤンキードライヤの完
全な検査を行う為の装置と方法である。
〔発明の開示〕
金属板や金属円筒の壁における欠陥を検出するための
本発明の超音波変換器は、検査すべき表面に超音波信号
が或る特定の角度で向けられると、その信号の約10%
が、その検査すべき表面に対し90゜で試験板内に貫通す
るハリス波(Harris waves)として現われるという事を
見い出したことに始まる。
鉛直に伝播する信号は分極(polarized)されてお
り、その結果、その信号は極めて改良されたノイズ対信
号比(S/N比)で欠陥を検出する。
その特定の角度は、超音波が金属板の表面に平行に伝
播するように屈折される角度と、超音波が試験板によっ
て反射される角度の間にある。その特定の角度は検査さ
れる板の表面への垂直線から測られるもので、スネルの
法則(Snell's law)による角度より大きい。
ここに、V1 =第1の媒体内での超音波信号の速度 V2 =第2の媒体内での超音波信号の速度 θ=第2の媒体の表面に垂直な線から測っ
た超音波信号の入射角度 θ=超音波信号が第2の媒体へ入るとき
の、第2の媒体の表面に垂直な線から測った、超音波信
号の屈折角度 スネルの法則は、低い屈折率の媒体から高い屈折率の
媒体へ超音波ビームが移動するときに、超音波ビームが
曲げられるという光学の法則に基づいて予測している。
スネルの法則によれば、超音波信号の選択された入射
角度で、超音波信号は検査されている固体の表面に沿っ
て屈折される。その入射角度θは90゜である。θ
90゜に等しいときに超音波信号の全てのエネルギーが検
査されている固体の表面に沿って屈折されるのではな
い。その超音波信号パワーの約10%の部分がその表面か
ら真直ぐ下方に移行する分極された信号として現われ、
それが欠陥検出にとって有用なのである。この分極され
た、或いは複屈折された(birefringent)信号やビーム
がハリス波(Harris wave)と呼ばれるものである。
超音波信号の入射角度が増加するにつれ、その屈折信
号は、入射角度が増加して全信号が全部反射される大き
さになるまで固体の表面に沿って伝播し続ける。90゜屈
折のために必要な入射角度と全部反射されるに必要な角
度の間に、通常の入射角での5〜20倍大きいS/N比を持
ち、検査されている固体の表面内における欠陥を検出す
るのに特に有用なハリス波を生ずる角度が存在する。
表面をもつ平滑な金属板を検査するための本発明の方
法では、超音波のエネルギを伝達媒体を通してその金属
板の表面へ向ける工程を有している。超音波ビームは、
伝達媒体を第1の速度で通って金属板内へ第2の速度で
伝播する。金属板の表面には垂直面が規定され、超音波
ビームはその垂直線から測定された第1の入射角度で方
向づけられる。
その垂直線に関する第2の入射角度が、伝達媒体を通
るビームの第1の速度を、金属板を通るビームの第2の
速度で割った値の逆正弦(arcsine)として定義され
る。前記垂直線に関する第3の角度が定義され、その角
度では金属板からビームが反射される。
本発明の方法は、前記第1の角度が前記第2及び第3
の角度の間にあって、金属板の表面に垂直に金属板を貫
通する第2のビームを生ずるように選択されたその角度
で超音波エネルギのビームを向け、その第2のビームが
欠陥検出のために使われるように欠陥と相互作用した
後、検出器で受信されることを特徴としている。
本発明は、また、軸と乾燥円筒表面をもつ、製紙機械
のためのドライヤロールを非破壊的に検査するための装
置を提供する。その装置は、ドライヤロールを取付けて
そのドライヤの軸まわりに回転させるための手段、及び
そのドライヤの表面に沿ってドライヤの軸と平行に移動
させる手段を有している。その移動させる手段は超音波
変換器が取付けられる。その変換器は、超音波エネルギ
の第1のビームをドライヤの円筒表面内に向けるよう位
置決めされる。
本発明の装置は、超音波変換器とドライヤ表面の間に
伝達媒体を供給するための手段もを有しており、変換器
がドライヤ表面に沿って移動するときに、金属板表面に
垂直な基準線が定義される。超音波変換器は、超音波エ
ネルギの第1のビームを伝達媒体を通してドライヤ表面
へ向けるよう角度づけられる。その第1のビームは、第
1の速度で伝達媒体を通り、第2の速度でドライヤロー
ルを通って伝播する。
変換器は、前記垂直線から測った第1の角度で第1の
ビームを向け、第2の角度が、伝達媒体を通る第1のビ
ームの第1の速度を、ドライヤロールを通る第1のビー
ムの第2の速度で割った値の逆正弦として定義される。
第1のビームがロールから反射される第3の角度が定義
される。この第2の角度と第3の角度の間に或る弧の角
度が定義される。その第1の角度は、第2の角度に対し
その弧の角度の50%を加えた角度にほゞ等しい。第1の
ビームは、ドライヤロール表面に垂直に移行する第2の
ビームを生ずる。変換器は、その第2のビームが欠陥検
出に使われるよう欠陥と相互作用したのち受信されるよ
うに配置された検出器として働く。
せん断波を使い、伝達媒体が水で、鋳鉄が屈折媒体の
とき、前記した特定の角度は垂直線から約33゜である。
鋼にとっては、その特定の角度は約31゜であり、黄銅に
とっては約50゜である。本発明では、せん断波又は表面
波を使い、入射媒体内におけるその選択された波の速度
に対する屈折媒体内における選択された波の速度の比に
応じて前記した特定の角度を変えて欠陥を検出すること
ができる。
本発明の特徴は、ヤンキードライヤロールにおける欠
陥を検出するための方法と装置を提供することである。
本発明の他の特徴は、鋳鉄やその他の金属体における
小さな空所を検出するための方法と装置を提供すること
である。
本発明の更なる特徴は、ヤンキードライヤの内部状態
を調べるためのシステムを提供することである。
本発明のこれ以外の目的、特徴及び利点は、添付図面
を参考にした以下の詳細な説明から明らかであろう。
〔図面の簡単な説明〕
図1は、水媒体を通して固体内へ超音波信号を投入す
る超音波変換器の概略側面図。
図2は、固体の表面に沿って移行する屈折ビームを生
ずる入射角で超音波を投入している超音波変換器の概略
側面図。
図3は、固体の表面から信号が反射されることとなる
入射角で超音波信号を投入している超音波変換器の概略
側面図。
図4は、高いS/N比をもち、固体の表面へ垂直に貫通
する超音波ビームを生ずる本発明に従った入射角度で超
音波信号を投入している超音波変換器の概略側面図。
図5は、ヤンキードライヤロール内の欠陥を検出する
ための装置の斜視図。
図6は、図5の装置によってヤンキードライヤロール
の表面を走査するための装置の等角側面図。
〔発明を実施するための最良の形態〕
同じ符号は、同様の部品を示している図1〜図6にお
いて、図6にはヤンキードライヤ検査装置20が示されて
いる。ヤンキードライヤ22が検査フレーム24に取付けら
れている。このヤンキードライヤ22は円筒形の表面26を
有し、その上でティッシュウエブが乾燥される。ヤンキ
ードライヤ22は、フレーム24上の軸受28に取付けられて
いて駆動機構(図示していない)によって回転されるよ
うになっている。
機械ねじ34に乗っている横断送り32には超音波変換器
30が取付けられている。機械ねじ34は、駆動機構(図示
していない)によって回転される。機械ねじ34が回転さ
れると、交差送り32は、それに取付けられた超音波変換
器30がドライヤ軸36に平行な線に沿ってドライヤ22の表
面26を走査するようにする。
このようにして、ドライヤ22の回転運動と超音波変換
器30の直線運動との組合せによって、超音波変換器30は
ヤンキードライヤ22の表面上にスパイラル模様38を描く
ようにされる。
図6に示されているように、そのスパイラル模様38
は、説明の目的で互いに広く離れたものとして描かれて
いるが、実際は、一回転当り、変換器30がドライヤ22の
表面26に沿って約1/8インチ進むという詰ったスパイラ
ルである。
通常は水である伝達流体40が変換器30からヤンキード
ライヤ22の表面へ超音波エネルギを伝達する。変換器30
からの出力はハードデスクやDAT(Digital Audio Tap
e)などのような集積データ貯蔵装置42に、デジタルフ
ォーマットで貯えられる。その集積データ貯蔵装置42か
らコンピュータ44又はオッシロスコープ(図示していな
い)がデータを表示するために処理する。コンピュータ
表示46がドライヤ22の円筒表面26を表示しており、そこ
にはドライヤ表面26の選定された部分には不連続部分48
が示されている。
コンピュータ44は、或る特定部分のために反射信号の
大きさを表示するのにも使うことができる。検出された
不連続部分の深さと長さを確認するために、公知の技術
を使った別の走査を用いてもよい。
従来の超音波変換器を従来のやり方で使ったのでは検
出装置20のような装置において制限された用途のデータ
しか得られなかった。従来の超音波変換器は、鋳鉄に対
して用いられると、鋳鉄に含まれていて、超音波エネル
ギを反射する多くの粒子境界(grain boundaries)のた
めに騒音の多い信号を生ずるものであった。そのため小
さい不連続部分を検知するのに制限があった。その粒子
の境界50が図5に示されている。
図1は、超音波エネルギのビーム54を放射している超
音波変換器52を示している。この超音波変換器52は、典
型的には水である伝達流体56内に浸されている。超音波
ビーム54は板62の表面60に垂直な基準線58に関して角度
57に位置決めされている。
超音波ビーム54が板62に進むと、波のエネルギが第1
媒体から、波のエネルギがそれよりも速く伝播する第2
媒体へ進んだときの波の反射を示すスネルの法則(Snel
l's law)に従って、板表面60において第2の角度61で
反射する。
図2は、或る選択された角度64では、変換器52からの
超音波ビーム66が、板62の表面60と平行に伝播するビー
ム70を形成するように全量が反射されることを示してい
る。換言すれば、反射角の正弦(sine)が1となる反射
角が90゜のときは、スネルの法則は次式となる。
ここでは、V1 =第1媒体内での超音波信号の速度 V2 =第2媒体内での超音波信号の速度 θ=第2媒体の表面に垂直な線から測っ
た超音波の入射角 2つの媒体の間の界面で超音波が全量反射されると、
ビーム66が表面60に当る店70からハリス波(Herris wav
e)が生ずる。ハリス波76は、垂直線58と反対に板62内
へ鉛直下方に伝播する。
ハリス波76は、入射角が前記した数式で与えられる角
度64から増加し、反射角度83で表面60から超音波ビーム
80が全量反射される図3の状態まで発生する。この全量
反射角83は、変換器52と垂直線58の間の角度が増加して
ハリス波が最早発生しなくなる点を実験的に知ることが
できる。
経験的には、全量反射角は、ハリス波が最初に発生す
る角度64の約120%である。
図3に示された円弧84は、スネルの法則によって与え
られる角度64と全量反射が起る角度82の間にある。この
円弧84の範囲内に、典型的な超音波検査ビームの5〜20
倍の非常に高いノイズ対信号比をもつことが判明した図
4の角度86がある。そのS/N比は少くとも5で、10又は
それ以上に達する。この角度86は、図4に示されている
ように、超音波を使った検査では難しい鋳鉄のような固
体内の1mm程の小さな空所の検査を可能とする。
超音波ビーム88が導かれるこの高S/N比の角度86は、
伝達媒体が水、板62がクラス6の鋳鉄の場合、垂直線58
から約33゜である。例えば、クラス60の鋳鉄での音波の
せん断速度は約3,040m/sであり、また、水中での音波の
速度は約1,480m/sである。従って、前述の式におけるV2
に対するV1の比は0.4867であり、この比の逆正弦(arcs
ine)は29.1゜である。鋳鉄にとって全量反射角度82
は、この29.1゜の約120%で35〜37゜である。
最も好ましい角度86は、弧84によって閉じられている
角度の約50%に亘る角度であり、鋳鉄の場合は約5〜10
゜である。
伝達流体が水の場合、他の物質における最適角度は、
鋼では約31゜であり、黄銅では約50゜である。この最適
角度は板62内での音の速度による。音は固体内で3つの
波成分を有しており、それはS波又はせん断波と、L波
又は縦波と、表面波とである。音の速度は、音波の各型
によって異っており、従って、最適角度は用いられる波
の型によって決まる。せん断波に実用上の利点があるも
のの縦波も使える。前記した数式によって示されるよう
に、縦波のビームがV2の表面へ屈折され鋳鉄板の表面に
沿って伝播し、ハリス波を生じる角度は、垂直線58から
約16゜である。
鋳鉄製ヤンキードライヤ22を検査するために用いられ
る超音波変換器30が図5に示されている。この変換器30
はキャリジ体90に取付けられた超音波変換器52を用いて
いる。キャリジ体90は、供給孔92を有し、ここからキャ
リジ体90とヤンキードライヤ22の表面26の間に、水40等
の伝達媒体が供給される。
超音波変換器52は、シリンダ94に取付けられていて、
変換器52と表面26の間の角度が調節できる。ねじを付け
られた調節ねじ96がユニバーサルジョイントによって枢
着されていて、調節ねじ96がシリンダ94に対して回転可
能なようになっている。調節ねじ96が回転されると、変
換器52と表面26の間の角度が変えられる。
図5は、超音波98がヤンキードライヤ22の表面内へ侵
入し材料の内部の小さな空所100で反射101されている状
態を示している。また、図5には、表面60に沿って屈折
された超音波102が示されている。
表面波102の戻りは、表面粗さを検出するのに用いる
ことができ、これはヤンキードライヤ表面26の重要な特
性である。ヤンキードライヤの表面に90゜で侵入する超
音ビーム又は超音波は、分極された(polarized)ハリ
ス波が復調されて分散されるのを減らすのに有効と思わ
れるので、分極されるよう行われるテストから現われ
る。しかしながら、最適角度が独特の高いS/N比をもつ
正確な理由は実験的に観察されたものであり、前記した
機構に限定されるものではない。
固体物質に対する超音波テストにおいて広い帯域の超
音波エネルギが用いられたが、1〜10ΜHzの超音波周波
数が特に有効なことが判った。
金属体を検査するこの技術は、紙ドライヤロールのよ
うな、平らな板と大きい円筒壁を含む平滑な金属板の形
の鋳造金属に用いて特に好ましいものであることを理解
すべきである。
また、本発明において音の速度というのは、種々の型
式又は成分の超音波ビームを指しており、従って、本発
明で定義される角度は計測のために選択された音の速度
が縦波かせん断波か等に応じて変わるものであることを
理解すべきである。
また、以上の説明では超音波の発信及び受信を行うの
に単一の変換器を用いることを示しているが、送り出し
に受けとりに別々の変換器を用いてよいことを理解すべ
きである。その場合には、送り出しユニットを図示のよ
うに位置させると、受けとりユニットは垂直角に対し対
称に向き合う位置としてよい。
更に、本発明は、以上説明された特定の構造や配置に
限定されるものではなく、請求の範囲に示す範囲内でな
されうる変形をも包含するものであることを理解すべき
である。
また、超音波変換器の周波数も限定されるものではな
いことを理解すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−181170(JP,A) 特開 平6−273392(JP,A) 特開 平3−289559(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 29/00 - 29/28

Claims (31)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属板の表面に伝達媒体を通して超音波エ
    ネルギのビームを向け、同ビームは前記伝達媒体を第1
    の速度で伝播して前記金属板内に第2の速度で伝播し、
    この場合、前記ビームは前記金属板表面の垂直線から第
    1の角度の入射角で方向づけられ、前記伝達媒体を通る
    ビームの第1の速度を前記金属板を通る第2の速度で割
    った逆正弦で前記垂直線に関し第2の入射角が定義さ
    れ、かつ、前記垂直線に関し前記ビームが前記金属板か
    ら反射される第3の角度が定義される、表面を具えた平
    滑な金属板を検査する方法において; 前記第1の角度が前記第2の角度と第3の角度の間にあ
    って、前記金属板の表面を垂直に貫通する第2のビーム
    を発生する角度で超音波エネルギの前記ビームを方向づ
    け;かつ、前記第2のビームが欠陥検出に使われるよう
    欠陥との相互作用後に同第2のビームを受信することを
    特徴とする金属板の検査方法。
  2. 【請求項2】前記金属板がヤンキードライヤの一部であ
    る請求項1に記載の検査方法。
  3. 【請求項3】前記伝達媒体が水で、前記ドライヤが鋳鉄
    で構成され、かつ、前記選択された角度が前記表面に対
    する垂直線からほぼ33゜である請求項2に記載の検査方
    法。
  4. 【請求項4】前記伝達媒体が水で、前記ドライヤが鋼で
    構成され、かつ、前記選択された角度が前記表面に対す
    る垂直線からほぼ31゜である請求項2に記載の検査方
    法。
  5. 【請求項5】前記変換器が前記ドライヤの表面を横断さ
    せられて、前記第2のビームの検出部分に応答する信号
    を発生し、かつ、前記ドライヤの表面の横断部分につい
    て、前記信号が記録される請求項2に記載の検査方法。
  6. 【請求項6】前記ドライヤをその円筒表面で定義される
    軸まわりに回転するとともに同軸に平行に前記ドライヤ
    の表面に沿って前記変換器を移動することによって、前
    記変換器が同ドライヤの表面上にらせん模様を描いて同
    ドライヤの表面を横断される請求項5に記載の検査方
    法。
  7. 【請求項7】前記らせん模様の周方向回転が1/8インチ
    間隔を保たれている請求項6に記載の検査方法。
  8. 【請求項8】前記第2の角度を決める為に使われる前記
    金属板を通る前記ビームの速度がせん断波で測定される
    請求項1に記載の検査方法。
  9. 【請求項9】前記第2の角度を決める為に使われる前記
    金属板を通る前記ビームの速度が縦波で測定される請求
    項1に記載の検査方法。
  10. 【請求項10】前記伝達媒体が水、前記金属板が鋳鉄、
    前記第1の角度がほぼ33゜である請求項1に記載の検査
    方法。
  11. 【請求項11】前記伝達媒体が水、前記金属板が鋼、前
    記第1の角度がほぼ31゜である請求項1に記載の検査方
    法。
  12. 【請求項12】前記伝達媒体が水、前記金属板が黄銅、
    前記第1の角度がほぼ50゜である請求項1に記載の検査
    方法。
  13. 【請求項13】前記金属板の表面に沿って移動し同表面
    の粗さを示す前記ビームの反射信号成分を受信する工程
    を更に含む請求項1に記載の検査方法。
  14. 【請求項14】前記金属板がヤンキードライヤのロール
    表面を与える円筒の一部である請求項1に記載の検査方
    法。
  15. 【請求項15】前記ドライヤをその円筒表面で定義され
    る軸まわりに回転するとともに同軸と平行に前記ドライ
    ヤの表面に沿って前記変換器を移動することによって、
    前記変換器が同ドライヤの表面上にらせん模様を描いて
    同ドライヤ表面を横断させる請求項14に記載の検査方
    法。
  16. 【請求項16】前記らせん模様の周方向回転が、1/8イ
    ンチ間隔を保たれている請求項15に記載の検査方法。
  17. 【請求項17】前記変換器が前記金属板の表面を横断さ
    せられて、前記変換器からの信号が前記表面の横断部分
    について記録される請求項1に記載の検査方法。
  18. 【請求項18】前記第1のビームの超音波エネルギの第
    1の部分が対象物の表面に沿って伝播し、前記第1のビ
    ームの第2の部分が前記表面に垂直な線に対向して貫通
    し、かつ、同垂直な線に対向して貫通するエネルギが分
    極され、更に、前記表面に沿って伝播し、同表面の粗さ
    を検出する前記エネルギの第1の部分から反射されるエ
    ネルギを検出器で検出し;かつ、対象物内の物質の不連
    続部分を検出するよう前記表面に対し垂直な線に対向し
    て貫通する前記第2の部分から反射されるエネルギを検
    出器が検出する、請求項1に記載の検査方法。
  19. 【請求項19】前記貫通部分から反射されたエネルギが
    せん断波である請求項18に記載の検査方法。
  20. 【請求項20】前記貫通部分から反射されたエネルギが
    縦波である請求項18に記載の検査方法。
  21. 【請求項21】前記伝達媒体が水、前記対象物が鋳鉄で
    構成され、かつ、前記第1の角度が、ほぼ33゜である請
    求項18に記載の検査方法。
  22. 【請求項22】前記伝達媒体が水、前記対象物が鋳鋼で
    構成され、かつ、前記第1の角度が、ほぼ31゜である請
    求項18に記載の検査方法。
  23. 【請求項23】前記伝達媒体が水、前記対象物が鋳黄銅
    で構成され、かつ、前記第1の角度が、ほぼ50゜である
    請求項18に記載の検査方法。
  24. 【請求項24】前記対象物がヤンキードライヤのロール
    表面を与える円筒である請求項18に記載の検査方法。
  25. 【請求項25】前記ドライヤをその円筒表面で定義され
    る軸まわりに回転するとともに同軸と平行に前記ドライ
    ヤの表面に沿って前記変換器を移動することによって、
    前記変換器が同ドライヤの表面上にらせん模様を描いて
    同ドライヤ表面を横断させる請求項18に記載の検査方
    法。
  26. 【請求項26】前記らせん模様の周方向回転が1/8イン
    チ間隔を保たれている請求項25に記載の検査方法。
  27. 【請求項27】前記ドライヤ表面上の横断が、同表面の
    横断部分について記録される請求項25に記載の検査方
    法。
  28. 【請求項28】軸と乾燥円筒表面を有する、製紙機械の
    ためのドライヤロールを非破壊的に検査するための装置
    であって、ドライヤロールを取付けそのドライヤをドラ
    イヤ軸のまわりに回転させる為の手段; 前記ドライヤ表面に沿って前記ドライヤ軸と平行に移動
    させる為の手段; 前記移動させる為の手段に取付けられ、前記ドライヤの
    円筒表面内へ超音波エネルギの第1のビームを向けるよ
    う位置決めされた超音波変換器;及び 前記超音波変換器と前記ドライヤ表面の間に伝達媒体を
    供給する為の手段を有し; 前記超音波変換器が前記ドライヤ表面に沿って移動する
    ときに同表面に垂直な基準線が定義され、同超音波変換
    器は前記伝達媒体を通して前記ドライヤ表面に超音波エ
    ネルギの前記第1ビームを向けるように角度づけられて
    おり、同第1のビームは第1の速度で前記伝達媒体を通
    って伝播するとともに、第2の速度で前記ドライヤロー
    ルを通し、前記超音波変換器は前記第1のビームを前記
    垂直線から測定された第1の角度で向かわせ、前記ドラ
    イヤロールを通る前記第1のビームの第2の速度で前記
    伝達媒体を通る前記第1のビームの前記第1の速度を割
    った値の逆正弦として第2の角度が定義され、前記ロー
    ルから反射される第3の角度が定義され、前記第2の角
    度と前記第3の角度の間に弧角度が定義され、前記第1
    の角度は前記第2の角度にその50%の弧角度を加えた角
    度にほぼ等しく、前記第1のビームは前記ロール表面に
    垂直に移行する第2のビームを発生し、前記超音波変換
    器は、前記第2のビームが欠陥検出に用いられるよう欠
    陥に相互作用したあとの前記第2のビームを受信するよ
    う配置された検出器として作用することを特徴とするド
    ライヤロールの非破壊検査装置。
  29. 【請求項29】前記超音波変換器が、前記ドライヤ表面
    の超音波走査結果を受けとって貯えるようデータ蓄積装
    置に連結されている請求項28に記載の非破壊検査装置。
  30. 【請求項30】前記ドライヤが鋳鉄で構成されたヤンキ
    ードライヤである請求項28に記載の非破壊検査装置。
  31. 【請求項31】前記垂直線に対する前記変換器の角度が
    調整可能なように、前記移動させる手段は、超音波変換
    器が調節可能に取付けられている請求項28に記載の非破
    壊検査装置。
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