JPH09250387A - 内燃機関の燃料噴射制御方法 - Google Patents
内燃機関の燃料噴射制御方法Info
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- JPH09250387A JPH09250387A JP8062899A JP6289996A JPH09250387A JP H09250387 A JPH09250387 A JP H09250387A JP 8062899 A JP8062899 A JP 8062899A JP 6289996 A JP6289996 A JP 6289996A JP H09250387 A JPH09250387 A JP H09250387A
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/04—Introducing corrections for particular operating conditions
- F02D41/10—Introducing corrections for particular operating conditions for acceleration
- F02D41/102—Switching from sequential injection to simultaneous injection
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
機関において、ドライバビリティの向上とエミッション
悪化の防止とを両立させる。 【解決手段】第1〜第4気筒での吸気行程に先立ち、同
気筒への吸入空気量に応じた量の燃料を、クランクシャ
フト17の回転に同期させてインジェクタ29から噴射
させる。スロットルバルブ25により吸気通路28の流
路面積が急激に増大したときには、前記同期噴射に加え
吸入空気量の増加分に応じた量の燃料を、クランクシャ
フト17の回転とは非同期にインジェクタ29から噴射
させる。流路面積の急増時点で吸気行程中の気筒を特定
するとともに、その時点で吸入空気量の変化が終了して
いるか否かを判断し、変化が終了しているときには、特
定した気筒での非同期噴射を禁止する。
Description
内燃機関において、気筒毎に設けられた燃料噴射弁を駆
動制御する方法に係り、より詳しくは、クランクシャフ
トの回転に同期して燃料噴射弁から燃料を噴射させる同
期噴射と、クランクシャフトの回転とは関係なく燃料を
噴射させる非同期噴射とを行うようにした内燃機関の燃
料噴射制御方法に関するものである。
燃料噴射弁を配した内燃機関において、その燃料噴射弁
の駆動をマイクロコンピュータによって制御する技術が
広く用いられている。この技術には、内燃機関のクラン
クシャフトの回転に同期して各燃料噴射弁から燃料を噴
射させる同期噴射と、加速時等の過渡運転時において前
記同期噴射に加えクランクシャフトの回転に関係なく燃
料を噴射させる非同期噴射とがある。
前に、その時点の吸入空気量から燃料噴射量を算出し、
その量の燃料を噴射し終える必要がある。これは、吸気
行程中に燃料を噴射していたのでは、空燃比を理論空燃
比にするのに間に合わないからである。前記同期噴射で
は、実際の吸気行程よりも前に、その時点での吸入空気
量と同量の空気が吸気行程で吸入されるものと予測し、
その吸入空気量に基づき燃料噴射量を決定している。従
って、燃料噴射量を演算した後に例えば加速のためにス
ロットルバルブが急激に開かれて、予測値よりも多くの
空気が流入した場合、その空気に対し燃料が不足して空
燃比がリーンになる。スロットル開度に応じた出力トル
クが発生せず、ドライバビリティが悪化する問題があ
る。そこで、この場合には、前記同期噴射に加え、非同
期で全気筒に対し一斉に燃料を噴射して燃料の不足分を
補うようにしている(例えば、特開平7−103025
号公報参照)。
来の燃料噴射制御方法では、常に全部の気筒が非同期噴
射の対象となることから、非同期噴射の不要な気筒に対
しても燃料が噴射される。吸入空気量の増加に同期噴射
のみで対応できる気筒に対しても、噴射増量がなされて
しまう。その結果、ドライバビリティの向上は図れるも
のの、エミッションを悪化させてしまう問題があった。
のであり、その目的は同期噴射及び非同期噴射を行うよ
うにした内燃機関において、ドライバビリティの向上と
エミッション悪化の防止とを両立させることである。
に請求項1に記載の第1の発明は、クランクシャフトの
回転に同期して往復動するピストンを有する複数の気筒
と、各気筒に吸入空気を導く吸気通路に設けられて、そ
の吸気通路の流路面積を調整するスロットルバルブと、
前記各気筒に燃料を噴射する燃料噴射弁とを備え、前記
ピストンの往復動にともなう吸気行程が、前記クランク
シャフトの回転に対し、気筒毎に所定の角度をずらして
順に到来するように構成された内燃機関に用いられるも
のであって、前記各気筒での吸気行程に先立ち、同気筒
への吸入空気量に応じた燃料量を算出した後、その量の
燃料を前記クランクシャフトの回転に同期させて燃料噴
射弁から噴射させるとともに、前記スロットルバルブに
より吸気通路の流路面積が急激に増大させられたときに
は、前記同期噴射に加え前記吸入空気量の増加分に応じ
た量の燃料を、前記クランクシャフトの回転とは非同期
に燃料噴射弁から噴射させるようにした内燃機関の燃料
噴射制御方法において、前記流路面積の急増時点で吸気
行程中の気筒を特定するとともに、その時点で吸入空気
量の変化が終了しているか否かを判断し、前記吸入空気
量の変化が終了しているときには、特定した気筒での非
同期噴射を禁止するようにしている。
行程に先立ち、同気筒への吸入空気量に応じた燃料量が
算出され、その量の燃料が、クランクシャフトの回転に
同期して燃料噴射弁から噴射される。この燃料噴射(同
期噴射)により、吸気通路の流路面積が安定している内
燃機関の定常運転時には、空気及び燃料の混合気の重量
比(空燃比)を理論空燃比に近付けることが可能であ
る。スロットルバルブの急激な作動により流路面積が急
激に増大すると、同期噴射に加え吸入空気量の増加分に
応じた量の燃料が、クランクシャフトの回転とは関係な
く非同期に燃料噴射弁から噴射される。同期噴射のみで
は吸入空気量の増加に応じた量の燃料を供給できない場
合であっても、非同期噴射により燃料の不足分が補わ
れ、結果として混合気の空燃比を理論空燃比に近付ける
ことが可能となる。
る気筒が次のようにして制限される。流路面積が急増し
た場合には、その時点で吸気行程中である気筒が特定さ
れ、その吸気行程において吸入空気量の変化が終了して
いるか否かが判断される。そして、吸入空気量の変化が
終了している場合には、特定された気筒での非同期噴射
が禁止される。従って、仮に吸気行程の後半等において
吸入空気量が確定している気筒に対し非同期噴射を行っ
た場合には、空気に対して燃料が過剰に供給されて混合
気の空燃比がリッチになるが、第1の発明ではこのよう
な不要な気筒に対しては非同期噴射がなされず、その分
空燃比のリッチ化が抑制される。
積の急増時点において、吸気行程中の気筒を除く他の気
筒のうち、燃料噴射量を算出する前の状態の気筒を特定
し、その特定した気筒での非同期噴射を禁止するように
している。
の発明と同様に同期噴射及び非同期噴射が行われる。非
同期噴射の実行に際しては、対象となる気筒が次のよう
にして制限される。吸気行程中の気筒を除く他の気筒の
うち、燃料噴射量を算出する前の状態の気筒が特定され
る。そして、その特定された気筒での非同期噴射が禁止
される。
て、未だ吸気行程となっていない気筒に関し、同期噴射
のための燃料噴射量が算出されていないのであれば、そ
の燃料噴射量を算出する際に、前記流路面積の急増にと
もなう吸入空気量の増大を考慮した燃料噴射量が算出さ
れることになる。従って、仮に、同期噴射のための燃料
噴射量の算出時において、吸入空気量の増量に対応でき
る気筒に対しても非同期噴射を行うと、燃料が過剰に供
給されて混合気の空燃比がリッチになる。しかし、第2
の発明ではこのような不要な気筒に対しては非同期噴射
がなされず、空燃比のリッチ化が抑制される。
路面積の急増時点において、吸気行程中の気筒での吸入
空気量の変化が終了しているときにはその気筒での非同
期噴射を禁止し、同急増時点において、吸気行程中の気
筒を除く他の気筒のうち、燃料噴射量を算出する前の状
態の気筒では非同期噴射を禁止するようにしている。
した場合の非同期噴射の実行に際し、対象となる気筒が
次のようにして制限される。吸気行程中の気筒で吸入空
気量の変化が終了している場合には、その気筒での非同
期噴射が禁止される。これに加え、吸気行程中の気筒を
除く他の気筒(これから吸気行程となる気筒)のうち、
燃料噴射量を算出する前の状態の気筒での非同期噴射が
禁止される。このように非同期噴射の不要な気筒、すな
わち吸気行程中であっても既に吸入空気量が確定してい
る気筒と、流路面積の急増にともなう吸入空気量の増加
を考慮して同期噴射のための燃料噴射量が算出される気
筒に対しては非同期噴射が行われず、過剰な燃料供給に
よる空燃比のリッチ化が抑制される。
した一実施の形態について、図面に従って説明する。
えば4つ)の気筒を有する内燃機関としてのガソリンエ
ンジン(以下、単にエンジンという)11が搭載されて
いる。エンジン11はシリンダブロック12及びシリン
ダヘッド13を備えている。シリンダブロック12には
気筒数と同数のシリンダボア14が並設され、各ボア1
4内にピストン15が往復動可能に収容されている。各
ピストン15はコネクティングロッド16によってクラ
ンクシャフト17に連結されている。各ピストン15の
往復運動はコネクティングロッド16によって回転運動
に変換された後、クランクシャフト17に伝達される。
13間において、各ピストン15の上側には燃焼室18
が形成されている。シリンダヘッド13には、各燃焼室
18に面して開口する吸気ポート19及び排気ポート2
1がそれぞれ設けられている。これらの吸・排気ポート
19,21を開放及び閉鎖するために、シリンダヘッド
13には吸気バルブ22及び排気バルブ23がそれぞれ
往復動可能に支持されている。
ロットルバルブ25、サージタンク26、吸気マニホー
ルド27等を備えた吸気通路28が接続されている。エ
ンジン11の外部の空気は吸気通路28の各部材24,
25,26,27を順に通過して燃焼室18に取り込ま
れる。
に軸25aにより回動可能に支持されている。軸25a
はワイヤ等によって運転席のアクセルペダル(図示略)
に連結されており、運転者によるアクセルペダルの踏み
込み操作に連動してスロットルバルブ25とともに回動
する。吸気通路28を流れる空気の量、すなわち吸入空
気量は同通路28の流路面積によって決定される。流路
面積はスロットルバルブ25の回動によって調整可能で
ある。
てのインジェクタ29が、気筒数と同数取り付けられて
いる。各インジェクタ29は電磁弁であり、通電される
と開弁して、各吸気ポート19へ向けて燃料を噴射す
る。そして、各インジェクタ29からの噴射燃料と吸入
空気との混合気は、各燃焼室18内へ導入される。この
混合気に点火するために、シリンダヘッド13には点火
プラグ31が取り付けられている。
ト17が2回転する間に1回転するロータを内蔵してい
る。ディストリビュータ32はロータの回転に基づき、
イグナイタ30から出力される高電圧を、クランクシャ
フト17の回転角、すなわちクランク角(°CA、な
お、CAはcrank angle の略称である)に同期して、点
火プラグ31に分配して印加する。燃焼室18内へ導入
された混合気は点火プラグ31の点火によって爆発・燃
焼される。このときに生じた高温高圧の燃焼ガスにより
ピストン15が往復動させられ、クランクシャフト17
が回転してエンジン11の駆動力が得られる。
3、触媒コンバータ34等を備えた排気通路35が接続
されている。燃焼室18で生じた燃焼ガスは、排気通路
35の各部材33,34を順に通ってエンジン11の外
部へ排出される。
焼室18内に吸入されて燃焼ガスが排出されるまでの期
間、すなわち1サイクルの間に、ピストン15が2往復
してクランクシャフト17が2回転する。このサイクル
は周知のように吸気行程、圧縮行程、爆発行程及び排気
行程の4つの行程からなる。吸気行程では、ピストン1
5の下降により燃焼室18内に負圧が発生し、この負圧
により燃焼室18内に混合気が吸入される。圧縮行程で
は、ピストン15が上昇して混合気が圧縮される。爆発
行程では、圧縮された混合気の爆発・燃焼によって発生
する圧力によりピストン15が押し下げられる。排気行
程では押し下げられたピストン15が再び上昇して燃焼
ガスが燃焼室18の外部へ排出される。なお、前記エン
ジン11における4つの気筒を、その配列順に、第1、
第2、第3及び第4気筒とすると、その配列順とは異な
る順序、ここでは、第1、第3、第4及び第2気筒の順
で、180°CAずつ角度をずらして前記各サイクルが
行われるようになっている。
出するためにスロットルセンサ36、吸気圧センサ3
7、水温センサ38、回転速度センサ39及び気筒判別
センサ40が設けられている。スロットルセンサ36は
吸気通路28のスロットルバルブ25の近傍に取り付け
られ、そのバルブ25の軸25aの回動角度、すなわち
スロットル開度TAを検出する。吸気圧センサ37はサ
ージタンク26に取り付けられ、真空を基準とした場合
の同タンク26内の圧力、すなわち吸気圧PMを検出す
る。水温センサ38はシリンダブロック12に取り付け
られ、エンジン11のウォータジャケットを流れる冷却
水の温度、すなわち冷却水温THWを検出する。回転速
度センサ39はディストリビュータ32内に配設されて
おり、クランクシャフト17が所定角度(例えば30°
CA)回転する毎に図8に示すクランク角信号SG1を
出力する。気筒判別センサ40もディストリビュータ3
2内に配設されており、クランクシャフト17が360
°CA回転する毎に気筒判別信号SG2を出力する。
ェクタ29、イグナイタ30等の作動を制御するための
電子制御装置(以下、ECUという)41が配設されて
いる。ECU41は図2に示すように、中央処理装置
(CPU)42、読出し専用メモリ(ROM)43、ラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)44、バックアップR
AM45、外部入力回路46及び外部出力回路47を備
えている。これらの各回路42〜47はバス48によっ
て互いに接続されている。ROM43は所定の制御プロ
グラムや初期データを予め記憶している。例えば、RO
M43は、同期噴射を行うためのプログラム(図3〜図
7)や、非同期噴射を行うためのプログラム(図9)を
それぞれ記憶している。
御プログラム及び初期データに従って各種の演算処理を
実行する。RAM44はCPU42による演算結果を一
時的に記憶する。バックアップRAM45は、ECU4
1に対する電力供給が停止された後にもRAM44内の
各種データを保持する。
ルセンサ36、吸気圧センサ37、水温センサ38、回
転速度センサ39及び気筒判別センサ40がそれぞれ接
続されている。一方、外部出力回路47には、各インジ
ェクタ29及びイグナイタ30がそれぞれ接続されてい
る。
外部入力回路46を介してCPU42に入力される。C
PU42はそれらの入力に基づき各種演算を行い、イン
ジェクタ29及びイグナイタ30を作動させ、燃料噴射
制御及び点火時期制御を実行する。
9が出力するクランク角信号SG1の時間間隔を計測す
ることにより、単位時間当たりのクランクシャフト17
の回転数であるエンジン回転速度NEを演算する。
3には、エンジン11の運転状態に応じた最適な点火時
期に関するデータが予め記憶されている。CPU42は
各センサからの検出信号により、エンジン11の運転状
態、例えばエンジン回転速度NE、吸気圧PM、暖機状
態等を検知する。そして、ROM43内のデータを参照
して最適な点火時期を割出し、イグナイタ30に一次電
流の遮断信号を出力して点火時期を制御する。
2の処理について説明する。図3のフローチャートは噴
射時間TAUを算出するためのルーチンを示し、図4,
5のフローチャートは噴射開始時刻をセットするととも
に、次の噴射予定の気筒の噴射処理を開始するタイミン
グを求めるためのルーチンを示している。図6,7のフ
ローチャートは燃料噴射を実行・停止するためのルーチ
ンを示している。以下に、各々のルーチンについて説明
する。
通って燃焼室18へ導かれる吸入空気の量が求められ、
その吸入空気によって燃焼される燃料の質量、すなわち
燃料噴射量が求められる。ここで、燃料噴射量はインジ
ェクタ29のニードルバルブ(図示略)が開いている間
に燃料が噴射される噴射時間、すなわちニードルバルブ
を作動させるためのソレノイドコイル(図示略)への通
電時間によって決定される。そのため、燃料噴射量に関
連するパラメータとして、噴射時間TAUが算出され
る。
てエンジン回転速度NEを読み込むとともに、吸気圧セ
ンサ37による吸気圧PMを読み込み、予め用意された
マップを参照して、これらの値NE,PMに応じた基本
噴射時間TPを算出する。
(1)に従って噴射時間TAUを算出した後、このルー
チンを終了する。 TAU=TP・K1……(1) ここで、K1は補正係数であり、例えば吸気温、暖機、
始動、エンジン出力、空燃比のフィードバック制御等に
関する係数からなる。
30゜CA回転する毎に開始され、クランクカウンタC
CRNKに基づき各処理が実行される。カウンタCCR
NKは、図8に示すように回転速度センサ39からのク
ランク角信号SG1の数をカウントし、「0」〜「2
3」の値を順に記憶する。そして、このカウンタCCR
NKは気筒判別信号SG2がECU41に入力されるご
とにリセットされる。
プ201において、前回の制御周期で記憶した次気筒噴
射処理開始タイミング(以下、単に開始タイミングとい
う)CCRINJを読み出す。開始タイミングCCRI
NJは、次に燃料が噴射される予定の気筒の噴射開始処
理を行うに当たり、このルーチンが開始されるタイミン
グに相当するもので、「0」〜「23」の値を採る。ス
テップ202において、そのときのクランクカウンタC
CRNKの値が前記タイミングCCRINJの値と一致
しているか否かを判定する。この判定条件が満たされて
いなければこのルーチンを終了し、満たされていればス
テップ203において、インジェクタ29の開弁期間角
度THINJを次式(2)に従って算出する。
係数である。ステップ204において、吸気圧PM、エ
ンジン回転速度NE等に基づき、インジェクタ29の開
弁終了角度THINJENDを求める。ステップ205
において、開弁終了角度THINJENDから開弁期間
角度THINJを減算することにより、インジェクタ2
9の開弁開始角度を算出する。ステップ206におい
て、前記開弁開始角度から現在のクランク角を減算する
ことにより、このルーチンが開始された時点からインジ
ェクタ29が開弁されて燃料の噴射が開始されるまでの
角度INJCAを算出する。
開始された時点から噴射開始までの時間αを次式(3)
に従って算出する。 α=INJCA・K3……(3) ここで、K3は角度を時間に換算するための係数であ
る。
間αを加算することにより噴射開始時刻を求め、この時
刻をステップ209でコンペアレジスタにセットする。
ステップ210において、噴射時間TAUをレジスタに
セットする。
CCRINJを次式(4)に従って求める。 CCRINJ={(THINJEND-THINJ)/30}の商−1 …(4) ステップ212において、前記開始タイミングCCRI
NJが「0」より小さいか否かを判定する。この判定条
件が満たされていれば(CCRINJ<0)、ステップ
213において「24」を加算した値を新たな開始タイ
ミングCCRINJとしてRAM44に記憶し、このル
ーチンを終了する。これに対し、前記ステップ212の
判定条件が満たされていなければ(CCRINJ≧
0)、ステップ211での値を開始タイミングCCRI
NJとしてRAM44に記憶し、このルーチンを終了す
る。
209においてコンペアレジスタにセットされた噴射開
始時刻になる毎に開始される。このルーチンではCPU
42は、ステップ301においてインジェクタ29に通
電する。ステップ302において、前記ステップ210
でセットされた噴射時間TAUを前記噴射開始時刻に加
算し、その加算結果を噴射終了時刻とする。ステップ3
03において前記噴射終了時刻をコンペアレジスタにセ
ットし、このルーチンを終了する。
303においてコンペアレジスタにセットされた噴射終
了時刻になる毎に開始される。CPU42はステップ4
01においてインジェクタ29への通電を停止し、この
ルーチンを終了する。
図8で示すように行われる。例えば、タイミングt1で
クランクカウンタCCRNKの値(「6」)が前回の制
御周期で予約しておいた開始タイミングCCRINJの
値と一致すると、インジェクタ29の開弁期間角度TH
INJ、開弁終了角度THINJEND、開弁開始角
度、燃料が噴射され始めるまでの角度INJCA及び時
間α、噴射開始時刻が順に求められ、その噴射開始時刻
が予約される(ステップ201〜209)。次の噴射予
定の気筒の噴射処理を開始するタイミング(CCRNK
=「12」)が求められる(ステップ211)。
インジェクタ29への通電(ステップ301)により燃
料の噴射が開始され、噴射終了時刻がセットされる(ス
テップ303)。そして、タイミングt3で噴射終了時
刻になると、インジェクタ29への通電が停止されて
(ステップ401)、燃料噴射が終了する。
への吸入空気量に応じた燃料量が算出される。その後、
算出された量の燃料がクランクシャフト17の回転に同
期してインジェクタ29から噴射される。
のうち、加速直後の応答性向上のためにクランク角とは
関係なく燃料をインジェクタ29から噴射させる、いわ
ゆる非同期噴射を行うためのルーチンについて、図9の
フローチャートに基づいて説明する。
プ501において、非同期噴射の要求の有無を判定す
る。この要求がある場合とは、例えば、スロットルセン
サ36によるスロットル開度TAの変化量が所定値より
も大きい場合である。このときには、車両10の加速の
ためにスロットルバルブ25が急激に開かれて吸入吸気
量が増大しており、前述した同期噴射ではこの吸入空気
量の増加に応じた燃料供給が間に合わない。同期噴射の
みでは燃料が不足し空燃比がリーンになってしまう。こ
のため、同期噴射に加え非同期噴射を行う必要がある。
ルーチンを終了し、満たされていればステップ502へ
移行する。ステップ502では、吸気行程中の気筒にお
いて吸入空気量が確定しているか否かを判定する。より
詳しくは、現在のクランク角が、吸入空気量が変化しな
くなるときのクランク角(確定角度β)よりも小さいか
否かを判定する。
転当たりの吸入空気量(質量)、エンジン回転速度NE
等によって決定される。従って、吸入空気量とエンジン
回転速度NEと確定角度βとの関係を予め求めてマップ
を作成しておけば、そのマップを参照して、そのときの
吸入空気量及びエンジン回転速度NEに応じた確定角度
βが求められる。このマップにおける確定角度βの傾向
としては、エンジン回転速度NEが低いときには大きな
値(例えば、吸気行程の開始時を0°CAとした場合、
180°CA)となり、同回転速度NEが高いときには
小さな値(例えば90°CA)となる。別の表現をする
と、エンジン回転速度NEが高くなるほど吸気行程の早
い時期に吸入空気量が変化しなくなる。
なければ、吸気行程中の気筒において、今後吸入空気量
が変化するため非同期噴射が必要であると判断し、ステ
ップ504へ移行する。これに対し同ステップ502の
判定条件が満たされていれば、ステップ503におい
て、次に吸気行程となる気筒において同期噴射の準備が
終了しているか否か、すなわち同期噴射のための燃料噴
射量を算出する前の状態か否か判定する。ここで、吸気
行程は第1、第3、第4及び第2気筒の順で行われるよ
うに予め決められているので、吸気行程中の気筒が特定
されれば次に吸気行程となる気筒もわかる。また、同期
噴射の準備が終了しているかどうかは、前述した図4の
ステップ209で噴射開始時刻がコンペアレジスタにセ
ットされているかどうかで決まる。
ていなければ、そのままこのルーチンを終了し、満たさ
れていればステップ504へ移行する。ステップ504
では、前述したステップ502の判定で対象となった気
筒、又はステップ503の判定で対象となった気筒を、
噴射開始気筒として設定する。ここで、噴射開始気筒と
は、非同期噴射を行う気筒のうち、最も早く吸気行程が
到来する気筒のことである。
なっておらず、既に同期噴射の準備が終了している気筒
を噴射終了気筒として設定する。ここで、噴射終了気筒
とは、非同期噴射を行う気筒のうち、最も遅く吸気行程
が到来する気筒のことである。
ジン負荷、冷却水温THW等に基づき非同期噴射のため
の噴射時間TAUを算出する。ステップ507におい
て、前記ステップ504での噴射開始気筒からステップ
505での噴射終了気筒までの気筒に対応する全てのイ
ンジェクタ29に対し、前記噴射時間TAUだけ通電す
る。そして、このルーチンを終了する。
両10(エンジン11)の加速のためにアクセルペダル
が勢いよく踏み込まれ、それにともないスロットルバル
ブ25が急激に開弁し、吸気通路28の流路面積が急増
した場合、特定の気筒にのみ非同期噴射が行われる。吸
気行程中の気筒が特定され、その吸気行程において吸入
空気量の変化が終了しているか否か(吸入空気量が確定
しているか否か)が判断される。そして、吸入空気量の
変化が終了している場合には、その気筒での非同期噴射
が禁止される。このことは、図9のステップ502,5
03,504において、吸入空気量が確定している気筒
に関しては、次に吸気行程となる気筒が噴射開始気筒と
して設定されていることと同義である。従って、仮に吸
気行程の後半等において吸入空気量が確定している気筒
に対し非同期噴射を行った場合には、燃料が過剰に供給
されて混合気の空燃比がリッチになるが、本実施の形態
ではこのような不要な気筒に対しては非同期噴射がなさ
れず、その分空燃比のリッチ化が抑制される。
吸気行程中の気筒を除く他の気筒のうち、燃料噴射量を
算出する前の状態の気筒が特定される。そして、その特
定された気筒での非同期噴射が禁止される。このこと
は、図9のステップ505において既に同期噴射の準備
が終了している気筒を噴射終了気筒として設定している
ことと同義である。ここで、流路面積が急増した時点に
おいて、未だ吸気行程となっていない気筒に関し、同期
噴射のための準備が終了していないのであれば、その準
備の際に、前記流路面積の急増にともなう吸入空気量の
増大を考慮した燃料噴射量が算出されることになる。従
って、仮に、非同期噴射のための燃料噴射量の算出時に
対応できる気筒に対しても非同期噴射を行うと、燃料が
過剰に供給されて混合気の空燃比がリッチになるが、本
実施の形態ではこのような不要な気筒に対しては非同期
噴射がなされず、空燃比のリッチ化が抑制される。
非同期噴射が行われる気筒は、非同期噴射の要求が出さ
れるタイミングに応じて次のように変化する。例えば、
図8のタイミングt5では第1気筒が吸気行程中であ
り、その気筒での吸入空気量が確定していないものとす
る。その次に吸気行程となる第3気筒での噴射開始時刻
のセットが既になされている。このタイミングt5で非
同期噴射の要求があった場合、ステップ501,50
2,504〜507の各処理が順に行われる。第1気筒
が噴射開始気筒となり、第3気筒が噴射終了気筒とな
る。従って、これらの第1気筒及び第3気筒に対しての
み同時に非同期噴射が行われる。
気行程中であり、その気筒での吸入空気量が確定してい
るものとする。また、第3気筒での噴射開始時刻のセッ
トは既になされている。このタイミングt6で非同期噴
射の要求があった場合、ステップ501〜507の処理
が順に行われる。第3気筒が噴射開始気筒及び噴射終了
気筒となり、この気筒に対してのみ非同期噴射が行われ
る。
ットルバルブ25による吸気通路28の流路面積の急激
な増大にともない吸入空気量が急増したとき、常に全部
の気筒が非同期噴射の対象となる従来技術とは異なり、
その急増に応じた量の燃料を同期噴射のみによって供給
できる気筒とできない気筒とを区別している。そして、
供給できない気筒に対しては非同期噴射を行うことによ
りその不足分を補い、対応できる気筒に対しては非同期
噴射を禁止するようにしている。このため、非同期噴射
の実行により、加速時等においてスロットルバルブ25
が急激に開かれたときの応答性を確保してドライバビリ
ティの向上を図ることが可能である。また、非同期噴射
の禁止により燃料の過剰供給を防止してエミッションの
悪化を防止することが可能となる。このように、ドライ
バビリティの向上とエミッション悪化の防止とを両立さ
せることができる。
示す特徴を有する。 (a)非同期噴射を行う気筒の選択に際し、最も早く吸
気行程が到来する気筒である噴射開始気筒と、最も遅く
吸気行程が到来する気筒である噴射終了気筒とを決定す
る。そして、両気筒の吸気行程の間に吸気行程が到来す
る気筒に対しては一律に非同期噴射の必要な気筒として
いる。このため、全気筒に関し非同期噴射の実行の可否
を判断しなくてもよく、効率よく非同期噴射の必要な気
筒を決定することができる。
具体化することができる。 (1)図9のステップ502ではマップを用いて確定角
度βを求めたが、これを計算によって求めてもよい。
同数であれば、図9のステップ505の処理として、噴
射開始気筒から吸気行程が所定数だけ遅れて到来する気
筒を噴射終了気筒としてもよい。
の際の燃料噴射量を一定値にしてもよい。 (4)前記実施の形態では、噴射開始気筒及び噴射終了
気筒をそれぞれ求め、噴射開始気筒よりも前に吸気行程
が到来する気筒と、噴射終了気筒よりも後に吸気行程が
到来する気筒との両方に関し非同期噴射を禁止したが、
いずれか一方のみに関して非同期噴射を禁止するように
してもよい。
吸気行程中である気筒を特定するとともに、その時点で
吸入空気量の変化が終了しているか否かを判断し、変化
が終了しているときには、特定した気筒での非同期噴射
を禁止する。これは、噴射開始気筒よりも前に吸気行程
となる気筒に対し非同期噴射を禁止することと同義であ
る。
行程中の気筒を除く他の気筒のうち、燃料噴射量を算出
する前の状態の気筒を特定し、その特定した気筒での非
同期噴射を禁止する。これは、噴射終了気筒よりも後に
吸気行程が到来する気筒に対し非同期噴射を禁止するこ
とと同義である。
したが、各形態から把握できる請求項以外の技術的思想
について、以下にそれらの効果とともに記載する。 (イ)非同期噴射を行う気筒のうち最も早く吸気行程が
到来する噴射開始気筒として、吸気行程中であって吸入
空気量の変化が続いている気筒ではその気筒を選択し、
同吸気行程中であって吸入空気量の変化が終了した気筒
ではその次に吸気行程が到来する気筒を選択し、前記非
同期噴射を行う気筒のうち最も遅く吸気行程が到来する
噴射終了気筒として、吸気行程の到来前であって同期噴
射のための燃料噴射量の算出が終了している気筒を選択
し、選択された噴射開始気筒から噴射終了気筒までの間
に吸気行程の到来する気筒に対してのみ非同期噴射の実
行を許容するようにした内燃機関の燃料噴射制御方法。
様の効果を奏する外、全気筒に関し非同期噴射の実行の
可否を判断しなくてもよく、効率よく非同期噴射の必要
な気筒を決定することができる。
バルブによる吸気通路の流路面積の急激な増大にともな
い吸入空気量が急増したとき、その急増に応じた量の燃
料を同期噴射のみによって供給できない気筒に対しては
非同期噴射を行い、供給できる気筒に対しては非同期噴
射を禁止するようにしている。このため、非同期噴射に
より、加速時等においてスロットルバルブが急激に開か
れたときの応答性を確保してドライバビリティの向上を
図ることが可能である。また、非同期噴射の禁止により
燃料の過剰供給を防止してエミッションの悪化を防止す
ることが可能である。このようにドライバビリティの向
上と、エミッション悪化の防止との両立を図ることがで
きる。
構成図。
ーチャート。
の噴射処理開始タイミングを求めるためのルーチンを示
すフローチャート。
の噴射処理開始タイミングを求めるためのルーチンを示
すフローチャート。
ーチャート。
ーチャート。
対してのみ噴射を行うルーチンを示すフローチャート。
トン、17…クランクシャフト、25…スロットルバル
ブ、28…吸気通路、29…燃料噴射弁としてのインジ
ェクタ、TAU…燃料噴射量に関連するパラメータとし
ての噴射時間。
Claims (3)
- 【請求項1】 クランクシャフトの回転に同期して往復
動するピストンを有する複数の気筒と、各気筒に吸入空
気を導く吸気通路に設けられて、その吸気通路の流路面
積を調整するスロットルバルブと、前記各気筒に燃料を
噴射する燃料噴射弁とを備え、前記ピストンの往復動に
ともなう吸気行程が、前記クランクシャフトの回転に対
し、気筒毎に所定の角度をずらして順に到来するように
構成された内燃機関に用いられるものであって、 前記各気筒での吸気行程に先立ち、同気筒への吸入空気
量に応じた燃料量を算出した後、その量の燃料を前記ク
ランクシャフトの回転に同期させて燃料噴射弁から噴射
させるとともに、前記スロットルバルブにより吸気通路
の流路面積が急激に増大させられたときには、前記同期
噴射に加え前記吸入空気量の増加分に応じた量の燃料
を、前記クランクシャフトの回転とは非同期に燃料噴射
弁から噴射させるようにした内燃機関の燃料噴射制御方
法において、 前記流路面積の急増時点で吸気行程中の気筒を特定する
とともに、その時点で吸入空気量の変化が終了している
か否かを判断し、前記吸入空気量の変化が終了している
ときには、特定した気筒での非同期噴射を禁止するよう
にした内燃機関の燃料噴射制御方法。 - 【請求項2】 クランクシャフトの回転に同期して往復
動するピストンを有する複数の気筒と、各気筒に吸入空
気を導く吸気通路に設けられて、その吸気通路の流路面
積を調整するスロットルバルブと、前記各気筒に燃料を
噴射する燃料噴射弁とを備え、前記ピストンの往復動に
ともなう吸気行程が、前記クランクシャフトの回転に対
し、気筒毎に所定の角度をずらして順に到来するように
構成された内燃機関に用いられるものであって、 前記各気筒での吸気行程に先立ち、同気筒への吸入空気
量に応じた燃料量を算出した後、その量の燃料を前記ク
ランクシャフトの回転に同期させて燃料噴射弁から噴射
させるとともに、前記スロットルバルブにより吸気通路
の流路面積が急激に増大させられたときには、前記同期
噴射に加え前記吸入空気量の増加分に応じた量の燃料
を、前記クランクシャフトの回転とは非同期に燃料噴射
弁から噴射させるようにした内燃機関の燃料噴射制御方
法において、 前記流路面積の急増時点において、吸気行程中の気筒を
除く他の気筒のうち、燃料噴射量を算出する前の状態の
気筒を特定し、その特定した気筒での非同期噴射を禁止
するようにした内燃機関の燃料噴射制御方法。 - 【請求項3】 クランクシャフトの回転に同期して往復
動するピストンを有する複数の気筒と、各気筒に吸入空
気を導く吸気通路に設けられて、その吸気通路の流路面
積を調整するためのスロットルバルブと、前記各気筒に
燃料を噴射する燃料噴射弁とを備え、前記ピストンの往
復動にともなう吸気行程が、前記クランクシャフトの回
転に対し、気筒毎に所定の角度をずらして順に到来する
ように構成された内燃機関に用いられるものであって、 前記各気筒での吸気行程に先立ち、同気筒への吸入空気
量に応じた燃料量を算出した後、その量の燃料を前記ク
ランクシャフトの回転に同期させて燃料噴射弁から噴射
させるとともに、前記スロットルバルブにより吸気通路
の流路面積が急激に増大させられたときには、前記同期
噴射に加え前記吸入空気量の増加分に応じた量の燃料
を、前記クランクシャフトの回転とは非同期に燃料噴射
弁から噴射させるようにした内燃機関の燃料噴射制御方
法において、 前記流路面積の急増時点において、吸気行程中の気筒で
の吸入空気量の変化が終了しているときにはその気筒で
の非同期噴射を禁止し、同急増時点において、吸気行程
中の気筒を除く他の気筒のうち、燃料噴射量を算出する
前の状態の気筒では非同期噴射を禁止するようにした内
燃機関の燃料噴射制御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP (1) | JPH09250387A (ja) |
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