JPH09250271A - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置

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Publication number
JPH09250271A
JPH09250271A JP6071396A JP6071396A JPH09250271A JP H09250271 A JPH09250271 A JP H09250271A JP 6071396 A JP6071396 A JP 6071396A JP 6071396 A JP6071396 A JP 6071396A JP H09250271 A JPH09250271 A JP H09250271A
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JP
Japan
Prior art keywords
window
opening
frame body
arm
closing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP6071396A
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English (en)
Inventor
Takeshi Tomoto
毅 戸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
Original Assignee
Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
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Publication date
Application filed by Chuo Hatsujo KK, Chuo Spring Co Ltd filed Critical Chuo Hatsujo KK
Priority to JP6071396A priority Critical patent/JPH09250271A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 枠体2に対して窓3をアームを用いて変移さ
せるタイプの窓装置1において、枠体2の開口部を遮ら
ない位置まで窓3を上方に変移させる。 【解決手段】 窓装置1は、枠体2の開口部を窓3が開
閉するもので、窓3は支持装置4によって枠体2に支持
される。支持装置4は、枠体2に対して中間体6を上方
に跳ね上げる第1アーム5と、中間体6に対して窓3を
上方に跳ね上げる第2アーム7とを備えるもので、窓3
を開ける時は、第1、第2アーム5、7を上方に回動さ
せることによって、窓3が枠体2の上方に変移し、窓3
が枠体2の開口部を遮らない位置まで変移する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枠体(例えば窓
枠)に対して閉体(例えば窓)を開閉する手段として、
アームを用いる開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アームを用いる開閉装置の従来技術とし
て、窓を用いて説明する。従来、アームを用いて開閉す
る窓は、図4の(a)、(b)および図5の(a)、
(b)に示すように、枠体101と窓102との間にア
ーム103を設け、アーム103を回動変移させたり、
スライド変移させることで、窓102が枠体101に対
して変移し、窓102が枠体101の開口部の開閉を行
うように設けられていた。なお、図中に示すダンパー1
04は、窓102の開閉にかかる力をアシストするもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のアーム103を
用いた開閉装置は、アーム103の変移量が少ないた
め、窓102の変移量が小さく、窓102の開口度合を
大きくすることができなかった。また、従来のアーム1
03を用いた開閉装置は、開口部に対して窓102が平
行的に開くため、窓102が開かれた状態でも開口部が
窓102で遮られた状態となり、窓102が開口部を遮
らない位置まで変移させる技術が望まれていた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、第1の目的は、アームを用いたものであって
も、閉体(例えば窓)の変移量を多くし、開口部の開口
度合を大きくすることのできる開閉装置の提供にあり、
第2の目的は、アームを用いたものであっても、開口部
を遮らない位置まで閉体(例えば窓)を変移させること
のできる開閉装置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の開閉装置は、次
の技術的手段を採用した。 〔請求項1の手段〕開閉装置は、内側に開口部を有する
枠体と、この枠体に対して変移可能に取り付けられた第
1アームと、この第1アームに取り付けられた中間体
と、この中間体に対して変移可能に取り付けられた第2
アームと、この第2アームに取り付けられた閉体とを備
え、前記第1、第2アームの変移により、前記閉体が前
記開口部を開閉することを特徴とする。
【0006】〔請求項2の手段〕請求項1の開閉装置に
おいて、前記枠体は、対向する2辺が上下方向に延びる
矩形開口であって、前記中間体は、前記枠体の左右両辺
にそれぞれ対応して設けられ、それぞれの前記中間体
は、前記枠体の左右両辺に対して平行移動するととも
に、前記閉体も、それぞれの前記中間体に対して平行移
動することを特徴とする。
【0007】〔請求項3の手段〕請求項2の開閉装置に
おいて、それぞれの前記中間体は、前記第1アームの回
動によって前記枠体の上方あるいは下方に回動変移する
とともに、前記閉体も、前記第2アームの回動によっ
て、ぞれぞれの前記中間体の上方あるいは下方に回動変
移することを特徴とする。
【0008】〔請求項4の手段〕請求項1ないし請求項
3のいずれかの開閉装置において、前記枠体は、建築物
の開口に取り付けられる建具であって、前記閉体は、前
記枠体内における前記開口部の開閉を行う窓であること
を特徴とする。
【0009】
【発明の作用および発明の効果】
〔請求項1の作用および効果〕閉体が枠体の開口部を閉
じた状態から開口部を開く場合、枠体に対して第1アー
ムを変移させて中間体を変移させるとともに、中間体に
対して第2アームを変移させて閉体を変移させる。この
ように、枠体に対して中間体が変移し、さらにその中間
体から閉体が変移する構造であるため、閉体は、枠体に
対して大きく変移でき、結果的に開口部の開口度合を従
来に比較して大きくすることができる。
【0010】〔請求項2の作用および効果〕中間体は、
枠体の左右両辺に対して平行移動し、さらに閉体も、左
右の中間体に対して平行移動するため、枠体に対する閉
体の平行移動量が従来に比較して大変大きくなる。
【0011】〔請求項3の作用および効果〕中間体は、
枠体の左右両辺に対して上方(あるいは下方)に変移
し、さらに閉体も、左右の中間体に対して上方(あるい
は下方)に変移する。この結果、枠体の開口部に対して
閉体が、上方(あるいは下方)に大きく変移することと
なり、開口部を遮らない位置まで閉体を変移させること
が可能になる。
【0012】〔請求項4の作用および効果〕枠体が建築
物の開口に取り付けられる建具であって、閉体が枠体内
の開口部の開閉を行う窓であることにより、アームを用
いて窓の開閉を行う窓装置に、請求項1ないし請求項3
のいずれかを適用できる。つまり、アームを用いて窓の
開閉を行う窓装置において、窓の開口度合を従来に比較
して大きくすることができたり、開口部を遮らない位置
まで窓を変移させることが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の開閉装置を建築物
の窓装置に適用した実施例に基づき、図面を参照して説
明する。 〔実施例の構成〕図1は本発明を採用した実施例を示す
もので、図1の(a)は窓が閉じられた状態を示す窓装
置の概略図、図1の(b)は窓が開かれた状態を示す窓
装置の概略図である。
【0014】窓装置1は、大別して、建築物に取り付け
られる枠体2、この枠体2内の開口部を開閉する窓3
(閉体に相当する)、枠体2と窓3との間に設けられ、
窓3を枠体2に対して変移可能に支持する支持装置4を
備える。
【0015】枠体2は、建築物の開口に固定される矩形
枠で、内部に開口部(図示しない)を備える。なお、こ
の開口部の周囲には、シール材(図示しない)が取り付
けられ、窓3が押し付けられた際に、枠体2内と窓3と
の間の隙間の発生を防ぐように設けられている。
【0016】窓3は、枠体2内にシール材を介して密着
可能な窓枠(図示しない)と、この窓枠内に気密に装着
された窓ガラス(図示しない)とからなり、支持装置4
によって枠体2に対して平行変移して、枠体2内の開口
部を開閉する。
【0017】支持装置4は、枠体2に回動可能に支持さ
れる第1アーム5と、この第1アーム5によって回動変
移する中間体6と、この中間体6に回動自在に支持され
た第2アーム7と、第1、第2アーム5、7を上方にア
シストするダンパー8とからなり、窓3は第2アーム7
に支持される。
【0018】第1アーム5は、枠体2の左右両辺にそれ
ぞれ2つづつ設けられる回動手段で、第1アーム5の一
端が枠体2に回動自在に支持され、第1アーム5の他端
が中間体6に回動自在に支持されている。そして、窓3
が閉じられる状態では、図1の(a)に示すように第1
アーム5の他端が一端よりも下方に位置し、窓3が開か
れる状態では、図1の(b)に示すように第1アーム5
の他端が一端よりも上方に位置する。つまり、窓3が開
かれると、中間体6が枠体2の上側へ回動しながら平行
移動する。
【0019】中間体6は、枠体2の左右両辺に、第1ア
ーム5を介して取り付けられるもので、上述のように、
窓3が開かれると、第1アーム5の他端が上方へ回動し
て、中間体6が枠体2の上側へ平行移動する。
【0020】第2アーム7は、左右の中間体6のそれぞ
れに設けられる回動手段で、第2アーム7の一端が中間
体6に回動自在に支持され、第2アーム7の他端が窓3
に回動自在に支持されている。そして、窓3が閉じられ
る状態では、図1の(a)に示すように第2アーム7の
他端が一端よりも下方に位置し、窓3が開かれる状態で
は、図1の(b)に示すように第2アーム7の他端が一
端よりも上方に位置する。つまり、窓3が開かれると、
窓3が中間体6の上側へ回動しながら平行移動する。
【0021】ダンパー8は、内部に圧縮コイルバネが配
置され、第1アーム5および第2アーム7をそれぞれ上
方へ押し上げるものである。なお、第1アーム5を押し
上げるダンパー8の1つを減衰ダンパーとするととも
に、第2アーム7を押し上げるダンパー8の1つも減衰
ダンパーとすることで、窓3の動きを円滑にしても良
い。
【0022】〔実施例の作動〕次に、上記実施例の作動
を説明する。窓3を開く場合は、窓3を枠体2から離し
ながら上方へ持ち上げる力を与える。すると、図1の
(b)に示すように、第1、第2アーム5、7の他端が
それぞれ上方に回動し、中間体6が枠体2の上側へ回動
しながら平行移動するとともに、窓3が中間体6の上側
へ回動しながら平行移動して、窓3が枠体2の開口部を
開く。
【0023】窓3を閉じる場合は、窓3を下方へ引き下
げながら枠体2に近づける力を与える。すると、図1の
(a)に示すように、第1、第2アーム5、7の他端が
ぞれぞれ下方に回動し、窓3および中間体6が枠体2に
接近して、窓3が枠体2の開口部を閉じる。
【0024】〔実施例の効果〕上記の作動で示したよう
に、枠体2に対して中間体6が変移し、さらにその中間
体6から窓3が変移する構造であるため、窓3は、枠体
2に対して大きく変移でき、結果的に開口部の開口度合
を従来に比較して大きくすることができる。
【0025】また、この実施例では、中間体6が枠体の
上側に変移し、さらに窓3も中間体6の上側に変移し
て、窓3が枠体2の開口部を遮らない位置までする。こ
の結果、開口部による風通しが良くなる効果や、見晴ら
しが良くなるなどの効果を得ることができる。
【0026】〔変形例〕上記の実施例では、枠体2に対
して窓3(閉体)を上方に跳ね上げるタイプの窓装置1
(開閉装置)を例に示したが、図2に示すように枠体2
に対して窓3(閉体)を下方に垂下させるタイプの窓装
置1(開閉装置)を用いたり、図3に示すように枠体2
に対して窓3(閉体)を正面方向に平行移動させるタイ
プの窓装置1(開閉装置)を用いても良い。なお、図2
に示すように、窓3(閉体)を下方に垂下させるタイプ
のダンパー8は、引張バネを用いて窓3の重みを打ち消
すように設けられる。
【0027】また、上記の実施例では、開閉装置の一例
として、建築物の窓装置に適用した例を示したが、制御
盤の開閉装置に本発明を適用しても良い。閉体(窓)
は、直接使用者が操作しても良いし、ワイヤー等を用い
て遠隔操作しても良い。遠隔操作する場合は、手動によ
る遠隔操作でも良いし、電動による遠隔操作でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】窓装置の概略図である(実施例)。
【図2】窓装置の概略図である(変形例)。
【図3】窓装置の概略図である(変形例)。
【図4】窓装置の概略図である(従来技術)。
【図5】窓装置の概略図である(従来技術)。
【符号の説明】
1 窓装置(開閉装置) 2 枠体 3 窓(閉体) 4 支持装置 5 第1アーム 6 中間体 7 第2アーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側に開口部を有する枠体と、 この枠体に対して変移可能に取り付けられた第1アーム
    と、 この第1アームに取り付けられた中間体と、 この中間体に対して変移可能に取り付けられた第2アー
    ムと、 この第2アームに取り付けられた閉体とを備え、 前記第1、第2アームの変移により、前記閉体が前記開
    口部を開閉することを特徴とする開閉装置。
  2. 【請求項2】請求項1の開閉装置において、 前記枠体は、対向する2辺が上下方向に延びる矩形開口
    であって、前記中間体は、前記枠体の左右両辺にそれぞ
    れ対応して設けられ、 それぞれの前記中間体は、前記枠体の左右両辺に対して
    平行移動するとともに、 前記閉体も、それぞれの前記中間体に対して平行移動す
    ることを特徴とする開閉装置。
  3. 【請求項3】請求項2の開閉装置において、 それぞれの前記中間体は、前記第1アームの回動によっ
    て前記枠体の上方あるいは下方に回動変移するととも
    に、 前記閉体も、前記第2アームの回動によって、ぞれぞれ
    の前記中間体の上方あるいは下方に回動変移することを
    特徴とする開閉装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかの開閉
    装置において、 前記枠体は、建築物の開口に取り付けられる建具であっ
    て、 前記閉体は、前記枠体内における前記開口部の開閉を行
    う窓であることを特徴とする開閉装置。
JP6071396A 1996-03-18 1996-03-18 開閉装置 Pending JPH09250271A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6071396A JPH09250271A (ja) 1996-03-18 1996-03-18 開閉装置

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JP6071396A JPH09250271A (ja) 1996-03-18 1996-03-18 開閉装置

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JP6071396A Pending JPH09250271A (ja) 1996-03-18 1996-03-18 開閉装置

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JP (1) JPH09250271A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006265926A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Sekisui Chem Co Ltd 床面開口部の蓋開閉装置

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