JPH09250206A - 建築用パネル支持具とその使用方法 - Google Patents
建築用パネル支持具とその使用方法Info
- Publication number
- JPH09250206A JPH09250206A JP5957296A JP5957296A JPH09250206A JP H09250206 A JPH09250206 A JP H09250206A JP 5957296 A JP5957296 A JP 5957296A JP 5957296 A JP5957296 A JP 5957296A JP H09250206 A JPH09250206 A JP H09250206A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- support
- collar plate
- roof
- supported
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】傾斜の方向が異なっても安定にパネルを支持で
き緩やかな勾配で支持できるパネル支持具とこのパネル
支持具を使用して簡単に高さ調整を行える方法を提案す
ること 【解決手段】平坦な底面２を有する基台１に旋回昇降自
在に支持部材４を設けると共に該支持部材にその昇降方
向と垂直な方向に延びる環状の鍔板５を設け、該鍔板の
上面にその上方へ突出したパネル支持突起６を等間隔で
複数個形成した。この支持具と三角形のパネルとを組み
合わせて使用する。 【効果】緩やかな勾配で異なる方向に傾斜するパネルを
同時に安定に支持することができ、これと三角形のパネ
ルとを組み合わせて使用することにより高さ調整が容易
でガタつかないパネルの敷設を簡単に行える
き緩やかな勾配で支持できるパネル支持具とこのパネル
支持具を使用して簡単に高さ調整を行える方法を提案す
ること 【解決手段】平坦な底面２を有する基台１に旋回昇降自
在に支持部材４を設けると共に該支持部材にその昇降方
向と垂直な方向に延びる環状の鍔板５を設け、該鍔板の
上面にその上方へ突出したパネル支持突起６を等間隔で
複数個形成した。この支持具と三角形のパネルとを組み
合わせて使用する。 【効果】緩やかな勾配で異なる方向に傾斜するパネルを
同時に安定に支持することができ、これと三角形のパネ
ルとを組み合わせて使用することにより高さ調整が容易
でガタつかないパネルの敷設を簡単に行える
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋根保護パネルや
床パネル等の建築に使用されるパネルを支持する建築用
パネル支持具とその使用方法に関する。
床パネル等の建築に使用されるパネルを支持する建築用
パネル支持具とその使用方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば図１に示すように、屋上防
水用の屋根保護パネルａは、屋根面ｂの複数箇所に設け
たパネル支持具ｃにより空間ｇを存して敷設され、該パ
ネル支持具ｃは、基台ｅに固定した螺子杆ｆに旋回可能
に鍔板ｄを設けた構成を有し、該螺子杆ｆを上下させて
該鍔板ｄの上面に載せた該屋根保護パネルａの傾斜を調
整するようになっている。床パネルを敷設する場合もこ
れと略同様であり、床面に等間隔で４箇所に配置したパ
ネル支持具ｃに四角形の床パネルの四隅を支持させてい
る。
水用の屋根保護パネルａは、屋根面ｂの複数箇所に設け
たパネル支持具ｃにより空間ｇを存して敷設され、該パ
ネル支持具ｃは、基台ｅに固定した螺子杆ｆに旋回可能
に鍔板ｄを設けた構成を有し、該螺子杆ｆを上下させて
該鍔板ｄの上面に載せた該屋根保護パネルａの傾斜を調
整するようになっている。床パネルを敷設する場合もこ
れと略同様であり、床面に等間隔で４箇所に配置したパ
ネル支持具ｃに四角形の床パネルの四隅を支持させてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のような高さ調節
自在のパネル支持具では、パネルを面で支持するため、
屋根の水勾配が変化する箇所ではパネルを分割して屋根
の傾斜に合わせる必要があり、緩やかな勾配でパネルを
設けることができず、また、床パネルの場合にはガタつ
きのないように該支持具の高低を調整することが非常に
困難である。
自在のパネル支持具では、パネルを面で支持するため、
屋根の水勾配が変化する箇所ではパネルを分割して屋根
の傾斜に合わせる必要があり、緩やかな勾配でパネルを
設けることができず、また、床パネルの場合にはガタつ
きのないように該支持具の高低を調整することが非常に
困難である。
【０００４】本発明は、傾斜の方向が異なっても安定に
パネルを支持でき緩やかな勾配で支持できるパネル支持
具を提供すること、及び、このパネル支持具を使用して
簡単に高さ調整を行える方法を提案することを目的とす
るものである。
パネルを支持でき緩やかな勾配で支持できるパネル支持
具を提供すること、及び、このパネル支持具を使用して
簡単に高さ調整を行える方法を提案することを目的とす
るものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明では、建築用パネ
ル支持具の構成を、平坦な底面を有する基台に旋回昇降
自在に支持部材を設けると共に該支持部材にその昇降方
向と垂直な方向に延びる環状の鍔板を設け、該鍔板の上
面にその上方へ突出したパネル支持突起を等間隔で形成
した構成とすることにより、上記のパネルを安定に支持
し緩やかな勾配とする目的を達成するようにした。該建
築用パネル支持具と三角形のパネルとを用意し、該パネ
ルの３箇所の各コーナー部の夫々を該建築用パネル支持
具の支持突起にて支持することにより高さ調整が簡単に
行える。
ル支持具の構成を、平坦な底面を有する基台に旋回昇降
自在に支持部材を設けると共に該支持部材にその昇降方
向と垂直な方向に延びる環状の鍔板を設け、該鍔板の上
面にその上方へ突出したパネル支持突起を等間隔で形成
した構成とすることにより、上記のパネルを安定に支持
し緩やかな勾配とする目的を達成するようにした。該建
築用パネル支持具と三角形のパネルとを用意し、該パネ
ルの３箇所の各コーナー部の夫々を該建築用パネル支持
具の支持突起にて支持することにより高さ調整が簡単に
行える。
【０００６】該建築用パネル支持具を例えば屋根面上に
適当な間隔で設置し、その高さを調整して屋根保護パネ
ルがその鍔板上に載せられるが、該鍔板の上面に設けた
パネル支持突起により傾斜方向の異なるパネルを同時に
安定に支持することができ、勾配が逆転する該屋根の頂
部を緩やかな曲面で覆うことができて屋根の頂部の耐久
性が向上する。また、三角のパネルと該支持具を組み合
わせることにより、各支持具の高さに多少の誤差があっ
ても、パネルは３箇所に於いて突起で支持されているか
らガタつきがなく安定性が向上し、高さ調整が容易にな
る。
適当な間隔で設置し、その高さを調整して屋根保護パネ
ルがその鍔板上に載せられるが、該鍔板の上面に設けた
パネル支持突起により傾斜方向の異なるパネルを同時に
安定に支持することができ、勾配が逆転する該屋根の頂
部を緩やかな曲面で覆うことができて屋根の頂部の耐久
性が向上する。また、三角のパネルと該支持具を組み合
わせることにより、各支持具の高さに多少の誤差があっ
ても、パネルは３箇所に於いて突起で支持されているか
らガタつきがなく安定性が向上し、高さ調整が容易にな
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づき説
明すると、図２に於いて符号１は平坦な底面２を有する
建築用パネル支持具１０の基台を示し、該基台１の上面
には上下方向の捩子穴３が形成され、そこに周面に捩子
を形成した支持部材４が旋回昇降自在に装着される。該
支持部材４にはその昇降方向と垂直な方向に延びる環状
の鍔板５が一体に設けられ、該鍔板５の上面にその上方
へ突出したパネル支持突起６を円周方向に等間隔で図３
のように例えば４個形成した。該支持部材４の上端部に
は、必要に応じて該鍔板５と間隔を存して対向する押え
板７を捩子８により捩子止めできるようにし、該鍔板５
に載せられたパネルを固定することも可能である。
明すると、図２に於いて符号１は平坦な底面２を有する
建築用パネル支持具１０の基台を示し、該基台１の上面
には上下方向の捩子穴３が形成され、そこに周面に捩子
を形成した支持部材４が旋回昇降自在に装着される。該
支持部材４にはその昇降方向と垂直な方向に延びる環状
の鍔板５が一体に設けられ、該鍔板５の上面にその上方
へ突出したパネル支持突起６を円周方向に等間隔で図３
のように例えば４個形成した。該支持部材４の上端部に
は、必要に応じて該鍔板５と間隔を存して対向する押え
板７を捩子８により捩子止めできるようにし、該鍔板５
に載せられたパネルを固定することも可能である。
【０００８】本発明の建築用パネル支持具１０は、図４
に示すようなコンクリートスラブ１２の上の傾斜した屋
上防水層８を保護する屋根保護パネル９を支持する場
合、これを屋根面に該保護パネル９の寸法間隔を存して
配列し、屋根面と平行に該保護パネル９を載置できるよ
うに各支持具１０の鍔板５の高さを調整したのち、パネ
ル支持突起６に端部付近を支持させて各パネル９を載せ
る。該パネル９はパネル支持突起６による点支持のため
鍔板５の面に対して傾斜させても安定に支持することが
できるから、該屋根の頂部を覆うパネル９は屋根の傾斜
とは異ならせ、図示のように略水平に支持することがで
き、パネルを分割することなく屋根を緩やかな曲面で覆
い屋根の耐久性を向上させることができる。図示の場
合、１個の支持具１０の各支持突起６は夫々パネル９を
支持し、４個の突起６で４枚のパネル９を支持するよう
にした。
に示すようなコンクリートスラブ１２の上の傾斜した屋
上防水層８を保護する屋根保護パネル９を支持する場
合、これを屋根面に該保護パネル９の寸法間隔を存して
配列し、屋根面と平行に該保護パネル９を載置できるよ
うに各支持具１０の鍔板５の高さを調整したのち、パネ
ル支持突起６に端部付近を支持させて各パネル９を載せ
る。該パネル９はパネル支持突起６による点支持のため
鍔板５の面に対して傾斜させても安定に支持することが
できるから、該屋根の頂部を覆うパネル９は屋根の傾斜
とは異ならせ、図示のように略水平に支持することがで
き、パネルを分割することなく屋根を緩やかな曲面で覆
い屋根の耐久性を向上させることができる。図示の場
合、１個の支持具１０の各支持突起６は夫々パネル９を
支持し、４個の突起６で４枚のパネル９を支持するよう
にした。
【０００９】図５に示すものは、該支持具１０の支持突
起６を６０°間隔で６個形成したもので、この支持具１
０と例えば直角二等辺三角形の床パネル１１とを組み合
わせれば、図６のように６枚の床パネル１１の頂部を同
時に支持具１０の各突起６に支持させて床面を形成させ
ることができ、この場合には各パネル１１が３点で支持
されるので、パネル１１をガタつかずに安定し、高さ調
整が容易になる。
起６を６０°間隔で６個形成したもので、この支持具１
０と例えば直角二等辺三角形の床パネル１１とを組み合
わせれば、図６のように６枚の床パネル１１の頂部を同
時に支持具１０の各突起６に支持させて床面を形成させ
ることができ、この場合には各パネル１１が３点で支持
されるので、パネル１１をガタつかずに安定し、高さ調
整が容易になる。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明によるときは、建築
用パネル支持具を昇降自在の支持部材に設けた環状の鍔
板に等間隔に複数個のパネル支持突起を設けたので、緩
やかな勾配で異なる方向に傾斜するパネルを同時に安定
に支持することができる効果があり、これと三角形のパ
ネルとを組み合わせて使用することにより高さ調整が容
易でガタつかないパネルの敷設を簡単に行える等の効果
がある。
用パネル支持具を昇降自在の支持部材に設けた環状の鍔
板に等間隔に複数個のパネル支持突起を設けたので、緩
やかな勾配で異なる方向に傾斜するパネルを同時に安定
に支持することができる効果があり、これと三角形のパ
ネルとを組み合わせて使用することにより高さ調整が容
易でガタつかないパネルの敷設を簡単に行える等の効果
がある。
【図１】従来例の説明図
【図２】本発明の実施例の側面図
【図３】図２の平面図
【図４】本発明の建築用パネル支持具の使用状態の側面
図
図
【図５】図３の変形例の平面図
【図６】本発明の方法の実施例の斜視図
１ 基台 ２ 底面
３ 捩子穴 ４ 支持部材 ５ 鍔板
６ パネル支持突起 ７ 押え板 ９、１１ パネル
３ 捩子穴 ４ 支持部材 ５ 鍔板
６ パネル支持突起 ７ 押え板 ９、１１ パネル
Claims (3)
- 【請求項１】平坦な底面を有する基台に旋回昇降自在に
支持部材を設けると共に該支持部材にその昇降方向と垂
直な方向に延びる環状の鍔板を設け、該鍔板の上面にそ
の上方へ突出したパネル支持突起を等間隔で複数個形成
したことを特徴とする建築用パネル支持具。 - 【請求項２】上記支持部材の上端部に上記鍔板と間隔を
存して対向する押え板を着脱自在に設けたことを特徴と
する請求項１に記載の建築用パネル支持具。 - 【請求項３】平坦な底面を有する基台に旋回昇降自在に
支持部材を設けると共に該支持部材にその昇降方向と垂
直な方向に延びる環状の鍔板を設け、該鍔板の上面にそ
の上方へ突出したパネル支持突起を等間隔で複数個形成
した建築用パネル支持具と三角形のパネルとを用意し、
該パネルの３箇所の各コーナー部の夫々を該建築用パネ
ル支持具の支持突起にて支持したことを特徴とする建築
用パネル支持具の使用方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5957296A JPH09250206A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 建築用パネル支持具とその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5957296A JPH09250206A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 建築用パネル支持具とその使用方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09250206A true JPH09250206A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13117093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5957296A Pending JPH09250206A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 建築用パネル支持具とその使用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09250206A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008002126A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Hitachi Metals Techno Ltd | パネル支持構造 |
| CN108797903A (zh) * | 2018-06-23 | 2018-11-13 | 温州市申宏建设有限公司 | 屋面防水结构及其施工工艺 |
| TWI733538B (zh) * | 2020-07-27 | 2021-07-11 | 惠亞工程股份有限公司 | 支撐座 |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP5957296A patent/JPH09250206A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008002126A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Hitachi Metals Techno Ltd | パネル支持構造 |
| CN108797903A (zh) * | 2018-06-23 | 2018-11-13 | 温州市申宏建设有限公司 | 屋面防水结构及其施工工艺 |
| CN108797903B (zh) * | 2018-06-23 | 2020-01-03 | 温州市申宏建设有限公司 | 屋面防水结构及其施工工艺 |
| TWI733538B (zh) * | 2020-07-27 | 2021-07-11 | 惠亞工程股份有限公司 | 支撐座 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6851236B1 (en) | Raised terrace floor using small paving blocks | |
| US3861098A (en) | Spacer disk for the production of a floor covering | |
| US6550195B1 (en) | Floor system | |
| CN110886461A (zh) | 地板底盘、架空地板系统及该系统的铺设方法 | |
| JPH09250206A (ja) | 建築用パネル支持具とその使用方法 | |
| ATE65573T1 (de) | Hoehenverstellbarer auflagebock fuer das stuetzen von unter anderem steinplatten oder lattenrosten. | |
| CN209261137U (zh) | 活动式并能形成交错纹路和提升支撑力的基板 | |
| CN210493539U (zh) | 一种地台结构 | |
| JPH0136467Y2 (ja) | ||
| JPH04161656A (ja) | フリーアクセスフロアの床パネル敷設工法 | |
| CN212562307U (zh) | 一种地面装饰空间分隔结构 | |
| JPH0649734Y2 (ja) | フリーアクセスフロアの支持装置 | |
| JP2546498Y2 (ja) | 床板などの支持装置 | |
| JPH077409Y2 (ja) | 浴室ユニットの防水パン支持構造 | |
| JPH0514992Y2 (ja) | ||
| JP2583172B2 (ja) | 床パネルの壁際支柱装置 | |
| JPH0430044A (ja) | 柱脚付バルコニー | |
| JPH0651371U (ja) | 配線統合下敷きパネル装置 | |
| JPH0673865A (ja) | 二重床装置の床パネル支持機構 | |
| JPH1136566A (ja) | 高さ調節可能な溝配線二重床 | |
| JPH07197629A (ja) | 二重床用パネルの支持脚 | |
| JP2896171B2 (ja) | フロアベース | |
| JPH02161060A (ja) | Ｏａ床のフロアプレート | |
| JPH076324Y2 (ja) | フリーアクセスフロア用支持脚 | |
| JPS602532Y2 (ja) | 太陽熱集熱器取付架台 |