JPH09249906A - 炉頂装入装置 - Google Patents

炉頂装入装置

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JPH09249906A
JPH09249906A JP5812696A JP5812696A JPH09249906A JP H09249906 A JPH09249906 A JP H09249906A JP 5812696 A JP5812696 A JP 5812696A JP 5812696 A JP5812696 A JP 5812696A JP H09249906 A JPH09249906 A JP H09249906A
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JP
Japan
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raw material
collecting hopper
charging
gate
furnace
Prior art date
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Pending
Application number
JP5812696A
Other languages
English (en)
Inventor
Masae Yamaguchi
正栄 山口
Yasuo Ueki
植木  康雄
Makoto Nishinomiya
誠 西宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原料の分配シュート上への落下位置が分配シ
ュートの回転中心からずれるため、原料が分配シュート
上を流れる時間に周期的な変化が発生し、炉内円周方向
装入量分布に悪影響を及ぼしていた。 【解決手段】 下端に1個の原料流出口3aを有し、上
端に複数の原料流入口を有する原料集合ホッパの各原料
流入口の上方に、原料集合ホッパに原料を装入する原料
装入ホッパがそれぞれ配置され、原料装入ホッパから装
入した原料を原料集合ホッパの原料流出口から流出させ
て、垂直シュートを介し、炉心を中心に水平方向に旋回
する分配シュート上に落下させ、落下した原料を分配シ
ュートの旋回により炉内に装入する炉頂装入装置におい
て、原料集合ホッパと垂直シュートとの間に、原料集合
ホッパの原料流出口3aの開口位置と開口面積を調節可
能なゲート装置20を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パラレルホッパ式
(原料装入ホッパが複数ある形式)のベルレス炉頂装入
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のパラレルホッパ式のベルレ
ス炉頂装入装置の例を示す。図において、炉1の頂部上
方には原料集合ホッパ3が配設されている。原料集合ホ
ッパ3は、下端に1個の原料流出口3aを有し、上端に
複数(ここでは3つ)の原料流入口3bを有している。
各原料流入口3aの上方には、均圧・排圧制御のための
シール弁装置10を介して、下端に原料コントロールゲ
ート11を有した原料装入ホッパ8が配設され、各原料
装入ホッパ8から原料集合ホッパ3内にそれぞれ原料を
装入できるようになっている。原料流出口3aから落下
する原料は、伸縮管4、垂直シュート5を介して、炉心
Lを中心に水平方向に旋回する分配シュート7上に落下
し、落下した原料は、分配シュート7の旋回により炉内
に装入される。
【0003】この場合、垂直シュート5内での原料の偏
流は、炉内円周方向の装入量分布の不均一を発生させ
る。パラレルホッパ式ベルレス炉頂装入装置では、原料
を炉心からずれた位置にある複数の原料装入ホッパ8か
ら原料集合ホッパ3内に装入するので、この現象が不可
避である。従来では、これを防止するために原料集合ホ
ッパ3の下端に筒状の保護ライナー9を設けて、これに
落下する原料を衝突させることにより、装入原料の持つ
水平方向速度成分を多少なりとも打消すようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、装入原料の持
つ水平方向速度成分を完全に打消すことはできない。そ
のため、伸縮管4、垂直シュート5部分では、図中矢印
A、Bで示すように、中心ではなく、壁面に沿って原料
が偏流し、その状態で原料が分配シュート7上に落下し
て、炉内に装入されることになる。この場合、原料の分
配シュート7上への落下位置は、分配シュート7の回転
中心とずれることになる。そのため、分配シュート7の
旋回に伴い、原料が分配シュート7上を流れる時間に周
期的な変化が発生し、この周期的な変化が、炉内円周方
向装入量分布に悪影響を及ぼしていた。
【0005】本発明は、上記事情を考慮し、原料の分配
シュート上への落下位置を常に分配シュートの旋回中心
に一致させることができ、原料の炉内円周方向装入量分
布を均一化することのできる炉頂装入装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、下端
に1個の原料流出口を有し、上端に複数の原料流入口を
有する原料集合ホッパの各原料流入口の上方に、原料集
合ホッパに原料を装入する原料装入ホッパがそれぞれ配
置され、原料装入ホッパから装入した原料を原料集合ホ
ッパの原料流出口から流出させて、垂直シュートを介
し、炉心を中心に水平方向に旋回する分配シュート上に
落下させ、落下した原料を分配シュートの旋回により炉
内に装入する炉頂装入装置において、原料集合ホッパと
垂直シュートとの間に、原料集合ホッパの原料流出口の
開口位置と開口面積を調節可能なゲート装置を設けたこ
とを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、ゲート装置が、原料集
合ホッパの原料流出口の中心線に対して交差する方向に
揺動可能で且つそれぞれ原料装入ホッパに対応して設け
られた3枚以上のゲート板から構成され、各ゲート板の
揺動位置を独立に制御することにより、ゲート板の相互
の位置関係より決まる開口面積及び開口位置を変化させ
ることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、前記各ゲート板に開口
を形成するための切欠を設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の実施形態の炉頂装入
装置の全体構成を示す側断面図で、その特徴部分は、原
料集合ホッパ3と垂直シュート5の上側の伸縮管4との
間に、原料集合ホッパ3の原料流出口3aの開口位置と
開口面積を調節可能なゲート装置20を設けたことであ
る。
【0010】図2、図3はゲート装置20の詳細な構成
を示す。このゲート装置20は、ケーシング21を有す
る。ケーシング21の上端と下端には、原料集合ホッパ
3と伸縮管4に対する接続フランジ23、24が設けら
れている。ケーシング21の内部には、原料集合ホッパ
3の原料流出口3aを開閉可能に、3枚のゲート板30
A、30B、30Cが、下から順にあるいは外側から順
に重ねるように配設されている。
【0011】各ゲート板30A、30B、30Cは断面
が半円状の板であり、それぞれ半径を変えることで、互
いに干渉しないように多層的に配設されている。各ゲー
ト板30A、30B、30Cは、それぞれ各原料装入ホ
ッパ8に対応して設けられ、各原料装入ホッパ8から落
下する原料を受けられる位置に配置されている。各ゲー
ト板30A、30B、30Cは、それぞれ水平な支軸3
3、34により揺動可能に支持され、下端に揺動したと
きには、原料集合ホッパ3の原料流出口3aの中心線を
横切る方向に動く。そして、各ゲート板30A、30
B、30Cは、それぞれの駆動装置35A、35B、3
5Cにより、独立して動作制御されるようになってい
る。各ゲート板30A、30B、30Cは、それぞれの
揺動軸線が円周方向に120度の開き角度をもって配置
されており、全部同一条件で揺動可能となっている。
【0012】これらゲート板30A、30B、30Cの
一側縁の中央部には切欠37が設けられており、ゲート
板30A、30B、30Cの相対的な位置関係による切
欠37の重なりと、原料集合ホッパ3の原料流出口3a
の重なりにより、原料が流出する開口の位置と面積が決
まるようになっている。なお、切欠37は、ゲート装置
20の最大開口動作時に、円に近い開口が得られるよう
に略台形状に設けられている。切欠37の形状は任意で
ある。
【0013】図4はゲート板30A、30B、30Cの
位置による開口(斜線部)40の変化の例を示してい
る。図において、3aは原料集合ホッパ3の原料流出口
の開口位置、42は原料流出時の流体直径、Gは開口4
0の図心位置を示す。(a)、(b)の場合は、開口4
0の方向を270度及び90度の方向に移動した場合を
示す。また、(c)、(d)は開口40の方向は移動せ
ず、開口面積のみを変化させた場合を示す。
【0014】このように、ゲート板30A、30B、3
0Cの位置により、原料が実際に落下する開口40の位
置と面積を変化させることができる。従って、開口40
の位置と面積を選択することにより、装入原料の持つ水
平方向速度成分を打消し、装入原料を分配シュート7の
回転中心L(図5参照)に落下させることができる。そ
の結果、炉内における装入原料の分布制御性の向上が図
れる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ゲート装置を制御することにより、原料の分配
シュートへの落下位置を常に分配シュートの旋回中心に
一致させることができる。従って、原料の炉内円周方向
装入量分布を均一化することができる。請求項2の発明
によれば、特に3枚以上のゲート板を用いることで、簡
単な構成により、請求項1の効果を得ることができる。
また、請求項3の発明によれば、ゲート板に切欠を設け
たので、より簡単に各種の形状や大きさの開口を選択す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の炉頂装入装置の全体構成を
示す側断面図である。
【図2】同炉頂装入装置におけるゲート装置の平面図で
ある。
【図3】同ゲート装置の側断面図である。
【図4】同ゲート装置により形成できる開口のパターン
の例を示す平面図である。
【図5】従来の炉頂装入装置の全体構成を示す側断面図
である。
【符号の説明】
3 原料集合ホッパ 3a 原料流出口 3b 原料流入口 8 原料装入ホッパ 5 垂直シュート 7 分配シュート 20 ゲート装置 30A,30B,30C ゲート板 37 切欠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西宮 誠 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端に1個の原料流出口を有し、上端に
    複数の原料流入口を有する原料集合ホッパの各原料流入
    口の上方に、原料集合ホッパに原料を装入する原料装入
    ホッパがそれぞれ配置され、原料装入ホッパから装入し
    た原料を原料集合ホッパの原料流出口から流出させて、
    垂直シュートを介し、炉心を中心に水平方向に旋回する
    分配シュート上に落下させ、落下した原料を分配シュー
    トの旋回により炉内に装入する炉頂装入装置において、 前記原料集合ホッパと垂直シュートとの間に、原料集合
    ホッパの原料流出口の開口位置と開口面積を調節可能な
    ゲート装置を設けたことを特徴とする炉頂装入装置。
  2. 【請求項2】 前記ゲート装置は、前記原料流出口の中
    心線に対して交差する方向に揺動可能で且つそれぞれ原
    料装入ホッパに対応して設けられた3枚以上のゲート板
    から構成され、各ゲート板の揺動位置を独立に制御する
    ことにより、ゲート板の相互の位置関係より決まる開口
    面積及び開口位置を変化させることを特徴とする請求項
    1記載の炉頂装入装置。
  3. 【請求項3】 前記各ゲート板に開口を形成するための
    切欠を設けたことを特徴とする請求項2記載の炉頂装入
    装置。
JP5812696A 1996-03-14 1996-03-14 炉頂装入装置 Pending JPH09249906A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100332910B1 (ko) * 1997-12-16 2002-06-20 이구택 고로장입물 분배장치
WO2020080038A1 (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 株式会社Ihiポールワース 炉頂装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100332910B1 (ko) * 1997-12-16 2002-06-20 이구택 고로장입물 분배장치
WO2020080038A1 (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 株式会社Ihiポールワース 炉頂装置
JP2020063503A (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 株式会社Ihiポールワース 炉頂装置

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