JPH09249293A - キャッパ - Google Patents
キャッパInfo
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- JPH09249293A JPH09249293A JP8719796A JP8719796A JPH09249293A JP H09249293 A JPH09249293 A JP H09249293A JP 8719796 A JP8719796 A JP 8719796A JP 8719796 A JP8719796 A JP 8719796A JP H09249293 A JPH09249293 A JP H09249293A
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- Japan
- Prior art keywords
- torque
- cap
- motor
- container
- holding mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Sealing Of Jars (AREA)
Abstract
たトルクによってサーボモータ12を回転駆動させ、そ
れによって、キャップ保持機構11を回転させてキャッ
プ8を容器5に螺合することができる。指令部13A
は、容器5へのキャップ8の取り付け終了直後に、所定
値の検査トルクをサーボモータ12に指令して、該サー
ボモータ12を再度回転駆動させる。すると、判定部1
3Bは、上記検査トルクと、トルク検出手段15が検出
した出力トルクとを比較して、それらの値が異なる場合
にはサーボモータ12等に異常があると判定する。 【効果】 各容器5に対するキャピングが終了するごと
に、モータ12等が故障しているか否かを直ちに判定で
きるので、締め付け不良容器5の発生を大幅に減少させ
ることができる。
Description
けるキャッパに関し、より詳しくは、キャップ保持機構
の駆動源となるモータの故障を判定できるキャッパに関
する。
して回転するキャップ保持機構と、このキャップ保持機
構の駆動源となるモータと、上記モータに所要値のトル
クを指令して該指令トルクでモータを回転駆動させる制
御装置とを備えて、上記モータによりキャップ保持機構
を回転させて、該キャップ保持機構に保持したキャップ
を容器に締め付けるように構成したものは知られてい
る。このような従来のキャッパにおいては、上記制御装
置からモータに指令される指令トルクとモータが回転駆
動された際の出力トルクとが一致しているか否かを検査
する必要がある。そのため、従来では次のような検査を
行っていた。すなわち、所定時間ごとにキャッパによる
キャップの取り付け作業を中断して、上記キャップ保持
機構にキャップの代わりにトルク検出器を保持させ、そ
の状態においてモータに指令トルクで回転駆動させる。
そして、その際に上記トルク検出器で実際に検出したモ
ータの出力トルクと指令トルクとを比較し、それらの値
が異なる場合には、制御装置はモータが故障しているも
のと判定していたものである。
キャッパでは、キャッピング作業を所定時間ごとに中断
して上述した検査を行っていたものである。そのため、
前回の検査の際にはモータに異常がなく、今回の検査に
よってモータが故障していると判明した場合には、前回
の検査から今回の検査までの間の、どの時点においてモ
ータが故障したのかを把握することができなかった。し
たがって、前回の検査から今回の検査までの間にキャッ
プの取り付けを終了した容器を不良容器として処理しな
ければならず、そのために不良容器の発生が多くなると
いう欠点があった。
本発明は、キャップを保持して回転するキャップ保持機
構と、このキャップ保持機構の駆動源となるモータと、
上記モータに所要値のトルクを指令して該指令トルクで
モータを回転駆動させる制御装置とを備えて、上記モー
タによりキャップ保持機構を回転させて、該キャップ保
持機構に保持したキャップを容器に締め付けるように構
成したキャッパにおいて、上記モータが回転された際の
出力トルクを検出して制御装置に伝達するトルク検出手
段を設け、さらに、上記制御装置に、キャップ保持機構
による容器へのキャップの取り付け終了後に、所定値の
検査トルクを上記モータに指令する検査トルク指令部を
設けるとともに、上記検査トルクと該検査トルクを指令
されてモータが回転駆動された際のトルク検出手段で検
出した出力トルクとを比較し、それらの値が異なる場合
には異常と判定する判定部を設けたものである。
取り付けた直後にモータ等の異常を直ちに判定すること
ができる。つまり、各容器へのキャップの取り付けが終
了するごとに、モータ等に異常があるか否かを検査する
ことができる。したがって、モータ等の故障による不良
容器の発生を大幅に減少させることができる。
と、図1において、1は回転式キャッパであり、この回
転式キャッパ1は図示しないモータによって時計方向に
回転される回転体2と、その隣接位置に設けた供給スタ
ーホイール3および排出スターホイール4を備えてい
る。図2に示すように、回転体2における円周方向等間
隔位置には、容器5を載置して昇降するビン台6を配設
するとともに、各ビン台6ごとに容器5を把持する従来
公知の把持手段7を設けている。また、回転体2におけ
る各ビン台6の上方位置には、キャップ8を保持して容
器5の上端口部に締め付けるキャップ保持機構11を設
けている。キャップ保持機構11は、回転体2に各キャ
ップ保持機構11ごとに設けたサーボモータ12に連動
して回転されるようになっている。これらのサーボモー
タ12は、制御装置13によって作動を制御されるよう
になっており、制御装置13から所要値の指令トルクが
サーボモータ12に指令されると、サーボモータ12
は、その指令トルクによって回転駆動されて上記キャッ
プ保持機構11を回転させるようになっている。また、
上記回転体2にはロータリーエンコーダ14を接続して
あり、このロータリーエンコーダ14で検出したパルス
は、制御装置13に入力されるようになっている。そし
て、制御装置13は、ロータリーエンコーダ14から入
力されるパルスによって回転体2の回転角度位置を認識
できるようになっている。上述した構成は従来公知の回
転式キャッパのものと変わるところはない。しかして、
本実施例は、図2に示すように、上記サーボモータ12
ごとに、その出力トルクを検出するトルク検出手段15
を設けるとともに、制御装置13を以下のように構成す
ることにより、各サーボモータ12やキャップ保持機構
11等の異常を迅速に判定できるようにしたものであ
る。すなわち、制御装置13は、各サーボモータ12に
所要値の指令トルクを指令して、各サーボモータ12を
回転駆動させる指令部13Aを備えている。この指令部
13Aは、検査トルク指令部を兼ねており、キャップ保
持機構11による容器5へのキャップ8の取り付け終了
後に、図3に示すように、それぞれ異なる値の3つの検
査トルク(3kgm、6kgm、9kgm、)を順次サ
ーボモータ12に指令するようになっている。この指令
部13Aから各サーボモータ12に指令トルクおよび検
査トルクが指令されると、各サーボモータ12は、指令
されたトルクで回転される。また、本実施例の制御装置
13は判定部13Bを備えている。この判定部13Bに
は、上記トルク検出手段15によって検出したサーボモ
ータ12の出力トルクが入力されるようになっている。
本実施例のトルク検出手段15は、キャップ8をキャッ
プ保持機構11によって容器5に締め付けている時(キ
ャッピング中)には、サーボモータ12の出力トルクを
検出しないようになっている。つまり、本実施例のトル
ク検出手段15は、上記検査トルクを指令されてサーボ
モータ12が回転された時だけに、該サーボモータ12
の出力トルクを検出して制御装置13の判定部13Bに
入力するようになっている。そして、制御装置13の判
定部13Bは、サーボモータ12に指令した検査トルク
と上記トルク検出手段15が検出した出力トルクとを比
較して、それらの値が異なる場合には、サーボモータ1
2やキャップ保持機構11等の回転式キャッパ1の構成
要素のいずれかが異常であると判定するようになってい
る。 (作動説明)以上の構成において、図示しないモータに
連動して回転体2が時計方向に回転している状態におい
て、容器5は供給位置Aにおいて供給スターホイール3
によって各ビン台6上に供給される。各ビン台6上に供
給された容器5は、図2に示した把持手段7によって把
持され、各ビン台6上に固定される。また、ビン台6の
上方に設けたキャップ保持機構11は、容器5がビン台
6上に供給された時点では既にキャップ8を保持してい
る。このあと、回転体2の時計方向の回転と、その回転
に伴う各ビン台6の昇降作動と、さらに制御装置13
(司令部13A)からの指令トルクによってサーボモー
タ12が回転駆動されキャップ保持機構11が回転され
ることによって、容器5にキャップ8が締め付けられ
る。すなわち、図1における供給位置Aから回転位置B
までの回転体2の回転区間において、ビン台6が上昇さ
れることに伴って、該ビン台6上の容器5は下降端位置
から上昇端位置まで上昇される。このように容器5が上
昇端位置に位置すると、キャップ保持機構11に保持さ
れたキャップ8の下方側が容器5の上端口部に軽く嵌装
されるようになっている。この後、回転体2の回転に伴
って、上述した状態の容器5が回転位置Bから回転位置
Cまで移動されるキャッピング区間において、上記制御
装置13の指令部13Aは、各サーボモータ12に所定
の指令トルクを指令して、各サーボモータ12を回転駆
動させる。より詳細には、本実施例では、図3に示すよ
うに、キャッピングのために、指令部13Aは、最初に
15kgm、次に6kgm、さらに最終の締め付けトル
クとなる11kgmの指令トルクをサーボモータ12に
指令する。これにより、サーボモータ12が回転駆動さ
れ、それに連動してキャップ保持機構11が回転する。
それにより、キャップ保持機構11に保持したキャップ
8が回転されて、最終の締め付けトルク11kgmで容
器5の口部に螺合される。キャッピング中におけるキャ
ップ保持機構11側の測定トルクの変化を示すと図4に
示すようになる。つまり、キャッピング開始直後には、
容器5の口部へのキャップ8の螺合が開始されるので、
キャップ保持機構11の測定トルクは零から例えば11
kgmまで増加する。この後、キャップ8が容器5の口
部に螺合される過程においては、キャップ保持機構11
のトルクは零となり、螺合過程がほぼ終了する頃になっ
て、キャップ保持機構11の測定トルクは零から徐々に
増加して、キャップ8が容器の口部に完全に螺着される
と、キャップ保持機構11のトルクは最終の締め付けト
ルク11kgmと一致する。これによって、キャピング
作業は終了する。次に、図1における回転位置Cから回
転位置Dまでの回転体2の回転区間(検査区間)を容器
5およびキャップ保持機構11が移動する際に、制御装
置の13の指令部13Aは、3つの異なる値の検査トル
クをサーボモータ12に指令して、該サーボモータ12
を再度回転駆動させる。より詳細には、図3に示すよう
に、制御装置13の指令部13Aは、先ず3kgm、次
に6kgm、最後に9kgmの検査トルクをサーボモー
タ12に指令して、該サーボモータ12を回転駆動させ
る。なお、ここで、サーボモータ12に指令する検査ト
ルクは、締め付けの終了したキャップ8を更に回転させ
ない為、キャッピングの際の最終の締め付けトルクより
も小さなと値としている。すると、上記トルク検出手段
15は、サーボモータ12による出力トルクを検出し
て、制御装置13の判定部13Bに入力する。ここで、
図4に示すように、上述した検査トルクと同一値のトル
クが、トルク検出手段15による検出トルクとして判定
部13Bに入力されたとする。すると、制御装置13の
判定部13Bは、上記指令部13Aからサーボモータ1
2に指令した検査トルクとトルク検出手段15による検
出トルクとを比較した後、それらの値が一致しているの
で、サーボモータ12に異常がないものと判定する。こ
れに対して、検査トルクとトルク検出手段15による検
出トルクとが一致していない場合には、判定部13B
は、上記サーボモータ12、キャップ保持機構11、ト
ルク検出手段15および制御装置13の指令部13Aの
いずれかに異常があると判定して、図示しない警告手段
によってその旨を警告するようになっている。このよう
に、本実施例では、キャッピングが終了した容器5ごと
にサーボモータ12等の故障しているか否かを迅速に判
定することができる。そのため、キャッピング不良とな
った容器5の発生を大幅に減少させることができる。上
述のようにして、キャッピングとサーボモータ12の検
査を終えた後、図1における回転位置Dから排出位置E
までの回転体2の回転区間において、びん台6の下降に
伴って、容器5が上昇端位置から下降端位置まで下降さ
れて、キャップがキャップ保持機構から離隔し、また、
排出位置Eの直前において把持手段7による容器5の把
持状態が解除される。そして、最後に排出位置Eにおい
て排出スターホイールによって、各容器がびん台6上か
ら排出されるようになっている。なお、上記実施例で
は、制御装置13の指令部13Aは、容器5が回転体2
の回転位置Cを過ぎてからサーボモータ12に検査トル
クを指令しているが、次のようにしても良い。つまり、
容器5が回転体2の回転位置Cを過ぎる以前に容器5に
キャップ8が螺合されて、その回転が停止したことを確
認した直後に、指令部13Aからサーボモータ12に検
査トルクを指令するようにしても良い。また、上記実施
例では、指令部13Aはサーボモータ12に対して3つ
の値の検査トルクを指令しているが、これに限らず1つ
でも4つでもよい。さらに、上記実施例では、判定部1
3Bは、検査トルクとトルク検出手段15による検出ト
ルクとが一致していない場合に、サーボモータ12等に
異常があると判定するようにしているが、検査トルクと
トルク検出手段15による検出トルクとが一致していな
い場合であっても、それらの値の違いが所定の許容範囲
内であれば、判定部13Bはサーボモータ12等に異常
がないものと判定しても良い。
等の故障による不良容器の発生を大幅に減少させること
ができるという効果が得られる。
制御装置13との関係を示す図
ルクの変化を示す図
が回転駆動された出力トルクの変化を示す図
プ保持機構 12 サーボモータ 13 制御装
置 13A 指令部 13B 判定
部15 トルク検出手段
Claims (2)
- 【請求項1】 キャップを保持して回転するキャップ保
持機構と、このキャップ保持機構の駆動源となるモータ
と、上記モータに所要値のトルクを指令して該指令トル
クでモータを回転駆動させる制御装置とを備えて、上記
モータによりキャップ保持機構を回転させて、該キャッ
プ保持機構に保持したキャップを容器に締め付けるよう
に構成したキャッパにおいて、 上記モータが回転された際の出力トルクを検出して制御
装置に伝達するトルク検出手段を設け、さらに、上記制
御装置に、キャップ保持機構による容器へのキャップの
取り付け終了後に、所定値の検査トルクを上記モータに
指令する検査トルク指令部を設けるとともに、上記検査
トルクと該検査トルクを指令されてモータが回転駆動さ
れた際のトルク検出手段で検出した出力トルクとを比較
し、それらの値が異なる場合には異常と判定する判定部
を設けたことを特徴とするキャッパ。 - 【請求項2】 上記検査トルク指令部は、それぞれ異な
る所定の検査トルクを順次上記モータに指令するように
構成されていることを特徴とする請求項1に記載のキャ
ッパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08719796A JP3772917B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | キャッパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08719796A JP3772917B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | キャッパ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09249293A true JPH09249293A (ja) | 1997-09-22 |
JP3772917B2 JP3772917B2 (ja) | 2006-05-10 |
Family
ID=13908262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08719796A Expired - Fee Related JP3772917B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | キャッパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3772917B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000168892A (ja) * | 1998-12-08 | 2000-06-20 | Shibuya Kogyo Co Ltd | ロータリキャッパ |
CN101885457A (zh) * | 2010-06-29 | 2010-11-17 | 上海华中药业有限公司 | 压盖机挂盖装置 |
KR200464916Y1 (ko) * | 2010-12-03 | 2013-01-23 | (주)아모레퍼시픽 | 용기 캡의 잠김 검사장치 |
US8615972B2 (en) * | 2008-11-07 | 2013-12-31 | Capmatic Ltd. | Torque measuring assembly suitable for use in a container capping machine |
CN108658023A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-10-16 | 江苏吉意信息技术有限公司 | 一种全自动便捷的封盖机 |
CN111348604A (zh) * | 2018-12-21 | 2020-06-30 | 克朗斯公司 | 用于封闭容器的装置 |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP08719796A patent/JP3772917B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000168892A (ja) * | 1998-12-08 | 2000-06-20 | Shibuya Kogyo Co Ltd | ロータリキャッパ |
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CN111348604A (zh) * | 2018-12-21 | 2020-06-30 | 克朗斯公司 | 用于封闭容器的装置 |
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---|---|
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