JPH09249243A - ヒンジキャップの取り付け構造 - Google Patents

ヒンジキャップの取り付け構造

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JPH09249243A
JPH09249243A JP8057303A JP5730396A JPH09249243A JP H09249243 A JPH09249243 A JP H09249243A JP 8057303 A JP8057303 A JP 8057303A JP 5730396 A JP5730396 A JP 5730396A JP H09249243 A JPH09249243 A JP H09249243A
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JP
Japan
Prior art keywords
insertion hole
hinge cap
parts
piece
locking piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP8057303A
Other languages
English (en)
Inventor
Isato Arai
勇人 新井
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】固定筒部からヒンジキャップが脱落することが
ないようにしたヒンジキャップ取り付け構造の提供。 【解決手段】ヒンジキャップと固定筒部を差し込み片部
のあご部と固定筒部の嵌合部で固定させると共に、差し
込み片部の左右側端部に係止片部の弾性変形を許容する
凹部をそれぞれ形成させ、かつ、固定筒部の挿入穴の内
壁面のあるいはその両側面に突出するリブを形成させる
ことにより、固定筒部からヒンジキャップが脱落するこ
とがないようにしたヒンジキャップの取り付け構造を提
供すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋本体を開閉する
一対のヒンジと蓋本体の回動付勢を行うヒンジとを有す
るヒンジキャップの取り付け構造に関し、特に、ボトル
本体の口部の周囲に固着する固定筒部とヒンジキャップ
とを別体に形成してヒンジキャップを固定筒部に固定す
るヒンジキャップの取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ヒンジキャップの取り付け構造と
して、例えば特開平7−137756号が開示されてい
る。
【0003】この発明は、図4に示すように、ボトル本
体の口部周囲に嵌合固定される固定筒部111と、この
固定筒部の上面を閉鎖するヒンジキャップ112とが別
体に形成され、前記固定筒部111にボトル本体の縦方
向に延びる挿入穴113が形成され、この挿入穴113
に前記ヒンジキャップの板状の差し込み片部114を差
し込んで固定するヒンジキャップの取り付け構造におい
て、前記差し込み片部114の下端部に縦方向に延びる
溝117により二股に分岐する一対の係止片部118、
118が形成され、この一対の係止片部の相対する内側
の側面部に互いに接近方向に突出するあご部123が形
成され、前記挿入穴113を形成する幅の広い内側壁部
121に前記一対の係止片部118、118が嵌合する
嵌合部122が形成され、前記差し込み片部114を前
記挿入穴113に挿入した時に、この嵌合部の下部が前
記一対の係止片部のあご部123に保持されていること
を特徴とするヒンジキャップの取り付け構造としたもの
である。
【0004】このように、ヒンジキャップと固定筒部の
固定は、差し込み片部のあご部を固定筒部の嵌合部に嵌
合させて固定しているので、経時等により係止片部が拡
がって、差し込み片部が固定筒部から脱落する可能性が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ヒンジキャ
ップの取り付け構造に関する特開平7−137756号
の改良に関する発明で、ヒンジキャップと固定筒部を差
し込み片部のあご部と固定筒部の嵌合部で固定させると
共に、差し込み片部の左右側端部に係止片部の弾性変形
を許容する凹部をそれぞれ形成させ、かつ、固定筒部の
挿入穴の内壁面の両側面に突出するリブを形成させるこ
とにより、固定筒部からヒンジキャップが脱落すること
がないようにしたヒンジキャップの取り付け構造を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ボトル本体の
口部周囲に嵌合固定される固定筒部と、この固定筒部の
上面を閉鎖するヒンジキャップとが別体に形成され、前
記固定筒部にボトル本体の縦方向に延びる挿入穴が形成
され、この挿入穴に前記ヒンジキャップの板状の差し込
み片部を差し込んで固定するヒンジキャップの取り付け
構造であって、前記差し込み片部の下端部に縦方向に延
びる溝により二股に分岐する一対の係止片部が形成さ
れ、この一対の係止片部の相対する内側の側面部に互い
に接近方向に突出するあご部が形成され、前記挿入穴を
形成する幅の広い内壁面に前記一対の係止片部が嵌合す
る嵌合部が形成され、前記差し込み片部を前記挿入穴に
挿入した時に、この嵌合部の下部が前記一対の係止片部
のあご部に保持されているヒンジキャップの取り付け構
造において、前記差し込み片部の左右側端部には、係止
片部の弾性変形を許容する凹部がそれぞれ形成されると
共に、前記挿入穴を形成する幅の広い内壁あるいはその
両側面には、挿入された差し込み片部が引き抜けないよ
うに、挿入穴の中央方向に突出し上方に向けて拡がるテ
ーパー面を有するリブがそれぞれ形成されていることを
特徴とするヒンジキャップの取り付け構造である。
【0007】上記のように本発明によれば、差し込み片
部が二股に分かれており、ヒンジキャップの差し込み片
部が固定筒部の挿入穴に差し込まれるときに、一対の係
止片部の間に挿入穴側の嵌合部が嵌合し、さらに嵌合部
の下部が係止片部の下部にあたるあご部によって保持さ
れるので、ヒンジキャップが容易に抜けにくくなり、差
し込み片部の支持剛性が向上している。また、挿入穴の
対向する幅の広い内壁部あるいは左右両側壁部に内方に
突出したリブを設けたので、ヒンジキャップを一度容器
本体に挿入すれば、ヒンジキャップが再び抜け出すこと
はない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下実施例により本発明を詳細に
説明する。図1、2、3は、本発明の実施例に係るヒン
ジキャップの取り付け構造を示したものであり、図2は
ボトルの概略構造を示している。図2において、ボトル
本体10はプラスチックで製造されたものであり、ボト
ル本体10上部の口部の周囲には固定筒部11とヒンジ
キャップ12からなる蓋体が固定されている。固定筒部
11とヒンジキャップ12とは、プラスチックにより別
体に形成されたものであり、固定筒部11の周縁部には
ボトル本体10の縦方向に延びる挿入穴13が形成され
ている。図1に示すように矩形の横断面形状の挿入穴1
3にはヒンジキャップ12の差し込み片部14が装着さ
れるようになっている。
【0009】ヒンジキャップ12は蓋体本体12aと差
し込み片部14を有する。蓋体本体12aは一対の第1
ヒンジ15、15を介して差し込み片部14の上端部と
連結されている。蓋体本体12aの一対のヒンジ15、
15が挟まれている部位は、弾性部16aとされてい
る。弾性部16aは、薄肉部16bを介して蓋部本体1
2aと回動自在に連結している。弾性部16aは第1ヒ
ンジ15、15より下の第2ヒンジ16を介して差し込
み片部14と連結されている。差し込み片部14の下端
部は溝17により二股に分岐しており、一対の係止片部
18、18が形成されている。一対の係止片部18、1
8の内側端面部には、円弧形状部19が形成されてお
り、円弧形状部19の上部に小幅の溝20が縦方向に形
成されている。差し込み片部14の左右側端部には、溝
20と共に係止片部18、18の弾性変形を許容する凹
部14a、14aがそれぞれ形成されている。
【0010】係止片部18、18の円弧形状部19に
は、挿入穴13の内側壁部21に突設された円柱状の嵌
合部22が嵌合するようになっており、係止片部18、
18がフリーになっているとき、円弧形状部19は嵌合
部22の径よりもやや狭くなるように係止片部18、1
8の対向間隔は狭められている。円弧形状部19の下部
はあご部23とされている。あご部23は、円弧形状部
19に嵌合部22が嵌合したときに、嵌合部22の下部
を保持する。凹部14aと溝20は係止片部18、18
の円弧形状部19、19の間に嵌合部22を挿入すると
きに、係止片部18、18を幅方向に拡げる。
【0011】係止片部18、18の左右両端の外側面と
挿入穴13の左右壁面との間には、係止片部18、18
に嵌合部22が嵌合するときに、係止片部18、18の
左右方向への拡大を許容する程度のクリアランスが設け
られている。係止片部18、18の先端部の内側は、円
弧形状部19、19に完全に嵌合部22が嵌合するとき
に、嵌合部22への案内のために外側に拡がるテーパー
面となっている。さらに、係止片部18、18は嵌合部
先端のフランジ24と内側壁部21との間に挟まれるよ
うに嵌合部22の突出高さ程度の肉厚を有している。
【0012】固定筒部11の挿入穴13は、固定筒部1
1の外側壁部25と内側壁部21、それに外側壁部と内
側壁部に挟まれた左側壁部30と右側壁部31によって
形成され、上下が矩形に開口するように外側壁部25と
内側壁部21は左側壁部30、右側壁部31を介して接
続している。この左右の壁部には、差し込み片部14を
挿入穴13に挿入したあと抜け落ちることのないよう
に、左右の壁部から挿入穴の内方に向けてリブ32、3
2が設けられ、このリブ32、32は、差し込み片部1
4が挿入し易いように下方に向けて狭まるテーパー面と
なっている。
【0013】リブ32は、差し込み片部14をボトル本
体10の挿入穴13から引き抜こうとする際、係止片部
18の外側端部がリブ32にあたって、二股に分かれて
いる係止片部18の先端が拡がろうとする動きを抑制す
る働きを担っている。また本実施例ではリブ32は左右
の側壁部30、31に形成させたが、内側壁部21と外
側壁部25に形成させても良い。挿入穴13の外側壁部
25の上部には、凹部26、26及び凹部27が形成さ
れており、凹部26、26に第1ヒンジ15、15が支
持され、凹部27に第2ヒンジ16が支持されている。
なお、28はボトルの口部29に固定する圧入筒部であ
り、これによって固定筒部11はボトル本体10に固定
される。
【0014】
【発明の効果】本発明にかかるヒンジキャップによれ
ば、差し込み片部が二股に分かれており、一対の係止片
部の間に挿入穴側の嵌合部が嵌合し、さらに嵌合部の下
部が係止片部の下部にあたるあご部によって保持されて
いると共に、挿入穴の両側壁部に内方に突出したリブを
設けたので、ヒンジキャップは容器本体にしっかり固定
され、かつ、一度容器本体に固定されたヒンジキャップ
は再び容器本体から抜け出すことのないヒンジキャップ
の取り付け構造が完成された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るヒンジキャップの取り付
け構造を表した斜視図である。
【図2】図1のヒンジキャップを取り付けたボトルの斜
視図である。
【図3】図1のヒンジキャップの取り付け構造の部分断
面図である。
【図4】従来のヒンジキャップの取り付け構造を表した
斜視図である。
【符号の説明】
10‥‥ボトル本体 11‥‥固定筒部 12‥‥ヒンジキャップ 12a‥蓋体本体 13‥‥挿入穴 14‥‥差し込み片部 14a、26、27‥‥凹部 15‥‥第1ヒンジ 16‥‥第2ヒンジ 16a‥弾性部 16b‥薄肉部 17‥‥溝 18‥‥係止片部 19‥‥円弧形状部 20‥‥溝 21‥‥内側壁部 22‥‥嵌合部 23‥‥あご部 24‥‥フランジ 25‥‥外側壁部 28‥‥圧入筒部 29‥‥口部 30‥‥左側壁部 31‥‥右側壁部 32‥‥リブ 111‥‥固定筒部 112‥‥ヒンジキャップ 113‥‥挿入穴 114‥‥差し込み片部 117‥‥溝 118‥‥係止片部 121‥‥内側壁部 122‥‥嵌合部 123‥‥あご部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボトル本体の口部周囲に嵌合固定される固
    定筒部と、この固定筒部の上面を閉鎖するヒンジキャッ
    プとが別体に形成され、前記固定筒部にボトル本体の縦
    方向に延びる挿入穴が形成され、この挿入穴に前記ヒン
    ジキャップの板状の差し込み片部を差し込んで固定する
    ヒンジキャップの取り付け構造であって、 前記差し込み片部の下端部に縦方向に延びる溝により二
    股に分岐する一対の係止片部が形成され、この一対の係
    止片部の相対する内側の側面部に互いに接近方向に突出
    するあご部が形成され、前記挿入穴を形成する幅の広い
    内壁面に前記一対の係止片部が嵌合する嵌合部が形成さ
    れ、前記差し込み片部を前記挿入穴に挿入した時に、こ
    の嵌合部の下部が前記一対の係止片部のあご部に保持さ
    れているヒンジキャップの取り付け構造において、 前記差し込み片部の左右側端部には、係止片部の弾性変
    形を許容する凹部がそれぞれ形成されると共に、前記挿
    入穴を形成する幅の広い内壁あるいはその両側面には、
    挿入された差し込み片部が引き抜けないように、挿入穴
    の中央方向に突出し上方に向けて拡がるテーパー面を有
    するリブがそれぞれ形成されていることを特徴とするヒ
    ンジキャップの取り付け構造。
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Cited By (3)

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