JPH09248806A - フィンガー部の接着剤塗布方法 - Google Patents

フィンガー部の接着剤塗布方法

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JPH09248806A
JPH09248806A JP8737596A JP8737596A JPH09248806A JP H09248806 A JPH09248806 A JP H09248806A JP 8737596 A JP8737596 A JP 8737596A JP 8737596 A JP8737596 A JP 8737596A JP H09248806 A JPH09248806 A JP H09248806A
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JP
Japan
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adhesive
wood
finger
agent
curing agent
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Pending
Application number
JP8737596A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Kato
義昭 加藤
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Aica Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Aica Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主剤と硬化剤を自動混合した接着剤糊液を、
木片のフィンガー部に吹付塗布することにより、各種の
フィンガー部に接着剤を確実に塗布する。 【構成】 木片20の端部に形成した多数の山形の切込
みからなるフィンガー部21に2液型接着剤を塗布する
に際し、主剤1及び硬化剤2を、それぞれスタテックミ
キサーまたはミキシングチャンバーに送り込み、主剤と
硬化剤を混合して接着剤糊液11となし、噴霧器6によ
り、フィンガー部21に接着剤糊液11を吹付塗布する
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木片の端部に形成した
フィンガー部全体に、接着剤を確実に塗布することがで
きるフィンガー部の接着剤塗布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】木材資源の有効利用法として、木材中の
節目や曲がり,割れなどの不良部分を除去して所定の長
さの木片を切出す。そして、この木片の両端部にフィン
ガーと称する多数の山形の切込みを形成し、これらの木
片をフィンガー部が相互にかみ合うようにして順次直列
に並べて軸方向の圧締を加えることによって、糊付け接
着された長尺の真直材料を製造するようになっている。
【0003】フィンガージョイント装置は、木片の両端
部に形成したフィンガー部に、接着剤を塗布する接着剤
塗布装置を備えている。従来の接着剤塗布装置は、木片
のフィンガー部を構成する山形のピッチと等しいピッチ
の山形歯が形成された専用の治具を備え、該治具をタン
クに貯留した接着剤にどぶ漬けすることにより、各山形
歯の表面に接着剤を付着させるよう構成されている。
【0004】そして、フィンガー部への接着剤の塗布作
業に際しては、複数の木片を水平方向に並ぶように集成
した木片群が塗布位置に到来した際に、タンクに貯留し
た接着剤にどぶ漬けされていた治具を、木片群における
フィンガー部と対向する位置に臨ませる。次いで、この
治具を前記フィンガー部に圧着させることにより、当該
治具の各山形部に付着している接着剤をフィンガー部に
転移させるようになっている。なお、複数の木片を垂直
方向に並ぶように集成した状態で、フィンガー部に接着
剤を塗布することもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の如き従来の接着
剤塗布方法では、治具に形成した山形歯を、木片のフィ
ンガー部における各山形の切込み部に差し込むことによ
り、山形歯に付着している接着剤を切込み部に転移させ
ている。この場合において、フィンガー部における切込
み部のピッチや長さ(深さ)寸法が変更された際には、
これに対応した山形歯を形成した治具と交換する必要が
あった。すなわち、治具はフィンガー部の種類毎に用意
する必要があり、製造コストが嵩むと共に、保管管理が
煩雑となる欠点があった。
【0006】また、前記塗布装置では、一度に複数枚の
木片に接着剤を塗布するようになっているが、各木片の
フィンガー部が揃っていないと、治具の山形歯をフィン
ガー部の切込み部に差し込むことができず、接着剤の塗
布作業をなし得なくなる欠点があった。
【0007】更に、木片の並べられる切込み部のピッチ
や長さ寸法が異なる木片をまとめて、これに接着剤を塗
布することはできなかった。
【0008】また、前述したローラ状の治具を使用する
場合は、ローラの径によって、接着剤の塗布し得る長さ
に限定される難点もあった。
【0009】更に、ローラ状でない板状の端面に山形歯
を備えた治具により、フィンガー部に接着剤を塗布する
方法もあるが、この方法においても、前述したと同様の
問題を内在している。
【0010】本発明の目的は、フィンガー部における切
込み部のピッチや長さ寸法が変更されても、塗布部材を
変換することなく、フィンガー部全体を確実に接着剤を
塗布し得る接着剤塗布方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、木片の端部に
形成した多数の山形の切込みからなるフィンガー部に2
液型接着剤を塗布するに際し、主剤及び硬化剤を、それ
ぞれスタテックミキサーまたはミキシングチャンバーに
送り込み、主剤と硬化剤を混合して接着剤糊液となし、
該糊液を噴霧器によりフィンガー部に吹付塗布すること
を特徴とするフィンガー部の接着剤塗布方法である。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係るフィンガー部の接着剤の
塗布方法につき、実施例の添付図面により説明する。図
1は木片(20)群のフィンガー部(21)に接着剤糊
液(11)を塗布する場合の工程の概略説明図である。
【0013】2液型接着剤(1)(2)の主剤(1)タ
ンク、硬化剤(2)タンクにストックされ、それぞれ流
量可変式のポンプ(3)(3’)にミキシングヘッド
(4)にパイプ(1a),(2a)を通して送り込ま
れ、スタテックミキサー(5)で混合されるか、または
モーター(9)に接続された撹拌羽根により混合される
ミキシングチャンバー(5)へと押し出される。
【0014】ミキシングチャンバー(5)は筒状容器の
内部において長さ方向に撹拌機の撹拌羽根が位置し、モ
ーター(9)に同軸で接続されていて、送り込まれた主
剤(1)及び硬化剤(2)の両液は内部において撹拌混
合されたのち接着剤糊液(11)として、噴霧器(6)
に押し出され、エアコンプレッサー(12)よりの空気
圧を利用して、エアスプレーまたはエアレススプレーに
より吹付け塗布する。
【0015】ミキシングヘッド(4)の入口近傍には、
主剤(1)用のパイプ(1a)及び硬化剤(2)用のパ
イプ(2a)と洗浄用のパイプ(7)とを切変えるバル
ブ(13a)及び(13b)が取り付けられている。ま
た、ミキシングヘッド(4)には使用後、スタテックミ
キサー(5)またはミキシングチャンバー(5)内部を
洗浄するための洗浄パイプ(7)が接続されていて、バ
ルブ(13a)(13b)の切替えにより洗浄液(1
0)タンクから水,溶剤などの洗浄液(10)がポンプ
(8)にて圧送され、洗浄パイプ(7),スタテックミ
キサー(5)またはミキシングチャンバー(5)ならび
に噴霧器(6)等の内部に残留した接着剤糊液(11)
を排出し、内部を洗浄することができる。
【0016】噴霧器(6)としては、市販品で塗料や接
着剤などを吹付け塗布できるスプレーガンが使用でき
る。
【0017】本発明で使用される2液型接着剤として
は、フェノール樹脂,レゾシノール樹脂,メラミン樹
脂,尿素樹脂等のホルマリン系樹脂接着剤,ウレタン系
樹脂接着剤,エポキシ系樹脂接着剤,水性ビニルウレタ
ン系樹脂接着剤など主剤と硬化剤とからなる接着剤が挙
げられる。
【0018】接着剤組成物の主剤と硬化剤の混合比率
は、予め流量システムに設定されるか、流量可変ポンプ
の調節により行うか、あるいは主剤と硬化剤とに配合上
の工夫がなされ反応的な量比関係から混合比率を調整す
る方法が採用される。
【0019】
【発明の効果】本発明では、2液型接着剤の主剤と硬化
剤を自動混合した接着剤糊液をスプレー塗布するので、
可使時間が短くて、硬化時間の速い接着剤が使用できる
ので、接着作業時間の短縮化をもたらす。
【0020】また、噴霧器(スプレー装置)による吹付
け塗布により、木片のフィンガー部に接着剤を塗布する
ので、フィンガー部における切込み部のピッチや長さ寸
法が異なっていても、同一の噴霧器を使用してフィンガ
ー部全体に接着剤を確実に塗布することができる。すな
わち、前記従来法の如き、フィンガー部のピッチや長さ
寸法に応じた各種の塗布部材(治具)を用意する必要が
なく、製造コストを低廉にし得ると共に、保管管理を簡
略化し得る。
【0021】また、複数枚の木片を集成した状態でフィ
ンガー部に接着剤を塗布する場合において、各フィンガ
ー部が揃っていなくても、接着剤を噴霧状態で塗布する
ので、フィンガー部全体に接着剤を塗布することができ
る。従って、フィンガー部のピッチや長さ寸法が異なる
木片を集成したものであっても、そのフィンガー部全体
に接着剤を塗布し得る利点がある。
【0022】同様に、従来法の塗布部材(治具)による
フィンガー部の破損や、接着剤の塗布むらも生じない。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の接着剤塗布方法の概略図であ
る。
【符号の説明】
1 主剤 2 硬化剤 3,3’ ポンプ 4 ミキシングヘッド 5 スタテックミキサーまたはミキシングチャン
バー 6 噴霧器 7 洗浄パイプ 8 ポンプ 9 モーター 10 洗浄液 11 接着剤糊液 12 エアコンプレッサー 13a バルブ 13b バルブ 13c バルブ 20 木片 21 フィンガー部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木片の端部に形成した多数の山形の切込
    みからなるフィンガー部に2液型接着剤を塗布するに際
    し、主剤及び硬化剤を、それぞれスタテックミキサーま
    たはミキシングチャンバーに送り込み、主剤と硬化剤を
    混合して接着剤糊液となし、該糊液を噴霧器によりフィ
    ンガー部に吹付塗布することを特徴とするフィンガー部
    の接着剤塗布方法。
JP8737596A 1996-03-15 1996-03-15 フィンガー部の接着剤塗布方法 Pending JPH09248806A (ja)

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