JPH09248492A - 燃焼炉における噴霧ノズル装置 - Google Patents

燃焼炉における噴霧ノズル装置

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JPH09248492A
JPH09248492A JP8058604A JP5860496A JPH09248492A JP H09248492 A JPH09248492 A JP H09248492A JP 8058604 A JP8058604 A JP 8058604A JP 5860496 A JP5860496 A JP 5860496A JP H09248492 A JPH09248492 A JP H09248492A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルチップのすぐ後側部分の噴霧管の露点
腐食を防止する。 【解決手段】 ごみ焼却炉1の内部に液剤4を噴霧する
噴霧ノズル装置3において、炉壁2に、液剤4を供給す
る噴霧管7が設けられ、噴霧管7の先端にノズルチップ
8が着脱自在に設けられ、ノズルチップ8の後部に、噴
霧管7に外嵌されて噴霧管7を保護する保護管13が着脱
自在に取付けられ、噴霧管7は炉壁2に取付けた筒6の
内部に設けられ、この筒6の内部にパージ用の空気25を
流す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ごみ焼却炉や石炭
焚きボイラなどの燃焼炉における噴霧ノズル装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、燃焼炉の一例であるごみ焼却炉に
設けられる噴霧ノズル装置としては、例えば図5に示す
ような無触媒脱硝装置の噴霧ノズル装置60が挙げられ
る。この噴霧ノズル装置60は、尿素水に圧縮空気を混入
した液剤61をごみ焼却炉62の内部に噴霧するものであ
り、炉壁63に形成された取付孔64に挿通されている。上
記噴霧ノズル装置60は、液剤61を供給する噴霧管65と、
この噴霧管65の先端に着脱自在に取付けられたノズルチ
ップ66とから構成されている。上記噴霧管65の後部に
は、噴霧管65へ尿素水を供給する尿素水供給ライン67
と、噴霧管65へ圧縮空気を供給する圧縮空気供給ライン
68とが接続されている。
【0003】これによると、ノズルチップ66の噴口にダ
ストが詰まって閉塞したり、ノズルチップ66が腐食した
り熱損傷を受けた場合は、ノズルチップ66を交換してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ごみ焼
却炉62の稼働時においては、ノズルチップ66よりも、ノ
ズルチップ66のすぐ後側の部分Aの噴霧管65の方が低温
となり、このため、取付孔64へ侵入した燃焼ガスに含ま
れる酸性水分がノズルチップ66のすぐ後側の部分Aの噴
霧管65の表面で凝縮し、その結果、この部分Aの噴霧管
65が露点腐食を起こし、短期間に頻繁に取り換えなけれ
ばならないといった問題があった。
【0005】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、ノズルチップのすぐ後側部分の噴霧管の露点腐食を
防止することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、燃焼炉
内に液剤を噴霧する噴霧ノズル装置において、炉壁に、
液剤を供給する噴霧管を設け、この噴霧管の先端に、噴
口を有するノズルチップを設け、ノズルチップの後部
に、噴霧管を保護する保護管を着脱自在に取付けたこと
を特徴としたものである。
【0007】これによると、保護管を取付けたことによ
り、噴霧管と保護管との間に空気層が形成され、この空
気層の断熱効果により保護管が露点温度以下に冷却され
ることがなくなるため、ノズルチップのすぐ後側部分の
噴霧管の露点腐食を防止することができる。さらに、保
護管が腐食した場合は、保護管を取り外して交換すれば
よいため、噴霧管の使用寿命を延ばすことができる。
【0008】さらに、請求項2記載の発明は、噴霧管を
炉壁に取付けた筒内に設け、この筒内にパージ用の気体
を流すことを特徴としたものである。これによると、筒
内にパージ用の気体を流すことにより、噴霧管と保護管
およびノズルチップの外面がパージ用の気体で空洗され
るため、噴霧管と保護管およびノズルチップの露点腐食
を防止することができる。
【0009】さらに、請求項3記載の発明は、ノズルチ
ップが炉壁内面から炉内へ突出する突出位置と、ノズル
チップが筒内に退入する退入位置との間で、噴霧管を出
退させる出退装置を設けたことを特徴としたものであ
る。
【0010】これによると、燃焼炉の稼働時において
は、ノズルチップが炉壁内面から炉内へ突出する突出位
置まで噴霧管を突出させておくことにより、ノズルチッ
プの噴口から垂れ落ちた液剤が炉壁の内面に付着するの
を防止できる。したがって、ノズルチップから垂れ落ち
た液剤が炉壁の内面に悪影響を及ぼすことを防止するこ
とができる。
【0011】また、燃焼炉の休止時においては、ノズル
チップが筒内に退入する退入位置まで噴霧管を退入させ
ておくことにより、炉内の修理や清掃の際に邪魔になら
ない。
【0012】さらに、請求項4記載の発明は、出退装置
としてシリンダ装置を噴霧管の後方に設け、このシリン
ダ装置のピストンロッドの先端部と噴霧管の後端部とを
切離し可能な継手で連結し、シリンダ装置を噴霧管の後
方から退避させる退避手段を設けたことを特徴としたも
のである。
【0013】これによると、継手の部分でシリンダ装置
のピストンロッドと噴霧管とを切り離し、その後、退避
手段によりシリンダ装置を噴霧管の後方から退避させ
る。これにより、噴霧管を筒内から後方へ抜き出すこと
ができる。したがって、噴霧管とノズルチップの点検や
掃除および保護管の交換を容易に行える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図4に基づいて説明する。1は燃焼炉の一例であるご
み焼却炉であり、キャスタブルで形成された炉壁2に
は、無触媒脱硝装置の噴霧ノズル装置3が設けられてい
る。上記噴霧ノズル装置3は、尿素水に圧縮空気を混入
した液剤4をごみ焼却炉1の内部に噴霧するものであ
り、筒6の内部に挿通された噴霧管7と、この噴霧管7
の先端に設けられたノズルチップ8と、噴霧管7の後方
に設けられたシリンダ装置9と、シリンダ装置9を支持
する支持フレーム体10とから構成されている。
【0015】図3に示すように、上記ノズルチップ8
は、噴口12を有しており、噴霧管7の先端に着脱自在に
ねじ込まれて装着されている。ノズルチップ8の後部に
は、噴霧管7を保護する保護管13が設けられている。こ
の保護管13は噴霧管7に外嵌され、ノズルチップ8の後
部に形成されたオネジ部14に保護管13の先端に形成され
たメネジ部15が螺合することにより、保護管13が着脱自
在にノズルチップ8に連結固定される。
【0016】図1,図2に示すように、上記筒6は軸長
方向で第1筒体6aと第2筒体6bとに2分割されてお
り、第1筒体6aの先端部が炉壁2に形成された取付孔
16に嵌入されて取付けられ、第2筒体6bはフランジ17
とボルト,ナット18とを介して第1筒体6aの後端に取
付けられている。第2筒体6bの後端には蝶番ボルト20
と柄付ナット21とを介して蓋板22が取付けられており、
上記噴霧管7の後部は蓋板22に形成された貫通孔23から
後方へ突出している。また、上記第1筒体6aの内部後
端には、噴霧管7を下方から受ける受け板24が設けられ
ている。さらに、上記第1筒体6aには、筒6の内部に
パージ用の空気25を供給するパージ用空気供給管26が接
続されている。
【0017】上記蓋板22から後方へ突出した噴霧管7の
後端部には、噴霧管7内に尿素水を供給する尿素水供給
管27と、圧縮空気を供給する圧縮空気供給管28とが接続
されている。
【0018】また、上記シリンダ装置9は、ノズルチッ
プ8が炉壁2の内面から炉1の内部へ突出する突出位置
Xと、ノズルチップ8が筒6の内部に退入する退入位置
Yとの間で、噴霧管7を出退させる出退装置の一例であ
り、ピストンロッド9aの先端部と噴霧管7の後端とは
切離し可能な継手30で連結されている。すなわち、上記
継手30は、ピストンロッド9aの先端に設けられかつ一
対の継手アーム31を有するU形状の第1継手部材32と、
噴霧管7の後端に設けられかつ上記第1継手部材32の両
継手アーム31間に脱抜可能に挿入された第2継手部材33
と、これら第1継手部材32と第2継手部材33とに脱抜可
能に嵌入された連結ピン34とから構成されている。
【0019】また、上記支持フレーム体10は、第2筒体
6bの外周面に設けられて後方へ延びている固定フレー
ム35と、この固定フレーム35の後部上面に取付けられた
L形状の可動フレーム36とから構成されている。上記可
動フレーム36の縦板部36aには上記シリンダ装置9の本
体9bの先端が取付けられている。また、可動フレーム
36の横板部36bの一側端と固定フレーム35の後部の一側
端とは前後一対のヒンジ37(退避手段の一例)で連結さ
れており、これにより上記可動フレーム36は、シリンダ
装置9とともに、ヒンジ37の前後方向軸心38の回りに回
動自在となっており、図4の仮想線で示すように可動フ
レーム36を固定フレーム35の後部上面から一側方かつ下
方へ回動することによって、図2の仮想線で示すように
シリンダ装置9を噴霧管7の後方から退避させることが
できる。また、可動フレーム36の横板部36bの他側端と
固定フレーム35の後部の他側端とは着脱自在な蝶ボルト
39とナット40とで連結固定されている。
【0020】また、図1に示すように、上記噴霧管7と
筒6とは焼却炉1の内側を下位にして傾斜して取付けら
れており、これに応じて上記シリンダ装置9も支持フレ
ーム体10で傾斜して支持されている。
【0021】上記尿素水供給管27の途中と圧縮空気供給
管28の途中とはパージ用配管41で連通されている。この
パージ用配管41はパージ用弁42により開閉され、さら
に、パージ用配管41の接続位置よりも上流における尿素
水供給管27には尿素水供給用弁43が設けられ、パージ用
配管41の接続位置よりも上流における圧縮空気供給管28
には圧縮空気供給用弁44が設けられている。
【0022】以下、上記構成における作用を説明する。
ごみ焼却炉1を稼働している際には、尿素水供給管27か
ら供給された尿素水と圧縮空気供給管28から供給された
圧縮空気とが噴霧管7に供給され、尿素水に圧縮空気の
混合した液剤4がノズルチップ8の噴口12から炉1の内
部に向けて噴霧される。この時、図1の実線で示すよう
に、噴霧管7は突出位置Xまで突出しているため、ノズ
ルチップ8が炉壁2の内面から炉1の内部へ突出してお
り、上記噴口12から垂れ落ちた液剤4が炉壁2の内面に
付着するのを防止できる。したがって、ノズルチップ8
から垂れ落ちた液剤4が炉壁2の内面に悪影響を及ぼす
ことを防止することができる。
【0023】また、保護管13を取付けたことにより、噴
霧管7と保護管13との間に空気層が形成され、この空気
層の断熱効果により保護管13が露点温度以下に冷却され
ることがなくなるため、ノズルチップ8のすぐ後側部分
の噴霧管7の露点腐食を防止することができる。さら
に、保護管13が腐食した場合は、図3の仮想線で示すよ
うに、保護管13を回してノズルチップ8から取外し、ノ
ズルチップ8を回して噴霧管7の先端から取外した後、
保護管13を噴霧管7の先端から脱抜し、そして、新品の
保護管13を噴霧管7の先端に外嵌し、ノズルチップ8を
噴霧管7の先端にねじ込んだ後、保護管13のメネジ部15
をノズルチップ8のオネジ部14にねじ込めばよい。この
ように、保護管13を容易に交換し得るため、噴霧管7の
使用寿命を延ばすことができる。
【0024】尚、ノズルチップ8の噴口12にダストが詰
まって閉塞したり、ノズルチップ8が腐食したり熱損傷
を受けた場合は、同様にして、ノズルチップ8のみを交
換することも可能である。
【0025】さらに、パージ用空気供給管26から筒6の
後部へ供給された空気25は筒6の内部を流れて先端開口
部45から炉1の内部に放出されるため、噴霧管7と保護
管13およびノズルチップ8の外面が空気25で空洗され、
噴霧管7と保護管13およびノズルチップ8の露点腐食を
防止することができる。
【0026】また、噴霧管7と筒6とはごみ焼却炉1の
内側を下位にして傾斜して取付けられているため、ノズ
ルチップ8から噴霧された液剤4の吹き返しによるドレ
ンが筒6の内部に侵入しても、傾斜に沿って筒6の先端
開口部45から炉1の内部へ流れ出て、筒6の内部にドレ
ンが溜るのを防止することができる。
【0027】また、圧縮空気供給用弁44を開けたままの
状態で、一時的に尿素水供給用弁43を閉じるとともにパ
ージ用弁42を開けることにより、圧縮空気が圧縮空気供
給管28からパージ用配管41を通って尿素水供給管27に流
入するため、尿素水供給用弁43よりも下流側の尿素水供
給管27内をパージすることができる。
【0028】また、異常発生や清掃のためにごみ焼却炉
1を停止させた際には、図1の仮想線で示すように、ノ
ズルチップ8が筒6内に退入する退入位置Yまで噴霧管
7を退入させておくことにより、炉内の修理や清掃の際
にノズルチップ8や噴霧管7の先端部が邪魔にならな
い。
【0029】さらに、ごみ焼却炉1の停止時において、
図2の仮想線で示すように継手30の連結ピン34を脱抜
し、シリンダ装置9のピストンロッド9aをわずかに退
入させて、第1継手部材32の両継手アーム31から第2継
手部材33を脱抜することにより、ピストンロッド9aと
噴霧管7とが切り離される。その後、蝶ボルト39とナッ
ト40とを取外し、可動フレーム36をシリンダ装置9とと
もに、ヒンジ37の前後方向軸心38の回りに回動させ、図
4の仮想線で示すように可動フレーム36を固定フレーム
35の後部上面から一側方かつ下方へ回動させる。これに
より、図2の仮想線で示すように、シリンダ装置9を噴
霧管7の後方から退避させることができる。その後、柄
付ナット21を緩めて蝶番ボルト20を蓋板22から外して、
蓋板22を第2筒体6bから取外すことにより、噴霧管7
を筒6の内部から後方へ容易に抜き出すことができる。
したがって、噴霧管7とノズルチップ8の点検や掃除お
よび保護管13の交換を容易に行える。
【0030】上記実施の形態では、燃焼炉における噴霧
ノズル装置の一例として、ごみ焼却炉1に設けられた無
触媒脱硝装置の噴霧ノズル装置3を挙げたが、ごみ焼却
炉1内の温度調節のために水を噴霧する噴霧ノズル装置
であってもよく、さらには、石炭焚きボイラに設けられ
て尿素水を噴霧し脱硫・脱硝を行う噴霧ノズル装置であ
ってもよい。また、尿素水に限らず、他の還元剤を用い
てもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明によると、保護管を取付けたことによ
り、噴霧管と保護管との間に空気層が形成され、この空
気層の断熱効果により保護管が露点温度以下に冷却され
ることがなくなるため、ノズルチップのすぐ後側部分の
噴霧管の露点腐食を防止することができる。したがっ
て、NOX の除去能力に悪影響が出ることはなく、長期
の連続した安定運転が可能となる。さらに、保護管が腐
食した場合は、保護管を取り外して交換すればよいた
め、噴霧管の使用寿命を延ばすことができる。
【0032】さらに、請求項2記載の発明によると、筒
内にパージ用の気体を流すことにより、噴霧管と保護管
およびノズルチップの外面がパージ用の気体で空洗され
るため、噴霧管と保護管およびノズルチップの露点腐食
を防止することができる。
【0033】さらに、請求項3記載の発明によると、燃
焼炉の稼働時においては、ノズルチップが炉壁内面から
炉内へ突出する突出位置まで噴霧管を突出させておくこ
とにより、ノズルチップの噴口から垂れ落ちた液剤が炉
壁の内面に付着するのを防止できる。したがって、ノズ
ルチップから垂れ落ちた液剤が炉壁の内面に悪影響を及
ぼすことを防止することができる。
【0034】また、燃焼炉の休止時においては、ノズル
チップが筒内に退入する退入位置まで噴霧管を退入させ
ておくことにより、炉内の修理や清掃の際に邪魔になら
ない。
【0035】さらに、請求項4記載の発明によると、継
手の部分でシリンダ装置のピストンロッドと噴霧管とを
切り離し、その後、退避手段によりシリンダ装置を噴霧
管の後方から退避させる。これにより、噴霧管を筒内か
ら後方へ抜き出すことができる。したがって、噴霧管と
ノズルチップの点検や掃除および保護管の交換を容易に
行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における噴霧ノズル装置の
側面図である。
【図2】同噴霧ノズル装置の平面図である。
【図3】噴霧管に装着されたノズルチップと保護管との
断面図である。
【図4】退避手段の正面図である。
【図5】従来の噴霧ノズル装置の概略側面図である。
【符号の説明】
1 ごみ焼却炉(燃焼炉) 2 炉壁 3 噴霧ノズル装置 4 液剤 6 筒 7 噴霧管 8 ノズルチップ 9 シリンダ装置(出退装置) 9a ピストンロッド 12 噴口 13 保護管 25 パージ用の空気 30 継手 37 ヒンジ(退避手段) X 突出位置 Y 退入位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼炉内に液剤を噴霧する噴霧ノズル装
    置において、炉壁に、液剤を供給する噴霧管を設け、こ
    の噴霧管の先端に、噴口を有するノズルチップを設け、
    ノズルチップの後部に、噴霧管を保護する保護管を着脱
    自在に取付けたことを特徴とする燃焼炉における噴霧ノ
    ズル装置。
  2. 【請求項2】 噴霧管を炉壁に取付けた筒内に設け、こ
    の筒内にパージ用の気体を流すことを特徴とする請求項
    1記載の燃焼炉における噴霧ノズル装置。
  3. 【請求項3】 ノズルチップが炉壁内面から炉内へ突出
    する突出位置と、ノズルチップが筒内に退入する退入位
    置との間で、噴霧管を出退させる出退装置を設けたこと
    を特徴とする請求項2記載の燃焼炉における噴霧ノズル
    装置。
  4. 【請求項4】 出退装置としてシリンダ装置を噴霧管の
    後方に設け、このシリンダ装置のピストンロッドの先端
    部と噴霧管の後端部とを切離し可能な継手で連結し、シ
    リンダ装置を噴霧管の後方から退避させる退避手段を設
    けたことを特徴とする請求項3記載の燃焼炉における噴
    霧ノズル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3011416U (ja) * 1994-11-19 1995-05-30 日本スプレーシステム株式会社 噴霧ノズル移動装置
JPH0810555A (ja) * 1994-06-30 1996-01-16 Ebara Corp 排ガスへの液体噴霧装置

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