JPH09247024A - ラジオ受信機 - Google Patents

ラジオ受信機

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JPH09247024A
JPH09247024A JP8456396A JP8456396A JPH09247024A JP H09247024 A JPH09247024 A JP H09247024A JP 8456396 A JP8456396 A JP 8456396A JP 8456396 A JP8456396 A JP 8456396A JP H09247024 A JPH09247024 A JP H09247024A
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JP
Japan
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data
reception
circuit
frequency
signal
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Application number
JP8456396A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Miyazaki
良朗 宮崎
Koji Suzuki
幸治 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH09247024A publication Critical patent/JPH09247024A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 BTM機能を自動化する。 【解決手段】 受信周波数を制御する制御回路40と、
受信信号の有無を検出する検出回路28とを設ける。受
信周波数のデータを記憶するメモリ44と、自車位置を
検出する検出手段61、62とを設ける。自車位置が所
定の値以上変化したとき、検出手段61、62の検出信
号にしたがって、制御回路40により受信周波数の変更
を開始する。検出回路28が受信信号を検出したとき、
このときの受信周波数のデータをメモリ44に記憶す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として自動車
に搭載されるラジオ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載されたラジオ受信機、すな
わち、いわゆるカーラジオにより、放送を受信しながら
長距離を走行すると、最初に受信していた放送局のサー
ビスエリアを次第に外れていくので、それまで受信して
いた放送の受信状態が次第に悪くなっていく。
【0003】そこで、カーラジオとして、BTM機能と
呼ばれる機能を有するものがある。すなわち、これは、
放送の受信状態が悪くなったとき、BTMキーを押す
と、現在受信中のバンドに対してスキャンを行い、受信
レベルの高い放送波信号を受信できると、その周波数の
データを選局用のメモリにプリセット(記憶)する機能
である。
【0004】したがって、このBTM機能があれば、車
の走行につれて放送の受信状態が悪くなったとき、BT
Mキーを押すと、選局キーにプリセットされている放送
局が受信状態の良好な放送局に更新されるので、以後、
その良好な放送局を選局することができるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これまでの
BTM機能は、上記のように、ユーザ、例えば運転者が
BTMキーを押すと、その機能が実行されるものであ
り、このため、必ずしも使い勝手がよくなかった。
【0006】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明においては、自
動車に搭載されて使用されるラジオ受信機において、受
信周波数を制御する制御回路と、受信信号の有無を検出
する検出回路と、受信周波数のデータを記憶するメモリ
と、自車位置を検出する検出手段とを有し、上記自車位
置が所定の値以上変化したとき、上記検出手段の検出信
号にしたがって、上記制御回路により受信周波数の変更
を開始し、上記検出回路が受信信号を検出したとき、こ
のときの受信周波数のデータを上記メモリに記憶するよ
うにしたラジオ受信機とするものである。
【0008】この結果、自動車が所定の距離以上走行す
ると、プリセットされている放送局が自動的に更新され
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、この発明をFM用のカー
ラジオに適用した場合の一形態を示す。そして、符号1
0は放送受信用のFM受信回路を示し、アンテナ11の
受信した放送波の受信信号がフロントエンド回路(チュ
ーナ回路)12に供給されるとともに、PLL13にお
いて所定の周波数の局部発振信号が形成され、この局部
発振信号により、目的とする周波数の受信信号が中間周
波信号に周波数変換される。そして、この中間周波信号
が中間周波回路14を通じてFM復調回路15に供給さ
れてオーディオ信号が復調され、このオーディオ信号が
アンプ16を通じてスピーカ17に供給され、スピーカ
17からはフロントエンド回路12により選局された放
送の音声が出力される。
【0010】また、符号20はBTM用のサーチを行う
ためのFM受信回路であり、これもFM受信回路10と
ほぼ同様の構成とされている。すなわち、アンテナ11
の受信した放送波の受信信号がフロントエンド回路22
に供給されるとともに、PLL23において所定の周波
数の局部発振信号が形成され、この局部発振信号によ
り、目的とする周波数の受信信号が中間周波信号に周波
数変換され、この中間周波信号が中間周波回路24に供
給される。
【0011】さらに、中間周波回路24に検出回路28
が接続され、中間周波信号のレベルをチェックすること
により、フロントエンド回路22の受信した受信信号
(放送波信号)の受信レベルを示すデジタル検出信号S
D2が取り出される。また、検出回路28において、中間
周波信号のサイクル数をカウントすることにより、フロ
ントエンド回路22が放送波信号に正しく同調している
ときには“1”となり、正しく同調していないときには
“0”となる検出信号SC2も取り出される。
【0012】さらに、符号40は、システム制御用のマ
イクロコンピュータを示す。そして、このマイクロコン
ピュータ40は、CPU41と、各種の処理ルーチンが
書き込まれているROM42と、ワークエリア用のRA
M43と、各種のデータを記憶するためのメモリ44と
を有するとともに、これらメモリ42〜44はシステム
バス49を通じてCPU41に接続されている。
【0013】この場合、ROM42は、これに書き込ま
れているルーチンの一部として、例えば図2に示すBT
Mルーチン100を有する。なお、このルーチン100
の詳細については、後述する。
【0014】また、メモリ44は、データの書き込みを
電気的に行うことのできるROMとされ、あるいは、図
示はしないが、電池によりバックアップされたRAMと
され、すなわち、メモリ44は不揮発性のメモリとさ
れ、電源をオフにしたときでも、書き込まれたデータを
保持できるようにされている。
【0015】そして、図3に示すように、メモリ44
は、例えば6局分×2組のデータエリアA1〜A6、B1
〜B6を有する。そして、エリアA1〜A6には、フロン
トエンド回路12が選局を行うときの周波数のデータ、
例えばPLL13の可変分周回路(図示せず)の分周比
Nが記憶される。また、エリアB1〜B6は、フロントエ
ンド回路22が選局を行うときの周波数のデータと、そ
の受信周波数における検出信号SD2とが、1組ずつ記憶
される。
【0016】また、51は出力ポート、52、53は入
力ポート、54はキーインターフェイス回路で、これら
はシステムバス49を通じてCPU41に接続されてい
る。そして、出力ポート51はPLL13、23に接続
され、出力ポート51を通じてPLL13、23に周波
数のデータが供給されて局部発振周波数が設定され、結
果として受信周波数が設定される。
【0017】さらに、検出回路28の検出信号SD2、S
C2が入力ポート52を通じてマイクロコンピュータ40
に取り込まれるとともに、キーインターフェイス回路5
4には、選局キーK1〜K6および各種の操作キーKA〜
KNが接続される。なお、キーK1〜KNは、いずれもノ
ンロックタイプのプッシュスイッチにより構成される。
また、図3に示すように、選局キーK1〜K6は、メモリ
44のエリアA1〜A6に対応している。
【0018】さらに、自車位置の検出手段61が設けら
れ、その出力が検出回路62に供給されて自車の位置あ
るいは走行距離が検出され、その検出信号が入力ポート
53を通じてマイクロコンピュータ40に取り込まれ
る。この場合、検出手段61および検出回路62とし
て、カーナビゲーション装置における自律航法ユニット
を使用し、これからの車速パルスを使用することができ
る。あるいはカーナビゲーション装置の地図情報によ
り、自車位置を検出することもできる。
【0019】このような構成において、選局キーK1〜
K6のうちの任意の選局キーKi(i=1〜6のどれか)を
押すと、データエリアA1〜A6のうち、選局キーKiに
対応するデータエリアAiから、ここに記憶されている
周波数のデータが読み出され、この周波数のデータが出
力ポート51を通じてPLL13にセットされ、フロン
トエンド回路12の受信周波数はデータエリアAiに記
憶されている周波数のデータに対応した周波数とされ、
すなわち、選局キーKiにプリセットされている放送局
が選局される。
【0020】そして、このとき、検出手段61および検
出回路62の検出信号にしたがって、自動車の走行距離
が求められ、その走行距離が所定の距離を越えていない
ときには、ルーチン100の処理は実行されないが、越
えたときには、ルーチン100の処理が実行される。
【0021】すなわち、走行距離が所定の距離を越える
と、CPU41の処理がルーチン100のステップ10
1からスタートし、次にステップ102において、デー
タエリアB1〜B6がクリアされ、ステップ103におい
て、出力ポート51を通じてPLL23に所定の周波数
のデータが供給されてフロントエンド回路22の受信周
波数は、FM受信バンドの例えば最低周波数とされる。
【0022】続いて、処理はステップ111に進み、こ
のステップ111において、検出信号SD2が規定のレベ
ル以上であるかどうかがチェックされ、規定のレベルに
達していない場合には、処理はステップ111からステ
ップ112に進む。
【0023】そして、このステップ112において、P
LL23の発振周波数が変更されてフロントエンド回路
22の受信周波数が、それまでの周波数から1ステップ
分、例えば100kHzだけ高い周波数に変更される。
【0024】次に処理はステップ113に進み、このス
テップ113において、ステップ112による受信周波
数の変更の結果が、FM受信バンドの最高周波数を越え
たかどうかがチェックされ、越えていないときには、処
理はステップ113からステップ111に戻る。したが
って、以後、ステップ111〜113が繰り返されるこ
とになり、FM受信バンドが、その最低周波数からスキ
ャンされていくことになる。
【0025】そして、ある受信周波数のとき、放送を受
信すると、このときの検出信号SD2が規定レベル以上を
示すので、処理はステップ111からステップ114に
進み、このステップ114において、検出信号SC2をチ
ェックすることにより、放送波信号に正しく同調してい
るかどうかが判別され、正しく同調していない場合に
は、処理はステップ114からステップ112に進み、
スキャンが続行される。
【0026】しかし、ステップ114において、放送波
信号に正しく同調している場合には、処理はステップ1
14からステップ121に進み、このステップ121に
おいて、メモリ44のデータエリアB1〜B6に空きエリ
アがあるかどうかがチェックされる。
【0027】そして、空きエリアがあるときには、処理
はステップ121からステップ122に進み、このステ
ップ122において、データエリアB1〜B6の空いてい
るデータエリアであって、選局キーK1〜K6のうちのも
っとも小さい番号j(j=1〜6のどれか)の選局キーKj
に対応するデータエリアBjに、このときの受信周波数
のデータと、検出信号SD2の示す受信レベルとが記憶さ
れ、その後、処理はステップ112に進む。
【0028】したがって、スキャン中に放送を受信でき
ると、そのときの受信周波数を示すデータと、その受信
レベルを示すデータとが、メモリ44のデータエリアB
1〜B6に順に記憶されていく。すなわち、メモリ44に
は、そのとき、受信できる放送局の周波数のデータおよ
びその受信レベルのデータの組が、周波数順に記憶され
ていく。
【0029】しかし、ステップ121において、メモリ
44のデータエリアB1〜B6に空きエリアがないときに
は、処理はステップ121からステップ123に進む。
そして、このステップ123において、データエリアB
1〜B6に記憶されている受信レベルのうち、最低の受信
レベルと、そのときの検出信号SD2の示す受信レベルと
が比較され、受信レベルの高い方の受信周波数のデータ
およびその受信レベルのデータが、その比較に使用され
た受信レベルの記憶されているデータエリアに、新たに
記憶される。
【0030】続いて、処理はステップ124に進み、デ
ータエリアB1〜B6に記憶されている受信周波数のデー
タおよびその受信レベルのデータが、周波数順となるよ
うにソートされ、その後、処理はステップ112に進
む。したがって、放送波信号を6局分よりも多く受信で
きる場合には、そのうちの受信レベルの高い放送局の周
波数のデータが6局分選択されるとともに、これが周波
数順にデータエリアB1〜B6に記憶されることになる。
【0031】そして、スキャンがFM受信バンドの最高
周波数まで行われると、これがステップ113において
判別され、処理はステップ113からステップ131に
進み、このステップ131において、データエリアB1
〜B6に記憶されている周波数のデータがデータエリア
A1〜A6に転送される。
【0032】続いて、処理はステップ132に進み、こ
のステップ132において、例えばデータエリアA1か
ら周波数のデータが読み出され、この読み出されたデー
タがPLL13にセットされる。したがって、この時点
から現在の自車位置において受信できる放送局を選局で
きることになり、すなわち、BTM機能が実行されたこ
とになる。
【0033】こうして、図1のカーラジオによれば、B
TM機能を自動的に実行することができる。しかも、受
信周波数のデータのサーチ中に、アンプ16にミューテ
ィングをかける必要がなく、すなわち、音声の途切れる
ことがない。
【0034】図1のカーラジオにおいては、FM受信回
路10が放送の受信を行い、FM受信回路20がBTM
用のサーチを行う場合であるが、FM受信回路10とF
M受信回路20とが、放送の受信とBTM用のサーチと
を交互に行うこともできる。
【0035】図4は、そのようなカーラジオの一形態を
示す。すなわち、FM復調回路15からのオーディオ信
号がスイッチ回路19に供給されるとともに、中間周波
回路24からの中間周波信号がFM復調回路25に供給
されてオーディオ信号が復調され、このオーディオ信号
がスイッチ回路19に供給される。そして、スイッチ回
路19が出力ポート55を通じてマイクロコンピュータ
40により制御されるとともに、このスイッチ回路19
からのオーディオ信号がアンプ16を通じてスピーカ1
7に供給される。
【0036】また、検出回路28と同様に構成された検
出回路18が中間周波回路14に接続されて検出信号S
D2、SC2と同様の検出信号SD1、SC1が取り出され、こ
の検出信号SD1、SC1が入力ポート52を通じてマイク
ロコンピュータ40に取り込まれる。
【0037】さらに、データエリアA1〜A6も、データ
エリアB1〜B6と同様に、周波数のデータと、その周波
数における受信信号のレベルのデータを記憶できるよう
にされる。
【0038】そして、例えばスイッチ回路19が図の状
態に接続されている場合には、図1のカーラジオと同
様、FM受信回路10の受信した放送の音声がスピーカ
17から出力される。また、FM受信回路10により放
送の受信が行われている場合に、走行距離が所定の距離
を越えると、CPU41によりFM受信回路20を対象
としてルーチン100が実行され、上述のように、デー
タエリアB1〜B6に受信周波数のデータ(およびその受
信レベルのデータ)が記憶される。
【0039】そして、図4のカーラジオの場合には、ル
ーチン100のステップ131において、例えばデータ
エリアB1の受信周波数のデータがPLL23にセット
され、ステップ132において、スイッチ回路19がそ
れまでとは逆の接点に切り換えられ、すなわち、今の場
合、FM受信回路20側に切り換えられる。
【0040】したがって、以後、FM受信回路20によ
りデータエリアB1〜B6に記憶された放送局の受信がで
きるようになる。
【0041】しかし、フロントエンド回路12により放
送の受信が行われている場合に、走行距離が所定の距離
を越えると、CPU41によりFM受信回路10を対象
としてルーチン100が実行され、上述のように、デー
タエリアA1〜A6に受信周波数のデータ(およびその受
信レベルのデータ)が記憶される。
【0042】そして、今の場合には、ルーチン100の
ステップ131において、例えばデータエリアA1の受
信周波数のデータがPLL13にセットされ、ステップ
132において、スイッチ回路19がそれまでとは逆の
接点に切り換えられ、すなわち、今の場合、FM受信回
路10側に切り換えられる。
【0043】したがって、以後、再びFM受信回路10
によりデータエリアA1〜A6に記憶された放送局の受信
ができるようになる。
【0044】こうして、図4のカーラジオにおいては、
FM受信回路10と、FM受信回路20との一方が放送
の受信に使用され、他方がBTM機能の処理に使用され
るとともに、その動作が所定の走行距離ごとに交互に行
われる。
【0045】したがって、図4のカーラジオにおいて
も、BTM機能を自動的に実行することができる。ま
た、このカーラジオにおいても、受信周波数のデータの
サーチ中に、音声の途切れることがない。
【0046】図5においては、FM受信回路10によ
り、放送の受信を行うとともに、BTM用のサーチを行
うようにした場合である。すなわち、中間周波回路14
に接続された検出回路18から検出信号SD1、SC1が取
り出され、入力ポート52を通じてマイクロコンピュー
タ40に取り込まれる。また、出力ポート55の出力信
号がアンプ16にミューティング信号として供給され
る。
【0047】なお、FM受信回路20に関係する回路は
設けられない。また、メモリ44には、データエリアA
1〜A6が用意されるが、データエリアB1〜B6は設けら
れない。
【0048】そして、ふだんは、アンプ16のミューテ
ィングはオフとされ、図1のカーラジオと同様、FM受
信回路10の受信した放送の音声がスピーカ17から出
力される。
【0049】しかし、FM受信回路10により放送の受
信が行われている場合に、走行距離が所定の距離を越え
ると、アンプ16のミューティングがオンとされるとと
もに、CPU41により図2のルーチン100が実行さ
れ、データエリアA1〜A6に受信周波数のデータ(およ
びその受信レベルのデータ)が記憶される。
【0050】そして、ステップ131において、例えば
データエリアA1の受信周波数のデータがPLL13に
セットされ、続いてステップ132において、アンプ1
6のミューティングがオフとされ、ステップ133によ
りルーチン100を終了する。
【0051】こうして、図5のカーラジオにおいては、
FM受信回路10が、放送の受信と、BTM機能の処理
とに使用される。
【0052】したがって、図5のカーラジオにおいて
も、BTM機能を自動的に実行することができる。ま
た、このカーラジオにおいては、1つのFM受信回路1
0により、放送の受信と、BTM機能の処理とができる
ので、コストを低減することができる。
【0053】なお、図4のカーラジオにおいて、2本の
アンテナを設け、それぞれの受信した信号をフロントエ
ンド回路12とフロントエンド回路22とに独立に供給
するとともに、受信レベルにしたがってスイッチ回路1
9を切り換えることにより、走行距離が所定の距離に達
するまでは、ダイバーシティ受信を行うようにすること
もできる。
【0054】また、上述のカーラジオにおいて、特に図
5のカーラジオにおいて、他のオーディオ信号源、例え
ばCDプレーヤが組み合わされている場合、そのCDプ
レーヤを使用しているときに、走行距離にしたがってル
ーチン100を実行することもできる。
【0055】さらに、上述においては、ルーチン100
を実行したとき、データエリアA1〜A6(B1〜B6)の
すべてについて、受信周波数のデータの書き換えを認め
ているが、一部だけとすることもできる。また、ナビゲ
ーション装置と組み合わせることもでき、その場合に
は、一部の回路などを共通化することができる。さら
に、FM文字多重放送の受信機と組み合わせることもで
き、その場合には、例えばある放送局の文字放送を見な
がら、別の放送局の音楽を聞くことができる。
【0056】
【発明の効果】この発明によれば、BTM機能を自動的
に実行することができる。また、BTM機能が自動的に
実行されるので、地域ごとにBTM機能を設定する必要
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態を示す系統図である。
【図2】この発明の一形態を示すフローチャートであ
る。
【図3】この発明を説明するための図である。
【図4】この発明の他の形態を示す系統図である。
【図5】この発明の他の形態を示す系統図である。
【符号の説明】
10=FM受信回路、11=アンテナ、12=フロント
エンド回路、13=PLL、14=中間周波回路、15
=FM復調回路、16=アンプ、17=スピーカ、18
=検出回路、19=スイッチ回路、20=FM受信回
路、22=フロントエンド回路、23=PLL、24=
中間周波回路、25=FM復調回路、28=検出回路、
40=マイクロコンピュータ、41=CPU、42=R
OM、43=RAM、44=メモリ、49=システムバ
ス、51=出力ポート、52=入力ポート、53=入力
ポート、54=キーインターフェイス回路、55=出力
ポート、61=検出手段、62=検出回路、100=B
TMルーチン、K1〜K6=選局キー、KA〜KN=操作キ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車に搭載されて使用されるラジオ受信
    機において、 受信周波数を制御する制御回路と、 受信信号の有無を検出する検出回路と、 受信周波数のデータを記憶するメモリと、 自車位置を検出する検出手段とを有し、 上記自車位置が所定の値以上変化したとき、上記検出手
    段の検出信号にしたがって、上記制御回路により受信周
    波数の変更を開始し、 上記検出回路が受信信号を検出したとき、このときの受
    信周波数のデータを上記メモリに記憶するようにしたラ
    ジオ受信機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のラジオ受信機において、 2つのフロントエンド回路を有し、 上記2つのフロントエンド回路の一方により放送の受信
    を行い、 他方により上記受信周波数のデータの記憶を行うように
    したラジオ受信機。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のラジオ受信機において、 上記放送の受信と、上記受信周波数のデータの記憶と
    を、所定の走行距離ごとに、上記2つのフロントエンド
    回路により交互に行うようにしたラジオ受信機。
JP8456396A 1996-03-13 1996-03-13 ラジオ受信機 Pending JPH09247024A (ja)

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