JPH05206788A - Fm多重放送受信装置 - Google Patents
Fm多重放送受信装置Info
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- JPH05206788A JPH05206788A JP4010878A JP1087892A JPH05206788A JP H05206788 A JPH05206788 A JP H05206788A JP 4010878 A JP4010878 A JP 4010878A JP 1087892 A JP1087892 A JP 1087892A JP H05206788 A JPH05206788 A JP H05206788A
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Abstract
に選局できる車載用として好適なFM多重放送受信装置
を提供する。 【構成】一方のチューナ部で受信復調したデジタル信号
のデータヘッダの誤りが予め定めた値以上になったとき
には、電界強度が弱くなったとして、代替局周波数デー
タに従って、他方のチューナ部で電界強度の強い他の放
送局を選ぶように構成している。
Description
は別の音声や文字を多重して伝送するFM多重放送を受
信するための受信装置に関し、特には、車載用に好適な
FM多重放送受信装置に関する。
番組とは別の音声、文字あるいは番組コードなどに対応
するデジタル信号を多重して伝送するものであり、かか
るFM多重放送においては、多くの放送局がネットワー
クを組んで同じ番組を放送することが考えられる。
受信装置においては、車の移動に応じて、電波の受信状
況の良好な局を自動的に選局できるようにすることが望
まれる。
鑑みて為されたものであって、地域別相互間で、受信感
度の良好な局を自動的に選局できる車載用として好適な
FM多重放送受信装置を提供することを目的とする。
を達成するために、次のように構成している。
とは別の音声や文字などのデジタル信号を多重して伝送
するFM多重放送を受信するFM多重放送受信装置であ
って、二つのチューナ部と、前記両チューナ部の出力を
切換選択する選択回路と、前記チューナ部の出力から復
調されたデジタル信号のデータヘッダの誤りを検出する
誤り検出回路と、前記誤り検出回路の出力および前記デ
ジタル信号に含まれる代替局周波数データに基づいて、
前記両チューナ部の受信周波数および前記選択回路の切
換選択を制御して選局を制御する制御手段とを備え、前
記制御手段は、ある放送局を受信している一方のチュー
ナ部の出力を前記選択回路で選択することにより前記あ
る放送局を選局し、該ある放送局の受信復調されたデジ
タル信号のデータヘッダの誤りが、予め定めた値以上に
なったときに、前記代替局周波数データに従って、他方
のチューナ部によって他の放送局を受信し、該他の放送
局の受信復調されたデジタル信号のデータヘッダの誤り
が前記予め定めた値未満となったときに、前記選択回路
によって前記他方のチューナ部の出力を選択することに
より前記他の放送局を選局するようにしている。
調したデジタル信号のデータヘッダの誤りが予め定めた
値以上になったときには、電界強度が弱くなったとし
て、代替局周波数データに従って、他方のチューナ部で
電界強度の強い他の放送局を選ぶようにしているので、
車載用とした場合に、車の移動に応じて、電波の受信状
況の良好な局を自動的に選局できることになる。
て、詳細に説明する。
あり、この実施例では、FM多重放送が受信可能な車載
用のラジオ受信機に適用して説明する。
ンテナ2,3と、各アンテナ2,3出力がそれぞれ与え
られる二つの第1,第2チューナ部4,5と、両チュー
ナ部4,5の出力を切換信号に応じて切換選択する選択
回路6と、選択されたチューナ部4,5のFM検波出力
から復調部7で多重信号を取り出し、この復調部7から
のデジタル信号に対してディスクランブルや誤り訂正な
どの所定の信号処理を施して音声信号データや文字信号
データを取り出すデジタル信号処理部8と、第1,第2
PLL回路9,10を介して各チューナ部4,5の受信
周波数を制御するとともに、選択回路6を制御すること
によって選局を制御する制御手段としてのマイクロコン
ピュータ11と、復調部7からのデジタル信号のデータ
ヘッダの誤りを検出して対応する出力をマイクロコンピ
ュータ11に出力するデータヘッダ誤り検出回路12と
を備えている。
出力を選択増幅して中間周波数にそれぞれ変換する第
1,第2フロントエンド13,14と、各フロントエン
ド13,14からの中間周波信号をFM検波する第1,
第2検波回路15,16とを含んでいる。
ルデータの構成は、図2に示されるように、データヘッ
ダと、272ビット(1パケット)のデータとからな
り、データヘッダは、フレームの区切りを示すフレーミ
ングコード(FC)と、フレーム内の信号構成を規定す
るモードコントロールコード(MC)とからなる。
ミングコードおよびモードコントロールコードの少なく
とも一方についての誤りを検出するものである。
情報として、同じプログラムを放送している放送局の周
波数リスト、すなわち、代替局周波数データが含まれて
いる。
車の移動に応じて、電波の受信状況の良好な局を自動的
に選局できるようにするために、制御手段としてのマイ
クロコンピュータ11は、受信状態を示すデータヘッダ
誤り検出回路12の出力および受信されているFM多重
放送に含まれている前記代替局周波数データに基づい
て、各チューナ部4,5および選択回路6を次のように
制御して選局を制御する。
しない操作部による選局操作に応じて、対応する制御電
圧を第1,第2PLL回路9,10に出力し、これによ
って、第1,第2チューナ部4,5は、同一の放送局
(以下、「第1の放送局」という)のFM多重放送を受
信することになる。このとき、選択回路6は、例えば、
第1チューナ部4の出力を選択しており、この選択され
たFM検波出力から多重信号が取り出されて復調され、
デジタル信号処理部8およびデータヘッダ誤り検出回路
12に与えられる。
ータヘッダ誤り検出回路12によって検出されるデータ
ヘッダの誤りが、予め定めた値未満であるときには、こ
の状態が保持される。また、この良好な受信状態におい
て、マイクロコンピュータ11は、受信復調されたデジ
タルデータに含まれている代替局周波数データをメモリ
に格納する。
が悪化し、データヘッダ誤り検出回路12によって検出
されるデータヘッダの誤りが、予め定めた値以上になる
と、マイクロコンピュータ11では、代替局周波数デー
タに基づき、次のようにして受信状態の良好な他の放送
局に切換える。
メモリに格納されている代替局周波数データに基づい
て、他の放送局(以下、「第2の放送局」という)の受
信周波数に対応する制御電圧を第2PLL回路10に出
力して第2チューナ部5によって前記第2の放送局のF
M多重放送を受信する。そして、選択回路6を制御して
第2チューナ部5の出力を選択し、このときに、データ
ヘッダ誤り検出回路12で検出される誤りが予め定めた
値未満であれば、すなわち、前記第2の放送局の受信状
態が良好であるときには、第1PLL回路9に対しても
第2PLL回路10と同じ制御電圧を出力して両チュー
ナ部4,5で同一の放送局である第2の放送局を受信す
る。データヘッダ誤り検出回路12で検出される誤り
が、予め定めた値以上であれば、すなわち、第2の放送
局の受信状態も悪いときには、選択回路6を制御して再
び第1チューナ部4の出力、すなわち、第1の放送局を
選択する。
は、メモリに格納されている代替局周波数データに基づ
いて、さらに別の放送局(以下、「第3の放送局」とい
う)の受信周波数に対応する制御電圧を第2PLL回路
10に出力して第2チューナ部5によって前記第3の放
送局のFM多重放送を受信する。そして、選択回路6を
制御して第2チューナ部5の出力を選択し、このとき
に、データヘッダ誤り検出回路12で検出される誤りが
予め定めた値以上であれば、上述と同様にさらに別の放
送局(第4の放送局)を受信し、予め定めた値未満であ
れば、すなわち、前記第3の放送局の受信状態が良好で
あるときには、第1PLL回路9に対しても第2PLL
回路10と同じ制御電圧を出力して両チューナ部4,5
で同一の放送局である第3の放送局を受信する。
は5で選局している放送局の受信状態が悪化したとき、
すなわち、データヘッダの誤りが予め定めた値以上にな
ったときには、他方のチューナ部5または4によって、
代替局周波数データに基づいて、受信状態が良好、すな
わち、データヘッダの誤りが予め定めた値未満となる放
送局を探して所望の局が見付かったときには、両チュー
ナ部4,5で同一の放送局を受信するようにしている。
信状況の良好な局を自動的に選局できることになる。
た一方のチューナ部4または5の出力に対応するデータ
ヘッダの誤りを検出するように構成したけれども、本発
明の他の実施例として、各チューナ部4,5の出力に対
応するデータヘッダの誤りを個別に検出する構成として
もよく、また、両チューナ部4,5で同一の放送局を受
信しているときには、受信状態の良い方を選択する、い
わゆる、ダイバーシチ受信を行うように構成してもよ
い。
はなく、例えば、FM多重放送によって伝送される地図
などのデータを受信して表示する車載用の受信機にも同
様に適用できるものである。
ューナ部で受信復調したデジタル信号のデータヘッダの
誤りが予め定めた値以上になったときには、電界強度が
弱くなったとして、代替局周波数データに従って、他方
のチューナ部で電界強度の強い他の放送局を選ぶように
しているので、車載用の受信装置として車の移動に応じ
て、電波の受信状況の良好な局を自動的に選局できるこ
とになる。
Claims (1)
- 【請求項1】FM放送に、主番組とは別の音声や文字な
どのデジタル信号を多重して伝送するFM多重放送を受
信するFM多重放送受信装置であって、 二つのチューナ部と、 前記両チューナ部の出力を切換選択する選択回路と、 前記チューナ部の出力から復調されたデジタル信号のデ
ータヘッダの誤りを検出する誤り検出回路と、 前記誤り検出回路の出力および前記デジタル信号に含ま
れる代替局周波数データに基づいて、前記両チューナ部
の受信周波数および前記選択回路の切換選択を制御して
選局を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、ある放送局を受信している一方のチュ
ーナ部の出力を前記選択回路で選択することにより前記
ある放送局を選局し、該ある放送局の受信復調されたデ
ジタル信号のデータヘッダの誤りが、予め定めた値以上
になったときに、前記代替局周波数データに従って、他
方のチューナ部によって他の放送局を受信し、該他の放
送局の受信復調されたデジタル信号のデータヘッダの誤
りが前記予め定めた値未満となったときに、前記選択回
路によって前記他方のチューナ部の出力を選択すること
により前記他の放送局を選局するものであることを特徴
とするFM多重放送受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4010878A JP3062668B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | Fm多重放送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4010878A JP3062668B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | Fm多重放送受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05206788A true JPH05206788A (ja) | 1993-08-13 |
JP3062668B2 JP3062668B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=11762590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4010878A Expired - Lifetime JP3062668B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | Fm多重放送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3062668B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020054801A (ko) * | 2000-12-28 | 2002-07-08 | 이계안 | 라디오의 수신 주파수 자동 조정방법 |
JP2007306127A (ja) * | 2006-05-09 | 2007-11-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ネットワークフォロー装置 |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP4010878A patent/JP3062668B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020054801A (ko) * | 2000-12-28 | 2002-07-08 | 이계안 | 라디오의 수신 주파수 자동 조정방법 |
JP2007306127A (ja) * | 2006-05-09 | 2007-11-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ネットワークフォロー装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3062668B2 (ja) | 2000-07-12 |
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