JPH0924597A - 製版機の加熱定着装置 - Google Patents

製版機の加熱定着装置

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JPH0924597A
JPH0924597A JP20049195A JP20049195A JPH0924597A JP H0924597 A JPH0924597 A JP H0924597A JP 20049195 A JP20049195 A JP 20049195A JP 20049195 A JP20049195 A JP 20049195A JP H0924597 A JPH0924597 A JP H0924597A
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blower
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Yutaka Ishiyama
豊 石山
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Iwatsu Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像装置で形成された画像を完全に乾燥でき
るばかりでなく、マスター板の裏面をも完全に乾燥した
状態で排出できる製版機の加熱定着装置を得るにある。 【解決手段】 画像を潜像化されたマスター板Xの静電
潜像をトナー現像した後、感光層を上方に向けた状態の
マスター板Xが摺接されながら移動されるパネルヒータ
12の熱伝導加熱及び同パネルヒータ12の上方に設け
られる上部送風機16からの機内風吹き付けによりマス
ター板Xの加熱乾燥を行い、排紙ローラ10で機外に排
出する製版機の加熱定着装置において、前記パネルヒー
タ12の下方に位置されかつ前記排出ローラと前記パネ
ルヒータ12後部との間の取り込み空間19から機内風
を取り込む下部送風機20と、この下部送風機20を含
んだ前記パネルヒータ12の下部空間22と機内空間2
3とを仕切りかつ同下部送風機20からの吐き出し温風
を前記パネルヒータ12の前部の吹き出し通路24に送
り出す送風ガイド板21とを備え、前記吹き出し通路2
4からの温風をマスター板Xの裏面に吹き付ける製版機
の加熱定着装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷用マスターを作
成する製版機に関し、特に、アルミ板等の箔板を機材と
するマスター板を用いる製版機の加熱定着装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、印刷機で使用される画像
マスターを作成する製版機においては、合成樹脂シート
の表面に酸化亜鉛等の感光材料を塗布したマスター紙を
用いるけれども、このようなマスター紙は温度や湿度に
よりかなりの伸び縮みがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、最近では、
温度条件や湿度の影響を受けないアルミ板を基材とする
マスター板が提供されているが、このマスター板を用い
て従来の製版機でマスターを作成したところ、マスター
板に付着した余剰トナーにより作業員の手や周辺機器が
汚損されることがわかった。
【0004】この理由は、製版機で用いる現像装置は、
現像液にマスター板を通す湿式現像であるため、乾燥し
難いマスター板の表面ばかりでなく、マスター板の裏面
が加熱パネルの乾燥だけでは、充分に乾燥せず、残留水
分で浮遊状態となったトナーが周囲を汚損することが原
因であるけれども、トナーのこのような不安定状態が生
じると、トナー画像自体の乱れの原因ともなり、印刷画
質が低下してしまう問題が引き起こされる。
【0005】本発明の目的は、以上に述べたような従来
の製版機の問題に鑑み、現像装置で形成された画像を完
全に乾燥できるばかりでなく、マスター板の裏面をも完
全に乾燥した状態で排出できる製版機の加熱定着装置を
得るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的は、本発明によ
れば、画像を潜像化されたマスター板の静電潜像をトナ
ー現像した後、感光層を上方に向けた状態のマスター板
が摺接されながら移動されるパネルヒータの熱伝導加熱
及び同パネルヒータの上方に設けられる上部送風機から
の機内風吹き付けによりマスター板の加熱乾燥を行い、
排紙ローラで機外に排出する製版機の加熱定着装置にお
いて、前記パネルヒータの下方に位置されかつ前記排出
ローラと前記パネルヒータ後部との間の取り込み空間か
ら機内風を取り込む下部送風機と、この下部送風機を含
んだ前記パネルヒータの下部空間と機内空間とを仕切り
かつ同下部送風機からの吐き出し温風を前記パネルヒー
タ前部の吹き出し通路に送り出す送風ガイド板とを備
え、前記吹き出し通路からの温風をマスター板の裏面に
吹き付ける製版機の加熱定着装置により達成される。ま
た、後述する本発明の好ましい実施例においては、前記
パネルヒータは、マスター板に接触できかつ内部底面に
発熱ヒータ素子が貼着された加熱パネルと、同加熱パネ
ルの下面を覆いかつ加熱空気を放出できる複数の放熱孔
を表面に形成された覆い板とを備え、前記下部送風機は
同放熱孔からの加熱空気をも取り込む構造が説明され
る。
【0007】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例の詳細を
説明する。図1は本発明を施したデジタル製版機の全体
を示し、同図を用いてデジタル製版機の全体及び製版プ
ロセスを先ず説明する。
【0008】全体を遮光パネル1で覆われた製版機機体
の右側には複数枚のマスター板Xを収容する給紙カセッ
ト2が配置され、この給紙カセット2中のマスター板X
は給紙ローラ3の作用により一枚ずつ取り出されるが、
給紙ローラ3で取り出されたマスター板Xの表面は、帯
電前ローラ4を通る間に除電され、部分的な静電気の付
着による画質低下を予防される。
【0009】そして、帯電器Aに供給されるマスター板
Xの表面は全面に亙って帯電され、2対の調速ローラ5
A,5Bをもつ露光ステージBに供給されるけれども、
同露光ステージBの上方には図1の紙面と直角な方向に
レーザビームαを主走査するレーザ走査器Cが位置され
る。したがって、調速ローラ5A,5Bでマスター板X
が副走査方向へ送られる際、マスター板Xの表面の感光
層にレーザビームαによるデジタル画像が静電潜像化さ
れる。
【0010】また、露光ステージBの左側には、潜像化
されたマスター板Xの後続の製版プロセスを行う複数の
プロセス機器が組み込まれている。即ち、前記露光ステ
ージBの直後には、現像装置Dの現像部入口ローラ6が
位置され、この現像部入口ローラ6に引き取られたマス
ター板Xの静電潜像は同現像装置Dの現像液スプレーヘ
ッド7からの現像液噴霧によりトナー現像され、マスタ
ー板Xの表面に顕像化された画像が形成される。
【0011】この後、マスター板Xが現像装置Dの絞り
ローラ8を通過する間にマスター板Xの表面の余分な現
像液が除去され、定着前ローラ9の送り運動により同マ
スター板Xが、詳細を図2に示す加熱定着装置Eに送ら
れ、加熱定着装置Eを通過する間にマスター板Xが乾燥
され、マスター板Xの表面のトナー画像が加熱定着され
る。そして、完成されたマスターは機体左側の排紙ロー
ラ10の回転運動により排紙シュート11に排紙され、
印刷工程へ廻される。
【0012】図2は前述した加熱定着装置Eの詳細を示
し、この加熱定着装置Eは定着前ローラ9と排紙ローラ
10との間に配置されるパネルヒータ12を備えてい
る。即ち、このパネルヒータ12は、中間辺部13aを
上下方向に向けた断面コ字状の加熱パネル13を有し、
この加熱パネル13の表面には現像装置Dから送られて
くるマスター板Xの浮き上がりを防止する一対の抑えロ
ーラ14A,14Bが転接される。そして、同加熱パネ
ル13の内部底面には2枚の発熱ヒータ素子15A,1
5Bが貼着してあるから、加熱パネル13に沿って移動
されるマスター板Xに対しては、発熱ヒータ素子15
A,15Bの発熱で加熱される加熱パネル13の熱量が
マスター板Xに直接に熱伝達される。
【0013】また、前記パネルヒータ12の上方には、
図2の紙面と直角な方向に延長するシロッコファンの場
合を示す上部送風機16が配置され、この上部送風機1
6のロータ16aの回転運動により取り込まれた機内空
気が前記加熱パネル13の表面に吹き付けられ、同加熱
パネル13に沿って移動されるマスター板Xの感光層が
上部送風機16からの加熱空気の吹き付けにより乾燥さ
れる。
【0014】前記パネルヒータ12の加熱パネル13の
下面は複数の放熱孔17を形成した覆い板18で覆わ
れ、前記排紙ローラ10に向かって折り曲げられた同覆
い板18の後部折曲げ片には切欠き18aが形成され
る。前記パネルヒータ12の下方には、前記切欠き18
aにより形成される前記排紙ローラ10と前記パネルヒ
ータ12の後部12aとの間の取り込み空間19から加
熱された機内風を取り込む下部送風機20が設けられ
る。即ち、上部送風機16と同様のシロッコファンとし
て示す同下部送風機20は、そのローラ20aの回転に
より前記取り込み空間19から機内風を、また、前記放
熱孔17からの加熱空気を取り込むことができる。
【0015】一方、前記下部送風機20の下部には、前
記定着前ローラ9に向かって傾斜状態におかれた送風ガ
イド板21が配置され、この送風ガイド板21によりパ
ネルヒータ12の下部空間22と機内空間23が仕切ら
れる。この送風ガイド板21の前部21aは前記定着前
ローラ9の直後で終端され、パネルヒータ12の前部1
2bとの間に吹き出し通路24を形成するから、下部送
風機20から吐き出された温風は同吹き出し通路24か
ら上方へ向かって吹き出されることになる。
【0016】図示実施例による製版機の加熱定着装置E
は、以上のような構造であるから、乾燥し難いマスター
板Xであっても、確実に加熱乾燥できる。つまり、現像
装置Dでトナー像を形成されたマスター板Xは、感光層
を上に向けた状態で加熱定着装置Eに送られるけれど
も、同マスター板Xはパネルヒータ12からの熱伝導で
加熱されると共に、上部送風機16からの高温機内空気
が湿潤状態にある同感光層に同時に吹き付けられること
になる。したがって、マスター板Xの表面の感光層は、
パネルヒータ12からの熱量伝導及び上部送風機16か
らの吹き出し機内空気により、迅速に加熱乾燥されるか
ら、排紙ローラ10から排出されるマスター板Xの感光
層が不充分な乾燥状態にあることを防止できる。
【0017】また、マスター板Xの下面には下部送風機
20からの吐き出し温風が吹き出し通路24から吹き付
けられるけれども、この吹き出し温風は、取り込み空間
19からの高温状態の再循環機内空気とパネルヒータ1
2の放熱孔17からの高温空気とを含んでいるので、マ
スター板Xの下面に付着した残留現像液も迅速に乾燥さ
れることになる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、マスター板の感光層は上部送風機からの高温
機内空気の吹き付けとパネルヒータの熱伝導により確実
に乾燥されるばかりでなく、同マスター板の裏面の残留
現像液も再循環される高温機内空気とパネルヒータの余
熱を利用した下部送風機からの吹き出し通路の温風によ
り確実に迅速に加熱乾燥されるから、生乾きのマスター
板の排出による弊害を予防できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデジタル製版機の全体断面図であ
る。
【図2】同デジタル製版機の加熱定着装置Eの拡大断面
図である。
【符号の説明】
X マスター板 D 現像装置 E 加熱定着装置 10 排紙ローラ 11 排紙シュート 12 パネルヒータ 13 加熱パネル 16 上部送風機 17 放熱孔 18 覆い板 19 取り込み空間 20 下部送風機 21 送風ガイド板 22 下部空間 23 機内空間 24 吹き出し通路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を潜像化されたマスター板の静電潜
    像をトナー現像した後、感光層を上方に向けた状態のマ
    スター板が摺接されながら移動されるパネルヒータの熱
    伝導加熱及び同パネルヒータの上方に設けられる上部送
    風機からの機内風吹き付けによりマスター板の加熱乾燥
    を行い、排紙ローラで機外に排出する製版機の加熱定着
    装置において、前記パネルヒータの下方に位置されかつ
    前記排出ローラと前記パネルヒータ後部との間の取り込
    み空間から機内風を取り込む下部送風機と、この下部送
    風機を含んだ前記パネルヒータの下部空間と機内空間と
    を仕切りかつ同下部送風機からの吐き出し温風を前記パ
    ネルヒータ前部の吹き出し通路に送り出す送風ガイド板
    とを備え、前記吹き出し通路からの温風をマスター板の
    裏面に吹き付けることを特徴とする製版機の加熱定着装
    置。
  2. 【請求項2】 前記パネルヒータは、マスター板に接触
    できかつ内部底面に発熱ヒータ素子が貼着された加熱パ
    ネルと、同加熱パネルの下面を覆いかつ加熱空気を放出
    できる複数の放熱孔を表面に形成された覆い板とを備
    え、前記下部送風機は同放熱孔からの加熱空気をも取り
    込むことを特徴とする請求項1記載の製版機の加熱定着
    装置。
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