JPH0924595A - デジタル製版機 - Google Patents

デジタル製版機

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JPH0924595A
JPH0924595A JP20048995A JP20048995A JPH0924595A JP H0924595 A JPH0924595 A JP H0924595A JP 20048995 A JP20048995 A JP 20048995A JP 20048995 A JP20048995 A JP 20048995A JP H0924595 A JPH0924595 A JP H0924595A
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
master
exposure stage
exposure
making machine
Prior art date
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Application number
JP20048995A
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English (en)
Inventor
Kimiya Yamada
公哉 山田
Yoshiharu Niizeki
義晴 新関
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Iwatsu Electric Co Ltd
Original Assignee
Iwatsu Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 できるだけ小型で、再現性のあるカラー印刷
用マスターを画像品質を保って製版できるデジタル製版
機を得るにある。 【解決手段】 副走査方向に伸びる据付台3上のガイド
ロッド6A,に沿って等速移動できる可動台7,9に下
向きにレーザビームαを走査できる前記レーザスキャン
ユニット10を搭載し、待機位置にある前記可動台7,
9の反対側の枢支軸19を支点として傾動できる露光フ
レーム20、前記マスター板Xを真空吸着できる多孔定
盤22、この多孔定盤22に真空圧を作用できる真空箱
23を有する露光ステージAを前記据付台3に傾動可能
に支持し、待機位置にある前記可動台7,9の直下の前
記据付台3下に、前記露光ステージAから露光済マスタ
ー板Xを引き取る搬送ローラ32、現像装置E、加熱定
着装置Fを配置したデジタル製版機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷用マスターを作
成する製版機に関し、特に、アルミ板等の箔板を基材と
するマスター板を用いるデジタル製版機に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、印刷機で使用される画像
マスターを作成する製版機においては、合成樹脂シート
の表面に酸化亜鉛等の感光材料を塗布したマスター紙を
用いるけれども、このようなマスター紙は温度や湿度に
よりかなりの伸び縮みがある。したがって、カラー印刷
を行う印刷機にマスター紙で作成された複数枚の色分解
マスターを用いると、マスター紙の伸縮により色ずれが
生じる可能性がある。
【0003】このため、最近では、温度条件や湿度の影
響を受けないアルミ板を基材とするマスター板が提供さ
れているが、このマスター板はほとんど温度条件や湿度
条件の影響を受けないので、カラー印刷用の色分解マス
ターとして使用できる可能性を含んでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マスター紙
やマスター板にコンピュータ等に記憶されたカラー画像
を製版する場合、ポリゴンミラーを内蔵するレーザスキ
ャンユニットを用いることになる。即ち、複数枚のカラ
ーマスターにおいては、色ズレを防止するためにマスタ
ー板が厳密に位置決め固定される略水平な露光ステージ
とレーザスキャンユニットとの相対運動により画像をマ
スター板の感光層に静電潜像化することになるけれど
も、機械的な曲げを嫌う露光済マスター板を前記露光ス
テージから水平方向に取り出すと、後続の製版プロセス
機器を露光ステージの水平方向に隣り合って配置しなけ
ればならず、デジタル製版機の設置面積が大きくなる問
題がある。
【0005】本発明の目的は、以上に述べたような従来
のカラー印刷用デジタル製版機の問題に鑑み、できるだ
け小型で、再現性のあるカラー印刷用マスターを画像品
質を保って製版できるデジタル製版機を得るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、帯電されるマスター板を厳密に位置決め
できる露光ステージと、前記マスター板の感光層にレー
ザビームを照射できるレーザスキャンユニットとの副走
査方向への相対移動により、マスター板の感光層に静電
潜像を形成し、同静電潜像を現像装置でトナー現像した
後、同トナー像を加熱定着装置で定着させるデジタル製
版機において、副走査方向に伸びる据付台上のガイドロ
ッドに沿って等速移動できる可動台に下向きにレーザビ
ームを主走査できる前記レーザスキャンユニットを搭載
し、待機位置にある前記可動台の反対側の枢支軸を支点
として傾動できる露光フレーム、前記マスター板を真空
吸着できる多孔定盤、この多孔定盤に真空圧を作用でき
る真空箱を有する前記露光ステージを前記据付台に傾動
可能に支持し、待機位置にある前記可動台の直下の前記
据付台下に、前記露光ステージから露光済マスター板を
引き取る搬送ローラ、前記現像装置、前記加熱定着装置
を配置したデジタル製版機を提案するものである。
【0007】また、後述する本発明の好ましい実施例に
おいては、前記多孔定盤の非画像部には露光ステージが
レーザスキャンニットに対応した露光位置にある時に多
孔定盤上に突出できる位置決めピンが配置され、前記露
光ステージは前記多孔定盤及び前記真空箱を取り囲んだ
無端状の少なくともひとつの搬送ベルトを備え、同搬送
ベルトは前記露光ステージが前記搬送ローラに対応した
マスター排出位置にある時に前記多孔定盤上に露出して
露光済マスター板を搬送する構造が説明される。
【0008】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例の詳細を
説明する。図1及び図2は本発明を施したデジタル製版
機の全体を示し、同図を用いてデジタル製版機の全体及
び製版プロセスを先ず説明する。
【0009】全体を遮光パネル1で覆われた製版機機体
内部の機体フレーム2の上下方向略中間部には、水平方
向の据付台3が設けられ、この据付台3の右側部分に
は、マスター板Xを正確に位置決め固定できる一対の位
置決めピン4A,4Bをもつ露光ステージAが配置され
る。したがって、オペレータは同位置決めピン4A,4
Bを利用して露光ステージAの表面にマスター板Xを手
作業により位置した後、同露光ステージAの上方を覆う
スライド覆い5を閉じ、マスター板Xの露光準備を行う
ことができる。
【0010】そして、前記据付台3の前後には、図1の
左右方向即ち副走査方向に延長する一対の平行なガイド
ロッド6A,6Bが固定され、これらのガイドロッド6
A,6Bにはマスター板Xの感光層の帯電を行う荷電器
Bをもつレーザ走査器Cが副走査方向に移動可能に支持
される。このレーザ走査器Cは、前記ガイドロッド6
A,6Bにより副走査方向に移動できる第1可動台7を
備え、同第1可動台7の前端下部には、ガイドロッド6
A,6Bに対して直角な主走査方向に延長する荷電器B
が固定され、したがって第1可動台7が副走査方向に往
動される場合、下向きに固定された同荷電器Bによっ
て、詳細を後述する露光ステージA上に位置決めされた
マスター板Xの感光層に露光前の帯電が行われる。
【0011】また、前記第1可動台7の上部には2本の
ガイド棒8A,8Bが支持してあり、同ガイド棒8A,
8Bに沿って主走査方向に位置調整できる第2可動台9
には下向きにレーザビームαを照射できるレーザスキャ
ンユニット10が搭載してある。即ち、同レーザスキャ
ンユニット10の内部には前記副走査方向に対して直角
な主走査方向、つまり図1の紙面と直角な方向にレーザ
ビームαを主走査させるポリゴンミラー10aが内蔵さ
れ、同レーザビームαは第1可動台7に形成する主走査
方向の露光スロット11を通って露光ステージA上に位
置決めされたマスター板Xの感光層に照射されるけれど
も、同レーザビームαの主走査方向の初期位置を調整す
るには、ガイド棒8A,8Bのひとつに摺動可能に嵌め
た第2可動台9の摺動スリーブ9aにねじ込むロックね
じ12を緩め、第1可動台7に対する主走査方向のレー
ザスキャンユニット10の位置を調整した後、同ロック
ねじ12を締めつければよい。なお、前記レーザスキャ
ンユニット10には図示を省略するコンピュータ等から
のデジタル化画像情報が供給されるが、カラー印刷用の
マスターを製作する場合、同レーザスキャンユニット1
0には分解色素ごとに画像情報が提供され、分解色素ご
とに同一画像の複数枚のマスターが作成されることにな
る。
【0012】前記レーザ走査器Cの駆動のため、前述し
た据付台3の前後には副走査方向に対向した2対のタイ
ミングスプロケット13A,13B,14A,14Bが
設置され、これらの各対のタイミングスプロケット13
A,13B,14A,14B間には無端状のタイミング
ベルト15A,15Bが掛け渡される。前記各タイミン
グベルト15A,15Bはタイミングスプロケット13
A,13B,14A,14B間を継なぐ同期軸16,1
7を介して副走査駆動ギヤ18(図2)により同期駆動
されるが、これらのタイミングベルト15A,15Bの
一部にはレーザ走査器Cの第1可動台7から伸びた接手
片7aが固定される。したがって、副走査駆動ギヤ18
の正転により露光ステージAは、実線で示す待機位置
(初期位置)から仮想線で示す副走査終了位置まで往動
され、この間に露光ステージAに位置されたマスター板
Xの表面にデジタル化画像が潜像化される。
【0013】また、前記露光ステージAはレーザ走査器
Cの待機位置とは反対側に配置される枢支軸19を支点
として傾動できる露光フレーム20を備え、この露光フ
レーム20は機体フレーム2との間に設ける傾動シリン
ダ21により実線で示す露光位置から仮想線で示すマス
ター排出位置に傾動できる。露光ステージAは前記露光
フレーム20の上面を覆う水平な多孔定盤22を備え、
この多孔定盤22の非画像部表面には、マスター板Xを
精密位置決めできる一対の位置決めピン4A,4Bが配
置してある。
【0014】前記多孔定盤22の下部には多孔定盤22
の多数の真空吸着孔22aを介してマスター板Xに真空
圧を作用できる真空箱23が固定されるが、前記露光フ
レーム20の両側には支点軸24を中心として回動でき
るベルトアーム25A,25Bが支持され、これらのベ
ルトアーム25A,25Bの先端のプーリ26、前記枢
支軸19のプーリ27、前記露光フレーム20の下部の
テンションプーリ28の間には、前記多孔定盤22及び
前記真空箱23を取り囲んだ状態の複数本の搬送ベルト
29が掛渡される。即ち、前記多孔定盤22の表面に
は、これらの搬送ベルト29の一部が沈降できる複数条
の退避溝22bが形成され、図4(a)に示すように、
前記ベルトアーム25A,25Bには機体フレーム2に
設置する上ストッパ30及び下ストッパ31が臨ませて
ある。
【0015】したがって、露光ステージAが図1に示す
露光位置にある状態では、図4(a)に示すように、上
ストッパ30がベルトアーム25A,25Bを反時計方
向に回動させるため、各搬送ベルト29が多孔定盤22
の退避溝22b中に沈降するから、搬送ベルト29に拘
りなく、真空箱23の真空圧力により平面性を保った状
態でマスター板Xを多孔定盤22の表面に吸着できる。
一方、露光ステージAが傾動シリンダ21により図4
(c)に示すマスター排出位置に移動されると、下スト
ッパ31でベルトアーム25A,25Bが時計方向に回
動され、多孔定盤22の表面上に各搬送ベルト29が上
昇してマスター板Xが搬送ベルト29に移乗するから、
枢支軸19の回転による搬送ベルト29の送り運動で露
光済のマスター板Xが搬送ローラ32に引き取られるこ
とになる。
【0016】図3は前記露光ステージAに設ける位置決
めピン4A,4Bを操作する位置決めユニットの詳細を
示し、同位置決めユニットは前記多孔定盤22の下部に
固定される支持ブラケット33を備え、この支持ブラケ
ット33に対しては、上下方向を向いたコアロッド34
aをもつ電磁ソレノイド34が固定してある。このコア
ロッド34aの先端には接手スリーブ35を介して前述
した位置決めピン4A,4Bの基端部が固定され、スラ
ストスリーブ36により上下方向に案内される位置決め
ピン4A,4Bは圧縮スプリング37により上向きに付
勢される。
【0017】したがって、位置決めピン4A,4Bの先
端部は、露光ステージAが露光位置にある時、圧縮スプ
リング37により多孔定盤22の表面上に突出できるか
ら、同位置決めピン4A,4Bの先端部と同径の位置決
め孔を有するマスター板Xを多孔定盤22の表面に正確
に位置決めできる。また、露光ステージAが仮想線で示
すマスター排出位置とされる場合、電磁ソレノイド34
が励磁され、位置決めピン4A,4Bが多孔定盤22の
表面下に引っ込められるから、マスター板Xが自由にな
り、搬送ベルト29による送り運動で搬送ローラ32に
送り込まれる。
【0018】待機位置にあるレーザ走査器Cに対応した
前記据付台3の下には、潜像化されたマスター板Xの後
続の製版プロセスを行う複数のプロセス機器が組み込ま
れている。即ち、前記搬送ローラ32の直後には、マス
ター板Xの表面の画像部以外の帯電を除去する黒枠除去
ユニットDが位置され、この黒枠除去ユニットDを通過
したマスター板Xは、現像装置Eの現像部入口ローラ3
9に引き取られ、同現像装置Eの現像液スプレーヘッド
40からの現像液噴霧によりマスター板Xの静電潜像が
トナー現像され、マスター板Xの表面に顕像化された画
像が形成される。
【0019】この後、マスター板Xが現像装置Eの絞り
ローラ41を通過する間にマスター板Xの表面の余分な
現像液が除去され、現像部出口ローラの送り運動により
同マスター板Xが加熱定着装置Fに送られ、加熱定着装
置Fを通過する間にマスター板Xが乾燥され、マスター
板Xの表面のトナー画像が加熱定着される。そして、完
成されたマスターは機体左側の排紙ローラ42の回転運
動により排紙シュート43に排紙され、印刷工程へ廻さ
れる。
【0020】図示実施例によるデジタル製版機は、以上
のような構造であるから、カラー画像を色分解した複数
枚のマスターを製作するカラー画像用製版機として用い
ることができる。つまり、製版に当たっては、レーザ走
査器Cが図1に示す待機位置におかれ、再現性のある位
置決めピン4A,4Bを利用して手作業によりマスター
板Xが露光位置にある露光ステージAの多孔定盤22の
表面に位置され、露光ステージAの真空箱23に真空圧
力が作用され、真空吸着孔22aの吸着によりマスター
板Xが平面性を保った状態で多孔定盤22に固定され
る。勿論、このカラー画像用製版に用いるマスター板X
は、同一ロットで製作したものであれば、マスター板X
に形成する位置決め孔と位置決めピン4A,4Bの関係
は充分な再現性を保つことができるから、後述する製版
工程で製作した複数枚のマスターにより色ズレのないカ
ラー画像を印刷できる。
【0021】スライド覆い5を閉じ、スタートボタンを
押せば、タイミングベルト15A,15Bの等速度の送
り運動によりレーザ走査器Cがガイドロッド6A,6B
に沿って副走査方向へ移動するが、画像の主走査に先立
って、レーザ走査器Cの第1可動台7に支持された荷電
器Bによりマスター板Xの感光層に帯電が行われる。こ
れと同時に、副走査方向へのレーザ走査器Cの等速度移
動に伴って、露光スロット11を通ってレーザスキャン
ユニット10からレーザビームαが主走査方向に主走査
され、マスター板Xの感光層に画像画素が主走査される
から、レーザ走査器Cの副走査方向への移動とレーザビ
ームαの主走査方向への主走査によりマスター板Xの感
光層全面に静電潜像が形成されることになる。
【0022】静電潜像の形成後、露光ステージAが枢支
軸19を中心として反時計方向に傾動される(図4
(b))と、真空箱23に対する真空圧力の作用が中止
され、位置決めユニットの電磁ソレノイド34が励磁さ
れるため、圧縮スプリング37の力に抗して位置決めピ
ン4A,4Bの先端部が多孔定盤22の表面下に引っ込
められるから、マスター板Xが露光ステージAから解放
される。ここで留意すべき点は、先に帯電と静電潜像化
が行われたマスター板Xの左端部から順に現像装置Eに
送られるから、劣化しがちなマスター板Xの全面に亙る
画像の濃度を均一に維持できる点にある。
【0023】この後、図4(c)に示すマスター排出位
置に露光ステージAが傾動する直前で下ストッパ31が
ベルトアーム25A,25Bに当たり、引き続く多孔定
盤22の傾動で搬送ベルト29が退避溝22bから露呈
し、これらの搬送ベルト29上に露光済マスター板Xが
移乗する。したがって、搬送ベルト29の左方向への送
り運動により、マスター板Xが搬送ローラ32に引き取
られ、黒枠除去ユニットDを通る間にマスター板Xの非
画像部表面の黒枠が除去され、現像装置Eでマスター板
Xの表面の静電潜像がトナー現像される。
【0024】そして、絞りローラ41により余剰現像液
を除去されたマスター板Xは、加熱定着装置Fを通る際
に加熱乾燥され、排紙ローラ42の排出回転運動により
排紙シュート43に完成されたマスターが取り出され
る。以上のような製版工程を繰り返すことにより、1枚
のカラー画像について分解画素ごとの3〜4枚のマスタ
ーが製版されるが、これらのマスターの画像位置は充分
な対応関係にあるため、同マスターを用いてカラー印刷
を行うことができる。
【0025】なお、前記実施例においては、位置決めピ
ン4A,4Bにより多孔定盤22にマスター板Xを厳密
に位置決めする構造を例示したが、本発明においては、
これらの位置決めピン4A,4Bの代わりに、マスター
板Xの先端基準面を係止するストッパ片を多孔定盤22
に出没可能に配置し、真空箱23に必要に応じて圧力空
気を供給する構造として搬送ベルト29を廃止できる。
つまり、この変形例においては、露光ステージAをマス
ター排出位置(搬送位置)に傾けた状態で、ストッパ片
を多孔定盤22下に引っ込め、搬送方向に向けた多孔定
盤22の真空吸着孔22Aから圧力空気を噴出させ、搬
送ローラ32に露光済マスター板Xを引き取らせてもよ
い。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、待機位置にあるレーザ走査器の直下に現像装
置及び加熱定着装置を組み込み、枢支軸を支点として傾
動できる露光ステージで現像装置にマスター板を送り込
むので、機械的な曲げを嫌うマスター板を折り曲げるこ
となく、小型の製版機を達成できるばかりでなく、現像
装置に送られるマスター板は帯電と画像形成が先に行わ
れた端部から現像処理される結果となり、マスター板の
全面に亙って均一な画像濃度を得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデジタル製版機の全体断面図であ
る。
【図2】同デジタル製版機の図1の2−2線に略沿った
全体断面図である。
【図3】同デジタル製版機の位置決めピンの拡大断面図
である。
【図4】(a),(b),(c)は同デジタル製版機の
露光ステージの動作説明図である。
【符号の説明】
X マスター板 α レーザビーム A 露光ステージ B 荷電器 C レーザ走査器 E 現像装置 F 加熱定着装置 3 据付台 4A,4B 位置決めピン 6A,6B ガイドロッド 7 第1可動台 9 第2可動台 10 レーザスキャンユニット 19 枢支軸 20 露光フレーム 22 多孔定盤 22a 真空吸着孔 23 真空箱 29 搬送ベルト 32 搬送ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電されるマスター板を厳密に位置決め
    できる露光ステージと、前記マスター板の感光層にレー
    ザビームを照射できるレーザスキャンユニットとの副走
    査方向への相対移動により、マスター板の感光層に静電
    潜像を形成し、同静電潜像を現像装置でトナー現像した
    後、同トナー像を加熱定着装置で定着させるデジタル製
    版機において、副走査方向に伸びる据付台上のガイドロ
    ッドに沿って等速移動できる可動台に下向きにレーザビ
    ームを主走査できる前記レーザスキャンユニットを搭載
    し、待機位置にある前記可動台の反対側の枢支軸を支点
    として傾動できる露光フレーム、前記マスター板を真空
    吸着できる多孔定盤、この多孔定盤に真空圧を作用でき
    る真空箱を有する前記露光ステージを前記据付台に傾動
    可能に支持し、待機位置にある前記可動台の直下の前記
    据付台下に、前記露光ステージから露光済マスター板を
    引き取る搬送ローラ、前記現像装置、前記加熱定着装置
    を配置したことを特徴とするデジタル製版機。
  2. 【請求項2】 前記多孔定盤の非画像部には露光ステー
    ジがレーザスキャンニットに対応した露光位置にある時
    に多孔定盤上に突出できる位置決めピンが配置され、前
    記露光ステージは前記多孔定盤及び前記真空箱を取り囲
    んだ無端状の少なくともひとつの搬送ベルトを備え、同
    搬送ベルトは前記露光ステージが前記搬送ローラに対応
    したマスター排出位置にある時に前記多孔定盤上に露出
    して露光済マスター板を搬送することを特徴とする請求
    項1記載のデジタル製版機。
JP20048995A 1995-07-12 1995-07-12 デジタル製版機 Pending JPH0924595A (ja)

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