JPH09245837A - 非水電解液二次電池 - Google Patents

非水電解液二次電池

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JPH09245837A
JPH09245837A JP8054768A JP5476896A JPH09245837A JP H09245837 A JPH09245837 A JP H09245837A JP 8054768 A JP8054768 A JP 8054768A JP 5476896 A JP5476896 A JP 5476896A JP H09245837 A JPH09245837 A JP H09245837A
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electrolyte secondary
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雄一 佐藤
Yuji Sato
優治 佐藤
Takahisa Osaki
隆久 大崎
Kenichiro Ori
建一郎 小里
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の作動圧で確実に破断され、かつ落下衝
撃に対して良好な強度を保持した安全弁機構を備えた非
水電解液二次電池を提供するる。 【解決手段】 有底筒状の外装缶と、前記外装缶内に収
納され、正極、セパレータおよび負極を渦巻き状に巻回
した電極体と、前記外装缶内に収容された非水電解液
と、前記外装缶の上端開口部に設けられ、圧力開放用孔
が開口された封口体と、前記封口体に前記圧力開放用孔
を塞ぐように取り付けられ、切り込み溝が形成された薄
板と、前記封口体に前記薄板上面を覆うように取り付け
られたゴム弾性を有する高分子材料被膜とを具備したこ
とを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明、安全弁機構を有する
非水電解液二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、携帯電話やビデオカメラ等の電子
機器や、コンピュータ等の小型化、軽量化、高性能化に
伴い、これらの電子機器などの電源となる二次電池につ
いても、軽量で、エネルギー密度が高く、さらに繰り返
し充放電が可能である等の要求が高まっている。
【0003】水の分解電圧以上の高電圧化が可能な非水
電解液二次電池は、従来から使用されてきた鉛二次電池
やニッケルカドミウム二次電池に代わる二次電池として
開発が進んでいる。このような非水電解液二次電池は、
負極材料としてコークス、黒鉛、有機物焼結体等のリチ
ウムを吸蔵・放出することが可能な炭素材料を用い、正
極活物質としてLiCoO2 、LiNiO2 などのリチ
ウムイオンを吸蔵・放出することが可能な金属酸化物を
用いたリチウムイオン二次電池が提案されている。
【0004】しかしながら、前記非水電解液二次電池は
上述した利点を有する反面、信頼性が乏しいという問題
があった。その一つとして、外装缶内に収納された正極
および負極を有する電極体が化学変化を起こして内圧が
高くなり、発火、破裂を生じる場合がある。例えば、リ
チウムイオン二次電池のような非水電解液電池に通常以
上の電流を与える、いわゆる過充電状態にしたり、誤使
用により短絡状態になって大電流が流れたりすると前記
電極体の中の非水電解液が分解されてガスが発生する場
合がある。このようなガスが前記外装缶内に次第に充満
し、外装缶内の内圧が上昇すると、最後には電池が破裂
する。
【0005】このようなことから、従来では前述した電
池の破裂を防止するために外装缶の内圧が一定値以上に
達した場合、発生ガスを外装缶の外に放出し、破裂を防
止するための安全弁機構が設けられている。このような
安全弁機構を備えた非水電解液二次電池は、次のような
構造のものが知られている。すなわち、この非水電解液
二次電池は有底筒状の外装缶と、前記外装缶内に収納さ
れ、正極、セパレータおよび負極を渦巻き状に巻回した
電極体と、前記外装缶内に収容された非水電解液と、前
記外装缶の上端開口部に設けられた封口体とを備え、前
記封口体に圧力開放用孔を開口し、かつ前記封口体(例
えばその下面)の前記孔を塞ぐように設けられた切り込
み溝を有する金属薄板を取り付けた構造になっている。
前記切り込み溝は、例えば直線部およびこの両端をV字
型にした形状を有する。前記封口体の圧力開放用孔およ
び前記切り込み溝を有する薄板からなる安全便機構を有
する二次電池において、その内圧が過電流等により上昇
すると、前記切り込み溝部分から薄板が破断されて孔が
形成される。この孔および前記圧力開放用孔を通して前
記外装缶内に充満したガスが放出され、爆発が未然に防
止される。なお、前記内圧上昇に伴う爆発を防止するた
めには前記安全弁機構の作動圧は15±5kgf/cm
2 であることが好ましい。
【0006】しかしながら、前記切り込み溝を形成し、
その底部が前記作動圧で確実に破断される金属薄板を有
する安全弁機構を付設した非水電解液二次電池におい
て、落下衝撃、とりわけ前記安全弁機構が付設された封
口体に直接に落下衝撃を受けると、所定の作動圧以下で
あるにもかかわらず、前記薄板の切り込み溝が破断され
て開放状態になり、電池機能を喪失するか、外装缶内に
収容された電解液が外部に漏れだし周辺機器を損傷する
という問題があった。
【0007】すなわち、落下試験に際し、外装缶内に収
容された非水電解液が大きな加速度をもって外装缶の落
下面に衝撃を与える。特に、落下面が安全弁機構が付設
された封口体表面であると、前記衝撃は前記封口体に取
り付けられた薄板を凸状に変形するように加わる。この
時、前記落下衝撃によって前記薄板の切り込み溝を広げ
るように引き裂き応力が加わるため、前記切り込み溝が
形成された薄板の強度が低下する。その結果、前記薄板
が所定の作動圧未満で破断されて開放状態になる。
【0008】このような落下衝撃に対しては、安全弁機
構の作動圧を高めることが考えられるが、作動圧を高め
ると当初の目的である過充電や短絡減少による電池の内
圧上昇を防止する効果が著しく損なわれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、所定の作動
圧で確実に破断され、かつ落下衝撃に対して良好な強度
を保持した安全弁機構を備えた非水電解液二次電池を提
供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる非水電解
液二次電池は、有底筒状の外装缶と、前記外装缶内に収
納され、正極、セパレータおよび負極を渦巻き状に巻回
した電極体と、前記外装缶内に収容された非水電解液
と、前記外装缶の上端開口部に設けられ、圧力開放用孔
が開口された封口体と、前記封口体に前記圧力開放用孔
を塞ぐように取り付けられ、切り込み溝が形成された薄
板と、前記封口体に前記薄板上面を覆うように取り付け
られたゴム弾性を有する高分子材料被膜とを具備したこ
とを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1および図2に
示す角形の非水電解液二次電池を例にして詳細に説明す
る。図1は、本発明に係わる非水電解液二次電池の要部
斜視図、図2は同電池の縦断面図である。例えばステン
レスからなる負極端子を兼ねる有底矩形筒状の外装缶1
内には、電極体2が収納されている。前記電極体2は、
正極3、セパレータ4および負極5の積層物を渦巻状に
巻回して構成されている。なお、前記電極体2は籠形の
電極カバー6に収納されている。非水電解液は、前記外
装缶1内に収容されている。
【0012】中央に円形穴7およびこの穴7に隣接した
個所に矩形状の圧力開放用孔8がそれぞれ開口された例
えばステンレスからなる封口体9は、前記外装缶1の上
端開口部にレーザ溶接により気密に取り付けられてい
る。例えばステンレスからなる正極端子ピン10は、前
記封口体9の前記穴7内にその上下端が前記封口体9の
上下面から突出するように挿入されていると共に、前記
穴7に充填されたガラス製絶縁材11によりハーメティ
クシールされている。前記正極端子ピン10は、リード
12により前記電極体2の正極3と接続されている。
【0013】例えばステンレスからなる矩形状の薄板1
3は、前記封口体9の下面に前記圧力開放用孔8を塞ぐ
ようにレーザ溶接により気密に取り付けられている。直
線部およびこの両端をV字型にした形状を有する切り込
み溝14は、前記薄板13の上面に形成され、この切り
込み溝14により溝部分は薄膜化されている。なお、前
記切り込み溝14は、前記薄板13の下面に前記形状の
パンチでプレス加工するか、もしくはエッチングを行う
ことにより形成される。前記封口体9の圧力開放用孔8
および前記切り込み溝14を有する薄板13とにより安
全弁機構を構成している。
【0014】ゴム弾性を有する高分子材料被膜15は、
前記封口体9の前記圧力開放用孔8内に前記薄板13の
切り込み溝14を覆うように充填されている。次に、前
記正極3、負極5及び非水電解液について説明する。
【0015】1)正極3 この正極3は、アルミニウム箔、アルミニウム製メッシ
ュ、アルミニウム製パンチドメタル、アルミニウム製ラ
スメタルのような集電体3aの両面に例えばLix MO
2 (ただし、MはCo、Niのような遷移金属、xは
0.05≦x≦1.10を示す)で表される活物質を含
む正極合剤3bを形成した構造を有する。前記活物質
は、具体的にはLiCo2 、LiNiO2 、LiNiy
CO(1-y)2 (ただし、xは0.05≦x≦1.1
0、yは0<y,1を示す)で表される複合酸化物が挙
げられる。
【0016】前記複合酸化物は、例えばリチウム、コバ
ルト、ニッケルの炭酸塩を出発原料とし、これらの炭酸
塩を所定量混合し、酸素雰囲気中、600〜1000℃
で焼成することにより得られる。また、前記出発原料は
炭酸塩に限らず、水酸化物、酸化物からも同様に合成可
能である。
【0017】2)負極5 この負極5は、銅箔、銅製メッシュ、銅製パンチドメタ
ル、銅製ラスメタルのような集電体5aの両面にリチウ
ムを吸蔵・放出する材料を活物質として含む負極合剤5
bを形成した構造を有する。前記活物質としては、具体
的には熱分解炭素類;ピッチコークス、ニードルコーク
ス、石油コークスのようなコークス類;グラファイト
類;ガラス状炭素類;フェノール樹脂、フラン樹脂のよ
うな適当な温度で焼成化する有機高分子化合物焼成体;
炭素繊維;活性炭などの炭素材料、または金属リチウ
ム、リチウム−アルミニウム合金のようなリチウム合
金、ポリアセチレン、ポリピロールなどのポリマーを用
いることができる。
【0018】3)非水電解液 この非水電解液は、リチウム塩のような電解質を有機溶
媒で溶解したものである。
【0019】前記電解質としては、例えばLiClO
4 、LiPF6 、LiAsF6 、LiBF4 、LiCF
3 SO3 、LiB(C654 、LiCl、LiB
r、LiCH3 SO3 から選ばれる1種または2種以上
のリチウム塩を挙げることができる。
【0020】前記有機溶媒としては、例えばプロピレン
カーボネート、エチレンカーボネート、1,2−ジメト
キシエタン、γ−ブチルラクトン、テトラヒドロフラ
ン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,3−ジオキソ
ラン、スルホラン、アセトニトリル、ジエチレンカーボ
ネート、ジプロピルカーボネートから選ばれる1種また
は2種以上の混合物を挙げることができる。
【0021】前記電解質の非水溶媒に対する溶解量は、
0.5〜1.5モル/lとすることが望ましい。前記ゴ
ム弾性を有する高分子材料は、この被膜が設けられる前
記薄板の素材であるステンレスに対して接着強度が低い
性質を有することが好ましい。このような性質は、ステ
ンレスに接着された時の引張り弾性率で定義することが
できる。すなわち、前記ゴム弾性を有する高分子材料は
前記引張り弾性率が400kgf/mm2 以下であるこ
とが好ましく、具体的にはシリコーン樹脂、フッ素樹脂
等を用いることができる。前記引張り弾性率が400k
gf/mm2 を越える高分子材料を用いると、前記高分
子材料被膜と前記薄板との接着強度が大きくなって内圧
上昇による電池の破裂、発火を防ぐ前記弁膜の破断が所
定の作動圧で行われなく恐れがある。
【0022】前記ゴム弾性を有する高分子材料被膜、例
えば液状もしくはゲル状の高分子材料を封口体の所定の
部位に塗布、乾燥することにより形成される。以上説明
した本発明に係わる非水電解液二次電池によれば、外装
缶1の上端開孔部に設けられた封口体9の下面に切り込
み溝14が形成された薄板13を前記封口体9の圧力開
放用孔8を塞ぐように取り付け、かつ前記圧力開放用孔
8内にゴム弾性を有する高分子材料被膜15を前記薄板
13上面の少なくとも切り込み溝14を覆うように充填
している。このため、過充電や短絡に起因して電池内の
温度上昇が生じ、前記外装缶1内に収納された電解液が
分解し、ガスが発生して内圧が上昇すると、前記薄板1
3が押上られて変形するため、所定の内圧以上に達する
と前記薄板13の溝部分が破断し、同時にその上面の前
記高分子材料被膜15が前記薄板13から剥離し、前記
圧力開放用孔8が開放される。その結果、前記前記外装
缶1内に充満したガスを破断した薄板13および前記封
口体9の圧力開放用孔8を通して外部に放出することが
できるため、前記外装缶1の破裂、変形を防止すること
ができる。
【0023】また、前記封口体9の下面に切り込み溝1
4が形成された薄板13を前記封口体9の圧力開放用孔
8を塞ぐように取り付け、かつ前記圧力開放用孔8内に
ゴム弾性を有する高分子材料被膜15を前記薄板13上
面の少なくとも切り込み溝14を覆うように充填するこ
とによって、落下等の衝撃を受けても前記薄板が所定の
作動圧未満で破断されて開放状態になるのを阻止して電
池機能の喪失や外装缶内に収容された電解液の外部への
漏れだしを防止できる。
【0024】すなわち、落下の際に、外装缶1内に収容
された非水電解液が大きな加速度をもって外装缶1の落
下面に衝撃を与える。特に、落下面が安全弁機構が付設
された封口体9表面であると、前記衝撃は前記封口体9
に取り付けられた薄板13を凸状に変形するように加わ
る。この時、前記封口体9下面に取り付けられた前記薄
板13上面の少なくとも切り込み溝14をゴム弾性を有
する前記高分子材料被膜15で覆っているため、前記高
分子材料被膜15が前記薄板13に対して重石のように
作用し、前記薄板13の変形を抑制できる。その結果、
前記落下に伴う衝撃により前記薄板13の切り込み溝1
4を広げるような引き裂き応力が加わるのを緩和でき
る。その結果、前記切り込み溝14部分の強度低下を抑
制できる。したがって、前記薄板13が所定の作動圧未
満で破断されて開放状態になるのを阻止して電池機能の
喪失や外装缶内に収容された電解液の外部への漏れだし
を防止できる。
【0025】次に、本発明に係わる別の非水電解液二次
電池を図3、図4、図5および図6を参照して説明す
る。なお、前述した図1および図2と同様な部材は同符
号を付して説明を省略する。
【0026】図3に示す非水電解液二次電池は、切り込
み溝14を下面に設け、その切り込み溝14が形成され
た薄板13を封口体9の下面に圧力開放用孔8を塞ぐよ
うにレーザ溶接により気密に取り付け、かつ前記圧力開
放用孔8内にゴム弾性を有する高分子材料被膜15を前
記薄板13上面を覆うように充填した構造を有する。
【0027】このような図3に示す構成の非水電解液二
次電池によれば、前述した図1、図2に示す構造の非水
電解液二次電池と同様、過充電や短絡に起因して電池内
の温度上昇による外装缶1の破裂、変形を防止すること
ができ、かつ落下等の衝撃を受けても前記弁膜が所定の
作動圧未満で破断されて開放状態になるのを阻止して電
池機能の喪失や外装缶内に収容された電解液の外部への
漏れだしを防止することができる。
【0028】図4および図5に示す非水電解液二次電池
は、切り込み溝14を上面に設け、その切り込み溝14
が形成された薄板13を封口体9の上面に圧力開放用孔
8を塞ぐようにレーザ溶接により気密に取り付け、かつ
前記薄板13を含む前記封口体9の上面に弾性を有する
高分子材料被膜16を被覆した構造を有する。
【0029】このような図4および図5に示す構成の非
水電解液二次電池によれば、過充電や短絡に起因して電
池内の温度上昇が生じ、外装缶1内に収納された電解液
が分解し、ガスが発生して内圧が上昇すると、封口体9
の上面に圧力開放用孔8を塞ぐように取り付けられた薄
板13が押上られて変形するため、所定の内圧以上に達
すると前記薄板13の切り込み溝14で破断し、同時に
前記薄板13上面を覆う高分子材料被膜16が前記薄板
13から剥離し、前記圧力開放用孔8が開放される。そ
の結果、前記前記外装缶1内に充満したガスを前記封口
体9の圧力開放用孔8および破断した薄板13を通して
外部に放出することができるため、前記外装缶1の破
裂、変形を防止することができる。
【0030】また、図4および図5に示す構造の二次電
池が落下すると、外装缶1内に収容された非水電解液が
大きな加速度をもって外装缶1の落下面に衝撃を与え
る。特に、落下面が安全弁機構が付設された封口体9表
面であると、前記衝撃は前記封口体9に取り付けられた
薄板13を凸状に変形するように加わる。この時、前記
封口体9上面に取り付けられた前記薄板13はその上面
がゴム弾性を有する前記高分子材料被膜16で覆われて
いるため、前記高分子材料被膜16が前記薄板13に対
して重石のように作用し、前記薄板13の変形を抑制で
きる。その結果、前記落下に伴う衝撃により前記薄板1
3の切り込み溝14を広げるような引き裂き応力が加わ
るのを緩和できるため、前記切り込み溝14部分の強度
低下を抑制できる。したがって、前記薄板13が所定の
作動圧未満で破断されて開放状態になるのを阻止して電
池機能の喪失や外装缶内に収容された電解液の外部への
漏れだしを防止できる。
【0031】図6に示す非水電解液二次電池は、切り込
み溝14を下面に設け、その切り込み溝14により溝部
分が薄膜化された薄板13を封口体9の上面に圧力開放
用孔(図示せず)を塞ぐようにレーザ溶接により気密に
取り付け、かつ前記薄板13を含む前記封口体9の上面
に弾性を有する高分子材料被膜16を被覆した構造を有
する。
【0032】このような図6に示す構成の非水電解液二
次電池によれば、前述した図4および図5に示す構造の
非水電解液二次電池と同様、過充電や短絡に起因して電
池内の温度上昇による外装缶1の破裂、変形を防止する
ことができ、かつ落下等の衝撃を受けても前記薄板が所
定の作動圧未満で破断されて開放状態になるのを阻止し
て電池機能の喪失や外装缶内に収容された電解液の外部
への漏れだしを防止することができる。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例を前述した図1を参照
して詳細に説明する。 (実施例1) <正極の作製>炭酸リチウムと炭酸コバルトをLi/C
oのモル比で1になるように混合し、空気中、900
℃、5時間焼成しての正極活物質である複合酸化物を合
成した。この複合酸化物について、X線回折測定を行っ
た。その結果、JCPDカードのLiCoO2 とよく一
致していた。また、前記複合酸化物からなる試料を硫酸
で分解し、生成した二酸化炭素を塩化バリウムと水酸化
ナトリウムの溶液中に導入して吸収させた後、標準試料
で滴定することにより二酸化炭素を定量し、その二酸化
炭素量から換算して複合酸化物中の炭酸リチウムを定量
した。その結果、炭酸リチウムは殆ど検出されなかっ
た。この複合酸化物を自動乳鉢で粉砕してLiCoO2
を得た。
【0034】得られたLiCoO2 粉末(正極活物質)
95重量%と炭酸リチウム5重量%とからなる混合物9
1重量部、導電材としてのグラファイト6重量部、結着
剤としてのポリフッ化ビニリデン3重量部とを混合し、
これをN−メチル−2−ピロリドンに分散させて正極合
剤を調製した。この正極合剤をアルミニウム箔の両面に
塗布し、乾燥した後、ローラプレス機で加圧成形するこ
とによりシート状の正極を作製した。
【0035】<負極の作製>石油ピッチに酸素架橋した
後、Arガス雰囲気中、1000℃で焼成してガラス状
炭素に近似した難黒鉛炭素材料を得た。この炭素材料に
ついて、X線回折測定を行った。その結果(002)面
の面間隔は3.76オングストロームであった。また、
前記難黒鉛炭素材料の真密度は1.58であった。
【0036】得られた炭素材料90重量部と結着剤とし
てのポリフッ化ビニリデン10重量部とを混合し、これ
をN−メチル−2−ピロリドンに分散させて負極合剤を
調製した。この負極合剤を銅箔の両面に塗布し、乾燥し
た後、ローラプレス機で加圧成形することによりシート
状の負極を作製した。
【0037】<電極体の作製>前記シート状の正極、厚
さ25μmの微孔性ポリプロピレンフィルムからなるセ
パレータおよび前記負極をこの順序で積層し、この積層
物を前記負極が外側に位置するように渦巻状に巻回した
後、この巻回物を10kgf/cm2 の圧力で圧縮して
偏平状の電極体を作製した。
【0038】次いで、ステンレスからなる有底矩形筒状
の外装缶内に前記電極体を銅製の電極カバーで覆った状
態で収納し、プロピレンカーボネートとジメトキシエタ
ンとの混合溶媒(体積比率50:50)に六フッ化リン
酸リチウム(LiPF6 )を1モル/l溶解した電解液
を収容した。つづいて、中央に円形穴およびこの穴に隣
接した個所に矩形状の圧力開放用孔がそれぞれ開口され
たステンレスからなる矩形状の封口体の前記穴に正極端
子ピンをハーメティクシールし、さらに直線部およびこ
の両端をV字型にした形状を有する深さ35μmの切り
込み溝が形成された厚さ50μmのステンレス薄板を封
口体の下面に前記圧力開放用孔を塞ぐように、かつ前記
切り込み溝が前記封口体の前記圧力開放用孔の側に向く
ようにレーザ溶接した後、前記封口体の前記圧力開放用
孔内にシリコン樹脂溶液(東芝シリコン社製商品名;T
SE389−C)を塗布し、12時間乾燥させることに
より前記薄板上面を覆う厚さ3mmのゴム弾性を有する
高分子材料被膜を形成した。ひきつづき、前記封口体の
前記正極端子ピンの下端を前記外装缶内の正極とリード
を介して接続した後、前記封口体を前記外装缶の上端開
口部にレーザ溶接することにより前述した図1および図
2に示す構造の角型非水電解液二次電池を製造した。
【0039】(実施例2)前述した図3に示すように直
線部およびこの両端をV字型にした形状を有する深さ3
5μmの切り込み溝14が形成された厚さ50μmのス
テンレス薄板13を封口体9の下面にその圧力開放用孔
8を塞ぐように、かつ前記切り込み溝14が前記封口体
9の前記圧力開放用孔8と反対側に向くようにレーザ溶
接した後、前記封口体9の前記圧力開放用孔8内にシリ
コン樹脂溶液(東芝シリコン社製商品名;TSE389
−C)を塗布し、12時間乾燥させることにより前記薄
板13上面を覆う厚さ3mmのゴム弾性を有する高分子
材料被膜15を形成した以外、実施例1と同様な構成の
角型非水電解液二次電池を製造した。
【0040】(実施例3)前述した図4および図5に示
すように直線部およびこの両端をV字型にした形状を有
する深さ35μmの切り込み溝14が形成された厚さ5
0μmのステンレス薄板13を封口体9の上面にその圧
力開放用孔8を塞ぐように、かつ前記切り込み溝14が
前記封口体9の前記圧力開放用孔8と反対側に向くよう
にレーザ溶接した後、前記薄板13を含む封口体9の上
面にシリコン樹脂溶液(東芝シリコン社製商品名;TS
E389−C)を塗布し、12時間乾燥させることによ
り前記薄板13上面を覆う厚さ0.5mmのゴム弾性を
有する高分子材料被膜16を形成した以外、実施例1と
同様な構成の角型非水電解液二次電池を製造した。
【0041】(実施例4)前述した図6に示すように直
線部およびこの両端をV字型にした形状を有する深さ3
5μmの切り込み溝14が形成された厚さ50μmのス
テンレス薄板13を封口体9の上面にその圧力開放用孔
を塞ぐように、かつ前記切り込み溝14が前記封口体9
の前記圧力開放用孔の側に向くようにレーザ溶接した
後、前記薄板13を含む封口体9の上面にシリコン樹脂
溶液(東芝シリコン社製商品名;TSE389−C)を
塗布し、12時間乾燥させることにより前記薄板13上
面を覆う厚さ0.5mmのゴム弾性を有する高分子材料
被膜16を形成した以外、実施例1と同様な構成の角型
非水電解液二次電池を製造した。
【0042】(実施例5)前述した図1および図2に示
すように直線部およびこの両端をV字型にした形状を有
する深さ35μmの切り込み溝14が形成された厚さ5
0μmのステンレス薄板13を封口体9の下面にその圧
力開放用孔8を塞ぐように、かつ前記切り込み溝14が
前記封口体9の前記圧力開放用孔8の側に向くようにレ
ーザ溶接した後、前記封口体の前記圧力開放用孔内にフ
ッ素樹脂溶液(旭硝子社製商品名;LF−100)を塗
布し、12時間乾燥させることにより前記薄板13上面
を覆う厚さ3mmのゴム弾性を有する高分子材料被膜1
5を形成した以外、実施例1と同様な構成の角型非水電
解液二次電池を製造した。
【0043】(比較例1)直線部およびこの両端をV字
型にした形状を有する深さ35μmの切り込み溝が形成
された厚さ50μmのステンレス薄板を封口体の下面に
その圧力開放用孔を塞ぐように、かつ前記切り込み溝が
前記封口体の前記圧力開放用孔の側に向くようにレーザ
溶接し、前記圧力開放用孔内へのゴム弾性を有する高分
子材料被膜の形成を行わない以外、実施例1と同様な構
成の角型非水電解液二次電池を製造した。
【0044】得られた実施例1〜5および比較例1の各
二次電池100個について、電流1A、電圧4.2V、
3時間の条件で充電し、それら充電状態の電池を1m、
1.2mおよび1.8mの高さから樫の木上に前記電池
の封口体の面が直接当たるように10回それぞれ落下さ
せ、これら落下試験後の前記薄板(切り込み溝部分)の
破裂による非水電解液の漏洩状況を調べた。その結果を
下記表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】表1から明らかなように実施例1〜5の二
次電池では落下高さが1.8mと高くした場合でも前記
薄板の切り込み溝部分の破裂による非水電解液の漏洩が
防止されることがわかる。これに対し、比較例1の二次
電池では、落下高さが低い場合でも前記切り込み溝部分
の破裂による非水電解液の漏洩が生じることがわかる。
【0047】また、実施例1〜5および比較例1の各二
次電池100個について、電流1A、電圧4.2V、3
時間の条件で充電し、それら充電状態の電池を1m、
1.2mおよび1.8mの高さからコンクリート上に前
記電池の封口体の面が直接当たるように10回それぞれ
落下させ、これら落下試験後の前記薄板(切り込み溝部
分)の破裂による非水電解液の漏洩状況を調べた。その
結果を下記表2に示す。
【0048】
【表2】
【0049】表2から明らかなように実施例1〜5の二
次電池では衝撃度合が前記樫の木より過酷なコンクリー
ト上に落下された場合でも前記薄板の切り込み溝部分の
破裂による非水電解液の漏洩が防止されることがわか
る。
【0050】さらに、得られた実施例1〜5および比較
例1の各二次電池20個について電流を2.0Aに設定
し、電源電圧を15V、20V、30Vに変化させて過
充電を行い、発火、破裂を生じる電池および薄板(切り
込み溝部分)の破断が生じた電池の発生率を調べた。そ
の結果を下記表3に示す。
【0051】
【表3】
【0052】前記表2から明らかなように実施例1〜5
および比較例1のいずれの二次電池においても、電源電
圧が15Vと低い場合は薄板の切り込み溝部分の破断が
生じない。しかしながら、電源電圧を高くすると、弁膜
の破断が生じる頻度が高くなる。ただし、所定の動作圧
での薄板の切り込み溝部分の破断が確実に行われてお
り、電池の破裂、発火を確実に防止できることがわか
る。なお、前記実施例では角形の非水電解液電池に適用
した例を説明したが、円筒形など各種の形状の非水電解
液二次電池にも同様に適用することができる。
【0053】
【発明の効果】以上詳述しように、本発明によれば所定
の作動圧で確実に破断され、かつ落下衝撃に対して良好
な強度を保持した安全弁機構を備えた信頼性の高い非水
電解液二次電池を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる角形非水電解液二次電池を示す
要部斜視図。
【図2】図1の角形非水電解液二次電池を示す断面図。
【図3】本発明に係わる別の角形非水電解液二次電池を
示す要部斜視図。
【図4】本発明に係わるさらに別の角形非水電解液二次
電池を示す要部斜視図。
【図5】図4の角形非水電解液二次電池を示す断面図。
【図6】本発明に係わるさらに別の角形非水電解液二次
電池を示す要部斜視図。
【符号の説明】
1…外装缶、 2…電極体、 3…正極、 5…負極、 8…圧力開放用孔、 9…封口体、 13…薄板、 14…切り込み溝、 15、16…ゴム弾性を有する高分子材料被膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大崎 隆久 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地 株式会 社東芝川崎事業所内 (72)発明者 小里 建一郎 神奈川県川崎市川崎区日進町7番地1 東 芝電子エンジニアリング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状の外装缶と、 前記外装缶内に収納され、正極、セパレータおよび負極
    を渦巻き状に巻回した電極体と、 前記外装缶内に収容された非水電解液と、 前記外装缶の上端開口部に設けられ、圧力開放用孔が開
    口された封口体と、 前記封口体に前記圧力開放用孔を塞ぐように取り付けら
    れ、切り込み溝が形成された薄板と、 前記封口体に前記薄板上面を覆うように取り付けられた
    ゴム弾性を有する高分子材料被膜とを具備したことを特
    徴とする非水電解液二次電池。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11260329A (ja) * 1998-03-10 1999-09-24 Sanyo Electric Co Ltd 非水電解質電池
US6190798B1 (en) 1998-01-09 2001-02-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Sealed battery and method of manufacturing the same
JP2008192414A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Nec Tokin Corp 密閉型電池
US10862089B2 (en) 2017-12-08 2020-12-08 Lg Chem, Ltd. Secondary battery case having vent filled with thermoplastic resin

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