JPH09245089A - ポイントカード及びポイントカードシステム - Google Patents

ポイントカード及びポイントカードシステム

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JPH09245089A
JPH09245089A JP5045096A JP5045096A JPH09245089A JP H09245089 A JPH09245089 A JP H09245089A JP 5045096 A JP5045096 A JP 5045096A JP 5045096 A JP5045096 A JP 5045096A JP H09245089 A JPH09245089 A JP H09245089A
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JP
Japan
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point
points
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point card
card
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Application number
JP5045096A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Kitamoto
義博 北本
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ポイント発行会社と商店との取引が安心かつ簡
単で、汎用の機器でゲームを行うことができるゲーム付
きのポイントカード及びそのシステムを提供すること。 【解決手段】ポイント又はその加算値に応じて順次可視
的に表示される多数のゲーム情報を不可視的に記憶する
磁気ストライプ12と、可視的に表示されたゲーム情報
と予め定められたルールとに基づいて付与されるポイン
ト表示欄1aとを備える。商店店頭ではゲーム情報を可
視的に表示していくだけで、汎用の機器が使用でき、し
かも当たり確率等をポイントカードの販売時に定めるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商店店頭で取引す
る際に付与され、かつ、その加算値が基準値を越えたと
きに景品と交換可能となるポイントを備えるポイントカ
ードと、このポイントカードを使用して顧客にサービス
を提供するシステムに関するものであり、特に、ゲーム
機能を有するポイントカードとそのシステムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ポイントカード及びポイントカードシス
テムは、商店の顧客サービスのため広く利用されてお
り、その概要は以下の通りである。
【0003】すなわち、一般に、上記ポイントカードと
して紙製又はプラスチック製のカードが利用され、顧客
が商店において最初に取引した際にこのポイントカード
が商店から顧客に交付・発行される。そして、その後、
この顧客が当該商店と取引する度に、その取引高に応じ
てこのポイントカードに数字(ポイント)が表示され、
かつ、加算される。尚、この表示は、例えば、スタンプ
の押印やプリンター等による印字、あるいはシールの貼
付等によって行われる。また、これらポイント又はその
加算値が表示される他、カードに設けられた磁気記憶手
段等の機械的読み取り可能な記憶手段に記憶されること
もある。
【0004】そして、そのポイントの加算値が予め定め
られた基準値を越えたとき、この加算値を一定の景品と
交換することができる。尚、ポイント又はその加算値が
機械読み取り可能な記憶手段に記憶されている場合に
は、加算値が基準値を越えたか否かについて機械的に確
認し、かつ、表示することが可能である。
【0005】そして、このようなポイントカードシステ
ムにおいては、顧客はポイントの加算を重ねることによ
り上記景品を獲得できる利点があり、他方、商店には顧
客の再度の来店を期待できるという利点がある。
【0006】また、このポイントカードシステムにゲー
ム感覚を加え、ビンゴゲームを楽しむことのできるポイ
ントカードシステムが知られている。このポイントカー
ドシステムにおいては、ポイント表示欄の他に、縦横同
数のマトリクスのそれぞれに数字や文字等が記入された
ビンゴゲーム欄を有するゲームカードが、顧客が商店に
おいて最初に取引した際に、商店から顧客に交付され
る。そして、その後、この顧客が当該商店と取引をする
度に、取引高に応じてポイントが付与されると共に、こ
の顧客にランダムに数字又は文字等が割り当てられ、こ
の割り当てられた数字又は文字等と同一の数字等を有す
るビンゴゲーム欄にチェックが施される。そして、こう
してチェックされた部分が横一列、縦一列、あるいはそ
の他の定められた形状に並んだとき、予め定められたポ
イントが付与され、上記取引高に応じたポイントに重複
して加算される。尚、並んだ数字の合計等に応じて異な
るポイントを割り当てることも可能である。
【0007】ところで、これらのポイントカードシステ
ムにおいては、その景品をそれぞれの商店が準備保管し
ておくこともできるが、景品の保管期間が長くなり、ま
た、多種類の景品を準備し難いことから、一般には、単
一のポイント発行会社がカードと景品とを準備し、この
ポイント発行会社から多数の商店がカードを購入するシ
ステムが採用されている。そして、顧客は、ポイントと
景品との交換を上記ポイント発行会社に請求するのであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ビンゴ
ゲームを採用したポイントカードシステムにおいては、
商店店頭において、上記数字又は文字等を顧客に割り当
てるゲーム機能付きのハード及びソフト等の設備が必要
となっていた。
【0009】また、ポイント発行会社から商店がカード
を購入するため、それぞれの商店毎に、また、カード購
入毎に、当たり確率(ゲームに勝つ確率)やポイント確
率(各カードに割り当てられるポイントの平均値)を設
定する必要があり、この当たり確率やポイント確率を上
記設備に正確に反映する必要があるため、そのカード取
引が極めて煩わしいものとなっていた。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ポイント発行会社と商店との間のカード取引が
簡単で、ゲーム機能のない汎用の機器でゲームを行うこ
とができ、しかも当たり確率を確実に制御してポイント
発行会社と商店との間の上記取引を安心して行うことが
できるゲーム機能付きのポイントカード及びポイントカ
ードシステムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に係
る発明は、商店店頭で取引する際に付与され、かつ、そ
の加算値が基準値を越えたときに景品と交換可能となる
ポイントを備えるポイントカードにおいて、上記ポイン
ト又はその加算値を可視的に表示するポイント表示欄
と、取引高又はポイントもしくはこれらの加算値に応じ
て順次可視的に表示される多数のゲーム情報を不可視的
に記憶するゲーム情報記憶手段とを備え、上記ポイント
が、可視的に表示された上記ゲーム情報と予め定められ
たルールとに基づいて付与されると共に、取引高に応じ
ても付与されることを特徴とするものである。
【0012】そして、請求項1に係る発明においては、
ゲーム機能を担保する多数のゲーム情報がポイントカー
ドに不可視的に記憶されており、商店店頭においては、
これら多数のゲーム情報が順次可視的に表示されていく
に過ぎないから、商店店頭に汎用の記憶読み取り装置を
準備しておくだけでそのゲームを実行することが可能で
あり、ゲーム機能付きのハードやソフト等の設備を準備
する必要がない。そして、請求項1に係る発明によれ
ば、その当り確率やポイント確率を上記ポイントカード
の販売時に定めることができるから、上記当り確率やポ
イント確率を商店毎に設定する必要もない。
【0013】尚、請求項1に係るポイントカードにおい
て、ゲーム情報を可視化する際のパラメーターとして取
引高又はその加算値のみを利用する場合には、ゲーム情
報の一つを可視化するのに必要な基準値(可視化基準
値)を予め設定し、上記取引高又は加算値が可視化基準
値に達する度に逐次ゲーム情報を可視化させればよい。
【0014】また、ゲーム情報を可視化する際のパラメ
ーターとしてポイント又はその加算値のみを利用する場
合には、まず、その取引高に応じてポイントが付与さ
れ、こうして付与されたポイント又はその加算値が可視
化基準値に達したときにゲーム情報を可視化する。そし
て、この可視化されたゲーム情報をパラメーターとして
付与されたポイントが可視化基準値に達したとき、ある
いは、ゲーム情報をパラメーターとして付与されたポイ
ントを既存のポイントに加算して得られた加算値が可視
化基準値に達したとき、再度ゲーム情報を可視化させる
ことが可能である。
【0015】このようなゲームとしては、例えば、単一
のゲーム情報によって当落が定まるものであってもよい
が、顧客のゲーム参加感覚及び商店の顧客吸引力を十分
に確保するため、複数のゲーム情報が可視的に表示さ
れ、こうして可視的に表示された複数のゲーム情報相互
の関係によって当落が定まるものが望ましい。このよう
なゲームとしては、例えば、縦横同数のマトリクスのそ
れぞれに数字や文字等のゲーム情報を割り当て、このマ
トリクスのそれぞれに割り当てられたゲーム情報を取引
高に応じて順次可視化させ、上記マトリクスにおいて
縦、横、又は斜め方向に同一内容の複数のゲーム情報が
一列に並んだ場合に「勝ち」としてポイントを付与し、
これ以外の場合を「負け」としてポイントを付与しない
とするルールによるゲーム等が例示できる。
【0016】請求項2に係る発明はこのような理由によ
りなされたもので、請求項1に係る発明を前提とし、上
記ポイントが、表示されたゲーム情報の複数と予め定め
られたルールとに基づいて付与されることを特徴とする
ものである。
【0017】尚、このようなゲームとしては、同一内容
の複数のゲーム情報がマトリクスに一列に並んだ場合を
「勝ち」とする上記ルールの外、例えば、同一内容の複
数のゲーム情報がV字状に並んだ場合を「勝ち」とする
ルールを有するゲーム、あるいは数字から成るゲーム情
報がマトリクスに沿って順次増大する数字である場合
「勝ち」とするルール等を有するゲームが例示できる。
いずれにしても、これらルールはポイントカード発行前
に予め定められており、また、上記ゲーム情報はポイン
トカード発行前にポイントカードのそれぞれに不可視的
に記憶されている必要がある。
【0018】また、多種類の景品を準備保管して顧客吸
引力を強化し、また、各商店毎に当たり確率やポイント
確率を設定する負担を軽減するため、上記当り確率やポ
イント確率を、商店とは別組織のポイント発行会社にお
いて管理させることも可能である。すなわち、ポイント
発行会社においてカードに予めゲーム情報を記憶させる
ことにより当り確率やポイント確率を定め、こうして一
定の当り確率やポイント確率のゲーム情報を記憶したカ
ードを多数の商店のそれぞれが購入することにより、こ
れら各商店が当たり確率やポイント確率を設定する負担
を省くことができる。尚、この場合、ポイント発行会社
は多数の商店に対してカードを販売するから、その景品
として多種類のものを準備保管することができ、また、
その保管が過大な負担となることもない。ポイントが基
準値を越えた顧客は、上記ポイント発行会社に景品を請
求して、その豊富な種類の景品の中から好みに応じて選
択することが可能となる。
【0019】請求項3〜4に係る発明は、このような理
由によりなされたものである。すなわち、請求項3に係
る発明は、請求項1〜2のいずれかに係る発明を前提と
し、上記ゲーム情報が、ポイントを多数の商店に販売す
るポイント発行会社において記憶されたものであること
を特徴とし、他方、請求項4に係る発明は、請求項3に
係る発明を前提とし、上記景品が、ポイント発行会社に
おいて交換されるものであることを特徴とするものであ
る。
【0020】尚、ポイントがポイント発行会社から各商
店に販売される場合には、以下のような取引形態が好適
である。
【0021】すなわち、各商店は、まず購入ポイントを
決定してこれを購入すると共に、この購入ポイントに応
じてその対価をポイント発行会社に支払う。そして、こ
の購入ポイントは各商店の店頭に設けられた機器に登録
されて登録ポイントとなる。この購入に当たっては、例
えば、フレキシブル・ディスクやCD−ROM等の情報
記憶媒体に上記登録ポイントを記憶させ、この情報記憶
媒体をポイント発行会社から各商店に販売する方法によ
ってもよく、また、オンライン回線を通じてポイント発
行会社から各商店に販売してもよい。また、各商店が上
記登録ポイントを越えてポイントを付与した場合には、
その超過分について後に清算する。
【0022】次に、上記ゲーム情報を不可視的に記憶す
るゲーム情報記憶手段としては、例えば、磁気ストライ
プ等の磁気記憶手段が利用できる。そして、この磁気記
憶手段を、外部のリーダー/ライターにより磁気的に読
み取り/書き込み可能な状態で保有するポイントカード
を準備し、ポイント発行会社が各商店に販売する際に、
その商店の希望に応じて当たり確率とポイント確率とを
設定し、上記リーダー/ライターによりゲーム情報を書
き込むことにより、上記ゲーム情報記憶手段にゲーム情
報を記憶させることができる。尚、商店において顧客に
これらポイントカードを交付・発行する際に、上記ゲー
ム情報に加えて日時・管理番号等の個別情報を磁気記憶
手段に記憶させることができ、また、読み取ることも可
能である。また、ポイント又はその加算値を記憶させて
もよい。そして、これらポイント又はその加算値が記憶
されている場合には、商店店頭又はポイント発行会社に
おいて、上記ポイントの加算値が基準値を越えたか否か
の判別を機械的に行うことが可能である。
【0023】また、上記ゲーム情報記憶手段として、例
えば、ICチップ等の半導体記憶手段を使用することも
できる。かかる半導体記憶手段は、一般に、磁気記憶手
段に比較して記憶容量が極めて大きいため、複雑なゲー
ム情報を記憶したり、このゲーム情報や個別情報あるい
はポイント又はその加算値の他に、取引高等の取引情報
等を記憶させることも可能である。
【0024】請求項5〜6に係る発明は、このような技
術的理由に基づいてなされたもので、すなわち、請求項
5に係る発明は、請求項1〜4のいずれかに係る発明を
前提とし、上記ゲーム情報記憶手段が磁気記憶手段であ
ることを特徴とするものである。また、請求項6に係る
発明は、請求項1〜4のいずれかに係る発明を前提と
し、上記ゲーム情報記憶手段が半導体記憶手段であるこ
とを特徴とするものである。
【0025】尚、ポイント又はその加算値を可視的に表
示するためには、例えば、転写リボンを利用したプリン
ターやインキジェットプリンター等のプリンターを利用
して、予め定められた領域(ポイント表示欄)に印字す
ればよい。また、上記ポイントカードの一部又は全面に
感熱記録層を設けてこの感熱記録層面をポイント表示欄
とし、サーマルヘッド等を利用して感熱記録させること
により、上記ポイント又はその加算値を可視的に表示す
ることができる。尚、この感熱記録層としては、ロイコ
染料等の感熱発色性色素又は感熱変色性色素を含む層を
利用できる他、サーマルヘッド等の熱で溶融され破壊さ
れる感熱破壊層(例えば、錫等の低融点金属の薄膜層)
が利用できる。また、可視化されるゲーム情報もこれら
手段を利用して印字して可視化・表示することが可能で
ある。
【0026】次に、請求項7〜10に係る発明は、上記
請求項1〜6に係るポイントカードを使用するシステム
に関するものである。
【0027】すなわち、請求項7に係る発明は、商店店
頭で取引する際に付与され、かつ、その加算値が基準値
を越えたときに景品と交換可能となるポイントを表示す
るポイント表示欄と、取引高又はポイントもしくはこれ
らの加算値に応じて順次可視的に表示される多数のゲー
ム情報を不可視的に記憶するゲーム情報記憶手段とを備
えるポイントカードと、上記ゲーム情報記憶手段にアク
セスし、このゲーム情報記憶手段に記憶されたゲーム情
報を取引高又はポイントもしくはこれらの加算値に応じ
て順次可視的に表示するゲーム情報表示手段と、このゲ
ーム情報表示手段に表示されたゲーム情報と予め定めら
れたルールとに基づいてポイントを付与すると共に、取
引高に応じてもポイントを付与し、こうして付与された
ポイント又はその加算値をポイント表示欄に表示するポ
イント表示手段とを備えることを特徴とするものであ
る。
【0028】また、請求項8に係る発明は、請求項7に
係る発明を前提とし、上記ポイントが、表示されたゲー
ム情報の複数と予め定められたルールとに基づいて付与
されるポイントと、取引高に応じて付与されるポイント
とから成ることを特徴とするものである。
【0029】次に、請求項9に係る発明は、請求項7〜
8に係る発明を前提とし、上記ゲーム情報が、ポイント
を多数の商店に譲渡するポイント発行会社において記憶
されたものであることを特徴とするものであり、請求項
10に係る発明は、請求項9に係る発明を前提とし、上
記景品が、ポイント発行会社において交換されるもので
あることを特徴とするものである。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
好適な実施の形態を説明する。図面の図1A及びBは、
本発明に係るポイントカードの大略平面図及び要部断面
図である。また、図2A及びBは、ポイント発行会社が
商店にポイントカードを販売する際の機器構成のブロッ
ク図及びフローチャートである。また、図3は、商店が
顧客にポイントカードを付与・発行する際のフローチャ
ート、図4はポイントを付与する際のフローチャートで
ある。そして、図5Aは、スタンドアロンタイプの商店
の機器構成のブロック図、図5Bはポスレジタイプの商
店の機器構成のブロック図である。
【0031】図1A及びBにおいて、1はポイントカー
ドを示している。そして、このポイントカード1は、ポ
リエステルシート等をカードベース10とし、その片面
に、所望の印刷11、磁気ストライプ12、これら印刷
11及び磁気ストライプ12を被覆する透明保護膜13
を有し、また、その反対面にロイコ染料を含む感熱記録
層14とこれを保護する透明保護膜15が設けられて構
成されており、上記磁気ストライプ12はゲーム情報記
憶手段を構成し、感熱記録層14はポイント表示欄1a
及びゲーム情報表示欄1bを構成している。尚、この
他、各層の接着力を向上させる接着層を各層間に備えた
り、磁気ストライプ12を隠蔽する隠蔽層を備えたりす
るカードを使用することも可能である。
【0032】次に、このポイントカードをポイント発行
会社が販売する場合について説明する。
【0033】カード発行会社が準備する機器構成は図2
Aに示す通りである。すなわち、ポイント発行会社が準
備する機器は、CPU2a、このCPU2aに接続され
てこれを駆動させ、各商店毎に設定する当たり確率やポ
イント確率等の情報を入力するキーボード等のキー入力
部2b、上記CPU2aに接続され、CPU2aからの
信号に基づきポイントカード1の磁気ストライプ12に
不可視的にゲーム情報を記憶させる磁気記憶・再生部2
c、上記CPU2aに接続され、ゲーム情報の記憶処理
終了の表示や商店名等をポイント表示欄1aに表示させ
るサーマル印字部2d、上記CPU2aに接続されて発
行枚数を表示したり、上記磁気リーダー/ライター2c
あるいはサーマル印字部2dの作業内容を表示し、その
ミスの有無を可視的に監視可能とする表示部2e、及
び、上記磁気記憶・再生部2cとサーマル印字部2dと
にポイントカードを供給・排出するカード供給部2f及
びカード排出部2gとでその主要部が構成されている。
尚、図中、矢印はポイントカード1の搬送方向を示すも
のである。
【0034】そして、図2Bのフローチャートに示すよ
うに、これら機器が起動されると(step20)、まず、上記
キー入力部2bを通じてオペレーターから入力された情
報(当たり確率やポイント確率等)に従い、上記CPU
2aがポイントカード1のゲーム情報を演算して算出し
(step21) 、こうして算出されたゲーム情報を磁気リー
ダー/ライター2cに伝達し、カード供給部から供給さ
れたポイントカード1の磁気ストライプ12に対して不
可視的に上記ゲーム情報を記憶させる(step22) 。次
に、ポイントカード1をサーマル印字部2dに移送し、
ゲーム情報の書き込み終了の表示等をポイント表示欄1
aに印字する(step23) 。そして、発行する数のポイン
トカード1が終了した場合には機器の駆動を停止し、終
了していない場合には次のポイントカード1をカード供
給部から供給して、再びstep21〜step23を繰り返す。こ
うしてポイント発行会社から販売されたポイントカード
は、商店店頭において図3に示すような方法で発行され
る。
【0035】すなわち、まず、商店店頭に備えられた機
器を起動し(Step30)、ポイント発行会社から購入したポ
イントカード1を上記機器に挿入し(Step31)、発行日、
管理番号等の個別情報を磁気ストライプ12に記憶させ
る(Step32)。そして、カード1を排出し(Step33)、顧客
にカード1を交付・発行する。
【0036】次に、商店から発行されたポイントカード
1は、顧客が取引する度に図4のように取り扱われる。
すなわち、まず、上記機器を起動し(Step400) 、顧客の
所有するポイントカード1を挿入する(Step401) 。
【0037】次に、商品購入金額を入力し(Step402) 、
この購入金額に応じて付与するポイントを算出し(Step4
03) 、こうして算出された還元ポイントを、上記機器に
残存する登録ポイントと比較する(Step404) 。(尚、こ
の登録ポイントは、商店がポイント発行会社から予め購
入し、これを商店店頭の機器に登録しておいたポイント
を意味している。)そして、この還元ポイントが登録ポ
イントより多い場合には、一旦、ポイントカード1をシ
ステムから排出し(Step421) 、機器にポイント発行会社
から購入した登録ポイントを追加した(Step422) 後、再
度ポイントカードを挿入する(Step401) 。また、上記還
元ポイントが登録ポイントより少ない場合には、登録ポ
イントから還元ポイントを減じ(Step405) 、カード1の
磁気ストライプ12に記憶されている記憶ポイントに上
記還元ポイントを加算し、この加算値を新たな記憶ポイ
ントとして記憶させると共に、上記記憶ポイントをカー
ド1のポイント表示欄1aに印字して記録する(Step40
6) 。
【0038】次に、上記新たな記憶ポイントと可視化基
準値とを比較し(Step407) 、この記憶ポイントが可視化
基準値より大きいときには、ゲーム情報をゲーム情報表
示欄1bに可視化して表示する(Step408) と共に、この
可視化されたゲーム情報を磁気ストライプ12から呼出
し、ゲームが当たりか否かを判別する(Step409) 。そし
て、ゲームが当たりの場合には、その等級に応じてポイ
ントを割当て、このポイントを上記記憶ポイントに加算
して新たな記憶ポイントとして磁気ストライプ12及び
ポイント表示欄1aに記憶かつ記録する(Step410) 。
【0039】次に、こうして加算された記憶ポイント
と、商品交換の基準となる基準値とを比較し(Step411)
、この基準値に満たない場合には、そのまま、カード
を排出する(Step431) 。他方、記憶ポイントが基準値に
達している場合には、この旨を磁気ストライプ12及び
ポイント表示欄1aに記憶かつ記録して(Step412) 、排
出する(Step413) 。こうして基準値に達したポイントカ
ード1については、顧客の請求により、ポイント発行会
社から商品を受け取ることができる。
【0040】尚、新たな記憶ポイントが可視化基準値に
満たない場合には、ゲーム情報を可視化させることな
く、上記基準値と比較する。また、新たな記憶ポイント
が可視化基準値に達しているが、可視化されたゲーム情
報によっては当たりとならない場合も同様である。
【0041】尚、図5Aはスタンドアロンタイプの商店
の機器構成のブロック図を示している。すなわち、この
機器は、CPU5aと、上記CPU5aに、それぞれ、
接続されたキーボード等のキー入力部5b、磁気記憶・
再生部5c、サーマル印字部5d及び表示部5eと、、
上記磁気記憶・再生部5cとサーマル印字部5dとにポ
イントカード1を供給・排出するカード供給部5f及び
カード排出部5gとから構成されている。
【0042】そして、ポイントカード1発行の際には、
キー入力部5bから入力された情報に基づいて磁気記憶
・再生部5cを駆動させて個別情報を磁気記憶手段に記
憶させる。
【0043】また、ポイントを付与する際には、まず、
磁気記憶・再生部5cが磁気ストライプに記憶された情
報を読み出し、この情報とキー入力部5bから入力され
た情報とに基づき、上記CPU5aにおいて、還元ポイ
ントの算出、還元ポイントと登録ポイントとの比較、新
たな記憶ポイントの算出、この新たな記憶ポイントと可
視化基準値との比較、ゲーム情報が当たりか否かの判
別、新たな記憶ポイントと基準値との比較等の演算処理
を実行し、このCPU5aに接続された各機器を制御し
て、書き込み・読み出し・表示等を実行することが可能
である。尚、登録ポイントの記憶もCPU5aによって
可能であるが、図4Aに示した各機器の他に外部記憶装
置をCPU5aに接続し、この外部記憶装置に登録ポイ
ントを記憶させてもよい。
【0044】また、図5Bはポスレジタイプの商店の機
器構成のブロック図を示しており、この機器において
は、スタンドアロンタイプのシステムと異なり、CPU
5aにポスレジ5hが接続されている。このシステムに
よれば、商品に付与されたマーク(例えば、バーコー
ド)からその商品に関する情報を機械的(例えば、光学
的)に読み取り、CPU5aに入力するすることができ
る。この場合、キー入力部5bは、カード発行時の管理
情報の入力、機器全体の処理モード変更等に利用するこ
とができる。
【0045】
【発明の効果】請求項1〜10に係る発明によれば、ゲ
ーム機能を担保する多数のゲーム情報がポイントカード
に不可視的に記憶されており、商店店頭においては、こ
れら多数のゲーム情報が順次可視的に表示されていくに
過ぎないから、商店店頭に汎用の記憶読み取り装置を準
備しておくだけでそのゲームを実行することが可能であ
り、ゲーム機能付きのハードやソフト等の設備を準備す
る必要がない。
【0046】また、その当り確率やポイント確率を上記
ポイントカードの販売時に定めることができるから、上
記当り確率やポイント確率を商店毎に設定する必要もな
い。
【0047】このため、ポイントカードを利用する取引
形態が著しく簡略化できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1A及びBはポイントカードの大略平面図及
び要部断面図である。
【図2】図2A及びBは、ポイント発行会社が商店にポ
イントカードを販売する際の機器構成のブロック図及び
フローチャートである。
【図3】図3は、商店が顧客にポイントカードを付与・
発行する際のフローチャートである。
【図4】図4はポイントを付与する際のフローチャート
である。
【図5】図5A及びBは、それぞれ、スタンドアロンタ
イプ及びポスレジタイプの商店の機器構成のブロック図
である。
【符号の説明】
1 ポイントカード 10 カードベース 11 印刷 12 磁気ストライプ 13 透明保護膜 14 感熱記録層 15 透明保護膜 1a ポイント表示欄 1b ゲーム情報表示欄
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07F 7/08 L S

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商店店頭で取引する際に付与され、かつ、
    その加算値が基準値を越えたときに景品と交換可能とな
    るポイントを備えるポイントカードにおいて、 上記ポイント又はその加算値を可視的に表示するポイン
    ト表示欄と、取引高又はポイントもしくはこれらの加算
    値に応じて順次可視的に表示される多数のゲーム情報を
    不可視的に記憶するゲーム情報記憶手段とを備え、 上記ポイントが、可視的に表示された上記ゲーム情報と
    予め定められたルールとに基づいて付与されると共に、
    取引高に応じても付与されることを特徴とするポイント
    カード。
  2. 【請求項2】上記ポイントが、表示されたゲーム情報の
    複数と予め定められたルールとに基づいて付与されるこ
    とを特徴とする請求項2記載のポイントカード。
  3. 【請求項3】上記ゲーム情報が、ポイントを多数の商店
    に販売するポイント発行会社において記憶されたもので
    あることを特徴とする請求項1又は2に記載のポイント
    カード。
  4. 【請求項4】上記景品が、ポイント発行会社において交
    換されるものであることを特徴とする請求項3に記載の
    ポイントカード。
  5. 【請求項5】上記ゲーム情報記憶手段が磁気記憶手段で
    あることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    ポイントカード。
  6. 【請求項6】上記ゲーム情報記憶手段が半導体記憶手段
    であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    のポイントカード。
  7. 【請求項7】商店店頭で取引する際に付与され、かつ、
    その加算値が基準値を越えたときに景品と交換可能とな
    るポイントを表示するポイント表示欄と、取引高又はポ
    イントもしくはこれらの加算値に応じて順次可視的に表
    示される多数のゲーム情報を不可視的に記憶するゲーム
    情報記憶手段とを備えるポイントカードと、 上記ゲーム情報記憶手段にアクセスし、このゲーム情報
    記憶手段に記憶されたゲーム情報を取引高又はポイント
    もしくはこれらの加算値に応じて順次可視的に表示する
    ゲーム情報表示手段と、 このゲーム情報表示手段に表示されたゲーム情報と予め
    定められたルールとに基づいてポイントを付与すると共
    に、取引高に応じてもポイントを付与し、こうして付与
    されたポイント又はその加算値をポイント表示欄に表示
    するポイント表示手段とを備えることを特徴とするポイ
    ントカードシステム。
  8. 【請求項8】上記ポイントが、表示されたゲーム情報の
    複数と予め定められたルールとに基づいて付与されるポ
    イントと、取引高に応じて付与されるポイントとから成
    ることを特徴とする請求項7記載のポイントカードシス
    テム。
  9. 【請求項9】上記ゲーム情報が、ポイントを多数の商店
    に販売するポイント発行会社において記憶されたもので
    あることを特徴とする請求項7又は8に記載のポイント
    カードシステム。
  10. 【請求項10】上記景品が、ポイント発行会社において
    交換されるものであることを特徴とする請求項9に記載
    のポイントカードシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002245549A (ja) * 2001-02-19 2002-08-30 Dainippon Printing Co Ltd Icカード共通利用型ポイントシステムと当該システムに使用するicカード

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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