JPH09243663A - コンタクトプローブ - Google Patents

コンタクトプローブ

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JPH09243663A
JPH09243663A JP4754896A JP4754896A JPH09243663A JP H09243663 A JPH09243663 A JP H09243663A JP 4754896 A JP4754896 A JP 4754896A JP 4754896 A JP4754896 A JP 4754896A JP H09243663 A JPH09243663 A JP H09243663A
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JP
Japan
Prior art keywords
contact
contact probe
silicon substrate
probe
contact portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP4754896A
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English (en)
Inventor
Akio Shimomura
昭夫 下村
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクトプローブのコンタクト部の間隔の
高密度化を高精度かつ安価に実現することができるコン
タクトプローブを提供することを目的とする。 【解決手段】 電子部品を検査する際、前記電子部品の
電極に電気的に接続されるコンタクトプローブであっ
て、シリコン基板3上に形成された錐体状のコンタクト
部5と、このコンタクト部5の表面に設けられた導体薄
膜5aと、導体薄膜5aと電気的に接続され、シリコン
基板3上に導体を用いて配線された電極回路11とを備
え、シリコン基板3の前記コンタクト部5と対向する面
をダイヤフラム状に加工し、エラストマー7を充填した
することを要旨とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体チップ、液
晶パネル等の電子部品を検査する際に、電極に電気的に
接続するために使用されるコンタクトプローブに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体チップ、液晶パネルの
検査は、コンタクトプローブを用いてこれらの電極に電
気的に接触し、所定の電圧を印加することによって行っ
ていた。このようなコンタクトプローブの断面形状を図
5に示す。図5に示すようにコンタクトプローブ100
は、フレキシブルプリント配線板(FPC)101の回
路配線に電気的に接続されているピン103と、半導体
チップ、液晶パネルの電極に電気的に接続されるピン1
05とをバネ107を介して接続したものである。な
お、ピン105とバネ107は、プローブ本体109内
に摺動可能に設けられる。
【0003】このコンタクトプローブ100を用いて半
導体チップの検査を行う場合、まず、半導体チップの所
定の電極にピン105を接触させる。そして、FPC1
01を介して検査用のパルス電圧を印加して正常に動作
するか否かを検査する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
チップ、液晶パネルでは、回路パターンが微細化してお
り、これらを検査するには、コンタクトプローブ100
のピン105の間隔を高密度化する必要がある。しか
し、従来のコンタクトプローブ100は、ピン105と
をバネ107をプローブ本体109内に摺動可能に設け
ているので、ピン105の間隔は、100(μm)が限
界であり、このままでは、半導体チップ、液晶パネルの
回路パターンの微細化にコンタクトプローブが対応でき
ないという問題が生じる。本発明は、上記課題に鑑みて
なされたもので、コンタクトプローブのピン間隔(コン
タクト部の間隔)の高密度化を高精度かつ安価に実現す
ることができるコンタクトプローブを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、電子部品を検査する際、前記電子部品の電極
に電気的に接続されるコンタクトプローブであって、半
導体基板もしくはガラス基板上に形成された錐体状のコ
ンタクト部と、このコンタクト部の表面に設けられた薄
膜状の導体部と、この導体部と電気的に接続され、前記
半導体基板もしくはガラス基板上に導体を用いて配線さ
れた回路とを有し、前記半導体基板もしくはガラス基板
の前記コンタクト部と対向する面をダイヤフラム状に加
工し、エラストマーを充填したすることを要旨とする。
本発明のコンタクトプローブにあっては、半導体基板も
しくはガラス基板上に、この半導体基板もしくはガラス
基板上に導体を用いて配線された回路と電気的に接続さ
れた薄膜状の導体部を表面に有する錐体状のコンタクト
部を有する。このため、コンタクトプローブのコンタク
ト部の間隔の高密度化を高精度かつ安価に実現すること
ができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図面を参照して説明する。図1(a)は本発明に係るコ
ンタクトプローブの第1実施形態を示した断面図であ
り、図1(b)は下面図である。
【0007】図1に示すように、第1実施形態のコンタ
クトプローブ1は、シリコン基板3を異方性エッチング
することにより設けた角錐状のコンタクト部5と、シリ
コン基板3のコンタクト部5の設けられた面と対向する
面に設けられた樹脂、具体的にはエラストマー7と、こ
のエラストマー7と固定され、エラストマー7に均等に
圧力を掛けるための固定板9とを有している。また、コ
ンタクト部5の表面には、導体部としての導体薄膜5a
が蒸着、スパッタ等により設けられている。この導体薄
膜5aは、電極回路11と電気的に接続されている。
【0008】次に、コンタクト部5の形成方法を図2を
用いて説明する。まず、図2(a)に示すように、シリ
コン基板3の表面にレジスト13を塗布する。次いで、
図2(b)に示すように、コンタクト部5の頂点に対応
する部分のみを露光技術を用いて残す。そして、図2
(c)に示すように、結晶面によってエッチングレート
が異なることを利用した異方性エッチングによって、角
錐状のコンタクト部5を形成する。
【0009】次に、第1実施形態のコンタクトプローブ
1の作製方法を図1を用いて説明する。まず、被検体の
電極位置に合わせて、シリコン基板3にコンタクト部5
を前述したように形成する。次いで、コンタクト部5の
表面に導体薄膜5aを蒸着、スパッタ等により形成する
と共に、電極回路11を蒸着、スパッタ等により形成す
る。また、シリコン基板3のコンタクト部5の設けられ
た面と対向する面をエッチングする。尚、このエッチン
グする領域は、コンタクト部5の設けられた領域より若
干広い領域とする。
【0010】次いで、シリコン基板3のコンタクト部5
の設けられた面と対向する面の前記エッチングした領域
にシリコーン樹脂等のエラストマー7を充填する。尚、
前記エッチングした領域にエラストマー7を充填するの
ではなく、予め作製されたシリコーン樹脂等から成る板
状のエラストマー7を前記エッチングした領域に接着す
るようにしても良い。その後、鉄等の金属から成る固定
板9をエラストマー7の上面に接着する。こうして、本
実施形態のコンタクトプローブ1が作製される。このコ
ンタクト部5の製造方法は、半導体チップの従来の製造
技術と同一であるため、半導体チップと同様に一括して
大量に形成でき、製造コストを低減させることができ
る。
【0011】尚、例えば、厚さ200〜300(μm)
のシリコン基板3を用いた場合、コンタクト部5の高さ
Aは、5〜10(μm)、ピン5の間隔Bは、20〜5
0(μm)、エッチングした部分のシリコン基板の厚さ
cは、40〜50(μm)とする。
【0012】第1実施形態のコンタクトプローブ1を用
いて半導体チップ、液晶パネル等の被検体の検査を行う
場合、被検体の電極にコンタクトプローブ1のコンタク
ト部5を接触させる。この時、シリコン基板3のコンタ
クト部5と対向する面にエラストマー7が設けられてい
るので、このエラストマー7を固定板9を介してコンタ
クト部5の方向に押す(圧力を掛ける)ことにより、被
検体の歪みに沿ってシリコン基板3が歪み、被検体の電
極と良好な接触を得ることができる。
【0013】次いで、所定の電極回路11に所定の電圧
を印加するためのケーブルを接続すると共に、所定の電
極回路11に出力電圧を測定するためのケーブルを接続
する。その後、所定の電極回路11に所定の電圧を印加
し、出力電圧を測定することにより、被検体の良否を判
定する。
【0014】このように、第1実施形態のコンタクトプ
ローブ1では、シリコン基板3上に、半導体チップ等の
被検体の電極位置に対応させて錐体状のコンタクト部5
を設け、このコンタクト部5によって半導体チップ等の
被検体の電極に接触させるようにしている。従って、半
導体チップの従来の製造技術(異方性エッチング)を用
いてコンタクトプローブ1を作製することができるた
め、コンタクトプローブ1のピン間隔の高密度化を高精
度かつ安価に実現することができる。
【0015】図3は、本発明に係るコンタクトプローブ
の第2実施形態を示した図である。尚、図1に示した第
1実施形態のコンタクトプローブ1と同一部材には同一
の符号を付して詳細な説明は省略した。
【0016】図3に示すように、第2実施形態のコンタ
クトプローブ20は、コンタクト部5をシリコン基板3
の両端に設けると共に、対向するコンタクト部5を導体
薄膜の回路21で接続で接続したものである。
【0017】尚、第2実施形態のコンタクトプローブ2
0のコンタクト部5の作製方法は、図1に示した第1実
施形態のコンタクトプローブ1のコンタクト部5の作製
方法と同一であるので、説明は省略した。
【0018】第2実施形態のコンタクトプローブ20で
は、図4に示すように、半導体チップ30aと半導体チ
ップ30b(液晶パネルと液晶パネル、もしくは半導体
チップと液晶パネル)を検査等で一時的に接続したい場
合、これらの電極にコンタクト部5を接触させることに
より即座に実現できる。
【0019】このように、第2実施形態のコンタクトプ
ローブ20では、コンタクト部5をシリコン基板3の両
端に設けると共に、対向するコンタクト部5を回路21
で接続で接続したので、コンタクトプローブ20のピン
間隔の高密度化を高精度かつ安価に実現することができ
る。特に、第2実施形態のコンタクトプローブ20で
は、半導体チップと半導体チップ、液晶パネルと液晶パ
ネル、もしくは半導体チップと液晶パネルを検査等で一
時的に接続したい場合に有用となる。
【0020】尚、第1実施形態のコンタクトプローブ
1、第2実施形態のコンタクトプローブ20は、共にシ
リコン基板3を用いて製造されるが、本発明はこれに限
定されること無く、例えば他の半導体基板や、ガラス基
板を用いても良い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、半導体基
板もしくはガラス基板上に、この半導体基板もしくはガ
ラス基板上に導体を用いて配線された回路と電気的に接
続された薄膜状の導体部を表面に有する錐体状のコンタ
クト部を有するので、コンタクトプローブのコンタクト
部の間隔の高密度化を高精度かつ安価に実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンタクトプローブの第1実施形
態を示した断面図(a)と下面図(b)である。
【図2】図1に示したコンタクト部5の形成方法を示し
た図である。
【図3】本発明に係るコンタクトプローブの第2実施形
態を示した図である。
【図4】図3に示したコンタクトプローブを用いて半導
体チップと半導体チップを電気的接続した状態を概略的
に示す平面図である。
【図5】従来のコンタクトプローブを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1,20 コンタクトプローブ 3 シリコン基板 5 コンタクト部 5a 導体薄膜 7 エラストマー 9 固定板 11 電極回路 13 レジスト 21 回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を検査する際、前記電子部品の
    電極に電気的に接続されるコンタクトプローブであっ
    て、 半導体基板もしくはガラス基板上に形成された錐体状の
    コンタクト部と、 このコンタクト部の表面に設けられた薄膜状の導体部
    と、 この導体部と電気的に接続され、前記半導体基板もしく
    はガラス基板上に導体を用いて配線された回路と、 を有し、前記半導体基板もしくはガラス基板の前記コン
    タクト部と対向する面をダイヤフラム状に加工し、エラ
    ストマーを充填したことを特徴とするコンタクトプロー
    ブ。
JP4754896A 1996-03-05 1996-03-05 コンタクトプローブ Pending JPH09243663A (ja)

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JP4754896A JPH09243663A (ja) 1996-03-05 1996-03-05 コンタクトプローブ

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JP4754896A JPH09243663A (ja) 1996-03-05 1996-03-05 コンタクトプローブ

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JP4754896A Pending JPH09243663A (ja) 1996-03-05 1996-03-05 コンタクトプローブ

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JP (1) JPH09243663A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6511857B1 (en) 1998-03-19 2003-01-28 Hitachi, Ltd. Process for manufacturing semiconductor device
US6548315B2 (en) 1999-09-27 2003-04-15 Hitachi, Ltd. Manufacture method for semiconductor inspection apparatus

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6511857B1 (en) 1998-03-19 2003-01-28 Hitachi, Ltd. Process for manufacturing semiconductor device
US7119362B2 (en) 1998-03-19 2006-10-10 Renesas Technology Corp. Method of manufacturing semiconductor apparatus
US6548315B2 (en) 1999-09-27 2003-04-15 Hitachi, Ltd. Manufacture method for semiconductor inspection apparatus

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