JPH09242436A - 断熱ボックス用のドア - Google Patents

断熱ボックス用のドア

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JPH09242436A
JPH09242436A JP8083097A JP8309796A JPH09242436A JP H09242436 A JPH09242436 A JP H09242436A JP 8083097 A JP8083097 A JP 8083097A JP 8309796 A JP8309796 A JP 8309796A JP H09242436 A JPH09242436 A JP H09242436A
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rib
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1に、構成が簡単容易化され部品点数も少
なく、もって組立工数も削減され製作に手間取らず、第
2に、特に断熱パネルの位置出し・位置決めが容易化さ
れ、予定された位置関係で確実に取付け固定され、第3
に、開閉用のヒンジ部やロックシャフト用の挿通ホルダ
が、全周的に共通の断面構造の型材に取付けられ、この
面からも製作に手間取らない、断熱ボックス用のドアを
提案する。 【解決手段】 このドア12は、平坦な外面14,内面
15のリブ16,リブ16先端の平坦部17,リブ16
間の溝部18,外周寄りのリブ16からの延出リブ1
9、等を備えた型材13を採用してなる。そして、型材
13の内周端部22に表面パネル20を取付け固定し、
型材13の平坦部17や延出リブ19に当接,位置決め
しつつ、断熱パネル21を取付け固定し、更に、カバー
27,ウェザーストリップ29,ヒンジ部30,挿通ホ
ルダ36も取付け固定してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断熱ボックス用の
ドアに関する。すなわち、内部に種々の物品を収納する
断熱ボックス用のドアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、この種従来例に係る断熱ボック
ス用のドアの要部の縦断面図である。同図にも示したよ
うに、従来のこの種のドア1は、表面の板金製のドアパ
ネル2と、ドアパネル2の屈曲された外周端部の内側に
対し中空部を存しつつ溶接された板金製の介装パネル3
と、介装パネル3に外周部が保持されつつ、ドアパネル
2の内部側に配された略平板状の断熱材4と、この断熱
材4より更に内部側に配されサンドイッチパネル状をな
し、外周部の表面板5が介装パネル3やカバー6に対し
リベット7にて取付け固定された断熱パネル8と、から
なっていた。
【0003】なおカバー6は、一端部が、このように断
熱パネル8にリベット7にて取付け固定されると共に、
他端部が、ドアパネル2の外周端部の外側に接着されて
おり、9はその接着箇所、10は前述した溶接箇所を示
す。更に、この種のドア1にあっては、ドアパネル2の
屈曲された外周端部の外側には、密閉用のウェザースト
リップ11が取付け固定されていた。又、ドアパネル2
と断熱ボックスの本体(図示せず)との間には、開閉用
の複数個のヒンジ部(図示せず)が取付けられると共
に、ロックシャフトが挿通される複数個の挿通ホルダ
(図示せず)が、取付け固定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。まず第
1に、従来のこの種ドア1は、上述したようにドアパネ
ル2,介装パネル3,断熱材4,カバー6,断熱パネル
8,ウェザーストリップ11等にて構成されており、構
成が複雑であり部品点数も多く、接着箇所9や溶接箇所
10も必須的に存在していた。そこで、組立工数がかか
り製作に手間取る、という問題が指摘されていた。
【0005】第2に、特に断熱パネル8の取付け固定が
容易でない、という問題が指摘されていた。すなわち、
従来のこの種ドア1において、断熱パネル8は、前述し
たように、介装パネル3やカバー6を介しリベット7に
てドアパネル2に取付け固定されていたが、その際、断
熱パネル8の位置出し・位置決めつまり上下・左右の位
置調節が非常に困難であり、断熱パネル8をドアパネル
2に対し予定された位置関係で取付け固定しずらい、と
いう問題が指摘されていた。
【0006】第3に、ドアパネル2には前述したよう
に、開閉用のヒンジ部やロックシャフト用の挿通ホルダ
が取付けられていたが、これらの取付けのため、ドアパ
ネル2そしてドア1の断面構造が場所によって異なって
おり、この面からも製作に手間取る、という問題も指摘
されていた。つまり、従来のこの種ドアパネル2そして
ドア1において、ヒンジ部や挿通ホルダを取付ける箇所
・辺は、他の箇所・辺に比べ、取付用に加工されたり補
強された断面構造となっており、その分、製作に手間が
かかっていた。
【0007】本発明は、このような実情に鑑み、上記従
来例の課題を解決すべくなされたものであって、所定構
造の型材を採用して、表面パネル,断熱パネル,カバ
ー,ウェザーストリップ,ヒンジ部,挿通ホルダ等を取
付け固定するようにしたことにより、第1に、構成が簡
単容易化し、第2に、特に断熱パネルの位置出し・位置
決めが容易で、第3に、ヒンジ部や挿通ホルダの取付け
箇所・辺も、他と共通の断面構造とすることができる、
断熱ボックス用のドアを提案することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明の技術的手段は、次のとおりである。すなわち、この
断熱ボックス用のドアは、内部に種々の物品を収納する
断熱ボックスにおいて、その本体の開口部を開閉するも
のである。そして、縦横の周囲に枠状に配されてなり、
平坦な外面と、内面に突設された複数のリブと、該リブ
の先端に形成された平坦部と、該リブ間に形成された溝
部と、外周寄りの該リブの先端付近から該平坦部を介し
更に延出された延出リブと、を備えた型材と、次の表面
パネル,断熱パネル,カバー,ウェザーストリップ,ヒ
ンジ部,挿通ホルダ、等を有してなる。
【0009】すなわち、該型材の内周端部に外周部が取
付け固定された表面パネルと、該型材の平坦部や延出リ
ブに当接,位置決めされつつ、外周部が該延出リブに取
付け固定され、もって該表面パネルの内部側に全体的に
配された断熱パネルと、該断熱パネルの外周部や該型材
の延出リブ等を覆いつつ、該断熱パネルと該型材間に取
付け固定された全周のカバーと、該型材の外周端部に取
付け固定され、前記本体の開口部との間を密閉可能な全
周のウェザーストリップと、前記本体の開口部の側端部
と縦の該型材の外面との間に取付けられた、開閉用の複
数のヒンジ部と、縦の該型材の外面に取付け固定され、
前記本体の開口部の上下端部に設けられたロック受けと
の間で、ロックシャフトを縦に挿通せしめる複数の挿通
ホルダと、を有してなることを特徴とする。
【0010】このように、この断熱ボックス用のドアは
所定構造の型材、つまり平坦な外面,リブ,リブ先端の
平坦部,リブ間の溝部,外周寄りのリブからの延出リ
ブ、等を備えた型材を採用してなる。そして、このよう
な型材の内周端部に、表面パネルを取付け固定すると共
に、断熱パネルを型材の平坦部や延出リブに当接,位置
決めしつつ、延出リブに取付け固定してなる。そして更
に、断熱パネルと型材間に、延出リブ等を覆うようにカ
バーを取付け固定し、型材の外周端部にウェザーストリ
ップを取付け固定し、型材の外面にヒンジ部や挿通ホル
ダを取付け固定してなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明を、図面に示す発明の
実施の形態に基づいて、詳細に説明する。図1,図2,
図3,図4等は本発明の実施の形態の説明に供し、図1
は斜視図、図2は要部の縦断面図、図3は要部の横断面
図、図4は他の要部の横断面図である。
【0012】このドア12は、内部に種々の物品を収納
する断熱ボックスAにおいて、その本体Bの開口部Cを
開閉するものである。まず、これらについて更に詳述す
る。この断熱ボックスAは、冷凍ボックスや保温ボック
スとして使用され、冷凍ボックスとして使用される場合
は、内部に例えば生鮮食料品が収納されると共に、クー
ラー装置が付設され冷気の吹出口が存する構成や、ドラ
イアイスが混入される構成、等々が考えられる。そして
断熱ボックスAは、前面に開口部Cを備えた本体Bと、
この開口部Cを開閉するドア12と、からなり、本体B
の壁面は、内外のスチール板やステンレス板間にウレタ
ンフォーム等の断熱材を介装した構造よりなり、生鮮食
料品その他種々の保冷や保温を要する物品を、内部に収
納して保管,運搬する。
【0013】このドア12は、まず型材13を有してな
る。この型材13は、縦横の周囲に枠状に配され、平坦
な外面14と、内面15に突設された複数のリブ16
と、リブ16の先端に形成された平坦部17と、リブ1
6間に形成された溝部18と、外周寄りのリブ16の先
端付近から平坦部17を介し更に延出された延出リブ1
9と、を備えてなる。
【0014】このようなドア12の型材13について、
更に詳述する。型材13は、例えばアルミ押し出し成形
品よりなり、全体的には縦長の口字枠状をなし、例え
ば、縦2本と横2本との計4本の構成部分の端部間を、
それぞれ接合して形成される。このような型材13の外
面14は、平坦に形成されるのに対し、内面15には複
数個のリブ16が平行に突設され、各リブ16の先端に
は、外面14や内面15と平行に平坦部17が形成され
ている。図示例では、4本のリブ16が突設されると共
に、内周寄りの2個の平坦部17は、他と接続されずそ
れぞれ独立しているのに対し、外周寄りの2個の平坦部
17間は、一体的に接続されている。そして、各リブ1
6間には溝部18が形成されるが、図示例において外周
寄りの溝部18は、平坦部17間が一体化されているの
で、穴形状をなしている。延出リブ19は、外周寄りの
リブ16の先端付近から、図示例では外周側から2番目
のリブ16の先端付近から、平坦部17を介し、更にリ
ブ16と同一方向に延出されてなる。型材13は、この
ようになっている。
【0015】次に、表面パネル20と断熱パネル21に
ついて述べる。このドア12は、更に、型材13の内周
端部22に外周部が取付け固定された表面パネル20
と、型材13の平坦部17や延出リブ19に当接,位置
決めされつつ、外周部が延出リブ19に取付け固定さ
れ、もって表面パネル20の内部側に全体的に配された
断熱パネル21と、を有してなる。
【0016】この表面パネル20や断熱パネル21につ
いて、更に詳述する。表面パネル20は、例えばスチー
ル板やステンレス板製よりなり、外周部が、その外側に
位置する枠状の型材13の内周端部22に対し、リベッ
ト23にて取付け固定されている。そしてその際、表面
パネル20は、その外周部の端が型材13の最内周寄り
のリブ16に当接されることにより、位置決めされる。
又、断熱パネル21は、ウレタンフォーム等の断熱材
と、その一面側つまり内部側に貼着されたスチール板や
ステンレス板製の表面板24と、から構成され、上述し
た表面パネル20の内部側に、間隔を存しつつ全体的に
配されている。そして、このような断熱パネル21の外
周部は、上述した一面側とは反対側の他面側が、型材1
3の平坦部17に当接,位置決めされると共に、外側が
型材13の延出リブ19に当接,位置決めされ、もっ
て、延出リブ19に対しタッピングネジ25にて、取付
け固定されている。なお、延出リブ19の外面には凹部
26が形成され、この凹部26を利用しつつタッピング
ネジ25が、延出リブ19の外面から突出することなく
用いられている。表面パネル20や断熱パネル21は、
このようになっている。
【0017】次に、カバー27について述べる。このド
ア12は、断熱パネル21の外周部や型材13の延出リ
ブ19を覆いつつ、断熱パネル21と型材13間に取付
け固定された全周のカバー27を、備えてなる。このカ
バー27は、例えば折曲形成された樹脂板等の熱を伝達
しにくい板体よりなり、型材13の延出リブ19や最外
周寄りの平坦部17を覆いつつ、一端が、断熱パネル2
1の外周部の表面板24にリベット23にて取付け固定
されると共に、他端が、型材13の平坦部17にリベッ
ト23にて取付け固定されている。このリベット23と
しては、例えばブラインドリベットが使用される。そし
てカバー27は、このように型材13の外周端部28寄
りの内部側を覆うことにより、型材13を介し内外間で
熱が伝達されることを防止すべく機能する。例えば冷凍
ボックスの場合には、外部の熱が型材13の延出リブ1
9等を介し内部に伝達されるのを防止すべく、内外間を
遮断すべく機能する。
【0018】次に、ウェザーストリップ29について述
べる。このドア12は、このようなカバー27と共に、
型材13の外周端部28に取付け固定され、本体Bの開
口部Cとの間を密閉可能な全周のウェザーストリップ2
9を備えてなる。このウェザーストリップ29は、型材
13の外周端部28を形成する最外周寄りのリブ16
に、ブラインドリベット等のリベット23にて取付け固
定されており、ドア12の閉鎖時において、本体Bの開
口部Cに接触し、もって外部と内部間を遮断し密閉す
る。
【0019】更にドア12は、図1や図3中に示したよ
うに、ヒンジ部30を備えてなる。このヒンジ部30
は、本体Bの開口部Cの側端部Dと縦の型材13の外面
14との間に、複数取付けられ、ドア12の開閉用とし
て機能する。すなわち、図示例では2個のヒンジ部30
が、本体Bの開口部Cの側端部Dと、縦の型材13の外
面14との間に取付けられており、型材13に対しては
溝部18を利用しつつ、その一方の取付部31が、ボル
ト32とナット33にて取付けられている。そしてヒン
ジ部30は、他方の取付部34が本体Bの開口部C側に
取付けられており、このような両取付部31,34間
に、ヒンジピン35が介在している。
【0020】又、このドア12は、図1や図4中に示し
たように、挿通ホルダ36を備えてなる。この挿通ホル
ダ36は、縦の型材13の外面14に取付け固定され、
本体Bの開口部Cの上下端部Eに設けられたロック受け
37との間で、ロックシャフト38を縦に挿通せしめる
ようになっており、複数用いられてなる。すなわちロッ
クシャフト38は、ドア12側の挿通ホルダ36にて、
上下動不能かつその軸を中心にハンドル39にて回動可
能に保持されると共に、本体B側のロック受け37に対
し、正逆回動により係止ロック可能および係止ロック解
除可能となっている。そして、このロックシャフト38
の係止ロック状態において、ドア12が本体B側に密閉
・ロックされ、又、ロックシャフト38の係止ロック解
除状態において、ドア12が本体Bに対し解放可能とな
る。そして、このようなロックシャフト38用の挿通ホ
ルダ36が、縦の型材13の外面14に対し、溝部18
を利用しつつ、ボルト32とナット33にて取付け固定
されている。
【0021】本発明は、以上説明したように構成されて
いる。そこで以下のようになる。このように、この断熱
ボックスA用のドア12は所定構造の型材13、つまり
平坦な外面14,内面15のリブ16,リブ16先端の
平坦部17,リブ16間の溝部18,外周寄りのリブ1
6からの延出リブ19、等を備えた型材13を採用して
なる。そして、このような型材13の内周端部22に、
表面パネル20を取付け固定すると共に、断熱パネル2
1を型材13の平坦部17や延出リブ19に当接,位置
決めしつつ、延出リブ19に取付け固定してなる。そし
て更に、断熱パネル21と型材13間に、延出リブ19
等を覆うようにカバー27を取付け固定し、型材13の
外周端部28にウェザーストリップ29を取付け固定
し、型材13の外面14にヒンジ部30や挿通ホルダ3
6を取付け固定してなる。さてそこで、この断熱ボック
スA用のドア12にあっては、次の第1,第2,第3の
ようになる。
【0022】第1に、このドア12は、外面14,内面
15,リブ16,平坦部17,溝部18,延出リブ19
等を備えた枠状の型材13を採用し、このような型材1
3に、表面パネル20や断熱パネル21、カバー27,
ウェザーストリップ29,ヒンジ部30,挿通ホルダ3
6等を取付け固定してなる。もって、このドア12は、
構成が簡単容易化されてなる。第2に、このドア12に
おいて、断熱パネル21は、その外周部を型材13の平
坦部17や延出リブ19に当接,位置決めしつつ、延出
リブ19にタッピングネジ25にて取付け固定される。
もってこのドア12では、断熱パネル21が簡単容易か
つ正確に、位置出し・位置決めされる。第3に、このド
ア12において、開閉用のヒンジ部30やロックシャフ
ト38用の挿通ホルダ36は、型材13の外面14に対
し、溝部18を利用しつつボルト32やナット33に
て、容易に取付け固定される。そして、このようにヒン
ジ部30や挿通ホルダ36が取付け固定される型材13
は、全周的に同一の構成,共通の断面構造よりなる。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る断熱ボックス用のドアは、
以上説明したように、所定構造の型材を採用して、表面
パネル,断熱パネル,カバー,ウェザーストリップ,ヒ
ンジ部,挿通ホルダ等を取付け固定するようにしたこと
により、次の効果を発揮する。
【0024】第1に、構成が簡単容易化される。すなわ
ち、この断熱ボックス用のドアは、所定構造の型材を採
用して、表面パネル,断熱パネル,カバー,ウェザース
トリップ,ヒンジ部,挿通ホルダ、等を取付け固定する
ようにしたことにより、構成が簡単容易化され、部品点
数も比較的少なく、接着や溶接も必須的ではない。もっ
て、前述したこの種従来例に比し、組立工数が削減さ
れ、製作も手間取らず容易化される。
【0025】第2に、特に断熱パネルの位置出し・位置
決めが、容易化される。すなわち、この断熱ボックス用
のドアにおいて、断熱パネルは、型材の平坦部や延出リ
ブに当接,位置決めされつつ取付け固定されるので、簡
単容易かつ正確に位置出し・位置決めされる。もって、
前述したこの種従来例のように、断熱パネルが予定され
た位置関係で取付け固定されなくなるようなこともな
く、断熱パネルは、型材や表面パネル等に対し、予定さ
れた上下・左右の位置関係で、容易かつ確実に取付け固
定される。
【0026】第3に、ヒンジ部や挿通ホルダの取付け箇
所・辺も、他と共通の断面構造とすることができる。す
なわち、この断熱ボックスのドアにおいて、開閉用のヒ
ンジ部やロックシャフト用の挿通ホルダは、型材の外面
に溝部を利用して容易に取付けられると共に、このよう
にヒンジ部や挿通ホルダが取付けられる箇所・辺たる型
材は、全周的に共通の断面構造よりなる。つまり、前述
したこの種従来例のように、ヒンジ部や挿通ホルダの取
付け箇所・辺を、他の箇所・辺とは異なり、特に取付用
に加工したり補強した断面構造とする必要がなく、全周
的に共通の断面構造の型材を用いてなるので、この面か
らも製作が手間取らず容易化される。このように、この
種従来例に存した課題がすべて一掃される等、本発明の
発揮する効果は顕著にして大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る断熱ボックス用のドアについて、
発明の実施の形態の説明に供する斜視図である。
【図2】同発明の実施の形態の説明に供する、要部の縦
断面図である。
【図3】同発明の実施の形態の説明に供する、要部の横
断面図である。
【図4】同発明の実施の形態の説明に供する、他の要部
の横断面図である。
【図5】この種従来例に係る断熱ボックス用のドアの要
部の縦断面図である。
【符号の説明】
12 ドア 13 型材 14 外面 15 内面 16 リブ 17 平坦部 18 溝部 19 延出リブ 20 表面パネル 21 断熱パネル 22 内周端部 27 カバー 28 外周端部 29 ウェザーストリップ 30 ヒンジ部 36 挿通ホルダ 37 ロック受け 38 ロックシャフト A 断熱ボックス B 本体 C 開口部 D 側端部 E 上下端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に種々の物品を収納する断熱ボック
    スAにおいて、その本体Bの開口部Cを開閉するドア1
    2であって、 縦横の周囲に枠状に配されてなり、平坦な外面14と、
    内面15に突設された複数のリブ16と、該リブ16の
    先端に形成された平坦部17と、該リブ16間に形成さ
    れた溝部18と、外周寄りの該リブ16の先端付近から
    該平坦部17を介し更に延出された延出リブ19と、を
    備えた型材13と、 該型材13の内周端部22に外周部が取付け固定された
    表面パネル20と、 該型材13の平坦部17や延出リブ19に当接,位置決
    めされつつ、外周部が該延出リブ19に取付け固定さ
    れ、もって該表面パネル20の内部側に全体的に配され
    た断熱パネル21と、 該断熱パネル21の外周部や該型材13の延出リブ19
    等を覆いつつ、該断熱パネル21と該型材13間に取付
    け固定された全周のカバー27と、 該型材13の外周端部28に取付け固定され、前記本体
    Bの開口部Cとの間を密閉可能な全周のウェザーストリ
    ップ29と、 前記本体Bの開口部Cの側端部Dと縦の該型材13の外
    面14との間に取付けられた、開閉用の複数のヒンジ部
    30と、 縦の該型材13の外面14に取付け固定され、前記本体
    Bの開口部Cの上下端部Eに設けられたロック受け37
    との間で、ロックシャフト38を縦に挿通せしめる複数
    の挿通ホルダ36と、を有してなることを特徴とする断
    熱ボックス用のドア。
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