JPH09242029A - 柵を構成するための支柱 - Google Patents

柵を構成するための支柱

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Publication number
JPH09242029A
JPH09242029A JP5030696A JP5030696A JPH09242029A JP H09242029 A JPH09242029 A JP H09242029A JP 5030696 A JP5030696 A JP 5030696A JP 5030696 A JP5030696 A JP 5030696A JP H09242029 A JPH09242029 A JP H09242029A
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JP
Japan
Prior art keywords
pillar
fence
main body
receiving
post
Prior art date
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Pending
Application number
JP5030696A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Asano
良喜 浅野
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Asano Metal Industry Co Ltd
Original Assignee
Asano Metal Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asano Metal Industry Co Ltd filed Critical Asano Metal Industry Co Ltd
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Publication of JPH09242029A publication Critical patent/JPH09242029A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、柵を構成するための支柱を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 支柱本体1の周面に連結部2を設け、こ
の支柱本体1を間隔をおいて立設した際、連結部2にチ
ェーンや紐体などの架設体3を連結して支柱本体1間に
架設体3を架設して柵4を構成し得る柵を構成するため
の支柱において、前記支柱本体1に、前記連結部2を構
成する連結体2Aを差し込み嵌合し得る受け体2Bを周
面から突出しない状態に埋設して支柱本体1の周面に臨
設し、前記連結体2Aを受け体2Bに差し込み嵌合固定
し、この連結体2Aに前記架設体3の端部を連結し得る
ように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柵を構成するため
の支柱に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、例えば公園やグランドの入り口に、車両などの進入
を禁止することを目的として柵が設置されている。
【0003】この柵は、支柱本体の周面に連結体を突設
し、この支柱本体を間隔をおいて立設した後、連結体に
チェーンや紐体などの架設体を連結して支柱本体間に架
設体を架設するものである。
【0004】ところで、この支柱本体は、製造時に支柱
本体の周面に一個若しくは左右対向位置に二個の連結体
が一部を埋め込まれた状態で一体成形されており、よっ
て、この予め連結体が突設された状態の支柱本体を所望
の場所まで搬送して立設している。
【0005】しかしながら、上述のように支柱本体の周
面から連結体が突設されている為、例えば支柱本体を搬
送車両の荷台に積むと支柱本体同志の間に隙間が生じて
しまい荷台の収納スペースが無駄となり(荷台に積む支
柱本体の量が多くなればなる程この収納スペースの無駄
は顕著になる。)、また、搬送時に搬送車両が揺れるな
どしてこの連結体ががたついてしまう為、他の支柱本体
にぶつかって根元から折れたり、支柱本体の表面に傷を
付けてしまったりするなどの問題点がある。
【0006】本発明は、上述の問題点を解決する柵を構
成するための支柱を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0008】支柱本体1の周面に連結部2を設け、この
支柱本体1を間隔をおいて立設した際、連結部2にチェ
ーンや紐体などの架設体3を連結して支柱本体1間に架
設体3を架設して柵4を構成し得る柵を構成するための
支柱において、前記支柱本体1に、前記連結部2を構成
する連結体2Aを差し込み嵌合し得る受け体2Bを周面
から突出しない状態に埋設して支柱本体1の周面に臨設
し、前記連結体2Aを受け体2Bに差し込み嵌合固定
し、この連結体2Aに前記架設体3の端部を連結し得る
ように構成したことを特徴とする柵を構成するための支
柱に係るものである。
【0009】また、支柱本体1をコンクリート材で一体
成形し、且つ、この支柱本体1に支柱本体1の成形と同
時に前記受け体2Bをインサート成形により埋設したこ
とを特徴とする請求項1記載の柵を構成するための支柱
に係るものである。
【0010】また、支柱本体1間に架設される架設体3
の両端部のうち少なくとも一方の端部を予め連結体2A
に溶接したこと特徴とする請求項1,2いずれか1項に
記載の柵を構成するための支柱に係るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0012】本発明は、支柱本体1を所望の場所まで支
柱本体1から連結体2Aを外した状態で搬送し、この支
柱本体1を間隔をおいて立設した際、支柱本体1の周面
に埋設された受け体2Bに連結体2Aを差し込み嵌合固
定し、この連結体2Aにチェーンや紐体などの架設体3
の端部を連結して支柱本体1間に架設体3を架設して柵
を構成する。
【0013】従って、仮に支柱本体を搬送車両などの荷
台に多く積載しても、従来のように連結体が荷台の収納
スペースを無駄にしてしまうようなことはなく、しか
も、搬送時に搬送車両が揺れることによりこの連結体が
他の支柱本体にぶつかり根元から折れたり、支柱本体の
表面に傷を付けてしまうということも確実に防止するこ
とができ、その上、この支柱本体1を立設する場所で受
け体2Bに連結体2Aを容易に差し込み嵌合固定するこ
とができるから、柵を構成する作業が非常に簡易に行う
ことができる。
【0014】
【実施例】図面は本発明の一実施例を図示したものであ
り、以下に説明する。
【0015】支柱本体1は、図3に図示したように鉄筋
製の骨組み部材1aを被覆するようにコンクリート材を
一体成形したものである。
【0016】連結部2は、図1,2に図示したように互
いに連結する連結体2Aと受け体2Bとで構成されてい
る。この連結体2Aは、適宜な金属製部材を形成したも
のであり、先端に環状部2aが形成されるとともに、こ
の環状部2aの基端には棒状部2a'が形成されてい
る。また、この棒状部2a'の後端には被嵌部2a"が形
成されており、この被嵌部2a"の周面にはスリット5
が形成されている。尚、符号6は後述する受け体2Bの
先端に形成される段部2b'と嵌合する突部6aを有す
るリング体である。
【0017】受け体2Bは、適宜な金属製部材を形成し
たものであり、先端に段部2b'が形成された筒状部材
2bと、この筒状部材2bの後端に連設する突状部材2
b"とを連設したものである。また、この受け体2B
は、支柱本体1の上部周面に支柱本体1の成形と同時に
インサート成形されている。
【0018】上記のようにして得られた連結体2Aと受
け体2Bとの連結は、連結体2Aの棒状部2a'を受け
体2Bの筒状部材2bに差し込み、この棒状部2a'に
係る被嵌部2a"を受け体2Bの突状部材2b"に圧入被
嵌すると、スリット5が形成された被嵌部2a"の弾性
によりこの突状部材2b"に被嵌部2a"が押圧状態で被
嵌して連結体2Aと受け体2Bとが確固に連結される。
【0019】また、上記本実施例に係る連結体2Aと受
け体2B夫々の被嵌部2a"と突状部材2b"とが嵌着し
て成る連結構造として、受け体2Bに嵌着する連結体2
Aに引っ張り力が働いた場合には抜けにくく、その反
面、ねじれ方向への力が働いた場合には抜け易いという
連結構造を採用したことから、受け体2Bに連結体2A
を差し込んだ際、連結体2Aに設けたリング体6の突部
6aと筒状部材2bに形成した段部2b'とが嵌合し、
これを受け体2Bに対する連結体2Aの回り止めとした
ことにより、一度受け体2Bに差し込み嵌合された連結
体2Aが抜けることは可及的に防止される(実際に支柱
本体1を立設する現場では、受け体2Bに差し込む連結
体2Aの棒状部2a'に接着剤を塗布して差し込むこと
になる為、何ら受け体2Bに対する連結体2Aの抜け及
び回転の心配はない。)。
【0020】符号7は反射板である。
【0021】本実施例は上述のように構成したから、支
柱本体1を所望の場所(例えば公園やグランドの入り口
など)まで支柱本体1から連結体2Aを外した状態で搬
送し、この支柱本体1を間隔をおいて立設した後、支柱
本体1の周面に埋設された受け体2Bに接着剤を塗布し
た連結体2Aを差し込むことにより確固に嵌合固定し、
この連結体2Aにチェーンや紐体などの架設体3の端部
を連結して支柱本体1間に架設体3を架設して柵を構成
する。
【0022】よって、本実施例によれば、支柱本体1の
立設場所まで支柱本体1から連結体2Aを外した状態の
まま搬送することができるから、仮に支柱本体1を搬送
車両などの荷台に多く積載しても、従来のように連結体
2Aが荷台の収納スペースを無駄にするようなことはな
く、しかも、搬送時に搬送車両が揺れることにより連結
体がぐらついて他の支柱本体1にぶつかって根元から折
れたり、支柱本体1の表面に傷を付けたりするようなこ
とも確実に防止することができる。
【0023】また、本実施例は、支柱本体1を立設させ
る場所で受け体2Bに接着剤を塗布した連結体2Aを差
し込む(ワンタッチ装着する)だけで確固に嵌合固定す
ることができるから、柵を構成する作業が非常に簡易に
行え、そして、更に、予め連結体2Aに長さ調整が施さ
れた架設体3を溶接して連結したものを支柱本体1の立
設場所まで搬送するようにすれば、支柱本体1に差し込
み固定するだけで良いから一段と柵を構成する作業が簡
易に行え、しかも、盗難防止にも秀れた効果を発揮する
ことになる(従来のものでは、現場での溶接作業及びそ
の後の表面処理などの仕上げ作業が非常に困難なことか
ら、実際には単に連結体に架設体の両端に設けたフック
を掛けるだけという連結が行われている為、非常に盗難
の可能性が高いとされている。)。尚、受け体2Bと連
結体2Aとの連結構造として、受け体2Bの筒状部材2
bに雌螺子部、連結体2Aの棒状部2a'に雄螺子部を
形成した螺子連結構造を採用することも考えられるが、
盗難の可能性を十分に有するものであり(仮に棒状部2
a'に接着剤を塗布したとしても本実施例の連結構造に
比して格段に強度は落ちてしまう。)、更に、予め連結
体2Aに架設体3を溶接していた場合には架設体3がね
じれることになるから予め連結体2Aに架設体3を溶接
することができず、しかも、架設体3の両端に連結され
支柱本体1間の対向位置に設置される連結体2Aに係る
環状部2a同志の向きを統一するのが非常に困難で見た
目が悪く、よって、以上のことからしても本実施例に採
用した受け体2Bと連結体2Aとの連結構造は極めて秀
れることになる。
【0024】また、図3中の左側の支柱本体1は、支柱
本体1の上部周面にして対向する二カ所に連結部2を設
けた場合を図示したものであり、この他にも支柱本体1
に連結部2を三カ所,四カ所・・・というように適宜設
計し得るものである。
【0025】また、本実施例のように支柱本体1とし
て、コンクリート材を成形したものだけではなく、適宜
な金属製部材や合成樹脂製部材で成形した支柱本体1に
本実施例に係る連結部2を設けたものを採用しても良
い。
【0026】
【発明の効果】本発明は上述のように支柱本体の周面に
設けられる連結部に係る連結体を支柱本体の周面から突
出しない状態に埋設して臨設される受け体に差し込み嵌
合し得るように構成したから、支柱本体から連結部を外
した状態で立設する場所まで搬送することができ、よっ
て、仮に支柱本体を搬送車両などの荷台に多く積載して
も、従来のように連結部が荷台の収納スペースを無駄に
するようなことはなく、更に、搬送時に搬送車両が揺れ
ることにより連結体が他の支柱本体にぶつかり根元から
折れたり、支柱本体の表面に傷を付けてしまうというこ
とも確実に防止することができ、しかも、この支柱本体
を立設する場所で受け体に連結体を容易に差し込み嵌合
固定することができるから、柵を構成する作業が非常に
簡易に行えるなど秀れた効果を発揮する柵を構成するた
めの支柱を提供することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る連結部2の斜視図である。
【図2】本実施例に係る連結部2の断面図である。
【図3】本実施例の使用状態を図示したものである。
【符号の説明】
1 支柱本体 2 連結部 2A 連結体 2B 受け体 3 架設体 4 柵

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱本体の周面に連結部を設け、この支
    柱本体を間隔をおいて立設した際、連結部にチェーンや
    紐体などの架設体を連結して支柱本体間に架設体を架設
    して柵を構成し得る柵を構成するための支柱において、
    前記支柱本体に、前記連結部を構成する連結体を差し込
    み嵌合し得る受け体を周面から突出しない状態に埋設し
    て支柱本体の周面に臨設し、前記連結体を受け体に差し
    込み嵌合固定し、この連結体に前記架設体の端部を連結
    し得るように構成したことを特徴とする柵を構成するた
    めの支柱。
  2. 【請求項2】 支柱本体をコンクリート材で一体成形
    し、且つ、この支柱本体に支柱本体の成形と同時に前記
    受け体をインサート成形により埋設したことを特徴とす
    る請求項1記載の柵を構成するための支柱。
  3. 【請求項3】 支柱本体間に架設される架設体の両端部
    のうち少なくとも一方の端部を予め連結体に溶接したこ
    と特徴とする請求項1,2いずれか1項に記載の柵を構
    成するための支柱。
JP5030696A 1996-03-07 1996-03-07 柵を構成するための支柱 Pending JPH09242029A (ja)

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JP (1) JPH09242029A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011246970A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Sekisui Jushi Co Ltd 道路用標示体
JP2019127730A (ja) * 2018-01-24 2019-08-01 四国化成工業株式会社 車止めの施工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011246970A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Sekisui Jushi Co Ltd 道路用標示体
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