JPH09241142A - 皮膚外用剤 - Google Patents
皮膚外用剤Info
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- JPH09241142A JPH09241142A JP8079669A JP7966996A JPH09241142A JP H09241142 A JPH09241142 A JP H09241142A JP 8079669 A JP8079669 A JP 8079669A JP 7966996 A JP7966996 A JP 7966996A JP H09241142 A JPH09241142 A JP H09241142A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 紫外線による皮膚の炎症及び荒れ肌を、抑制
ないし改善する効果を有する皮膚化粧料を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 ヒアルロニダーゼ阻害作用を有するメリ
ッサ(Melissa officinalis)の抽出物と、紫外線吸収剤
及び紫外線散乱剤から選ばれる1種又は2種以上を併用
する。
ないし改善する効果を有する皮膚化粧料を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 ヒアルロニダーゼ阻害作用を有するメリ
ッサ(Melissa officinalis)の抽出物と、紫外線吸収剤
及び紫外線散乱剤から選ばれる1種又は2種以上を併用
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メリッサ(Meliss
a officinalis)の抽出物と、紫外線吸収剤及び紫外線散
乱剤から選ばれる1種又は2種以上を併用することを特
徴とする、皮膚外用剤に関する。
a officinalis)の抽出物と、紫外線吸収剤及び紫外線散
乱剤から選ばれる1種又は2種以上を併用することを特
徴とする、皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】過度な紫外線照射は、皮膚にとってきわ
めて有害であることは今日よく知られている。長時間紫
外線にさらされると皮膚は傷つき、紅斑をひきおこし、
皮膚が脆弱化し水泡変化をきたす。また、色素細胞のメ
ラニン形成が促進されて、皮膚は黒化する。さらに長時
間繰り返し紫外線にさらされると、皮下組織のコラーゲ
ン線維が破壊され、小じわの発生、シミやソバカスなど
の色素沈着と皮膚の老化が促進される。(日本化粧品技
術者会編.最新化粧品科学−改訂増補II−,薬事日報
社,1992,450p.)
めて有害であることは今日よく知られている。長時間紫
外線にさらされると皮膚は傷つき、紅斑をひきおこし、
皮膚が脆弱化し水泡変化をきたす。また、色素細胞のメ
ラニン形成が促進されて、皮膚は黒化する。さらに長時
間繰り返し紫外線にさらされると、皮下組織のコラーゲ
ン線維が破壊され、小じわの発生、シミやソバカスなど
の色素沈着と皮膚の老化が促進される。(日本化粧品技
術者会編.最新化粧品科学−改訂増補II−,薬事日報
社,1992,450p.)
【0003】近年、かかる紫外線の皮膚に対する紫外線
の皮膚に対する有害性が一般に認識されるようになり、
紫外線の防止を目的とする皮膚外用剤や化粧料の需要が
高まり、種々の製剤が提供されている。これらにおいて
は、紫外線を吸収する紫外線吸収剤や、酸化亜鉛や酸化
チタン等の紫外線散乱剤粉体が配合されてきた。
の皮膚に対する有害性が一般に認識されるようになり、
紫外線の防止を目的とする皮膚外用剤や化粧料の需要が
高まり、種々の製剤が提供されている。これらにおいて
は、紫外線を吸収する紫外線吸収剤や、酸化亜鉛や酸化
チタン等の紫外線散乱剤粉体が配合されてきた。
【0004】しかしながら、紫外線吸収剤や紫外線散乱
剤は、紫外線による影響を軽減する効果はあるものの、
荒れ肌が改善されるものとはほど遠く、使用感上の問題
も大きく残るというのが実状であった。
剤は、紫外線による影響を軽減する効果はあるものの、
荒れ肌が改善されるものとはほど遠く、使用感上の問題
も大きく残るというのが実状であった。
【0005】また、紫外線の影響から回避するために、
皮膚の黒化,シミ,ソバカス等を改善する目的で、アス
コルビン酸,グルタチオン,コロイド硫黄等が有効成分
として用いられてきた。また、種々の薬用植物の抽出物
や、植物由来の没食子酸,ゲラニイン等を用いた例もあ
る。最近では、コウジ酸やアルブチンなどのハイドロキ
ノン配糖体など、有効な美白成分が単離され、皮膚外用
剤に配合されている。
皮膚の黒化,シミ,ソバカス等を改善する目的で、アス
コルビン酸,グルタチオン,コロイド硫黄等が有効成分
として用いられてきた。また、種々の薬用植物の抽出物
や、植物由来の没食子酸,ゲラニイン等を用いた例もあ
る。最近では、コウジ酸やアルブチンなどのハイドロキ
ノン配糖体など、有効な美白成分が単離され、皮膚外用
剤に配合されている。
【0006】しかしながら、アスコルビン酸は酸化され
やすく不安定であり、グルタチオンやコロイド硫黄は、
特有の異臭や沈殿を生じるという欠点を有する。また、
従来の薬用植物抽出物は、美白効果が不十分であった
り、品質が一定しないと言った問題点を有していた。さ
らに、コウジ酸などにおいても安定性上問題があり、他
の美白成分の中には連用により副作用の生じるものもあ
った。
やすく不安定であり、グルタチオンやコロイド硫黄は、
特有の異臭や沈殿を生じるという欠点を有する。また、
従来の薬用植物抽出物は、美白効果が不十分であった
り、品質が一定しないと言った問題点を有していた。さ
らに、コウジ酸などにおいても安定性上問題があり、他
の美白成分の中には連用により副作用の生じるものもあ
った。
【0007】このように、紫外線による皮膚の炎症を改
善し、荒れ肌を防止する効果を有するとともに使用感に
も優れた皮膚外用剤はまだないというのが実状であっ
た。
善し、荒れ肌を防止する効果を有するとともに使用感に
も優れた皮膚外用剤はまだないというのが実状であっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、紫外線によ
る皮膚の炎症及び荒れ肌を、抑制ないし改善する効果を
有するとともに、使用感にも優れた皮膚化粧料を提供す
ることを目的とするものである。
る皮膚の炎症及び荒れ肌を、抑制ないし改善する効果を
有するとともに、使用感にも優れた皮膚化粧料を提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、鋭意検討を重ねた結果、メリッサ抽出物がヒアルロ
ニダーゼ活性阻害作用を有すること、さらにメリッサ抽
出物と紫外線吸収剤及び紫外線散乱剤から選ばれる1種
又は2種以上を併用することにより、相乗的に皮膚症状
の改善,抗炎症,創傷治癒,皮膚の老化防止,肌荒れ改
善等の効果を発揮し、しかも安定性,安全性に優れるこ
とを見出し本発明を完成するに至った。
に、鋭意検討を重ねた結果、メリッサ抽出物がヒアルロ
ニダーゼ活性阻害作用を有すること、さらにメリッサ抽
出物と紫外線吸収剤及び紫外線散乱剤から選ばれる1種
又は2種以上を併用することにより、相乗的に皮膚症状
の改善,抗炎症,創傷治癒,皮膚の老化防止,肌荒れ改
善等の効果を発揮し、しかも安定性,安全性に優れるこ
とを見出し本発明を完成するに至った。
【0010】本発明で使用するメリッサ(Melissa offi
cinalis)は、シソ科の多年生の植物で、柑橘類のレモン
のような香りがすることから、古くからハーブとして利
用されている。このメリッサについてはすでに、チロシ
ナーゼ活性阻害作用を有することを見出し、これを配合
した美白化粧料を開示している(特開平6−19964
7)。
cinalis)は、シソ科の多年生の植物で、柑橘類のレモン
のような香りがすることから、古くからハーブとして利
用されている。このメリッサについてはすでに、チロシ
ナーゼ活性阻害作用を有することを見出し、これを配合
した美白化粧料を開示している(特開平6−19964
7)。
【0011】また、ヒアルロニダーゼは、動物の結合組
織に広く分布しているヒアルロン酸の加水分解酵素であ
る。ヒアルロニダーゼは、起炎症剤としての作用を持つ
一方、抗炎症剤や抗アレルギー剤により活性が阻害され
ることから、ヒアルロニダーゼ活性を阻害することによ
り炎症やアレルギーを軽減することが可能であると考え
られている。このヒアルロニダーゼ活性阻害剤を配合し
た化粧料は、紫外線による炎症反応を鎮静化し、皮膚の
潤滑性,柔軟性を保ち、老化を防ぐヒアルロン酸の分解
を抑制し、皮膚の小ジワやかさつきを防ぐ効果を有す
る。
織に広く分布しているヒアルロン酸の加水分解酵素であ
る。ヒアルロニダーゼは、起炎症剤としての作用を持つ
一方、抗炎症剤や抗アレルギー剤により活性が阻害され
ることから、ヒアルロニダーゼ活性を阻害することによ
り炎症やアレルギーを軽減することが可能であると考え
られている。このヒアルロニダーゼ活性阻害剤を配合し
た化粧料は、紫外線による炎症反応を鎮静化し、皮膚の
潤滑性,柔軟性を保ち、老化を防ぐヒアルロン酸の分解
を抑制し、皮膚の小ジワやかさつきを防ぐ効果を有す
る。
【0012】このヒアルロニダーゼ阻害作用を有するメ
リッサ抽出物を得る際の抽出部位は特に限定されない
が、中でも花,葉,茎,根,種子部分から抽出するのが
好ましい。抽出時には、花,葉,茎,根,種子等を単独
で、あるいは2種以上を組み合わせてもよく、また全草
を用いることもできる。メリッサは、生のまま若しくは
乾燥した状態で抽出することができる。
リッサ抽出物を得る際の抽出部位は特に限定されない
が、中でも花,葉,茎,根,種子部分から抽出するのが
好ましい。抽出時には、花,葉,茎,根,種子等を単独
で、あるいは2種以上を組み合わせてもよく、また全草
を用いることもできる。メリッサは、生のまま若しくは
乾燥した状態で抽出することができる。
【0013】抽出溶媒としても特に限定されないが、
水、エタノール,メタノール,1,3−ブチレングリコ
ール,グリセリン,ジグリセリン,ポリグリセリン,イ
ソプロピルアルコール等のアルコール類、アセトン,エ
ーテル,テトラヒドロフラン等の有機溶媒等が例示さ
れ、これらを単独で又は2種以上を混合して用いること
ができる。また、抽出効率を高めるために、モノラウリ
ン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン等の界面活
性剤を添加してもよい。
水、エタノール,メタノール,1,3−ブチレングリコ
ール,グリセリン,ジグリセリン,ポリグリセリン,イ
ソプロピルアルコール等のアルコール類、アセトン,エ
ーテル,テトラヒドロフラン等の有機溶媒等が例示さ
れ、これらを単独で又は2種以上を混合して用いること
ができる。また、抽出効率を高めるために、モノラウリ
ン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン等の界面活
性剤を添加してもよい。
【0014】さらに、抽出方法としては、室温,冷却又
は加温した状態で含浸させて抽出する方法、水蒸気蒸留
等の蒸留法を用いて抽出する方法、生のメリッサから圧
搾して抽出物を得る圧搾法等が例示され、これらの方法
を単独で又は2種以上を組み合わせて抽出を行う。
は加温した状態で含浸させて抽出する方法、水蒸気蒸留
等の蒸留法を用いて抽出する方法、生のメリッサから圧
搾して抽出物を得る圧搾法等が例示され、これらの方法
を単独で又は2種以上を組み合わせて抽出を行う。
【0015】また、抽出物としては、粗抽出物をそのま
ま、若しくは粗抽出物を精製,分画したものを用いるこ
とができる。
ま、若しくは粗抽出物を精製,分画したものを用いるこ
とができる。
【0016】また、本発明で用いられる紫外線吸収剤及
び紫外線散乱剤としては、特に限定されない。2-ヒドロ
キシ-4-メトキシベンゾフェノン,2-ヒドロキシ-4-メト
キシベンゾフェノン-5-スルホン酸,2-ヒドロキシ-4-メ
トキシベンゾフェノン-5-スルホン酸ナトリウム,ジヒ
ドロキシメトキシベンゾフェノン,ジヒドロキシメトキ
シベンゾフェノン-スルホン酸ナトリウム,2,4-ジヒド
ロキシベンゾフェノン,テトラヒドロキシベンゾフェノ
ン等のベンゾフェノン誘導体、パラアミノ安息香酸,パ
ラアミノ安息香酸エチル,パラアミノ安息香酸グリセリ
ル,パラジメチルアミノ安息香酸アミル,パラジメチル
アミノ安息香酸オクチル等のパラアミノ安息香酸誘導
体、パラメトキシ桂皮酸エチル,パラメトキシ桂皮酸イ
ソプロピル,パラメトキシ桂皮酸オクチル,パラメトキ
シ桂皮酸-2-エトキシエチル,パラメトキシ桂皮酸ナト
リウム,パラメトキシ桂皮酸カリウム,パラメトキシ桂
皮酸モノ-2-エチルヘキサン酸グリセリル等のメトキシ
桂皮酸誘導体、サリチル酸オクチル,サリチル酸フェニ
ル,サリチル酸ホモメンチル,サリチル酸ジプロピレン
グリコール,サリチル酸エチレングリコール,サリチル
酸ミリスチル,サリチル酸メチル等のサリチル酸誘導
体、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、4-tert-ブチ
ル-4'-メトキシジベンゾイルメタン、2-(2'-ヒドロキシ
-5'-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、アントラニ
ル酸メチル等の紫外線吸収剤や、酸化チタン、酸化鉄、
酸化亜鉛等の粉体が例示される。
び紫外線散乱剤としては、特に限定されない。2-ヒドロ
キシ-4-メトキシベンゾフェノン,2-ヒドロキシ-4-メト
キシベンゾフェノン-5-スルホン酸,2-ヒドロキシ-4-メ
トキシベンゾフェノン-5-スルホン酸ナトリウム,ジヒ
ドロキシメトキシベンゾフェノン,ジヒドロキシメトキ
シベンゾフェノン-スルホン酸ナトリウム,2,4-ジヒド
ロキシベンゾフェノン,テトラヒドロキシベンゾフェノ
ン等のベンゾフェノン誘導体、パラアミノ安息香酸,パ
ラアミノ安息香酸エチル,パラアミノ安息香酸グリセリ
ル,パラジメチルアミノ安息香酸アミル,パラジメチル
アミノ安息香酸オクチル等のパラアミノ安息香酸誘導
体、パラメトキシ桂皮酸エチル,パラメトキシ桂皮酸イ
ソプロピル,パラメトキシ桂皮酸オクチル,パラメトキ
シ桂皮酸-2-エトキシエチル,パラメトキシ桂皮酸ナト
リウム,パラメトキシ桂皮酸カリウム,パラメトキシ桂
皮酸モノ-2-エチルヘキサン酸グリセリル等のメトキシ
桂皮酸誘導体、サリチル酸オクチル,サリチル酸フェニ
ル,サリチル酸ホモメンチル,サリチル酸ジプロピレン
グリコール,サリチル酸エチレングリコール,サリチル
酸ミリスチル,サリチル酸メチル等のサリチル酸誘導
体、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、4-tert-ブチ
ル-4'-メトキシジベンゾイルメタン、2-(2'-ヒドロキシ
-5'-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、アントラニ
ル酸メチル等の紫外線吸収剤や、酸化チタン、酸化鉄、
酸化亜鉛等の粉体が例示される。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明において、上記メリッサ抽
出物の配合量は、0.001から5重量%が適当であ
り、紫外線吸収剤及び紫外線散乱剤の皮膚外用剤への配
合量は、粉体の紫外線散乱,吸収剤の場合は1〜40重
量%が適当であり、その他の紫外線吸収剤の場合は0.
01から20重量%,好ましくは0.1〜10重量%の
範囲である。また、メリッサ抽出物と、紫外線吸収剤,
紫外線散乱剤の配合比は特に限定されない。
出物の配合量は、0.001から5重量%が適当であ
り、紫外線吸収剤及び紫外線散乱剤の皮膚外用剤への配
合量は、粉体の紫外線散乱,吸収剤の場合は1〜40重
量%が適当であり、その他の紫外線吸収剤の場合は0.
01から20重量%,好ましくは0.1〜10重量%の
範囲である。また、メリッサ抽出物と、紫外線吸収剤,
紫外線散乱剤の配合比は特に限定されない。
【0018】本発明にかかる皮膚外用剤は、ローショ
ン,油剤,乳剤,クリーム,軟膏,固型等の形態をとる
ことができる。またさらに、化粧水,クリーム,乳液,
パック,美容液,洗浄料,ファンデーション、白粉、チ
ーク、アイカラー、口紅等の様々な形態の化粧料として
提供することができる。
ン,油剤,乳剤,クリーム,軟膏,固型等の形態をとる
ことができる。またさらに、化粧水,クリーム,乳液,
パック,美容液,洗浄料,ファンデーション、白粉、チ
ーク、アイカラー、口紅等の様々な形態の化粧料として
提供することができる。
【0019】また、本発明における皮膚外用剤の適用部
位は、顔面のみならず、頭皮,肩,腕,腹,背中,脚部
等全身に使用できる。
位は、顔面のみならず、頭皮,肩,腕,腹,背中,脚部
等全身に使用できる。
【0020】本発明においてはさらに必要に応じて、本
発明の効果を損なわない範囲で、化粧品、医薬品等に一
般に用いられている各種成分、すなわち、アボカド油,
パーム油,ピーナッツ油,コメヌカ油,ホホバ油,オレ
ンジラフィー油,マカデミアナッツ油,スクワラン,月
見草油,セサミ油,サンフラワー油,サフラワー油,キ
ャローラ油,カルナウバワックス,パラフィンワック
ス,ラノリン,リンゴ酸ジイソステアリル,イソステア
リルアルコール,流動パラフィン等の油分、グリセリ
ン,ジグリセリン,ポリグリセリン,ソルビット,ポリ
エチレングリコール,1,3-ブチレングリコール,コラー
ゲン,ヒアルロン酸等の保湿剤、ビタミンA油,レチノ
ール,酢酸レチノール等のビタミンA類、リボフラビ
ン,酪酸リボフラビン等のビタミンB2類、塩酸ピリドキ
シン等のビタミンB6類、L−アスコルビン酸,L−アス
コルビルリン酸マグネシウム,L−アスコルビン酸ナト
リウム等のビタミンC類、パントテン酸カルシウム,パ
ントテニルアルコール,パントテニルエチルエーテル,
アセチルパントテニルエチルエーテル等のパントテン酸
類、エルゴカルシフェロール,コレカルシフェロール等
のビタミンD類、ニコチン酸,ニコチン酸アミド,ニコ
チン酸ベンジル等のニコチン酸類、α−トコフェロー
ル,酢酸トコフェロール等のビタミンE類、ビタミンP、
ビオチン等のビタミン類、グアガム,ローカストビーン
ガム,カラギーナン,クインスシード,ペクチン,マン
ナン等の植物系天然多糖類、キサンタンガム,デキスト
ラン,カードラン等の微生物系天然多糖類、ゼラチン,
カゼイン,アルブミン,コラーゲン等の動物系高分子、
メチルセルロース,エチルセルロース,ヒドロキシエチ
ルセルロース,ヒドロキシプロピルセルロース,カルボ
キシメチルセルロース等のセルロース系半合成高分子、
可溶性デンプン,カルボキシメチルデンプン,メチルデ
ンプン等のデンプン系半合成高分子、アルギン酸プロピ
レングリコールエステル,アルギン酸塩等のアルギン酸
系半合成高分子、ポリビニルアルコール,ポリビニルピ
ロリドン,カルボキシビニルポリマー,ポリアクリル酸
ナトリウム,ポリエチレンオキサイド等の合成高分子、
ベントナイト,ラポナイト,コロイダルアルミナ等の無
機物系高分子等の水溶性高分子、ジブチルヒドロキシト
ルエン,ブチルヒドロキシアニソール,没食子酸エステ
ル等の酸化防止剤、高級脂肪酸石鹸,アルキル硫酸エス
テル塩,ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩,
アシルメチルタウリン塩,アルキルエーテルリン酸エス
テル塩,アシルアミノ酸塩等のアニオン界面活性剤、塩
化アルキルトリメチルアンモニウム,塩化ジアルキルジ
メチルアンモニウム,塩化ベンザルコニウム等のカチオ
ン界面活性剤、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン,
アルキルアミドジメチルアミノ酢酸ベタイン,2−アル
キル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイ
ミダゾリニウムベタインなどの両性界面活性剤、ポリオ
キシエチレン型ノニオン界面活性剤、アルコールエステ
ル型ノニオン界面活性剤等の界面活性剤、エチレンジア
ミン四酢酸ナトリウム塩,ポリリン酸ナトリウム,クエ
ン酸,メタリン酸ナトリウム,コハク酸,グルコン酸等
の金属イオン封鎖剤、胎盤抽出物,ソウハクヒエキス,
グルタチオン,コウジ酸及びその誘導体類,ハイドロキ
ノングルコピラノシド等のハイドロキノン及びその誘導
体類等の美白剤、グリチルリチン酸,グリチルレチン
酸,アラントイン,アズレン,ヒドロコルチゾン,ε−
アミノカプロン酸等の抗炎症剤、アラントインヒドロキ
シアルミニウム,塩化アルミニウム,タンニン酸,クエ
ン酸,乳酸等の収れん剤、メントール,カンフル等の清
涼化剤、塩酸ジフェンヒドラミン,マレイン酸クロルフ
ェニラミン等の抗ヒスタミン剤、エストラジオール,エ
ストロン,エチニルエストラジオール等の皮脂抑制剤、
サリチル酸,レゾルシン等の角質剥離・溶解剤、パラヒ
ドロキシ安息香酸エチル,パラヒドロキシ安息香酸メチ
ル,パラヒドロキシ安息香酸ブチル,パラヒドロキシ安
息香酸プロピル,エチレングリコールモノフェニルエー
テル等の抗菌防腐剤、α−ヒドロキシ酸類等が配合でき
る。
発明の効果を損なわない範囲で、化粧品、医薬品等に一
般に用いられている各種成分、すなわち、アボカド油,
パーム油,ピーナッツ油,コメヌカ油,ホホバ油,オレ
ンジラフィー油,マカデミアナッツ油,スクワラン,月
見草油,セサミ油,サンフラワー油,サフラワー油,キ
ャローラ油,カルナウバワックス,パラフィンワック
ス,ラノリン,リンゴ酸ジイソステアリル,イソステア
リルアルコール,流動パラフィン等の油分、グリセリ
ン,ジグリセリン,ポリグリセリン,ソルビット,ポリ
エチレングリコール,1,3-ブチレングリコール,コラー
ゲン,ヒアルロン酸等の保湿剤、ビタミンA油,レチノ
ール,酢酸レチノール等のビタミンA類、リボフラビ
ン,酪酸リボフラビン等のビタミンB2類、塩酸ピリドキ
シン等のビタミンB6類、L−アスコルビン酸,L−アス
コルビルリン酸マグネシウム,L−アスコルビン酸ナト
リウム等のビタミンC類、パントテン酸カルシウム,パ
ントテニルアルコール,パントテニルエチルエーテル,
アセチルパントテニルエチルエーテル等のパントテン酸
類、エルゴカルシフェロール,コレカルシフェロール等
のビタミンD類、ニコチン酸,ニコチン酸アミド,ニコ
チン酸ベンジル等のニコチン酸類、α−トコフェロー
ル,酢酸トコフェロール等のビタミンE類、ビタミンP、
ビオチン等のビタミン類、グアガム,ローカストビーン
ガム,カラギーナン,クインスシード,ペクチン,マン
ナン等の植物系天然多糖類、キサンタンガム,デキスト
ラン,カードラン等の微生物系天然多糖類、ゼラチン,
カゼイン,アルブミン,コラーゲン等の動物系高分子、
メチルセルロース,エチルセルロース,ヒドロキシエチ
ルセルロース,ヒドロキシプロピルセルロース,カルボ
キシメチルセルロース等のセルロース系半合成高分子、
可溶性デンプン,カルボキシメチルデンプン,メチルデ
ンプン等のデンプン系半合成高分子、アルギン酸プロピ
レングリコールエステル,アルギン酸塩等のアルギン酸
系半合成高分子、ポリビニルアルコール,ポリビニルピ
ロリドン,カルボキシビニルポリマー,ポリアクリル酸
ナトリウム,ポリエチレンオキサイド等の合成高分子、
ベントナイト,ラポナイト,コロイダルアルミナ等の無
機物系高分子等の水溶性高分子、ジブチルヒドロキシト
ルエン,ブチルヒドロキシアニソール,没食子酸エステ
ル等の酸化防止剤、高級脂肪酸石鹸,アルキル硫酸エス
テル塩,ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩,
アシルメチルタウリン塩,アルキルエーテルリン酸エス
テル塩,アシルアミノ酸塩等のアニオン界面活性剤、塩
化アルキルトリメチルアンモニウム,塩化ジアルキルジ
メチルアンモニウム,塩化ベンザルコニウム等のカチオ
ン界面活性剤、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン,
アルキルアミドジメチルアミノ酢酸ベタイン,2−アル
キル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイ
ミダゾリニウムベタインなどの両性界面活性剤、ポリオ
キシエチレン型ノニオン界面活性剤、アルコールエステ
ル型ノニオン界面活性剤等の界面活性剤、エチレンジア
ミン四酢酸ナトリウム塩,ポリリン酸ナトリウム,クエ
ン酸,メタリン酸ナトリウム,コハク酸,グルコン酸等
の金属イオン封鎖剤、胎盤抽出物,ソウハクヒエキス,
グルタチオン,コウジ酸及びその誘導体類,ハイドロキ
ノングルコピラノシド等のハイドロキノン及びその誘導
体類等の美白剤、グリチルリチン酸,グリチルレチン
酸,アラントイン,アズレン,ヒドロコルチゾン,ε−
アミノカプロン酸等の抗炎症剤、アラントインヒドロキ
シアルミニウム,塩化アルミニウム,タンニン酸,クエ
ン酸,乳酸等の収れん剤、メントール,カンフル等の清
涼化剤、塩酸ジフェンヒドラミン,マレイン酸クロルフ
ェニラミン等の抗ヒスタミン剤、エストラジオール,エ
ストロン,エチニルエストラジオール等の皮脂抑制剤、
サリチル酸,レゾルシン等の角質剥離・溶解剤、パラヒ
ドロキシ安息香酸エチル,パラヒドロキシ安息香酸メチ
ル,パラヒドロキシ安息香酸ブチル,パラヒドロキシ安
息香酸プロピル,エチレングリコールモノフェニルエー
テル等の抗菌防腐剤、α−ヒドロキシ酸類等が配合でき
る。
【0021】さらに、細胞賦活,保湿,血行促進,抗炎
症,収れん,抗菌,抗酸化,皮脂抑制作用等の生理活性
を有するアルニカ,アロエ,イタドリ,イラクサ,ウイ
キョウ,エンメイソウ,オウバク,オランダガラシ,カ
キドオシ,カミツレ,カンゾウ,キナ,キンギンカ,キ
ュウリ,クジン,ゲンチアナ,ゲンノショウコ,ゴボ
ウ,コウスイハッカ,サンショウ,ジュウヤク,ショウ
キョウ,シラカンバ,スギナ,セイヨウキズタ,セイヨ
ウノコギリソウ,セージ,センブリ,タイム,チョウ
ジ,チンピ,トウガラシ,トウキンセンカ,トウキ,ト
ウヒ,ニンジン,ノイチゴ,パセリ,ハッカ,ハマボウ
フウ,ハマメリス,バラ,フキタンポポ,ヘンナ,ボダ
イジュ,ホップ,ホホバ,マルメロ,マロニエ,ヤグル
マギク,ヤドリギ,ユーカリ,ユキノシタ,ユリ,ラベ
ンダー,ローズマリー等の植物抽出物及びこれらの抽出
物の分画,精製物を併用することにより、相乗効果を発
揮する。
症,収れん,抗菌,抗酸化,皮脂抑制作用等の生理活性
を有するアルニカ,アロエ,イタドリ,イラクサ,ウイ
キョウ,エンメイソウ,オウバク,オランダガラシ,カ
キドオシ,カミツレ,カンゾウ,キナ,キンギンカ,キ
ュウリ,クジン,ゲンチアナ,ゲンノショウコ,ゴボ
ウ,コウスイハッカ,サンショウ,ジュウヤク,ショウ
キョウ,シラカンバ,スギナ,セイヨウキズタ,セイヨ
ウノコギリソウ,セージ,センブリ,タイム,チョウ
ジ,チンピ,トウガラシ,トウキンセンカ,トウキ,ト
ウヒ,ニンジン,ノイチゴ,パセリ,ハッカ,ハマボウ
フウ,ハマメリス,バラ,フキタンポポ,ヘンナ,ボダ
イジュ,ホップ,ホホバ,マルメロ,マロニエ,ヤグル
マギク,ヤドリギ,ユーカリ,ユキノシタ,ユリ,ラベ
ンダー,ローズマリー等の植物抽出物及びこれらの抽出
物の分画,精製物を併用することにより、相乗効果を発
揮する。
【0022】
【実施例】本発明の特徴について、実施例により詳細に
説明する。各実施例にて使用したメリッサ抽出物の抽出
方法を以下に示す。
説明する。各実施例にて使用したメリッサ抽出物の抽出
方法を以下に示す。
【0023】メリッサ抽出物 乾燥したメリッサの全草を50重量%エタノール水溶液
で常温で24時間浸漬後、濾過して得られた抽出物をメ
リッサ抽出物とした。
で常温で24時間浸漬後、濾過して得られた抽出物をメ
リッサ抽出物とした。
【0024】 [実施例1] 液状皮膚外用剤 (1)エタノール 10.0(重量%) (2)パラアミノ安息香酸メチル 0.2 (3)2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン 3.0 -5-スルホン酸ナトリウム (4)グリセリン 10.0 (5)メリッサ抽出物 0.2 (6)精製水 76.6 製法;(2)を(1)に溶解した後、(3)〜(6)の成分を順
次添加し、溶解均一化する。
次添加し、溶解均一化する。
【0025】 [実施例2] O/W型乳剤性軟膏 (1)白色ワセリン 22.0(重量%) (2)ステアリルアルコール 15.0 (3)パラジメチルアミノ安息香酸オクチル 3.0 (4)ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 (5)パラオキシ安息香酸ブチル 0.1 (6)メリッサ抽出物 0.5 (7)精製水 58.4 製法;(1)〜(5)の油相成分を混合し75℃に加熱して
溶解,均一化する。75℃に加熱した(7)に油相成分を
添加して乳化し、冷却後40℃にて(6)を添加する。
溶解,均一化する。75℃に加熱した(7)に油相成分を
添加して乳化し、冷却後40℃にて(6)を添加する。
【0026】 [実施例3] O/W乳化型美容液 (1)スクワラン 5.0(重量%) (2)パラメトキシ桂皮酸オクチル 2.0 (3)ミツロウ 0.5 (4)ソルビタンセスキオレエート 0.8 (5)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20EO) 1.2 (6)プロピレングリコール 5.0 (7)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (8)精製水 59.8 (9)カルボキシビニルポリマー1.0重量%水溶液 20.0 (10)水酸化カリウム 0.1 (11)エタノール 5.0 (12)メリッサ抽出物 0.3 (13)香料 0.2 製法;(1)〜(5)の油相成分を混合し75℃に加熱して溶
解,均一化する。一方(6)〜(8)の水相成分を混合,溶解
して75℃に加熱し、前記の油相成分を添加して予備乳
化する。(9)を添加した後ホモミキサーにて均一に乳化
し、(10)を加えてpHを調整する。冷却後40℃にて(1
1)〜(13)を添加する。
解,均一化する。一方(6)〜(8)の水相成分を混合,溶解
して75℃に加熱し、前記の油相成分を添加して予備乳
化する。(9)を添加した後ホモミキサーにて均一に乳化
し、(10)を加えてpHを調整する。冷却後40℃にて(1
1)〜(13)を添加する。
【0027】実施例3を用いて官能評価及び紫外線によ
る紅斑抑制試験を行った。同時に、紫外線吸収剤及びメ
リッサ抽出物のどちらか一方又は両方を精製水に置換し
た美容液を調製し、比較例1〜3とした。実施例3及び
比較例1〜3における紫外線吸収剤及びメリッサ抽出物
の配合量を表1にまとめた。
る紅斑抑制試験を行った。同時に、紫外線吸収剤及びメ
リッサ抽出物のどちらか一方又は両方を精製水に置換し
た美容液を調製し、比較例1〜3とした。実施例3及び
比較例1〜3における紫外線吸収剤及びメリッサ抽出物
の配合量を表1にまとめた。
【表1】
【0028】官能評価は、荒れ肌,乾燥肌などを訴える
女子10人を一群として、1日2回連続3カ月間、実施
例又は比較例をそれぞれ塗布した。評価は、湿潤性,親
和性に関するアンケート項目に対し、「皮膚に潤いが生
じた」,「皮膚への親和性が良い」,「肌のつやが改善
された」と回答した人数で表3に示した。
女子10人を一群として、1日2回連続3カ月間、実施
例又は比較例をそれぞれ塗布した。評価は、湿潤性,親
和性に関するアンケート項目に対し、「皮膚に潤いが生
じた」,「皮膚への親和性が良い」,「肌のつやが改善
された」と回答した人数で表3に示した。
【0029】紫外線による紅斑抑制試験を、モルモット
を用いて行った。除毛したモルモットの背部皮膚に、U
VB領域を紫外線の最小紅斑量の2倍量照射した。24
時間前と照射直後に試料を塗布し、24時間後の紅斑の
状態を表2に示した判定基準に基づいて評価した。モル
モットは、10匹を一群として試験を行い、評価点の合
計を結果として表3に示した。
を用いて行った。除毛したモルモットの背部皮膚に、U
VB領域を紫外線の最小紅斑量の2倍量照射した。24
時間前と照射直後に試料を塗布し、24時間後の紅斑の
状態を表2に示した判定基準に基づいて評価した。モル
モットは、10匹を一群として試験を行い、評価点の合
計を結果として表3に示した。
【表2】
【0030】
【表3】 表3に示したように、紫外線吸収剤であるパラメトキシ
桂皮酸オクチルと、メリッサ抽出物をともに配合してい
ない比較例1はもとより、どちらか一方しか配合してい
ない比較例2及び3と比較して、実施例3は、肌への潤
い補給、親和性、ツヤ付与効果にきわめて優れ、しかも
紫外線による紅斑反応を著しく抑制する効果を有するこ
とが示された。
桂皮酸オクチルと、メリッサ抽出物をともに配合してい
ない比較例1はもとより、どちらか一方しか配合してい
ない比較例2及び3と比較して、実施例3は、肌への潤
い補給、親和性、ツヤ付与効果にきわめて優れ、しかも
紫外線による紅斑反応を著しく抑制する効果を有するこ
とが示された。
【0031】なお、上記の使用期間において、いずれの
実施例を使用した群においても、痛み、痒み等の皮膚刺
激やアレルギー反応等の皮膚症状を訴えたパネラーはい
なかった。また、乳化状態の悪化や配合成分の沈降,変
質等も認められなかった。
実施例を使用した群においても、痛み、痒み等の皮膚刺
激やアレルギー反応等の皮膚症状を訴えたパネラーはい
なかった。また、乳化状態の悪化や配合成分の沈降,変
質等も認められなかった。
【0032】 [実施例4] W/O乳化型クリーム (1)ミツロウ 3.0(重量%) (2)吸着精製ラノリン 10.0 (3)スクワラン 30.0 (4)固形パラフィン 5.0 (5)サリチル酸ホモメンチル 5.0 (6)アジピン酸ヘキシルデシル 7.0 (7)セスキオレイン酸ソルビタン 3.5 (8)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(50EO) 1.0 (9)1,3-ブチレングリコール 5.0 (10)精製水 29.3 (11)パラオキシ安息香酸メチル 0.2 (12)メリッサ抽出物 1.0 製法;(1)〜(8)の油相成分を混合し75℃に加熱して
溶解,均一化する。一方(9)〜(11)の水相成分を混合,
溶解して75℃に加熱し、前記の油相成分に添加してホ
モミキサーにて均一に乳化する。冷却後40℃にて(12)
を添加する。
溶解,均一化する。一方(9)〜(11)の水相成分を混合,
溶解して75℃に加熱し、前記の油相成分に添加してホ
モミキサーにて均一に乳化する。冷却後40℃にて(12)
を添加する。
【0033】 [実施例5] O/W型乳液 (1)ミツロウ 0.7(重量%) (2)4-tert-ブチル-4'-メトキシジベンゾイルメタン 5.0 (3)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(50EO) 2.0 (4)精製水 61.8 (5)1,3-ブチレングリコール 5.0 (6)パラオキシ安息香酸メチル 0.2 (7)1%カルボキシメチルセルロース水溶液 20.0 (8)エタノール 5.0 (9)メリッサ抽出物 0.3 製法;(1)〜(3)の油相成分を混合,溶解して均一と
し、75℃に加熱する。一方、(4)〜(6)を混合,溶解
して75℃に加熱し、これに上記油相成分を添加して予
備乳化した後、(7)を加えてホモミキサーにて均一に乳
化する。その後冷却し、40℃で、(8),(9)を添加す
る。
し、75℃に加熱する。一方、(4)〜(6)を混合,溶解
して75℃に加熱し、これに上記油相成分を添加して予
備乳化した後、(7)を加えてホモミキサーにて均一に乳
化する。その後冷却し、40℃で、(8),(9)を添加す
る。
【0034】 [実施例6] 日焼け止め用乳液 (1)流動パラフィン 10.0(重量%) (2)ステアリン酸 1.0 (3)ステアリルアルコール 2.5 (4)モノステアリン酸グリセリル 1.5 (5)ミリスチン酸イソプロピル 4.0 (6)酸化チタン 10.0 (7)クエン酸ナトリウム 1.0 (8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (9)香料 0.1 (10)メリッサ抽出物 0.5 (11)精製水 69.3 製法;(7),(8),(11)を混合、70℃で加熱溶解し、
(6)を添加してコロイドミルで均一に分散させ、水相と
する。あらかじめ混合し80℃に加熱して均一化した
(1)〜(5)を水相に添加し、ホモミキサーにて均一に乳
化し、冷却後(9)と(10)を添加する。
(6)を添加してコロイドミルで均一に分散させ、水相と
する。あらかじめ混合し80℃に加熱して均一化した
(1)〜(5)を水相に添加し、ホモミキサーにて均一に乳
化し、冷却後(9)と(10)を添加する。
【0035】 [実施例7] 日焼け止め用クリーム (1)ステアリン酸 2.0(重量%) (2)ステアリルアルコール 7.0 (3)オクチルドデカノール 6.0 (4)還元ラノリン 2.0 (5)スクワラン 5.0 (6)モノステアリルグリセロール 5.0 (7)パラメトキシ桂皮酸エチルヘキシル 4.5 (8)疎水化処理酸化亜鉛 8.0 (9)ピロリドンカルボン酸ナトリウム 1.0 (10)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (11)香料 0.1 (12)メリッサ抽出物 0.7 (13)精製水 58.6 製法;(1)〜(7)を混合,加熱しこれに(8)の粉体をデ
ィスパーで均一に分散させて油相とする。(9),(10)及
び(13)の水相成分を80℃に混合加熱均一化し、油相を
加えて乳化する。冷却後40℃で(11)及び(12)を添加す
る。
ィスパーで均一に分散させて油相とする。(9),(10)及
び(13)の水相成分を80℃に混合加熱均一化し、油相を
加えて乳化する。冷却後40℃で(11)及び(12)を添加す
る。
【0036】 [実施例8]W/O乳化型日焼け止め剤 (1)ジメチルポリシロキサン 35.0 (2)ベヘン酸 2.0 (3)オキシベンゼンスルホン酸 3.0 (4)セスキオレイン酸ソルビタン 3.5 (5)疎水化処理微粒子酸化チタン 15.0 (6)精製水 36.0 (7)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (8)エタノール 5.0 (9)メリッサ抽出物 0.4 製法;(1)〜(4)を混合加熱均一化し、(5)を添加して
ホモミキサーで均一に分散させ油相とする。(7)を(6)
に溶解し、油相に添加しホモミキサーで乳化する。冷却
後40℃で(8)及び(9)の成分を添加する。
ホモミキサーで均一に分散させ油相とする。(7)を(6)
に溶解し、油相に添加しホモミキサーで乳化する。冷却
後40℃で(8)及び(9)の成分を添加する。
【0037】 [実施例9] 固型白粉 (1)タルク 54.0(重量%) (2)セリサイト 25.0 (3)二酸化チタン 5.0 (4)ミリスチン酸亜鉛 5.0 (5)炭酸マグネシウム 5.0 (6)スクワラン 3.0 (7)テトラヒドロキシベンゾフェノン 2.0 (8)酢酸トコフェロール 0.1 (9)香料 0.1 (10)メリッサ抽出物 0.8 製法;(1)〜(5)の粉体成分をブレンダーで混合し、さ
らに(6)〜(8)を添加して混練する。(9)及び(10)を添
加し均一に混合した後粉砕し、ふるいを通し、中皿に圧
縮成型する。
らに(6)〜(8)を添加して混練する。(9)及び(10)を添
加し均一に混合した後粉砕し、ふるいを通し、中皿に圧
縮成型する。
【0038】 [実施例10] ツーウェイファンデーション (1)シリコーン処理タルク 17.7(重量%) (2)シリコーン処理マイカ 35.0 (3)シリコーン処理二酸化チタン 10.0 (4)シリコーン処理微粒子二酸化チタン 10.0 (5)シリコーン処理ベンガラ 1.0 (6)シリコーン処理黄酸化鉄 3.0 (7)シリコーン処理黒酸化鉄 0.2 (8)ステアリン酸亜鉛 2.0 (9)ナイロンパウダー 5.0 (10)スクワラン 4.0 (11)固形パラフィン 0.5 (12)ジメチルポリシロキサン 4.0 (13)トリイソオクタン酸グリセリン 5.0 (14)2-(2'-ヒドロキシ-5'-メチルフェニル) 2.0 ベンゾトリアゾール (15)酢酸トコフェロール 0.1 (16)メリッサ抽出物 0.5 製法;(1)〜(9)の粉体相をブレンダーで混合均一化す
る。(10)〜(15)の油相を混合し80℃で溶解均一化して
粉体相に添加し、さらに(16)を添加して混練する。アト
マイザーで粉砕し、ふるいを通して圧縮成型する。
る。(10)〜(15)の油相を混合し80℃で溶解均一化して
粉体相に添加し、さらに(16)を添加して混練する。アト
マイザーで粉砕し、ふるいを通して圧縮成型する。
【0039】 [実施例12]O/W乳化型ファンデーション (1)タルク 3.0(重量%) (2)微粒子酸化チタン 5.0 (3)二酸化チタン 3.0 (4)ベンガラ 0.5 (5)黄酸化鉄 1.4 (6)黒酸化鉄 0.1 (7)モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 1.0 (8)トリエタノールアミン 1.0 (9)プロピレングリコール 10.0 (10)パラオキシ安息香酸メチル 0.3 (11)精製水 51.0 (12)ステアリン酸 2.2 (13)イソヘキサデシルアルコール 7.0 (14)モノステアリン酸グリセリン 2.0 (15)液状ラノリン 2.0 (16)流動パラフィン 8.0 (17)メリッサ抽出物 0.5 (18)エタノール 2.0 製法;(7)〜(11)の水相成分を混合加熱溶解し、(1)〜
(6)の粉体相を添加しホモミキサーで分散させ、分散液
を調製する。(12)〜(16)の油相を混合加熱溶解した後分
散相に添加し、乳化する。冷却後(17)及び(18)の成分を
添加する。
(6)の粉体相を添加しホモミキサーで分散させ、分散液
を調製する。(12)〜(16)の油相を混合加熱溶解した後分
散相に添加し、乳化する。冷却後(17)及び(18)の成分を
添加する。
【0040】 [実施例13] W/O乳化型ファンデーション (1)セリサイト 5.0(重量%) (2)微粒子二酸化チタン 7.0 (3)二酸化チタン 5.0 (4)ベンガラ 0.4 (5)黄酸化鉄 0.8 (6)黒酸化鉄 0.1 (7)スクワラン 7.0 (8)デカメチルペンタンシロキサン 10.0 (9)ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 4.0 (10)パラメトキシ桂皮酸オクチル 3.0 (11)精製水 52.0 (12)1,3-ブチレングリコール 5.0 (13)パラオキシ安息香酸メチル 0.2 (14)メリッサ抽出物 0.5 製法;(7)〜(10)の油相成分を混合加熱均一化し、(1)
〜(6)を添加してホモミキサーで分散させ油相分散液を
調製する。(11)〜(13)を混合加熱均一化し油相分散液に
添加し乳化する。冷却後(8)及び(9)の成分を添加す
る。
〜(6)を添加してホモミキサーで分散させ油相分散液を
調製する。(11)〜(13)を混合加熱均一化し油相分散液に
添加し乳化する。冷却後(8)及び(9)の成分を添加す
る。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、メリッサ抽出物
と、紫外線吸収剤及び紫外線散乱剤から選ばれる1種又
は2種以上を併用してなる皮膚外用剤は、紫外線による
皮膚の炎症及び荒れ肌を抑制ないし改善する効果を発揮
する。
と、紫外線吸収剤及び紫外線散乱剤から選ばれる1種又
は2種以上を併用してなる皮膚外用剤は、紫外線による
皮膚の炎症及び荒れ肌を抑制ないし改善する効果を発揮
する。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/48 A61K 7/48 9/06 9/06 G 35/78 ADA 35/78 ADAQ
Claims (2)
- 【請求項1】 メリッサ(Melissa officinalis)の抽出
物と、紫外線吸収剤及び紫外線散乱剤から選ばれる1種
又は2種以上を併用してなる、皮膚外用剤。 - 【請求項2】 皮膚外用剤が皮膚化粧料であることを特
徴とする請求項1に記載の皮膚外用剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8079669A JPH09241142A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 皮膚外用剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8079669A JPH09241142A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 皮膚外用剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09241142A true JPH09241142A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=13696592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8079669A Pending JPH09241142A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 皮膚外用剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09241142A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000136122A (ja) * | 1998-10-28 | 2000-05-16 | Kose Corp | 皮膚外用剤 |
JP2003306418A (ja) * | 2003-05-26 | 2003-10-28 | Pola Chem Ind Inc | 日焼け防止用の化粧料 |
US7485327B2 (en) * | 2000-12-12 | 2009-02-03 | Angiolab, Inc. | Composition comprising Melissa leaf extract for anti-angiogenic and matrix metalloproteinase inhibitory activity |
US9155773B2 (en) | 2001-12-12 | 2015-10-13 | Angiolab, Inc. | Antiobesity composition |
-
1996
- 1996-03-06 JP JP8079669A patent/JPH09241142A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000136122A (ja) * | 1998-10-28 | 2000-05-16 | Kose Corp | 皮膚外用剤 |
US7485327B2 (en) * | 2000-12-12 | 2009-02-03 | Angiolab, Inc. | Composition comprising Melissa leaf extract for anti-angiogenic and matrix metalloproteinase inhibitory activity |
US9155773B2 (en) | 2001-12-12 | 2015-10-13 | Angiolab, Inc. | Antiobesity composition |
JP2003306418A (ja) * | 2003-05-26 | 2003-10-28 | Pola Chem Ind Inc | 日焼け防止用の化粧料 |
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