JPH09240794A - 油液配送車 - Google Patents

油液配送車

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JPH09240794A
JPH09240794A JP8323396A JP8323396A JPH09240794A JP H09240794 A JPH09240794 A JP H09240794A JP 8323396 A JP8323396 A JP 8323396A JP 8323396 A JP8323396 A JP 8323396A JP H09240794 A JPH09240794 A JP H09240794A
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JP
Japan
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oil
refueling
oil supply
amount
oil feed
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Pending
Application number
JP8323396A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Ikeda
泰明 池田
Hideo Matsubayashi
秀夫 松林
Yoshiya Unno
義也 海野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MK Seiko Co Ltd
Original Assignee
MK Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンを駆動源とするポンプにより給油を
行う油液配送車において、給油ノズルからカウントされ
ない油液が吐出するのを防止する。 【構成】 エンジン3を駆動源とするポンプ4により給
油を行う油液配送車において、給油待機中に給油量検出
手段たる流量計8で油液の吐出を検出した場合に、所定
時間給油停止手段たる電磁弁9を閉じ、報知手段23を
作動する制御手段14を備えた油液配送車。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のエンジンを駆動
源としたポンプにより、車載タンクに搭載した油液を配
送給油するようにした油液配送車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各家庭に備えられたホームタンク
やポリタンクへの油液配送車での灯油等の給油は、道路
事情等を考慮して、2キロリットル以下の小型タンクを
搭載した小型配送車で行なうのが一般的であった。
【0003】しかしながら、寒冷地では灯油の消費量も
多く2キロリットル以下の小型配送車では給油所と配送
先を何回か往復することもあり、工数も時間もかかって
しまうことから、4キロリットル程度の中型タンクを搭
載した中型配送車が主流となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、中型配送車
は、その大きさから狭い道路沿いにある給油場所へは近
付けない場合があるので、給油ホースの長さを40メー
トル程度の長尺として、ポンプも高吐出高圧力のエンジ
ンを駆動源とするベーンポンプにして対応している。
【0005】このため、ポンプは動いているが給油はし
ていない待機状態、つまり表示器に表示される給油量が
給油量確認のために固定されている時に、給油ノズルの
手元弁が操作されノズルから油液が吐出されてしまった
場合等には、その量をカウントできず、実際給油量と装
置で積算される給油量とが合わず、給油者と給油所の経
営者や給油先の顧客との間でトラブルになる場合が生じ
ていた。
【0006】本発明は前記の様な問題点を解消できる油
液配送車を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、油液を貯蔵するタンクと、一端が前記タン
クに接続された給油管路と、該給油管路途中に介装され
た車両のエンジンを駆動源とするポンプ、及び給油量検
出手段と、前記給油管路の他端に接続された給油ホース
と、該給油ホースの先端に接続された給油ノズルと、前
記給油量検出手段からの信号に基づいて給油量を表示す
る表示器とからなり、前記ポンプにより油液を計量給油
する油液配送車において、前記給油管路内の油液の流れ
を遮断する給油停止手段と、現在給油量を前記表示器に
積算表示させる信号を出力する給油開始手段と、今回給
油量を前記表示器に固定表示させる信号を出力する給油
終了手段と、異常を報知する報知手段と、電源オンから
前記給油開始手段が操作されるまで及び前記給油終了手
段が操作されてから電源がオフされるまでの間に、前記
給油量検出手段にて油量が検出される毎に前記給油停止
手段を所定時間作動させ、前記給油管路の油液の流れを
遮断すると共に、前記報知手段を作動させる制御手段と
を備えた油液配送車を提供することを要旨とするもので
ある。
【0008】
【作用】本発明によれば、エンジンを駆動源とするポン
プを採用しいてる中型配送車において、ポンプが駆動し
ていても、給油量を表示器に積算表示していない給油待
機中に給油管路を流れる油液を検出した場合には、直ち
に油液の流れを遮断するので、給油待機中の検出されな
い給油ノズルからの油液の吐出を最小限に留めることが
できる。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の一実施例を詳細
に説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例である油液配送車
の全体構成を示す説明図で、1は油液を貯蔵しておくた
めのタンクで、2はPTO(動力取出装置)で、給油時
には車両のエンジン3の出力をポンプ4に伝達し、高圧
大流量の油液を給油管路5、給油ホース6を介して手元
弁付給油ノズル7から給油できるようになっている。
【0011】給油管路5には、流量をパルスに変換しパ
ルス信号を出力する流量計8とプリセット給油時にプリ
セットされた給油量になると給油を停止させるための給
油停止手段たる電磁弁(常開)9とが介してある。
【0012】ところで、ポンプ4は液密性の高いベーン
ポンプを使用しているので、通常給油中に給油ノズル7
の手元弁で給油を中断したり、プリセット給油終了時に
電磁弁9が閉じられた時に、給油管路5や給油ホース6
に所定以上の圧力がかからないようにするために、ポン
プ4の前後にはリリーフ弁10を介したリターン管路1
1が設けてある。
【0013】12は車両のイグニッションスイッチで、
キーにより電源をオフするOFF位置、車両のアクセサ
リーにのみ電源をオンするACC位置、車両のすべての
電源をオンするON位置、スタータモータをスタートす
るSTART位置とからなっている。
【0014】そして、イグニッションスイッチの操作
は、エンジンが停止状態から駆動されるまでに必ず行な
われる操作であり、これを利用してイグニッションスイ
ッチ12のオン、つまりキーがACCとONとSTAR
Tのいずれかにあることを検出して、車載バッテリー1
3から流量計8、電磁弁9、制御手段14等からなる被
給電部15に電力が供給されるように配線されたリレー
16が設けられている。
【0015】17は操作部で、給油量を表示するための
表示器18と、プリセット給油時に給油量をプリセット
するプリセット手段たるプリセットスイッチ19及びテ
ンキー20と、給油開始信号を出力する給油開始手段た
るスタートスイッチ21、給油終了信号を出力する給油
終了手段たるストップスイッチ22、異常が起きたこと
を作業者に知らせるためのブザー等の報知手段で構成さ
れている。
【0016】14は従来周知のマイクロコンピュータ等
からなる制御手段で、流量計8や各スイッチからの信号
に基づき、表示器18に各種データを表示させたり、電
磁弁9を制御したりするものである。
【0017】また、24は、制御手段14に接続された
電池で、制御手段14のバックアップ用電源である。
【0018】次に、図2に基づき、本発明の使用法及び
動作について説明する。
【0019】作業者が給油場所に向かうため、車両のエ
ンジンをスタートさせると、イグニッションスイッチ1
2に配線された本装置のリレー16にバッテリー13か
ら通電され、オン状態となり(ステップ1)、被給電部
15に電力が供給され(ステップ2)、流量計8が初期
設定を行ない給油待機状態となる。
【0020】そして、給油場所に到着したら、エンジン
3をアイドリング状態とし、PTO2を接続すると、ポ
ンプ4が駆動する。
【0021】この状態から給油を行なう場合には、スタ
ートスイッチ21をオンすれば(ステップ3)、その信
号が制御手段14に入り、制御手段14では、今回給油
が通常給油であること及び0リットルという表示を表示
器18に表示させる。
【0022】作業者はこの表示を確認し、給油ノズル7
を目的地まで持っていき給油ノズル7の手元弁を開放し
て給油を行なうと、流量計8のパルス発信機から流量パ
ルスが制御手段14に出力され、制御手段14はその信
号を表示器18に流量信号として出力するので、表示器
18には給油量が順次表示されていく(ステップ4)の
であるが、ここで作業者がもし、スタートスイッチ21
をオンしないで給油ノズル7の手元弁を開けてしまう
と、電磁弁9は開でありポンプ4は駆動しているので、
給油ノズル7からは油液が吐出してしまい、表示器18
に給油量が表示されない状態で給油してしまうことにな
る。
【0023】このため、制御手段14では、スタートス
イッチ21がオンされていない待機状態において、給油
管路5中を通過する油液の有無を流量計8にて監視して
おり、もし前述のような状況が発生した場合には、流量
計8のパルス発信機から送られてくるパルスを受け(ス
テップ7)、直ちに電磁弁9を閉じる信号を出力すると
共に、報知手段23をオンさせる信号を出力し、電磁弁
9を閉じると共に、報知手段23をオンし(ステップ
8)、給油ノズル7から吐出される油液の量を最小限に
留める措置をT1時間行なうようになっている(ステッ
プ9、10)。
【0024】これを受けて作業者はスタートスイッチ2
1をオンしないで給油を開始してしまったことに気付く
ので、給油ノズル7の手元弁を閉じ給油を中断して、一
旦操作部17に戻り、スタートスイッチ21をオンして
(ステップ3)正常な給油を開始することができる。
【0025】ところで、給油を開始した後、給油する量
がかなりの量であると、給油ノズル7の手元弁を開いて
いる時間が長くなるので、作業者は給油ノズル7の手元
弁をなんらかのものを使って固定することがある。
【0026】この場合、作業者は操作部17へ戻り積算
表示されていく表示器18の給油量を見て、目的の給油
量になったことを確認して、ストップスイッチ22をオ
ンして(ステップ5)給油を終了させてしまうことがあ
る。
【0027】しかし、これでは表面上給油を終了してい
るように見えるだけで、確かに表示器18にはストップ
スイッチ22がオンされた時の給油量が固定表示されて
はいるが(ステップ6)、実際にはポンプ4は駆動を続
けており、手元弁が開いている給油ノズル7からは油液
が吐出され続けていることになっている。
【0028】そこで、このような場合にも、制御手段1
4では、ストップスイッチ22がオンされてはいるが、
流量計8のパルス発信機から流量パルスが送られてくる
ので(ステップ7)、直ちに電磁弁9を閉じる信号を出
力すると共に、報知手段23をオンさせる信号を出力
し、電磁弁9を閉じると共に、報知手段23をオンし
(ステップ8)、給油ノズル7から吐出される油液の量
を最小限に留める措置をT1時間行なうようになってい
る(ステップ9)。
【0029】これを受けて作業者は給油ノズル7の手元
弁を閉じないでストップスイッチ22をオンして給油を
終了させようとしてしまったことに気付くので、給油ノ
ズル7の手元弁を閉じれば、制御手段14では、パルス
発信機からのパルスを検出しなくなるので、T1時間経
過後には電磁弁9を開く信号を出力すると共に、報知手
段23の作動をオフする信号を出力し、電磁弁9を開く
と共に、報知手段23をオフし(ステップ10)、正常
に給油終了させることができる。
【0030】その後すべての配送先の給油を終え、給油
所に戻り、イグニッションスイッチ12をオフすれば、
リレー16もオフされ(ステップ11)、制御手段14
の電源が切られる(ステップ12)。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、ポンプが駆動していても、給油量を表示器に積算
表示していない給油待機中に給油管路を流れる油液を検
出した場合には、直ちに油液の流れを遮断するので、給
油待機中の検出されない給油ノズルからの油液の吐出を
最小限に留めることができ、実際給油量と装置で積算さ
れる給油量とが合わず、給油者と給油所の経営者や給油
先の顧客との間でトラブルになることを防止できるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である油液配送車の全体構成
図である。
【図2】同装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 タンク 2 PTO 3 エンジン 4 ポンプ 5 給油管路 6 給油ホース 7 給油ノズル 8 流量計 9 電磁弁 14 制御手段 18 表示器 21 スタートスイッチ 22 ストップスイッチ 23 報知手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油液を貯蔵するタンクと、一端が前記タ
    ンクに接続された給油管路と、該給油管路途中に介装さ
    れた車両のエンジンを駆動源とするポンプ、及び給油量
    検出手段と、前記給油管路の他端に接続された給油ホー
    スと、該給油ホースの先端に接続された給油ノズルと、
    前記給油量検出手段からの信号に基づいて給油量を表示
    する表示器とからなり、前記ポンプにより油液を計量給
    油する油液配送車において、 前記給油管路内の油液の流れを遮断する給油停止手段
    と、 現在給油量を前記表示器に積算表示させる信号を出力す
    る給油開始手段と、 今回給油量を前記表示器に固定表示させる信号を出力す
    る給油終了手段と、 異常を報知する報知手段と電源オンから前記給油開始手
    段が操作されるまで及び前記給油終了手段が操作されて
    から電源がオフされるまでの間に、前記給油量検出手段
    にて油量が検出される毎に前記給油停止手段を所定時間
    作動させ、前記給油管路の油液の流れを遮断すると共
    に、前記報知手段を作動させる制御手段とを備えたこと
    を特徴とする油液配送車。
JP8323396A 1996-03-11 1996-03-11 油液配送車 Pending JPH09240794A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117657460A (zh) * 2023-11-03 2024-03-08 通用机械关键核心基础件创新中心(安徽)有限公司 一种柴油机驱动的移动式变工况自适应输油泵站控制方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117657460A (zh) * 2023-11-03 2024-03-08 通用机械关键核心基础件创新中心(安徽)有限公司 一种柴油机驱动的移动式变工况自适应输油泵站控制方法
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