JPH09240172A - グリ−ティングカ−ド - Google Patents

グリ−ティングカ−ド

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JPH09240172A
JPH09240172A JP8045732A JP4573296A JPH09240172A JP H09240172 A JPH09240172 A JP H09240172A JP 8045732 A JP8045732 A JP 8045732A JP 4573296 A JP4573296 A JP 4573296A JP H09240172 A JPH09240172 A JP H09240172A
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敏郎 服部
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保興 北岡
Keitoku Otsuka
佳徳 大塚
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真吾 中原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 録音スイッチの誤動作を防止するとともに、
録音スイッチの押圧力を低くしたグリ−ティングカ−ド
を提供すること。 【解決手段】 制御回路30は、表紙3の開閉と連動し
てオン、オフ動作する電源・再生スイッチ40がオンす
ると、電源をオンするとともに、記憶部31に記憶され
ているメッセ−ジ等をスピ−カ−24で再生する。ま
た、電源・再生スイッチ40がオンしている時に録音ス
イッチ60がオンすると、録音スイッチ60がオンして
いる間だけ記憶部31を記憶状態にするとともに、LE
Dランプ22を点灯制御する。録音を防止する場合に
は、録音防止用タブ11を引き抜いて録音スイッチ60
からの信号が制御回路30に伝達される信号線28を切
断する。録音スイッチ60は、基板に設けられた孔に移
動可能に嵌合された押圧部材と、この押圧部材を基板に
結合する接着テ−プと、押圧部材により動作するスイッ
チ部材とにより構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、グリ−ティング
カ−ド、特にメッセ−ジや音楽等の録音、再生が可能な
グリ−ティングカ−ドに関する。
【0002】
【従来の技術】メッセ−ジや音楽等の録音、再生が可能
なグリ−テイングカ−ドとして、従来図10〜12に示
すような構成のグリ−ティングカ−ドが知られている。
従来のグリ−ティングカ−ドの構成を図10及び図11
に示す。録音・再生装置が取り付けられる基板71の外
周面は、背表紙73及び表紙74が一体に設けられてい
る化粧紙72で包装されている。基板71には、プリン
ト基板75、スピ−カ−82、表紙74の開閉に連動し
てオン、オフ動作する電源スイッチ83、電池等が取り
付けられている。プリント基板75には、録音・再生用
IC回路76、記憶部77、マイク78、再生スイッチ
79、録音スイッチ80、LEDランプ81等が取り付
けられている。基板71の上面は、スピ−カ−用穴85
及びLEDランプ81の点灯を確認するためのLEDラ
ンプ用穴86が設けられているとともに、再生スイッチ
79の位置を示す表示87及び録音スイッチ80の位置
を示す表示87が印刷されている化粧紙84で包装され
る。また、従来のグリ−ティングカ−ドの録音・再生装
置の概略構成図を図12に示す。
【0003】次に、このような従来のグリ−ティングカ
−ドの動作を説明する。表紙74が閉じられている時に
は、電源スイッチ83はオフしている。表紙74が開け
られると、電源スイッチ83がオンして各回路に電源が
供給される。この状態で化粧紙84の表示87の部分を
押圧すると、再生スイッチ79がオンする。制御回路8
9は、再生スイッチ79からオン信号が入力されると、
メモリ77に記憶されているメッセ−ジ等を読み出し、
D/A変換回路93でアナログ信号に変換し、増幅器9
4で増幅した後スピ−カ−82に出力して再生を行う。
一方、化粧紙84の表示88の部分を押圧すると、録音
スイッチ80がオンする。制御回路89は、録音スイッ
チ80からオン信号が入力されると、メモリ77に記憶
されているメッセ−ジ等を消去するとともに、録音スイ
ッチ80がオンされている間LEDランプ81を点灯制
御して記憶手段77が記憶状態にあることを表示する。
録音者はLEDランプ81の点灯状態を確認して録音す
るメッセ−ジ等を発生する。制御回路89は、録音スイ
ッチ80がオンされている間、フィルタ90によってマ
イク78に入力された信号の中から音声帯域の音声信号
を抽出し、サンプリング回路91でサンプリングし、さ
らにA−D変換回路92でデジタル信号に変換した後メ
モリ77に記憶する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のグ
リ−ティングカ−ドでは、基板71の上面に包装されて
いる化粧紙84の表示88の付近に押圧力が加わった場
合にも録音スイッチ80がオンすることがあり、このよ
うな場合には記憶部77に記憶されているメッセ−ジ等
が誤消去されてしまうという問題点がある。このような
問題点を解決するために録音スイッチが動作する押圧力
を高くすることが考えられる。しかしながら、録音スイ
ッチが動作する押圧力を高くすると、長時間の録音に際
して録音スイッチの動作が不安定となって録音もれが生
ずるおそれがある。本願発明は、このような問題点を解
決するために創案されたものであり、録音スイッチの誤
動作を防止することができるとともに、録音スイッチを
動作させるための押圧力を低くすることができるグリ−
ティングカ−ドを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、表紙が開けられると動作
する電源・再生スイッチ手段と、録音スイッチ手段と、
記憶手段と、前記電源・再生スイッチ手段が動作した時
には前記記憶手段に記憶されているメッセ−ジ等を読み
出し、前記電源・再生スイッチ手段の動作中に前記録音
スイッチ手段が動作した時には前記記憶手段を記憶状態
にする制御手段とを備えたグリ−ティングカ−ドにおい
て、前記録音スイッチ手段を、グリ−ティングカ−ドの
基板に設けられた孔に移動可能に嵌合される押圧部材
と、前記押圧部材と前記基板とを結合するテ−プと、前
記押圧部材によって動作するスイッチ部材とにより構成
する。請求項1に記載のグリ−ティングカ−ドは、表紙
が開けられると、電源・再生スイッチ手段が動作し、制
御手段は記憶手段に記憶されているメッセ−ジ等を読み
出して再生する。これにより、表紙を開ける操作のみで
メッセ−ジの再生が開始されるので、メッセ−ジの再生
のための操作が簡単になる。また、表紙が開けられて電
源・再生スイッチ手段が動作している状態で録音スイッ
チ手段が動作すると、制御手段は記憶手段を記憶状態に
して新しいメッセ−ジ等の記憶を可能にする。録音スイ
ッチ手段は基板に設けられた孔に移動可能に嵌合される
押圧部材により構成されているので、誤動作の恐れは少
ない。また、押圧部材と基板とがテ−プによって結合さ
れているので、録音スイッチ手段を動作させるための押
圧力を低くすることができ、長時間の録音に際しても録
音スイッチ手段のスイッチ操作が確実となり、録音もれ
を防止することができる。また、請求項2に記載の発明
は、請求項1に記載のグリ−ティングカ−ドにおいて、
前記電源・再生スイッチ手段を、前記基板に固定された
第1の端子と、一端側が前記表紙に結合されるとともに
他端側に開口部を有し、前記表紙の開閉に連動して前記
第1の端子上を摺動する絶縁部材と、一端側は前記基板
に固定され、他端側は前記開口部内に挿入されるととも
に幅が前記開口部の幅より大きい先端部を有し、さらに
前記第1の端子に対向する面には接点が設けられている
第2の端子とにより構成する。前記請求項2に記載のグ
リ−ティングカ−ドでは、表紙の開閉に連動して、開口
部に第2の端子の他端側が挿入された状態で絶縁部材が
第1の端子上を摺動し、第2の端子の接点が開口部内に
ある時には電源・再生スイッチ手段がオンし、第2の端
子の接点が絶縁部材に乗り上げられた時には電源・再生
スイッチ手段がオフする。このように、第2の端子の他
端側が絶縁部材の開口部によって規制されているので第
2の端子の接点の位置ずれが防止される。また、第2の
端子の接点が常に第1の端子の方向に押さえつけられて
いるので、電源・再生スイッチ手段の動作が確実にな
る。さらに、絶縁部材を引っ張りすぎても第2の端子が
絶縁部材から抜けることがない。また、請求項3に記載
の発明は、請求項1または2に記載のグリ−ティングカ
−ドにおいて、前記録音スイッチ手段の動作信号を前記
制御手段に入力する信号線と、前記信号線が係合される
係合部が形成されている録音防止部材とを設け、前記録
音防止部材を前記信号線を切断可能に前記基板に取り付
ける。請求項3に記載のグリ−ティングカ−ドでは、録
音を防止する際には、録音防止部材を引き抜いて録音ス
イッチ手段の動作信号を制御手段に伝達する信号線を切
断する。これにより、録音防止のための操作が容易とな
る。また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載のグリ−ティングカ−ドにおいて、各手段
を前記基板の片側に寄せて配置する。請求項4に記載の
グリテ−ィングカ−ドでは、グリ−ティングカ−ドを郵
送する際には、表紙が封筒の切手側に、各手段が配置さ
れた側が封筒の下部になるようにグリ−ティングカ−ド
を封筒に入れる。これにより、郵便スタンプを押す際に
おける各手段の破損を防止することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本願発明のグリ−ティン
グカ−ドの実施の形態を図面を用いて説明する。図1は
本願発明のグリ−ティングカ−ドの表紙を開いた状態の
表側斜視図であり、図2は表紙を閉じた状態の裏側斜視
図である。図1及び図2において、1は、録音・再生装
置が取り付けられている基板の外周面を包装する化粧紙
であり、背表紙2及び表紙3が一体に設けられている。
化粧紙1の表側には、スピ−カ−用穴5及びLEDラン
プの点灯確認のためのLEDランプ用穴6が設けられて
いるとともに、後述する録音スイッチの位置を示す表示
7(図では「REC」)が印刷されている。化粧紙1の
裏側には、スピ−カ−用穴8が設けられているととも
に、後述する録音防止用タブ11を外部に導出するため
の穴10が電池蓋9の横に設けられている。また、背表
紙2には、後述する表紙3の開閉に応動してオン、オフ
する電源・再生スイッチ40のフィルムが貼り付けられ
ている。なお、図1及び図2では背表紙2を設け、背表
紙2に電源・再生スイッチ40のフィルムを貼り付けた
が、背表紙2を省略して表紙3のみとしてもよい。この
場合には、表紙3に電源・再生スイッチ40のフィルム
を貼り付ける。
【0007】また、図3は化粧紙1を取り除いたグリ−
ティングカ−ド本体部の表側斜視図であり、図4は裏側
斜視図である。基板21には、記憶部が録音状態にある
ことを表示するLEDランプ22、記憶部に記憶させる
メッセ−ジ等を入力するためのマイク23、記憶部に記
憶されているメッセ−ジ等を音声で再生するためのスピ
−カ−24、スピ−カ−用穴25、電池ケ−ス26、録
音・再生用IC回路27等が取り付けられている。
【0008】次に、本願発明のグリ−ティングカ−ドの
各部の構成を説明する。まず、電源・再生スイッチ40
の構成を図5に基づいて説明する。図5aは電源・再生
スイッチ40の斜視図であり、図5bは正面図である。
電源・再生スイッチ40は、PVC(塩化ビニル)等の
片側に粘着剤、接着剤を塗布して形成されるフィルム4
1、PC(ポリカ−ボネ−ト)等により形成される絶縁
フィルム44、第1の金属端子46、第2の金属端子4
7により構成されている。フィルム41はスリットを入
れて貼付部42と取付部43とに分け、貼付部42を背
表紙2に貼り付ける。絶縁フィルム44は、一端側はフ
ィルム41の取付部44に貼り付けられ、他端側には開
口部45が設けられている。第1の金属端子46は、絶
縁フィルム44と摺動可能に基板21に固定されてい
る。第2の金属端子47は、基板21に固定される固定
部48、絶縁フィルム44の開口部45の横幅より小さ
い幅に形成され、開口部45に絶縁フィルム44の下方
から挿入されるバネ部49、開口部45の横幅より大き
い幅に形成され、絶縁フィルム44の上部に載置される
先端部50を有している。バネ部49の第1の金属端子
46と対向する面には接点51が設けられている。フィ
ルム44を前記のように形成すると、貼付部の糊代が多
くなってフィルム44を背表紙に強固に貼り付けること
ができ、また、絶縁フィルム44のたわみを少なくする
ことができる。また、第2の金属端子47の先端部50
の幅を絶縁フィルム44の開口部45の横幅より大きく
しているので、絶縁フィルム44をひっぱりすぎても第
2の金属端子47が絶縁フィルム44の開口部45から
抜けることはない。
【0009】この電源・再生スイッチ40は、以下のよ
うにオン、オフ動作する。表紙3が閉じられている時に
は、第2の金属端子47に設けられている接点51が絶
縁フィルム44上に乗り上げているので、第1の金属端
子46と第2の金属端子47間は遮断され、電源・再生
スイッチ49はオフしている。表紙3が開かれると、フ
ィルム41と接続されている絶縁フィルム44に図の右
方向への力が働く。これにより、絶縁フィルム44は第
1の金属端子46及び第2の金属端子47と摺動しなが
ら右方向に移動する。そして、接点51が絶縁フィルム
44の開口部45内に位置すると、接点51と第1の金
属端子46とが導通状態となり、電源・再生スイッチ4
0はオンとなる。この時、接点51はバネ部49の作用
によって第1の金属端子46側に押さえつけられている
ので、接点51は第1の金属端子46に確実に接触す
る。一方、表紙3が閉じられると、フィルム41と接続
されている絶縁フィルム44に図の左方向への力が働
く。これにより、絶縁フィルム44は第1の金属端子4
6及び第2の金属端子47と摺動しながら左方向に移動
する。そして、接点51が絶縁フィルム44の開口部4
5から抜け出て絶縁フィルム44上に乗り上がると、接
点51と第1の金属端子46とが遮断され、電源・再生
スイッチ40はオフとなる。
【0010】なお、表紙3が閉じられる時、絶縁フィル
ム44の両面の摩擦抵抗が大きいと、絶縁フィルム44
が第1の金属端子46あるいは第2の金属端子47と摺
動せずに折れ曲がって接点51が開口部45から抜け出
なくなってしまう。この場合、電源・再生スイッチ40
がオフしないので電池が消耗する。これを防止するため
に、絶縁フィルム44の少なくとも一方の面の摩擦抵抗
を少なくする処理、例えば表面に凹凸の浮き彫り模様を
付けるエンボス加工等を行うのが好ましい。また、フィ
ルム41を貼付部41及び取付部42により形成した
が、フィルム41の形状はこれに限定されない。また、
フィルム41の貼付部41を背表紙2に貼り付け、取付
部42に絶縁フィルム44を貼り付けるようにしたが、
フィルム41は省略してもよい。この場合には、絶縁フ
ィルム44の開口部45が設けられていない側に貼付部
を設け、この貼付部を背表紙等に貼り付ける。また、絶
縁フィルム44に開口部45を設け、この開口部45に
第2の金属端子47のバネ部49を下方から挿入し、絶
縁フィルム44の下側に第1の金属端子46を配置した
が、絶縁フィルム44、第1の金属端子46、第2の金
属端子47の形状及び配置はこれに限定されない。ま
た、フィルム41、絶縁フィルム44、第1の金属端子
46、第2の金属端子47の材料等は種々選択可能であ
る。
【0011】次に、録音スイッチ60の構成を図6に基
づいて説明する。録音スイッチ60は、押圧部材61、
アセテ−トフィルム、塩化ビニルフィルム、ポリエステ
ルフィルム、ポリプロピレンフィルム等の片側に粘着剤
又は接着剤を塗布した接着テ−プ64、スイッチ部材6
5により構成されている。押圧部材61は、基板21に
設けられた孔66の内径より小さい外径に形成されると
ともに、押圧力が加えられる押圧部62及びスイッチ部
材63に対向する突起部63を有し、孔66内を移動可
能に嵌合されている。そして、押圧部62の上面が基板
21の上面とほぼ同じ高さになるように押圧部材61は
接着テ−プ64によって基板21に接着されている。接
着テ−プ64は、基板21の外面を包装している化粧紙
1の押圧部材61の上方部を押圧すると押圧部材61の
突起部63が下方に移動してスイッチ部材65を押し、
押圧を解除すると突起部63がスイッチ部材63から離
れるように作用するものであればよい。
【0012】この録音スイッチ60は、以下のようにオ
ン、オフ動作する。押圧部62に外部から押圧力が加わ
っていない時は、接着テ−プ64によって押圧部材61
は押圧部62の上面が基板21の上面とほぼ同じ高さに
保たれている。この状態で、押圧部62の上部に押圧力
が加えられると、押圧部材61は接着テ−プ64との接
着を保持した状態で下方に移動し、突起部63がスイッ
チ部材65に当接して押す。これによって、録音スイッ
チ60がオンとなる。押圧部62への押圧力を解除する
と、接着テ−プ64の作用によって押圧部材61は上方
に移動する。これにより。録音スイッチ60はオフとな
る。
【0013】なお、押圧部材61に押圧部62及び突起
部63を設けたが、押圧部62及び突起部63のいずれ
か一方あるいは双方省略してもよい。また、接着テ−プ
64の接着箇所を1箇所としたが、複数箇所でもよい。
また、接着テ−プ64の材料、形状等は種々選択可能で
ある。
【0014】以上のような電源・再生スイッチ40、録
音スイッチ60を有するグリ−ティングカ−ドの録音・
再生装置の構成を説明する。図7は録音・再生装置の電
気回路図であり、図8は録音・再生装置の概略構成図で
ある。本願発明では、録音・再生用IC回路27として
アナログ録音・再生用IC回路を用いた。チップ1個で
録音・記憶・再生が可能であり、不揮発性メモリを用
い、デジタル処理に伴う電磁障害が殆どないアナログ処
理を行うアナログ録音・再生用IC回路としては、例え
ば、Information StorageDevi
ces Inc.が製造、販売している、ワンチップ不
揮発性音声録音・再生アナログIC「ISD121
0」、「ISD1212」、「ISD1416」、「I
SD1420」等がある。勿論、録音・再生用IC回路
27としてデジタル録音・再生用IC回路を用いてもか
まわない。11は、記憶部31に記憶されているメッセ
−ジ等が消去されるのを防止するための録音防止用タブ
であり、一端側に設けられた穴12に録音スイッチ60
からの信号を録音・再生用IC回路27のCPU30に
入力する信号線28が挿入され、他端側は図2及び図4
に示すように電池蓋9の横に設けられた化粧紙1の穴1
0を通してグリ−ティングカ−ドの裏面側に導出されて
いる。録音防止用タブ11は、ポリエステルフィルム、
ポリカ−ボネ−トフィルム等により形成されている。こ
の録音防止用タブ11を引っ張ると、穴12に挿入され
ている信号線28が切断されて録音防止用タブ11が引
き抜かれる。これにより、以後のメッ−ジ等の記憶部3
1への記憶が行えなくなる。録音防止用タブ11は、引
っ張ることによって信号線12を切断することができる
ものであればよく、信号線28と係合する係合部は穴に
限定されず、また材料、形状等も種々選択可能である。
【0015】次に、動作を説明する。表紙3が閉じられ
ている時には、電源・再生スイッチ40がオフしている
ので、制御回路30は電源をオフしている。表紙3が開
けられると、電源・再生スイッチ40がオンする。制御
回路30は、電源・再生スイッチ40からオン信号が入
力されると、電源をオンにするとともに、記憶部31に
記憶されているメッ−セジ等を読み出してスピ−カ−2
4に出力し再生を行う。そして、記憶部31の記憶可能
時間が経過すると、再生動作を停止する。メセ−ジ等を
記憶部31に記憶させる場合には、表紙3を開けて電源
・再生スイッチ50がオンになっている状態で化粧紙1
の表示7の部分を押して録音スイッチ60をオンさせ
る。制御回路30は、電源・再生スイッチ40からオン
信号が入力されている状態で録音スイッチ60からオン
信号が入力されると、記憶部31に記憶されているメッ
セ−ジ等を消去するとともに、録音スイッチ60からオ
ン信号が入力されている間記憶部31を記憶状態に制御
する。同時に、録音スイッチ60からオン信号が入力さ
れている間LEDランプ22を点灯制御して記憶部31
が記憶状態にあることを表示する。録音者がLEDラン
プ22の点灯状態を確認してメッセ−ジ等を発生する
と、発生されたメッセ−ジ等はマイク22から入力され
て記憶部31に記憶される。この時、録音スイッチ60
からオン信号が入力されている時間が記憶部31の記憶
可能時間を経過すると、CPU30は、LEDランプ2
2を消灯して記憶可能時間が経過したことを表示する。
再度メッセ−ジ等を記憶部31に記憶させる場合には、
録音スイッチ60を一端オフにした後、再度録音スイッ
チ60をオンさせればよい。一方、記憶部31に記憶さ
れているメッセ−ジ等を保存したい場合には、録音防止
用タブ11を引き抜いて信号線28を切断する。信号線
28が切断されると、録音スイッチ60がオンされても
制御回路30には録音スイッチ60からオン信号が入力
されることはなく、したがって、記憶部31に記憶され
ているメッセ−ジ等が消去されることはない。
【0016】グリ−ティングカ−ドを郵便で送る場合に
は、機械等によって郵便スタンプが押される。その際、
構成部品上に強い力で郵便スタンプが押されると構成部
品が破損するおそれがある。これを防止するために、図
3及び図4に示すように各構成部品を基板21の片側、
例えば下側に配置する。そして、郵送する際には、図9
に示すように、封筒の切手側(宛て名面)に表紙3がく
るように、また封筒の上部に表紙3の上部がくるように
グリ−ティングカ−ドを封筒に収納する。このようにす
ることにより、構成部品が配置されていない箇所、例え
ば上側に郵便スタンプが押されるので、強い力で郵便ス
タンプが押されても構成部品が破損することがない。
【0017】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載のグリ−
ティングカ−ドでは、録音スイッチ手段の誤動作を防止
することできるとともに、録音スイッチ手段を動作させ
るための押圧力を低くすることができ、長時間の録音に
際しても録音もれを防止することができる。また、請求
項2に記載のグリ−ティングカ−ドでは、表紙の開閉に
連動して確実に電源・再生スイッチ手段を動作させるこ
とができる。また、請求項3に記載のグリ−ティングカ
−ドでは、録音防止のための操作を容易に行うことがで
きる。また、請求項4に記載のグリ−ティングカ−ドで
は、郵便スタンプを押す際における構成部品の破損を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のグリ−ティングカ−ドの表紙を開い
た状態の表側斜視図である。
【図2】本願発明のグリ−ティングカ−ドの表紙を閉じ
た状態の裏側斜視図である。
【図3】本願発明のグリ−ティングカ−ドの本体部の表
側斜視図である。
【図4】本願発明のグリ−ティングカ−ドの本体部の裏
側斜視図である。
【図5】本願発明のグリ−ティングカ−ドで用いる電源
・再生スイッチの構成図である。
【図6】本願発明のグリ−ティングカ−ドで用いる録音
スイッチの構成図である。
【図7】本願発明の録音・再生装置の回路図である。
【図8】本願発明の録音・再生装置の概略構成図であ
る。
【図9】郵送時の部品破壊防止のための操作を説明する
図である。
【図10】従来のグリ−ティングカ−ドの本体部の斜視
図である。
【図11】従来のグリティングカ−ドの表紙を開いた状
態の表側斜視図である。
【図12】従来のグリ−ティングカ−ドの録音・再生装
置の概略図である。
【符号の説明】 1、72;化粧紙 2、73:背表紙 3、74;表紙 9;電池蓋 11;録音防止用タブ 22、81;LEDランプ 23、78;マイク 24、82;スピ−カ− 27;録音・再生用IC回路 30;制御回路 31;記憶部 40;電源・再生スイッチ 41;フィルム 44;絶縁フィルム 46、47;金属端子 60、80;録音スイッチ 61;押圧部材 64;接着テ−プ 65;スイッチ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中原 真吾 愛知県名古屋市中区上前津2丁目9番29号 株式会社槌屋内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表紙が開けられると動作する電源・再生
    スイッチ手段と、録音スイッチ手段と、記憶手段と、前
    記電源・再生スイッチ手段が動作した時には前記記憶手
    段に記憶されているメッセ−ジ等を読み出し、前記電源
    ・再生スイッチ手段の動作中に前記録音スイッチ手段が
    動作した時には前記記憶手段を記憶状態にする制御手段
    とを備えたグリ−ティングカ−ドにおいて、前記録音ス
    イッチ手段は、グリ−ティングカ−ドの基板に設けられ
    た孔に移動可能に嵌合される押圧部材と、前記押圧部材
    と前記基板とを結合するテ−プと、前記押圧部材によっ
    て動作するスイッチ部材とにより構成されることを特徴
    とするグリ−ティングカ−ド。
  2. 【請求項2】 前記電源・再生スイッチ手段は、前記基
    板に固定された第1の端子と、一端側が前記表紙に結合
    されるとともに他端側に開口部を有し、前記表紙の開閉
    に連動して前記第1の端子上を摺動する絶縁部材と、一
    端側は前記基板に固定され、他端側は前記開口部に挿入
    されるとともに幅が前記開口部の幅より大きい先端部を
    有し、さらに前記第1の端子に対向する面には接点が設
    けられている第2の端子とにより構成されることを特徴
    とする請求項1に記載のグリ−ティングカ−ド。
  3. 【請求項3】 前記録音スイッチ手段の動作信号を前記
    制御手段に入力する信号線と、前記信号線が係合される
    係合部が形成されている録音防止部材とを有し、前記録
    音防止部材は前記信号線を切断可能に前記基板に取付け
    られていることを特徴とする請求項1または2に記載の
    グリ−ティングカ−ド。
  4. 【請求項4】 各手段を前記基板の片側に寄せて配置し
    たことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のグ
    リ−ティングカ−ド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008032988A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Toppan Forms Co Ltd 音声メッセージ伝達シート
JP2010006002A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Toppan Forms Co Ltd 音声メッセージ伝達シート

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