JPH0216466Y2 - - Google Patents

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JPH0216466Y2
JPH0216466Y2 JP13953684U JP13953684U JPH0216466Y2 JP H0216466 Y2 JPH0216466 Y2 JP H0216466Y2 JP 13953684 U JP13953684 U JP 13953684U JP 13953684 U JP13953684 U JP 13953684U JP H0216466 Y2 JPH0216466 Y2 JP H0216466Y2
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JP
Japan
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magnetic tape
recording
tape
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audio signal
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JP13953684U
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  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は音声信号の記録を行なつた磁気テープ
片を例えばアルバムの写真解説用メモリとして貼
着しておき、必要に応じて上記貼着状態の磁気テ
ープの記録内容をそのままの状態で再生可能なテ
ープレコーダに関するものである。
〔従来技術〕
従来この種のテープレコーダは存在していな
い。なお技術的に比較的似かよつているものとし
てIDカード、商品に貼付されているバーコード
シート等の記録再生装置がある。しかるにこれら
のものは、その殆んどが数字や符号をデイジタル
化した信号についての記録再生を行なうものであ
り、しかも前記カードあるいはシートを記録再生
装置に装填した状態で再生を行なうものとなつて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
したがつて例えば大型のアルバムに写真の状況
説明その他の解説用メモリとして前記カードやシ
ートを貼付しておいても、アルバムを開いた状態
のまま再生装置に装填することは極めて困難であ
る。まして音声出力を取出すことは全くできな
い。
そこでこの考案は、記録済みの磁気テープ片
を、たとえばアルバムの写真解説メモリシート等
として貼着しておき、これをそのままの状態で適
時再生して音声出力を取出すことのできるテープ
レコーダを提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記問題点を解決し、かつ目的を達成
する為に次の如く構成したことを特徴としてい
る。すなわち、テープレコーダ本体に、磁気テー
プを装填し、この磁気テープを記録時において走
行させ記録面に音声信号の記録を行なうと共に、
上記磁気テープの記録を行なつた部分を前記本体
外へ導出させ、かつ独立に取出すようにする。そ
して独立に取出された記録済みの磁気テープ片は
例えばアルバムの解説用メモリシート等として所
定の箇所へ貼着しておく。上記貼着された状態の
磁気テープを再生する際には、上記テープの記録
面上を摺動可能な如く前記本体の外部に露出させ
た状態で設けた再生へツドにより、上記テープ記
録面上を手動操作で摺動させ、上記再生へツドに
よりピツクアツプされた音声信号に基づいて音声
出力を取出すようにする。
〔作用〕
テープレコーダ本体の外部に露出させた再生へ
ツドにより貼着状態にある磁気テープの記録面上
をこするだけで、音声出力が再生されるので、上
記磁気テープ片を貼着した対象物の形状や大きさ
等の如何に拘りなく再生を容易に行なえる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例の外観を示す斜視図
である。第1図において1はテープレコーダ本体
であり、これはケース2内に磁気記録再生回路
(不図示)等を内蔵すると共に、上記回路等に電
源ボツクス3の内部に収納された電池(不図示)
から電源を供給することによつて音声の記録再生
を行なえるものとなつている。上記ケース2の一
側壁には上記磁気記録再生回路を制御操作するた
めの記録ボタン4、再生ボタン5、その他のボタ
ン6等が設けてある。またケース2の他側壁には
イヤホーン接続口7が設けてある。さらにケース
2の上側壁にはコンデンサマイクロホン8が埋設
されていると共に、外部マイクロホン10を適時
接続するための外部マイクロホン接続口9が設け
てある。また上記ケース2の上側壁には後述する
ように貼着状態の記録済み磁気テープ片16Aの
記録面上を摺動可能な如く、再生ヘツド11が本
体外へ露出した状態で設けられている。なおこの
再生ヘツド11は摺動操作が安定かつスムーズに
行なわれるように、摺動方向の一端に丸みを付け
た形状のヘツドベース12の中央部位に取付けら
れている。
ところでケース2の中腹部にはテープ装填部1
3が設けてあり、このテープ装填部13に、テー
プカセツト14が装填されるものとなつている。
上記テープカセツト14は、供給リール15aに
巻回されている磁気テープ16を巻取リール15
bにて巻取り操作することにより走行させ、磁気
テープ16の記録面に前記コンデンサマイクロホ
ン8あるいは外部マイクロホン10にて入力した
音声信号を記録ヘツド17により記録されるもの
となつている。そして上記のように記録された磁
気テープ16は巻取リール15bにそのまま巻取
られるのではなく、ガイドピン18を介してケー
ス上側壁に設けてあるテープ導出口19から本体
外へ導出される。この導出された磁気テープ16
はケース2の肩部に設けてある切断用エツジ20
にて切断し、切り取られるものとなつている。
第2図は切り取られた磁気テープ片16Aを示
す斜視図である。この第2図から明らかなよう
に、この磁気テープ片16Aは記録面(図中上
面)の両端に非記録領域XとYとが存在してお
り、中央部位が記録領域Zとなつている。このよ
うな状態にすることは記録時のテープ送り動作を
制御することによつて、実現可能である。また上
記磁気テープ片16Aの非記録面(図中下面)に
は貼着剤が施されており、上記貼着剤塗布面に保
護テープ16Bが貼付けてある。上記磁気テープ
片16Aをアルバム用台紙等の上にたとえば写真
解説用メモリシートとして貼付けるような場合に
は保護シート16Bをはがしたのち、貼着剤塗布
面を上記台紙等に貼着する。
第3図は上記貼着のもようの一例を示す図で、
図中21はアルバム用台紙、22は写真である。
第4図は再生時の状態を示す斜視図である。第
4図に示すように、再生時においては、テープレ
コーダ本体1を手23で持つて、再生ヘツド11
のヘツドベース12を磁気テープ片16Aの記録
面に軽く押付けた状態で矢印で示す如くほぼ一定
速度で摺動させる。このようにすると、磁気テー
プ片16Aに記録されていた音声信号が再生ヘツ
ド11によりピツクアツプされ、前記本体1に装
備されているスピーカ24から解説用の音声出力
が得られる。またこのとき、イヤホーン接続口7
にイヤホーン(不図示)を接続すればイヤホーン
により上記解説を聴くこともできる。
第5図は本実施例の電気的構成を示すブロツク
図である。第5図において30は前記制御操作ボ
タン等による指令信号を入力させる入力端子であ
り、この端子30に指令信号が入力すると、集積
回路等からなるコントローラ31が作動し、制御
信号を送出する。今、記録ボタン4が押され記録
指令信号が端子30からコントローラ31へ入力
すると、コントローラ31はテープ駆動モータ3
2へ駆動制御信号を与えると共に、信号処理回路
33へ記録制御信号を与える。このため、テープ
駆動モータ32が回転し、巻取リール15bを回
転させる。その結果、磁気テープ16は矢印で示
す如く走行する。一方このとき、記録制御信号を
与えられた信号処理回路33はマイクロホン10
から入力された音声信号を波形整形等を行なつた
のち、タイミング信号と共に記録アンプ34へ供
給する。記録アンプ34は供給された音声信号と
タイミング信号とを増幅しかつたとえばFM変調
して記録ヘツド17へ供給する。このため、記録
ヘツド17により、前記走行駆動されている磁気
テープ16の記録面に音声信号およびタイミング
信号が記録される。記録終了後、若干のテープ送
りが行なわれ、記録部分が本体1の外方へ十分導
出された時点でテープ駆動モータ32は回転を停
止する。したがつて磁気テープ16はこの時点で
走行を停止する。
再生時において、再生ボタン5が押されると、
端子30から再生指令信号がコントローラ31へ
入力する。そうすると、コントローラ31から信
号処理回路33へ再生制御信号が与えられる。こ
の状態でテープレコーダ本体1を、第4図に示す
如く磁気テープ片16A上を摺動させると再生ヘ
ツド11によりピツクアツプされた音声信号およ
びタイミング信号が再生アンプ35により増幅さ
れかつ復調されて信号処理回路33へ入力する。
信号処理回路33へ入力した再生信号は、タイミ
ング信号に基づいて定常速度の音声信号に戻され
てスピーカ24に供給される。その結果、磁気テ
ープ片16Aに記録されていた音声信号が音声と
なつて出力される。
このように本実施例によれば、所要の音声入力
を記録され、かつ切り取られた磁気テープ片16
Aをアルバム用解説メモリシートとしてアルバム
の写真側傍に貼つておけば、必要に応じ適時その
記録内容を簡単に再生し音声として出力すること
ができるので大変便利である。また本実施例のよ
うな構成とすることにより、再生ヘツド11が平
坦面を有するヘツドベース12の中央部位に設け
られているので、磁気テープ片16Aの記録面に
対しヘツドギヤツプが一定した角度で安定に接触
する。このためピツクアップされる音声信号レベ
ルが比較的安定した一定のものとなる。また上記
ヘツドベース12は摺動方向の端部が丸みを帯び
たものとなつているので、摺動方向を誤らずにし
かも円滑に摺動させることができる。さらに磁気
テープ片16Aの両端には非記録領域X,Yが存
在しているので、磁気テープ片16Aから保護テ
ープ16Bをはがす際および磁気テープ片16A
を対象物に貼着する際に上記テープ片16Aの端
部を指で掴んでも記録内容に弊害を与えずにすむ
利点がある。また本実施例においては音声信号と
共に記録したタイミング信号に基づいて、再生さ
れた音声信号のタイミングを補正するようにして
いるので、再生操作時におけるテープレコーダ本
体1の摺動速度がたとえ不安定なものとなつて
も、再生された音声信号は記録時の定常のスピー
ドに戻される。このため個人差等による摺動操作
のバラツキにより音声出力が異常なものとなるの
を回避できる。
なお本考案は上記実施例に限定されるものでは
ない。たとえば前記実施例では磁気テープ片16
Aを貼着する対象物として写真アルバムを例示し
たが、上記対象物はどのようなものであつてもよ
い。ただし磁気テープ片16Aを平坦な状態に貼
着可能な部位を有していることが条件となる。ま
た前記実施例では音声信号をアナログ信号のまま
記録再生する例を示したが、比較的簡単な内容の
音声入力の場合にはA/D変換器によりデジタル
信号に変換して記録し、再生時にはD/A変換器
によりアナログ信号に逆変換して再生するように
してもよい。また前記実施例では磁気テープ16
として非記録面に貼着剤を塗布したものを示した
が、貼着剤を塗布してない通常の磁気テープを使
用し、貼着に際し適宜な貼着剤を用いて貼着する
ようにしてもよい。さらに磁気テープ16として
はリールに巻回したものに限らず例えば、予め第
2図に示す形状に切断したものを複数枚積層収納
しておき、これを一枚づつ記録を行ない乍ら送り
出すようにしたものでもよい。また前記実施例で
はテープレコーダ本体1のケース2として通常の
直方体状をなすものを示したが、再生時において
掴み易いように、把持される中央部位を手指の形
状に合わせて凹ませた形状のものとしてもよい。
さらに前記実施例では再生へツド11をケース2
の上側壁に固定化したものを示したが、リード線
によつて接続されたペン型ホルダーの先端に取付
けることにより操作性の向上をはかるようにして
もよい。このほか本考案の要旨を変えない範囲で
種々変形実施可能であるのは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、テープレコーダ本体の外部に
露出状態で設けた再生へツドにより、写真アルバ
ム等の対象物に貼着した状態にある磁気テープ片
の記録面上をこするだけで、所定の音声出力を得
ることができるので、磁気テープ片を貼着する対
象物の形状や大きさの如何に拘りなく簡単に使用
することができるうえ、記録内容の秘密性をある
程度保つことができ、しかも使用上の楽しさも奏
し得るテープレコーダを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示す図
で、第1図はテープレコーダの外観を示す斜視
図、第2図は切り取られた状態の磁気テープ片を
示す斜視図、第3図はアルバム用台紙に磁気テー
プ片を貼着した状態を示す斜視図、第4図は貼着
状態の磁気テープ片から音声を再生する場合の状
態を示す斜視図、第5図は電気的構成を示すブロ
ツク図である。 1……テープレコーダ本体、4……録音ボタ
ン、5……再生ボタン、8……コンデンサマイク
ロホン、10……外部マイクロホン、11……再
生へツド、12……ヘツドベース、14……テー
プカセツト、16……磁気テープ、16A……磁
気テープ片、17……記録ヘツド、19……テー
プ導出口、20……テープ切断用エツジ、21…
…台紙、22……写真、24……スピーカ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープレコーダ本体と、この本体に装填された
    磁気テープと、この磁気テープを記録時において
    走行させ記録面に音声信号の記録を行なう手段
    と、この手段により音声信号の記録を行なつた前
    記磁気テープの一部を前記本体外へ導出させかつ
    独立に取出す手段と、この手段により取出された
    磁気テープ片の記録面上を摺動可能なように前記
    本体の外部に露出させて設けた再生ヘツドと、こ
    の再生ヘツドにて再生された音声信号を音声とし
    て出力させる手段とを具備したことを特徴とする
    テープレコーダ。
JP13953684U 1984-09-14 1984-09-14 Expired JPH0216466Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13953684U JPH0216466Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13953684U JPH0216466Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

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Publication Number Publication Date
JPS6155280U JPS6155280U (ja) 1986-04-14
JPH0216466Y2 true JPH0216466Y2 (ja) 1990-05-07

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JP13953684U Expired JPH0216466Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

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