JPH0923975A - 調理釜のバーナー集合体 - Google Patents

調理釜のバーナー集合体

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JPH0923975A
JPH0923975A JP17609195A JP17609195A JPH0923975A JP H0923975 A JPH0923975 A JP H0923975A JP 17609195 A JP17609195 A JP 17609195A JP 17609195 A JP17609195 A JP 17609195A JP H0923975 A JPH0923975 A JP H0923975A
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JP
Japan
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burner
burner assembly
pot
nozzle holder
combustion chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP17609195A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kiriyama
券二 桐山
Hideo Nakamura
英夫 中村
Haruhisa Ueda
治久 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIRIYAMA KOGYO KK
Original Assignee
KIRIYAMA KOGYO KK
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Publication date
Application filed by KIRIYAMA KOGYO KK filed Critical KIRIYAMA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 調理釜に於けるリング状バーナー集合体と直
線状バーナー集合体の夫々の欠点を補完して、燃焼効率
及び熱伝達効率共に良好なバーナー集合体を提供する。 【構成】 調理釜21の釜本体22は内釜23と外釜2
4との二重構造になっており、外釜24の底部は円形に
開設されて、その開設部下方に燃焼室27が設けられて
いる。該燃焼室27に配設されたバーナー集合体28を
構成する各バーナー34は、ノズルホルダ29の長手方
向中心線に対して一定角度斜設され、該ノズルホルダ2
9を介して前後に対峙する2個のバーナー34,34に
よりく字状のバーナー列35が形成されている。該バー
ナー列35は1個のノズルホルダ29に5列並設され、
且つ、燃焼室27中央を境に左右のバーナー列35の組
が対向するように配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は調理釜のバーナー
集合体に関するものであり、特に、給食等の業務用調理
に使用される調理釜の燃焼室に設けられたバーナー集合
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の此種調理釜は図4に図示する如
く、内釜1と外釜2とにより釜本体3が形成されてお
り、該釜本体3の左右側部には水平回転軸4,5が設け
られ、該水平回転軸4,5は夫々左右の架台6,7に枢
着されている。また、右水平回転軸5はギヤ機構にてハ
ンドル8に連結しており、該ハンドル8を回動すると釜
本体3が前後に傾転するように形成されている。そし
て、外釜2底部は円形状に開設されて、その開設部に円
筒状の燃焼室9が設けられ、該燃焼室9の左方にはコン
トロールボックス10が設けられている。
【0003】一方、前記左架台6方向から導入されたガ
ス管11は、自在ジョイント12を介して前記左水平回
転軸4の内部を通過した後、該左水平回転軸4下側部か
ら垂下され、更に前記コントロールボックス10を経由
して前記燃焼室9内に設けられたバーナー集合体13へ
配管されている。そして、該バーナー集合体13を点火
すれば、前記内釜1が直火加熱される。また、これに伴
って内釜1と外釜2とに囲繞された空洞部14には燃焼
空気が充填され、内釜1全体を効率良く加熱する。更
に、外釜2の背面には排出口15,15…が開設されて
おり、これらの排出口15,15…から前記空洞部14
内の燃焼空気が排出される。
【0004】而して、前記バーナー集合体13は図5
(a)に図示する如く、大小のリングバーナー13a,
13a…を同心円状に配置したリング状バーナー集合体
13Aや、或いは同図(b)に図示する如く、棒バーナ
ー13b,13b…(又はスリットバーナー)を複数個
並設した直線状バーナー集合体13Bが用いられてい
る。尚、図5に於いて、符号16はノズルホルダであ
り、前記ガス管11から該ノズルホルダ16へ導入され
た燃料ガスは、該ノズルホルダ16の一側部に配設され
たノズル17,17…から混合管18,18…へ吐出さ
れる。この燃料ガスの吐出に誘導されて、前記ノズル1
7,17…と混合管18,18…との間隙から空気が混
合管18,18…内へ流入し、燃料ガスと混合する。こ
の空気を一次燃焼空気という。そして、前記リングバー
ナー13a,13a…または棒バーナー13b,13b
…の炎孔19,19…から前記燃料ガスと一次燃焼空気
との混合燃料が吐出し燃焼する。この時、リング状バー
ナー集合体13Aまたは直線状バーナー集合体13B周
辺の空気も炎に取り込まれ前記混合燃料と共に燃焼す
る。この空気を二次燃焼空気という。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】リング状バーナー集合
体によって形成される炎は、複数段の同心円筒状にな
る。従って、内輪側の炎は外輪側の炎に囲繞されて周辺
空気から孤立する形になり二次燃焼空気が届きにくい。
このため、リングバーナーから吐出される混合燃料は、
より内輪ほど不完全燃焼しがちである。即ち、リング状
バーナー集合体は燃焼効率が悪い。
【0006】一方、直線状バーナー集合体の場合は、該
直線状バーナー集合体を構成する各棒バーナー(又はス
リットバーナー)の間隙を空気が吹き抜けることができ
るので、燃焼効率は内側・外側の区別無く比較的良好で
ある。しかし、却って空気流が円滑すぎるため、空洞部
内での燃焼空気の滞留時間が短くなり、熱量を充分に内
釜へ伝達しないうちに排出口から排気され易い。即ち、
直線状バーナー集合体は熱伝達効率が悪い。
【0007】そこで、両者の欠点を補完して燃焼効率及
び熱伝達効率共に良好なバーナー集合体を提供するため
に解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明
は該課題を解決することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために提案されたものであり、内釜と外釜とを有
する調理釜の外釜底部を開設し、その開設部下方に燃焼
室を設けることにより、該燃焼室内に配設されたバーナ
ー集合体に於いて、複数個のバーナー列を並設するとと
もに、各バーナー列は、く字状に形成され、且つ、燃焼
室中央を境に左右のバーナー列が対向するように配置さ
れた調理釜のバーナー集合体を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図3に従って詳述する。図1は調理釜21の一部
切欠要部斜視図であり、該調理釜21の釜本体22は内
釜23と外釜24との二重構造になっており、外釜24
の上縁は内釜23の釜口周縁に沿って密嵌され、下方へ
至るに従って内釜23と外釜24との間隔が離間して空
洞部25を形成している。また、外釜24の背面には前
記空洞部25内の燃焼空気を排気するための排出口2
6,26,26が開穿されている。尚、図示は省略する
が、釜本体22は左右の架台に枢支されており、ハンド
ル操作で前後に傾転できるように形成されている。
【0010】而して、外釜24の底部は円形に開設され
て、その開設部に円筒状の燃焼室27が設けられ、該燃
焼室27内にバーナー集合体28が配設されている。こ
のバーナー集合体28の中央左右に配設された2個のノ
ズルホルダ29,29には、図2に図示する如く、夫々
左右対称に一側当り5個(一個のノズルホルダ29当り
10個)のノズル30,30…が、ノズルホルダ29本
体の長手方向中心線に対して、燃焼室27の内側方向
(図面上方)へ一定角度斜設された状態で配設されてい
る。また、燃焼室27の最も内側寄りの左右一対のノズ
ル30,30は、しきり31によってその他8個のノズ
ル30,30…と隔離されており、該最も内側のノズル
30,30には小径ガス管32が接続し、その他8個の
ノズル30,30…には大径ガス管33が接続してい
る。また、これらの小径ガス管32及び大径ガス管33
から導入される燃料ガスは、コック(図示せず)の操作
により夫々独立して増減又は遮断できる。
【0011】そして、図1に図示したように前記2個の
ノズルホルダ29,29は互いに向き合う状態で燃焼室
27内に載設され、そのノズル30,30…に夫々一対
一に対応してバーナー34,34…が配置されている。
これらのバーナー34,34…は前記ノズル30,30
…の斜設角度と一致するように前記ノズルホルダ29の
長手方向中心線に対して斜設されており、該ノズルホル
ダ29を介して前後に対峙する2個のバーナー34,3
4より構成されるバーナー列35はく字状に形成され、
1個のノズルホルダ29に5列のく字状のバーナー列3
5,35…が並設されている。そして、これらの5列一
組のバーナー列35,35…が燃焼室27の中央を境に
左右向き合った状態で配置されている。
【0012】図3は各バーナー34の正面図である。同
図に図示する如く、バーナー34の下方一側部にガス導
入口36が設けられており、該ガス導入口36は前記ノ
ズル30と微小間隙37を隔てて対峙している。而し
て、前記ノズル30から吐出された燃料ガスが、前記バ
ーナー34のガス導入口36から混合管38内へ導入さ
れると、それに誘導されて前記間隙37周辺の空気(一
次燃焼空気)も前記混合管38内へ流入し、両者は該混
合管38のU字状路に案内されつつ混り合い、バーナー
34上縁に沿って均一に開設された炎孔39,39…か
ら吐出する。そして、該バーナー34上方の空気(二次
燃焼空気)と更に混合して燃焼する。斯くして、この一
個のバーナー34の上方にはその上縁に沿ってスリット
状の炎が形成される。従って、一列のバーナー列35に
て形成される炎はく字状になっており、更に、バーナー
集合体28全体ではこれらのく字状の炎が燃焼室27の
左半分及び右半分ごとに夫々5列並設され、且つ、その
左右の組が該燃焼室27の中央を境にして向き合う状態
になる。
【0013】かかる状態に於いては、バーナー列35,
35…相互の間隙を縫って燃焼室27内の前方から後方
へ空気が対流することができるため、リング状バーナー
集合体の如く内側の炎が周辺空気から孤立して二次燃焼
空気が不足するようなことはない。従って、内側のバー
ナー列35にて形成される炎も良好な燃焼効率を保つこ
とができる。また、前記バーナー列35,35…相互の
間隙はく字状に折曲しているため、従来の直線状バーナ
ー集合体の場合よりも空洞部25内に於ける燃焼空気の
滞留時間が長くなる。従って、それだけ内釜23への熱
伝達効率も向上することになる。斯くして、従来のリン
グ状バーナー集合体の欠点と直線状バーナー集合体の欠
点とが共に解消される。
【0014】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、複数個
のバーナー列をく字状に並設し、且つ、燃焼室中央を境
に左右のバーナー列が対向するように構成されている。
従って、かかるバーナー集合体に於いては、空気がバー
ナー列相互の間隙を内側・外側の区別無く対流できるた
め、内側のバーナー列にも燃焼空気が充分に供給され、
良好な燃焼効率を保つことができる。また、これらのバ
ーナー列にて形成された間隙もく字状に折曲しているた
め、空洞部内での燃焼空気の滞留時間をある程度長くす
ることができ、内釜へ伝達される熱量も増大する。斯く
して、従来のリング状バーナー集合体の欠点と直線状バ
ーナー集合体の欠点とが共に解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、調理釜の一部切
欠要部斜視図。
【図2】図1に於いて、ノズルホルダの平面図。
【図3】図1に於いて各バーナーの正面図。
【図4】従来の調理釜を示し、その正面図。
【図5】従来例を示し、(a)はリング状バーナー集合
体の平面図であり、(b)は直線状バーナー集合体の平
面図。
【符号の説明】
21 調理釜 22 釜本体 23 内釜 24 外釜 25 空洞部 27 燃焼室 28 バーナー集合体 29 ノズルホルダ 30 ノズル 34 バーナー 35 バーナー列

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内釜と外釜とを有する調理釜の外釜底部
    を開設し、その開設部下方に燃焼室を設けることによ
    り、該燃焼室内に配設されたバーナー集合体に於いて、
    複数個のバーナー列を並設するとともに、各バーナー列
    は、く字状に形成され、且つ、燃焼室中央を境に左右の
    バーナー列が対向するように配置されたことを特徴とす
    る調理釜のバーナー集合体。
JP17609195A 1995-07-12 1995-07-12 調理釜のバーナー集合体 Pending JPH0923975A (ja)

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JP17609195A JPH0923975A (ja) 1995-07-12 1995-07-12 調理釜のバーナー集合体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014110936A (ja) * 2012-11-02 2014-06-19 Kiriyama Kogyo Kk 加熱調理装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63247515A (ja) * 1987-04-02 1988-10-14 Osaka Gas Co Ltd ガスバ−ナ
JPS63251711A (ja) * 1987-04-03 1988-10-19 Osaka Gas Co Ltd ガスバ−ナ
JPH03251610A (ja) * 1990-02-28 1991-11-11 Sanyo Electric Co Ltd 強制燃焼式ガスバーナ

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