JPH09238171A - 直交位相成分を含む変調信号の復調回路 - Google Patents

直交位相成分を含む変調信号の復調回路

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JPH09238171A
JPH09238171A JP8042765A JP4276596A JPH09238171A JP H09238171 A JPH09238171 A JP H09238171A JP 8042765 A JP8042765 A JP 8042765A JP 4276596 A JP4276596 A JP 4276596A JP H09238171 A JPH09238171 A JP H09238171A
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JP
Japan
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signal
amplitude
signals
baseband
analog
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JP8042765A
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Kazuaki Yoshie
一明 吉江
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ変調信号に対する増幅手段のゲイン
をベースバンド信号の振幅情報に基づいて制御する。 【解決手段】 受信して得られたアナログ変調信号(Q
PSK信号、QAM信号)をアンプ14が増幅し、これ
をA/D変換部16がデジタル変調信号に変換する。直
交検波部20は、このデジタル変調信号に対して90度
位相の異なる再生キャリアを乗算して検波する。振幅検
出部30は、検波によって得られた2つのベースバンド
信号I,Qに基づいてこのベースバンド信号をベクトル
合成し、ベースバンド信号の振幅レベルA={(I2
2 1/2 }を検出する。D/A変換部18は、このデ
ジタルの振幅レベルをアナログ信号に変換し、これをゲ
イン制御信号としてアンプ14に供給する。これによ
り、ベースバンド信号の振幅レベルに応じてアナログ変
調信号のゲインが制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、QPSK(Quadra
ture Phase Shift Keying )や、QAM(Quadrature A
mplitude Modulation )などの方式によってデジタル変
調された信号の復調回路の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】QPSK方式やQAM方式などは、衛星
放送の音声信号の変調や移動体通信の通信信号の変調等
に広く用いられている。
【0003】図5は、このうちのQPSK方式の変調信
号の復調回路の構成例を示している。
【0004】受信したアナログQPSK信号は、例えば
中間周波数に変換された後に、アンプ14で所定レベル
に増幅されA/D変換部16に供給される。A/D変換
部16は、このアナログQPSK信号を基準レベルに基
づいてデジタルQPSK信号に変換する。変換されたデ
ジタルQPSK信号は、直交検波部20に供給され、こ
こで、デジタルQPSK信号に対して、キャリア再生部
34から供給される互いに位相の90度異なる再生キャ
リアがそれぞれ乗算される。直交検波部20における検
波によって、QPSK信号は、互いに90度位相の異な
るI軸成分のベースバンド信号I及びQ軸成分のベース
バンド信号Qに分離・復調される。得られたベースバン
ド信号I,Qは、ローパスフィルタ(LPF)26、2
8を介してそれぞれフリップフロップ(DFF)40、
42のデータ端子Dに供給され、このDFF40、42
において、そのクロック端子CKに供給されるビットタ
イミングクロックに基づいて2値化、即ちベースバンド
信号の復調が行われる。このようにして得られたベース
バンド信号の復調データは、次に、例えば、データ判定
や誤り訂正処理が施され、音声信号等として再生され
る。また、送信側でデータ信号にスクランブルがかけら
れている場合にはデ・スクランブル処理回路に供給され
てスクランブルが解除される。
【0005】また、位相検出器32は、ベースバンドが
復元されたベースバンド信号I,Qに基づき、例えば、
QPSK信号のキャリアと再生キャリアとの位相ずれを
角度θとすると、θ=tan-1(Q/I)を演算するこ
とによって、QPSK信号のキャリアと再生キャリアと
の位相ずれを検出し、この位相ずれをなくすように位相
制御信号を発生する。位相制御信号はキャリア再生部3
4に供給され、キャリア再生部34は、位相制御信号に
基づいて再生キャリアの位相を調整し、これを直交検波
部20に出力する。直交検波部20において、この再生
キャリアは、乗算器22と、π/2位相器24を介して
乗算器21とにそれぞれ供給され、よって、デジタルQ
PSK信号に乗算される互いに90度位相の異なる再生
キャリアの位相が調整されることとなる。
【0006】上述のような従来の信号復調処理において
は、受信したアナログQPSK信号をまずA/D変換し
て、その後の信号処理をデジタル信号で行っている。こ
こで、信号復調処理をデジタル処理とするのは、復調回
路をIC化した際に、外付け部品等を少なくでき、また
回路の調整が容易で、かつ低コストで製造することが可
能であるためである。
【0007】ところが、最初の段階でデジタル変換処理
を行う場合、デジタル変換処理で発生する量子化誤差
は、その後の信号復調性能に多大な影響を与える。よっ
て、A/D変換部16におけるデジタル変換処理の精度
を高くする必要がある。このため、従来の回路では、図
5に示されるように、A/D変換部16に供給されるア
ナログQPSK信号の信号レベルがA/D変換部16の
レンジに対して適切となるようにアンプ14にて増幅す
ると共に、このアンプ14のゲインをアナログQPSK
信号に応じて制御するAGC回路50が設けられてい
る。
【0008】AGC回路50は、全波整流部52及び平
坦化部54を含み、全波整流部52が周波数変換部より
供給されるアナログQPSK信号を直接全波整流し、平
坦化部54がこの全波整流信号を平坦化してアナログQ
PSK信号に応じた直流レベルを得ている。そして、こ
の直流レベルに応じたゲイン制御信号がアンプ14に供
給されてそのゲインが制御されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにAGC回路50のゲイン制御信号は、アナログQ
PSK信号から直接形成したものであり、DFF40、
42においてベースバンド信号I,Qを復調する際に、
その復調誤差に直接影響を与えるベースバンド信号I,
Qの振幅情報が、ゲイン制御信号に全くフィードバック
されていない。従って、アンプ14のゲインを制御して
も、後段におけるベースバンド信号I,Qの復調性能が
最適となるように制御することができなかった。特に、
QAM方式の変調信号の場合には、ベースバンドの振幅
方向にも情報が重畳されているため、ベースバンドの振
幅レベルを精度良くコントロールする必要がある。この
ため、図5に示すような回路構成は、QPSK信号の復
調回路として最適でないだけでなく、高い復調性能の要
求されるQAM信号の復調回路としても適切でない。
【0010】また、従来の構成では、予めベースバンド
信号の復調性能の最適ポイントに一致するようにアンプ
14及びAGC回路50を構成したとしても、AGC回
路50にばらつきがあった場合には、後発的にゲインを
制御しても最適ポイントでのベースバンド信号の復調を
行うことができない可能性があった。
【0011】さらに、上記構成に替え、キャリア再生部
34からの再生キャリアがQPSK信号のキャリアに同
期していれば、ベースバンド信号I,Qを全波整流し、
平坦化して得られた信号に基づいてアンプ14のゲイン
を制御することも考えられる。しかしながら、再生キャ
リアがQPSK信号のキャリアに対して非同期状態であ
る場合には、ベースバンド信号I,Q自身のレベルが不
安定となり、ベースバンド信号I,Qに基づいてアンプ
14のゲインを制御することができない。常に再生キャ
リアとQPSK信号のキャリアとの同期状態を確保する
ことは実際上困難であるから、結果としてベースバンド
信号を全波整流して平坦化して得られた信号をアンプ1
4のゲイン制御信号に利用することはできない。
【0012】本発明は、このような課題を解決するため
になされ、直交検波して得られるベースバンド信号の振
幅情報に基づいて増幅手段のアナログ変調信号に対する
ゲインを制御することが可能な復調回路を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る直交位相成分を含む変調信号の復調回
路は以下のような特徴を有する。
【0014】即ち、増幅手段によって増幅されたアナロ
グ変調信号であって、直交位相成分を含むアナログ変調
信号をデジタル変調信号に変換するデジタル変換手段
と、前記デジタル変調信号を直交検波する直交検波手段
と、前記直交検波によって得られた互いに直交する位相
成分の2つのベースバンド信号に基づいてベースバンド
信号の振幅を検出する振幅検出手段と、を有する。そし
て、前記振幅検出手段が検出した前記ベースバンド信号
の振幅情報に基づいて、前記増幅手段における前記アナ
ログ変調信号に対するゲインを制御する。
【0015】さらに、前記振幅検出手段から出力される
デジタルのベースバンド振幅信号をアナログのゲイン制
御信号に変換するアナログ変換手段を有する。また、前
記振幅検出手段は、前記2つのベースバンド信号をベク
トル合成して前記ベースバンド振幅信号を発生する。
【0016】このように、振幅検出手段がベースバンド
信号に基づいてその振幅を検出し、振幅レベルに応じて
増幅手段のゲインが制御される。このため、ベースバン
ド信号の復調性能の最適ポイントになるように、まず、
アナログ変調信号が増幅され、増幅されたアナログ変調
信号をデジタル変換し、得られたデジタル変調信号を直
交検波すれば、常時、ベースバンド信号のレベルが最大
の復調性能が得られるように制御されることとなる。従
って、容易かつ正確にベースバンド信号を復調すること
が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を用いて説明する。なお、既に説明した図5と同一
部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0018】図1は、本実施形態に係るQPSK信号の
復調回路の構成例を示している。そして、本実施形態の
特徴は、この図1に示されるように、直交検波して得ら
れたベースバンド信号I,Qよりベースバンド信号の振
幅情報を検出する振幅検出部30を設け、検出された振
幅情報に基づいてアンプ14のゲインを制御することで
ある。
【0019】受信され、その後、例えば中間周波数に周
波数変換されたアナログQPSK信号は、まず、アンプ
14に供給される。アンプ14には、後述するようにD
/A変換部18からゲイン制御信号が供給されており、
アンプ14は、このゲイン制御信号に応じたゲインで上
記アナログQPSK信号を増幅する。
【0020】所定レベルに増幅されたアナログQPSK
信号は、A/D変換部16にてデジタルQPSK信号に
変換され、さらに直交検波部20にて直交検波される。
なお、この直交検波部20及び位相比較部32は、RO
Mによって構成することが可能である。
【0021】直交検波によって得られた2つのベースバ
ンド信号I,Qは、LPF26、28を介し、振幅検出
部30及び位相検出器32に供給され、さらに各ベース
バンド信号I,Qに対応したベースバンド復調部である
DFF40,42にそれぞれ供給される。
【0022】振幅検出部30は、供給される2つのベー
スバンド信号I,Qに基づいて次式(1)を演算し、ベ
ースバンドの振幅レベルAを検出する。
【0023】
【数1】 A=(I2 +Q2 1/2 ・・・・・(1) 上記振幅レベルAは、振幅検出部30内に演算部を設
け、この演算部が、常時、供給されるベースバンド信号
I,Qに基づいて(1)式を演算することによって検出
することができる。また、振幅検出部30内に(1)式
に基づいたデータを格納したROMテーブルを設け、供
給されるベースバンド信号I,Qに基づいてこのROM
テーブルを参照して対応する振幅レベルAを検出するこ
とも可能である。
【0024】振幅検出部30において、デジタルデータ
として検出された振幅レベルAは、D/A変換部18に
供給されてアナログデータに変換され、これがゲイン制
御信号としてアンプ14に供給される。よって、アンプ
14は、このゲイン制御信号に基づいたゲイン、即ち、
ベースバンド信号I,Qの振幅レベルAに基づいたゲイ
ンでアナログQPSK信号を増幅する。
【0025】図2は、ベースバンド信号I,Q及びこれ
らをベクトル合成して得られる合成ベルトル、即ち、上
記(1)式によって求められるベースバンド信号の振幅
レベルAを示している。そして、図2において、縦軸は
復調QPSK信号のQ軸、横軸はそのI軸を示してい
る。図1のキャリア再生部34からの再生キャリアがQ
PSK信号のキャリアに対して角度θだけ位相がずれて
いる場合には、この再生キャリアを用いて直交検波して
得られたベースバンド信号I’、Q’の合成ベクトル
(振幅レベル)A’{但し、A’=(I’2 +Q’2
1/2 }も、振幅レベルAに対して角度θだけ位相がずれ
ることとなる。このように、再生キャリアの位相がずれ
ていても、QPSK方式や、QAM方式等の直交変調方
式の場合には、合成ベクトルAの方向が原点を中心に角
度θ回転するだけで、この合成ベクトルについは、その
大きさの同一性が保持される(A=A’)。
【0026】また、デジタルQPSK信号のキャリアと
再生キャリアの周波数が異なり、QPSK信号のキャリ
アと再生キャリアが非同期状態となった場合には、ベー
スバンド信号の合成ベクトルの軌跡は、図3に示すよう
原点Oを中心として回転することとなる。この非同期状
態の場合には、合成ベクトルA’は、合成ベクトルAに
は必ずしも一致しないが、得られる合成ベクトルA’
は、多くの場合、図3の点線内に存在する。
【0027】このように、再生キャリアとQPSK信号
のキャリアとが非同期状態であっても、本実施形態で
は、上記(1)式に基づいて、安定して振幅レベルA’
を検出することができる。このため、得られた振幅レベ
ル(合成ベクトル)A’に基づいてアンプ14のゲイン
を制御すれば、ベースバンド信号の振幅レベルを最適レ
ベルA(図3の実線の円周上)に一致するように制御す
ることができる。従って、所望レベルでのA/D変換が
容易であり、正確なデジタル変換が行われる。また、上
述のように再生キャリアとQPSK信号のキャリアとが
非同期状態であっても、アナログQPSK信号を所望の
レベルに増幅できるので、位相検出が容易となり、同期
を速く確立させることも可能となる。
【0028】次に、図1のDFF40、42におけるベ
ースバンド信号I,Qの2値化処理、即ちベースバンド
信号I,Qの復調処理について図4を用いて説明する。
なお、図4において横軸は時間、縦軸はベースバンド信
号I,Qの電圧レベルを示している。
【0029】DFF40、42のデータ端子Dには、上
述のようにベースバンド信号の振幅情報がフィードバッ
クされて所望のレベルに増幅され、デジタル変換され、
そして直交検波されて得られたベースバンド信号I,Q
が供給される。そして、このベースバンド信号I,Q
は、図4に示されるようないわゆるアイパターンとなっ
ており、このアイパターンが最大に開いた状態がベース
バンド信号の復調処理においてノイズに対する余裕度が
最も大きくなる。よって、アイパターンが最大に開いて
いるタイミングでビットタイミングクロックが変化する
ように設定し(図4では立ち上がるように設定してい
る。)、このクロックの変化タイミングでDFF40、
42にベースバンド信号I,Qを取り込むようにすれ
ば、復調誤差を最小限とし、復調性能を最大とすること
ができる。
【0030】本実施形態では、上述のように振幅検出部
30が、ベースバンド信号の振幅レベルAを検出し、こ
れに基づいてアンプ14のゲインが制御される。ここ
で、図3に実線で示す半径Aの円は、ベースバンド信号
の復調性能の最適ポイントであり、ベースバンド信号の
振幅がこの半径Aの円周上に乗るようにアンプ14のゲ
インを制御すれば、図4に示すアイパターンが最大に開
くように制御されることとなる。よって、常に、DFF
40、42に供給されるベースバンド信号のアイパター
ンが最大となるようにアンプ14のゲインが制御され
る。
【0031】また、図4のアイパターンの線幅dは、図
1のA/D変換部16における量子化誤差に基づくもの
であり、アイパターンが閉じてくるとノイズ余裕度に対
してこの量子化誤差が相対的に大きくなる。しかし、本
実施形態では、常にアイパターンが最大限開くように制
御されているため、量子化誤差による符号誤り等を最小
限とすることができる。
【0032】さらに、アイパターンが開きすぎる場合も
ベースバンド信号I,Qの復調性能が低下するが、本実
施形態では、図3に示されるように実線の外側にベース
バンド信号の振幅レベルが存在する場合にも実線の円周
上に戻るように制御される。従って、アイパターンの開
きすぎという問題も未然に防止することが可能となって
いる。
【0033】以上のように、そのレベルが最適ポイント
に一致するように制御されて得られたベースバンド信号
は、DFF40,42において最大復調性能で復調され
る。得られた復調データに対しては、次に、例えば、デ
ータ判定や誤り訂正処理が施され、更に必要に応じてデ
・スクランプル処理が施され、衛星放送や移動体通信に
おける音声信号等として再生される。
【0034】なお、以上QPSK信号の復調回路の構成
を例にとって説明したが、QAM信号の復調回路の場合
も、基本的に同様な構成となる。即ち、直交検波により
得られるベースバンド信号I,Qより、振幅検出部が上
記(1)式に基づいてベースバンド信号の振幅レベルを
検出し、これに基づいてアナログQPSK信号を増幅す
るアンプのゲインを制御する。但し、QAM信号の場合
には、信号の振幅にも情報が重畳されているため、
(1)式に基づいてベースバンド信号の振幅レベルを検
出する際には、最大振幅レベル以外の重畳信号はマスキ
ングする必要がある。また、QAM信号のベースバンド
信号の復調の際には、QPSK信号の復調と異なり、単
なる2値化処理ではなく、ベースバンド信号の振幅レベ
ルも量子化される。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構成で、かつ変調信号のキャリアに対して再生キ
ャリアが非同期状態であって、ベースバンド信号の振幅
情報を検出でき、この振幅情報に基づいてアナログ変調
信号のゲインを制御することができる。このため、ベー
スバンド信号の復調性能の最適ポイントで復調が行われ
るようにアナログ変調信号を増幅することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るQPSK信号の復調
回路の構成を示す図である。
【図2】 2つのベースバンド信号とこの信号のベクト
ル合成によって得られるベースバンド信号の振幅レベル
とを示す図である。
【図3】 再生キャリアが非同期状態の場合に2つのベ
ースバンド信号をベクトル合成して得られるベースバン
ド信号の振幅レベルの分布を示す図である。
【図4】 ベースバンド信号I,Qのアイパターン及び
このアイパターンとビットタイミングクロックとの関係
を示す図である。
【図5】 従来のQPSK信号の復調回路の構成を示す
図である。
【符号の説明】
14 アンプ、16 A/D変換部、18 D/A変換
部、20 直交検波部、21,22 乗算器、24 π
/2位相器、26,28 LPF、30 振幅検出部、
32 位相検出器、34 キャリア再生部、40,42
DFF。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 増幅手段によって増幅されたアナログ変
    調信号であって、直交位相成分を含むアナログ変調信号
    をデジタル変調信号に変換するデジタル変換手段と、 前記デジタル変調信号を直交検波する直交検波手段と、 前記直交検波によって得られた互いに直交する位相成分
    の2つのベースバンド信号に基づいてベースバンド信号
    の振幅を検出する振幅検出手段と、を有し、 前記振幅検出手段が検出した前記ベースバンド信号の振
    幅情報に基づいて、前記増幅手段における前記アナログ
    変調信号に対するゲインを制御することを特徴とする直
    交位相成分を含む変調信号の復調回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の復調回路において、 さらに、前記振幅検出手段から出力されるデジタルのベ
    ースバンド振幅信号をアナログのゲイン制御信号に変換
    するアナログ変換手段を有することを特徴とする直交位
    相成分を含む変調信号の復調回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のいずれかに記載の復調
    回路において、 前記振幅検出手段は、前記2つのベースバンド信号をベ
    クトル合成して前記ベースバンド振幅信号を発生するこ
    とを特徴とする直交位相成分を含む変調信号の復調回
    路。
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